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【頭出し】江戸時代相模原俳壇の一端—主として自在庵派について(座間美都治)
先月公表した相模原市史の資料一覧をまとめる過程で、定期刊行物「郷土相模原」(相模原郷土懇話会・相模原市教育委員会)の刊行経緯を確認する必要が生じ、相模原市立図書館に赴いてその中の何冊かを閲覧しました。特に創刊号(1957年)は一通り目を通しましたが、掲載されていた複数の論文中で目に止まったのが、「江戸時代相模原俳壇の一端—主として自在庵派について」(座間(ざま)美都治(みつじ):53〜58ページ、以下「座間論...
江戸時代の作家・俳諧師である井原西鶴(1642-1693年)には、俳諧を 短時間・大量創作することに挑んだ時期があって、1677年には一昼夜でなんと 1600句という記録を打ち立てたとされています。 ところが、どんな分野にもそうした記録に対抗心を燃やす者は出現するもので、 ...
【頭出し】「ふじさわの歴史シリーズ」の「藤沢市北部の俳諧史」について
今回「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」)中の神奈川県史や県内市町村史関連の資料の収録状況を一覧化する際には、原則的に「デジタルコレクション」や「国立国会図書館サーチ」をはじめ、各公立図書館のネット経由で参照できる書誌情報を基準として使用しています。出来れば、対象となる資料を逐一手に取って中を確認するに越したことはないのですが、流石に分量が多過ぎてそこまでの手は掛け...
芭蕉といえば俳句と「奥の細道」くらいしか知らなかった。 俳句も有名な句を4、5つくらい。 二ヵ月前の学習会で芭蕉についての話を聞いて、俄然、興味が湧いてきた。早速。本を買ったりネットで調べたり