死と再生・その2
死んだまま再生出来ない春を待つ土の中の 虫のように必死で 地上に這い出ようとするけれどなかなか 出られない私はこの わたし として生き直したいのに花を咲かせた 木が新緑になりやがて 真っ赤に染まりそして 葉を落としたはだか木を私は 何度見たことだろう今日のつづきだけの 明日を何年 生きただろう母と繋がっている へその緒を誰か思い切り 切ってそしたら死んだ私はわたし として生き直せるのだから生き直し...
2024/11/05 06:10
メインカテゴリーを選択しなおす
#現代詩
のブログ記事