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広島県と境を接する井原市、その東部にある高越城〈たかこしじょう〉は室町幕府の奉公衆をつとめた備中伊勢氏の居城で、後に関東に雄飛する伊勢盛時(北条早雲)が若き…
『愛国百人一首』の選定された39首目は源致雄です。これより鎌倉時代の歌となります。(著者所持の『愛国百人一首』の源致雄の絵札) 命 を ば …
鎌倉時代は、1185年の壇ノ浦の戦いで平家が源頼朝に敗れ、源頼朝による守護・地頭の設置が始まったころから1333年の鎌倉幕府の滅亡に至るまでの時代である。名目的には天皇から源頼朝に征夷大将軍の宣下がなされた1192年に鎌倉幕府が成立した。こうして鎌倉幕府は名実ともに武家政権として成立することとなった。これは、王朝国家体制から地方分権型の幕府制への移行を象徴する出来事であった。
日本の封建制度は、中世から近世にかけての日本における政治・社会体制で、特に武士階級が支配層となり、地方を支配する大名やその下の武士たちが、中央政権から一定の自治権を持って地方を統治する制度である。この制度は、平安時代末期から江戸時代末期まで続いた。 封建制度の始まりは、平安時代末期に遡る。この時期、中央政権の権威は衰え、地方の豪族や武士団が力をつけ始める。彼らは自らの私兵を持ち、地方を支配するようになる。特に源頼朝によって確立された鎌倉幕府は、日本における封建制度の基礎を築いた。幕府は御家人と呼ばれる武士たちに対し、戦功に応じて土地(荘園や公領)を与え、その土地の支配権を認める。これが封建制度…
『徒然草』の191段です。自分自身も夜派なのですが、今と当時とでは夜の暗さがまったく違いますからね。当時の夜の暗さで、同じく夜派だったかどうかは分かりません。…
人すまぬ不破の関屋の板びさし荒れにしのちはただ秋の風(新古今・雑中) 後京極摂政殿と呼ばれた九条良経の歌です。1201年に詠まれた歌だそうです。不破関というの…
PayPayキャンペーンやってますし いつもの如く便乗して観光名所の紹介でもしますね。 舞台は栃木県さくら市🌸 さくら市といえば千葉県だよなあ?と思う千葉県民。 あっちは佐倉市ですが。 氏家駅から歩いていき… 氏家ゆうゆうパークを通り 雄大な自然を鑑賞し 途中のむすびの鐘を鳴らしておきました(ぼっち) 恋人たちが願いを唱え2人で鳴らすと幸せになれるとされています。 ※公式サイトより抜粋 一人で鳴らしたけどご利益ないっすかね?? そして鐘の背後に見えるこんもりした森が… 勝山城跡 sakura-navi.net 橋がちょっといい雰囲気。 そして勝山と言ったら安房勝山だよなあ?? 普通は福井の勝山…
陰暦令和5年11月小(西暦2023年12月)の太陰太陽暦カレンダー
陰暦令和5年11月カレンダー 吉田兼好が宮廷の蔵人(総務・文書係)を早期退職し、在家の沙弥となった1313年(30歳)ころは武士が公家から政権を奪い、国を治めるようになってから既に120年経っておりました。 世の中は再び王政復古を目指す倒幕運動や幕府内や皇室内での対立が頻発し、やがて滅亡していく鎌倉幕府凋落の時代でした。 兼好は西行や鴨長明と違い、在家の沙弥として41歳(1324年)を機に比叡山横川(よかわ)から京の仁和寺のある双ヶ岡(ならびがおか)に移り住み、俗世と接触し、歌人・文筆家としての生活を始めます。 兼好は政治にまったく関心を持たず、随筆を執筆しています。同時に藤原家分流で藤原定家…
『宇治拾遺物語』は鎌倉時代の説話集です。面白い話がたくさん収録されていますが、今回は笑い話ではなく、「ほう」という感じのお話。 まず『物名もののな』という技法…
読書の秋ですな。といっても、まだまだ残暑厳しき今年ですが。 今回は非常に短い『徒然草』の第13段です。兼好法師はなにも秋に限った話をしているわけでもありません…
宇都宮ライトレール?LRT?ライトライン?路面電車?開業に伴う便乗日記3部作もこれにて完結! ご愛読ありがとうございました、次回作にご期待ください。 なんかこの流れ墨田区PayPayの日記でやったな。 話題になってる時にとりあえず題材にしとけ感。 なんだっていい!おすすめスポットを知ってもらうチャンスだ!(ミストさん) さて今回題材にしたのは宇都宮駅西口から徒歩10分ほどのところにあります… カフェギャラリー柚 www.cafegallery-yuzu.com 結局西口じゃねーか。 しょーがねーだろー写真ないんだからー ライトレール沿線で行ったところと言えば ショッピングモール ベルモール B…
念仏100万回!京都市百万遍 百万遍知恩寺(百万遍念仏根本道場)
鎌倉時代、百万遍=100万回の念仏を唱えて疫病を退散させた上人がいた。その名は浄土宗・知恩寺第八世の善阿(ぜんな)上人。後醍醐天皇は知恩寺に「百萬遍」の寺号を授けた! 百万遍知恩寺 御影堂 百万遍の力強い文字 知恩寺の桜 ブッダガヤ大塔佛足跡 霊魂平安 百万遍知恩寺 模刻 ...
毎日飲んでいても意外と知られていないお茶のこと。「日本茶の歴史」
平安時代に中国から日本に伝わり鎌倉時代に静岡県に植えられたお茶は、戦国武将たちに茶の湯(茶道)として愛され、江戸時代には今と同じような煎茶の飲み方が庶民にも少しずつ広まっていったようです。明治時代末期、新品種「やぶきた」が発見されてから市販のお茶は、ご家庭やオフィスで食後や休憩時に飲まれるようになっていきました。※参考文献しずおか発!ワクワクお茶のたんけん隊抜粋静岡県の西の玄関口、湖西市の「お茶専門店」人と人とを結ぶ「静岡やすま園」<http://www.yasumaen.jp>静岡やすま園〒431-0427湖西市駅南1-3-1パレマルシェ新所原店内1FTEL:053-577-5357FAX:053-577-5355★静岡やすま園・オンラインショップのご案内静岡やすま園オンラインショップ<http://www....毎日飲んでいても意外と知られていないお茶のこと。「日本茶の歴史」
武士道精神の原点「北条時頼の撫民思想」と騎士道精神「ノブレス・オブリージュ」
鎌倉時代の年表 【一神教のキリスト教国西洋が持つ異教徒に対する優越感】 1868年(明治元年)、国際舞台にデビューし、近代化に梶を切り替えた日本の明治時代前半は世界に追いつけ追い越せと、莫大な費用をかけ招聘した外国人教授・専門家の「お雇い外国人」から必死になって政治・産業・科学技術・教育・文学・芸術などすべての分野について学んでいました。 (お雇い外国人の招聘を終了した明治28年(1895)を境に明治時代を概略前半と後半に分けた。) 1.明治時代前半28年間:明治元年(1868)~明治28年(1895) 2.明治時代後半17年間:明治29年(1896)~明治45年(1912) yaseta.h…
鎌倉時代の説話集『宇治拾遺物語』です。たくさんの説話が収録されていて面白い作品ですが、今回は巻一の十七段「修行者、百鬼夜行に逢ふ事」です。百鬼夜行ひゃっきやこ…
~これまでのあらすじ~ある日、お婆さんが、子どもたちに石をぶつけられて腰を折ってしまった雀を助けました。毎日かいがいしく世話をしていると、徐々に雀は快復し、つ…
新田氏は、清和源氏の源義家の三男、源義国を真の祖とする。 源義国は、嫡男の義重に、上野国の新田荘を開拓させると、長男の義重に新田荘、次男の義康に足利荘を相伝…
「曽我兄弟より熱を込めて」を読んで!日本三大仇討ちの一つを解説!
歴史小説興味あります。読んでみたいんだけど何だか難しそうな気がして。そんなことないですよ。今日ご紹介する本を読めば歴史小説の面白さにはまりますよ!歴史小説に興味ある方いませんかー?または一度読んでみたいなって思ってる方いてませんか?歴史小.
(撮影:2016年5月) 茨城県つくば市にある小田城跡は国指定の史跡であり、鎌倉時代から戦国時代まで常陸国(茨城県)南部に勢力を広めた小田氏の居城跡です。現在は小田城跡を体感できる歴史広場として復元整備されています。 小田氏と小田城の歴史
さて、お婆さんがかいがいしく手当てをして世話をした雀は元気を取り戻して飛び立っていきました。その後の展開やいかに。 そうして二十日ほどたって、このお婆さんが座…
雀が登場する昔話だと、「舌切り雀」が有名です。お爺さんが大事に世話をしていた雀の舌をお婆さんがちょん切ってしまう話です。 今回は、それとは少し違うお話で、鎌倉…
前回の続きです。 さて、腹が満たされてひもじさも失せた。力も湧いて生き返った心地がする。「とんでもないことをしてしまったことよ」と思って泣いていたところに、多…
京都の天橋立を北側に渡ったすぐ先に成相寺なりあいじがあります。すぐ近くまで行ったことがあるのですが、参詣はしたことがありません。いつか必ず行ってみよう。でも京…
鎌倉のメインストリート若宮大路に面した一等地に、鎌倉幕府初代連署の北条時房邸跡があります。NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でもお馴染みの北条時房(トキューサ)の邸宅跡には、解説版と鎌倉時代の有力御家人邸宅・幕府の位置がわかる看板があります。
【熱い想いを】『鎌倉殿の13人』ブルーレイをついに買った【語らせてくれ】
2022年の一年間、毎日曜日の8時に展開される地獄の乱高下ものがたりにより、感情のジェットコースターを味合わせてくれた『鎌倉殿の13人(以下殿)』。そのブルーレイをついに買った。第参集まで一気に。毎日曜日、そして再放送のある土曜日にダンゴムシのようになって目をはらしていたわたしを観てきた旦那様の方が楽しみにしており、1月10日に第弐集(欠品していて第壱集が一番遅く届くという)が届いて以来、毎晩2・3話観ては...
はじめに言っておきますが、僕は西郷隆盛は嫌いではありません。尊敬に値する人物だと思っています。ただ、大河ドラマのせごどんは、綺麗に描き過ぎていました。実際の西郷さんは、あれほど高潔なお人好しではないと思っています。政治的な人なので仕方ない面もありますが、
~自分は歴史にはとんと疎くて、実は室町時代と鎌倉時代のどちらが 先なのかも、よく分かっていない~詳しいことは忘れてしまったが、昔の小説に、こう語る自称・歴史オンチが登場していたような記憶がある。ままあり得ないことでもないのだろうが、この手に倣った「分から
【岩手】気分は平安貴族!?江刺ふじわらの郷 - MORE ファッション MORE フ
神奈川 鎌倉 鶴岡八幡宮で3年ぶりの「手斧始式」 - NHKニュース NHKニュース 【NHK】神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮で、建築関係者が…
明通寺(みょうつうじ)若狭の古刹は、本堂・三重塔が国宝 4K
国宝に指定された現在の本堂(薬師堂)は、1258年に再建されたもので、深々とせり出した軒などには、鎌倉時代の密教建築の特徴が表れ、三重塔も国宝で高さ22mの平安後期に作られたものだそうです。 国宝の本堂は桧皮を葺いた落ち着いた傾斜の屋根をのせた純粋な和様建築で、中世密教寺院の本堂として典型的な五間堂の姿を伝えています。 画像はフォトムービーでもお楽しみください・・・・ 撮影:2010.09.19/2014.01.26 福井県小浜市門前JR東小浜駅 百寺巡礼(五木寛之)の本を元に全国を巡って写した、お寺の写真を4Kフォトムービにしています。 <Youtubeライブラリ>WiHi接続の方は再生画質を調整してお楽しみください。 https://www.youtube.com/playlist?list=PLBmrxCQ66RO7ofb_WjC..
晴明とは、陰陽師界のスーパースター・安倍晴明のことです。実際の陰陽道は学問的なものだったのでしょうが、物語に登場する陰陽師は超能力者です。映画『陰陽師』では安…
【博物館】北条氏展vol.4_鎌倉歴史文化交流館・鎌倉国宝館
NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の理解を深めるためのヒントを博物館は教えてくれます。鎌倉市内にある2つの博物館「鎌倉歴史文化交流館」と「鎌倉国宝館」で開催する『北条氏展』vol.4 北条義時の子どもたち について訪問レポートをまとめました。
にほんブログ村 宜しければバナーをクリックしてね白の執権北条泰時各話をクリックすると、そのページが開くよ。目次第1話 泰時誕生第2話 父と母第3話 女好…
【大河ドラマ『鎌倉殿の13人』】これだから歴史は面白い。権謀術数の天才・毛利元就の祖先は『鎌倉殿の13人』のキーマン。
大河ドラマ 『鎌倉殿の13人』から学ぶ歴史の面白さ NHK2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」メモリアルブック (TVガイドMOOK) 『鎌倉殿の13人』から学ぶ歴史の面白さ 大江広元 生涯 末裔 嫡男・大江親広 次男・長井時広 三男・政広(那波宗元) 四男・毛利季光 五男・海東忠成 西国の覇者・毛利氏 毛利元就 権謀術数で奪い取った「毛利の両川」 元就の天才的な権謀術数は大江の血か? 明治維新は鎌倉幕府から始まっていた? 鎌倉幕府、権謀術数の中心人物 大江広元 末裔はあの有名武将 大江広元(旧字体:大江廣元)は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての貴族。 はじめは朝廷に仕える下級貴族(官…
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』ゆかりの史跡として、金沢文庫・称名寺を訪問しました。金沢北条氏の菩提寺であった称名寺は歴史的風格がありながらも自然豊かで静かな素晴らしい場所でした。子供づれや写真が趣味の方におすすめです。金沢文庫とはトンネルで繋がっています。
内方姫供養塔(→神奈川県横浜市青葉区あかね台1丁目)は、恩田川の氾濫で村が水没しかけた時に、自ら川に身を投じて水害から村を守ったとされる鎌倉幕府の御家人恩田氏の娘・内方姫(うちかたひめ)の供養塔と稲荷神社です。4月11日が命日とされ、現在も地元の旧家14軒が「姫宮様講中」(ひめみやさまこうちゅう)を作り、交代で供養祭を行っているそうです。供養塔はかつては山の上にあったようですが、土地区画整理事業の一環で現在地...
京都の漬物で「酸茎すぐき」というのがあります。「すいくき」とも「賀茂菜」とも呼ばれることがあると言います。 京都駅構内の土産物店で買って食べたことがありますが…
10月18日は『鎌倉殿13人』でも登場していた後白河法皇の誕生日でした。 ドラマでは西田敏行さんがやっておられましたね。 それにちなみ本日は、鎌倉殿でも暗躍していた上皇様たちのホロスコープを鑑定いたします。(日本では出家した上皇のことを「法皇」と称することがあります。) 後白河法皇のホロスコープ 後鳥羽上皇のホロスコープ (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({}); 後白河法皇のホロスコープ 後白河法皇ですが、ホロスコープを作ってみて驚いたのは、太陽をはじめとして土星・水星・海王星・木星と実に五つもの天体が天秤座にあったことです。 天秤座…
平宣時朝臣が年老いて後、昔の話として、 「最明寺入道が、ある日の宵に私をお呼びになることがあって、『すぐに参りましょう』と申し上げたものの、見栄えの良い直垂が…