メインカテゴリーを選択しなおす
「今日だけは、やめて」という男の子のママの気持ちは、よく分かる。いつもは寛容なママであることが想像されるが、今日ばかりは勘弁してほしいだろう。通りすがりの私でさえ、冷や冷やした。ランドセルを背負って、おめかしした男の子は、水溜まりに足を入れようとしていた。 日曜日、小学校の入学式を控えた親子で、土手は賑わっていた。桜の木をバックに、どこもかしこも撮影会が行われていた。一年生になる子ばかりではない。プリンセスの恰好をした小さな女の子や、中学校の制服を着た子も見掛けた。もちろん、それとは関係なく、お花見を楽しんでいる人も多くいて、とにかく混んでいた。 そんな光景を見ながら、いつものウォーキングコー…
郵便局の窓口で、一通の封筒を差し出した。これで”終わり”ということになる。 もうずっとネット検索ばかりする毎日で、心身共に疲弊していた。職業訓練校を修了して三ヶ月以内に就職をし、活動報告をすることが義務付けられている。未就職という欄に丸をした紙を封筒に入れ、郵便局へ出向く。最後の活動報告をした。訓練校への報告は終えたが、実はもう一方、ハローワークの報告も数週間後にしなくてはならない。報告内容は同じであろう。 一旦、仕切り直すことにした。白紙に戻す。 破棄されることが前提の個人情報の提供だが、実に簡単に相手方はその情報を手に入れ、”私”という人間を知ることになる。応募すればするほど、ダダ洩れでは…
データ更新を”自動”に設定しているが、スムーズではないので、手動で更新する。まだ使い始めたばかりで、要領を得ていない。 去年の夏から、毎日体重を量るようにしている。知らないうちに増えているということがあるので、意識して自分の体重を知っておくというものだ。今までカレンダーに数値を書き込んでいたが、数日前からカレンダーが空白なのは、体重計を新しくしたからだった。スマホにデータが転送されるのである。 何かを買い換えるタイミングは、故障であることが多いが、今回はその理由ではない。夫が前々から体重計の買い替えを提案していた。夫も体重管理が必要で、私も然りだ。 前の体重計も体重のほか、いくつかデータを記録…
「じゃじゃ~ん」 遥子ちゃんにお披露目をする日がようやく来た。 河川敷のテニスコートは水はけが悪く、前日の雨の影響を受けやすいと遥子ちゃんが言う。前回、前々回も、当日雨は止んでいたが、コートは使えなかった。昨日も夕方から雨が降り出したので、三度目もまたかという気持ちになっていた。しかし、中止になるほどの雨量ではなかったようだ。 遥子ちゃんはいつも謙遜して、テニスは下手だからというが、そんなことはない。確かに、ハードな動きやスピード感あるボールを見たことはないが、それは私に合わせて打っているからであって、彼女はもう十年もテニスを続けている経験者だ。 とにかく怪我だけはしないようにしようね、と互い…
こんにちは。ライフオーガナイザー®生前整理アドバイザー の手嶋 峰子 です。 自覚しないほどの僅かなストレス。 それでも身体は正直なもので、どこかに影響が出て…
『どうすると伝わるのかなぁ?』と真剣に講座作りに向き合った1ヶ月
こんにちは。我が家の近くでは桜はまだまだ蕾です。これから咲き出すのが楽しみです🌸はぁ〜〜やっと資料が出来上がりました〜(*^◯^*)ろくに家のこともせずにこの1ヶ月間、資料作りの事で頭の中がパンパンでしたε-(´∀`; )今回はオリジナル講座を作ってみない?というお
過去や未来の事を考えて悩んだり、人の目や評価を気にすることは「余計な事」であり、「余計な力」を浪費しているのだと思います。この浪費をどうしたら抑えられるのか、考えてみました。
カラダを動かすと心が軽くなります。でも「やらなきゃいけない」としてしまうと逆効果なので、ルールを決めずに気の向くままにウォーキングを始めました。歩こうが走ろうが休憩しようが、その時の自由。毎日やらなくてもいい…そんな感じでストレスを感じずにやっています。
『自分らしさ』ってなでしょうね。わたしは、自分の価値観や考え方を大切に、無理の無い状態なのかな…と思います。『自分らしさ』が分からないのはきっと、邪魔しているものがあるからなんだと思います。
わたしの鬱抜け方法です。鬱が酷くなった時は負の思考が頭を支配するので、どうしても「大丈夫」と思い込んで無理したり、自暴自棄になってしまう。そんな時わたしは「休むぞ」と腹を括ります。
若い頃から続けてきた、こだわってきた介護の仕事を辞めると決めました。そうしたら自然と「お疲れさま」と自分に言えました。何だか肩の荷が下りたようで色々たのしくなってきました。
ネットで調べてみると… 鬱病の症状が良くなって普通の生活ができることを、完治とは言わず、寛解と言うそうです。 寛解とは…全治とはいかないが、症状が落ち着いて穏やかに過ごせること…らしい。 また、寛解の状態が2ヶ月以上続いた状態は「回復」と言うそうです。 そうなると、わたしは少なくとも去年は寛解の状態であったのだと思います。 いやむしろ回復の状態までは行けていたのかも知れません。 今回、また鬱状態まで戻ってしまった訳ですが、もう何度も繰り返しているから回復の方法も分かってきているように思います。 初めて鬱になってから仕事ができる状態まで戻るのに3年くらいかかりました。 その後は1年半、1年、半年…
使えるけど使っていないペン。回収ボックスがあると知って、躊躇なく選別する。それでも使っていないペンすべてとはいかず、数本は手元に残し、あとは袋に詰めた。 片付けの方法は、いくつも見聞きしている。”8割捨てる”方法は、その名と通り、ゴミ袋に入れてゴミとして捨てる。フリマアプリやリサイクルショップなどの利用を考えると、手間と時間がかかり、いつまでもそれらが部屋に残されてしまう。それでは、スッキリしない。とにかく捨てる。 それらの関連動画に感化され、とにかく捨てたいという思いが沸々と湧く。とはいえ、実際には、サクサクと捨てられず、手放しても困らないのに判断するのに時間がかかる。しかし、ペンの回収のよ…
こんにちは。ライフオーガナイザー®生前整理アドバイザー の手嶋 峰子 です。 瞑想 には・姿勢を正して静かに座り、呼吸の感覚に意識をむける「静座瞑想」・今、こ…
不備はない前提で、念のため確認をする。すると書類がニ枚足りないことが発覚する。一旦手が止まり数日が経過し、必要書類が同封されている夫宛の封筒を、ようやく捜索する。過去の私は、大事にしまい過ぎて、思いもよらぬファイルに収めていた。 ミッションが終わった。年内の年末調整に続き、年明けの確定申告も、ちょっと煩わしい。医療費が思ったより多く、驚いた。入力もその分、時間を要した。今年こそ、ふるさと納税の証明書が同封されている封筒と、医療費の領収書は、一箇所にまとめておこうと誓った。 気になることが、なかなか終わらず、時間が経過する。元々テキパキと動けない上に、行動するまで時間がかかる。この状態が続いてい…
現に今付き合っている人に特に不満や不安が無ければ、他の人に行く必要はないからね他の人に気持ちが揺れ動いて行くってことは、現状に対して何かしら問題や悩みとしているものを、相手が埋めてくれるかもしれないという期待があるからとも言えそうな気がするねこの場合の期
私の視えかた→見えるじゃなくて感じる、わかる、がホントのところ。霊視について。
霊視が特別じゃ無い件。 本当に誰にでもその素(もと)はあって磨けば光る、発現する、 のお話です。 私の体験で 例えば・・・ 大きな龍を背負っている方がいらっしゃいました。 でも、私には視える
結局行き着く所はスピリチュアル?ビジネスも心も量子力学も脳科学も引き寄せも最終的に土台となるのはスピリチュアルみたいです^^
これまであれやこれやと学んで来て思うこと。 どの方向から学んでも、最終いちばん土台に在るのはマインド、精神、スピリチュアル…なんだな、と。 スピリチュアルと書きましたが、 要は、どんな意識でそこに
お金にとことん向き合った一年でした。そしてそれは大晦日である今日まで(笑)チャレンジして大きな金額支払えた自分に拍手★
2023年終わりに。今年の振り返り。2023年はとにかく《お金》に向き合った年でした。そして、その枠を突破した年でもありました。お金の循環について学び実践し形にして来ることが出来ました。感謝な濃い一年でした!ありがとう!
VICTORY!多奈です ポチッと押して貰えると嬉しいですにほんブログ村 人間関係やココロについて参考になる記事をまとめたブログも書いています。興味がある…
VICTORY!多奈です ポチッと押して貰えると嬉しいですにほんブログ村 人間関係やココロについてのシェアブログも書いてますので、興味のある人は見てねhtt…
こんにちは。ライフオーガナイザー®生前整理アドバイザー の手嶋 峰子 です。 片づけにおいて要・不要の判断は必ずおこなう。 「分ける」ことに関しては、いる・い…
身体経疲れ切っている…体調が悪い…色々やらなきゃならないと思っている事が多くてイッパイイッパイ。そのせいか、鬱がちょこっと顔を出したり、「もうダメだ」なんて独り言が増えている今日この頃です。
イベントが近づきバタバタと忙しく仕事する中で、体調を崩していました。そんな中、久しぶりに鬱の初期症状が出たりしました。幸い鬱の方は大事にはならず直ぐに落ち着きましたが、今回の事を踏まえて、自分なりに対策を考えてみました。
なんかタイトルが、身体は子供!頭脳は大人!みたいだな~なんて思ったのは内緒w家計簿でも日記でも、今の状態や記録を付ける事で今の自分が置かれている場所を知るって事だねお金に関していうなら、最初に手元にある金額を家計簿に付けて、そこから出したり入ったりした金
心地よい風に当たると、なんだかホッとする。一日に一度は、部屋の空気を入れ替える。時には湿った空気が入ったり、かえって部屋の暑さが増したりするが、涼しい風が通ると、堂々と窓を開けられる。 昼間はまだ暑いが、朝夕過ごしやすくなった。”そろそろ遥子ちゃんに連絡しないとな” 彼女には大概、私の都合に合わせてもらっている。今回もそうだ。ウォーキングの再開を”気長に待つよ”と言ってくれている彼女に、なお、こちらの都合で、時間帯の変更もお願いすることになる。 先月まだ暑いさなか、久しぶりに会ったときは、ウォーキングをせずカフェでお茶をした。それもまた、急な連絡をしたこちらの都合だ。 遥子ちゃんとウォーキング…
リュックを下ろし、うがいと手洗いを済ませたら、すぐさまベッドに潜り込んだ。携帯電話のアラームを一時間後にセットし、仮眠をする。 途中で雨音が聞こえ、洗濯物が気になったが、体を起こすことはしなかった。 長い制作期間を終えた。帰ったら寝る、そう決めて訓練校を出た。 三十年ぶりに学生となって、使っていなかった脳は、フル回転している。しかし、三ヶ月で詰め込まれたことが、形に出来ることに達成感がある。と同時に、仕上がりはまだまだだと痛感させられる。 折り返し地点となった。「制作」は、個人とグループを含め、あと三つだ。 三ヶ月後の終了時には、年が明けている。その前に、私の嫌いな年末がやって来る。”やらなけ…
「お幸せにお降りください」 何も急ぐことはなかったのだ。そう遠くない目的地に行くのに、”普通”でも”急行”でもどちらでも良かった。しかもまだ間に合う時間だ。なんとなく人の流れに沿って急行に乗り換える。やはり混んでいた。 頭の中で、言葉を変換する。車内のアナウンスは「押し合わずにお降りください」だった。 帰りの電車は、押し合うこともない。早く帰りたいと訴える、疲れた体を座席に委ね、帰路に着く。自宅に着く時間はいつも同じだ。 川の向こうに渡るには、ほんの十数メートル歩くだけだ。土手を降りたら、河川敷で野球やサッカーができるほどの広さのある、自宅の最寄りの川とはまた様子が違う。 道路と道路に挟まれた…
クラスの何人かは、授業中イヤホンをしていた。注意事項は、”音漏れはしないように”だった。 どうにも集中できない。曲や、その音に合わせた歌詞を聴いてしまう。先生からの注意事項は、私には無用だった。イヤホンをつける必要がないからだ。 制作期間中、各々机に向かって作業をする。音はない環境だったが、集中力は途切れる。作業量も多く、家での作業時間を足さないと、どうにも追いつかなかった。それは、”人による”ものではあったが、私には授業時間外の時間が必要だった。 まだ作業途中ではあったが、見えてくるものがある。その一つは自分の欠点が浮き彫りになることだ。ここは職業訓練校なので、仕事に就くための学びをしている…
今月はなかなかブログが書けませんでした。 先週行われた施設の敬老会に向けて、15年ぶりくらいにウクレレを弾くことになりまして…と言ってもコード押さえてポロンポロン弾くだけなのですがw なにより、今まではギターだったりウクレレだったりを自分一人で弾いて、それに合わせて歌っているだけだったのですが、今回はキーボードの演奏を合わせて…しかもその演奏に合わせてフラダンスを踊る人も居たりして…「これ失敗できないじゃん!!」とビビッて練習の毎日でした。 それと同時進行でやらなければいけない事も沢山あったんです。 久しぶりに頭がウニになる程忙しかった…それがブログを掛けなかった言い訳なのですw それでも、当…
置時計の横に、新しいアイテムが並べられた。毎朝、そこに書かれた言葉に目を通すようにした。 駅を降りて、日傘がないことに気付いた。その上、腕時計も忘れている。日傘なんぞ、今年の夏に初めて手にした。腕時計も以前は着ける習慣もなかった。今では、毎日の持ち物の仲間入りだ。 そういえば、”今日の言葉”をまだ見ていないことに、夜になって気付いた。今朝、置時計の横の、三十一枚からなる小さな日めくりカレンダーに、目もくれなかったのは、慌てて家を出たからだった。 大きな原動力となり、自らを成長させることも、もちろんあるであろう、”負の感情”を糧にすることには、抵抗があった。”負の感情”を抱いていると、良からぬ方…
彼女はいつも笑顔だ。こちらまで、自然と明るい表情になる。 近所に住む彼女、咲希さんとは、ごくたまにすれ違うことがある。互いに、もしくは片方が自転車に乗っている、そんな状況もあって、立ち止まることはない。挨拶を交わすのみだ。 駅前のクリーニング屋へ行く途中、向こうからよく知る人物が歩いてきた。今日は互いに自転車に乗っていない。立ち止まって、つい話し込んでしまう。彼女の、包容力を感じさせる、優しい声が、会話を弾ませる。 よくないな、とこの頃感じていた。疲れた、時間が足りない、終わらない、分からない、文句のオンパレードだった。確かに、言葉のとおりの事実はあるにせよ、訓練校の帰りの日課のようになってい…
完璧主義はメンタルを弱らせ、病みやすく、人生を狂わせる。ダメ!それだけではありません、寿命が縮むともまで言われていて、完璧主義「者」ともなると自殺率だって高くなる。研究によれば、完璧主義の傾向は1990年代から増えるようになったそうです。条
部屋で寝ている私に、会社に出勤しようとしている夫が、声を掛けた。寝ぼけた様子で見送った私は、寝過ごしたことを認識するのに、間があった。 授業の内容や進み具合から、今週は、特段時間に追われるようなことはない、はずだった。予め説明会でも聞いていたとおり、少し触れる程度の単元は、授業時間が十分に組み込まれていない。新しい単元が始まったばかりのところに、途中で割り込んできた単元は、小休憩のつもりで、寧ろ安心していたのだ。 どんなソフトを使ってもいいというが、自由さのなかに不自由さがあった。結果、家のパソコンに入っている、しかも数えるほどしか使ってないソフトを選択した私は、制作に時間を割くことになり、寝…
初めて耳にした言葉だった。皆が集まる機会だと、夫の母が言った。 彼ら兄弟に会うのは久しぶりだった。弟の方は数年前に上京し、我が家からさほど遠くない場所に住んでいる。それでも今年はまだ一度も会っていなかった。兄の方というと、最後に会った日が思い出せない。 昔は我が家の帰省に合わせて、彼らもやってきて、よく我が子と遊んでいた。自宅に戻るときには、互いに寂しがっていたものだ。 ちょうどその時代の写真が、食卓に出されていた。写真に写る、甥っ子にあたる彼ら兄弟と、息子と娘がとても幼い。 こうしてまた揃って会うのは、何年ぶりだろうか。 普段はがらんとした和室も、大人達が机を囲み、昔話が弾むと賑やかになった…
ノートを広げるスペースはなく、ノートパソコンのキーボードの上に置く。だからと言って、それは言い訳に過ぎず、広い机にノートを広げたところで、板書を書き写す文字は変わらず汚いだろう。 自分の字が好きではない。その上、学生の時より、ノートの取り方が下手になっている。 帰り際、テストが明後日だと知った私は、明日は居残りだなと確信した。テスト勉強をしてから帰ることにした。 ノートの持ち込みは可能だったが、役に立ちそうになかった。一度整理をする必要がある。再度ノートを作り直したいところだが、テストまでに仕上げる時間もなさそうだ。 今のノートを頼りながら、もう忘れかけている操作を思い出すのも一苦労だ。 次々…
ラインの最後に猫の写真が送られてきた。飼い主は”癒し”と言っていた。なんとも可愛らしい。 最近猫を飼い始めたという彼女からラインが来た。彼女の用件は、さすがに私の”呼び出し”ではなかった。寧ろ、私を呼び出さなくとも、今は人が増えているという朗報が聞けた。 以前一緒に仕事をしていた彼女のヘルプ要請に応じたのは、後にも先にも、昨年のあの時だけだ。辞めたパートに、ましてや断るであろう私に連絡をしてきたのだから、余程手が回らぬほど、忙しかったのだ。 *** ”友達と約束していなくて良かった” ”あまり先の予定は入れられないね”クラスメイトとそう話すのは、もう明日が課題の締切日だったからだ。授業時間内に…
”大変混みあっています”というメッセージは聞き飽きた。それでも電話は切らず、スピーカー機能をONにして、根気よく待ち続ける。 相手先の電話の受付時間が限られていた。こちらも、いつでも電話を掛けられるという訳ではない。今日、この件は済ませておきたい。 自動音声が随分流れたあと、ようやく「大変お待たせしました」の声が聞こえた。 電話がなかなか繋がらなかった間も、予約は次々と埋まっていったのだろう。土曜日しか予約できないという、こちらの事情もあった。それにしても、健康診断の日程がかなり先になってしまったのは、想定外だった。 職業訓練校に通っている期間、月に一度”ハローワーク来所日”がある。必ずハロー…
ちょっとでも嫌なことがあると、もう人生終わり、些細な出来事あればすぐに悲劇として捉えてしまう。大丈夫、それ、理由があるんです!もしそう感じるのであれば、あなたは感情に呑まれやすく、自分と向き合うことを普段から避けているからかもしれません。向
徐々に鬱症状はでなくなり4か月位経ちました。生きていれば悩み事の一つや二つあっても仕方がない…そんな風に思えるようになりました。最近の悩み事の一つはを無意識に『カンペキ』を求めていたのが原因だと気付きました。自分は自分の持ち味を発揮すればいい。自分の足りないところは、仲間が持ち合わせてくれているはずだから…。もっと自分らしく、自由な発想でやっていけたら、自分らしさを発揮できるのかも知れませんね。
脳内の音楽に合わせて、手足を動かそうとしたが、音楽が途絶えた。無音のなか、空で体を動かそうとしてもダメだった。体は覚えていないようだ。携帯電話で”ラジオ体操”を検索する。 動画アプリで再生される、懐かしい音を耳に入れながら、音に合わせた動きの真似をする。体の硬さは自覚していたが、ラジオ体操すらままならなかった。大きく腕を振るうさまは、肩こりにも効くというのも、頷ける。 朝活を早速始めるべく、まずはラジオ体操を実践する。ベッドの横に立ち、いざ手を広げようとすると、あまりにスペースがなかった。娘から譲り受けた部屋で、優雅な朝活を送るには、ものが多すぎた。 一日を皆どのように過ごしているか、覗いてみ…
ここの家主は、土地を手放したようだ。囲まれた塀の向こうは、今まで窺うことはできず、ただ広いことだけは想像できた。塀が取り壊され、敷地内が露わになった。と同時に、その隣に建つ家屋も一緒に取り壊され、なお広い土地が更地になり、ここも同じ家主だったのかと驚いた。 塀の向こうから、道路の方に伸びた一本の桜の木は、春には道行く人々を楽しませてくれた。しかしその桜の木も伐採され、とても残念な気持ちになった。 昨年、夏休みのラジオ体操の案内をみたのは、この家の塀にかかっていた、町の掲示板だったことを思い出した。今は掲示板の代わりに、マンションの建築計画の看板が立てられている。そういえば、今年のラジオ体操は、…
シュワシュワと炭酸が泡を立てているところに手をやると、その原因となる固形物が随分と小さくなっていた。 朝の目覚めが良いとはいえなかった。体が固まっていて、重い。痛みもどこかしらあって、すっと歩けず、ぎこちない。 万年肩こりの私は、普段痛みは感じていない。しかし、数か月前から、痛みが続いている。心当たりはあった。ゴールデンウィーク中、ずっとパソコンに向かっていた。その辺りからだ、肩こりがひどくなったのは。 それに加えて、この頃快適に寝ているとは言い難い。エアコンのタイマーが切れると、夜中に起きてしまう。寝る時間も遅いし、睡眠時間は短い。ゴールデンウィーク辺りから続く痛みもまだ尾を引いたまま、疲れ…
マンションから出たところで、忘れ物を思い出した。しかし引き返すには時間がない。電車に乗り遅れるわけにはいかず、そのまま駅へと向かった。 今日は”遅れ”がないようだ。毎朝電車に乗るようになって、まだ日は浅い。しかし、電車の遅れに度々遭遇し、その頻度に驚いていた。 職業訓練校に通い始めて、三週間が経過した。この期間に、三度も教室の前に立って発表した。他には、面談があり、テストがありと、それらを否応なくこなす。ちょうど一つの単元が終わるころ、疲れがどっと出た。 一休みをしたいところだが、また明日の朝も電車に揺られている。 生活リズムの変化に慣れるには、というより、まだ定まっていないリズムが整うには、…
携帯電話のカレンダーアプリが、今日の予定を知らせてきた。面談を終えたあとの、ちょうど良い頃合いの時間に設定しておいたのだ。 カレンダーに記したのは念のためで、もちろん忘れることなく、すでに最寄駅を降りて、彼の待つ家へ向かっている途中だった。 リュックの内ポケットの底に入れた、小さなポーチから鍵を取り出す。玄関を開けると、彼はそこに居た。 「久しぶり」と挨拶をする。顔を寄せてくる彼を、しばらくの間、撫でてやる。 「ちょっと、上がらせて」と、私は一旦手を引っ込め、ようやく靴を脱いだ。まずは二階へ上がる。彼も一緒についてきた。 エアコンのスイッチを入れ、彼に話しかける。 「暑いねぇ?」 彼は、さぞ暑…
日が迫ってきて、ようやく腰を上げるのは、いつもの悪い癖だった。一昨日も昨日も同じ書類を広げていたが、空欄は埋まっていなかった。睡魔に襲われて、連日断念している。明日の面談に必要となる書類は、今日がタイムリミットだった。 ”協調性”、”責任感”、”我慢強い”、これらの言葉にチェックを入れた。直感的に選べといわれても、少々時間を要する。そういうところが、”優柔不断”であり、ここにもチェックを入れた。 「私」を分析したのち、書類を埋めていく。 分析された「私」は、仕事に対しての価値観などを知ることはできたが、片付けられない「私」を知るには、情報不足だった。良いところを探しても、片付けられない「私」に…