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ご近所汚庭バトルの方は、旅行のためしばしのお休み。 でも、日本で汚庭や危険な木を発見したら、汚庭ポリス日本出張編をやりたいと思います。 今回は庭動画ではなく、我が家のどうぶつ劇場の新メンバー、カンダタを紹介します。 ↓ 現在は、行方不明のメンバー…
【田端を歩くその4】田端二丁目児童遊園、東覚寺坂、童橋、芥川龍之介記念館建設予定地、東田端鉄道八景「下田端夜雨」に見入る!
2023年1月17日、前回の記事からの続きです。谷田川通りを進みます。レトロ物件を発見(田端2-1-15)ガラスタイルがあったり、タイル張りの柱があったりして、お店だったのかも?なんて思ったのですが、詳細は不明。谷田橋の交差点。この辺りに谷田橋がかかっていたんですね。移動しまして。田端二丁目児童遊園(田端2-6)令和2年4月開園。新しい児童遊園ですね。この芋虫みたいなロッキング遊具、調べたところ、藍色の方が「ビー」...
芥川龍之介、この名前は日本文学において特別な響きを持ちます。 彼の本名は、彼の作品と同じく、多くの謎と魅力に満ちています。1892年3月1日に生まれたこの文学の巨匠は、どんな人物だったのでしょうか? 彼の交友関係、生涯を通じての歩み、そして
両国にある回向院は、江戸時代に起きた明暦の大火(振袖火事)で亡くなった方々を、供養するために開かれた浄土宗のお寺です。 江戸市街の6割が焼失し、10万人もの命が失われた明暦の大火。亡くなった方々ほとんどの身元や身寄りがわからなくなってしまっていたので、当時の将軍徳川家綱(寛永18.8.3~延宝8.5.8 第4代将軍)が、隅田川の東岸に万人塚を設け、大法要を行わせたのがこのお寺のはじまり。「有縁・無縁に関わらず、人・動物に関わらず、生あるすべてのものへの仏の慈悲を説く」ことを理念とする当院には、明暦の大火をはじめ、安政の大地震、関東大震災、その他飢饉や水難事故等、さまざまな災害で亡くなった方々の…
両国4丁目にある墨田区立両国小学校は、もとは両国回向院の民屋を借り受けて開校された学校で、かつては江東尋常小学校と呼ばれていました。近くに養家のあった芥川龍之介(明治25.3.1~昭和2.7.24 小説家)の母校としても知られている学校です。 小学校の一角には卒業生芥川を記念して、芥川の年少文学の名作「杜子春」(大正9.7.1 『赤い鳥』)の文学碑が設置されています。 小学校時代の芥川は、非常に読書欲が旺盛で、「小説を書き出したのは友人の煽動に負ふ所が多い」(大正8.1.1『新潮』)によると、 小学校に通つてゐる頃、私の近所にあつた貸本屋の高い棚に、講釈の本などが、沢山並んでゐた。それを私は何…
※本ページはプロモーションが含まれています 芥川龍之介の名作「羅生門」において、重要な役割を果たすのが「暇を出す」という表現です。 この言葉は、物語のキーポイントであり、多くの読者がその真意を知りたいと思っています。本記事では、「暇を出す
ねんどろいど文豪ストレイドッグス・芥川龍之介大きなトランクを傍らに、佇む、やつがれ。旅から帰って来て、くつろいでいるのか。それとも、これから旅立つところなのだろうか。何処へ。にほんブログ村...
ねんどろいど文豪ストレイドッグス・芥川龍之介人と話をしていても、洋書なら3~4冊は読むね。これは、史実の芥川龍之介の話。芥川さんは、家に来た客人と話しながら、本を読むのが常だったそうですが、洋書なら3~4冊は読めたとか。日本語の本は、それ以上だったようです。にほんブログ村...
GOOD SMILE COMPANY文豪ストレイドッグス・芥川龍之介ねんどろいどのやつがれをお迎えしたら、急に、このやつがれが恋しくなって。この背景、いいなぁ。焼け野に獣を放つかのような、やつがれ。多重露光なども駆使して、久しぶりの、このやつがれを心ゆくまで堪能した。にほんブログ村...
築地、聖路加国際病院の北側辺りに「芥川龍之介生誕の地」があります。 芥川龍之介は明治25年3月1日、新原敏三(嘉永3.9.6(陰暦)~大正8.3.16 耕牧舎経営業)ふく(万延元.9.8(陰暦)~明治35.11.28)の長男として、この地、東京市京橋区入船町8丁目1番地(現:東京都中央区明石町1-25辺り)に生まれました。 辰年辰月辰日辰刻に生まれたため「龍之介」と命名。 父新原敏三は山口県の出身で、明治8年頃に上京。渋沢栄一(天保11.2.13(陰暦)~昭和6.11.11 実業家)の経営する箱根の牧場で働いていましたが、その才覚を買われて、明治16年からここ入船町の耕牧舎の経営を任されるよう…
ねんどろいど 文豪ストレイドッグス・芥川龍之介 FUJIFILM X-T2 人と話をしていても、 洋書なら3〜4冊は読むね。 これは、史実の芥川龍之介の話。 芥川さんは、家に来た客…
GOOD SMILE COMPANY 文豪ストレイドッグス・芥川龍之介 Nikon D7200 ねんどろいどのやつがれをお迎えしたら、 急に、このやつがれが恋しくなって。 この背景、いいなぁ。 焼け野に獣を放つかのような、や…
ねんどろいど文豪ストレイドッグス・芥川龍之介予約していた、ねんどろいど・やつがれが到着しましたよ~。2020年の話です。ねんどろいどになっても、やつがれカッコイイ!!!目が、すごく綺麗!動きを感じさせる、お洋服も、とても良き。いらっしゃい!やつがれ。にほんブログ村...
魔術/芥川龍之介/児童文学・童話/感想・レビュー・あらすじなど
「―御覧なさい。この手をただ、こうしさえすればいいのです」 ある時雨の降る晩、若い魔術の大家、ミスラ君が魔術を見せてくれました。 ミスラ君は、魔術は誰でも造作なく使える、と言います。 ただ、習得するのには一つ条件があったのでした。 魔術/芥川竜之介・作/宮本順子・絵/偕成社 ミスラ君というのはインド人で、竹藪に囲まれた古く小さな西洋館に住んでいました。 うす暗いランプの光で照らされた部屋で、ミスラ君は摩訶不思議な魔術を使ったのですが、感嘆する私にミスラ君は、 「私の魔術などというものは、あなたでも使おうと思えば使えるのです」と言うのでした。そこで是非、魔術を教えてもらおうと頼みます。すると、 …
ねんどろいど 文豪ストレイドッグス・芥川龍之介 FUJIFILM X-T2 予約していた、 ねんどろいど・やつがれが 到着しましたよ〜。 2020年の話です。
朝食。昨日かつやでテイクアウトしたトンカツで半熟玉子乗せカツ丼。 近所の農家の方から採れたて新鮮白菜、レタス、青梗菜いただいた。感謝! 昼食。今日(11日)から「冬の大大大大感謝祭り」北海道産ほたて貝柱にぎり税込100円のスシローへ。
オーストラリア暮らしを始めて13年目に突入しました。予後良好に生かされる日々を大切にする為主に子育てやオーストラリア生活について書いています。 今朝、娘…
田端文士村記念館横の江戸坂を上って、コンビニの角を右折し進んで行くと、 右手に「そば処浅野屋」というお蕎麦屋さんが見えてきます。 ここは芥川龍之介が贔屓にしていた、といわれているお蕎麦屋さんです。 創業は大正5年。芥川が田端に住み始めたのが大正3年なので、その2年後に開業したお店ですね。 店内は、どこか懐かしさのある、落ち着いた暖かみのある雰囲気。 芥川が好んで食べていたのは、天ぷらそばだったのだそうです。 こちら↑が「上天ぷらそば」。 大葉とかぼちゃと茄子の天ぷらがひとつずつ、大きな海老の天ぷらが2本入っています。結構なボリューム。出汁は濃い目の関東風。冷えた体に、熱いおそばが染みわたります…
芥川龍之介の小説には「切支丹もの」と呼ばれる、キリスト教を信仰する人々を描いた作品群があるようです。「宗教」と聞けば「胡散臭い」という木霊を返すことの多い私たち日本人ですが、本当に私たちは「宗教」と無縁の存在なのでしょうか?私の考えは断じて
朝食は、フライパンで白身をカリッと焼いて具にするだけの目玉焼きホットサンド。これが不思議に美味だ。と、柿。 昼食は、はま寿司へ。 今日食べながら聴くmp3は半世紀以上昔、受験向け出版で有名な旺文社の文庫で読んだ「或阿呆の一生」
東京・墨田区にある「たばこと塩の博物館」で、只今『芥川龍之介がみた江戸・東京』展開催中です。 芥川龍之介(明治24.3.1~昭和2.7.24 小説家)は、東京市京橋区入船町(現・中央区明石町)に生まれましたが、生後約半年で母方の実家芥川家に預けられ、後養子として育てられます。 当時、養家の芥川家があったのは本所両国。大川(隅田川)の流れとともに、江戸情緒を色濃く残しながらも、鉄道や工場、学校の建設など、近代化の波も続々と押し寄せてくる地域でした。そんな大川端で、18歳までの少年期を過ごした芥川。大川はじめ、この地への愛着も深く、長じて作家になってからも、「大川の水」(大正3.4.1 『心の花』…
23年10月6日のじゅん散歩@亀戸 なぜ亀戸なのにイがつくのか?老舗を巡って考える
テレビ朝日で放映の人気番組「じゅん散歩」10月6日の放送は亀戸を散歩しています。老舗の甘味処など番組で訪れた場所・名物を掘り下げて紹介します。
たまには紙芝居でも…【3歳次男。芥川龍之介の「蜘蛛の糸」にはまる】
次男は、長男とはまた違い自分のこだわりが強いタイプです。身の回りで起こるあらゆる現象を観察するのが好きな科学好きな長男は、とにかく好奇心が旺盛なタイプですが、次男は0から1と、自分で考えて何か工作したり、物語を作ってごっこ遊びをしたりが大好
江ノ電和田塚駅。鎌倉の隣の無人駅。江ノ電の中でも、特にこぢんまりとした駅です。 和田塚には、その名の通り「和田塚」があります。 「和田塚」は、鎌倉前期の建暦3年、鎌倉で起きた和田義盛の乱で、北条義時と戦って敗死した和田義盛とその一族を埋葬したお墓です。 和田一族を供養する、複数の石碑や小さな五輪塔が静かに並んでいます。 この和田塚の近くには、大正5年11月下旬から翌6年の9月まで、芥川龍之介(明治25.3.1~昭和2.7.24 小説家)が住んでいた場所があります。 (芥川龍之介) 芥川龍之介の家は、東京田端にありましたが、大正5年、東京帝国大学英吉利文学科を卒業後(引き続き同大学院に籍を置きま…
昨夜ねるとき、 さて今夜はどこにつながろうか? と思っていたら火星につながった。😳 火星? 😳😳😳 5月になんとなく火星人についての話から、 ボーっとする ということについて書いた。 いまでは、 あの5月のときよりもっと、 ボーっとすることができるようになり、 5月のときは思いもしなかった、 火星とつながることができた。🤣 そして芥川龍之介がいっていた、 火星人とつながった。 ちょっと自分でもびっくりしました。😅 4ヶ月の月日って、 けっこう遠くまで行けるようになるんですね。 眉間が熱くなり、 額から両耳にかけて膨らんで、 火星とつながったことがわかってから、 火星の人、誰かいますか? と呼び…
「国立国会図書館デジタルコレクション」のリニューアルを受けて(その4・「鵠沼」の「よみ」⑷)
昨年12月21日にリニューアルされた「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」)の全文検索を使って、「鵠沼」の「よみ」の変遷を⑴、⑵、更に⑶と見てきました。この話題の記事がよもやこれほど長くなるとは想定していませんでしたが、今回でまとめに入りたいと思います。※今回も、以下の「デジタルコレクション」へのリンクの後ろに「※」マークを記しているものは「国立国会図書館内/図書館・個人送信限...
江ノ電長谷駅を海側へ出て、極楽寺方向へ進んで行くと右手に、まるでタイムスリップしたかのような、古色を帯びたお店が見えてきます。 「力餅屋」。 創業は江戸元禄年間の、由緒ある和菓子屋さんです。 平安時代の武将、権五郎景政の武勇を伝え偲ぶよすがにと、代々伝えられてきた「権五郎力餅」が名物。近くには権五郎の御霊を祀った御霊神社もあります。 「権五郎力餅」。 つきたてのお餅に、控えめな程よい甘さのこし餡が載っています。 箱にきっちり詰まっていますが、ひとつひとつは小ぶりなお餅です。 餡とお餅のバランスがよく、何個でも食べられてしまいそうです。 この権五郎力餅は、鎌倉文士たちにもこよなく愛され、大正5年…
それ程難解ではないのですが、 古い言い回しが結構あって、 完全には理解できないのが残念です。 まぁ、細かいことを気にしていると、 読める本も読めなくなります。 気にせず読み進めようと思います。 話は、芋粥を食べるために、 偉い侍と冴えない小役人の主人公が 少し遠い国まで小旅行?をするというところまで読みました。 一般に、物語の主人公は、 優れた面の一つくらいは持っているものですが、 この作品...
読み終えました。 私も子供の頃、 チョコレートやジュースを好きなだけ食べたり飲んだりしてみたい と思ったことが何度もありました。 だけど、大人になってみると、 ちょっと味わえればいいくらいにしか思はなくなりました。 大体の人はそういうものだろうと想像します。 しかし、この小説の主人公は いい大人なのに芋粥を飽きるほど食べたいなどと 夢想しているのは、ちょっとおかしいですよね。 だけど、大量...
この作品は、 学生の頃に読んだことがあるような気がしましたが、 今読んでいて、全く記憶にないんですよね。 うだつの上がらない小役人のお話なんですが、 常人ならば、そんな人を取り上げて小説を書こうなんて 思わないだろうと思います。 芥川竜之介には、人並みにでも長生きして、 もっと作品を残して欲しかったです。 彼は後年、明らかに精神を病んでいて、 今の時代ならば、良い薬もあっただろに... と著書...
芥川龍之介『奉教人の死』 お前の苦しみは、私がいちばんよく知っている。
芥川龍之介は新約聖書を愛読していたそうです。彼のキリスト教観には様々な意見があるようですが、少なくともキリスト教に入信していたわけではなく、先進文化としての西洋文明・思想の源流としての興味、そして批判の対象としていたというのが一般的な理解で
私はかつて、聖書を愛読しているにもかかわらず信仰心は持っていなかったという芥川龍之介のキリスト教観を不可解なものだと思っていましたが、今ではこの両者は矛盾することなく両立しうるものであると確信しています。神を信じない者がそれでも宗教に関心を
一晩で糸貼り終える夏の蜘蛛 取り払っても また次の日も ★ 蜘蛛の餌食になる無視の多い夏には、雲の活動も一段と活発化。朝、外に出ようとすると玄関に、ベランダに洗濯物を、出そうと思えば、顔に
GOOD SMILE COMPANY文豪ストレイドッグス・芥川龍之介モノクロで、やつがれを撮ってみたくなって。レースをあしらった背景の中で、モノクロームの彼は、どこか寂しげで、なんだか切なくなった。にほんブログ村...
今昔物語集から題材をとった新しい創作『羅生門』 『羅生門』といえば、大抵の人は、偉大な作家「芥川龍之介」の小説を連想されるかと思います。その芥川龍之介の小説も、話の元は「今昔物語集」の羅城門の老婆の話に基づいた作品との事。この絵本の文の作者
朝起きて、ニュースサイトを読んでいると視野に芥川龍之介の歯車が発生した。2年ぶりである。これが出ると1時間位は動けない。このクソ忙しい時に厄介だなと思いロキソニンを飲む。ちょうど昨日、歯医者で神経を抜いてロキソニンを処方されていた。思えば結構カラダにガタが来ているなあとつくづく。 僕の視野のうちに妙なものを見つけ出した。妙なものを?――と云ふのは絶えずまはつてゐる半透明の歯車だつた。僕はかう云ふ経験を前にも何度か持ち合せてゐた。歯車は次第に数を殖やし、半ば僕の視野を塞いでしまふ、が、それも長いことではない、暫らくの後には消え失うせる代りに今度は頭痛を感じはじめる、――それはいつも同じことだつた…
田端の高台にある芥川龍之介居住跡から東南に下っていくと、 masapn2.hatenablog.jp 階段状の細い小さな坂道があります。 看板をみると「上の坂」。 坂の名の由来は不詳だそうです。 近くに住んでいた芥川龍之介(明治25.3.1~昭和2.7.24 小説家)、香取秀真(明治7.1.1~昭和29.1.31 鋳金家・歌人)らの名前と、芥川の田端の家の庭を詠んだ歌が記されています。 坂の町田端らしい、ひっそりとした路地裏といった趣のある、階段の続く小さな坂道です。 この上の坂を下りきると、その先には芥川家のホームドクターであった下島勲(明治3. 8.25~昭和22.5.30 医者・俳人)の…
ウォーキングで14キロやせました。(7)読書しながらウォーキングする。
皆さまは、こんなご経験はないでしょうか。私、毎朝の通勤で急行列車に乗るのですが、先日いつもの電車が5分くらい遅れていました。私はすでに電車に乗っており、扉は開いたままでした。普段なら次の電車に乗る人もこの急行に乗り込むことができたので、車
【芥川龍之介『蜘蛛の糸』〜RYUNOSUKE AKUTAGAWA〜】
こんにちは京都の朗読家 馬場精子です【芥川龍之介『蜘蛛の糸』〜RYUNOSUKE AKUTAGAWA〜】3/26 ひらつか八幡山の洋館🌸宮沢賢治『やまなし』…
私はおん教えを捨てました芥川龍之介の小説には「切支丹もの」と呼ばれる、キリスト教を信仰する人々を描いた作品群があるようです。「宗教」と聞けば「胡散臭い」という木霊を返すことの多い私たち日本人ですが、本当に私たちは「宗教」と無縁の存在なのでし
映画「MISTY ミスティ」芥川龍之介の「藪の中」を幻想的にエロティックに映像化
作品紹介黒沢明監督の「羅生門」の原作である芥川龍之介の小説『藪の中』を豊川悦司、金城武、天海祐希共演で再映画化した官能ミステリー。1997年/99分原作芥川龍之介「羅生門」「藪の中」「蜘蛛の糸」監督三枝健起「春よこい」「オリヲン座からの招待
芥川龍之介「奉教人の死」考察 お前の苦しみは、私がいちばんよく知っている・・・
聖書を愛読する非キリスト者芥川龍之介は新約聖書を愛読していたそうです。彼のキリスト教観には様々な意見があるようですが、少なくともキリスト教に入信していたわけではなく、先進文化としての西洋文明・思想の源流としての興味、そして批判の対象としてい
鬼神たちの物語本作は実に対照的な二人の人物を主人公としています。一人は公卿として栄耀栄華を極め人並外れた器量の持ち主として名を馳せた「堀川の大殿」。もう一人は当代一の絵師として名声を得ながら救い難い奇人としても悪名を馳せた「良秀」。この二人
芥川龍之介「きりしとほろ上人伝」&「往生絵巻」考察 「心貧しき者」と「悪人」
ふたつの発心集今回取り上げる二つの作品はともにごく短い短編小説であり、ともに一人の男の「宗教への目覚め」を描いた物語であります。「きりしとほろ上人伝」はキリスト教の聖人クリストフォロスとして知られる男の生き様を、「往生絵巻」は五位の入道と呼
私はかつて、聖書を愛読しているにもかかわらず信仰心は持っていなかったという芥川龍之介のキリスト教観を不可解なものだと思っていましたが、今ではこの両者は矛盾することなく両立しうるものであると確信しています。神を信じない者がそれでも宗教に関心を
「あまりにも我慢し過ぎた屁は毛穴から臭う」という俗諺を聞いたことがある。それが事実かどうかは知る由もないし、今の今に至るまでわざわざ調べようとも思わないけれど、精神衛生上の洞察に対する例え話だというなら大いに言い得て妙と言うしかない。「周り