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仙台に所用があるついでに、たまには旅館でゆっくりしようと思い立った。帰途、福島の穴原温泉に寄り道する。奥州三大名湯の一角をなす飯坂温泉郷の一つとされる。暑く…
サンセットロードの清掃を済ませ、カインやチビと清く正しい午後を過ごした、その日のサンセット。雲がいい。こんな日はビールが美味いんだ。陽は長く延び、サボテンを射して。割れた貝殻、石ころ、砂つぶにも等しく西日。南東の空にはもう月が昇ってました。 清く正しい秋の夕暮れ 歌になりそうだ。 キューちゃんと カインとチビと このワシと 清く正しい 秋の夕暮れ自然体で素直な歌いっぷりと、「と」で繋いだのは良と...
令和6年7月4日(木) 【旧 五月二九日 先負】・夏至 半夏生(はんげしょうず)大寺院沈没する船裁判所なみいる岩に赤鬼もをおり ~大岡信(1931-2017)『アメリカ草枕』Photo:ラシュモア山の岩壁に放られた人の大統領(サウスダコタ州)~カラパイア 詩人で評論家でもある
良寛のように生きて、芭蕉のように旅して、西行のように死にたい
40代までは、とにかく子供を育て上げることや、仕事やキャリア、老後に備えて貯蓄するなどといったことにフォーカスしてがむしゃらに生きてきた。 しかし50も後半を過ぎてから、仕事やスキルや資格だのに多くの時間とエネルギーを使うことが、貴重な人生の時間の無駄遣いに思えてきた。 老...
前回の正法寺の次に行ったのが、天台宗のお寺、勝持寺(しょうじじ)西行法師がこのお寺で出家して草庵を結び、一株の桜を植えて吟愛したことから「花の寺」とも呼ばれています。長い坂道を上ると、門が見えてきます。「西行桜」と立札があった枝垂れ桜。雨が降ったり止んだりの空模様で、桜の色がきれいに出ていませんが…。境内には他にも桜の花が植えられていてきれいでした。雨の雫を纏った桜も素敵でした。(4月8日撮影)途中で雨...
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む私は出張専門の整体業なので、いろいろな家に出かけていく。家の大きい・小さい、新しい・古いのちがいだけでなく、通される部屋もまちまちではあるが、古い家では圧倒的に仏間に通されることが多い。仏間というのは畳敷きの和室のせい
『愛国百人一首』の選定された32首目は西行法師です。平安時代(後期)の歌。(著者所持の『愛国百人一首』の西行法師の絵札) 宮 柱 し た …
某年某月某日 ずいぶん前のことですが、東京駅で外国人に間違えられた経験があります。ガラガラとキャリーケースを引きづって今と同じく度付きサングラスに茶髪です。大阪駅で友達のゴッチと待ち合わせしていたのですが、予定の新幹線に乗り遅れてしまいました。当時は今のようにスマホも日本でのレンタル携帯電話も持ち合わせておらず、仕方ない、公衆電話でゴッチの携帯に連絡しようと、東京駅構内を探したものの、なかなか見つ...
#3888 つくづくと軒のしずくをながめつつ日をのみ暮らす五月雨の頃
令和5年5月30日(火) 【旧 四月一一日 友引】・小満・紅花栄(べにばなさかう)つくづくと軒のしずくをながめつつ日をのみ暮らす五月雨の頃 ~西行(1118-1190)『山家集』 巻上-0211 夏歌Photo:坪庭の雨 ~町宿.com 昨日、九州から東海地方にかけて梅雨に入りました。「
渋川海岸 渋川海水浴場 西行さんの こしかけ岩 鼻繰鼻 22
岡山県玉野市渋川の、渋川海岸にある、渋川海水浴場です。渋川公園の藤棚を見た後、お隣にあるので、来ました。渋川海水浴場には、一度だけ泳ぎに来たかしら?白砂青松の海岸線は約1キロメートルの長さを誇り、「日本の渚百選」「快水浴場百選」にも選ばれている美しい海
令和5年4月28日(金) 【旧 三月九日 大安】・穀雨・霜止出苗(しもやみてなえいずる)今ぞ知る二見の浦の蛤を貝合とて覆ふなりけり ~西行(1118-1190)『山家集』 巻下-1386今更知ったことだが、二見浦のはまぐりを貝合せにしているのであるな。Photo:貝合せ ~鎌倉 鉢の
母の葬儀 まるで西行の「花の下で春死なん その如月の望月のころ」
5日に他界した母の通夜・葬儀が、妹夫婦の仕切りで7日、8日に行われました。1日空けたのは、妹夫婦も疲れていたからだと思われます。ほんの4人だけの小さな小さな家族葬でした。実母、享年90歳。90歳だった実母の小さな小さな家族葬息子が帰宅したの
大原野神社、正法寺とご紹介してきました。少し歩いたところに、花の寺と呼ばれている勝持寺があります。勝持寺は西行法師が出家し、庵を結んだお寺で、一株の桜を植えて吟愛していたそうです。その桜は「西行桜」と呼ばれ、このお寺は花の寺と呼ばれるようになったそうです。勝持寺へは長い坂道を歩いて行きます。落ちている椿がきれいでした。この門をくぐって中に入ります。西行桜です。やさしい雰囲気の大きな枝垂桜でした。境...
#3813 ちりぬればのちはあくたになる花ともしらずもまとふ蝶かな
令和5年3月16日(木) 【旧 二月二五日 友引】・啓蟄・菜虫化蝶(なむしちょうとなる)ちりぬればのちはあくたになる花ともしらずもまとふ蝶《てふ》かな ~僧正遍照(816-890)『古今和歌集』 巻10-0435 物名散った後はただのごみになるとも知らず惑わされている蝶であるよ。
月曜日の朝。カイン。チビ。おはよう。二人そろって何を見てるんだか。それはそうと、今日は近くの役所に行かないと。というのも確定申告が3日後と迫った昨晩。面倒な特別控除もないんで、簡単e-Taxで申告しようとしたんだけど・・・準備段階で躓いた。(-_-;)マイナンバーの読み取りに成功。うろ覚えだったパスワードも一発でOK!次はe-Taxの「利用者識別番号」。これも以前に申請した書類が残ってるんで大丈夫。ところが「利用者...
3月6日、月曜日のとこです。いい朝焼けだ。ここ数日、清々しい晴れの日が続いてます。だから、西の浜もすっきり。雲一つなくて。では、仕事に行ってきます。その夕方、ずいぶんと日も長くなったんで、この時間からも自転車大丈夫だろうと、いつものコースを走ってみました。折り返してみたけど、膝も大丈夫。復路、久しぶりに高浜海水浴場の堤防に寄ってみた。堤防の先は広くなっていて、ちょうど日が沈もうとしています。自転車を...
令和5年1月16日(月) 【旧 一二月二五日 赤口】・小寒・雉始雊(きじはじめてなく)津の国の難波の春は夢なれや蘆の枯葉に風渡るなり ~西行(1118-1190)『新古今和歌集』 巻6-0625 冬歌摂津国の難波の美しい春の景色は夢のように過ぎ去ってしまい、今は蘆の枯葉に風が吹
江戸川柳でたどる偉人伝(源平合戦時代②)源義経・武蔵坊弁慶・静御前・平景清・那須与一・曾我兄弟・文覚・西行・巴御前
「川柳」は「俳句」と違って、堅苦しくなく、肩の凝らないもので、ウィットや風刺に富んでいて面白いものです。今では、「サラリーマン川柳」や「シルバー川柳」など「〇〇川柳」というのが大はやりで、テレビ番組でも紹介されており、書籍も出ています。そこ
辞世の句(その6)平安時代末期 武蔵坊弁慶・源義経・西行・源頼政
団塊世代の私も73歳を過ぎると、同期入社した人や自分より若い人の訃報にたびたび接するようになりました。そのためもあってか、最近は人生の最期である「死」を身近に感じるようになりました。「あと何度桜を見ることができるのだろうか」などと感傷に耽っ
令和4年10月18日(火) 【旧 九月二三日 先勝】・寒露・蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)きりぎりす夜寒に秋のなるままに弱るか声の遠ざかり行く ~西行 『新古今和歌集』 巻5-0472 秋歌下こおろぎは夜が寒い秋になるにつれて弱るのだろうか、声が遠ざかってゆくのだなあ。Phot
令和4年8月11日(木) 【旧 七月一四日 友引】・立秋・涼風至(すずかぜいたる)いにしへに誰か言ひけむ桜島つくしの海に富士をうつして ~細川幽斎昔の人の誰が名付けたのだろう桜島と。筑紫の海に富士のような姿を映し出して。Photo:桜島 ~MYSTAYS 今日、8月11日は「山
令和4年8月3日(水) 【旧 七月六日 赤口】・大暑・大雨時行(たいうときどきふる)道のべに清水流るる柳蔭しばしとてこそ立ちどまりつれ ~西行 『新古今和歌集』 巻3-0262 夏歌道中に清水が流れている柳の木陰があった。少しだけ休もうと思っていたのに、長く留まってしまっ
令和4年6月26日(日) 【旧 五月二八日 友引】・夏至・菖蒲華(あやめはなさく)五月雨の軒の雫に玉かけて宿をかざれるあやめぐさかな ~西行 『山家集』五月雨に軒のしずくが玉になり、庭のあやめ草の美しさを引き立てているようです。Photo:雨のあやめ ~ノビックさんのペ
■新緑の京都散策② 高台寺〜ねねの道〜円山公園〜八坂神社(京都府京都市)
目次 1 引き続き京都東山を散策します 2 有名人がお忍びで訪れる『石塀小路』 3 身分違いの悲恋の末出家した元北面の武士『西行法師』の庵 4 真宗の祖親鸞聖人の御廟 5 迎賓館『長楽館』と『八坂神社』 1 引き続き京都東山を散策します (写真:親鸞聖人
今回訪れたのはこちら弘川寺です。【所在】大阪府南河内郡河南町弘川43【山号】竜池山【宗派】真言宗醍醐派【開山】役行者(伝)【本尊】薬師如来【史跡 弘川寺境内】弘川寺は天智天皇四年(665)役行者の草創にかかり、天武天皇白鳳五年(677)勅命あって当寺に請雨を祈り、験著しかったので、龍池山弘川寺の寺号を賜り勅願寺となる。天平九年(737)に行基がここで練行、また弘仁年間には弘法大師が嵯峨天皇の命により中興された...
令和4年3月22日(火) 【旧 二月二〇日 先負】・春分・雀始巣(すずめはじめてすくう)雪埋むそのの呉竹折れふしてねぐら求むるむら雀かな ~西行 『山家集』 巻上-0533 冬歌Photo:初雀 ~暦生活 二十四節気「春分」の初候(3/21-3/25)は七十二候の第10候「雀始巣(すずめ