メインカテゴリーを選択しなおす
『愛国百人一首』の選定された十首目は山上憶良(やまのうへのおくら)です。こちらも奈良時代の歌です。(著者所持の『愛国百人一首』の遣唐使使人母の絵札) …
#3974 富人の家の子どもの着る身無み腐し棄つらむ絹綿らはも
令和5年8月24日(木) 【旧 七月九日 先負】・処暑・綿柎開(わたのはなしべひらく)綿の花大地太陽噴上ぐる ~上野さち子(1925-2001)Photo:綿の実 ~繊研新聞 期間としての二十四節気「処暑」は次の「白露」の前日までの半月間。その初候5日間(8月23-27日)は七十二候
朝9時少し過ぎ家の前の道を歩くと、子供を真ん中に両親と手をつないだ3人組に出会いました。皆さん正装していたので、小学校の入学式に参加するのだと直感しました。すれ違いに、私が「小学校入学おめでとうございます。」と声をかけると、「ありがとうございます。」と、明
#3777 春さればまづ咲くやどの梅の花独り見つつや春日暮らさむ
令和5年2月8日(水) 【旧 一月十八日 赤口】・立春・東風解凍(はるかぜこおりをとく)春さればまづ咲くやどの梅の花独り見つつや春日暮らさむ ~山上憶良(660?-733?)『万葉集』 巻5-0818 雑歌春になるとまず咲く我が家の梅の花を、一人で見て春の日を過ごすことなどで
#3706 天飛ぶや鳥にもがもや都まで送りまをして飛び帰るもの
令和4年11月29日(火) 【旧 一一月六日 仏滅】・小雪・朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)天《あま》飛ぶや鳥にもがもや都まで送りまをして飛び帰るもの ~山上憶良 『万葉集』 巻5-0876 雑歌空を飛ぶ鳥になりたいものです。都まであなたをお送りして飛んで帰るものを。Phot
「辞世」の和歌や俳句などに見る死に直面した人の心の風景(その2)奈良時代
団塊世代の私も73歳を過ぎると、同期入社した人や自分より若い人の訃報にたびたび接するようになりました。そのためもあってか、最近は人生の最期である「死」を身近に感じるようになりました。「あと何度桜を見ることができるのだろうか」などと感傷に耽っ
「売り食めば・・・・」 山上憶良の子等を思ふ歌の歌碑が太宰府にあった!!
「瓜食めば子ども思はむ栗食めばまして偲はゆ・・・」で有名な山上憶良の「子等を思ふ歌」の歌碑が太宰府にありました! (偶然発見) 大宰府政庁跡から令和の由来になった坂本八幡宮に向かい歩いていたら、観世音寺に行く手前で歌を刻んだ石碑を発見しました。 よく近づいて刻まれた歌を確認すると。。。 あの有名な「瓜食めば子ども思ほゆ栗食めばまして偲はゆ」でした!!おおお!!感動!! (蘇る中学時代の国語の授業) この歌は中学の国語の授業で学びました。当時、おっさんは九州にある地方都市に住んでいました。この国語の先生がとても素晴らしい先生で教え方がうまいし、話しも面白く、人格者でもあり、おっさんの物の考え方な…
令和4年8月6日(土) 【旧 七月九日 先負】・大暑・大雨時行(たいうときどきふる)鳥居よりしあわせ坂の参道を畏み登る八月六日 ~桐原富貴子『現代万葉集』 2016年版Photo:茨城県水戸市の護国神社 ~ホトカミ 桐原富貴子さんがお住まいの茨城県水戸市の護国神社は、鳥居