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#4522 あかがねの色になりたるはげあたまかくの如くに生きのこりけり
令和7年2月20日(木) 【旧 1月23日 大安】 雨水・土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)木葉髪馬鹿は死ななきや直らねえ ~金子兜太(1919-2018)「俳句界」2009年1月号Photo:金子兜太 ~文春オンライン 埼玉県出身の俳人金子兜太《かねことうた》は2018年2月20日、誤
#4511 はるけくも山がひに来て白樺に触りて居たり冷たきその幹
令和7年2月9日(日) 【旧 1月12日 赤口】 立春・黄鶯睍睆(うぐいすなく)はるけくも山がひに来て白樺に触りて居たり冷たきその幹 ~斎藤茂吉(1882-1953)『赤光』Photo:白樺の林 ~Hello Interior シラカバはカバノキ科の落葉樹。その名の通り樹皮が白い樺の木でシラカ
#4488 ドナウ川川面に映える町並みを棲家とせしか水鳥の群れ
令和7年1月17日(金) 【旧 一二月一八日 大安】 小寒・雉始鳴(きじはじめてなく)ドウナウの流れの寒さ一めんに雪を浮かべて流るるその音 ~斎藤茂吉(1882-1953)『遠遊』 旅の終わりはブダペスト市街を南北に流れるドナウ川を周遊。あまりにも有名なこの川をお題にして
#4457 さ夜ふけゆきて朱硯に蚊がひとつとまりて居るも心がなしも
令和6年12月17日(火) 【旧 一一月一七日 先負】 大雪・「鮭魚群(さけのうおむらがる)」十二月十七日を鳴く蚊過ぐ ~秋元不死男(1901-1977)Photo:ミツモア Media この季節に蚊の話題? と言っても今や驚かないのではないでしょうか。都市化が進むとビルの地下水槽や
#4344 絶間なきものの響やわれひとり野分だつ庭にいできたりける
令和6年8月27日(火) 【旧 七月二四日 赤口】・処暑 「綿柎開」(綿のはなしべ開く)台風が生れ天気図活気づく ~右城暮石(1899-1995)『上下』Photo:tenki.jp(2024年8月26日 21:00) 1951年~2023年の統計によると台風が日本列島に最も多く上陸する月は8月だそうです
#4316 いちじゆくの實を二つばかりもぎ来り明治の代のごとく食みたり
令和6年7月30日(火) 【旧 六月二五日 赤口】・大暑 「土潤溽暑」(つちうるおうてむしあつし)いちじゆくの實を二つばかりもぎ来り明治の代のごとく食みたり ~斎藤茂吉(1882-1953)Photo::イチジクの実 ~Domani 「無花果《イチジク》」も昨日の百日紅と同じく庭に植
#4291 ひつそりと心なやみて水かくる松葉ぼたんはきのふ植ゑにし
令和6年7月5日(金) 【旧 五月三〇日 仏滅】・夏至 半夏生(はんげしょうず)ひつそりと心なやみて水かくる松葉ぼたんはきのふ植ゑにし ~斎藤茂吉(1882-1953)『赤光』Photo:カラフルな松葉牡丹の花 ~photoAC(ohanadokoroさん) 「松葉牡丹」という名を聞いたことが
#4257 おのが身をいとほしみつつ帰り来る夕細道に柿の花落つも
令和6年6月2日(日) 【旧 四月二六日 大安】・小満 麦秋至(むぎのときいたる)おのが身をいとほしみつつ帰り来る夕細道に柿の花落つも ~斎藤茂吉(1882-1953)Photo:柿の花 ~tenki.jp 柿はもちろん秋に収穫されますが、柿の花が咲くのは5月末から6月初めにかけて。黄
#4255 長崎の麥の秋なるくもり日にわれひとりこそこころ安けれ
令和6年5月31日(金) 【旧 四月二四日 先負】・小満 麦秋至(むぎのときいたる)麦秋の中なるが悲し聖廃墟 ~水原秋桜子Photo:麦秋 ~AERAdot 二十四節気「小満」の末候5日間は、七十二候の第24候「麦秋至(むぎのときいたる)」。麦が熟して、薫風に黄金色の穂波がそよぎ
上野仲町通りにある「蓮玉庵」。 安政6年創業の老舗のお蕎麦屋さんです。 このお店は、森鴎外(文久2.1.19(陰暦)~大正11.7.9 小説家・医師)の小説「雁」(明治44. 9~大正2.5『スバル』)に「その頃名高かった蕎麦屋」として登場します。 (森鷗外) このお蕎麦屋さんには鴎外の他にも、坪内逍遥(安政6.5.22(陰暦)~昭和10.1.28 小説家・評論家)や、樋口一葉(明治5.3.25~29.11.23 小説家)、斎藤茂吉(明治15.5.14~昭和28.2.25 歌人・医師)、久保田万太郎(明治22.11.7~昭和38.5.6 小説家・俳人)、谷崎潤一郎(明治19.7.24~昭和40…
#4226 夕やみに風たちぬればほのぼのと躑躅の花は散りにけるかも
令和6年5月2日(木) 【旧 三月二四日 友引】・穀雨 牡丹華(ぼたんはなさく)夕やみに風たちぬればほのぼのと躑躅の花は散りにけるかも ~斎藤茂吉(1882-1953)『赤光』Photo:船宿寺の躑躅(奈良県御所市)~関西花の寺二十五カ所 東アジア原産の躑躅《ツツジ》は桜の花
#4213 雨にぬるる広葉細葉の若葉森あが言ふこゑのやさしくきこゆ
令和6年4月19日(金) 【旧 三月一一日 先勝】・穀雨 葭始生(あしはじめてしょうず)雨にぬるる広葉細葉の若葉森あが言ふこゑのやさしくきこゆ ~斎藤茂吉(1882-1953)『赤光』Photo:かがみよかがみ 二十四節気の6番目は「穀雨」。穀物の成長を助ける春の雨が降る頃。『
#4137 わがこもる部屋に來りて穉児《おさなご》は追儺の豆を撒きて行きたり
令和6年2月3日(土) 【旧 一二月二四日 大安】・大寒 鶏始乳 (にわとりはじめてとやにつく)わがこもる部屋に來りて穉児《おさなご》は追儺の豆を撒きて行きたり ~斎藤茂吉(1882-1953)『白桃』Photo:阪卷耕漁「節分-謠曲狂言」~本の万華鏡(国立国会図書館) 「立春」
#4124 日あたれば根岸の里の川べりの青蕗のたう揺りたつらむか
令和6年1月21日(日) 【旧 一二月一一日 仏滅】・大寒 欵冬華(ふきのはなさく)日あたれば根岸の里の川べりの青蕗のたう揺りたつらむか ~斎藤茂吉(1882-1953)『赤光』Photo:蕗の薹 ~婦人画報 「大寒」の初候5日間(1月20~24日)は七十二候の第70候「欵冬華(ふきのは
#4115 紅の梅はよろしもあらたまの始めに見ればことによろしも
令和6年1月12日(金) 【旧 一二月二日 先勝】・小寒 水泉動(しみずあたたかをふくむ)紅の梅はよろしもあらたまの始めに見ればことによろしも ~斎藤茂吉(1882-1953)Photo:蝋梅 ~じゃらん 確かに紅白の梅をお正月に見られればそれに越したことはありませんが、ちょっ
#4109 竹おほき山べの村の冬しづみ雪降らなくに寒に入りけり
令和6年1月6日(土) 【旧 一一月二五日 大安】・小寒 芹乃栄(せりすなわちさかう)竹おほき山べの村の冬しづみ雪降らなくに寒に入りけり ~斎藤茂吉(1882-1953)『赤光』Photo:斎藤茂吉の生家(山形県上山市)~じゃらん 今日は二十四節気の23番目の『小寒』。『暦便覧』
#4107 新しき年のはじめにおもふことひとつ心につとめて行かな
令和6年1月4日(木) 【旧 一一月二三日 先負】・冬至 雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)らちもなき御用始めの訓辞かな ~内藤さち子 月刊『榾《ほだ》』2020年1月号Photo:自転車屋男 2 今日は官公庁の「御用始め」。私は公務員ではなかったので毎年同じ日にちではありま
#4045 十一月三日小山にのぼりけりかなしき國や常若の國や
令和5年11月3日(金) 【旧 九月二〇日 仏滅】・霜降・楓蔦黄(もみじつたきばむ)文化の日欅の落葉道うづめ ~相馬遷子(1908-1976)『山国』Photo:tenki.jp 「文化の日」の今日は七十二候の第54候「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」。二十四節気「霜降」の末候にあたります。19
#3962 荒谿の上空を過ぎて心中にうかぶ "Des Chaos Toshter sind wir unbestritten."
令和5年8月12日(土) 【旧 六月二六日 先勝】・立秋・涼風至(すずかぜいたる)荒谿《あらだに》の上空を過ぎて心中にうかぶ "Des Chaos Toshter sind wir unbestritten." ~斎藤茂吉(1882-1953)Photo:御巣鷹山に墜落した日航123便(ボーイング747SR-100)~Wikipedia ゲ
#3959 中町の天主堂の鐘近く聞き二たびの夏過ぎむとすらし
令和5年8月9日(水) 【旧 六月二三日 仏滅】・立秋・涼風至(すずかぜいたる)中町の天主堂の鐘近く聞き二たびの夏過ぎむとすらし ~斎藤茂吉(1882-1953)Photo:被爆後のカトリック中町教会 ~レトロな建物を訪ねて 斎藤茂吉は1917(大正6)年に長崎医学専門学校(現在の
見上げれば 五羽のひなたち口を開け母鳥を待つ つばくらめの巣 ★ スーパーの軒下のツバメの巣。五羽のひなが口を開け、頻繁にえさを運び口に入れてくれるのを今か今かと待っています。 ★ こ
#3905 あまつ日の強き光にさらしたる梅干の香が臥処に入り来
令和5年6月16日(金) 【旧 四月二八日 先勝】・芒種・梅子黄(うめのみきばむ)梅の実の黄ばめるを食ふわが妻と ~山口誓子(1901-1994)Photo:瓶に入った完熟梅 ~photoAC(Kentaro55さん) 今日は七十二候の第27候「梅子黄(うめのみきばむ)」。二十四節気「芒種」の末候
#3888 つくづくと軒のしずくをながめつつ日をのみ暮らす五月雨の頃
令和5年5月30日(火) 【旧 四月一一日 友引】・小満・紅花栄(べにばなさかう)つくづくと軒のしずくをながめつつ日をのみ暮らす五月雨の頃 ~西行(1118-1190)『山家集』 巻上-0211 夏歌Photo:坪庭の雨 ~町宿.com 昨日、九州から東海地方にかけて梅雨に入りました。「
#3855 青鷺が静止画像のごとたてり砂嘴のソクラテスとひそかに名付く
令和5年4月27日(木) 【旧 三月八日 仏滅】・穀雨・霜止出苗(しもやみてなえいずる)青鷺が静止画像のごとたてり砂嘴のソクラテスとひそかに名付く ~若松喜子 『砂嘴のソクラテス』Photo:アオサギ ~photoAC 我が家の近くを流れる大和川は雨のない日には砂州がたくさん
#3832 アンパンの幸福感をふくらます三分の空気と七分のアンコ
令和5年4月4日(火) 【旧 閏二月一四日 先負】・春分・雷乃発声(かみなりすわわちこえをはっす)アンパンの幸福感をふくらます三分の空気と七分のアンコ ~杉崎恒夫(1919-2009)『パン屋のパンセ』Photo:いーすとけん。【公式】 確かに「七分の空気と三分のあんこ」だと
#3818 すこやかに家をいで来て見てゐたり春の彼岸の最上川のあめ
令和5年3月21日(火) 【旧 二月三〇日 先勝】・春分・雀始巣(すずめはじめてすくう)牡丹餅に夕飯遅き彼岸かな ~高浜虚子(1874-1959)Photo:牡丹餅シニアナビねりま 今日は二十四節気の4番目の「春分」。『暦便覧』に「日天の中を行て昼夜等分の時なり」と記されている
#3815 春彼岸の寒き一日をとほく行く者のごとくに衢を旅す
令和5年3月18日(土) 【旧 二月二七日 仏滅】・啓蟄・菜虫化蝶(なむしちょうとなる)ぜんまいをねんごろに煮て彼岸入 ~細見綾子(1907-1997)Photo:春彼岸のお供え ~Hana Prime magazine 春分の日の3月21日が彼岸の中日で、前後の3日を合わせた7日間に行う仏教行事を
#3803 春浅き麦のはたけにうごく虫手ぐさにはすれ悲しみわくも
令和5年3月6日(月) 【旧 二月一五日 仏滅】・啓蟄・蟹虫啓戸(すごもりむしとをひらく)春浅き麦のはたけにうごく虫手《た》ぐさにはすれ悲しみわくも ~斎藤茂吉(1882-1953)『赤光』Photo:Domani 今日は二十四節気の第3「啓蟄《けいちつ》」。大地が暖まり冬眠していた
#3794 しろがねの雪ふる山にも人かよふ細ほそとして路見ゆるかな
令和5年2月25日(土) 【旧 二月六日 先勝】・雨水・霞始靆(かすみはじめてたなびく)しろがねの雪ふる山にも人かよふ細ほそとして路見ゆるかな ~斎藤茂吉(1882-1953)『赤光』Photo:斎藤茂吉のふるさとの山、蔵王 ~SOTOASOBI LIFE 今日は歌人斎藤茂吉の没後70年目にあ
#3762 街上に轢かれし猫はぼろ切か何かのごとく平たくなりぬ
令和5年1月24日(火) 【旧 一月三日 先負】・大寒・款冬華(ふきのはなさく)街上《がいじょう》に轢かれし猫はぼろ切か何かのごとく平たくなりぬ ~斎藤茂吉(1882-1953)『白桃』Photo:柳瀬川たより たまたま私もこんな光景を目にしてしまったので取り上げました。今日
#3759 来てみれば雪消の川辺のしろがねの柳ふふめり蕗の薹も咲けり
令和5年1月21日(土) 【旧 一二月三〇日 大安】・大寒・款冬華(ふきのはなさく)来てみれば雪消の川辺のしろがねの柳ふふめり蕗の薹も咲けり ~斎藤茂吉(1882-1953)Photo:ふきのとう ~Food Layout 二十四節気「大寒」の初候5日間(1月20~24日)は七十二候の第70候
#3744 竹おほき山べの村の冬しづみ雪降らなくに寒に入りけり
令和5年1月6日(金) 【旧 一二月一五日 友引】・小寒・芹乃栄(せりすなわちさかう)竹おほき山べの村の冬しづみ雪降らなくに寒に入りけり ~斎藤茂吉(1882-1953)『赤光』Photo:LifeStyle STANDARD 今日は二十四節気の第23「小寒」。寒さが本格的になる時季を迎えます。
#3742 白き餅われは呑み込む愛染も私ならずと今しおもはむ
令和5年1月4日(水) 【旧 一二月一三日 赤口】・冬至・雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)白き餅われは呑み込む愛染も私ならずと今しおもはむ ~斎藤茂吉(1882-1953)『霜』Photo:ARUHIマガジン 「愛染」は仏教用語で人や物への執着心、特に男女の愛欲に捉われることを意
#3721 むかう空にながれて落つる星のあり悲しめる身の命のこぼれ
令和4年12月14日(水) 【旧 一一月二一日 先勝】・大雪・熊蟄穴(くまあなにこもる)むかう空にながれて落つる星のあり悲しめる身の命のこぼれ ~斎藤茂吉(1882-1953)『あらたま』Photo:tenki.jp 今日、双子座流星群が極大を迎えます。「極大(きょくだい)」なんて普段
#3715 かしこみて勇みだちける十二月八日の朝を永久にさだめつ
令和4年12月8日(木) 【旧 一一月一五日 先勝・大雪・閉寒成冬(そらさむくふゆとなる)かしこみて勇みだちける十二月八日の朝を永久《とわ》にさだめつ ~斎藤茂吉(1882-1953)『萬軍《ばんぐん》』 「帝国陸海軍は、本8日未明、西太平洋においてアメリカ、イギリス軍と戦
#3703 遠く遠く流るるならむ灯をゆりて冬の疾風は外面に吹けり
令和4年11月26日(土) 【旧 一一月三日 先勝】・小雪・虹蔵不見(にじかくれてみえず)凩や広野にどうと吹起る ~与謝蕪村Photo:All About 暮らし 一雨ごとに気温が下がってくるのが例年この時期の特徴。そこに木枯らしが吹けばなおさら寒さが身に沁みます。ところが東京や
#3702 朝あけて船より鳴れる太笛のこだまは長しなみよろふ山
令和4年11月25日(金) 【旧 一一月二日 赤口】・小雪・虹蔵不見(にじかくれてみえず)朝あけて船より鳴れる太笛のこだまは長しなみよろふ山 ~斎藤茂吉(1882-1953)『あらたま』Photo:リュディガー選手の舐めたプレーに「ありがとう」と「ざまあみろ」を言いましょう!~Y
塚本邦雄「茂吉秀歌[赤光]百首」(講談社学術文庫) 昔、現代文の時間に、短歌や俳句の解釈や鑑賞を調べて発表するという形式で授業をやったことがある。狙いは、一首、一句でいいから興味をもって、自分で
令和4年10月27日(木) 【旧 一〇月三日 赤口】・霜降・霜始降(しもはじめてふる)書《ふみ》よみて賢くなれと戦場のわが兄は銭を呉れたまひたり ~斎藤茂吉(1882-1953)『赤光』Photo:司馬遼太郎記念館の蔵書(東大阪市) ~KOBECCO スポーツの秋、食欲の秋、そして読書
令和4年10月14日(金) 【旧 九月一九日 先負】・寒露・菊花開(きくのはなひらく)きちきちの飛んで鉄道記念の日 ~藤田あけ烏(1938-2004) 「きちきち」はショウリョウバッタ(きちきち蝗)のこと。雄は飛びながらきちきちと音をたてます。1872年10月14日(明治5年9月12日
わたしの秋は…行楽の秋、食欲の秋、俳句の秋です さて、蔵王温泉の【わかまつや】今回は、豪華な夕食と朝食、そして、斎藤茂吉ゆかりの宿で、俳句を二句 詠んで…
日曜日は祖父二十七回忌、祖母の七回忌法要でした 【玉翁山法昌院】 お天気に恵まれました…お昼は、精進落としの鰻屋さん 思いの他、鰻が小さくてガッカリなので、…
令和4年10月6日(木) 【旧 九月一一日 先勝】・秋分・水始涸(みずはじめてかるる)日を吸ひてくろぐろと咲くダアリヤはわが目のもとに散らざりしかも ~斎藤茂吉(1882-1953)Photo:宝塚ダリア園HP 地域にもよりますが、速いところでは6月頃から咲き始めるダリアの花。俳
令和4年9月10日(土) 【旧 八月一五日 仏滅】・白露・草露白(くさのつゆしろし)西坂を伴天連不浄の地をいひて言継《いひつぎ》にけり悲しくもあるか ~斎藤茂吉(1882-1953) 『つゆじも』Photo:2019年11月24日 西坂公園を訪れたローマ教皇フランシスコ ~長崎新聞 1622
令和4年8月19日(金) 【旧 七月二二日 仏滅】・立秋・蒙霧升降(ふかききりまとう)長崎の昼しづかなる唐寺《たうでら》やおもひいづれば白きさるすべりのはな ~斎藤茂吉(1882-1953)『つゆじも』Photo:白い百日紅 ~HORTI 斎藤茂吉は勤務地でもあり、自身も結核で療養
令和4年8月17日(水) 【旧 七月二〇日 友引】・立秋・寒蝉鳴(ひぐらしなく)我が屋戸の葛葉《くずは》日にけに色づきぬ来まさぬ君は何心ぞも ~作者未詳 『万葉集』 巻10-2295 相聞歌我が家の葛の葉が日に日に色づいてきました。なのに来てくださらないあなたはどういうおつ
令和4年8月15日(月) 【旧 七月一八日 赤口】・立秋・寒蝉鳴(ひぐらしなく)この国の空を飛ぶとき悲しめよ南へむかふ雨夜かりがね ~斎藤茂吉(1882-1953)『小園』Photo: にほんブログ村d ^_^; よろしければ 1Day 1Click を↑" rev="en_rl_none">Lafaye
令和4年7月22日(金) 【旧 六月二四日 大安】・小暑・鷹乃学習(たかすなわちわざをなす)ゆうぐれし机のまへにひとり居りて鰻を食ふは楽しかりけり ~斎藤茂吉(1882-1953)『ともしび』Photo:ひつまぶし(3,410円)~うなぎの兼光 東岡崎店 今日、7月23日は土用の丑の日