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「帰って来て」友のラインに笑いつつ終の棲家の床磨きおり 石斛を挟んで交わすお交わり亡き夫(つま)共に語る心地す今日の歌(2024.02.04)
待ちかねしチューリップ今お芽出とう! 朝日射す休日ならの朝食はフレンチトースト心に優し カーテンを引けば光が零れ出るこれぞ嬉しきイエスの祝福今日の歌(2024.01.13)
喜びを悲しむ者を気遣えと証責めるは的外れなり罪故に喜ぶ者を喜べず主を喜ばず悲しみを増す喜びは御国の味そ主の味ぞ霊より溢れ身を癒やしたり分かち合い癒やし恵みを聞くことは主に遜る試練の薬祈るたび主の真実を垣間見て御国を知りて世を忘れたり今日の歌(2023.12.10)
叢に水仙一輪見つけたり静かに香る師走の花よ バスと徒歩連れられ行きて服を買う徐々に広がる我がテリトリー 今日の歌(2023.12.09)
祈りして口に運びし肉じゃががのど締め付ける戦火のニュース 老いの身が飢える子観ても箸を持つこの理不尽に許し乞いつつ今日の歌(2023.10.30)
平凡な祝福 朝日は鈍色の雲を鮮やかなオレンジ色に燃やしてゆっくり青空が広がって行く厳かな夜明け「おはよう」 双葉の間からギザギザの本葉が覗いてる押し合いへし合いしている春菊をしゃがみ込んでちまちまと引っこ抜く整列した2センチの葉っぱ「ガンバレ!」 パソコンの前で音を上げる毎日毎日同じため息をついて「ダメだ。無理だ。分からない。」分からないないことを続けて17年今日の歌(2023.10.23)
曼殊沙華田舎舞台の姉さまを思い出させる八十路過ぎても 満月と夜半の涼風窓に満ち眠りに落ちる老いの幸い今日の歌(2023.09.30)
「我が主」と「我らの主」大切なのは「我が主」私の主でなければ、我らの主ではない。その時、私は「我ら」を知らないのだから・・。「我が主、我が神」私が寂しい時、主も寂しいと気づかされた。私があなたを忘れていたから・・何億分の一であっても、神の愛は応答するもの。「われらの主」って誰の主
真昼のように明るいカーテンの隙間に驚いてそっと覗いて見ると、煌々と輝く月が入って来た。雲と戦っては勝利の輝きを現わす眠ることも忘れて、洗うような光の中に身を横たえる主は沢山の慰めを地に備え、眠る人の夜さえも照らすものを備えられた。気づかない者にも季節ごとに花々を咲かせ、真夏の日を傾けて時の移ろいを知らせ、朝に涼やかな風を送ってくださる。あたかも労苦する者の機嫌取るように、ぐずる赤子をあやすように・・何も持た無い者の心を励ます応援団顔を上げて空を見てごらん目を落として地を見てごらん外に出て風に吹かれてごらんあなたへの神さまの愛が見えるから・・そう。それはあなたへの備えそれは、見つけたあなたへの愛のことばスーパームーン
風うなり窓に滂沱の涙する救いの君を迎え入れよと戸を開けて嵐と共に訪れし今キリストを迎い入れよと風うなり雨音繁く目覚めさせ主が叩きたる命の扉恐れまい嵐鎮める一言を近しく聴きていのち賜る嵐を鎮める主を迎えよ
炎天下土を運びて奮闘すにわか庭師の息子の休日 月光のスポットライトに起こされてぼんやり眺むカーテンの隙今日の歌(2023.08.06)
(短歌)蝉の音の移り変わりも聞かずして吉野は遠く思い出の中 天国列車景色は移る超特急二度と戻らぬ今日の重さよ今日の歌(2023.08.01)
移来て一日毎に根を伸ばし草木も人も和らぎにけり 珍しき品を見つけたスーパーも少し馴染みてポイント使う今日の歌(2023.06.21)
葉桜とコントレールと白い月立ち話今日が最後か蛙鳴く 葉桜の蔭に入りて滴れる青に洗いて風過ぎゆかぬ紫に山を染めたる藤の花蔓に絡まる木々の声聞く今日の歌(2023.04.28)
新緑の空にトンビの睦まじく キリキリと時迫り来る忙しさも孫の誕生日ふと思い出し 段取りと取捨選択と連絡とチャットGPTよ婆を手伝え今日の歌(2023.04.17)
春雨は松葉の先に煌めきぬ 白椿フィナーレを飾る蕾付け猫の額の庭の奢りよ密やかな柘植の香りを知りたるは半世紀過ぐ今日が初めて今日の歌(2023.03.25)
テントウ虫シャッター押す手に止まりけり 春風は薄暮迫れど柔らかくふと迷い出ず足の向くまま川越えて河津桜を尋ね来て柿の葉寿司は自分の土産今日の歌(2023.03.10)
挨拶に優しき言葉返したる隣組なる若き人々 子の新居まずキッチンを見て回り夕餉の支度菜を洗いけり 真っ新なキッチンの窓カンカンと過ぎる電車がなぜか懐かし今日の歌(2023.02.28)
「ありがとう。助かったわ」今日は、何度言ったことだろう。問題山積の忙しい日にいろんな所で助けてもらっていたそうして、少し叱られた「ちょっと聞いてください」確かに・・反省何かをすると波風を立てる何も満足には出来ない中で親切や労りに出会った日が暮れて・・ほっとして・・いよいよ何も出来なくなった時のその日の希望を覗き見たそう、何もできなくなったなら今日の何倍も感謝してもっと人を喜んでいるだろう今日の歌(2023.02.14)