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地誌のはざまに https://kanageohis1964.blog.fc2.com/

神奈川県を中心に、また江戸時代前後を中心に、その地誌を掘り返して話題を取り上げていく予定です。

関連する自作、他作の動画なども取り上げます。

kanageohis1964
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2012/08/31

1件〜100件

  • 箱根の「蛇骨」と「木葉石」:「七湯の枝折」より(その3)

    方円舎清親「内国勧業博覧会之図」から(部分)(再掲)(「国立国会図書館デジタルコレクション」から)前々回及び前回の2回で、「七湯の枝折」(以下「枝折」)の「産物」に記載されている「蛇骨」と「木葉石」について検討しました。今回はその締め括りとして、明治10年(1877年)の内国勧業博覧会にこれら2点が出品された記録と、「新編相模国風土記稿」(以下「風土記稿」)上のこれら2点の記述の有無について検討します。...

    地域タグ:箱根町

  • 「七湯の枝折」の「産物」から

    前回、「新編相模国風土記稿」の箱根の温泉村の記述に、「七湯の枝折」の影響が窺えることを紹介しました。折角なのでこの「七湯の枝折」に掲載された箱根の「産物」を、「風土記稿」同様一覧にまとめておくことにしました。「風土記稿」にも記述があるものについては「◯」を記してあります。既に別の記事で取り上げたものもありますが、今後「風土記稿」の産物を取り上げる際に改めて「七湯の枝折」も参照しながら紹介することに...

    地域タグ:箱根町

  • 箱根の「蛇骨」と「木葉石」:「七湯の枝折」より(その2)

    「七湯栞」より「木葉石」の図(右下)国立国会図書館が所有するものは写本で原本が巻物になっているのに対しこちらは和綴本になっている絵図もそれに合わせて配置などが適宜変えられている(「国立国会図書館デジタルコレクション」より)前回は「七湯の枝折」(以下「枝折」)の産物に見られる「蛇骨」と「木葉石」のうち、「蛇骨」について少し掘り下げてみました。今回は「木葉石」について掘り下げます。まず、「枝折」の「木...

    地域タグ:箱根町

  • 箱根の「蛇骨」と「木葉石」:「七湯の枝折」より(その1)

    「七湯の枝折」(以下「枝折」)の産物、前回は昨年5月から12月にかけて「禽獣類」に取り上げられた鳥類や哺乳類を分析しました。産物の一覧の「関連記事」欄もかなり埋まってきましたが、今回は「蛇骨(じゃこつ)」と「木葉石(このはいし)」を取り上げます。筥根蛇骨(硅華)底倉より多く出ル功能血をとゝめ湿瘡なとに麻油ニて解付てよしとす木葉石 色赤し姥子ヨリ出ル他国ニある所の木葉石といふものハ石質和らかにして木葉の形...

    地域タグ:箱根町

  • 【小ネタ】「水車、うっせーわ!」

    …ハイ、お察しの通り、タイトルは最近の流行りに便乗しました。5年ほど前に取り上げた小ネタは実現しなかった三浦半島横断の運河の話題でしたが、今回も水に関係の深い小ネタです。今回取り上げる文書は「座間市史 2 近世資料編」(以下「座間市史」、引用文の明記ないものは何れも同書より)に掲載されているものです。2通の文書は何れも「文政九(一八二六)年十月 水車騒音につき争論示談書」と表題が付けられています。文...

    地域タグ:座間市

  • 短信:「神奈川県郷土資料アーカイブ」が「神奈川県立図書館デジタルアーカイブ」に統合されていました、が…

    2016年に「神奈川県郷土資料アーカイブ」へのリンクをリンク集に追加しましたが、先日リンクのチェックを実施したところ、このリンク先が消失していることに気付きました。行方を探したところ、「神奈川県立図書館デジタルアーカイブ」が県立図書館のサイト内に新設されていました。「利用案内」によると、2020年度まで公開していた「神奈川デジタルアーカイブ(県立図書館分)」と「神奈川県郷土資料アーカイブ」を統合し、より見や...

    地域タグ:神奈川県

  • 「歴史をひもとく藤沢の資料 6 長後地区」から:「【史料集】「新編相模国風土記稿」高座郡各村の街道の記述」の追記を兼ねて

    一昨年に藤沢市文書館が年1冊のペースで刊行を続けている「歴史をひもとく藤沢の資料」(以下「藤沢の資料」)のシリーズから、5冊目の「善行地区・湘南大庭地区」を紹介しました。昨年は「別巻 中世文書」というそれまでとは少し毛色の違う1冊が刊行されましたが、今年は改めて6冊目の「長後地区」が4月初頭に刊行されましたので、早速取り寄せて中身を確認しました。その結果、私のブログの過去の記事に1点追記しないとい...

    地域タグ:藤沢市

  • 「木賀の山踏」(竹節庵千尋)往路の「大磯の『さいこく』」:梅沢の鮟鱇再考を兼ねて

    前回「木賀の山踏」(竹節庵千尋 天保6年・1836年、以下「山踏」)の往路の「四ッ谷の数珠」などの記述に幾つか疑問点があることを記しました。今回はその続きの記述を検討しますが、それに当たって以前の記事で取り上げた梅沢の鮟鱇をはじめとする一帯の漁業の実情を併せて見直します。「山踏」の記述は「四谷・小幡(小和田)」についての記述に引き続いて、馬入の渡しを渡ってからの記述に移ります。馬入川舟にて渡り、平塚の...

    地域タグ:大磯町

  • 【道中記・紀行文】にまつわる記事一覧

    各種の道中記・紀行文に基づいて書いた記事がかなり溜まってきたので、それらの記事を俯瞰してアクセス出来るような一覧を作っておこうと思い立ちました。ここでは、あくまでも個々の道中記・紀行文を軸にして組み立てた記事のみを一覧に含めました。それ以外にも記事中で道中記や紀行文を引用したものは多数あるのですが、煩雑でわかりにくくなりそうなので割愛しました。これら引用が含まれる記事へのアクセスを考え、道中記や紀...

  • 「木賀の山踏」(竹節庵千尋)往路の「四ッ谷の数珠」

    以前、「七湯の枝折」の「禽獣類」を取り上げている際に、「木賀の山踏(やまふみ)」(竹節庵千尋 天保6年・1836年、以下「山踏」)中の「雲雀」の記述について急遽検討する回を設けました。今回はその「山踏」から、往路の記述に登場する疑問点を分析してみたいと思います。「山踏」についての紹介は上記記事を参照下さい。3月7日(グレゴリオ暦4月17日)早朝に江戸を発った千尋は、途中から駕籠を使ったこともあって一気に藤...

    地域タグ:藤沢市

  • 再補足→『津久井県の「漆」』補遺:「ホイ」って何?

    一昨年に、「『津久井県の「漆」』補遺:「ホイ」って何?」という記事について「解決編」と銘打った記事を書きました。安政6年(1859年)足柄下郡府川村(現:小田原市府川)が発行した嘆願書に登場する「ホイ」という言葉について、その意味を探るものでしたが、この時点では後続の記事を書くことになるとは思っていませんでした。しかし最近になって、更に補足すべき資料を見つけましたので、改めて取り上げることにしました。...

    地域タグ:神奈川県

  • 南詢病居士=京極高門「湯沢紀行(春の家づと)」より(その3:鎌倉&金沢八景)

    前回に続き、、南詢病居士=京極高門(以下「高門」)の「湯沢紀行(春の家づと)」を読み進めていきます。今回も「近世紀行日記文学集成 一」(津本 信博編 1993年 早稲田大学出版部、以下「集成」)に所収されている翻刻に従って読み進めます。歌川広重「六十余州名所図会 相模 江之島岩屋ノ口」高門の「湯沢紀行」から170年ほど後の姿(「国立国会図書館デジタルコレクション」より)酒匂川の川止めのために小田原で2日の...

  • 南詢病居士=京極高門「湯沢紀行(春の家づと)」より(その2:片瀬川の「渡し」)

    前回に続き、南詢病居士=京極高門(以下「高門」)の「湯沢紀行(春の家づと)」を読み進めていきます。今回も「近世紀行日記文学集成 一」(津本 信博編 1993年 早稲田大学出版部、以下「集成」)に所収されている翻刻に従って読み進めます。小田原宿で酒匂川の川止めのために2泊を余儀なくされ、その晩に伊豆大島の「貞享の噴火」を見に浜辺に出て来た高門ですが、前回引用した文章の続きは次の様になっています。むかしよ...

  • 南詢病居士=京極高門「湯沢紀行(春の家づと)」より(その1:伊豆大島の噴火)

    今回はまた新たな紀行文を読み込んでみたいと思います。南詢病居士「湯沢紀行」という貞享元年(1684年)の紀行文ですが、その中にいくつか興味深い記述が見えますので、それらを掘り下げてみます。今回は差し当たり「近世紀行日記文学集成 一」(津本 信博編 1993年 早稲田大学出版部、以下「集成」)に所収されている翻刻に従って読み進めます。巻末の解題によれば、著者は次の様に紹介されています。南詢病居士とあるのは、...

  • 短信

    先月の短信以来、「今昔マップ on the web」へのリンク修正作業を断続的に続けて来ましたが、本日ようやくその作業を終了しました。一方、「迅速測図」を表示させるために使ってきた「歴史的農業環境閲覧システム」へのリンクがまだ残っていますが、こちらが現在該当箇所を表示できなくなっていることに気付きました。こちらは「今昔マップ on the web」へのリンクの張り替え作業を引き続き続けます。...

  • 「七湯の枝折」の「禽獣類」(その8・完:「七湯の枝折」の特徴と「四時勘考」)

    ◯七湯栞 総目録◯一ノ巻一 温泉湧出濫觴一 出湯の効験一 筥根七湯地名一 浴法用捨次第一 熊野権現ノ説一 七湯全図一 四十九ヶ所名跡一 三枚橋ノ図 早川ノ古事一 滝坂越ノ図◯二ノ巻 湯本部一 湯宿並効験一 湯もとの記 北村季吟筆一 同全図一 早雲寺事蹟一 同覧古 南郭詩集一 惣湯ノ図一 宗祇法師ガ事◯三ノ巻 塔ノ沢部一 湯宿並効験一 塔沢記 雪中庵嵐雪一 同全図一 玉ノ緒滝ノ由来一 同繍図一 明人舜水...

    地域タグ:箱根町

  • 「七湯の枝折」の「禽獣類」(その7:補足と江戸時代の地誌成立の背景について)

    「その6」まででひとまず「七湯の枝折」の「禽獣類」について、取り上げられた個々の鳥獣類の分析を終えたあと、補遺を追加するなどしたために間が空いてしまいました。今回以降の2回で、ここまでの分析を踏まえて「七湯の枝折」の中での「禽獣類」の項の位置付けを考えていきます。その前に、もう少し手短に補足を加えます。歌川広重「箱根七湯図絵」より「底倉」(再掲)Museum of Fine Arts Boston.Licensed under Public dom...

    地域タグ:箱根町

  • 短信

    「今昔マップ on the web」のSSL対応サイトのアドレスが変更になり、従来のURLが廃止になっている様です。記事に埋め込んだ「今昔マップ on the web」の地図が表示できない状態になっています。逐次新たなURLへの切り替え作業を進めますが、時間がかかると思いますので、それまではURL中の旧URL : https://sv53.wadax.ne.jp/~ktgis-net/kjmapw/ の部分を新URL:https://ktgis.net/kjmapw/と書き換えてアクセスしてみて下さい。...

  • 「七湯の枝折」の「禽獣類」(その3補遺:「東雲草」のホトトギス)

    前回は「七湯の枝折」の「禽獣類」の「その7」が間に合わず、「江の島行脚」のアキラについての記事を先行させてしまいました。今回こそ「その7」をアップするつもりでいたのですが、その前に以前書いた分の補足が必要だと感じ、そちらを先に公開することにしました。「その6」の続きはもう少しお待ち下さい。「東雲草」(雲州亭橘才 文政13年・1830年)は、「禽獣類」の検討でも折に触れて取り上げてきました。「神奈川県郷土...

    地域タグ:箱根町

  • 「【江島道】「見取絵図」に沿って(その2) 」補遺:「アキラ」について

    今回は前回の記事に続いて「七湯の枝折」の「禽獣類」の続きを書く予定だったのですが、もう少し時間が掛かりそうなので、先に別の記事の補足を簡単に記して間を稼ぐことにしました。以前「江島道」について「江島道見取絵図」に沿って検討を重ねた際に、ラフカディオ・ハーンの「江の島行脚」(「日本瞥見記(原題:“Gilimpses of Unfamiliar Japan”)」所収、明治23年・1890年)の記述をいくつか取り上げました。その際、ハーン...

    地域タグ:藤沢市

  • 「七湯の枝折」の「禽獣類」(その6:残りの鳥獣類)

    たった2行しかない「七湯の枝折」の「禽獣類」の分析に、まさかこれほどの回数に分けて記事を書き続けることになるとは思っていませんでした。前回に引き続き、今回残りの3種についてまとめます。5. 猿「和漢三才図会」の「猴」項目の下に「猿」の字が記されている(「国立国会図書館デジタルコレクション」より)日本に幅広く生息しているサルは「ニホンザル」で、これは日本固有種です。「和漢三才図会」など本草学では「猴」...

    地域タグ:箱根町

  • 「七湯の枝折」の「禽獣類」(その5:鹿)

    「七湯の枝折」の「禽獣類」の検討も随分と長くなってしまいました。前回に続き、この項に記された野鳥や獣を検討します。今回は、「鹿」について見ていきます。4. 鹿「和漢三才図会」の「鹿」鹿は江戸時代にも絵画の題材に取り上げられる機会は多かったが野鳥の様に本草学の観点でまとめられた絵図集が哺乳類にはなかなか見当たらない(「国立国会図書館デジタルコレクション」より)「七湯の枝折」の「禽獣類」では、ここからは...

    地域タグ:箱根町

  • 「七湯の枝折」の「禽獣類」(その4:山鴫)

    前回は補遺を1回挟む格好になってしまいましたが、改めて「その3」に続き、「七湯の枝折」の「禽獣類」に記された野鳥や獣を検討します。今回は、「山鴫」について見ていきます。3. 山鴫(やましぎ)「水谷禽譜」より「ヤマシギ」脚がやや短く頭が少し大きい特徴を書いており絵もある程度それに倣ったものになっている頭部の斑も数は異なる様だが反映されている(「国立国会図書館デジタルコレクション」より)ドイツの鳥類学者ヨ...

    地域タグ:箱根町

  • 「七湯の枝折」の「禽獣類」(捕逸:「木賀の山踏」より)

    「七湯の枝折」の「禽獣類」、「その4」の記事を準備している最中に、ここまでの記事(1、2、3)に追記すべき紀行文を見つけてしまいました。今回は予定を変更して先にその紀行文を取り上げます。問題の紀行文は「木賀の山踏(やまふみ)」(竹節庵千尋 天保6年・1836年、以下「山踏」)です。その記述の中で、雲雀の声を聞いたとする記述を見つけました。同しく(注:「3月」を指す)十五日、けふは空よく晴ていと長閑也ける...

    地域タグ:箱根町

  • 「七湯の枝折」の「禽獣類」(その3:鶯・時鳥)

    前回に引き続き、「七湯の枝折」の「禽獣類」に記された野鳥や獣を検討します。今回以降は、前2回で検討した「雲雀」以外の7種類の鳥獣類についてまとめて見ていきます。まず、前々回掲載した「禽獣類」の項を再び掲げます。一 鶯 時鳥 雲雀 山鴫 鹿 猿 兎 鷹右之類いつれも沢山なり取わき鹿の腹篭ニ上品あり(「七湯の枝折」沢田秀三郎釈註 1975年 箱根町教育委員会 71ページより 以下の「七湯の枝折」引用も同書か...

    地域タグ:箱根町

  • 「七湯の枝折」の「禽獣類」(その2:箱根にヒバリはいた?続き)

    前回に引き続き、「七湯の枝折」の「禽獣類」に記された野鳥や獣を検討します。今回もその中に記された「雲雀」の問題を考えます。1. 江戸時代にも箱根にヒバリはいなかった可能性(続き)江戸時代にも箱根にヒバリがいなかった可能性を考える上で、「七湯の枝折」と併せて検討したい資料があります。「国立国会図書館デジタルコレクション」で公開されている、間宮永好の「箱根七湯志」です。この写本については以前このブログで...

    地域タグ:箱根町

  • 「七湯の枝折」の「禽獣類」(その1:箱根にヒバリはいた?)

    個人的な事情で史料の探索に十分な時間を割けない日が続いているため、「新編相模国風土記稿」(各郡、山川編)や「七湯の枝折」の産物についての検討もすっかり止まってしまっています。今回は久々に「七湯の枝折」の「産物」から「禽獣類」、つまり野鳥や獣の項を取り上げてみたいと思います。一 鶯 時鳥 雲雀 山鴫 鹿 猿 兎 鷹右之類いつれも沢山なり取わき鹿の腹篭ニ上品あり(「七湯の枝折」沢田秀三郎釈註 1975年 ...

    地域タグ:箱根町

  • 「歴史をひもとく藤沢の資料 別巻 中世文書」(藤沢市文書館)から

    昨年夏頃に、「歴史をひもとく藤沢の資料 5 善行地区・湘南大庭地区」(藤沢市文書館)という資料を、主に藤沢飛行場に関しての記述を中心に紹介しました。第1集「御所見地区」の2016年以降、年1冊のペースでこれまで5巻が刊行されてきましたが、まだ藤沢市内の一部の地区に限られていることから、今後も年1冊ずつ残りの地域を取り上げていくものと思っていました。ところが、今年は趣が変わって「別巻 中世文書」(以下「...

    地域タグ:藤沢市

  • 「記事内リンクチェックツール」ひとまずチェック作業終了しました。

    先日以来FC2ブログに新設された「SEOアドバイザー機能」中の「記事内リンクチェックツール」を使って、私のブログ記事中のリンク切れを確認&修正する作業を続けていましたが、先ごろようやく全ての記事のチェック作業をひとまず終了しました。私のブログの場合はリンクが非常に多いこともあり、全ての記事のチェックを終了するまでに3回このツールを実行させる必要がありました。勿論、この回数はリンク数の増加に従って増えてい...

  • 【江島道】馬喰橋の景観に変化がありました

    このブログで「江島道見取絵図」に沿って現状との照合を試みたのは2013〜2014年のことでした。その後も「江の島道印石」の移設等の変化が認められた際に改めて記事を追加してきました。これらの記事についてはまとめの記事からアクセスできる様にリンクを集めてあります。馬喰橋の上流側(再掲)(ストリートビュー)2014年撮影のもの今回ふとした切っ掛けで江島道途上の「馬喰橋(うまくらばし)」付近のストリートビューを参照した...

    地域タグ:藤沢市

  • 「記事内リンクチェックツール」を使ってみました、が…

    今月初頭に、FC2ブログに「SEOアドバイザー機能」がリリースされたことがアナウンスされました。その機能の1つとして、ブログ記事内のリンク切れをチェックする「記事内リンクチェックツール」が提供されました。私のブログでは全体的にリンクは多く、時にリンク先のサイトリニューアルなどの影響に伴ってリンク先のURLが変わってしまったり、時にリンク先のサイトが消失してしまう経験を幾度となくしてきました。これまでも発見...

  • スチルフリート「日本の風景と装束」中の小田原付近の写真:メトロポリタン美術館コレクションから

    「写真集」扉ページ(再掲)前々回に紹介した、アメリカのメトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)のデジタルコレクションに収録されているスチルフリートの「日本の風景と装束(Views and Costumes of Japan)」という写真集(以下「写真集」、以下の「写真集」の写真は何れもメトロポリタン美術館のコレクションサイトのもの。)から、今回は次の3枚の写真について色々と考えを巡らせてみたいと思います。※メト...

    地域タグ:小田原市

  • 日下部金兵衛の写真:NY公共図書館デジタルコレクションから

    前回はメトロポリタン美術館のコレクションの所蔵するスチルフリートの「日本の風景と装束」に収録されている写真を何点か取り上げて検討を施しました。今回も海外のデジタルコレクションから明治期の写真を何点か取り上げてみたいと思います。今回は「ニューヨーク公共図書館(New York Public Library)」のデジタルコレクションから、日下部金兵衛の写真を何点か取り上げます。※「New York Public Library」は日本語版Wikipedia...

    地域タグ:神奈川県

  • スチルフリート「日本の風景と装束」から:メトロポリタン美術館コレクションから

    最近は主に海外の美術館や博物館で、パブリック・ドメインになっている絵画や写真について、逐一許可を求めなくても自分のブログなどで利用出来る運用としている所が増えてきました。アメリカのメトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)もその様な美術館の1つで、ここにも日本の美術や写真などが多数コレクションされています。その様な絵画や写真の中に、私の関心領域に重なるものがないかを捜していて、スチルフ...

    地域タグ:神奈川県

  • 「たかね日記」(稲葉正通)における「矢倉沢の蛤石」

    以前、春日局から稲葉正則に送られた書状に記された「雲雀」について分析を披露しました。その際に「御殿場市史 第4巻 近世史料編」に掲載された史料を引用しました。神奈川県在住の私にとって神奈川県外の市町村史を読む機会はあまりなく、この機にと他の史料も探していたところ、稲葉正通(まさみち)の著した「たかね日記」(以下「日記」)という紀行文が掲載されているのを見つけました。今回は、この「日記」に記録された「...

    地域タグ:南足柄市

  • 「地理院地図」で「水域図」を作ってみました

    前回お伝えした通り、これまでの記事で使ってきた「Yahoo!地図」を「地理院地図」や「Googleマップ」などの別の地図サービスへと置き換える作業を続けています。半分ほど置き換えを終了しましたが、「水域図」については代わりのサービスでは思った様に図示したいものを表現できない点にもどかしさを感じていました。東海道戸塚宿と柏尾川の位置関係(「【旧東海道】その6 戸塚宿周辺の道と柏尾川水系【武相国境】(その2)」に...

  • 【短信】「Yahoo!地図」を他の地図へ差し替えます

    これまでこのブログでは「Yahoo!地図」「...

  • 「相州大山信仰の底流」(川島 敏郎)に掲載された道中記・紀行文

    江戸時代の相模国内の様子を書いた道中記や紀行文をまとめて掲載した書籍は、なかなか新しい物を見つけることが出来ませんが、そうした中で少し違う方向性の書物の中に6編の道中記や紀行文を掲載したものを見つけました。「相州大山信仰の底流」川島 敏郎著 2016年 山川出版社(以下「底流」、引用は同書より)著者は神奈川県の県立高校の教諭を勤める傍ら、大山信仰の歴史についての研究を重ね、その後伊勢原市文化財保護審議...

    地域タグ:神奈川県

  • 「神奈川県植物誌2018 電子版」の発行と、当ブログでの過去の引用箇所との照合(その2)

    「神奈川県植物誌2018 電子版」(2018年 神奈川県植物誌調査会・編)の発行を受けて取り敢えずの記事を書いてから、続きを程なくアップするつもりが、はや2年以上が経過してしまいました。これまで私のブログ内で「神奈川県植物誌」を引用した箇所について、最新版で書き換えられたり書き加えられた箇所を照合した一覧を作成して掲出するつもりでいたのですが、意外に作業量が多く、なかなか手が付けられないまま歳月が流れてし...

    地域タグ:神奈川県

  • 「地理院地図」リニューアルに伴う埋め込み地図への影響について

    今年の3月に、「地理院地図」のリニューアルがアナウンスされていました。【地理院地図改良(その1)】本日、地理院地図をリニューアル公開しました!ユーザインターフェースを抜本的に見直して、地理院地図がより便利に、より使いやすくなりました。 pic.twitter.com/mPFRggqza4— 地理院地図 (@gsi_cyberjapan) March 5, 2020 リニューアルされた機能の中で私のブログでも比較的利用する機会が多そうなのは、色別標高図の...

  • 「歴史をひもとく藤沢の資料 5 善行地区・湘南大庭地区」(藤沢市文書館)から

    ここ5年ほど、藤沢市文書館が年1冊のペースで刊行を続けている「歴史をひもとく藤沢の資料」というシリーズがあります。今年の3月にはその第5弾として「善行地区・湘南大庭地区」が刊行されました(以下「藤沢の資料」)。ここの地区にはかつて、私のブログでも取り上げたことがある「藤沢飛行場」があったので、関連する史料を新たに見つけられる可能性を感じて紐解いてみました。今回は、「藤沢飛行場」に関する記述を中心に...

    地域タグ:藤沢市

  • 「江島記行 藤沢」(魚屋 北渓)について

    新型コロナウィルス禍の煽りで、私が日頃利用している図書館も軒並み閉鎖されてしまっているため、必要に応じて文献を参照しに行くことが出来なくなっています。特に地方史・郷土史関係の書物は、これらの図書館では貸出禁止の扱いとされているものが多いので、貸出業務だけが制限付きで開けられていても目的を果たすことが出来ないのが実情です。そこで、今回は以前の記事を作成する過程で見つけたものの、結局記事では使う場所を...

    地域タグ:藤沢市

  • 「柿について:「新編相模国風土記稿」から(その3)」補足:「金手丸」の記事について

    以前の記事で、「新編相模国風土記稿」(以下「風土記稿」)を取り上げた際、同書では柿の産地として全部で10ヶ村の名を挙げ、更にその中から金手村(現:大井町金手)の柿を「金手丸」と称して特に良質であることを記していたにも拘らず、同書以外に「金手丸」の記録を見出すことが出来ないと紹介しました。最近になって、現地に「金手丸」の木とされる柿の木がまだ現存するという記事が、数年前のタウン誌「タウンニュース」に掲...

    地域タグ:大井町

  • 春日局から稲葉正則宛の書状に見られる「雲雀」を巡って:「綾瀬市史」より

    今回は、以前取り上げた「雲雀(ひばり)」に関連して、「綾瀬市史」に掲載されている1通の書状に登場する「雲雀」(及び「鮎」)を題材にします。春日局麟祥院所蔵の肖像画(パブリック・ドメイン,Wikimedia Commons)稲葉正則稲葉神社所蔵の肖像画(パブリック・ドメイン,Wikimedia Commons)書状の差出人は春日局(かすがのつぼね)(以下「局」)、受取人は稲葉正則(まさのり)(以下「正則」)で、この書状は正則の子孫の家に伝え...

    地域タグ:綾瀬市

  • 【短信】ひとまず完了しました>「うごけ!道案内」終了対応

    先日来折を見て対応を進めた「うごけ!道案内」の終了に向けた対応ですが、ひとまず本日完了しました。終了まで残り4日、何とか間に合いました。対象の記事は次の7本です。【武相国境】うごけ!道案内 と武相国境の東京湾側の話(追記アリ)【武相国境】鎌倉市境北端より港南区境に達する所まで【武相国境】港南区内(その1)【武相国境】港南区内(その2)〜境木まで【武相国境】境木→阿久和【武相国境】阿久和→境川との交点...

  • 解決編→『津久井県の「漆」』補遺:「ホイ」って何?

    以前漆について記事を書いている過程で目にした「漆ホイ」という言葉について、当時はその意味を示した文献等を見出せず、恐らくは若木若しくは苗木の意かと推測を書き記すことしか出来ませんでした。その後殆ど念頭から消えかけておりましたが、今日になって偶然その意味を記した本を見出すことが出来ました。三保地区の位置関係(「地理院地図」上で作図したものをスクリーンキャプチャ)「酒匂川文化財総合調査報告書」(酒匂川...

  • 【短信】「うごけ!道案内」終了対応について

    Latlonglabの終了期日である今年の3月末日まで、残り3ヶ月を切ってしまいました。このブログでは、既に「ルートラボ」を利用している記事については移行作業を終了させましたが、「うごけ!道案内」を使っている武相国境についての記事7本については、どの様に移行させるかなかなか決められず手をこまぬいていました。しかし、移行作業のためにかかる時間を考えると、もう出来る範囲での作業を始めないといけなくなりました。出...

  • 緑IT事務所「江戸後期 武蔵・相模国 村名マップ」について、他

    先日、twitter上に「今昔マップ on the web」の谷謙二さんのこんなツイートが流れてきました。江戸時代後期編纂の『新編武蔵風土記稿』『新編相模国風土記稿』に記載された村の位置を示し、国立国会図書館デジタルコレク ションにおける該当ページへのリンクを提供 合同会社 緑IT事務所「江戸後期 武蔵・相模国 村名マップ」 https://t.co/20OM9X6MLj— 谷謙二/TANI Kenji (@ktgis) December 18, 2019 リンク先の「江戸後...

    地域タグ:神奈川県

  • 「高座郡沿岸の初茸と松露について:「新編相模国風土記稿」から」補足:2つの日記から

    松露、上は2つに裂いた状態(CC 表示-継承 2.5, via Wikimedia Commons)先日来、小川泰堂の「四歳日録」を取り上げて来ましたが、今回はその中に現れる、地元の産物である「松露」について書かれた箇所を見ていきます。更に、藤沢宿近傍に在住していた別の人物による日記にも松露の名が見出されたため、今回はこれも併せて取り上げます。何れも以前の「新編相模国風土記稿」で紹介された松露についての記事の補足という位置付け...

    地域タグ:藤沢市

  • 短信:「ルートラボ」の方は対応完了しました

    先日来「ルートラボ」の地図を埋め込んだ記事について、「地理院地図」上で作成した図と差し替える作業を続けて来ましたが、昨日ようやく完了しました。先日レポートした中原街道以外はあまり手を入れませんでしたが、複数のルート図に分割していたものは1つにまとめて俯瞰性を高める措置を採りました。「ルートラボ」のトップページへのリンクはまだそのまま残されていますが、これらは実害は殆どないため、「ルートラボ」が終了...

  • 山本橋の橋銭徴収に関する神奈川県権令の意見伺い:「神奈川県史料」より

    このところ、「石上の渡し(山本橋)」絡みの記事が多くなってしまっていますが、今回で取り敢えずひと区切りの予定です。もうひとつ、山本橋への架け替えについて考える上で重要と思われる史料を紹介します。この史料は「神奈川県史料」(1965年 神奈川県立図書館 刊)に掲載されているものです。これは「かながわの歴史文献55」(リンク先は「神奈川デジタルアーカイブ」上で公開されているPDFの目次ページ)によれば明治政府の...

  • 「ルートラボ」終了対応:中原街道のルートに手を入れました

    先日の「LatLongLab」の終了発表以来、「ルートラボ」で作成したルート図を「地理院地図」で作成した地図に差し替える作業を少しずつ進めています。「ルートラボ」では表現出来なかった複数ルートの表示や、「明治期の低湿地」や「陰翳起伏図」等との合成など、差し替えに際して多少情報を追加した地図もありますが、「ルートラボ」終了までの時間が限られていることもあり、基本的には作成したルート自体には手を加えることなくそ...

  • 「石上の渡し→山本橋の記録:小川泰堂「四歳日録」より」補足

    先日の記事の追記で、服部清道氏が山本橋の橋銭を「3文」と記述している文献を引用しました。その際にはまだ服部氏が何を典拠にしているのかわかっていなかったのですが、その後その典拠が見つかりましたので、補足として改めて記事を起こすことにしました。典拠は「現代の藤沢」(加藤徳右衛門著 昭和8年・1933年)という、昭和初期に藤沢町の町会議員を務めていた人物の手による地誌です。ひとりの著者の手による地誌としては...

  • 小川泰堂「四歳日録」の地名表記の問題:石神(石上)、鵠沼(くゝいぬま)

    前回の記事で、小川泰堂の「四歳日録」(以下「日記」)中に記録された、「石上の渡し」の「山本橋」への切り替えの経緯について、課題と思われる点を幾つか挙げました。その際に泰堂の地名の表記についても挙げようと考えたのですが、文量が多くなりそうなのと、「石上の渡し」の話題からはやや逸れることから、前回の話題からは外しました。今回はこの地名表記の問題に関してまとめてみたいと思います。まず、「日記」の該当箇所...

  • 短信:ついに「ルートラボ」「うごけ!道案内」の終了が発表されてしまいました

    前回の記事の追記で既にお知らせしましたが、「ルートラボ」や「うごけ!道案内」等のサービスを提供していた「LatLongLab」が、来年3月末で終了することが発表されてしまいました。LatLongLab サービス終了のお知らせ「ルートラボ」も「うごけ!道案内」もこのブログでは少なからず地図やプレゼンの作成で活用していましたので、これらのサービスがなくなってしまうのは大変に痛いことです。このうち「ルートラボ」については、2...

  • 石上の渡し→山本橋の記録:小川泰堂「四歳日録」より

    前々回の記事と前回の記事で、石上の渡しにまつわる私の過去の記事を再掲しました。その際、石上の渡しや山本橋についてはその後新たな情報を得ていないということを書いたのですが、その直後に別件で分析を始めた資料の中で、偶然石上の渡しから山本橋に切り替えられた頃の記録を見つけました。今回はその記録についてまとめることにしました。今回調査している資料はこちらです。藤沢市史料集(二十二) 小川泰堂「四歳日録」(...

  • 【過去記事再掲】石上の渡しについて(その2)

    前回に引き続き、今回も閉鎖した以前のブログから、「石上の渡し」について私なりに調べてまとめた記事を再掲します。2011年に5回に分けて公開したもののうち、残りの2回です。当時はGoogleブックスで検索してヒットした文献へのリンクを含んでいましたが、今回確認したところ表示出来なくなっていたため、その箇所は書き改めています。石上の渡しについてはこの記事以降に得た情報が乏しく、現在も当時と私の見解が殆ど変わって...

  • 【過去記事再掲】石上の渡しについて(その1)

    前回の記事を受けて「神奈川県植物誌」の引用をまとめて掲載する予定でしたが、まだ全然作業が進まないまま1ヶ月が過ぎてしまいました。間を繋ぐため、今回は私が閉鎖したブログで公開していた過去の記事を再掲することにしました。江島道の途上にあった「石上の渡し」について、私なりに調べたものをまとめたものです。「地誌のはざまに」で江島道を一通り取り上げた際には、この時の記事の中から一部をダイジェストしました。そ...

  • 「神奈川県植物誌2018 電子版」の発行と、当ブログでの過去の引用箇所との照合(その1)

    かねてより、「神奈川県植物誌」の改訂版の編集が行われていることを、3年ほど前の記事の中で余談の形で紹介したことがありました。2018年度内に発行する目標が当初から掲げられていましたが、ほぼ予定通りに完了し、昨年11月8日からまず電子版から公開が始まりました。『神奈川県植物誌2018 電子版』公開ページ(以下「神植2018」)電子版は1800ページを超える大冊であるにも拘らず、全編が1本のPDFに収められており、ファイル...

  • 松浦武四郎「東海道山すじ日記」から(その2補足)

    昨年の5月の「その1」から11月の「まとめ」まで、松浦武四郎の「東海道山すじ日記」(以下「日記」)の神奈川県域内の区間について、私なりの分析を試みました。その際には冨山房から出版された武四郎の紀行集(吉田武三編、1975 & 77年)に依拠しており、他の翻刻や影印には当たることは出来ませんでした。特に「その2」では「窪田」と表記されている地名が「荏田」の誤記または翻刻ミスではないかと書きましたが、影印を見て...

  • 短信:【江島道】大源太公園付近のストリートビューが一部更新されました

    一昨年の3月頃、大源太公園敷地内に江島弁財天道標が移設されたことを短信で紹介しました。その時点ではまだGoogleマップのストリートビューには反映されていませんでしたので、更新されたのを確認次第追記する旨予告していました。先日久々に同地のストリートビューを確認したところ、一部ですが更新されているのを見つけました。公園の植樹の根元に小さなスペースを確保して、そこに石段を設けているのが確認出来ます。Googleマ...

  • 短信:国立国会図書館のDOI(Digital Object Identifier)対応について

    先日、国立国会図書館よりDOI(Digital Object Identifier)対応についてのプレスリリースが公開されました。国立国会図書館がデジタル化した資料(図書、雑誌、官報、憲政資料、脚本、手稿譜)にDOI(ディ・オー・アイ)を付与しまし た(付・プレスリリース)https://t.co/5musrzLz3s— 国立国会図書館 NDL (@NDLJP) February 4, 2019 「DOI」について、プレスリリース(リンク先PDF)では次の様に説明されています。コン...

  • 【図録紹介】「絵図でめぐる川崎—失われた景観をさぐる」(川崎市市民ミュージアム)

    前回、平塚市博物館で2017年に催された特別展「ひらつかの村絵図を読む」(以下「ひらつか」)の図録を紹介しました。その中で、神奈川県内の村絵図類をまとめた出版物の一例として、川崎市の「絵図でめぐる川崎-失われた景観をさぐる-」(2010年、以下「川崎」)を挙げました。このブログでは主に江戸時代の相模国域のことを取り上げて来ているため、武蔵国(主に橘樹郡)に属していた川崎市域を取り上げる機会は多くありません...

  • 【図録紹介】「ひらつかの村絵図を読む」(平塚市博物館)

    今年も相変わらず思う様に活動出来ない中、最寄りの図書館で入手出来る資料の範囲で記事を書いてきました。県内各地の博物館などで興味深い催し物が色々と行われていることは折に触れて情報を得ていましたが、何れも出掛けることは叶わずにいます。そうした中で、昨年秋に平塚市博物館 で興味深い特別展が催されていたことを、つい最近になって知りました。2017年度秋期特別展 ひらつかの村絵図を読む(2017年10月21日〜12月17日...

  • 松浦武四郎「東海道山すじ日記」から(まとめ)

    前回までで、松浦武四郎の明治2年(1869年)の紀行文「東海道山すじ日記」(以下「日記」)の、足柄峠までの記述を一通り見て来ました。該当記事の一覧を改めて掲げます。その1:多摩川、相模川、酒匂川の渡し場の様子についてその2:道中の継立の利用について/善波での継立について/世田谷〜長津田の継通しについてその3:武州鶴間と相州鶴間での継立についてその4:国分での継立についてその5:厚木〜愛甲間の道筋につい...

  • 松浦武四郎「東海道山すじ日記」から(その7)

    前回に引き続き、松浦武四郎の明治2年(1869年)の紀行文「東海道山すじ日記」(以下「日記」、引用は何れも「松浦武四郎紀行集 上」 吉田武三編 1975年 冨山房より)を取り上げます。今回で相模国域の解説を終えたいと思います。その1で見た通り、十文字の渡しを渡った先で近道を経由した武四郎一行は、次に関本(現:南足柄市関本)で荷物を継いでいます。前回見た通り「峰通り」という抜け道も存在しましたが、今回は少な...

  • 松浦武四郎「東海道山すじ日記」から(その6)

    前回は以前作成した地図などの修正を行いましたが、それは松浦武四郎の紀行文「東海道山すじ日記」(明治2年・1869年、以下「日記」、引用は何れも「松浦武四郎紀行集 上」 吉田武三編 1975年 冨山房より)の先日の続きを取り上げる際に、これらの修正箇所が影響するからです。今回は善波峠以西の区間を取り上げます。善波峠を越えた武四郎一行は、その先で十日市場(現:秦野市本町・元町等、「本町四ツ角」交差点周辺)と千...

  • 「【史料集】『新編相模国風土記稿』足柄上郡各村の街道上の位置」その他の修正について

    前回に引き続いて、松浦武四郎の明治2年(1869年)の紀行文「東海道山すじ日記」(以下「日記」)を取り上げる予定でしたが、その前に以前まとめた記事の修正を済ませておいた方が良いと思い立ちました。件の記事では「新編相模国風土記稿」(以下「風土記稿」)の各村の街道の記事を一覧にまとめ、それらの街道の位置を推定した地図を添えましたが、その中で矢倉沢往還の足柄上郡の部分に一部修正を加える必要があり、説明が長く...

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