立石寺(山寺)俳聖が名句を詠んだ古刹 山形
山寺は、天台宗を広めた慈覚大師 円仁によって860年に建立されました。その後、霊山として僧房が栄え、1689年には松尾芭蕉が『おくのほそ道』の旅で訪れ「閑さや岩にしみ入る蝉の声」を「おくのほそ道」に残しています。現在も山形県を代表する名刹で、山全体が修行と信仰の場になっており、約109万平米もの敷地に大小約30もの堂塔が点在しています。「山門」から「奥之院」まで続く1015段の石段は、登ることで煩悩が消滅するとい...
2025/02/09 07:30