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相生山の道路について「意見聴取会」で示された「折衷案」について、相生山からのコメントの一部です。(会と最近の相生山現地の画像を添えます)参照:先の記事こちら *《相生山を人の社会の為に活用しなくてはならない》という前提のもとに行政が動いているとしか思えなくて、やるせない気持ちになります。(ケイコ) *相生山は重機を入れずそのままにしておきたいです。私は山を歩きながら、ここを残して下さった方々に感謝し...
山根口から北尾根への道、“シジュウカラの樹”と呼んでいたコナラ(小楢)も枯れ始めています。 シンボル-コナラは遂に全ての葉が枯れました。 「寂しいですね」相生山では久しく会えていない古い友人が、この前の記事 こちら にポツリ。 夏の安らぎ、秋の華やぎ、春の勢いを伝えてくれた幹と力枝と樹冠を仰ぐ。気になっていたシンボルコナラの身体測定をしたとき こちら から、もう8年経ちました。名古屋市が設置した「立ち入り禁止...
二十四節気は大暑 その次候七十二候 土潤いて溽し暑し緑地の真ん中の丘陵部に広がる畑は 夏野菜から秋の豆芋類への移行時期今日は37℃ 体温より高い気温それでも 風が樹々を揺すって 樹林の底は歩きやすかったです林縁の端の高みから 街の中心部を遠望 熟暑の坩堝あと10日 うだる暑さが続きます無理なく 身体と心を 自然の流れに沿わせましょう by アイ...
「相生山の四季を歩く会*7月」のキノココースに参加された方は復習に。それ以外の方はキノコの世界への扉を開くお手伝い。講師の井上さんからの特別寄稿です。 今回は主に種類と見分け方について話しました。テングタケ類は成長するとカサは平らで、柄が細く、ツバやツボがある。ベニタケは漏斗の様な形状をしている。イグチはカサの裏が管孔と呼ばれるスポンジ状で変色する種があるなど。 いくつかのイグチは、味についてその場で...
尾根に続く落ち葉の散策路を行くと、びっくりするような立派なキノコを見かけます。 今日の子は傘も開ききってなくて見頃な成菌。あと2日もすれば平らになって、更にそっくり返ります。シルバーに黒い紋が特徴のヘビキノコモドキ(蛇茸擬き)。名前でちょっと引きます。どうりで妖しい・・・と思ってしまいます。擬きというからには「本家」ヘビキノコっていうのがあるのかと探しましたが無し。 傘の下に立派なツバ、ツボも膨らん...
貫禄のキノコたちが増えてきました。黄色系のイグチ(猪口)たち。キアミアシイグチ(黄網脚猪口) キノコの命名者に敬意を表します。大変わかりやすいです。黄色い網目模様の柄=脚のイグチ、ということですね。 次に会ったのも同種かと思いましたが、こちらは ミドリニガイグチ(緑苦猪口)というそうです。 言われてみれば傘が緑色を帯びてます。そして脚は網目ではないです。傘の形も縁の部分が少し違う。生えていた場所もキ...
7月の始まりも続く雨。 樹林は天の水に包まれて、土中に隠れていた花が咲く。大型のキノコが増えてきました。 積もった落葉の原に広がる菌環。妖精の輪:fairy ring、pixie ring五月の雨は“さみだれ”七月の雨は・・・? by アイ...
真っ白なテングタケ(天狗茸)のなかま。タマシロオニタケ(球白鬼茸)です。先日の確認ミス こちらを思い出して、根元の落ち葉をそっと取りのぞいてみました。丸い立派なツボがありました❢ 内皮膜が破れて、傘のヒダから盛んに胞子が散っている若い成菌。小さいながらも貫禄の立ち姿。独り悠々と、森のお散歩に出かけていく風情ですね。 by アイ...
昨年大量発生したマンネンタケ(万年茸)を訪ねました。 万年と名付けられただけあって、子実体(キノコ部分)が残っています。近くに今年の子はいないかと探してみましたが、この枯損木の養分は消滅しきったのでしょうか、一本もナシ。別の日陰の散策路で若い子を見つけました。「霊芝」として重宝される仲間だけあって、「薬効験か」ありがたい顔つきに見えますね。今回のキノコは古今万年比べでした。 by アイ...
蒸し暑い「梅雨らしい」森の中。ふっと花の匂い。さらっと甘やかで好もしい匂い。強い雨にも咲く花、シャシャンボ(小小坊)の白と緑の房。水をためて、弾くとき。雨粒が幾つか合わさって、地に落ちる時。ふわっと花の匂いが立ちました。 by アイ...
科樹林のアチコチ・・・・キノコの世界🍄名前が不確かなのはカイト先生に画像を送って同定してもらいました。先ずは菅田口のアベマキ林から。 テングタケ(天狗茸)の仲間の フクロツルタケ(袋蔓茸)と コテングタケ(小天狗茸) 色合いや感じは似ているけれど違う種のようです。古木コナラ(小楢)の根元に ベッコウタケ(鼈甲茸)の幼菌、ただ今発展途上中。 マツ(松)の枯れ落ちた幹から群生 ウマノケタケ(馬の毛茸)柄が馬...
緑濃い相生山の徳林寺。日曜日は「かぜのこ ゆるマルシェ」、お寺の一角にある「風の子幼児園 こちら」の親子たち中心に賑わっていました。企画を担われた一人のお父さんからの声かけで「相生山の四季を歩く会 こちら」も特別参加、「相生山の虫さんをさがそう」の準備をしていて、未就学児中心に30人もの申し込みがあったのですが・・・・。朝8時頃から強い雨。「雨で虫さんお休みなので・・・」中止になってしまいました。楽しみ...
南の樹林入り口、陽当たりの中にムラサキシキブ(紫式部)の花。 ほとんどは未だ蕾、なかに数個だけ開花が見えました。5月の花は甘く強く匂うけれど、花が少なくなって競わなくてもいいから、ムラサキシキブは控えめ。何の香か思い出せずに通り過ぎてから気づきます、彼女の季節になったこと。 コナラ(小楢)の下に、低木ながら意外と大きく枝を拡げた株。真緑の葉に押されて散らばる小さい紫、送粉者を求めて細い蕊が精いっぱい伸び...
一昨日までヒメボタル(姫蛍)たちが舞った谷は、大雨で一夜のうちに川になりました。 辛うじて川岸になった辺りに産み落とされた卵は、無事に来年につながるでしょうが、流れの中に没してしまったいのちもあるでしょう。 それとも、私たちよりもずっと長く地球上に生息してきた彼らは、雨の危険も流れの出現も予知済みで、したたかに存続していける存在なのかもしれません。 by アイ...
「相生山の四季を歩く会」のヒメボタル観察会(18~24日)の感想コメントから *ホタルの輝きも、お月さまも本当にきれいで、お話もとても楽しかったです。ありがとうございました。家路でも道端のあちこちで輝きを見せてくれました。いつも散歩で歩いているこの場所に?!という発見がうれしくて。自然のバランスを壊してしまうことなく、暮らしと共存していけたらいいなと思いました。(緑地となりのN)*なかなか行けないような...
市街地では真夏日相生山の樹林内でも真夏の空気感ますます深くなる緑の中に 見え隠れチラチラ夏の和菓子の透明感と造形一足早く果実が輝くコバノガマズミ(小葉の莢蒾)を背景にナツハゼ(夏櫨)の季節が続いています by アイ...
昨日の昼頃行ったら、シンボルツリーの所に車止めが見えました。何かと思ったら、畑の柵が工事現場で見るようなのに替わってました。ベンチの横にはコンクリートの固まりが沢山摘んでありました。この辺りはバッタなど虫が沢山いて、子どもたちの遊び場だったのに、何年か前から畑をやり出す人が現れ、相生山の何かが変わりました。みんなの憩いの場所が変な方へ向かっている様に思えてなりません。(久) シンボルコナラの横に土木...
先週の日曜日「相生山の四季を歩く会」の時。感想コメントから。*白い花、特にネジキの花がとても可愛い!(千代の山)*ネジキの花が清らかで良い香りで、やっぱり好きです。(ケイコ)1週間経ちました。 今が盛り。ネジキ(捻木)の花。染みつくように甘い匂いが降ってきます。 by アイ...
「昨日はありがとうございました。東栄町や津具村、瀬戸市までホタルを見に行きましたが、昨日が一番きれいに見えました。最初にしてくださったホタルの生涯の話や参加者の方の子どもの頃のお話も興味深かったです」(3児のドタバタママ) *昨夜はお疲れさまでした。あのあと飛び込みのグループ6人くらいを案内して1時過ぎまで、あちこち調査がてらに歩きました。どこもここも素晴らしかったです。今夜辺りがピークかもしれません...
相生口の竹薮(市有地)で、最近気になっていた竹の囲い。入り込んで「作業」中の人を見かけたので聞いてみました。ちょうど名古屋市の管理部門に問い合わせていた折です。ここで作業するからには市の関係者のはずです。「何してるんですか?その囲いは何?」「切った枝を入れる」「今、ヒメボタルが羽化して繁殖する時期ですよね。ここでそんなことして影響ないんですか?」(手を止めず、怒ったような口調で)「毎年ここでこの時期...
お世話になっております。昨日初参加させていただきましたA(匿名)と申します。近くに住んでいながら、初めての参加で、いろいろ教えていただき、楽しい時間を過ごすことが出来ました。どうもありがとうございました。この相生山で蛍が見られるなんて、全く知りませんでした。17日金曜日、同じく昨日初参加のBさん(匿名)と参加したく、よろしくお願いします。追伸道路建設の反対運動の署名など出来る事はやらせていただきたく...
夏日の光があふれていました、相生口。森への入り口はニセアカシヤ(=針槐)満開の房が揺れて。 ミカン畑から強いミカン(蜜柑)の花の匂い。いつの間にか盛り過ぎた様子。 「もう出てるよね」「桜は遅くなったけど、昨年に近い気温上昇」「4月の連休前にミカン咲いてたでしょ」「未だ夜には来てないけど、もう光り出してるはずだよ」ヒメボタル(姫蛍)-ウオッチャーたちのこの時期のあいさつ代わりは互いの予測交換。散策路沿い...
緑地の先端、名古屋駅から伊吹山が望める地点。若い緑が進行中。。。。低木層はコバノガマズミ(小葉の莢蒾)に換わって、ガマズミ(莢蒾)が花の準備。 日射しをさえぎる亜高木層、明るい黄緑、レース模様。葉腋にひしめく小粒の花蕾。相生山の夏の樹林、さわやかに。アオハダ(青肌)の季節が始まる。立夏(ことしは5月5日)が近い。 by アイ...
相生山の梅畑 正午過ぎお休みで人出もまあまあ ねこさま登場 ウメちゃんかな?「ひねもす寝たり」の4月も終わる隣りのミカン畑に蕾がふくらんだから蛍が出始めます またしばらく夜がにぎやかになるね梅の実一つ落ちて 収穫まで3週間「森に猫なんて、生態系が・・・」なんて固いこと言いなさんなあんたがたの方が よっぽど自然を壊してる。 by ai...
早々とオトシブミの登場です。相生山でよく見かけるのはヒメクロオトシブミ(姫黒落とし文)。他の種も生息しているのかもしれませんが、私たちは会ったことが無いです。 これは初めてオトシブミの揺籃(=ゆりかご)を見つけた時。しかも産卵直後らしい成虫♀。最初で最後です。昨年のオトシブミ観察会 こちら解説の資料linkも貼ってあるのでご参考に。きょうの注目は産卵された【葉】、これまで観察したのはコナラ(小楢) こちら...
ズミ(酢実)の満開が近いです。あいにく小雨がポツリ。 バラ科リンゴ属、確かにそっくり!でも違いは こちら 真っ白な花びらが濡れて、点に透け部分に広がって、葯からこぼれたオレンジの花粉が滲んでいきます。ズミの魅力は蕾からの形と色の変化。この上なく可愛い。このままで何日も止まっていて欲しいとさえ思います。ズミ咲く相生山緑地の「展望台跡」、数株の枝に小さな札が昨年付けられました。こちら そんなことも踏まえて...
ズミ(酢実)咲いていました。小雨の中。「相生山の四季を歩く会」の14日は未だ小さなピンクのつぼみ。 18日、白くふくらみ始めて。 きょう21日午後には、いっせいに開花。相生山を代表する初夏の始まり。 by ツッチー...
散策路は、満開のミヤマガマズミやコバノガマズミの白が新緑に映えて涼しげでした。いつにも増して美しい森が、しばらくは楽しめそうです。稲田口では、ツクバネウツギ(衝羽根空木)すでに一輪咲いていました。 もうすぐ咲きそうなものも多かったです。開花前のでも、ちゃんと衝羽根です。(笑)ジャスミンにも似た甘い匂いが谷に充ちるのも、もう直ぐですね。 by ツッチー...
ヤマコウバシ(山香ばし)の花に出会いました。ことしは遅いから・・・と油断していたら、子房が膨らんでいるらしい子も。ヤマコウバシは雌雄異株で、雌株雌花しかありません。退化して花粉を持たない雄蕊なのに、その役割を果たしているのか、不思議ですがちゃんと果実は出来るのです。こちら先日、ヤマコウバシと同属クロモジ(黒文字)の画像を載せました。そっくりな花のようすを(芽吹きの葉も)比べて見て下さい。こちら b...
意外に青空が広がらなかった朝。山根口ではオオシマザクラ(大島桜)とヤマザクラ(山桜)が交差しています。いずれも植栽起源でしょうが、相生山の花の春を演出します。 おだやかな桜色。「お花見」訪問者を代表して。梅畑ゆうゆう散歩のサビ猫一頭。犬連れが増える中「自由」な春。徳林寺は「花まつり」のにぎわい。境内のソメイヨシノ(染井吉野)は満開でした。 人と花の出会いを巡ってきました。 by R.60...
名古屋市で“夏日”ですって! ニオイタチツボスミレ(匂い立壷菫)の花も終わり。腹ばいになって嗅いだ、「お母さんの白粉」の匂いともお別れ。 相生山の春3月。ヒサカキ(姫榊)の強い匂いで始まり、このスミレの仄かな匂いで終わります。 by アイ...
相生山は今日も雨。春雷あり、強くなったり弱くなったり降り続く一日。 雨の中、ヤマザクラ(山桜)花。高い枝に、雨空の灰色に紛れそうに。薄紅の花はうつむいて。2つ3つずつ散らばって。間近の花は水浸し。蕊を守る花びらの可憐。ことしの山桜は雨の日に咲きました。 by アイ...
森の小径 「菫ほどな小さき人」になって紫の春をたどるスミレの種子はアリ散布種子にくっついている アリが食糧にするエライオソーム(elaiosome)食糧を運んで 要らないから捨てた種子が芽生えて 春の紫紫の花 点々と咲き延々と連なる 蟻の道スミレの列は アリの運搬路歩いた跡に 新しい花が咲く by Coco & Rami...
バラ科カマツカ属カマツカ(鎌柄) 芽吹きから、葉の展開は燃えるよう。 谷地に多いのですが、シンボルコナラの尾根にも。西に傾いた陽を背中に浴びて、特有の色が輝きます。「相生山の四季を歩く会」の案内人は「例えようがないのでカマツカ色」と表現していました。「カマツカ色は芽吹きと紅葉と2回見られます」とも。紅葉の時は こちら なので今回は【続】が付きました。息をのむ輝き。色がさめると新緑。そして白い可憐な花 こ...
昨日は春の嵐、強い風が吹きました。山根口から双子池口へ、北尾根の園路をふさぐ倒木。 枯れたハゼノキ(櫨の木)でしょうか。根扱ぎではなく根元から折れたようです。たちまち危険というわけではないけれど、このままだと通行にジャマだし、放置すると何かしらの不具合が起こりそうなので、天白土木事務所に連絡しておきました。 この辺りでは、2~3年前にも枯れた亜高木が倒れました。(下の画像の左側)真ん中に残っているクス...
「見晴らしの丘」でヤマツツジがこんなに咲いていてビックリしました。コバノミツバツツジも蕾がいっぱいです。桜には数羽のシジュウカラが訪れていました。下から仰ぐ私たちには未だ未だに見えますが、彼の昼食には充分のようです。 竹林を抜けると鶯の澄んだ鳴き声が聞こえました。...
すっかり春。18℃まで上がりました。相生山の早い桜は、どこまで咲いたかな? エドヒガン(江戸彼岸)の桜並木。5分咲きくらいを予測していたのに、意外に進んでいません。 ほとんどが蕾のままで、開いた花が集まって見える枝。一昨年の大規模伐採、昨年の園路補修工事からのダメージが大きすぎて、痛々しいほどの枝ぶり。たくさんの花が咲けば隠してくれるだろうに。見る人を慰めてくれるだろうに。去年の満開日 こちら東側の梅畑...
春は足踏み。冷えて、樹林の中まで伊吹越えの雪が細かく降り込みました。落ち葉の上に消える雪粒、ちいさな紫が飛び込んできました。 先日までは見つからなかったスミレの色。マキノスミレ(牧野菫)の私にとっては一番花。すぐ傍に、蕾の数株。次に暖かくなったら、ここは菫の園。 樹林の出口、大枝が伐採されて痛々しい小さな桜並木。それでも花を探す癖で見上げたら、雪雲が去った空を背景に白い塊。 エドヒガン(江戸彼岸)3分...
相生山緑地の南部雑木林に、わずかですがゴンズイ(権翠)が生育しています。ミツバウツギ(三葉空木)科の落葉亜高木。奇数羽状複葉の濃い葉に対比する、秋の赤い果実が裂開して現れる黒い種子のようすに人気がありますが、相生山では見たことはありません。 ゴンズイは2個の仮頂芽が出る場合と、1個の頂芽が出る場合があります。今日は2種の株を見ました。仮頂芽(上)の子は芽鱗の冬芽、頂芽(下)は芽吹いて小さな若葉が展開し...
一日中、冷たい雨。梅畑の紅梅も白梅も、そろそろ終わり時。 ことしの始め こちら も雨でした。超満開 こちら の晴れた日。散り際の花が、緑地に甘い香りを残していました。 by アイ...
早春の雨の後は、芽吹きの風。コナラ(小楢)の頂芽が緩みました。 広い相生山緑地を探し回れば、他の樹種にも芽吹きの姿を見るかも知れませんが、先ずはコナラ。暗い褐色から明るい茶色へ芽鱗が解けて。淡黄から若緑、新しい葉の春の色。そよぐ産毛も見えました。 by アイ...
相生山の梅畑。その日の天候、風の有無によって違いはあるものの、散策する人が一様に 「梅が咲いてる!」 香りが流れるようになりました。何人かは近づいて、くんくん。振り向いて、微笑みます。 以前にも取り上げた こちら アオジク(青軸)は 白い花と萼の緑が一段と清々しい。同じ白梅でも、萼が赤いこの子はシロカガ(白加賀)と聞いたことがあります。花がピンクに染まる紅梅系のは、ブンゴ(豊後)かな? 「いろんなのが...
ガガイモ(鏡芋,羅摩)の旅立ちに立ち会えました! 晴れた午後、一陣の風。音もなく果皮が揺れて、ぎっしり詰まっていた種子の冠毛がほどけて。一個・・・次の一個・・・・風に乗る。 無事飛行できるだろうか? 何処に着地するだろう? 発芽できるだろうか?風まかせ、他力本願の種子散布。それを見越して、1株から蔓を伸ばし数個の果実をつけ、数十粒の種子。生き抜いてきた戦略。次の風が来て、次の一群が飛び立ちました。ガガ...
相生山緑地の近くに自民党安倍派議員の事務所があり、この数日、報道陣が様子をうかがっていましたが、きょうは一気に10倍以上に増えました。今回暴露されつつある彼らはみんな、『税金元手で商売やってる人たち』と捉えるほうが分かりやすいと思います。官僚や公務員がその下で蜘蛛の巣のように群がっていて、その構造がずっと定着されていて。それは、元党首や元幹事長やオリンピックの元締めやってた元ソーリなんかの「尽力(笑...
ガガイモ(鏡芋)の種子に旅立ちの時が訪れています。 果皮が割れ、絹毛が覗いていました。9月花の頃 こちら、その後この辺りの草が刈り払われて生育が危ぶまれましたが、何とか数個は生き残って果実を育て、種子を産めたようです。 朝日にきらめく、散布装置。飛び出しを待つ、種子の集団。あと少しの乾燥と、お誂えの風を待つか。記紀の時代から伝わる こちらガガイモ ゆえに、相生山にも生き、相生山からも飛んで繁殖して欲しい...
今朝の記事 こちら の続編です。 金色のシンボルコナラの前に全員集合しました。「そっち狭くない?」「アンタ前へ座りなよ」「わたし後ろでいいです。今日初めて来たから」「遠慮せんで」「隠れて写っちゃうと縁起悪いらしいよ」「全員入ってますかぁ?」「大丈夫?」「2列目の人ちょっとしゃがんで」・・・・・・・・なかなかキマリません。さっきからスタンバイ充分、笑顔が崩れ始めた人も出て来たよ(笑)これでも意思が揃って...
朝9時、徳林寺もみじ谷に陽が入って。谷底から360度。燃える赤。黄緑から黄、橙、朱、光群れる。 谷から寺院境内への登り道。斜面上から樹木越しに谷を見通す。 起源は徳林寺開祖による植栽イロハカエデ、100年を経て相生山に根付く。ことしは久しぶり、赤が豊かに映える。「相生山の四季を歩く会*12月」 こちら 1年の締めくくりに愛でよう、人と自然と時間の綾を。 by アイ...
紅葉の森の裾を、刈り払ったのは誰? 「森の手入れ」の名のもとに、「竹林整備」の名のもとに。散策路沿いの低木を切り払い、林床を剥きだしにし、植生にとって要注意の「乾燥化」をすすめているのは誰?生きものたちを住みにくくし、そのいのちまで危くしているのは誰? この樹林のなか、その木陰に、5月の夜ヒメボタル(姫蛍)が飛び交い、命をつなごうとしていました。名古屋市は「市民が集う公園づくり」のためとして、市民の...
晴れて紅葉日和。二十四節気は大雪ながら、相生山には雪の影無し。 越冬準備完了、毛皮に守られたヌルデ(白膠木)の冬芽。一足早く初春の色、小葉を落として赤い葉軸が残るヤマウルシ(山漆)に頂芽踊る。かざした掌に透ける葉脈は裸芽の証し。 花芽がふっくらコバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)の姿に季節を違えそう。 落葉樹たちだけでなく、常緑シイノキ(椎の木)も。芽鱗のツートーンが優しい。 紅や黄色の鮮やかさに...
相生山緑地北部の自然林が多い区域を、昨日まで歩いてきました。地下鉄の「相生山」駅に近い徳林寺の「もみじ谷」へ行ってみました。 紅葉が始まっていました。所どころに赤い葉が広がっている枝が見えます。毎年12月になって盛りを迎えるのですが、その年になって赤くならず黄葉のままで終わってしまうこともあります。今年は適期に会えれば、久しぶりの見事な紅葉が見られそうです。曇っていたり逆光だと鈍い光景ですが、光を得る...