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「藤沢市史料集」は以前藤沢市史関連資料の一覧をまとめた際に紹介した通り、「藤沢市史」の資料編の補完を目的として刊行が続けられてきた叢書です。渡内の位置(「今昔マップ on the web」) 玉縄領の南側の一角に当たる新林公園の中に平成18~20年(2006〜8年)に移築保存された旧福原家長屋門(ストリートビュー)最近は数年おきに刊行ペースが鈍ってきていましたが、3年ぶりに刊行された第45巻では「相中(そうちゅう)留恩(...
本記事では、葉山町及び関連部署によって発行された葉山町史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。凡例については「目次」を参照下さい。1. 葉山町郷土誌ほか町史誌関連資料2. 郷土誌葉山3. 「葉山郷土史研究会」古文書部会の編集した資料1. 葉山町郷土誌ほか町史誌関連資料葉山町の場合は町史誌の出版物の表題が...
本記事では、川崎市及び関連部署によって発行された川崎市史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。凡例については「目次」を参照下さい。※本記事の作成は「今後の進め方について」を公開する前から進めており、市史編纂事業で直接的に作成されたものではない資料についても一覧を既に作成していました。公開順を...
本記事では、山北町(やまきたまち)及び関連部署によって発行された山北町史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。凡例については「目次」を参照下さい。※「山北町」は神奈川県外にもかつて新潟県岩船郡に山北町(さんぽくまち)が存在していました(現:村上市府屋・勝木等「山北地区」)。現在は同名の町は神奈川...
「国立国会図書館デジタルコレクション」中の南足柄市史関連資料
本記事では、南足柄市及び関連部署によって発行された南足柄市史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。凡例については「目次」を参照下さい。1. 南足柄市史2. 南足柄市史資料所在目録3. 市史研究あしがら4. 南足柄町/市文化財調査報告書5. 郷土資料館調査報告書6. その他の南足柄市史関連資料(仮)1. 南足柄市史...
【頭出し】江戸時代相模原俳壇の一端—主として自在庵派について(座間美都治)
先月公表した相模原市史の資料一覧をまとめる過程で、定期刊行物「郷土相模原」(相模原郷土懇話会・相模原市教育委員会)の刊行経緯を確認する必要が生じ、相模原市立図書館に赴いてその中の何冊かを閲覧しました。特に創刊号(1957年)は一通り目を通しましたが、掲載されていた複数の論文中で目に止まったのが、「江戸時代相模原俳壇の一端—主として自在庵派について」(座間(ざま)美都治(みつじ):53〜58ページ、以下「座間論...
「国立国会図書館デジタルコレクション」中の茅ヶ崎市史関連資料
本記事では、茅ヶ崎市及び関連部署によって発行された茅ヶ崎市史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。凡例については「目次」を参照下さい。1. 茅ヶ崎市史・茅ヶ崎市史現代2. 茅ヶ崎市史資料所在目録3. 茅ヶ崎市史研究・ヒストリアちがさき4. 茅ヶ崎市史史料集・茅ヶ崎市史ブックレット5. その他の茅ヶ崎市史関...
本記事では、秦野市及び関連部署によって発行された秦野市史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。凡例については「目次」を参照下さい。1. 秦野市史2. 秦野市史資料所在目録3. 秦野市史研究4. その他の秦野市史編纂事業の成果物5. その他の秦野市史関連資料(仮)1. 秦野市史秦野市のサイトには刊行された市史の...
自分を大型連休だと思い込んでいた精神異常者のゴールデンウィークも消え…… いや7、8、9日に有給取って休日マシマシにした勢とかいるのかな🤔 大型連休(笑)< 通常勤務 の時点で大型連休を名乗る資格はないッ! 水~金と3日間勤務だったのに妙に疲れた…これ五月病?歳でしょ 皆さん色々過ごしたであろうGWと引き換えに? 埼玉県宮代町 × PayPay の自治体キャンペーンが始まりましたよ。 宮代町ってどこだよ?春日部市の上だよ(雑) 半蔵門線ユーザーがよく聞く東武動物公園駅のあるところだよ🐶🐱🐰🐷🐻🐒🐼🦊 ペイペイ還元対象店舗を目指して全国から観光客が押し寄せるだろうし(俺調べ) せっかくだから名…
「国立国会図書館デジタルコレクション」中の横須賀市史関連資料
本記事では、横須賀市及び関連部署によって発行された横須賀市史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。凡例については「目次」を参照下さい。1. 横須賀市史2. 横須賀市史資料所在目録3. 市史研究 横須賀4. その他の新横須賀市史編纂事業の成果物5. その他の橫須賀市史関連成果物(仮)1. 横須賀市史横須賀市史の...
「国立国会図書館デジタルコレクション」中の相模原市史関連資料(その2)
本記事では、相模原市及び関連部署によって発行された相模原市史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。「その2」では合併前の旧津久井郡各町(城山町、相模湖町、津久井町、藤野町)の町史編纂事業の成果物と、関連が深いものを揃えました。これらの町史編纂事業についても、相模原市のホームページ上で概略が記...
「国立国会図書館デジタルコレクション」中の相模原市史関連資料(その1)
本記事では、相模原市及び関連部署によって発行された相模原市史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。「その1」では津久井郡各町と合併する前から実施されていた相模原市史編纂事業の成果物と、関連が深いものを揃えました。凡例については「目次」を参照下さい。1. 相模原市史2. 相模原市史資料目録3. 相模原...
本記事では、平塚市及び関連部署によって発行された平塚市史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。凡例については「目次」を参照下さい。1. 平塚市史2. 平塚市資料所在目録3. 平塚市史編纂関連資料4. その他の平塚市史関連成果物(仮)1. 平塚市史平塚市の市史編纂事業は2025年現在も継続中ですが、本編や別編の...
本記事では、鎌倉市及び関連部署によって編集または発行された鎌倉市史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。凡例については「目次」を参照下さい。1. 鎌倉市史2. 鎌倉市史関係史料展目録3. 鎌倉市史史料抄4. 鎌倉近世史料5. その他の鎌倉市史関連成果物(仮)1. 鎌倉市史「デジタルコレクション」上では鎌倉市史...
「国立国会図書館デジタルコレクション」中の横浜市史関連資料(その2)
本記事では、横浜市及び関連部署によって発行された横浜市史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。「その2」では横浜市内の各区の郷土史資料を取り上げます。凡例については「目次」を参照下さい。1. 横浜市内の各区の郷土史資料2. その他の横浜市史関連成果物(仮)1. 横浜市内の各区の郷土史資料横浜市内の各...
「国立国会図書館デジタルコレクション」中の神奈川県史関連資料(その1)
本記事では、神奈川県及び関連部署によって発行された神奈川県史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」への収録状況を確認して一覧化しました。今回は特に「神奈川県史」(1.参照)とその編纂時に併せて刊行された書籍について一覧化を試みました。凡例については「目次」を参照下さい。1. 神奈川県史ここでは、昭和42年(1967)に神奈川県政100年記念事業として着手され、約17年をかけて完成された「神奈川...
「国立国会図書館デジタルコレクション」中の神奈川県史関連資料(その2)
本記事では、神奈川県及び関連部署によって発行された神奈川県史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。今回は特に神奈川県立図書館(以下表題・表中を除き「県図書館」)とその関連部署が作成した資料を可能な限り集めてみました。凡例については「目次」を参照下さい。1. 神奈川県史料2. 神奈川県郷土資料集成3....
「国立国会図書館デジタルコレクション」中の神奈川県史関連資料(その3)
本記事では、神奈川県及び関連部署によって発行された神奈川県史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。今回は前回2回で取り上げ切れなかった各文化施設の作成した郷土史関連資料をまとめました。凡例については「目次」を参照下さい。1. 神奈川県立図書館のその他の刊行物2. 神奈川県立博物館・神奈川県立歴史博...
「富士屋自働車」と「エム・エフ商会」の自動車事業を巡って(その1)
もう10年近く前の記事になりますが、大正4年(1915年)や大正12年(1923年)の「全国自動車所有者名鑑」(以下「―名鑑」)や「全国自動車所有者名簿」(以下「―名簿」)に掲載された、富士屋ホテルの関連会社である富士屋自働車や小田原電気鉄道の保有する自動車について検討したことがありました。酒匂橋が大正12年に逸早くコンクリート橋に架け替えられた背景に、これらの自動車事業の熾烈な競争があったことを裏付ける史料にな...
「富士屋自働車」と「エム・エフ商会」の自動車事業を巡って(その2)
前回に引き続き、「全国自動車所有者名鑑」(以下「―名鑑」)や「全国自動車所有者名簿」(以下「―名簿」)に掲載された、当時の箱根・小田原地区で貸自動車業を行っていた3業者の車両の動向と、それらの業者について「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」)上で見つかる資料を検証します。今回は「松本安太郎」が営んでいたという「エム・エフ商会」について、「デジタルコレクション」上で確認...
「富士屋自働車」と「エム・エフ商会」の自動車事業を巡って(その3)
前回の記事に引き続き、「全国自動車所有者名鑑」(以下「―名鑑」)や「全国自動車所有者名簿」(以下「―名簿」)に掲載された、当時の箱根・小田原地区で貸自動車業を行っていた3業者の車両の動向と、それらの業者について「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」)上で見つかる資料などを検証します。今回は当初の予定では前回に引き続き「松本安太郎」を取り上げる予定でしたが、こちらはもう少...
「富士屋自働車」と「エム・エフ商会」の自動車事業を巡って(その4)
前回に引き続き、「全国自動車所有者名鑑」(以下「―名鑑」)や「全国自動車所有者名簿」(以下「―名簿」)に掲載された、当時の箱根・小田原地区で貸自動車業を行っていた3業者の車両の動向と、それらの業者について「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」)上で見つかる資料などを検証します。今回は前々回の「松本安太郎」の続きです。※以下の「デジタルコレクション」へのリンクの後ろに「※」...
当初の予定では「小田原電気鉄道」の自動車事業についてはごく手短に触れて終わりにする予定でした。前回までの記事では表題に「小田原電気鉄道」の名前を含めなかったのもそのためでした。しかし、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」)の検索結果を色々と眺めるうちに、「小田原電気鉄道」の「富士屋自働車」への影響の大きさも考えないといけないと思い直し、更に松本安太郎の開業後直ちに「...
このところ、大正時代に相次いで立ち上げられた小田原・箱根地域の貸自動車業について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」)で見つかった資料をもとに様々検討を加えてきました。その過程で「その2」や「その4」で、松本安太郎の立ち上げた貸自動車業については、「回顧六十年」(昭和13年・1938年 富士屋ホテル編集発行)では「エム・エフ商会」の名で紹介されているものの、それ以前の資...
「小田原電気鉄道」の延伸と「富士屋自働車」の自動車事業(その1)
前回は「小田原電気鉄道」の箱根湯本から先の延伸事業と松本安太郎の自動車事業創業に伴う同社の自動車事業参入について見ましたが、今回は「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」)の「小田原電気鉄道」の検索結果を元に、同社の鉄道延伸事業と、「富士屋自働車」と「小田原電気鉄道」の自動車事業の競合の経緯を追ってみます。今回は富士屋自働車創業時までの流れを分析します。※以下の「デジタ...
「小田原電気鉄道」の延伸と「富士屋自働車」の自動車事業(その2)
前回に引き続き、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」)の「小田原電気鉄道」の検索結果を元に、同社の鉄道延伸事業と、「富士屋自働車」と「小田原電気鉄道」の自動車事業の競合の経緯を追ってみます。今回は小田原電気鉄道の延伸工事着手の頃からの流れを分析します。※以下の「デジタルコレクション」へのリンクの後ろに「※」マークを記しているものは「国立国会図書館内/図書館・個人送信限...
松本安太郎・小田原電気鉄道・富士屋自働車の自動車事業まとめとエピソード数点
大正元年(1912年)から12年(1923年)までの小田原・箱根地域で自動車事業を新規に立ち上げてきた松本安太郎、小田原電気鉄道、富士屋自働車について、かなりの回数記事を出してきました。今回はそれらを少しまとめた上で、それらの記事に収まらなかったエピソードを何点か紹介したいと思います。まず、ここまでの記事を一覧化します。「富士屋自働車」と「エム・エフ商会」の自動車事業を巡って(その1)「富士屋自働車」と「エ...
大正時代の小田原・箱根地域の自動車事業にまつわるエピソード続き
前回の続きで、 大正元年(1912年)から12年(1923年)までの小田原・箱根地域で自動車事業について調べてきた過程で、ここまでの話に収まらなかったエピソードをもう2点紹介したいと思います。※以下の「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」)へのリンクの後ろに「※」マークを記しているものは「国立国会図書館内/図書館・個人送信限定」のコンテンツです。Web上での閲覧にはログインする必要が...
(「写真帖」41コマ)前回の終わりに、大正9年(1920年)10月21日に開業した熱海線(現:東海道本線)の国府津〜小田原間開業の祝賀会の様子を収めた「鉄道開通記念写真帖」(東海新報社、以下「写真帖」)に、小田原電気鉄道の他にもう1社、延伸の影響を受ける事業者が広告を出していたことを示唆しました。右の広告がそれで、ここでは「小田原熱海間輕便鉄道」と表していますが、正確には当時は「大日本軌道小田原支社」となっ...
2ヶ月ほど前の記事で、大正9年(1920年)10月21日に熱海線の国府津〜小田原間が開業したことを祝する祝賀会の様子を収めた「鉄道開通記念写真帖」(以下「写真帖」)を紹介しました。この記事に対し、松本安太郎の「エム・エフ商会」についての資料でお世話になった「湘南軌道」を主宰される山崎朗さんから、同書を御自身でコレクションされているとのことで、数点の写真をメールでご提供戴きました。誠にありがとうございます。...
「「鉄道開通記念写真帖」の鮮明な写真をご提供戴きました」再考
前回の記事を受けて、再び「湘南軌道」を主宰される山崎朗さんから更に数点の資料をご提供戴きました。重ね重ねありがとうございます。これを受けて、前回の記事の次の箇所について、再考を加えたいと思います。現在の松原神社前の様子(ストリートビュー)「デジタルコレクション」の写真では後背の柵は一部しか見えていませんでしたが、山崎さんの写真では柵は右端まで続いており、これが神社の「玉垣」であることが見て取れます...
「国立国会図書館デジタルコレクション」中の神奈川県史関連資料(その4)
本記事では、神奈川県及び関連部署によって発行された神奈川県史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。今回は旧郡部や現在の地方自治法施行前の神奈川県が発行した資料、並びに神奈川県図書館協会が作成した資料を集めました。「その3」の公開から随分と間が空いてしまいました。神奈川県の資料についてはひとま...
「国立国会図書館デジタルコレクション」中の藤沢市史関連資料(その1)
本記事では、藤沢市及び関連部署によって発行された藤沢市史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。今回は、「藤沢市史」とその編纂を契機に開始された叢書を中心にまとめました。凡例については「目次」を参照下さい。1. 藤沢市史2. 藤沢市史資料所在目録稿3. 歴史をひもとく藤沢の資料4. 藤沢市史研究5. 藤沢市...
「国立国会図書館デジタルコレクション」中の藤沢市史関連資料(その2)
本記事では、藤沢市及び関連部署によって発行された藤沢市史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。今回は藤沢市文書館の発刊した残りの資料と、「藤沢市史資料」を対象としました。凡例については「目次」を参照下さい。1. 藤沢市文書館紀要2. その他の藤沢市文書館作成資料3. 藤沢市史資料4. 藤沢市文化財調査報...
【頭出し】「ふじさわの歴史シリーズ」の「藤沢市北部の俳諧史」について
今回「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」)中の神奈川県史や県内市町村史関連の資料の収録状況を一覧化する際には、原則的に「デジタルコレクション」や「国立国会図書館サーチ」をはじめ、各公立図書館のネット経由で参照できる書誌情報を基準として使用しています。出来れば、対象となる資料を逐一手に取って中を確認するに越したことはないのですが、流石に分量が多過ぎてそこまでの手は掛け...
「国立国会図書館デジタルコレクション」中の藤沢市史関連資料(その3)
本記事では、藤沢市及び関連部署によって発行された藤沢市史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。今回で前2回で取り上げた以外の残りの資料をまとめます。凡例については「目次」を参照下さい。1. その他の藤沢市教育委員会作成資料2. わが住む里3. その他の藤沢市関連部署作成資料参考. 「藤沢市史資料 第26...
「国立国会図書館デジタルコレクション」中の小田原市史関連資料
本記事では、小田原市及び関連部署によって発行された小田原市史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。凡例については「目次」を参照下さい。1. 小田原市史2. おだわら―歴史と文化―3. 小田原市郷土文化館研究誌/報告4. その他の小田原市史関連成果物(仮)1. 小田原市史「広報おだわら 第509号」(平成元年・198...
本記事では、箱根町及び関連部署によって編集または発行された箱根町史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。凡例については「目次」を参照下さい。1. 箱根町誌2. 箱根町立郷土資料館館報3. 箱根町立郷土資料館館報4. 箱根の文化財1. 箱根町誌箱根町の町史編纂事業は他の県内市町村とは異なり、現時点では「箱根...
前回公開した箱根町の資料一覧を作成するさなかに、ふと以前箱根町立郷土資料館の資料室で閲覧したハコネサンショウウオの資料が古書店に出ていないかと思いたち、「日本の古本屋」で検索を試みました。当該の資料は当資料館以外では神奈川県内各市町村の図書館では蔵書していない所が殆どで、なかなか閲覧するのが難しいためです。生憎と「箱根の文化財」など該当する資料は見つからなかったのですが、何やら異質な資料がヒットし...
「国立国会図書館デジタルコレクション」中の神奈川県及び県内各市町村史関連資料:目次
昨年暮れに「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)が全文検索に対応して以来、前々回まで幾つかの題材で検索を試みて記事を書いていましたが、その過程で「神奈川県史」や県内各市の市史や関連冊子がヒットし、一部は記事内で引用しました。これまでは県史や県内各市町村史については最寄りの図書館の蔵書を見つつ、そちらでは必ずしも蔵書が揃っていないため、必要に応じて所...
「国立国会図書館デジタルコレクション」中の横浜市史関連資料(その1)
本記事では、横浜市及び関連部署によって発行された横浜市史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。「その1」では横浜市の3度にわたる市史と、資料目録及び機関誌の一部を取り上げます。凡例については「目次」を参照下さい。1. 横浜市史稿2. 横浜市史3. 横浜市史Ⅱ4. 横浜市史(資)料所在目録5. 市史研究よこはま...
【町田市】村野常右衛門生家【多摩モノレールが延伸すれば...】
アド街ック天国の舞台が東京都町田市! 町田市と言えば 「町田って神奈川県だろ?」 「神奈川県町田市ww」 「町田は神奈川固有の領土」 などの領土問題ネタに尽きない町田市。 町田駅南口を出たら目の前が神奈川県だから言うほど間違いでもないかも... 千葉県でいう津田沼駅が船橋市と習志野市の境的な。 まあ歴史的には明治時代までは神奈川県だったからね、仕方ないね。 池袋も埼玉県民に実効支配されてるし、千葉県民はどこを削り取れば良いですか? 総武線で大量輸送して錦糸町を攻め落とせばいい? それはともかくアド街で武力衝突地帯の最前線、町田駅周辺のお店などは紹介されるでしょうから 私は領土紛争とは無縁で平和…
行ってきました。 地元の郷土博物館的なところです。なんか御台場(砲台)の特別展示があるらしいし連休中、籠り気味だったので気晴らしもかねてかな。あと、美術館や博…
はじめまして。初回なのですが、経緯はプロフィールに書きましたのでご挨拶抜きでいきなり書き出します。 本当に手当たり次第なうえ、まだこのブログに慣れていませんので、色々とご容赦くださいませ。 さて、御存知の方も沢山いらっしゃるでしょうが、福岡県朝倉市に『橘広庭宮跡』というのがあるんだそうです。教科書にも載っている663年の白村江の戦いに向かう時に、いわば大本営として造られた、天皇の御座所ですね。 朝倉橘広庭宮跡 「あさくらのたちばなのひろにわのみや」と読みます。画像は手持ちがなかった(多分、どこかにはあると思われます)ので、福岡観光WEBさんから。 造営時の天皇は斉明天皇。あの方ですね。蘇我入鹿…
昨日は橘広庭宮からあれこれ書きました。今日もその辺のお話です。 斉明天皇が661年の旧暦で5月9日に崩御されたので、実子でもある中大兄皇子は殯(もがり)しないといけなくなりました。 殯っていうのは古代のお葬式で、故人の遺体を火葬したり埋葬したりせずに、棺に入れたまま葬礼用の屋敷に安置して、近親者がその中で遺体が腐敗して白骨化していくのを確認し、確かに亡くなったことを納得する儀式なんだそうです。 本当でしたら天皇家の方なので、殯宮っていう宮をひとつ建ててその中で一年間暮らすのだそうですが、中大兄皇子は、「戦の陣中だから」ってことで、ひと月を1日に替えて12日間の殯としたのだそうです。 で、この殯…
宮地嶽神社は全国にありますが、福岡県福津市にある神社が有名ですね。年2回見える海まで続く光の道は、所謂映え写真のスポットです。ここの神社が、全国各地にある宮地嶽神社の総本社なんだそうです。 ただ、今回はここの宮地嶽神社ではなく、朝倉市宮野の宮地嶽神社です。というか、宮地嶽神社がこんなにいっぱいあるの、初めて知ったんですけど!朝倉市だけで3か所くらいある!ざっくり地図もらってなかったら、どの宮地嶽神社かわからないところでした。 この宮地嶽神社は、先日から書いている橘広庭宮跡から直線距離で1kmちょっと北西ににあります。山の上なので、実際はもうちょっとあるでしょうね。 ちっちゃい神社で、鳥居と拝殿…
熊襲、熊鷲、土蜘蛛。これらは、九州にあった大和朝廷とは別個の勢力のことです。熊襲と羽白熊鷲は、おのおの独立した特定の勢力を指すようですが、土蜘蛛は九州に色々いる土着勢力の総称の事のようです。昔は東国と呼ばれていた、関東以北の勢力を蝦夷と呼んでいたのと同じですね。 神功皇后はほぼ関係ないのですが、先ず、熊襲について書いて行こうと思います。 おそらくは大和朝廷がまだ完全に九州を掌握出来ていない頃、景行天皇は即位12年に熊襲征伐のため、九州巡行を行います。景行天皇は第12代天皇なので、神功皇后の御主人である仲哀天皇の2代前の天皇です。 8月に出立し、途中、周防の国や豊後の国で賊や土蜘蛛を倒しながら1…
7月になりましたね。全国のあちこちで大雨が降っていますが、皆様の所は大丈夫でしょうか?皆様が恙なくお過ごしになりますよう祈っております。 予告通り、羽白熊鷲(はしろくまわし)について書いて行こうと思います。 日本書記では、荷持田村(のとりたのふれ)に羽白熊鷲あり、と書かれています。手元の資料によれば、羽白熊鷲は儺県(福岡市)の南方、脊振山系から朝倉郡にかけて勢力を持っていた土酋の一人、だそうです。「土酋」とは、先住民の統率者のことだそうなので、羽白熊鷲という人が率いる集団がいたんですね。「羽白熊鷲」ってう集団がいたのかと思っていました。 日本書紀では羽白熊鷲について「その人となりは強健で、翼が…
前回の記事で、日本書記に「荷持田村(のとりたのふれ)に羽白熊鷲あり」とあると書きましたが、その荷持田村について書くのを忘れていました。 羽白熊鷲の勢力範囲が脊振山系から朝倉郡にかけてだということなので、荷持田村は羽白熊鷲個人の居住地でしょうか?日本書記の書き方はあっさりしすぎていてよくわかりませんが、そんな書き方ですよね?資料には、現在の朝倉市秋月野鳥、平成の大合併前は甘木市大字野鳥だったところ辺りではないかと書かれています。 朝倉市秋月の秋月城や武家屋敷なんかがある観光地の所から、小石原川の支流である野鳥川を遡るように秋月街道を古処山方面に上っていった所に、昔は野鳥村というのがあったそうです…
あ、暑いですね… パソコン部屋にエアコンがないので作業が厳しくなってきました あれこれ調べながらブログ書いていてると、私よりパソコンが先に音を上げるんですよね💧今はまだ、内蔵データ飛ばされたくないので、労らないと。もっと要領よくやれればいいんですけどね。 まだまだ暑い日が続きますが、皆様も熱中症等ご注意ください。 今日は、大乙貴(おおなむち)神社についてです。 朝倉郡筑前町弥永にある大乙貴神社の御祭神は、天照大御神、大国主命、春日大明神です。日本書記に、次のような一文があります。 『一書に曰く、大国主神は、またの名を大物主神、また国造りの大乙貴神と号し、また八千戈神といい、また大国玉神といい、…