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#現代詩
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愛してあげていいんだよ
綺麗よそう言ってもらっただけで明日もまた一日生きて行けそうな気がするたったそのひと言だけで#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#生きる#悲しみ...
2025/07/15 06:04
現代詩
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悲しむことができなくて
大人の顔をしなくてはならないのが苦しい子どものわたしが泣きやまないもっともっと自分を愛してあげれば良かったのに「お母さん 死なないで」それがわたしの口癖だったなのにお母さんは突如あの空に 消えた後悔が押し寄せるばかりで大人のわたしはまだ悲しむことができない子どものわたしもショックで固まっていたただ小さな手を硬く握りしめて息もできずに#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#生きる#悲しみ...
2025/07/14 06:02
わたしの言葉が死んでいく
丁寧に丹念に植物を育てるように言葉の欠片を大事に紡いで温めて水をやり丁寧に育てるなのにわたしの言葉はいつも陽に当たることなく死んでいくだけ人が毎日死ぬように言葉が毎日死んでいく愛する思いを苦悩の日々を言葉にしてこんなに丹念に紡いでいるのにわたしの言葉は死んでいくけれども いつかわたしの言葉が息を吹き返してくれると信じてるまるで春の息吹きのように#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲...
2025/07/13 06:05
荒れ野人生
他人の人生いつも指をくわえて見るわたし隣りの芝生は青く見えるというけれど隣りの芝生は本当に青いの荒れ野みたいな人生しか持たぬわたしにとってはもっとちゃんと自分を抱きしめてあげたらわたしの芝生も青くなるんだろうか無情なまでの空の青と悲痛なまでの雲の白が今日もわたしの目に刺さる#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#生きる#悲しみ...
2025/07/12 06:06
赤い海
いつも変わらないはずのあの青い空が燃え盛りいつも変わらないはずのこの大地が炭と化した遠い過去のことと言わないで昔々のおとぎ話みたいな美談にしないでひとつひとつの魂が炎のような血を流しひとつひとつの魂が沢山の涙を飲み込んだまま海を赤く染めたあの日々のことをその歴史の延長線上に私たちのいのちがあることを忘れないで無数の死が私たちを生かしていることをどうか忘れないで今年もまた夏が来る#ネガティブのままで...
2025/07/11 06:04
詩「勲章」空みつえ
私の父は 大工です 昔っから ずぅっとそうです 赤銅色の焼けた肌 真珠のような輝きが 私は何より 好きなのです 家族のために 私のために 流してくれた汗だから 焼かれてしまった肌だから とってもきれいに 見えるのです 赤銅色の焼けた肌 真珠のような父に輝く 最高の勲章なのです 平成17年の父の誕生日に。 空みつえ
2025/07/10 09:00
いっそ狂ってしまえたら
いっそ狂ってしまえたらどんなに楽だったろういっそ世の中を恨めたらどんなに楽だったろうでも頭の中はいつもクリアで何も世の中のせいにできないだからこの苦しみ全部抱えてすっかり筋力が落ちて細いだけの足を震わせながらでもひとりで歩くしかなくて悲しいのは全部自分のせいだとわかってるから#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#生きる#悲しみ#苦しみ...
2025/07/10 06:03
人は所詮One of them
人は所詮One of them に過ぎないのさ元々特別なOnly one?それを合理化と呼ぶOne of themという無名の闇に埋もれて自分の名前も帰る家さえ忘れ果てエキストラみたいな人生を生きるけれど足元の花がふと色鮮やかに映るようにOne od themにもそれぞれの長い歴史があってOnly oneにならなくても輝ける毎年桜の便りの下で幾つもの小さな蕾が花開くように#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる...
2025/07/09 06:05
わたしはわたしの物語を生きる
わたしはわたしの物語を生きて来た苦しくて苦しくて堪え難いばかりのストーリーならハッピーエンドの展開になるでもそれはフィクションの世界の話でノンフィクションの世界ではバッドエンドが待っている気がして怖いいいえハッピーエンドになるかバッドエンドになるかはわたしの生き方次第どんなに苦しくてもこの血肉が悲鳴をあげても物語はいくらでもハッピーエンドに塗り替えられるがんばれ わたし嫌いな言葉を敢えて自分に課せ...
2025/07/08 06:04
本物の見守り
あなたは喜んでくれたでしょう?わたしの小さな決意をあなたは叱ってくれたでしょう?わたしの我が儘をあなたは寄り添ってくれたでしょう?わたしの苦しみにあなたは見守ってくれたこんなささやかなわたしをわたしが転んでも失敗しても決して手を出さず自力で起き上がるまでただ見守ってくれたそれこそが本物の見守りと知ったあの日々#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる...
2025/07/07 06:03
海を持つ人・その2
忘れられないあなたの海に溺れて酔いしれた日々をわたしはいつもあなたの背中の潮が満ちるのを待って喜んで沈んで行った忘れられないあなたの口からぽろぽろときらきらと零れた言葉の宝石をそれがあなたの海の底に落ちてしまう前にわたしは急いで両手でかき集め大事に大事に宝石箱に納めたあなたの背中にいつも広がっていた 紺碧の海が恋しい#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#生きる...
2025/07/06 06:02
溢れる言葉たち
ひと粒の涙が青い言葉になるひと夜の苦しみが赤い言葉になる一日の憂いが白い言葉になる悲しみが深ければ深いほど言葉たちが溢れるそうやってわたしは夜ごとこの感情を色とりどりの言葉に紡いで謳うことで何とか生きながらえている#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ...
2025/07/05 06:03
悲しみを大事にしてあげていたら
抱きしめられた日々の記憶を失ったこの悲劇を笑い飛ばす胸の内に迸る感情を封じ込めてハリボテみたいな日常をひたすら隠して満ち足りた日常を演じる悲しいと叫ぶ心を持て余しながら自分で自分を慰めるそうするしかなかったのそうするしかもっと悲しむ心を大事にしてあげていたらこんなに苦しくなかったのかも知れないだって悲しめる心は自然な心だから#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#生きる#悲しみ...
2025/07/04 06:05
アリとキリギリス
☆介護施設の外通路を沢山のアリが歩いていた。雨が降っていたので、居場所に困って避難していたのかもしれない雨にも負けず風にも負けずアリンコも生きなければなら...
2025/07/04 05:37
現実という悪夢
このまま眠っていられるなら悪夢を見つづけてもいいひたすら眠りに恋焦がれ夜ごと薬を煽ってる眠りつづけたい眠りつづけたいあの夢闇に舟を浮かべて出かけたら目覚めずに済むだろうか悪夢と戯れまどろみの快感に耽ってまた無意識の底に落ちひたすら眠りつづけたい目覚めの度現実という悪夢が襲って来る#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#苦しみ...
2025/07/03 06:11
あなたはわたしの生きる術
あなたという春に抱かれてわたしの根雪は溶けあなたという風に吹かれてわたしはようやく花開く限りないあなたという海に溺れ夜明けまであなたという夜空で瞬くあなたはわたしの生きる術あなたはわたしの人生そのもの#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる...
2025/07/02 06:12
詩「父」空みつえ
心根がまっすぐで とてもきれいな父 まじめで 働き者の父 いつも まっくろになって 汗だくになって 働いてくれる父 本当は 感謝しているんだよ 本当は 大好きなんだよ ありがとうって 思ってるんだよ 口にするのが てれくさいから いないときに こっそり言うの 絶対にヒミツだよ お母さん! なんて 笑いながら ねぇ お父さん 勇気を出して 言うからね 強くなって 大きくなって 絶対に いつか直接 でもやっぱり 今はてれくさいんだ 平成17年4月。直接手渡して、即逃げた。 空みつえ
2025/07/01 19:51
わたしを置いて行かないで
不安にとり憑かれると街中に無視されてこの部屋が孤島になるねえわたしはここよと声をかけても誰も誰も振り向かない誰もわたしを知らないなんてねえわたしを置いて行かないでその声は幼い頃から変わらないわたしを置いて行かないで幾度そう懇願しただろう神さまにお願いするみたいにお母さまにお願いしたのわたしを置いて行かないで置き去りにされた記憶が哀しい物語として今もわたしを傷つける#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#...
2025/07/01 06:14
海色のあなたの雫
あなたの頬を涙がつたって落ちる前にわたしはこの手であなたの涙を何度も拭うあなたの涙はあの深い海からやって来た雫自分のためではなく誰かのためにこぼれた雫だからわたしはあなたの涙を海へと返すほんの束の間あなたの海で溺れる悦び深い深い海色の優しい雫#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる...
2025/06/30 06:13
わたしという星
見上げる星空青白い星赤い星大きく瞬く星微かな光を放つ星やがてわたしもあの星空のひとつになって精一杯生きた分精一杯輝くからどうかわたしという星を見上げてたくさんの星の中からわたしの輝きを見つけて#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#いのち...
2025/06/29 06:06
若さという贅沢
全身を何度も何度も波打たせ悦楽に果てたあの夜昂ったまま遠浅の海に二人重なり沈んだ あの日もう一度もう一度と願っても時の流れも血の流れも冷酷でもうそんなに時が経ってしまったの?帰って来て帰って来てと聞き分けのない駄々っ子のようにいつまでもあの日のあなたをせがむわたし#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
2025/06/28 06:04
空そのものをわたしは見たい
皆知ってるはずの青い空を誰か見たことがある?空そのものを空の青は人の数だけあるわたしの見ている世界とあなたの見ている世界はきっと違う青い空も緑の若木も白い雲も人の眼前に広がる世界は曖昧で不確かなものだからこそ青い空そのものをわたしは見たい同じあの空をあなたと共有してみたい確かに存在する空を#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる...
2025/06/27 06:02
酒池肉林も夢の跡
装飾品をまとって自らを飾って飾って飾り立てても余計に老いた自分が浮き彫りになるだけで哀しいからネックレスもブレスレットも何もつけずにあなたと会おうフルメイク禁忌金髪 禁忌ただ 今のわたしのままのわたしでいよう酒池肉林に溺れた日々も夢のあと今ではひたすら花鳥風月謳うのみ#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#生きる#悲しみ...
2025/06/26 06:04
死にたい
いつもと変わらない日常信号街並み行きかう車揺れる草木死にたい空が晴れ渡れば晴れ渡るほどその思いだけが弧を描いてわたしの頭上に横たわる#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#生きる#いのち...
2025/06/25 06:11
少女の紅の虜になって
いくら夢を追いかけてももう叶う夢などないことになぜ気づかないの?いつまで経っても夢を見たくて夢はいつでも音を立てて破れて深海の底に沈んで行くだけなのにやるせないただやるせないだけの日常が横たわっているのに沈んで行く自分を感じながらまだ夢を追いかけている褪せた唇を少女の紅き唇と妄想したまま時の流れに逆らったまま#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる...
2025/06/24 06:13
骨の記憶・その2
心がすっかり忘れてるのに悲しい記憶はこの血肉が骨が覚えてるだから血肉がえぐられる骨が唸るわたしも知らないもう一人のわたしの血しぶきみたいな悲鳴に鼓膜が破れる何がそんなに悲しいの?そう問うと体は沈黙するその扉をピタリと閉めて何も答えない忘れたはずの悲嘆が苦悩がまた深い傷を作る#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ...
2025/06/23 06:04
わたしは春を追いかける
わたしは春を追いかけるたった一厘の花だけをこの胸にそっと抱いて暖かな春を芽吹きの春を桜の春をわたしの春はもう とうに過ぎ去ってしまったことも忘れていつまでもわたしは春を追いかける#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる#悲しみ...
2025/06/22 06:16
うつの深みにはまると
うつの深みにはまると街中がモノトーンになる花も草も色を失う頭上に広がる空も忘れ果てこの部屋は独房と化す死 に抱かれてわたし は消え失せるうつの深みにはまるとわたしは人でいられなくなる理性も思考も失って沈んでくどこまでも沈んでく#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
2025/06/21 06:03
無垢な言葉
幼いわたしが泣きながらこの胸の内を叩く叩く汚れてしまったわたしより幼いわたしの言葉は無垢だけど真実だけを叫ぶだから無垢な言葉を封印しないでどうか耳を傾けて「だいすきなのとめてとめてとまらないの」幼いわたしの叫びに胸が痛む無垢な言葉がわたしに響く「だいすきなのだいすきがこぼれちゃうの」無垢な言葉は誤魔化しがきかない#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる...
2025/06/20 06:04
赤い涙
規則的な拍動が心臓から爪先にまで赤い涙が循環していることをわたしに伝える毎日毎日毎日止まることなく循環してる憂愁に閉ざされたこの体内を一刻一刻一刻と休むことなく巡りつづける赤い涙ときに張り裂けそうになる胸を押さえときに痛みに堪え悲嘆を超えてこの身 果てても巡る涙を光に変えゆく#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#生きる#悲しみ...
2025/06/19 06:06
乖離の溝に堕ちていく
人差し指から溢れ出る血が人である証猫を抱いたときに溢れ出る愛情が人である証この部屋はまるで孤島のようで活気に満ちた街から切り離されているから自分が誰なのかときにわからなくなる乖離の溝に堕ちていく恐怖自分の名前も忘れ果て朝と夜さえ間違える#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#闇#いのち...
2025/06/18 06:05
与え合うこと
傷を舐め合うことの何が悪い?軽蔑されてもかまわないどんなに蔑まれてもいいだって自分では届かない場所に傷があったら舐めてもらうことでしか癒やされないから傷を舐め合うことはわたしにとって与え合うこと愛情を注ぎ合うこと#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる...
2025/06/17 06:18
蜜の宵
蜜の宵蜜の宵あなたと抱き合う蜜の宵涙まで甘さにとろけるあなたの胸でわたしは母親のお腹の中で浮いている胎児に戻って究極の快感に溺れたなのにあなたはわたしの元から消えてったあなたがいないと生きられないそんなわたしは病んでいたそのことに気づかずにただ蜜の宵をむさぼったわたしの罰#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
2025/06/16 06:06
号泣する梅雨空の下で
号泣する梅雨空の霞む景色のその下で髪が頬にまとわりつくのも厭わずにずぶ濡れの野良犬みたいに探してる探してる悲しいだけの過去の中から傷だらけの過去の中から心の奥に血を滲ませて奇跡のように輝いていたはずの瞬間を雨音は遠く誰かの悲鳴になってわたしの耳に微かに障る#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#生きる#悲しみ...
2025/06/15 06:07
悲しみ出身
わたしの中で青い怒りの炎が静かに燃える青い炎はやがて悲しみの涙となって燃え尽きる涙はおさまることを知らない母の悲しみからわたしは産まれたから母の悲しみからわたしの人生始まったから悲しみ出身のわたし#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#悲しみ...
2025/06/14 06:07
抱いて欲しかったのに
抱いて欲しかった狂うほどに抱いて欲しかったけれど幼かったわたしはそれを伝える術を持たなかっただから自分で自分を思い切り抱きしめる自分で自分を愛おしんで慈しんで自己否定の沼に落ちていたわたしを無名の闇に棲んでいたわたしを抱きしめて抱きしめて世界は自分の味方なのだと教える#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる...
2025/06/13 06:08
わたしが土に返ったら
わたしが土に返ったら街はいつもと変わらずに朝 目覚め夜 眠りにつくだろうわたしが土に返ったら季節はいつもと変わらずに流した涙が雨雲となり雨となって落ちるだろうわたしが土に返ったら暦はいつもと変わらずに今日が過ぎやがて明日が来るだろうわたしが土に返っても世界は何事もなくまわって行くだろうわたしのささやかな歴史だけをどこかに置き去りにして#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#いのち...
2025/06/12 06:05
虚無の空
虚無の空がつづくから自分の生が見つからないわたしは一体何のために生きてるの?その問いを何度繰り返しても答えがないのはわかってるけれど体の内から迸る負の感情に翻弄されて問わずにはいられない虚無の空には色がない確か空は青いものじゃなかったかしら?その記憶すら曖昧で今日もわたしは答えのない生の答えを探してる#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ...
2025/06/11 06:05
あなたの傷を舐めるために
悲しみが血となり苦しみが肉となるあなたを愛することはその血肉を見つめ受け容れること「愛してる」と安易に口にすることは虚しい風が吹くばかりわたしにはできないだから せめて野生の獣のようにあなたの傷を舐めてあげるそれで少しでもあなたの傷が癒えるならわたしはいつでも獣になるあなたの傷を舐めるためにわたしはいつでも獣になる#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ...
2025/06/10 06:05
過去に返る
母なる月に見守られわたしは過去へ返る返る過去に返ったわたしのそばにはあなたがいた二人ベッドの海で揺れ合ってときに荒波にときにさざ波に揺れ合って季節も時も何もかも二人のためだけにあるものと思ってた幻想は幻想と気づかないから美しくそして悲しいやがて東の空が紅桔梗に染まる頃幻想は月と一緒に消えて消えてあなたも海も一瞬にして消えた#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#生きる#悲しみ...
2025/06/09 06:05
淫らな饗宴
顔を覆った両手から染み出て来るのは後悔ばかり悔いても何も始まらないそう言わないでわかってるから宵の町アパートの窓店の看板地上に星がともる頃わたしの心は淫らに萌える静寂という饗宴の席観客不在の舞台上体を波打たせてはひとり踊って綺麗ねと悔い 取り戻して呟いている#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#生きる#悲しみ...
2025/06/08 06:05
赤い雫
わたしの中から流れ出た赤い雫今では消えた赤い雫あの赤い雫が子猫をそっと抱くように愛おしく悲しい少女のわたしのまだ柔らかだった肌につたって落ちたあの雫もう会うこともない赤い雫色褪せた昔々が仄かに染まるあの雫さようなら少女だったわたし#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
2025/06/07 06:05
罪の寝床に横たわる
わたしの秘密誰にも言えないわたしの罪夜ごと夜ごとの枕元責めつづけられる夢の中罪の寝床に横たわり寝汗に罪の大きさを知るもしも許されるならこの罪をわたしのいのちと引き換えに遠くの海の底の底にそっと沈めて藻屑と消えたい枕元#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ#いのち...
2025/06/06 06:05
あなたの海の中で
わたしはいつもあなたの手のひらで転がされていた海を持つあなたの前でわたしはせいぜい小さな貝殻でもあなたに転がされるのが嬉しくてそれはまるで母に抱かれた赤子のようで限りない安心と柔らかな快感に満ちていたなのになぜ別れが来てしまったの?あなたの手のひらから零れ落ちたわたしは捨て子のように行き場を失くして不安だらけの夜の闇の中であてどもなくさまようもう一度あなたが欲しい#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#...
2025/06/05 06:03
愛に飢える
抱きしめられた記憶がないと世界を信じられないの陽射しに埋もれるほどに抱きしめられて初めて人は世界に出てゆけるの抱きしめられたその支えがないわたしは幾つになっても世界が怖いまま愛に飢えて飢えてこの心に一滴の水さえもなくなってしまうの一滴の水さえも#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#生きる#悲しみ...
2025/06/04 06:45
すっかり愛情乞食になって
わたしの中の幼いわたしがいつも叫んでる恋しいよ寂しいよ抱いてよとわたしの内側から胸を叩く満たされなかった感情が心の奥から突き上げるすっかり孤児のようになってすっかり愛情乞食になって冬の心のまま母の匂いばかり追いかけている#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ...
2025/06/03 06:03
まだ緞帳は降りない
悲劇しかない人生なんてむしろ 喜劇悪運つづきの無限ループ終わらない日常悲劇の舞台といえどいつだってドサまわりの三文芝居どんな汚れ役でも演じ切るしかないの厚塗りをしたドーランとメイクが全然落ちなくて泥色の涙をこぼして泣く黒い涙をこぼして泣く素顔の自分を失くしたのなのにまだ緞帳が降りないなんて#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ...
2025/06/02 06:04
死者の魂の上で
死者の骨を断ち肉を削ぎ粉々に砕き沢山の魂を踏み固めて作った土台に「文明」と言う名のご立派な家を建てるそんな暮らしは快適ですか?我が家はボロいお家だけれど自分の足元に埋められた魂をわたしは忘れたくないだから哀しいままのお家寂しいままのお家に住むの死者の魂を慰めるために死者の魂にごめんなさいと言うために#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
2025/06/01 06:05
存分に泣いていいのよ
泣かないで って言うよりも存分に泣いていいのよって言ってあげたいがんばってって言うよりも無理してがんばらなくていいのよって言ってあげたい変わりやすいこの春の気候のように人の心も移ろいやすい雨粒に打たれてそれでも散らずにいる野の花もあれば微かな風に散ってしまう花もある人も同じ心底強い人なんかいない健気に咲く花を風から守るようにできるだけその人の丸ごとを受け容れられる者でありたい#ネガティブのままでい...
2025/05/31 06:04
豪雨の絶叫
雨音が聞こえる雨音が聞こえる路面を叩く雨音が聞こえる雨音が聞こえるとわたしは安心する安心してこの豪雨の分だけ泣き叫べるから安心して絶叫できるからわたしの声音を雨音がかき消してくれるから今日は思い切り泣き叫べる今日は思い切り絶叫できるどんなに叫びたくても大人 というレッテルを貼られるといつだって堪えるしかないからでも雨の日だけは子どもに戻って泣き叫べる絶叫できる春のひと夜#ネガティブのままでいい#現代...
2025/05/30 06:06
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