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「鶯のさやけし歌」鶯のさやけし歌は明け方の森に響き渡り顕界と幽界に光が照りとおる樹下に座し仙骨から息を吐く木漏れ日がやわらかく私を撫でるのだ仲春の風は清らかに甘く私の幽体に棲むイノチたちに安楽を与えているそれがこの春彼岸の数日であったいま この夜明け前私は自室のソファーに体を預け傍らの線香の香りの中で呼吸を深めてこの春彼岸の記憶に酔いしれているなんとも甘美な安楽よ心の第三隔壁をすり抜け神我を直撃す...
大学を出る時、学科長に「お前は秘密のまま終わった秘密兵器やな」と言われて、思わずタメ口で「それな!」と応えたぼくです(挨拶)巧いこと言ってんじゃねぇよ!その後「俺はまだ本気を出してないだけだ!」って言い続けたら、ついぞ本気を出さないまま人生が終わりそうです!てへぺろ(・ω...
テレビの影響で俳句が密かにブームになっているようです。私は俳句や短歌を詠むのは「才能ナシ」ですがたまに俳句・短歌をつくります。といってもノートやPCに保存しているわけではないので作って終わりです(笑)。ただ詩歌を読むのは好きです。『万葉集』『古今和歌集』などたまに読んでいます。俳句と言えば松尾芭蕉・与謝蕪村・小林一茶の江戸三大俳人が有名ですよね。一応は三大俳人として並び称されていますが、やはり芭蕉が頂点ですね。有名な「古池や蛙飛びこむ水の音」の句は画期的です。蛙が鳴かない。飛んでいるのに滑稽じゃない。それまでの常識を覆した凄い一句です。そして芭蕉といえば晩年に完成した「かるみ(軽み)」の作風が…
4月20日。午後1時半。久しぶりに落ち着いてこのブログの記事を書いている。 先週の日曜日に句会があるはずだったが、 急遽中止になった。 会場の公民館へ行ってみると、 駐車場の空きがなかったのである。 何かイベントがあったのだろうか? 家へ帰ろうとした丁度その時、 友人から飲まないかとラインが来た。 午後一時過ぎから私のアパートで宅飲みした。 そんなに沢山飲んだつもりはないが、 珍しいことにかなり酔っ払...
【二次審査通過・落選テーマ】 伊藤園 お~いお茶新俳句大賞テーマの雑記(2023~2024年)
2024年04月20日二次審査通過ならず(?) 第三十五回 伊藤園 お~いお茶新俳句大賞2023年04月20日5年ぶりに2次審査通過 第三十四回伊藤園お~いお茶新俳句大賞【Amazon.co.jp限定】 伊藤園 RROボックス おーいお茶 緑茶 2L×9本伊藤園2018-01-21伊藤園 おー
「紅椿の幻」 神が来し海上の道岬椿 ( 本井 英 )和歌三首 ちはやぶる神代は地上に在りしかな 紅椿落つ鎌倉の寺 旭日の空をじーっと眺めいる この一刻に久遠おもいて 春の森に鶯啼きて輝ける 座せば無尽の過去と未来よ俳句七句 浄智寺の椿の赤に海を見る 紅椿吾が心源に落ちたるか 藪椿ことばに生きる一花あり 街ゆかば花を数えて弥生かな 春の夜の花のかほりは幻ぞ 鎌倉の路地裏に立ち...
今年の桜ももう終わりかなと、突然降り始めた雨の中で思いました。桜が終わると夏が来る。ああ、最悪だ。最も悪いと書いて最悪だ。いやん、まいっちんぐ。まいっちんぐって何だよ。「もろともにあはれとも思へ山桜 花よりほかに知る人もなし」百人一首で桜を詠んだものは確か少なかった筈。この頃って桜イコール花なんで、花って言葉が出てきてるのは、桜を歌ってるってことかい?花を詠んだ歌はもうちょっとあった記憶ある。「花...
春の田は整然として早苗待つ ハルジオン何うなだれる明日咲くを 霞ゆくソメイヨシノを窓越しに夕餉支度は筍ご飯今日の歌(2025.04.12)
4月8日(火)は虚子忌であった。 虚子の句の中で一番好きな句と言えば次の句である。 流れ行く大根の葉の早さかな 俳句を始めて、しばらくして山本健吉の『現代俳句』を読んだ。 そのとき、高浜虚子の章で挙げられていたこの一句を読み、衝撃を受けた。山本健吉の解説を読んだあと、この句を読み直し更に深い感銘を受けた。 皆さんも読んだ事があるかもしれないが、共有したいので長文だが引用する。 流れ行く大根の...
「風と遊ぶ白木蓮」 白木蓮の散るべく風のさからえる ( 中村 汀女 )和歌三首 精霊の乗りて遊びし白木蓮 ひとひらゆれて風の光れる 春彼岸朝焼けの野に座したれば アマテラスの歌天地に満ちたり 人の世に哀し嬉しと吾も酔う 祈りに開く春の花にも俳句七句 白木蓮は男神か路地灯す やわらかき風と遊びて白木蓮 そのかほり宇宙にとけて白木蓮 やわらかき春風に立ち君おもう 森の歌しず...
俳人 夏井いつき (敬称略) MC 浜田雅也/アシスタント 清水麻椰(MBSアナウンサー) 2025年4月3日/回転寿司 第1位 初挑戦 なにわ男子 大西流星 70点 才能アリ 祝日の回転寿司や夏近し 第2位 初挑戦 ME:I AYANE 52点 凡人 念願の当たりの文字ぞ初桜 添削: ビッくらポン!「当たり」の文字ぞ桜咲く 第3位 高島礼子 50点 凡人 〆の皿名脇役やわらび餅 添削: 回転寿司〆は人気のわらび餅 第4位 知花くらら 32点 才能ナシ 額寄せて蛤沁む卒園日 添削: 額寄せて卒園の日の潮汁 第5位 紅しょうが 稲田美紀 25点 才能ナシ それ取って!くらでもおかんはいなり寿司 …
今日引き取りのお直しが2件あったので出かけてきました〓 夫とは久しぶりにミスドへ。 汁そばが食べたいと言う夫。私はあまりお腹がすいてなかったのでさくらもち風ドーナツだけ〓
備蓄のコーヒーがなくなりました(挨拶)最後の一杯を飲みながら、このテキストを書いています。昨日まで数日間、横着ぶっこいてブラウザのテキスト欄に直接書き込んでいたんですけど、文章が消える悲しみをこれ以上抱きしめたくなくて、久々にメモ帳を開いています。長めのテキストを綴るブロガーは、メモ帳に書くことをオススメしますよ、真面目な話。それはソレとして、コーヒーがなくなりますが、無理をすれば買えます。そのく...
夏井先生の本で俳句のお勉強をしました。昨日のプレバトを見ていてつくづく季語の勉強をしなくては、と思いました。歳時記をもっと読まなくては、、('_') 左の亀のメモ帳は、以前独学で俳句を詠んでいたときの句帳です。その時に買ってあったメモ張を新たに句帳にしました~
(2025年3月に詠める <「日々のお題」等>) 今年3月に詠んだ短歌と俳句を 以下に並べる。 なお、例によって、手直しの 可能性は大。 …
2025年3月に詠める <基本> ブログ記事に添えたものです。 なお、例によって、手直しの 可能性があります。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ <<短歌>> …
「初桜のひとひら」 初さくら誰へともなく夜の言葉 ( 岡本 眸 )和歌三首 神いずこ人の問いたる河岸に 彼岸桜のひとひらの散る 春の空青を濃くして光たる 河津桜のひらく朝かな 春彼岸いのちのひかりを祈りなば 死の無き国の滲みいずるか俳句七句 陽の降りし河津桜と春の空 初さくら全てよろしと呟ける 蒼天のゆくへを知るか初さくら 春彼岸かぞえきれない星の下 春昼や茅葺屋根の苔...
自分の句集を眺めていて、ふと気付いたことがある。私のお気に入りの一句が入っていないということだ。今更気付くのはおかしなことである。その句は、句会に参加し始めて間もない頃に、今の直接の師匠である方に採ってもらった句だ。たしか師匠の一票だけだったので、より印象に残っている。自分でも気付いていなかったその句の良さを言ってもらって、不思議な気持ちになったのを覚えている。 自転車の籠に濡れたる水眼鏡という...
「春灯と黒き道」 春眠や大き国よりかへりきし ( 森 澄雄 )和歌三首 円覚寺の門前の池にひとひらの 梅の散りたる朝の静けさ 風やわしさねさし相模の朝空に 雲は舞いたり神代は明日かと 白き梅ちりそむる朝あゆみけり 出発も終焉も彼方にありしか俳句七句 春灯や黒き道こそ終わりけれ 観梅や空の海にも光りたり 春情や去りし友あり来たりし友あり 春の夢ねてもさめても色遊ぶ 春時雨...
今までの人生で読んだ本の中でも、深く心に残っている作家を挙げてみる。 10代 坂口安吾 特に「堕落論」「日本文化私観」。 私が文学の道へ進むのを決定付けた本。 太宰治 「晩年」が良い。 芥川龍之介北原白秋 「思ひ出」「邪宗門」 萩原朔太郎オノレ・ド・バルザック 高校時代、「谷間の百合」に深く感動する。 大学でフランス文学を専攻しようと決めた。シャルル・ボードレール 高校の修学旅行...
日の丸を振るる都バスや春彼岸 小夜春分の日。正面に日の丸を2本掲げている都バスを見ました。「旗日(はたび)」。国民の祝日のことで、国旗を掲げて祝います。画像は日本バスの会によるにほんブログ村
今回は「私の履歴書」と題して、 私の仕事のキャリアを振り返ってみました。 今思えば、色々ありました💦 大学時代 ど田舎の島根大学に入学。 フランス文学を専攻。 真面目に勉強して、本ばかり読んでいる学生だった。ただ翻訳ばかり読んでいたので、フランス語習得には至らず(笑)。 スーパーのレジのアルバイトを1年間ほど経験。 大学卒業後20代スーパーに就職も1年続かず辞める。 高等技術専門校で1年間パソコ...
俳人 夏井いつき (敬称略) MC 浜田雅也/アシスタント 清水麻椰(MBSアナウンサー) 2025年3月13日春光戦/人気フード ー 予選 ー 第1位 HUJIWARA 藤本敏史 永世名人 (マーブルチョコ) 春風を入れてマーブルチョコに蓋 第2位 梅澤富美男 特別永世名人 (チキンラーメン) ケトルの湯春日のタマゴポケットに 第3位 犬山紙子 特待生1級 (ミニボーロ) 朧夜や薬の横のミニボーロ 第4位 千原ジュニア 永世名人 (チキンラーメン) チキンラーメン兄と割る四畳半の春 第5位 本上まなみ 特待生4級 (銀だこのタコ焼き) おみやげの銀だこ熱し春の雪 第6位 森口瑤子 名人9段 …
令和7年3月22日(土)今日もいいお天気です。朝早く起きて毎朝のルーティンこなしながらおにぎりを作ります。ウインナーを焼いて卵焼きも作って久しぶりのお弁当です…
「白梅の白の理由」 竜天に登るわたしは靴を履く ( 鍵和田 秞子 )和歌三首 春彼岸あさひ拝みて吾も座す 仰ぎし空の色のうつろい ちはやぶる春告草に宿る神 その音楽の始まりに立つ たらちねの母の御霊におろがみて 懺悔文となえる春の朝かな俳句七句 啓蟄や落葉の香りて肚に満つ 春分に鳥のとよみて光満つ 仰ぎなば雲も舞いたり春彼岸 満天の夜空を知れり梅夜月 白梅の白の理由は人...
「五・七・五」の定型詩である俳句の特徴として、正しくないものはどれ?
ジャンルを問わず暇つぶしの雑学「三択クイズ」を解説をつけて発信しています。今回のテーマは「文学」から俳句にまつわるクイズです。
最近一日置きに眠れない、、と昨日の夜中に思ったら昼間にミスドでコーヒー2杯飲んだんだった。。〓 後ろの席のおじさんがお替わり注文したのでついでにお願いしてしまった。眠れなくなるとわかっていてもついついコーヒー好きなんでお替わりしてしまいます。。 今日は3句できました〓 ていうか、どうしても1…
私の新作から、くすっと笑える俳句を10句選びました。 鶯の初音に鴉首傾げ 菱餅の反りの気になる昼下り 大いなる夢を捨つまじ落第生 赤子泣く声か恋猫鳴く声か 算数セットに名前書いたか一年生 内職を手伝ひたがる子猫かな 新社員机にエクセル参考書 酔客の蕗味噌を食べ黙り込む 三菱に人の集まる農具市 金輪際酒は飲まぬと蜆汁 どれか気に入ってくださる句はありましたか?...
今から10年くらい前、私は公文式でアシスタントをしていた。そのときの公文教室の生徒で、小学校高学年の女の子が、学校の宿題で俳句を作っていた。私に作った俳句を見てくれと言ってきて、そのときの俳句の中に次のような一句があった。 夕焼よ恥ずかしそうに顔を上げという句だった。かわいらしい良い句と思ったが、私の好みというか、何となく次のように添削した。 夕焼よ恥ずかしそうに顔を伏せより奥ゆかしさが出るよう...
先日お伝えしたように、春の語学クラスではスペイン語を選んだので、この一年間ずっと一緒に学んできた中国語クラスの仲間たちとはもうすぐお別れ。語学クラスはレベルが上がるにつれて人数がどんどん減っていく分、残ったクラスメイト同志の絆はより深まっていきます。外交官や国際公務員という立場の違いも、役職の上下も関係なく、ただ「クラスメイト」として共に学び、親しくなれるということがなんだか学生時代に戻ったようで...
俳人 夏井いつき (敬称略) MC 浜田雅也/アシスタント 清水麻椰(MBSアナウンサー) 2025年2月27日/ バター 第1位 三宅香帆 71点 才能アリ 特待生昇格 春宵や初稿とエシレバター缶 ※エシレバター:仏エシレ村の高級バター。俳句のメカニズムを理解しています。 第2位 コットン 西村真二 70点 才能アリ 2番線春風運ぶバターの香 添削: バターの香はこぶ春風2番線 ※ 逆にいく方法も。先に香り⇒春風が吹く空間をつくっておきます。 第3位 安藤和津 60点 凡人 大蒜のたっぷりバターは罪作り 添削: 罪作りバターに焦がす大蒜は ※ 語順が散文的(普通の文章) 第4位 初登場 トラ…
(2025年2月に詠める <「日々のお題」等>) 今年2月に詠んだ短歌と俳句を 以下に並べる。 なお、例によって、手直しの 可能性は大。 …