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冬の吐息に惑わされ冷たい風に負けそうになるそんなときは星の気持ちになって感じてみる夜の気持ちになって考えてみるすると真冬の澄んだ空気も また心地良く夜空に 弧を描く北斗七星をも また美しいと思えるのだろう万物流転もう二度と行き過ぎた現在(いま)は戻って来ないその現在を私はこの手で 追いかける諸行無常の 響きが聞こえて来る#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる...
遠く遠くの優しいあなたの姿が春の霞に邪魔されて見えない視界を遮られてあなたが見えないなのにあなたと傷つけ合った悲しい思い出は今でも鮮烈に蘇っては改めてこの胸に刺さる痛い痛いよ春の霞に穏やかだったあなたの姿をかき消され悲しい思い出ばかりがつい最近のことのように何度も何度も刺さるから春の霞の夜明けの空に見えないあなたを必死になって探してる#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる...
岩をも砕くこの荒波の如き苦しみをこの荒海をどう泳いで行けば良いのか何度も何度も溺れかけもがけばもがくほど溺れて行くこの荒海の激しさよそれでも泳いで行かなくてはならないけれど荒波はやがて静かな波になる静かな波に身を任せていればきっと陽の光が見えて来るはず陽の光に手が届くはず陽の光を信じて流されるままでいて#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ...
自分がどんなに病んでいてもたとえ歪んだ心でもどんな自分であってもその心の奥底を理論で いじるのではなくてどんな自分のこともダメな自分も 醜い自分もその 丸ごとをちゃんと 腹の底から 感じて引き受けてあげられる自分でありたい星のない 闇空に涙しても冷たい風に 震えてもそのままにいられる自分でありたい幾つもの 雨粒がただ土に 染み込んで行くように空の雲がただ 流されて行くように絶えず 変わって行く自分...
わたしは絹から卒業する絹を 忘れるのではなくずっと忘れずにいるためにきらきらと真白に輝く思い出としてこの胸に残すためにわたしは絹から卒業するこの心のいちばん大切な場所でわたしは絹の本当のお葬式 を済ませたよだからさよなら 絹わたしはお前を決して忘れない病弱だったお前にわたしはどれだけたくさんのことを教わっただろうお前の遺言を胸に刻んでわたしはひとりで生きて行くさよなら 絹6年間一緒にいてくれて本当...
幸福とか不幸とか私には わからない私はいつも自分を不幸だと思ったりするけど本当に 不幸なのかもわからない私には幸福も不幸も同じコインの表と裏のように思える同じコインの表と裏なら簡単に引っくり返るいくら幸福でもいつ不幸に引っくり返るかわからないということ幸福より不幸より本物の楽 を私は得たい本物の楽は紺碧の海のように果てしなく続いているもの空に浸り 風を感じいつまでも雲を追って行けることひっくり返る...
お母さんが私を食べて私がお母さんを食べて共食いをして 生きて来たお母さんが死んだから私の食べるものが なくなってだから私はずうっと飢えるお互いの血を 肉を心を 食べ合ってしか生きられなかった二人食べて食べられて生きてはいけないと知りながら共食いをした 私たちお母さんの報いは 断末魔私の報いは 餓鬼の道飢えて飢えて餓鬼になり物乞いしながら心を 探す#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#...
街が 明る過ぎて夜空の 星が見えない私の 心が曇り過ぎて歩くべき道が 見えないあなたの声が 聞きたいあなたの声は 私をひととき 孤独からすくい上げてくれるからあなたと 一緒なら夜空の 星も沢山 見える気がする心の 曇りも晴れる気がするあなたとの他愛もない話はあなたの 声はどんな眠剤よりもよく効く 子守唄枕元で歌って聞かせて#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
春一番に この思いを 乗せて行く 川を流れて行きたい春一番に この思いを 乗せて山の 頂きから180度の空を 巡りたい春一番に この思いを 乗せて私の今も 何もかもなかったことに してしまいたい春一番に この思いを 乗せて熱い涙の 海で溺れたい春一番にこの思いを 乗せて#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
みんなが桜を愛でるのはそのいのちが短いからみんなが桜を愛でるのは短いいのちのその中にそれぞれの思い出が一緒に 花開くからみんなが桜を愛でるのは桜吹雪 舞い散るそのいのちの儚さに人のいのちが重なるからみんなが桜を愛でるのはみんなが桜を愛でるのは#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#生きる#いのち...
わたしの宝はあなたがこぼした涙の しずくと遠くの星になった過去胸の鼓動は海になるたぎる血潮は空を 夕陽に染めていく不安は冬を 呼び覚まし吹きすさぶ風となってまた この胸に返って来るさむいさむい冬に凍ったこの心をどう暖めたらいいのかわたしには わからないさむいさむいただ自分で自分を抱きしめてたったひとりで暖をとる#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
暖かい春の日差しの中でロッキングチェアに凭れかかり小鳥のさえずりを聴いている 貴女は誰に歌わされているの? そんなにか細い声で 私も歌うのが好き💖 大好きな…
眠剤の残った頭はまるで春の霞がかかったようでとても楽やがて眠剤が抜けるとクリア過ぎる頭で苦しみが 現れるリアルな苦しみ酷く憔悴したやつれ顔わたしは苦しむために産まれて来たの?苦しいばかりの人生という名の海じゃあ行き先は?あなたが手をつないでくれたら見える気がするこの苦しみから抜け出せる気がするあなたが手をつないでくれたらひとりじゃないと感じられたら#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエ...
雨の日は楽だ雨音がわたしの泣き声をかき消してくれるから雨の日は楽だわたしの叫びが雨音と混ざるから路面を叩きつける音とわたしの苦しみが重なったレクイエムが街中で演奏される安心して泣ける安心して叫べる雨の日は楽だ#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ...
思い出が 途切れては蘇るまるで春のこの気候のように生き生きとした頃の思い出が 途切れる何とか思い出そうとしても遠く遠くの見えない海を探すようで見つからないなのに悲しい思い出だけは鮮烈に蘇る昨日のことのように襲って来て心が張り詰める心が思い切り揺さぶられるわたしは遠く遠くの海を見たいそこには大事な人たちが必ず いるから途切れてしまった思い出たちにもう一度 会いたい#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自...
泣きたいときは思う存分泣けばいい流した涙がやがて笑顔に照らされるときが来るから叫びたいときは思う存分絶叫すればいい絶叫したその声はやがて静かな微笑みとなって返って来るからネガティブなときはとことん闇へ落ちればいいやがて見つかる光は闇の中で輝くからこそ光と呼ぶそして揺るぎないポジティブ という第一歩となって前へ進めるから毎年 毎年凍った冬がやがて春の陽射しとなって根雪を溶かしてくれるように#ネガティ...
愛のかけらを探してる愛に包まれていると人は 強い愛を失うと人は 脆いわたしもかつてあなたの愛に包まれていた何も怖くなくなったなのにずっと昔にあなたの愛を失って折れそうな心を引きずっているせめてあなたの愛のかけらがまだどこかに残っているかも知れないと必死になってあなたの愛を探してるかけらでもいい記憶の断片をつなぎ合わせながら愛のかけらを探してる#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#...
こんな苦しみだらけの部屋にも春が来ているらしいどこからか暖かな風がわたしの頬を優しく撫でる散らかり放題のテーブル上にも花が香るなのに愚かな囚人のようなわたしはいつも春に 気づかないまま寒い寒いと言っては勝手にうつの闇に落ちている春は誰のもとにも平等に来るんだよなのに愚かな囚人のようなわたしはそれを勝手に拒否してる愚かだね哀しいね#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
あなたとの思い出が遠い記憶になって行くのが怖い笑い合ったり抱き合ったりそんな暖かな思い出を忘れかけて傷つけ合ったときの思い出だけが鮮血のような傷となって残っていることが悲しい行かないで優しいあなた行かないで深い海のようなあなた悲しみだけを残して消えて行かないで#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる...
春の陽射しのその下で戯れる子ら笑い声若いカップル花吹雪春の景色が絵のように何枚も広がっているわたしにはおよそ無縁のその春の絵を全部まとめてびりびりに破いて捨てたい毎年のわたしの衝動#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
ひとりでいられることと誰かといられることは比例するひとりでいられない心は自分の分身がいない不安な心誰かといられない心は誰もわたしの分身にならない依存の心誰かといられる心それは自分とは違うかけがえのないあなた を信じられる心#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる...
春なのに寒いのはわたしの体でもなく心でもなく何かがどこかが冷え切っているから桜の花はいつもこの目に悲しく映る#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
不安を珈琲に溶かして飲み干すひとつふたつみっつ......日暮れと共に不安の明かりが街に ともるのが怖いから#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#不安...
独房のような部屋で苦しみを 歌う悲しみを 綴るわたしもここに いるのだと叫ぶ春の風は独房にも吹いている手を伸ばす生きる証を掴むように#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる...
消えてなくなりたい欲求は死にたい欲求は食欲や性欲や睡眠欲と同じにいやもしかしたらそれ以上に激しくわたしの心に流れてるなぜ死んではいけないのかなぜ生きるのかそんな答えのない疑問に潰されそうになるそれでも生きるしかないと知っているからせめてこの春の気配を深呼吸して一日一日を何とか やり過ごすせめてやわらかな陽射しを全身で感じて一日一日を何とか やり過ごす#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポ...
私は幸せを 求めない幸せになったらいつ不幸になるかわからない不安に苛まれるから私は幸せを求めない幸せと不幸は常に隣り合わせだから私は楽 を求めてる苦と隣り合わせの楽じゃなく苦しんで苦しんで苦しみ抜いた そのあとに苦を超えた一元の楽をそしたらもう怖いものはない私は 虫と同じ生きものになるのだからこの世は 所詮仮の宿なのだからただ自然に 生かされるままのそのそ歩いてただ太陽に 生かされるままゆらゆら揺...
遺影のように微笑む胸の内の荒れ狂う海のような感情を抑えて遺影の微笑みは永遠に変わらないけれど路面を叩く豪雨のように悲しみ真冬の凍った風のように苦しみ絶えず変化する感情を封印して遺影のように微笑む心が 悲鳴をあげる#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
顔を洗っていたら水と一緒にわたしだけの物語が流れ落ちた散る花の花びらはわたしのいのちの欠片たちわたしは今日もまた行方不明のわたしを探す物語を 探すわたしも持っているはずだった物語を 探す#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる#いのち...
この間切ったばかりの爪がもう伸びている面倒臭いからそのままでいる夜風が春を告げているのにわたしの心は冬のまま誰も知らないわたしが泣いたあの夜のこと#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる...
みんなが持ってるパンドラの箱とわたしが持ってるパンドラの箱は違うわたしのパンドラの箱の最後に残ったものは絶望だっただけど希望にすがりつくよりも絶望をしっかりと味わって苦しんで苦しみ抜いたその先に初めて揺らがない希望があるのではないだろうか今の自分を超えて掴み取るものそれが本当の希望 なのではないだろうか#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる...
頭のてっぺんから爪先まで ひとり真冬の冷気がこの体を貫く生きることは痛い苦しいとかつらいとかよりも痛い生きているだけで激痛が走る遠い記憶のバラバラな時系列に心を砕く早春の訪れがわたしを狂わす生きることは痛い頭のてっぺんから爪先まで ひとりどこまでも ひとりいつまでも ひとり#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる...
過去へ過去へ時の流れに逆らって過去ばかり追いかけている思い出駅前夏夜橋(なつよばし)大好きな人が集う場所わたしに未来は見えないから過去にばかりすがりつくもう取り戻すことはできないとわかっていてもわたしの心は子どものように前に進みたくないと泣く孤独の代償真冬の目覚め若木の輝き遠い青空#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#悲しみ...
いつしかわたしが朽ち果てたときわたしの歴史は誰にも知られずただ埋もれて行くでしょうだからせめて一編一編 日々のわたしだけの歌をここに 紡いで残しておきましょうわたしの歌を虫が食べ大地が飲み込んで誰に知られずとも小さな花がそっと 咲いてくれますようにそう願いを込めて一編一編日々のわたしだけの歌をここに 紡いで残しておきましょうわたしだけの歌を#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
ぐるぐるぐるぐるひとりきりで考える考えるぐるぐるぐるぐるひとりきりで考えてるとぐるぐるぐるぐる螺旋階段を昇っているのか降りているのかさえわからなくなるぐるぐるぐるぐる無限ループの思考の闇に堕ちて行く堕ちて行くぐるぐるぐるぐるひとりきりで考える考えるぐるぐるぐるぐる堕ちて行く堕ちて行く#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#闇...
いつか あなたの瞳から溢れ出た わたし という雫はあなたから離れてもどこへ流れても決してあなたを 忘れずにいてあなたの心を浄化するわたしが雨の水になって道を叩いてもわたしが山の湧き水となって人々の咽喉を 潤してもわたしはあなたを 忘れないわたしが川の水になって上流から下流へ下流へと流されて大海へ出てもわたしは あなたを 忘れないどんな大海の一滴になるよりもあなたの瞳に返りたいいつか いつかきっと ...
この瞳から溢れる涙が熱いのはわたしが人である証心がキリキリ痛むのはわたしが人である証鬱々として動けぬ日々に必死で人の証を探す春は名のみのひとりの寒さや#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
過去形な私過去形なあなたあなたはジャズが好きだった私にはジャズなんてまるでわからなかったけどジャズを熱く語るあなたの横顔が好きだった夕焼け昼空宵の月自然の賜物はいつもあなたと一緒に見てたからどんな景色も美しかった過去形な私二人で刻んだ時もとうに過ぎ去って現在進行形な私はひとりで時を 刻んでるひとりで見る景色はどれも色を失っているひとり寝の夜はカチカチカチと時計の音だけがこの耳に激しく響く時は いつ...
絶望が 日常になるともう 絶望という言葉を使う必要がなくなるただ闇の淵を淡々と 歩くのみ感情が麻痺してもう何も感じないただ終わりを 夢見て終わらない日常を生きるのみ途方もなくつづく闇の道をいつまで歩けば良いのかぼんやりと思うのみ#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#闇...
不安と戦って無理に解消しようとするとどんどん不安は膨らむ孤独と戦って無理に抜け出ようとするとますます孤独になるそれよりも不安としっかり向き合ってその中身を知るほうが孤独としっかり向き合ってそれを実感するほうが楽になれるはず不安は 不安のままに孤独は孤独のままにそうすればきっと新しい季節の柔らかな風にこの身を ゆだねられる#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
眠れない夜の鮮明な意識が苦しいたっぷりと眠った朝戻って来る鮮明な意識も苦しい砂浜に落としたピアスを探すように大事な過去を探してる見つかるわけもない失った遠い過去を#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ...
猫が余りにも無邪気だから私は生きられる空が余りにも青いから私は人でいられるもしも猫と空を亡くしたら私はきっと生きながら死ぬ猫が見つめる過去と現在(いま)との境界線上を忠実に歩きながら私は懸命に 人でいる空と猫と私とを切り離してはいけない生きるために切り離してはいけない#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#猫#ねこ#白猫...
路地裏のノラ猫みたいにひもじくて人に愛情を 乞う家族に見捨てられた犬みたいに寂しくて人に餌を 乞うひもじくて寂しくて#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#悲しみ...
苦悩している人にも楽しく生きている人にも青い空は 平等に広がっている青い海は平等に広がっている青い空は いつも優しく 私を呼んでくれるのに遥か彼方の 水平線はいつも 私を呼んでくれるのにその呼び声が 聞こえないのは私が窓を閉め切って勝手にひとりになっているから空の呼び声を 聞きたい海の呼び声を 聞きたいただこの窓を 開ければきっと聞こえるはずなのに空にも海にも置き去りにされている気がして怖くて怖く...
朝 目覚めると言いようのない不安が覆いかぶさって来て私が起き上がるのを 妨げるいろいろ考えてみても不安の材料は見当たらないなのに不安が 覆いかぶさって来る「あなたは強いね」って言わないで私は強くなんかない弱くて弱くてひとりになると不安や孤独に 堪えきれなくて眠剤を煽って寝るようなそんな人間なのだから「強いね」って言わないで「元気そうで良かった」って言わないで私は強くなんかない私は元気なんかじゃない...
澄み渡る空気に鮮やかな真白き富士を見てもわたしの心は動かない足元でそっと開く小さな野花を見てもわたしの心は動かない爪を切るのも億劫で外へ出るのも億劫で落ちていく自分が見える自分が人でなくなっていくのが怖いわたしを裏切ったあの人に復讐をしたい だなんてそんなことを思う醜い自分に成り下がるのが怖い#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
あなたは花になりました春になって産まれたての 花びらを一枚一枚 けなげに開くあなたは花に なりましたあなたは空になりましたどこまでも広がってただいちめん 無垢なばかりのあなたは空に なりましたあなたは星になりましたあの澄んだ瞳のようにきらめいて私の居場所を 照らしてくれるあなたは星に なりました夜が明ける度に緑が揺れる度にこの両の手に私はあなたの小さな いのちを感じていますいつまでも感じています自...
幸せ?その言葉をわたしはすっかり忘れてたその言葉の意味さえも幸せとか笑顔とか光とか希望とかわたしに無縁の言葉たちが遠くの空に流れて消えた#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
いぬいぬいぬねこねこねこいつもあの子たちと共にあったわたしの人生犬や猫を呼吸するような人生全てのいのちを見送っていまは息が苦しくなったあの子たちは何も言わないのに無垢なその心でわたしの傷を癒やしてくれた人間とはどれだけ愚かなものかを知った極寒の部屋無機的な寒さ震えるほどにあの子たちが恋しい#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#いのち#猫#ねこ...
ひとりだと料理が下手になっていく美味しいとも不味いとも誰も言ってくれないと料理が下手になっていくあなたは何を作っても美味い 美味いと言ってくれた得意料理はボルシチだったボルシチなんてもう作り方さえ忘れた差し向かいに誰もいない食卓は冷たい#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#悲しみ...