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3時過ぎに目が覚めて、窓を開けると冷やりとした風が流れ込んで来て、少し汗ばんだ肌にとても心地いい。夜空に目を向けたとき、立派なオリオン座を見つけた!感動してすっかり目が覚めてしまった。冬の星座と涼やかな夜風・・たぶんあれはリゲル・・これは、なんと贅沢な窓だろう・・。 今日は、久しぶりに良いお天気になりそう・・、暑い一日になるだろうけれど大丈夫。夕焼けに空が染まる頃には、また心地よい風が吹くだろうから・・、そうしたら何時ものウォーキングコースを歩こう。此処にも備えられていた静かな道を・・。帰ったら家中の窓をいっぱいに開けて、涼やかな秋風を楽しもう。やはり自然の風が好き。 でも、今年の夏は暑くて大変な中で、快適に過ごさせて頂いたのは、文明の利器エアコンと高断熱のおかげであることも事実。長生きするはずだ.・・...オリオン座み~つけた。(2023.09.09)
しばらくしたら、外から聞こえる不快な音は止んだ。それと引き換えに、心地よい夜風が、部屋を通り抜ける。 ヘリコプターの音をあまり好ましく思っていなかった。近くの川で何かあったのではないか、など良からぬ想像をしてしまう。 ヘリコプターが去ったあと、静寂に包まれた、とは言い難かった。電車の音が、常に聞こえていた。もう慣れているはずで、音の認識など普段はしていないのに、なぜか耳を傾けてしまう。 電車の音がやがて遠くなり、私の頭がひどく下がっていることに気付くと、今、寝ていたということを自覚する。何度もそれを繰り返しているうち、首が痛くなっていた。 冷蔵庫からお茶を取り出し、喉を潤す。眠気が少し遠のいて…
湿度を示す数値は最適とはいえなかったが、外から入ってくる冷たい風が、不快さをかき消してくれた。雑音のない夜の静けさに包まれていると、急に雨音が耳に入ってきた。みるみるうちに湿度は上がっていく。それでも夜風に当たっていたくて、しばらく窓を開けておいた。 季節の変わり目は、いつでも着る服がなかった。私が「ちょうどいい」と思える、羽織りものがない。去年は何を着て過ごしたのだろう。少し季節を先取りした衣を身にまとい、街を行き交う人々は、私の存在に気にも留めない。なのに、サンサンと降り注ぐ太陽の光に惑わされて、真夏の恰好で歩く私に「季節外れ」を実感させる。そろそろ、衣類がパンパンに詰まったケースの中身を…