本記事では、南足柄市及び関連部署によって発行された南足柄市史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。凡例については「目次」を参照下さい。1. 南足柄市史2. 南足柄市史資料所在目録3. 市史研究あしがら4. 南足柄町/市文化財調査報告書5. 郷土資料館調査報告書6. その他の南足柄市史関連資料(仮)1. 南足柄市史...
神奈川県を中心に、また江戸時代前後を中心に、その地誌を掘り返して話題を取り上げていく予定です。
関連する自作、他作の動画なども取り上げます。
「「鉄道開通記念写真帖」の鮮明な写真をご提供戴きました」再考
前回の記事を受けて、再び「湘南軌道」を主宰される山崎朗さんから更に数点の資料をご提供戴きました。重ね重ねありがとうございます。これを受けて、前回の記事の次の箇所について、再考を加えたいと思います。現在の松原神社前の様子(ストリートビュー)「デジタルコレクション」の写真では後背の柵は一部しか見えていませんでしたが、山崎さんの写真では柵は右端まで続いており、これが神社の「玉垣」であることが見て取れます...
地域タグ:小田原市
2ヶ月ほど前の記事で、大正9年(1920年)10月21日に熱海線の国府津〜小田原間が開業したことを祝する祝賀会の様子を収めた「鉄道開通記念写真帖」(以下「写真帖」)を紹介しました。この記事に対し、松本安太郎の「エム・エフ商会」についての資料でお世話になった「湘南軌道」を主宰される山崎朗さんから、同書を御自身でコレクションされているとのことで、数点の写真をメールでご提供戴きました。誠にありがとうございます。...
地域タグ:小田原市
「今昔マップ on the web」の「迅速測図」表示部分の切り替えを完了しました
4月末に、「今昔マップ on the web」で表示できなくなった「迅速測図」を「歴史的農業環境閲覧システム」に切り替える作業を始める旨アナウンスしました。それから4ヶ月余りが経ちましたが、ひとまず該当箇所の切り替え作業は完了しました。今回を機に、「歴史的農業環境閲覧システム」は「比較地図」を使用する様に改めました。「地理院地図」の該当箇所が右側に表示されることで、該当箇所との照合が容易になったと思います。...
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本記事では、南足柄市及び関連部署によって発行された南足柄市史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。凡例については「目次」を参照下さい。1. 南足柄市史2. 南足柄市史資料所在目録3. 市史研究あしがら4. 南足柄町/市文化財調査報告書5. 郷土資料館調査報告書6. その他の南足柄市史関連資料(仮)1. 南足柄市史...
昨年暮れに「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)が全文検索に対応して以来、前々回まで幾つかの題材で検索を試みて記事を書いていましたが、その過程で「神奈川県史」や県内各市の市史や関連冊子がヒットし、一部は記事内で引用しました。これまでは県史や県内各市町村史については最寄りの図書館の蔵書を見つつ、そちらでは必ずしも蔵書が揃っていないため、必要に応じて所...
先月公表した相模原市史の資料一覧をまとめる過程で、定期刊行物「郷土相模原」(相模原郷土懇話会・相模原市教育委員会)の刊行経緯を確認する必要が生じ、相模原市立図書館に赴いてその中の何冊かを閲覧しました。特に創刊号(1957年)は一通り目を通しましたが、掲載されていた複数の論文中で目に止まったのが、「江戸時代相模原俳壇の一端—主として自在庵派について」(座間(ざま)美都治(みつじ):53〜58ページ、以下「座間論...
本記事では、茅ヶ崎市及び関連部署によって発行された茅ヶ崎市史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。凡例については「目次」を参照下さい。1. 茅ヶ崎市史・茅ヶ崎市史現代2. 茅ヶ崎市史資料所在目録3. 茅ヶ崎市史研究・ヒストリアちがさき4. 茅ヶ崎市史史料集・茅ヶ崎市史ブックレット5. その他の茅ヶ崎市史関...
本記事では、秦野市及び関連部署によって発行された秦野市史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。凡例については「目次」を参照下さい。1. 秦野市史2. 秦野市史資料所在目録3. 秦野市史研究4. その他の秦野市史編纂事業の成果物5. その他の秦野市史関連資料(仮)1. 秦野市史秦野市のサイトには刊行された市史の...
本記事では、横須賀市及び関連部署によって発行された横須賀市史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。凡例については「目次」を参照下さい。1. 横須賀市史2. 横須賀市史資料所在目録3. 市史研究 横須賀4. その他の新横須賀市史編纂事業の成果物5. その他の橫須賀市史関連成果物(仮)1. 横須賀市史横須賀市史の...
だいぶ前の記事で東海道の六郷川(多摩川)渡河地点にかつて存在した六郷橋について取り上げた際、「江戸の橋」(鈴木 理生(みちお) 2006年 三省堂)からの引用で、貞享5年(1688年)に六郷橋が流失して以降、六郷の渡しに切り替えられた理由について「道役・善兵衛」の見立てを紹介しました。この引用に登場する「六郷川ハ砂川ニテ杭之根掘レ、保チ申サズ」という証言が、元は「東京市史稿 橋梁編」中にあることは掴んでいま...
本記事では、相模原市及び関連部署によって発行された相模原市史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。「その2」では合併前の旧津久井郡各町(城山町、相模湖町、津久井町、藤野町)の町史編纂事業の成果物と、関連が深いものを揃えました。これらの町史編纂事業についても、相模原市のホームページ上で概略が記...
本記事では、相模原市及び関連部署によって発行された相模原市史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。「その1」では津久井郡各町と合併する前から実施されていた相模原市史編纂事業の成果物と、関連が深いものを揃えました。凡例については「目次」を参照下さい。1. 相模原市史2. 相模原市史資料目録3. 相模原...
本記事では、平塚市及び関連部署によって発行された平塚市史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。凡例については「目次」を参照下さい。1. 平塚市史2. 平塚市資料所在目録3. 平塚市史編纂関連資料4. その他の平塚市史関連成果物(仮)1. 平塚市史平塚市の市史編纂事業は2025年現在も継続中ですが、本編や別編の...
数日前に、国土地理院の「地図・空中写真閲覧サービス」をはじめとする幾つかのサービスについて、URLが変更されることやIDとパスワードの再登録が必要となることがアナウンスされていました。国土地理院から提供されている複数のサービスについて、令和7年4月1日からURLが変更され、現在お使いのID・PWは使用できなくなります。改めてユーザ登録が必要となります。ご注意ください。◆地図・空中写真閲覧サービス◆基盤地図情報ダウ...
本記事では、鎌倉市及び関連部署によって編集または発行された鎌倉市史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。凡例については「目次」を参照下さい。1. 鎌倉市史2. 鎌倉市史関係史料展目録3. 鎌倉市史史料抄4. 鎌倉近世史料5. その他の鎌倉市史関連成果物(仮)1. 鎌倉市史「デジタルコレクション」上では鎌倉市史...
本記事では、横浜市及び関連部署によって発行された横浜市史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。「その2」では横浜市内の各区の郷土史資料を取り上げます。凡例については「目次」を参照下さい。1. 横浜市内の各区の郷土史資料2. その他の横浜市史関連成果物(仮)1. 横浜市内の各区の郷土史資料横浜市内の各...
本記事では、横浜市及び関連部署によって発行された横浜市史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。「その1」では横浜市の3度にわたる市史と、資料目録及び機関誌の一部を取り上げます。凡例については「目次」を参照下さい。1. 横浜市史稿2. 横浜市史3. 横浜市史Ⅱ4. 横浜市史(資)料所在目録5. 市史研究よこはま...
前回公開した箱根町の資料一覧を作成するさなかに、ふと以前箱根町立郷土資料館の資料室で閲覧したハコネサンショウウオの資料が古書店に出ていないかと思いたち、「日本の古本屋」で検索を試みました。当該の資料は当資料館以外では神奈川県内各市町村の図書館では蔵書していない所が殆どで、なかなか閲覧するのが難しいためです。生憎と「箱根の文化財」など該当する資料は見つからなかったのですが、何やら異質な資料がヒットし...
本記事では、箱根町及び関連部署によって編集または発行された箱根町史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。凡例については「目次」を参照下さい。1. 箱根町誌2. 箱根町立郷土資料館館報3. 箱根町立郷土資料館館報4. 箱根の文化財1. 箱根町誌箱根町の町史編纂事業は他の県内市町村とは異なり、現時点では「箱根...
本記事では、小田原市及び関連部署によって発行された小田原市史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。凡例については「目次」を参照下さい。1. 小田原市史2. おだわら―歴史と文化―3. 小田原市郷土文化館研究誌/報告4. その他の小田原市史関連成果物(仮)1. 小田原市史「広報おだわら 第509号」(平成元年・198...
ここまで、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」)に神奈川県と藤沢市の地方史関連資料がどの程度収録されているかを一覧化してきましたが、月に記事1本程度のかなり遅いペースになってしまっていて、この調子で作業していたのでは、県内全市町村について作業を終えるのが何時になるのかわからなくなってきました。もちろん、当初の想定より大幅に時間がかかっています。市町村史だけを一覧化す...
本記事では、藤沢市及び関連部署によって発行された藤沢市史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。今回で前2回で取り上げた以外の残りの資料をまとめます。凡例については「目次」を参照下さい。1. その他の藤沢市教育委員会作成資料2. わが住む里3. その他の藤沢市関連部署作成資料参考. 「藤沢市史資料 第26...
今回「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」)中の神奈川県史や県内市町村史関連の資料の収録状況を一覧化する際には、原則的に「デジタルコレクション」や「国立国会図書館サーチ」をはじめ、各公立図書館のネット経由で参照できる書誌情報を基準として使用しています。出来れば、対象となる資料を逐一手に取って中を確認するに越したことはないのですが、流石に分量が多過ぎてそこまでの手は掛け...
前回に引き続き、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」)の「小田原電気鉄道」の検索結果を元に、同社の鉄道延伸事業と、「富士屋自働車」と「小田原電気鉄道」の自動車事業の競合の経緯を追ってみます。今回は小田原電気鉄道の延伸工事着手の頃からの流れを分析します。※以下の「デジタルコレクション」へのリンクの後ろに「※」マークを記しているものは「国立国会図書館内/図書館・個人送信限...
前回は「小田原電気鉄道」の箱根湯本から先の延伸事業と松本安太郎の自動車事業創業に伴う同社の自動車事業参入について見ましたが、今回は「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」)の「小田原電気鉄道」の検索結果を元に、同社の鉄道延伸事業と、「富士屋自働車」と「小田原電気鉄道」の自動車事業の競合の経緯を追ってみます。今回は富士屋自働車創業時までの流れを分析します。※以下の「デジタ...
注:当面、この記事は先頭に固定しておきます。最新記事は次の記事(2024/04/18時点:「松本安太郎の「エム・エフ商会」補足」)からです。...
このところ、大正時代に相次いで立ち上げられた小田原・箱根地域の貸自動車業について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」)で見つかった資料をもとに様々検討を加えてきました。その過程で「その2」や「その4」で、松本安太郎の立ち上げた貸自動車業については、「回顧六十年」(昭和13年・1938年 富士屋ホテル編集発行)では「エム・エフ商会」の名で紹介されているものの、それ以前の資...
当初の予定では「小田原電気鉄道」の自動車事業についてはごく手短に触れて終わりにする予定でした。前回までの記事では表題に「小田原電気鉄道」の名前を含めなかったのもそのためでした。しかし、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」)の検索結果を色々と眺めるうちに、「小田原電気鉄道」の「富士屋自働車」への影響の大きさも考えないといけないと思い直し、更に松本安太郎の開業後直ちに「...
前回に引き続き、「全国自動車所有者名鑑」(以下「―名鑑」)や「全国自動車所有者名簿」(以下「―名簿」)に掲載された、当時の箱根・小田原地区で貸自動車業を行っていた3業者の車両の動向と、それらの業者について「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」)上で見つかる資料などを検証します。今回は前々回の「松本安太郎」の続きです。※以下の「デジタルコレクション」へのリンクの後ろに「※」...
前回の記事に引き続き、「全国自動車所有者名鑑」(以下「―名鑑」)や「全国自動車所有者名簿」(以下「―名簿」)に掲載された、当時の箱根・小田原地区で貸自動車業を行っていた3業者の車両の動向と、それらの業者について「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」)上で見つかる資料などを検証します。今回は当初の予定では前回に引き続き「松本安太郎」を取り上げる予定でしたが、こちらはもう少...
前回に引き続き、「全国自動車所有者名鑑」(以下「―名鑑」)や「全国自動車所有者名簿」(以下「―名簿」)に掲載された、当時の箱根・小田原地区で貸自動車業を行っていた3業者の車両の動向と、それらの業者について「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」)上で見つかる資料を検証します。今回は「松本安太郎」が営んでいたという「エム・エフ商会」について、「デジタルコレクション」上で確認...
もう10年近く前の記事になりますが、大正4年(1915年)や大正12年(1923年)の「全国自動車所有者名鑑」(以下「―名鑑」)や「全国自動車所有者名簿」(以下「―名簿」)に掲載された、富士屋ホテルの関連会社である富士屋自働車や小田原電気鉄道の保有する自動車について検討したことがありました。酒匂橋が大正12年に逸早くコンクリート橋に架け替えられた背景に、これらの自動車事業の熾烈な競争があったことを裏付ける史料にな...
本記事では、神奈川県及び関連部署によって発行された神奈川県史関連の資料について、「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」、一部「デジコレ」)への収録状況を確認して一覧化しました。今回は前回2回で取り上げ切れなかった各文化施設の作成した郷土史関連資料をまとめました。凡例については「目次」を参照下さい。1. 神奈川県立図書館のその他の刊行物2. 神奈川県立博物館・神奈川県立歴史博...