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日本の伝統芸のと言えば、『能楽』『文楽(人形浄瑠璃)』『歌舞伎』が、日本三大芸能と呼ばれていますが、なかなか見にいくことはないですよね。私も『歌舞伎』は取引先の社長に連れられて一度みました。『能楽』はむかしよく行っていたゴルフ場に能舞台がありそこで年に何度か『能楽』の公演があり、ゴルフ終わりに3回くらい鑑賞した程度で、本格的な能楽堂に行ったことはありません。(ゴルフ場の能舞台もそれなりに本格的でしたが)『文楽』は生では見たことないです。ただ子供の頃にNHKでたまに人形浄瑠璃を放送してて、演目も全然わからなかったけど人形浄瑠璃が何故か好きな変な子でした。いまではYouTubeなどで配信されている…
英国の歴史家、E・H・カーの書籍で『歴史とは何か』を読んだことがありますか?半世紀以上も前に書かれた書籍なのですが今でも歴史学の教科書的な必読書だと思います。カー以前の歴史学の考え方は「歴史とは過去の事実の集まり」でしたが、カーはその考えを否定します。本書の冒頭で、『ルビコン川を渡る』と言う言葉の意味を取り上げています。これは、紀元前49年1月10日にシーザーがルビコン川を渡った事実に基づいていますが、ルビコン川を渡った人はゴマンといるのにシーザーが渡った事だけが歴史上の事実として残り他のゴマンのルビコン川を渡った人達の事実は歴史に残っていません。このことから、カーは歴史とは多くの事実の中から…
☆公明党はスゴイ.公明党・谷合正明議員の写真を添付します。写真:agripress.co.jp/archives/6698より.現在、国会での参院予算会議...
知人に大学の社会学部卒は一人だけいます。その知人と以前飲んだ時に社会学の話を聞いて興味がわいたので少しだけ社会学の勉強してみた。その名の通り「社会」について探求するの学問なのだが社会って広いし空気みたいだし・・社会学というのはなんとも掴みどころがない学問だと思った。そもそも「社会って何だろう?」と問われても普通はそんな事を考えて生きていないし、「こうである」という絶対的な答えもないから何かモヤモヤする学問です(笑)。でも「社会」について考えることは大小さまざまな社会の中で生きていく人間にとっては必要な学問なのかも知れないとも感じる。現在の定説では社会学はオーギュスト・コント(1798~1857…
☆被害者への示談成立か .→ps://www.youtube.com/watch?v=tkNkRtijVa4広末涼子さんが16日午前6時20分、警察署から...
☆価値は「利善美」である.富士宮宗の信者が「本物の御本尊」について書いている。彼は「富士宮の御本尊が本物」だと言いたいのでしょう。でも、それは違う。あの日...
☆アマチュアが巨悪に挑む.●先日映画「アマチュア」を見ました。すばらしい映画でした。学ぶべき点が沢山あったし、何より私の復讐心と決意が、映画の主人公と何も...
☆「創価殲滅」思想を知った.直近の一カ月、私は沢山の記事を投稿してきた。その数は、過去に前例はない。16年間ブログを書いてきて、個人的体験を語り尽くしたし...
今日は「母の日」ですね。母の日には亡き母の好物の鰻を食べに行ったことを思い出します。母の日のは20世紀初頭にアメリカのアンナ・ジャービスという女性が亡き母を追悼するために白いカーネーションを配布したことから始まって、それから母の花はカーネーションとなったそうです。このカーネンションや他にも菜の花やチューリップなどの春から夏に咲く花を長日植物といいます。逆にコスモスとか菊などの夏から秋に咲くのが短日植物です。この違いは光周性から来ています。光周性とは植物などの生物が昼の長さ或いは夜の長さの変化に応じて1年のうちの特定の季節に一定の反応を示す性質のことをいいます。長日植物は、暗期が一定時間以下(夜…
ローマ・カトリック教会の教皇選挙(コンクラーベ)が昨晩から始まったようです。昨年、創価学会の原田会長が故・フランシスコ教皇と会見をしたことを何故か創価学会は誇らしげ宣伝していましたが、創価学会員はローマカトリック教会の基礎知識は持ち合わせていませんよね。日本ではキリスト教徒は少ないですから知らなくても当然ですが、この機会に一般知識としてのローマ・カトリックの基礎知識を書いてみたいと思います。ローマ・カトリック教会は教皇をトップとしたピラミッド型の組織です。バチカンの教皇庁を中心に世界を約2700の司教区に分け、高位聖職者の「司教」が各教区を監督しています。教区の中でも特に重要な司教区の司教は「…
テレビの影響で俳句が密かにブームになっているようです。私は俳句や短歌を詠むのは「才能ナシ」ですがたまに俳句・短歌をつくります。といってもノートやPCに保存しているわけではないので作って終わりです(笑)。ただ詩歌を読むのは好きです。『万葉集』『古今和歌集』などたまに読んでいます。俳句と言えば松尾芭蕉・与謝蕪村・小林一茶の江戸三大俳人が有名ですよね。一応は三大俳人として並び称されていますが、やはり芭蕉が頂点ですね。有名な「古池や蛙飛びこむ水の音」の句は画期的です。蛙が鳴かない。飛んでいるのに滑稽じゃない。それまでの常識を覆した凄い一句です。そして芭蕉といえば晩年に完成した「かるみ(軽み)」の作風が…
ロリポップ公式サイト ■人類の文明を支えるエネルギー 電気は、現代文明の基盤であり、人類の進歩を支える不可欠なエネルギーである。 夜の都市を照らす光、情報を瞬時に伝える通信網、クリーンな未来を切り開く電気自動車。 これら全ては、電気という見えない...
今日もまた、重力という自然の力について深く考えていた。重力は、私たちが生きている世界で最も身近でありながら、最も謎めいた力でもある。人間の歴史において、重力の理解は数世代にわたる科学者たちの努力によって形作られてきた。だが、重力が本質的にどのよう...
人はなぜ感情があるのかという問いは、人間の本質を理解する上で極めて重要なテーマである。感情は、人間の行動、意思決定、社会的相互作用、さらには文化や芸術に至るまで、幅広い領域に影響を及ぼす。本論文では、感情の存在理由を学術的な観点から探求し、その進化生物学的、心理学的、神経科学...
脳の限界 the limits of the human brain
はじめに 現代社会において、私たちは膨大な情報の中で日々の思考や行動を繰り広げています。その背景には、長い進化の歴史の中で獲得された人間の脳が存在し、その卓越した機能とともに、同時に明確な限界も持っているという事実があります。本稿では、まず脳の基本的な構造や機...
四書五経とは儒教(朱子学)の根本経典の中国古典です。「四書」とは、『論語』『大学』『中庸』『孟子』で、「五経」は、『易経』『詩経』『書経』『礼記』『春秋』です。これに『楽経』を加えて四書六経と呼ばれることもあり、現代でも多くの書籍が発刊されて読むことできます。基本的に「五経」は「四書」よりも高位とされていて、「四書」は「五経」を学ぶ前段階の学問です。また『大学』と『中庸』は、もともと『礼記』に書かれている一遍を独立させた読物です。五経の話はまたの機会に譲りますが、「四書」の大まかな内容は次の通りです。最初に『大学』ですが、私が子供頃は多くの小学校の校庭に二宮尊徳(金治郎)の銅像がありました。そ…
パスカルの言葉で「人間は考える葦である」は有名ですが、パスカルは数学者のフェルマー(フェルマーの最終定理を作った人です)との文通を通して確率論を発展させたり、【パスカルの法則】やギャンブルに関する【ゲーム理論】など、数学者・物理学者・哲学者などに精通した偉人です。中学生で習う「三角形の内角の和は二直角(180度)になる」という事を発見したのもパスカルです。その反面で彼は若い頃からキリスト教会派(ジャンセニスム)の敬虔な信仰者で、晩年に『キリスト教弁証論』という本を書きその断片を出版したのが『パンセ(随想録)』です。冒頭の有名な言葉も『パンセ』の中に書かれいて、言葉の中の【葦】は聖書に書かれてい…
活字マニアの私は毎月5冊前後の本を読みます。日蓮大聖人の仏法を中心とした仏教書と仏教以外の宗教書をメインに読んでいますが宗教関連以外の本も読んでいます。ほとんど読まないはノベル系です。推理小説やミステリー小説はまず読みません。ベストセラーに飛びつくこともないです。自分が読みたい本を古今東西問・ジャンルを問わず読んでいるっていう感じです。小説は読みませんが古典文学はたまに読みます。古典文学というと日本では『論語』などの中国古典が良く読まれていますが、私は日本の古典も好きです。近年では学校教育のプログラムから古典を外して代わりに中国語などの第三外国語を教えたほうが役に立ついう主張も多いです。古典は…
近年『地政学』がリベラルアーツとして注目されていますね。『地政学』とは地理学と政治学を合わせた学問のことです。子供頃の私は日本地図とか地球儀を眺めるのが好きでした。地図を見ながらこの街はどんな風景しているのか想像しワクワクしたもんです。今はグーグルアースで一瞬で世界各国どこにでも行けちゃうんですから凄い時代になりましたよね。学生時代には地理の授業が何の役に立つのか今一つ分かりませんでしたが大人になって国や人はその位置する(住んでいる)場所によって歴史・文化が決定されるという地理学の基本を知りなるほどと思いました。英国の地理学者・マッキンダーは世界の国々ををシーパワーとランドパワーに大別しました…
「数学」とは「数の学問」ですが、今回は「数」について昔学校で学んだことを復習します(笑)ひと口に「数」といっても色々な種類があります。「1・2・・」というようにモノの個数や順番を表したのが「自然数」で一番最初にできた数字でこの自然数に「0」とマイナスを付けた自然数を加えたのが「整数」です。「分数」は割り算の答えとして考案されました。例えば1÷3という計算は整数の中に答えがないので「3分の1」という名前を与えたのが「分数」です。この「整数」と「分数」を合わせて「有理数」といいます。「小数」には小数点以下は有限の小数「有限小数」と、無限に循環する「循環小数」、そして√2のように分母・分子を整数で表…
高校生の頃に選択教科があって私は「音楽クラス」でした。或る麗らかな春の昼下がりの音楽の授業で、ビゼーの組曲、『アルルの女』を鑑賞していてメヌエットが流れる頃に教室の窓から差し込む春の日差しを浴び気持ちよくウトウトとしていた記憶がいつまでも残っていてそれ以来、クラシック音楽というと真っ先にメヌエットが頭の中に流れてきます。もっともその頃の私はというとクラシック音楽などに何の興味もなく友人とバントを組んでは、ディープ・パープル、レッド・ツェッペリン、イーグルスなどをコピーしていました。だけど洋楽はそこまで好きじゃなくて日常で聴いていたのは、SAS・ユーミン・聖子ちゃんです(笑)それから月日が過ぎい…
先日コンビニに、ユヴァル・ノア・ハラリ の著作『サピエンス全史』の文庫本が売っていました。この本は以前少し話題になったので読んだことがある人も多いと思います。私の友人数名もこの本を読んでいます。私は本書を読む以前は人類は猿と共通祖先でそこから進化してホモサピエンスになったと思っていたのですが(子供の頃にそのように教えられた記憶があります)、そうではなく1万年前までは数種類の人類(ヒト種)が存在していて、最終的にホモサピエンスがクロマニヨン人などの他のヒト種を絶滅させて生き残ったらしいのです。本書はホモサピエンスだけが生き残り文明を築き世界を征服できた要因について書かれていて、ハラリは7万年前の…
日本文化の三道の中のひとつが『茶道』。みなさんは『茶道』をなんて読みますか?「さどう」それとも「ちゃどう」ですか。実はどちらも正解なのです。表千家では「さどう」といい、裏千家では「ちゃどう」といいます。武者小路ではどっちでもいいそうです。私がこのことを知ったのは中学生の時です。同級生のモブ女子『茶道』を「ちゃどう」と言っていて「さどうでしょ」と誰かに指摘されたところ「裏千家ではちゃどうっていうんだよ」と教えてくれました。実はそのモブ女子のお母さんがお茶の先生で彼女の家は『茶道教室』だったのです。私もそれまではずっと「さどう」だと思っていたので目から鱗でした。それから彼女は【裏千家さん】というあ…
栄西は保延7年(1141)、吉備国総鎮護の吉備津神社の神職・賀陽(がや)氏の子として生まれ幼名は千寿丸といい14歳で比叡山に出家し栄西の僧名を受け以後、延暦寺、吉備安養寺、伯耆大山寺などで天台宗の教学と密教を学び仁安3年(1168)28歳の時に栄西は初めて中国(南宋)に渡ります。禅宗は唐時代に始まり一時弾圧を受けていましたが宋代には国家仏法にもなっていて広まっていました。しかし最初の入宋の際には栄西は天台の典籍を持ち帰り、比叡山天台座主・明雲に献呈しました。文治元年(1185)に後鳥羽上皇の勅により祈雨の修法を行い【葉上】の号を賜り栄西は【葉上房】とも呼ばれます。文治3年、47歳の時に二度目の…
政治の話にはよく【右派(右翼)】【左派(左翼)】という言葉を聞いたり使ったりすると思います。右派は保守・左派は革新(リベラル)なんて言い換えたりしますがこの右と左の政治思想を説明すると、左派は「個人の自由・平等」を実現することが目的ですから支配や抑制と戦って革新する思想です。右派はそうした左派の革新を阻止する反啓蒙主義で例え多少の矛盾があっても伝統を守っていく保守の立場の主意主義です。分かりやすく言うと左派は社会を上下に分け下位である労働者や社会的弱者の味方で右派は上位である大企業や資本家・富裕層の味方です。資本家とは封建制度によって生まれたので資本家の味方とは封建制度維持ということになります…
寝る前にたまにお笑いの動画を視ます。漫才が多いのですが落語もたまに聴きます。特別、落語ファンというわけではないので知っている古典落語も数える程度で贔屓の噺家はいませんが五代目志ん生の生き方に憧れ、談志の思想に共鳴します。『寿限無』『時そば』『饅頭怖い』なんかは知っている人は多いと思いますが私は『芝浜』『子別れ』『文七元結』などの人情噺が好きです。漫才と落語の一番の違いは漫才のネタはその漫才師しかやりませんが、古典落語は同じネタを大勢の落語家がやるというところですね。同じネタでも噺家によって面白さが違う所が面白いです。ご存知の通り落語は『マクラ』『本題』『オチ(サゲ)』で構成さています。『マクラ…
中学生頃に哲学書に凝っていた時期がありました。皆さんも経験あると思いますが思春期の頃は「自分探し」をする時期がありますよね。私の「自分探し」は哲学書を読むことで十数冊の哲学書を読みました。その中で一番最初に学校の図書館で手にしたのが『ソクラテスの弁明』です。ソクラテス自身の著書はありません。『ソクラテスの弁明』は弟子のプラトンが書いたソクラテスの裁判記録です。ソクラテスは裁判にかけられ死刑宣告を受け毒杯を飲んで死にました。そんなソクラテスというと多くの人は【無知の知】という言葉を思い浮かべるのではないでしょうか。【無知の知】とは「自分には知識がないことを知る」という意味ですが、「自分に知識がな…
日蓮大聖人は『曾谷入道殿許御書』で◆此の大法を弘通せしむるの法には必ず一代の聖教を安置し八宗の章疏を習学すべしと他宗を折伏するためには相手の宗派の教義・法門を必ず学ばなければならないと御指南されています。大聖人の仏法が他宗異流儀との法論で負けることはありませんが、だからといって相手の主張やロジックを知らなければ一時的であってもやり込められてしまいます。そのような事があってはならないので自宗の法門はもとより相手の教義や攻撃パターンを習学することは重要です。創価員がら世法に事寄せて正宗を誹謗中傷する事しかできないのはつまり彼等が無知だということなのです。特に昔から創価婦人部・男子部は勢いだけです。…