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長谷川櫂「震災句集」(中央公論新社) 先だって「震災歌集」(中央公論新社)を案内した長谷川櫂の、まあ、いわば本業「震災句集」(中央公論新社)です。収められている百句ほどの句を、ボソボソ呟く
#3957 クローバーの丘に少女は連れゆきて犬にも首輪を編みやりしとぞ
令和5年8月7日(月) 【旧 六月二一日 友引】・大暑・大雨時行(たいうときどきふる)夕映えの白詰草を編みゐたり ~長谷川櫂(1954-)『果実』 江戸時代にオランダからガラス器が輸入されてきた時、器が割れないように乾燥させたクローバーを緩衝材としていました。箱の詰め
長谷川櫂「俳句と人間」(岩波新書) とりわけ、俳句に興味があるというわけではありません。いつも行く図書館の新刊の棚にありました。今回の案内は長谷川櫂「俳句と人間」(岩波新書)です。 長谷
2022年12月18日 帰国するなりのコロナ感染で酷い症状ではなかったもののずっと体調すぐれず咳も多かった。もしフライト当日に調子が悪くなり飛行機に乗れないことにでもなったら大変だと、ポルトに帰って来る10日ほど前からは用心してできるだけ体を休めていた。11月のその期間に75回目の誕生日を迎えた。息子と娘からは、その日にどこかで食事しないかと誘いがあったのだが、気持ちと「誕生日おめでとう」の言葉を...
某月某日早朝、近所を歩くと、早や秋の気配を感じます。今年は夏が短かった。ロシアのウクライナ侵攻で、ガスや電力が心配される欧州です。南欧のポルトガルは、ドイツやフランスと比べ多少暖かいとは言え、今年は厳しい冬になりそうです。今はいったんそれを置いて。秋になるとつい思い出される歌の話を。Wikiipediaより君がため 惜しからざりし命さへ 長くもがなと 思ひけるかな(君のためなら命さえ惜しくないと思ったが、...