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#4451 荒熊の棲むとふ山の師歯迫山責めて問ふとも汝が名は告らじ
令和6年12月11日(水) 【旧 一一月一一日 先負】 大雪・「熊蟄穴(くまあなにこもる)」荒熊の棲むとふ山の師歯迫山《しはせやま》責めて問ふとも汝《な》が名は告《の》らじ ~作者未詳 『万葉集』 巻11-2696 寄物陳思荒々しい熊が棲むと言う師歯迫山の名のように、いく
#4401 夕凝りの霜置きにけり朝戸出にいたくし踏みて人に知らゆな
令和6年10月23日(水) 【旧 九月二一日 大安】霜降・霜始降(しもはじめてふる)夕凝《ゆうこ》りの霜置きにけり朝戸出にいたくし踏みて人に知らゆな ~作者未詳 『万葉集』 巻11-2692 寄物陳思夕べに霜が降りました。朝、あなたがお帰りになる時に踏みつけて足跡で人に知
令和4年11月5日(土) 【旧 一〇月一二日 先負】・霜降・楓蔦黄(もみじつたきばむ)あしひきの山下響《とよ》め鳴く鹿の言《こと》ともしかも我が心夫《こころつま》 ~笠縫女王《かさぬいのおおきみ》『万葉集』 巻8-1611 相聞歌山の麓まで響かせて妻恋に鳴く鹿の声に心惹か