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第一六候 4/19〜4/24 葭始生 あしはじめてしょうず 葦が芽ぶき始める時期 石山や見下ろす岸に春の鴨 岩間寺の次に向かったのは 滋賀県大津市にある 13番札所石山寺(いしやまでら) 天平19年(747)良弁僧正開山 本尊 如意輪観世音菩薩 平安時代、石山詣が盛んになり、女流文学者らが石山寺へ訪れました 1004年頃、仕えていた彰子に新しい物語を作るよう命じられた紫式部は、石山寺に7日間参籠し『源氏物語』の着想を得たとされています 江戸時代以降も松尾芭蕉や島崎藤村らが滞在しました 目を引く岩石 「珪灰石(けいかいせき)」といます。この付近に噴き出した花崗岩が石灰岩と熱作用によって溶け合い、…
日光街道 街道を歩く その3 歴史を訪ねる シニアの健康ウォーキング 竹の塚→南越谷
日光街道 その3 竹の塚→草加宿→南越谷 日光街道その3は、竹の塚→草加宿→南越谷を歩きます。距離は15,6K日光街道 その3 竹の塚→草加宿→南越谷 日光街道その3は、竹の塚→草加宿→南越谷を歩きます。距離は15,6K
飯坂温泉駅を出てすぐ傍の摺上川。温泉の案内板が立ってますな。訪日観光客(インバウンドって片仮名言葉,大嫌~い♪)が多いのか,各国語で歓迎なのは今風。 ところで,か~つがローカル私鉄に乗ってここまで来たのは特に理由があってのことではなく,単に福島駅から一番近い温泉だから(笑)。飯坂温泉が奥州三名湯に数えられる古い歴史を持つ温泉だとは,知らなかったンです。 かく言う僕も,芭蕉翁もお泊まりして浸かったとか...
西国三十三所巡礼 第5回 第12・13・14・15番札所 12番岩間寺
第一六候 4/19〜4/23 葭始生 あしはじめてしょうず 葦が芽ぶき始める時期 山吹や鐘音一つ岩間寺 今回は12番札所から15番札所の4ヶ寺を巡りました 1ヶ寺目は、滋賀県大津市にある 12番札所岩間寺(いわまでら)(正式名 正法寺) 養老6年(722)泰澄(たいちょう)創建 本尊 千手観世音菩薩 「ぼけ封じ」のお寺として有名 数少ない参拝者がつくことのできる鐘(参道にあります) 山門はないけれど、仁王像がお出迎え 本堂 「火伏の銀杏」 樹齢350年と伝わる大銀杏。樹下に稲妻竜王が祀られています 「芭蕉の池」 芭蕉の有名な句「古池や蛙飛び込む水の音」 の「古池」がこの池と伝えられています 松…
三十八所権現社本堂のすぐ東側にある鎮守社で、現存する文献などから慶長7年(1602年)に淀殿により再建されたものと考えられています。祭神は、神武天皇から天智天皇までの38代の歴代天皇。経蔵石山寺一切経や校倉聖教などの文化財を収容してきた校倉造の建物。屋根は瓦葺で、校倉造では珍しい切妻造となっています。紫式部供養塔石山寺で『源氏物語』を起筆した紫式部の供養塔。鎌倉時代に作られた石造の宝篋印塔で、その傘が三...
日光街道 街道を歩く その2 歴史を訪ねる シニアの健康ウォーキング 南千住→竹の塚
日光街道 その2 南千住→千住宿→竹の塚 日光街道その2は、南千住→千住宿→竹の塚を歩きます。距離は16,5K日光街道 その2 南千住→千住宿→竹の塚 日光街道その2は、南千住→千住宿→竹の塚を歩きます。距離は16,5K
俳聖としての軌跡 皆さん、こんにちは! 今回は松尾芭蕉に関する雑学をご紹介します! 松尾芭蕉は、日本の俳句の巨匠として知られ、その作品は現代でも広く愛されています。 彼の生涯と文学活動について、以下で詳しく探ってみましょう。 修行と俳号の変遷 芭蕉は元々松尾貞蕉という名前でしたが、修行僧として出家した際に俳号を芭蕉と改めました。 この改名は、新たな文学の旅に出る決意を示したものでした。 芭蕉の俳号は、彼の作品に対する熱い情熱と文学への真摯な姿勢を表しています。 俳聖としての評価 芭蕉の俳句は、その深い感性と繊細な表現力によって、日本の俳句の黄金時代を築く一助となりました。 彼の作品は、自然の美…
「奥の細道」を深く理解するためのガイド。松尾芭蕉の有名な俳句を現代語訳と共に解説し、彼の旅路をたどる見どころや、その俳句に込められた感情と自然への深い敬愛を紐解きます。
【花の名前】その2 プランターで咲き誇る色鮮やかな花々 観賞用 虫たちよりもまず人間のための花?
< 「秋海棠」って ちっとも花の名前っぽくない気がしますけど ファンはたくさんいるらしいです > 1969年っていいますから、もう半世紀以上前の大ヒット曲「白い色は恋人の色」 ベッツィ&クリスっていうアメリカ人デュオが歌っていたんですね。作詞は北山修、作曲が加藤和彦っていう黄金コンビの歌。 めっちゃロングヒットで、その後もいろんな人がカバーしていますんで、けっこう若い世代の人でも聞いたことのある人も少なくないんじゃないでしょうか。 ♪花びらの白い色は 恋人の色 ♪なつかしい白百合は 恋人の色 っていうんですよね。 2番の歌詞が、♪青空の澄んだ色は 初恋の色 3番が、♪夕焼けの赤い色は 思い出の…
#4089 うれいなくたのしく生きよ娘たち 熊銀行に鮭をあずけて
令和5年12月17日(日) 【旧 一一月五日 先負】・大雪 鮭魚群(さけのうおむらがる)雪の朝独り干鮭を噛み得タリ ~松尾芭蕉(1644-1694)Photo:鮭の遡上 ~ととクル 今日は七十二候の第63候「鮭魚群(さけのうおむらがる)」。川で産まれ海で大きく育った鮭が産卵のために群
書道展に行きました先生含む3名の方が実際に書かれるパフォーマンス 三味線の静かな音付きです よくある地域の展示会ですが豪華でした 見応えありました 書か…
☆ 202310 日本百名山 トレッキング 月山 月山神社 本宮 ☆
前回からの続きになります♪ 前回の記事へ『☆ 202310 日本百名山 トレッキング 月山 息を呑む絶景 金色の絨毯 ☆』天気の良い週末 丑三つ時に起床して …
秋の好きなところといえば紅葉🍁今年は遠出できそうにもないので、過去の紅葉🍁を振り返ってみます 宝珠山立石寺は山形にある天台宗の寺院山寺(やまでら)の愛称…
【蕎麦好き】蕎麦は低カロリーで健康食の定番!茶そばの魅力を発信!
みなさん、こんにちは!みなさんは、蕎麦って好きですか?今回は、低カロリーで健康食と言われる蕎麦について、ブログを書いていきたいと思います。私の田舎は比較的水がキレイで、地元では蕎麦屋さんとか、うどん屋さんが多く営業されていました。そのため、
深川シリーズの最後に、この地に残る江戸から昭和初期までの文化財を紹介します。 江戸風情が感じられる公衆トイレ 霊巌寺近くのトイレ 萬年橋近くのトイレ。 清州寮 清洲通り沿いに建つ1933年に建てられた鉄筋コンクリート造4階建、総戸数66戸の集合住宅です。. 入居希望...
前回に続き江戸情緒あふれる深川の街歩きの報告です。深川は松尾芭蕉が暮らした街としても知られています。 採荼庵跡 松尾芭蕉の門人でもあり蕉門十哲(しょうもんじってつ)の一人に数えられる江戸時代中期の俳人杉山杉風(すぎやまさんぷう)の庵室。芭蕉は1689年(元禄二年)にここ...
#4040 神無月しぐるる頃もいかなれや空にすぎにし秋の宮人
令和5年10月29日(日) 【旧 九月一五日 大安】・霜降・霎時施(こさめときどきふる)神無月しぐるる頃もいかなれや空にすぎにし秋の宮人 ~相模(998?-1061?)『新古今和歌集』 巻8-0804 哀傷歌神無月の時雨が降る頃、衣はどうされていますか。仕えていた皇太后様が亡くなっ
🙇🏻まずは2ポチっと & を押して 貰えたら、やる気 ✖100倍 ポパイのホウレン草です ❢ は じ め に ご 挨 拶 本 編 歴史探求 松尾芭蕉 伊賀国の宗房 お わ り に ご 挨 拶 糸屯ちゃんの掲示板 主催サークルのご案内 趣味のブログを楽しむ会 映画バンザイ!! NO MUSIC NO LIFE 洋楽好きのためのサークル 関西サークル ビバ!海外生活 食べるを楽しもうじゃない会 2016年にブログを創めた人のサークル ブログサークルコメント #ハッシュタグ(IN POINT) ランキングバナー、拍手、はてなスター、B!ブックマーク は じ め に ご 挨 拶 おはようございま…
【平泉・中尊寺(後編)】皆金色 螺鈿に蒔絵 光堂|60歳からの御朱印めぐり〔058/541〕
中尊寺のいちばんのお目当ては金色堂です。総金箔貼りのお堂もさることながら、内陣の意匠がすばらしく目を奪われます。
【平泉・義経堂】判官も 眺めた山河 ここにあり|60歳からの御朱印めぐり〔056/541〕
高館義経堂(たかだちぎけいどう)は、源義経最期の地とされる小高い丘に建つお堂です。松尾芭蕉が有名な句を詠んだ場所でもあります。
日光街道宿場巡りについて、24回のシリーズ+番外編のシリーズで報告してきました。今回は、総集編として日光街道の見どころをまとめてみました。 日光街道は日本橋を起点に日光坊中(現在の栃木県日光市山内)に至る街道で、距離は約140km。道中には21の宿場が置かれていました。...
南千住('23.9.24) 『脱出ゲーム 香川県からの脱出』に登場する、歴史上の人物ゆかりの場所を巡る旅。宮武外骨さんのお墓にお参りした際、巣鴨であちこちに…
#4014 稲刈りて淋しく晴るる秋の野に黄菊はあまた眼をひらきたり
令和5年10月3日(火) 【旧 八月一九日 友引】・秋分・水始涸(みずはじめてかるる)世の中は稲刈るころか草の庵 ~松尾芭蕉(1644-1694)大阪Photo:ノウキナビ。ブログ 一夜にしてすっかり秋めいた空気に変わりました。「秋分」の次候は七十二候の第48候「水始涸(みずはじ
都心の庭園シリーズの第二回目は、文京区関口にある関口芭蕉庵です。 「関口芭蕉庵」は、俳人・松尾芭蕉が江戸時代の初めに住んでいた言われる場所にあります。松尾芭蕉は『奥の細道』の執筆へと繋がる旅行へ出る前、神田上水の改修工事に携わったと伝えられています。このため、現場から近...
#3948 鳴く蝉の命の限り鳴く声は夏のみそらにひびき沁みけり
令和5年7月29日(土) 【旧 六月一二日 大安】・大暑・土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)鳴く蝉の命の限り鳴く声は夏のみそらにひびき沁みけり ~岡本かの子(1889-1939) 岡本かの子は東京都に生まれ、大正・昭和に活躍した小説家で歌人、仏教研究家でもあります。長男
草加宿を外れると日光街道は県道足立越谷線に合流し、すぐに綾瀬川沿いを行く1.5kmの遊歩道が並走します。ここは日本の道100選に選ばれている松並木で、「草加松原」と呼ばれて国指定の名勝となっています。 草加松原の松並木は、1683年(天保3年)の綾瀬川改修時に、関東郡代...
どうも、クイズで知識も楽しくゲットしたくなるブログです。最近仕事や家事など日常生活に追われていそがしい日々を過ごしている人もいるのではないのでしょうか。そんなとき人によってはサウナやお風呂などに入って気持ちをリラックスしたい。バードウォッチングや登山など
【山寺立石寺】松尾芭蕉の名俳句 “閑さや 岩にしみ入る 蝉の声”
7月初旬の山形行き、【出塩文殊堂】に続いて向かったのは 『【出塩文殊堂】五台山良向寺別当(紫陽花寺)に行ってきましたヾ(≧▽≦)ノ』 7月の晴れた日、山形に…
奥の細道はここから始まった「矢立初めの地」:東京観光の穴場・北千住①
先週から、北関東の旅を報告してきましたが、都内の発着は東武東上線・北千住でした。 その北千住ですが、リクルートが、首都圏で実施している「SUUMO住みたい街ランキング」で「穴場だと思う街(駅)ランキング」2022年まで5年連続で1位となっています。ちなみに、2位は以前に...
疲れた時には、楽しいことを考える 〜夢は枯れ野をかけめぐる〜
やっと「夜の部」が終わってデスクに戻ってきました。 遅い夕食も先ほど食べて、血糖値がようやく上がってきた感じがします。 今日の夜の部もとても激しい業務内容でした。 朝から今までずっと休みなしで動いてい
⏱この記事は、約4分で読めます は じ め に ご 挨 拶 本 編 あなたの人生観 お わ り に 糸屯ちゃんのおまけ 糸屯ちゃんの掲示板 主催サークル(2023年07月11日 04:45 現在) は じ め に ご 挨 拶 おはようございます ☕ _ _))ペコリンン 白石です本日のテーマは、久々の 心理学は摩訶不思議6 です おはようございます ☕ _ _))ペコリン 真行寺ですそれでは、わたくしの方からお送りさせていただきます心理学は摩訶不思議6 のご紹介をしますあなたの人生観 です! (・・*)。。oO(妄想中) それでは、皆さん 楽しんでってくださいね (* ˃ ᵕ ˂ )b 本…
小澤實「芭蕉の風景」(ウェッジ)裸にはまだ衣更着の嵐かな 芭蕉 俳人(?)の小澤實という人の「芭蕉の風景」(ウェッジ)という上・下巻ある本の上巻を、半年がかりで読んでいます。で、よ
晴れの国にも梅雨は来る! 諸国漫遊の旅と五月雨は直接関係しないが全くない訳ではない!?
九州北部、中国・四国、近畿、東海地方の梅雨入りが発表されました。晴れの国「岡山」もぐずついた天候が今週いっぱい続きそうです。ところで、話は本筋から少し外れて、2018年2月時点で私が訪れていなかった未踏県は7つありました。北から、青森県・岩手県・秋田県の東北3県に新潟県、そして南九州の宮崎県・鹿児島県と沖縄県です。2018年4月に新潟を訪れたのを皮切りに2019年11月に鹿児島を訪ね、コロナ禍で勢いは鈍りましたが2022年8月に岩手、今年の4月に秋田へ行くことができました。残る未踏県は、青森県・宮崎県・沖縄県の3つです。この中でファジのキャンプ地がある宮崎が一番可能性が高いかと思います。FC琉球がJ2にいる間に行っておきたかった沖縄が最も高いハードルになりそうです。青森にはヴァンラーレ八戸があり、宮崎には...晴れの国にも梅雨は来る!諸国漫遊の旅と五月雨は直接関係しないが全くない訳ではない!?
1962(昭和37)年設立の日本旅のペンクラブが1988(昭和63)年に制定。 元禄2年3月27日(新暦1689年5月16日)に松尾芭蕉が「奥の細道」の旅へ旅立ったことにちなむ。 せわしない現代生活の中で「旅の心」を大切にし、旅のあり方を考え直す日。 公式。 「旅の日(Da...
皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸いかがお過ごしですか?4/11(火)に行われた『行徳・詩音朗読倶楽部』の活動紹介を致します。今月は春の詩と、俳句・和歌を読んでみました。一斉に咲く春の花のように、たくさんの作品を皆さんと読んでみました。せっかく春ですから…春を思いきり感じてみたかったのです♪一つ一つの作品についていろいろお話ししました。幸せを感じるやわらかい春から、冷たい春までいろいろな春を味わいました。人生を重ねると、悲しみや痛みすら、味わいになりますね。皆さんはふうわりとした春の空に、なにを想い浮かべますか?詩歌で心の旅をしました。【俳句・和歌編】松尾芭蕉、紀友則、紀貫之、高浜虚子、小林一茶、青柳照葉、石川啄木、芥川龍之介、正岡子規、与謝蕪村、夏目漱石です。わたしは日々、花や草木に触れて暮らしているせ...心の旅〜俳句・和歌編_/4月の詩音朗読倶楽部📚
【ブログ記事との向き合い方】「不易流行」「序破急」「守破離」 心構えを考える
< 「ブログ道」? いやいや そこまでのことを言えるような者ではござんせん 考えるだけです > もちろん、いろんな考え方があって、単にブログ記事を書くって言っても、その行為をする自分との向き合い方も人それぞれだと思います。 数いるブログ運営者の中には、記事を書き続けることに煮詰まってしまっていたり、最近ちょっと記事を書くことから遠ざかってしまっているなあっていう人も少なくないと思われます。 今回は、記事の書き方とか、記事ネタの見つけ方っていうことからはちょっと離れて、まあ、ブログに限らないんですけど、記事を書くにあたっての心構え、みたいなものを、昔の人に倣いながら考えてみたいと思います。 散文…
~古池や 蛙飛び込む 水の音~~一戸建て まわりを見ると 一戸だけ~上の二つの詩は両方とも五・七・五の十七音から成っているが、ジャンルで分ければ別物の扱いになる。文芸オンチの定評がある姫隊員でもさすがに判断がつくと思うが、前の「古池や・・・」は「俳句」であり
今日はその時々の状態を芭蕉さんにお話いただこうと思います。 芭蕉さんをご存知ない方はいらっしゃらないとは思いますが、とりあえず最近お気に入りのChatGptに確認しておきます。 はい。そうですね。日本江戸時代的著名俳諧詩 ...
先週出されたオランダ語教室の’書く’ 宿題が『子供の頃の遊び』でした。 で、日本らしい物、、、と考えて🤔『百人一首』にしました。 勿論、そんな知的な子供だったわけではなく(笑)'坊主めくり' 専門です🤣 『百人一首』をオランダ語で説明するのは かなり難でしたが、、、😆...
ということで、拙ブログでは「けふ彼岸菩提の種も蒔日かな」という俳句について、江戸時代中期頃の馬場存義の作として強調している。一方で、ほぼ同じ内容の俳句を松尾芭蕉作だとすることは批判していた。それは、昨日までの記事をご覧いただければ良いと思う。ところで、ここで1つ気になった。そういえば、とても似たような彼岸の俳句があるのである。それを見つつ、作者などを考えてみたい。一切の理屈をぬきにして、せつせと働く人々の上に、大いなるみ親の慈光はかゞやいて居る。「まけよまけ、菩提の種も彼岸から」と言はれて居るが、仏道精進の勇気を覚え、仏作仏行に無上の法悦を感じつゝ、万象を生かし育て給ふ大いなるお力を拝む時、浄穢も苦楽も摂取の願力の陰には、迷へる小さな私の断見となつて、淡雪の陽光に消える如く影を没してゆく。真野孝信「おひが...彼岸会の俳句の話其三(令和5年度春彼岸7)
昨日の記事によって、「けふ彼岸菩提の種を蒔日かな」という彼岸会の俳句について、大正時代に松尾芭蕉作がかなり疑われていた様子を確認した。だが、それよりも前だと、中々不思議なことも起こる。・星野麦人編『類題百家俳句全集春の部』博文館・明43~44年以上の文献では、とても不思議なことが起きていて、「彼岸」という項目を見ていくと、以下のようになっている。けふひがん菩提のたねを蒔日かな芭蕉〈中略〉けふ彼岸菩提の種も蒔日かな存義・・・いや、だから、これ並べてしまってるけど、多少は疑ったら?!とは思う。この2句はほぼ同じ、一字違いくらいなわけで、そうなると、いや、馬場存義がマネしたんだろ、とかいう話だけでは済まないくらい同じ。とはいえ、おそらくは芭蕉と存義の知名度の違いから(ただし、存義在世時は、江戸俳匠の第一人者とし...彼岸会の俳句の話其二(令和5年度春彼岸6)
以前、【「今日彼岸菩提の種をまく日かな」の作者確定(再掲載)】という記事を書いた。良く、各地の御寺院さまなどで、彼岸会の功徳を示す俳句として使われていた、「今日彼岸菩提の種をまく日かな」の作者について、松尾芭蕉説が強かったものの、当方の調査の結果、芭蕉よりは後の時代の、馬場存義の作だと示したのであった。ところで、この俳句は江戸時代の段階で、既に芭蕉作だとされていたが、明治時代以降、その傾向が強まったことが分かったので、その辺を記事にしたい。まずは、明治時代に刊行された芭蕉の全句集的文献で、先の句は掲載され続けた。だが、その方法には、幾つかの違いがあった。・大塚甲山編『芭蕉俳句全集』内外出版協会・明治36年以上の文献では、とにかく「彼岸」という項目で出ている。なお、本書は、更なる典拠を挙げないので、問題は無...彼岸会の俳句の話其一(令和5年度春彼岸5)
こんばんはユキです。 桜が咲く季節がやって来ました。 さまざまのこと思ひ出す桜かな 娘や嫁は何を思うのかな。 t-s-life.hatenablog.com t-s-life.hatenablog.com
松尾芭蕉 好きな武将は源義仲 日本中を旅して俳句を極める 楽しい日本史 -偉人編- 22
たくさんの有名な俳句で知られる松尾芭蕉。 その松尾芭蕉が「どのように生まれでどうやって俳句を学んだのか」、「な
【北千住界隈その3】千住1・千住仲町エリア!慈眼寺に見入る!石標ラッシュ!南足立郡役所跡、千住高札場跡、千住一里塚跡、オチは松尾芭蕉!?
2022年4月12日、前回の記事からの続きです。新義真言宗 千龍山 慈眼寺(千住1-2-9)不動院のすぐ側にある山門はスルーしてしまいましたが、こちらの参道から失礼します。荒綾八十八ヶ所第57番霊場札所でもあります。藤棚でしょうか?花の咲く季節に来てみたいですね。ここで休憩できますね。説明板を発見。 当寺は、新義真言宗で、山号を千龍山、院号を妙智院という。寺伝によれば、正和3年(1314)2月、行覚上人が関東巡錫の時に...