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前の市長の「決めたからと言って何でもやればいいというものではない」「自然を大事にするため相生山の道路計画は廃止する」という姿勢は、私たちも支持できるものでした。けれども、15年も時間があったのに決着をつけきれずに「失職」してしまいました。『後継者』として市民の負託を受けた新市長には、その責任を果たしてもらわねばなりません。前任者のやり残した課題を解決してこそ後継者です。自然を大事にするための施策を実...
小学生の頃、岩手県一関市の郊外の田園地帯に住んでいました。毎年秋の大運動会の日には、沢山の赤とんぼが小学校の校庭の上を飛び回って凄い光景だったことが強く印象に残っています。勿論帰りの田んぼ道にも沢山飛び回っておりました。*********************+++++++++++******************** 時は流れて大人になって、秋に山間の温泉地に行ったり山に登ったり、堤防を自転...
相生口の駐車場。いつになく人とクルマが多い。出てきた人に聞いたら「みかん」ですって。 「カメムシの害で今年はアカン」って泣きそうな顔してたオジサン、今日は嘘みたいに笑顔。「10月になって冷えたら、この畑からはカメムシが消えて離れた場所の畑へ行った。腐って落ちるのが止まったので何とか予約受けてたミカン狩りが出来た」 子どもたちが小さかった頃、浜名湖や知多へ行かなくても地元のミカン狩りはありがたかったな...
直前の記事 こちらからの続き。「山繭菌」の話です。午後の散策の終わりがけ、拾った繭に見つけました。 ヤママユ(山繭)の繭糸(絹糸)から発生するキノコの一種。詳しい説明は こちら をご覧ください。その時のものは古かったので白っぽかったが、今回のはきれいなオレンジ色をしていました。固定できる場所で顕微鏡(×60倍)で観察。シルクの細い糸にビッシリ並んだ胞子嚢。胞子が入った状態の粒々と飛び出した後の開いた口も見...
シンボルコナラの伐採に立ち会ってきました。8:50 朝の散策の人しかいない静かな現場。 9:20 この姿が見れるのはこれが最後。 9:44 高所作業車が入って、アームの稼働域を広げるために下の枝から伐採。10:04 朝の散歩で通りかかって、ベンチに座り込んでしばらく見物する人。「看板見て今日伐ること知ったので来ました。いつもここで休んでたので残念」と何人か。「伐ったらまた生えてくるんでしょ。新しい枝が」「いえい...
空模様を気にしながら、やっぱり出かけました。11月1日、午前9時。シンボルコナラ2度目の伐採の朝。いつものように静かでエンジン音もしない。。。 間違えたかな?願いが通じて中止になったか! 11月8日(金)9日(土)に変更されてました。台風接近の風を配慮したのかな?だとしたら根元から伐倒してしまうつもりなのか? たまたま通りかかった「10年以上もここを歩いてる」オジサンたちと立ち話。「やっぱり伐っちゃうみたいですね...
秋の日曜昼下がり。『立ち入り禁止』の三角コーンとポールに囲まれたシンボル‐コナラ(小楢)の向こうに和むファミリー。このブログに写真を、了解のため声かけて、「初めて?どちらから?」少しお喋り。 「この樹また伐られるみたいで」「ああ、それで印し」「看板見られました?」「いいえ、気づかなかったです」『みなさまに長らく愛され続けたシンボルツリーは、カシノナガキクイムシによる影響等により枯れてしまい、倒木の危険...
二十四節気は霜降。でも、まだ未だ暖かく、水みちが断たれてしまっている相生山には霜は降らない。代わりに、乾いた落ち葉を載せた地面が秋の雨で濡れた後、白いキノコの小柄な姿が目立ちました。タマシロオニタケ(球白鬼茸)、タイミングが合ったのか今年はよく見かけました。もう大型のイグチ(猪口)も消えた林床を、最後に飾るキノコになりそうです。カタツムリ(蝸牛)の仲間が食料にしたのでしょう、傘も柄も開放姿の姿もありまし...
【カニ100億匹死滅】ベーリング海、「亜寒帯化」で生態系影響 海洋熱波で餓死
世界有数の豊かな漁場に異変が起きている。2021年、北極海に隣接するベーリング海で約100億匹のズワイガニが死滅したと判明。米海洋大気局(NOAA)は、海洋熱波と温暖化でベーリング海が「亜寒帯化」し、生態系が変化したことが大量死の要因と結論付けた。専門家は「世界で最も生産性の高い海洋生態系が、あらゆる予想よりも速く変貌しつつある」と警鐘を鳴らしている。
二十四節気「秋分」も終わりがけ、白いヒガンバナ(彼岸花)に出会いました。 いつだったか、どこかのお寺の境内で見かけたことはありましたが、相生山では初めて。ヒガンバナは種子が出来ないはずなので、この子は辺りの赤い株から生れた突然変異ではなさそうです。季節の変わり目に忠実で、数少ない華やかな秋の演出者。「白もあったほうがいいよな・・・」と誰かが秘かに植えたのかしら。梅畑の横の小さな桜並木。樹齢数十年の樹...
久しぶりに訪れた「樹木酒場」の洞に、スズメバチ(雀蜂)大集合。1,2,3・・・7匹も! なかに一段と大きい子!まさか女王様じゃないよね、この時期。働きバチの隊長さんかな? 樹液はあまり出ていない感じ。小さな虫が獲物だろうか?などと1.5mくらいまで近寄って、カメラ越しに覗いていたら。。。コツン・(1秒後)・コツン帽子の上から後頭部に誰かの合図。見回りメンバーからの警告、きっと。ふり返らず、そのままの姿勢で静か...
ブナの森を歩いた前回の続きです。オキナクサハツ(翁臭発)ブナ科の木の付近に発生するベニタケ(紅茸)の仲間。ブナ林では比較的よくみられる種だが、相生山でもまれに見られることもある。幼菌のころはつやのある茶色で、甘栗の様な見た目をしているが、大きくなると表皮が割れ放射状の模様と条線が現れる。柄に細かい点が散らばる。 サンコタケ(三鈷茸)相生山ではまだ見つかっていないグレバで胞子を散布するタイプのキノコ...
次第に「秋」は進んでいるようですが、本家ハギが咲く前に 林縁や生産緑地沿いの草地ではアレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)が咲き乱れています。 木本のハギ(萩)や在来種の本家ヌスビトハギ こちら に比べると外来種であるこの子の風格はイマイチ、しかも種子のクッツキムシは嫌われものですが、こうしてみるとなかなかの風情ではあります。儚げな青紫は、やっぱり秋の色。 by アイ...
相生山コナラ(小楢)樹林の真ん中広場に続く、エドヒガン(江戸彼岸)の小さな桜並木。異様な姿が気になります。主幹にほとんど葉が無い!!青々と繁った葉が少し黄葉も見せて季節の移ろいを知らせるのが今の頃。それがまるで枯死寸前に見えます。今年の「異常な暑さ」のせいではないと思います。 100年くらい前に土地の持ち主だったであろう農家の方が植えたらしい、桜とアベマキ(棈)は長年の景観でした。先ず「桜に陽が当たらない...
日陰の散策路、ちょっと変わった不気味なキノコ。いつか見たヒトヨタケ(一夜茸)に似ています。「これはウスキモリノカサ(薄黄森の傘)の終盤の姿ですね。こちらに成菌があります」一緒に歩いていたキノコ先生。 「えっ、こんなに変わるの!?」とても同じ種とは思えないです。「こっちに老菌がありますね。さっきの姿になる前の段階です」 確かにハラタケの仲間の特徴、傘の裏=胞子が詰まった襞が黒い、柄には崩れたツバの残骸...
9月8日の「相生山の四季を歩く会」で、キノコの成長のようすを教えてもらいました。例はベニイグチ(紅猪口) 「ちょうど良いサンプルがありました」言われてみれば確かに色も姿かたちも同じに見えますが?!成長の早いキノコは発生から消滅まで、キツネノハナガサ(狐の花笠)こちら のような子はたったの1日。図鑑などでは典型的な成菌を載せているので、現地で見かける幼菌や老菌は全く別種に見えます。キノコ同定の難しさはその...
きょうの「相生山の四季を歩く会」9月の集いはキノコがテーマ。ところどころで採取したり説明を聞いたり元気にロングコースを歩きました。⋆9月の相生山、残暑はきびしいが木々は元気。きのこも色々。空気は旨い。楽しい半日を過ごせました。(巌) ⋆キンミズヒキが咲いて秋を感じました。(ヒメシャガ) *ずっとキノコ探し歩いて、ふと見上げたらアゲハチョウの姿。初めてのナガサキアゲハ、秋の蝶舞う美しさ。(ひろ子)正午過ぎ...
秋のキノコがテーマ「相生山の四季を歩く会」昨日の下見。予想以上に多かったイグチ(猪口)の仲間、形が大きく分かりやすいので、いろんな表情が見られました。 この子はナメクジに齧られて模様が出来たベニイグチ。イグチの特徴は傘裏の胞子を発生する器官がスポンジ状の「管孔(かんこう)」になっていること。アワタケ(泡茸)の仲間は、少し触っただけで変色が著しい。ほのかに甘っぽい匂いから コウジタケ(麹茸) には傘が滑る...
森を支える菌類が環境変化に一番デリケート。気候の変化が【キノコ Walking】こちら再開を促しています。⋆アドバイスはキノコの先生=カイトさん。 落ち葉や小枝から発生したキノコ集団、接写したのは代表的なヤマジノカレバタケ(山路の枯葉茸)。白いハナオチバタケ(花落ち葉茸)に交ざって、ウマノケタケ(馬の毛茸)も。 最後のは⋆シロホウライタケ(白蓬莱茸)の仲間ですね。中型のキノコも現れました。 散策路手すりの竹から...
小さなキノコたちの顔見せです。秋本番は彼女たちから始まるのかもしれません。 地面の濡れ落ち葉にビッシリ。そんな中に赤い子を見つけると得したような気分になります。アベマキ(棈)の下には白い子。ハナオチバタケ(花落ち葉茸)です。白いのも赤のも、開いたのもすぼんでるのも。 思いっきり低くなって下からのぞくと、光を透かすヒダヒダが美しい❢ 小さな落ち葉を栄養源にして発生する、小さな宝石ハナオチバタケ。秋の華落ち葉...
相生山の道路について「意見聴取会」で示された「折衷案」について、相生山からのコメントの一部です。(会と最近の相生山現地の画像を添えます)参照:先の記事こちら *《相生山を人の社会の為に活用しなくてはならない》という前提のもとに行政が動いているとしか思えなくて、やるせない気持ちになります。(ケイコ) *相生山は重機を入れずそのままにしておきたいです。私は山を歩きながら、ここを残して下さった方々に感謝し...
台風の風は強まらないものの雨が続いていて、それでも少しの晴れ間が出たら、残り少ないアブラゼミ(油蝉)の細い声が、すかさず聞こえたりします。 直ぐ横の樹に停まった子、鳴かない。メスかな?近づいたら、パタッパタと落ちました。地面に落ちてしまうか・・・行く先を追ったら、辛うじて地表ぎりぎりの枯れ枝に掴まって上向き。蝉の羽根も、枝も、森の空気も濡れて、水の中。この台風が相生山近辺まで到来するうちに、彼女は...
相生山の道路・・・建設開始から25年、工事中止から15年、河村市長の「計画廃止」宣言から13年。「道路計画について廃止と建設という意見の違いの落としどころとして『折衷案』をコンサル委託して検討」という話だったはずが、出てきたものは『どうやって道路を繋ぐか』というものでした。相生山緑地全景(北東に位置する一つ山団地から望む)緑地への西進入口/下山畑 & 東側/相生口 工事中止によって遺構となった第一橋梁 ...
今年の夏は異常に暑かったし雨も少なかったので・・・・ 気になって歩いていたら・・・やっぱり始まってました。ハイイロチョッキリが落したコナラ(小楢)の小枝。産卵の季節。 参考に こちら 毎年数千個(推定)の小枝が森に散らばります。こんなに増えてどうなるの?って思うくらい。でも、今年の相生山はナラ枯れが急激に進行中。ハイイロチョッキリが子どものために確保するドングリは激変するでしょう。 これまで増え続けた...
8月に果実を実らせる樹木、今年は厳しい暑さに花が傷んで心配です。華やかなクサギ(臭木)も、涼し気なリョウブ(令法)も枯れ色が目立ちます。 一方、少し前に花から果実への転換を終えた樹木たち。アズキナシ(小豆梨)の高い枝。ズミ(酢実)は木琴のバチのよう、しなやかで硬そう。花が少なかったので、どの子も順調に黄色く熟れて欲しいです。 たくましいのはカナメモチ(要黐)、総いっぱいの花が全て果実に換わって花火のよう。クリ...
山根口から北尾根への道、“シジュウカラの樹”と呼んでいたコナラ(小楢)も枯れ始めています。 シンボル-コナラは遂に全ての葉が枯れました。 「寂しいですね」相生山では久しく会えていない古い友人が、この前の記事 こちら にポツリ。 夏の安らぎ、秋の華やぎ、春の勢いを伝えてくれた幹と力枝と樹冠を仰ぐ。気になっていたシンボルコナラの身体測定をしたとき こちら から、もう8年経ちました。名古屋市が設置した「立ち入り禁止...
陽が上がるのを待ちかねて。 シャワシャワ沸き上がりシャーンシャンシャン響き合い、ぎゅるるるブレーキ。コナラ(小楢)、オオシマザクラ(大島桜)、カナメモチ(要黐)・・・落葉、常緑、高木、亜高木・・・クマゼミ(熊蝉)の歓声。 樹液酒場で夜明かし(?)カブトムシ(兜虫)、今朝は雌一匹。奥の洞にスズメバチ(雀蜂)の姿、長居は無用。 尾根のギャップにトンボが舞い降りて、瞬時の一休み。「何トンボかな」半歩ズレた動きを...
名古屋市緑政土木局道路建設課から「弥富相生山線の折衷案につきまして、現在の検討内容をご説明し皆様のご意見を伺う場を設けたいと考えております。」という案内が届きました。今月末~来月始め、これまで関わりのあった団体からの意見を聞くそうです。「折衷案」というのは、市長が招集した「学術検証懇談会」で「いつまでもこのまま放置しておくのが一番良くない」という出席した一部の専門家の発想に基づくもの。いつの間にやら...
キノコ講師からの伝言 こちら の続きです。 【毒があるのに齧っても大丈夫なのか?】基本的にかじるだけなら大丈夫です。世の中のありとあらゆる物には致死量があり、毒は致死量の値が他のものより低い(低濃度で危険)ものを指します。なので、口に含み吐き出すレベルであれば問題がないことの方が多いです。 【キノコに性別はあるのか?】あります。しかし、人間の様にわかりやすいものではなく、目に見える形では存在しません。...
相生山緑地の通称シンボル-コナラ(小楢)前の「里山景観を復元させるための」畑を囲む立派な境界柵が出来ました。何人かの持ち主が耕作放棄した後は草地になっていて、ヒメボタル(姫蛍)が湧くように発生し、子どもたちと虫捕りをした区域です。コナラの幼木も育っていました。大都市の中にある雑木林の生態系にとって貴重な草地だったのです。名古屋市の土地を相生山で活動する1グループが占有して畑にしました。そして「作物を...
虫さがしに交ざった大人たちの声。*おなじみクマバチのオスメスの違い、そのオスの体にさわらせてもらいました。ブーンという動きが伝わってきて感激!! 小さい子が虫をつかまえるのを見て、思わず夢中になって、私も仲間に入れてもらいました。内藤先生のスズメバチ講座、子どもが動きを止めて一生けん命聞いていたのがとても印象的でした。(ひらの)*よく見ると様々な虫があちこちにいることがわかりました。それぞれの虫にそ...
「相生山の四季を歩く会*7月」のキノココースに参加された方は復習に。それ以外の方はキノコの世界への扉を開くお手伝い。講師の井上さんからの特別寄稿です。 今回は主に種類と見分け方について話しました。テングタケ類は成長するとカサは平らで、柄が細く、ツバやツボがある。ベニタケは漏斗の様な形状をしている。イグチはカサの裏が管孔と呼ばれるスポンジ状で変色する種があるなど。 いくつかのイグチは、味についてその場で...
「相生山の四季を歩く会」のジンクスは生きていて、虫探し始まったら期待通りに雨は止みました。*ハンミョウ3匹、ナナフシつかまえた。タマムシの木を教えてもらった。夕方から夜もやってほしい。(マサハル/小2)*たくさんバッタがつかまえられて、楽しかったです❢(れいじろう/4歳=母代筆) *お疲れ様でした。本日はありがとうございました。保護者、スタッフの皆様、サポート大変助かりました。本日みなで観察した、むし種名...
時おり雨脚が強くなりましたが、日曜日の「相生山の四季を歩く会」の下見を強行。当日は2企画同時進行、テーマ1~相生山の虫さんをさがそう こちら~ &テーマ2~夏盛りの森の樹木からキノコまで こちら~ 下見も分かれて。昆虫チームは時々雨宿りはさんで、講師の内藤さんと生産緑地付近の草地やコナラ(小楢)樹林の洞(うろ)を探して回ります。 雨中でも樹液にカナブン(金蚉)、雨が止んだらお出ましオオスズメバチ(大雀蜂)女王...
コナラ(小楢)の森にナラ枯れが広がっています。昨夏に続いて何本かの古木から、季節外れの青い落ち葉。馴染みのシンボルコナラも、その主幹がついに被害に遭っています。 いつも会う地元のオジサンから「儂がコマイ頃に、この木も未だ細く小さかった」と聞かされていたので、樹齢は推定90歳くらいか?根元に立って見上げると、半分くらいは枯れていますが、残りの半分は耐えているように見えます。大量の粉が噴き出し散っていま...
真夏の暑さのまま梅雨が戻って来ました。「暑中お見舞い」ヘクソカズラ(屁糞蔓)が濡れます。 今度の日曜日「相生山の四季を歩く会」は2企画。もう一つの案内は こちら常連の方・リピータさんも申し込みが必要です。7月は昨年も①昆虫②キノコの2コースでしたね。こちら昨年は朝から猛烈な雨降りのために参加者が少なかったのですが、14日はどうなるでしょう?雨に煙る樹林は、キビタキ(黄鶲)やコゲラ(小啄木鳥)、蝶やバッタ類も姿...
尾根に続く落ち葉の散策路を行くと、びっくりするような立派なキノコを見かけます。 今日の子は傘も開ききってなくて見頃な成菌。あと2日もすれば平らになって、更にそっくり返ります。シルバーに黒い紋が特徴のヘビキノコモドキ(蛇茸擬き)。名前でちょっと引きます。どうりで妖しい・・・と思ってしまいます。擬きというからには「本家」ヘビキノコっていうのがあるのかと探しましたが無し。 傘の下に立派なツバ、ツボも膨らん...
クモタケ(蜘蛛茸)を見つけました。3畳くらいの小斜面に数本。ここにもある・・・こっちにも・・・!!って感じです。 この根元に生命エネルギーを摂られた蜘蛛が眠っている。宿主は地中に巣を張るキシノウエトタテグモ(きしのうえ戸立蜘蛛)、全国的には準絶滅危惧種、名古屋市では絶滅危惧ⅠA類。岡崎城石垣の生息地は市の天然記念物指定。神社仏閣の敷地などで生息していたものが開発による環境破壊によって減少し希少種となっ...
いつもの小さな斜面に 突然現れたお星さまキラキラ ムラサキホウキタケモドキ(紫箒茸擬き) 擬きだから食べられませんね。すぐ隣には 色違いの似た子たち 黄色ホウキタケモドキかと思ったらニカワホウキタケ(膠箒茸)だそうです。キクラゲ(木耳)に近い仲間だそうです。 今日は七夕地上に降りた お星さま珊瑚のような キノコたち2種 by アイ...
園路に赤いキノコ並んで。ここは不思議の国の入り口?ベニタケ(紅茸)かなと最初思いましたが、雰囲気が違う。傘の裏を覗いたら、、、果たして管孔⇒イグチ(猪口)の仲間でした。 地面に這うようにして撮ったら、後ピンになってしまった。でも、森の門番みたいで小さいながらも迫力充分。「ベニイグチ」で良かったっけ?「○○編脚イグチ」だろうか??大きさと感触とをもとに調べてみました。 ベニイグチ(紅猪口)でいいと思います...
先日「食の欲望」というTV番組の中で、「世界の陸地の4割が農地」という事が述べられていて衝撃を受けました。農業を主要産業とする小さな島の話ではありません。世界全体の陸地の4割が農地と言うことです。世界の人口80億を支えるにはこれくらいの農地が必要だと言う事でしょう。 USDA[アメリカ農水省]世界の穀物需要の推移 見てお分かりの通り、穀物の需要量と生産量はだいたい一致しているのです。 人間の...
今朝の中日新聞 自然観察関係催し案内欄「相生山の四季を歩く会」いつもより1週間早く掲載されました。そのわけは こちら昨年7月も、昆虫とキノコに分かれた観察会を開きました。 こちら ことしは少しだけ違います。6月に徳林寺境内で開かれた『風の子ゆるマルシェ』こちら その1企画となっていたのですが、残念ながら雨で中止。「泣いてしまって、楽しみにしていたので」未就学児の子どもたちのことを聞いて、私たちも楽しみ...
7月の始まりも続く雨。 樹林は天の水に包まれて、土中に隠れていた花が咲く。大型のキノコが増えてきました。 積もった落葉の原に広がる菌環。妖精の輪:fairy ring、pixie ring五月の雨は“さみだれ”七月の雨は・・・? by アイ...
青いキノコは魅惑的。ヒメコンイロイッポンシメジ(姫紺色一本占地)に誘われて。先日は」 「老菌」しか見られなかった こちら 同じ場所を訪ねました。 8本ほど・・・でも、錆色とか赤銅っぽいし、傘の頂部が凹んでるのが多い。幼菌かな?って接近するとドングリの遺体だったり。あ、青い!2本くっ付いてるみたいです。暗いのと蚊の「妨害」でバッチリとはいかなかったけれど。。。 小さく細い子はほんの1日で、もう老菌に。そして...
仁王像を見ながら南大門を通り過ぎると、いよいよ大仏殿である。自分が訪れた時は、並ぶこともなくスムーズに入り口を通過できた記憶があるが、拝観料は行く度ごとに上がっている気がする(文化財保全や修復のためにはやもえないのであろうが)。初めて東大寺を訪れたのは小学校の修学旅行であったが、もちろん拝観料の事など覚えていない。その後、大人が300円の期間があり、500円となり、コロナの明けの現在は800円である。1000円を超えるのはいつであろうか(気軽に訪れることができなくなりつつあるのも事実である)。特別夜間拝観が実施される8月13日〜8月14日は無料であるが、こういう無料の日をもっと増やしてもいいの…
昨年大量発生したマンネンタケ(万年茸)を訪ねました。 万年と名付けられただけあって、子実体(キノコ部分)が残っています。近くに今年の子はいないかと探してみましたが、この枯損木の養分は消滅しきったのでしょうか、一本もナシ。別の日陰の散策路で若い子を見つけました。「霊芝」として重宝される仲間だけあって、「薬効験か」ありがたい顔つきに見えますね。今回のキノコは古今万年比べでした。 by アイ...
森にキノコを探すのが楽しみな季節。水と熱を得て菌糸が広がり、胞子を盛んに飛ばす時期です。明るい散策路から樹林に踏み込まなくても、キノコあるある!!「展望台」跡の乾いた草地ですが、キノコらしい形の大型キノコが数本。 傘は開き気味ですが、柄に立派なツバが残ってテングタケの仲間の目印。コテングタケ(小天狗茸)だと思います。 本家テングタケはこちら一見地味な色合いのキノコたちでも、自然の色や造形は美しい。...