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相生山の春を象徴する花、ヒサカキ(姫榊)は、この地方では仏事の木。仏壇やお墓に欠かせない大事な木です。けれども少し北の方では、暖地性のサカキ(榊)がないので、その代わりに神棚にも供えます。余りにも普通に何処にでも生育しているので、自然の緑(=太陽エネルギーの象徴)として重用され、また逆に気にも止められない樹木です。 【雌花】は雄しべが退化し、【雄花】には雌しべが見られません。今日は出会えなかったけ...
今日は啓蟄。陽気に誘われ、土の中の虫が動き出す頃。その初項。「蟄虫、戸を啓く(すごもりむし、とをひらく)」・・・冬ごもりしていた虫が姿を現し出す。虫に限らず、さまざまな生きものが目覚め始めるころ。さまざまな生きものの中に、ヒトも含まれます。これが自然科学の理。でも、ヒト(人)は別で、自然界も意のままに出来ると考えている人びとが少なからず存在しているようです。名古屋市の相生山でも、なかなか「目覚め」て...
花が終わった梅畑の草地に、春の色。黄色いタンポポ(蒲公英)の花。たった一輪の花を見つけて、背中の黄色い模様が特徴の虻。「相生山の四季を歩く会」の昆虫の先生に聞きました。「ナミホシヒラタアブ(並星扁虻)の♀だと思いますが、あまり自信はありません」お日さまの光が明るくなったから、草花も虫も元気色。 by アイ...
『協生農法』の可能性は、環境の生態系機能を向上させ、生物多様性を破壊し続ける世界を変えられるところにある。この福音を、もしパーフェクトに実践出来なかったとしても、今の生き方の問題点や過ちに気づき、人類意識を変革する何らかのきっかけにはなるはずだ。
「名古屋市の『森づくり』はおかしいのではないか?」と丁寧に説いても、止まることなく「明るい森にするための」伐採が続けられています。常緑低木は“一網打尽”・・・私たちの祖先は、太陽のエネルギーを受けた常緑樹を大事にし、身近な常緑樹を神棚や墓に供えたり正月飾りに用いたりしてきたはず。例えば、サカキ(榊)、ヒサカキ(姫榊)、ソヨゴ(冬青)、シイ(椎)、地域によって多種多様な常緑樹が今でも自然からの下されも...
新しい年の初めての雪の後、まだ濡れた林床で新しいシイノキ(椎)を見つけました。林縁に近い散策路沿い。「こんなに分かりやすい所に育ってるのに、なぜ今まで気づかなかったのだろう?」発見の時はいつもそう思う。 いずれも樹高60cm以下の幼木。芽鱗痕から推察すれば、樹齢5~6年くらい。この1~2年でグッと伸びた感じです。 1か所には4株まとまっているので、シイの実を食料にしている誰か―たぶんカケス(鵥)が運んできてこ...
相生山緑地の北端、隣接して双子池があります。湧水による自然の池で年中涸れず、この地域が水田として土地利用される重要な要因だったそうです。 双子池の住人はカルガモ(軽鴨)、日によって時間帯によって「お出かけ」もありますが、10羽以上は常駐です。彼らに交じって見慣れぬ顔を見つけることがあります。 今日はオオバン(大鷭)。お洒落なツートンカラーの胴と首、額から嘴にかけての白色が目立ちます。昨年の今ごろには...
紅葉の森の裾を、刈り払ったのは誰? 「森の手入れ」の名のもとに、「竹林整備」の名のもとに。散策路沿いの低木を切り払い、林床を剥きだしにし、植生にとって要注意の「乾燥化」をすすめているのは誰?生きものたちを住みにくくし、そのいのちまで危くしているのは誰? この樹林のなか、その木陰に、5月の夜ヒメボタル(姫蛍)が飛び交い、命をつなごうとしていました。名古屋市は「市民が集う公園づくり」のためとして、市民の...
4日ほど留守をして岐阜の仕事場に戻ってみたら、大異変! 住居の直ぐ近くまで、畑の獣害対策用電柵の際まで、かなりの規模。 モグラ? だとしたら巨大モグラ!これほどの土木工事の施工主は、イノシシ(猪)しか考えられません。それにしても、すごい破壊力だこと。以前も冬始まりのこの時期、敷地内を大暴れした痕がありました。脚の短い彼らには丸太2本の高さで防げる経験から、裏山からの進入路に丸太バリケードを作っておいた...
岐阜の山林の林縁部斜面に伸びていたコナラ(小楢)の幹を伐採しました。切り口で推定すると樹齢35年。この株を圧迫していた植栽ヒノキと同程度。 自然植生を伐ることはしない方針ですが、これ以上放置すると倒れ掛かっても処理しきれないおそれがあるので特別に。また、後方の人工林を間伐したことによって、萌芽更新した幹が直立していく可能性にかけて。 重心と伐倒方向が90度以上あるため、チルホールを用いて倒しました。広葉...
にほんブログ村 にほんブログ村 今朝、8時半頃には霧雨で寒かった~ 駅まで車で行って、コインパーキングに入れて 折りたたみ傘をもって出掛けました 都内での勉強会だったのですが いつ
岐阜の山林に自生してきたモンゴリナラ 詳細記事こちら数株のうち1本は、人工林のヒノキに日照を奪われてヒョロヒョロ。4年前、遅ればせながら周辺のヒノキを強度伐採しましたが、樹冠を斜面下に向けて、上に伸びることができないまま。 「今の状態では子孫を残すことも難しそう。萌芽更新を狙って伐ったらどうでしょうね?」「それがいいかもしれませんねえ。その方が将来性がある」ということで、黄葉7分の時期に伐採しました。 ...
暖かい晴天。コナラ(小楢)の黄色光線を浴びて森を行くと、全身が元気になれます。仰いでいくと、だんだんと黄葉が進んでいくのが分かります。 梅畑西の樹林、低木のアカメガシワ(赤芽柏)やエノキ(榎)の黄葉の上に高木コナラは陽を受けて。 コナラの黄葉は樹冠から順に降りてくる。空からの指揮棒で撫でられたように。樹林の中に入ると、それは見事なグラデーション。黄葉の進度模式絵巻。 降りそそいだ黄が浸みて流れて、コ...
コナラ(小楢)の森の真ん中で、黄色くなった葉を探していたら、コトコトコト コツッコツ コトコトコトコト ひっきりなしドラミングの音。見回して・・・分からない・・・思い出して枯れ枝を探したら・・・見つけた! コゲラ(小啄木鳥) お久しぶり!しきりに頭が動きます。可愛い目が撮れないよう。 細い脚、爪を樹皮に掛けて、身体は固定。首から上を反転、反りかえって、懸命の木啄き。下の方に幾つか穴が開いてます。虫...
【スズメバチに注意】の掲示物近くにオオスズメバチ(大雀蜂)が集まっていました。よく視ると、彼女たちが吸っているのは、飛び散った柿の汁。傍の畑(私有地)に柿の木があって、誰かが柿の実を盗んで齧り残し棄てていったのでしょう。最近、全国的に「クマの被害」が盛んに報道されています。熊だって、蜂だって、危険を冒して人間とは関わりたくないはず。食べ物の領域が侵されたうえに、それが別のところにあれば出かけざるを...
「あれっ?」夏が終わったから・・・それにしても、ずいぶんスッキリ・・・・と感じて、よく眺めたら、散策路沿いの低木が片端から切り払われていたからでした。竹藪から延びてきていた竹を伐採したのは良いとして、周辺一帯を「整美」した目的は何? 相生山緑地のなかで南部住宅地は別にしても、地名【菅田(すげた)】と表示される区域のほとんどは雑木林樹林です。自然の森林に4トントラックが入れそうな道をつくってどうするつ...
相生山緑地の真ん中の梅畑西には、果樹畑と雑木林の衝立を為すように、高木コナラ(小楢)が並んでいました。その梢や力枝には、希少な野鳥が留まっていることもありました。きょう行ったら、空が見える!このコナラにカシナガノキクイムシ(樫長の木喰い虫)とナラ菌によって、樹の枝葉が部分的に枯れていたのは知っています。関連記事:こちら けれども、急いで根元から伐倒する必要はあった??直ぐには倒れないし、倒れたとし...
天が青く澄み、地上に朝の光あふれ出す頃。野鳥たちの声で、裏山の繁みは大賑わいになります。中段まで皆伐、その上部人工林は6割間伐。もう5年経って、真っ暗の林床は一旦更地の様相から、多種多様な草と先駆植生の低木による生きものたちの楽園になった感があります。開けたところで食事、と休憩。樹林に入って姿を隠す。秋は果実と種の季節。虫たちやそれを捕食する鳥たちの生命の貯まり場。 そんな山の秋の進み具合を眺めてい...
ほんの4~5日前まで、森の散歩道はPOPリズムの世界。思いがけないところから、不規則に、バリエーション豊かな音符。コッツ パサッ ポコン カッツン コーン ・・・・ ・・・ コナラ(小楢)のドングリが自由自在に落ちていました。時には「頭上注意!」、、、、眼前を直下足もとへ。いつの間にか静寂。今、コナラたちは黄葉の時を待ってたたずむ。 未だ未だ続くと思っていたのに。早く落ちて転がった子は傷がついたり、暗...
チエンソウを提げたオジサンたちとすれ違いました。「伐採」?とか書いた表示も持ってたみたい。ちょっと気にしながら歩いていたら。 三叉路の倒木コナラ(小楢)の処理だったようです。このコナラの過去記事:こちら倒れた日の記録:こちらちょうど1年余り経ったのですね。この春、先端の枝に芽吹きが見られましたが、幹から水を揚げることは無理だったようです。倒木処理がされたことで、もう望みは無くなったことを改めて感じま...
相生山の「公園整備」が、7月初から3か月以上かかって「終了」したようです。生産緑地から樹林への入り口は広々として、朽ちた枕木は廃棄され硬質プラスチックの板が敷き並べられました。オオシマザクラ(大島桜)の黒い実が散らばったり、色とりどり落ち葉の吹きだまりになって、少しずつ土も溜り、かさごそ歩いていた道がコツコツ街路の響きに換わりました。「つどいの広場への道、風情はありません。 森の中がドンドン人工的に...
「相生山の四季を歩く会」事務局にとどいたメールから一部紹介します。 メールありがとうございました。ボールペンのインクが無くなり、あまり感想を書けませんでしたので、返信させていただきます。活動に楽しく参加させていただきました。記録係になったからこそ講師の方にいろいろ教えていただくこともでき、大変ありがたかったです。 きのこを発見する楽しさやみんなで同じものを見ていろいろ会話する楽しさも味わいました。...
スズメバチ(雀蜂)の働きバチが活発です。コナラ(小楢)樹林の中で、現在この子が特にお気に入り、20匹くらい集まってます。近くに巣があるのかもしrません。ぐるっと回って2時間、帰って来たら看板が吊り下がっていました。役所のものでは無さそうです。誰か有志の方が掲示されたのでしょうか。でも、必要なのかなあ。「注意」って、どう注意すればいいのかは書いてないです。かえって、「巣を撤去してください」と管理者にク...
この時期、相生山を歩いていると、コナラ(小楢)の根元に小さな「落とし物」を見つけることがあります。貴重なお守り袋。ヤママユガ(山繭蛾)の繭。無事に羽化できたものは蛹一個分の穴、鳥に食べられてしまったのは傷跡が残っています。この繭から天然のシルク(=天蚕)が獲れます。野山を巡って集めるのは大変で、別のカイコガ(蚕蛾)にクワ(桑)を食べさせて養蚕が始まりました。相生山のコナラ樹林を探せばハンカチ1枚分く...
コナラ(小楢)の樹林で秋の陽を楽しんでいた時、ゆるゆると舞う蝶が視界に入りました。 ひらりと降りてアカメガシワ(赤芽柏)の枝先に。ふうわり浮かんでハギ(萩)の野に。 旅する蝶、アサギマダラ(浅黄斑) の季節です。「この子大きい」と思ったのは、きょう3頭目。さっきは別の子と竹薮で。 一気に舞い上がりました。コナラの小枝、高い所まで。日曜日、アサギマダラを追っかけているオジサンと話しました。「相生山、ちょ...
こんなにたくさんキノコが採れました。こんなにたくさんの人が来てくれました。4グループ、各7~9人に分かれて、森の中へ。アンケートと一言感想から、「相生山の四季を歩く会⋆秋のキノコ」速報です。*朝の電車の中で資料で送られてきたミニ図鑑を見ながら、どんなキノコがあるか、わくわくして電車の中から今日の観察会が始まった。キノコを採集しながら、細かく見ることができて、早く先生に名前を教えてもらいたいと思っていた...
9月の半ば過ぎに所用で遠出して宿泊して帰って来た夜、プランターへの水やりを頼んでおいた家族から「一つのプランターにでかい芋虫が沢山いた。カブトムシの幼虫かしらん?確かめて!」 と、言われました。 翌日見てみたら、土の表面付近にカブト虫の幼虫くらい大きな芋虫が10匹ほど見られました。クワガタやコガネムシの幼虫も同じような見掛けの芋虫ですが、流石にこれほど大きくはありません。私の知る限り、この大きさは...
寒冷前線通過後、雨上がりの相生山緑地。どんなキノコが出てるかな? かわいいダイダイカサ(橙傘) 赤味ほのかスオウシロオニタケ(蘇芳白鬼茸)オチバタケ(落ち葉茸)の仲間? ヒポミケス菌類のついたイグチ(猪口)老菌 日曜日の「相生山の四季を歩く会」では、4~5人構成のグループに分かれて、樹林のあちこちに散らばって、たくさんの眼でキノコを探します。【どんな場所に】【どんな状態で】生育しているか、色や形に感激...
「相生山の四季を歩く会」事務局からの提案は “バッタと遊ぼう” 昆虫のセンセイが集合前に採集した バッタの仲間を示して事前レクチュア樹林から尾根道へ 生産緑地横の日の当たる農道で虫探し―虫捕り 最初は高かった目線も 次第に下がって本気モード林縁の木陰で 昆虫の食性など生態の話シンボルコナラ下まで戻って休憩と中間集約 キリギリス(螽斯) コオロギ(蟋蟀) バッタ(飛蝗) それぞれ担当の袋に3~4種の昆虫が集...
菅田の草むらでイナゴに会いました子どもの頃 田んぼで捕まえて 飼っていた鶏の餌にしていました正確には コバネイナゴ(小翅蝗)という名だと知りました 「相生山の四季を歩く会*9月」下見に参加 本番よりも勉強できる機会です相生口で 「ここだけでも結構の種類が見れますねえ」と講師の内藤さん クビキリギス(頚螽斯)の幼虫 ツユムシ(露虫) ササキリ(笹切)似てるなあ??ミツカドコオロギ(三つ角蟋蟀)は頭が三つ角 ♂だ...
秋を迎えた相生山緑地暑さの中に少し冷えて 雨が降って ムシっとする 梅雨の終わりに似た今はいよいよ大型のキノコの出番です 樹林の地面に眼をやれば コガネキクバナイグチ(黄金菊花猪口) ベニイグチ(紅猪口) コビチャニガイグチ(媚茶苦猪口)あちこちに 6~7月とは違った顔ぶれが 色とりどりに 林床は 一足お先に紅葉時期の面白さ大きいので 遠くからでも見つけられますちょっと珍しい色の ブドウニガイグチ(葡...
発見された絶滅危惧種、その生息地は「埋め立て予定地」だった、計画変更はせず移植した。記事にはそう書かれています。何か変。もし計画検討中に発見されていたら、どうなったのだろう。《そこに生きているからこその》いのちなのに、別の場所に移したら意味がなくなるんじゃない? 生きものって、自然って、環境って、そういうものじゃないの? そんなことを考えながら・・・名古屋市のホームページで〔大江川 埋め立て〕検索...
クリ(栗)とコナラ(小楢)の比較追跡 前回は こちらきょうは 飛び入り一番手の アベマキ(棈)相生山に生育するブナ科の堅果(ドングリ)で 唯一の2年性春の受粉が 翌年秋に熟します重力散布 一番いい所に落ちようとするのか動物散布 さっさと運んで貯えてもらいたいのか アベマキの戦略は分かりませんが私たちに秋を教えてくれる効果は絶大です by アイ...
9月になっても真夏日が続きます例年より ハギ(萩)の花が遅いことも その証 それでも 一つ二つマルバハギ(丸葉萩) 涼呼び起こす薄紫「秋本番」を想わす株も現れました暑さは苦手なヤマハギ(山萩)の株も 花穂が延びてきました私たちが感じているより敏感に野生の花は秋を呼ぶ 相生山の丘陵です by アイ...
相生山緑地での最近の「公園工事」 こちら 参照その「仕上げ」となるのでしょうか 《標識柱》が姿を現しました・・・・が「まだこんな案内立てとるんか」「見晴らしなんか無いのによう」「前々からここで迷ってる人、ぎょうさん会っとるで」「ワタシらええよ、分かっとるで。知らん人にはエエ迷惑だわ」たちまち相生山の常連さん達 こちら からの声 昔の計画では「見晴らしの丘」と名付け 実際展望台もありました老朽化して撤去...
ブナ科の枯損木から発生する シイサルノコシカケ(椎猿の腰掛)サルノコシカケの仲間ではあるのですが 棚状の傘は持たず背着生で 宿主の枯れた樹木にベタッと張り付いて 「まるでモルタルで修復した後みたい」な灰白色の表面から胞子を散布します その子が 数個着いていた枯れたコナラが ついに倒れていました変わった形状のキノコで 目立って しかも分かりやすい名前なので「相生山の四季を歩く会」でも人気者 画像は7月...
8月27日きょうは 高岡立明さんのお命日このブログ立ち上げの発起人のひとりこの日が来るたびに 相生山の道路の「決着」が未だについていないこと「勇気がありますね」と 「森づくり」への検討を始めた時に掛けられた言葉話し相手が 先達が 一人いなくなってしまったことを寂しがっていないで残された者たちで 出来ることをやっていますことしの7月に 高岡さんの問題提起 こちら から6年経って やっと 名古屋市へ具体的な...
このタイトル追跡記事 前回 こちらから ほぼ1ヵ月クリ(栗)は ずいぶん大きく育ちました自然植生のクリは樹高が高くて見づらいので 生産緑地の栽培種です毬が茶色くなって もう実ったかに見える しいな(秕)も現れました欲深い誰かさんが 落ちたのをこじ開けた形跡があります(笑)コナラ(小楢)のドングリも 順調に育っています上の画像の子は 殻斗の中に未だ埋もれていますがハイイロ(灰色)チョッキリのお母さんが産卵...
前回のナラ枯れ調査 こちら からの続きです。 樹林帯から出てきて、南部の住宅地から望むとコナラの樹冠が枯れているのがよく分かります。。。あんなに多くの本数が! 少し前に倒れたと思われるコナラ高木。原因が木喰い虫とナラタケ菌であったのかどうかは今となっては不明ですが、高齢化した木が自然の病か(自然の)気象かに因って、順に土に還っていくのは自然なことです。 園路工事中の私たちが「コナラの広場」と呼んで...
相生山緑地の樹林地で、葉が枯れ色になっているコナラ(小楢)が何本か見られることは、先に記事に挙げました。こちら相生口から入った竹薮エリアのコナラは、片方の太い幹の葉が枯れています。緑地南部の徳林寺グラウンド北道路沿いでは、3本のコナラが枯れていました。 名古屋市の関係部署に問い合わせたところ「名東区の緑地でも何本か見つかっている。カシナガノキクイムシなどによるナラ枯れが、また広がり始めたのではないか...
稲穂が実る時期を迎えました岐阜中濃の山奥の田んぼ飛騨川の源流域にあたる地域です 「うちの米は美味いんやぞう」 ことしは猛暑日が続いて 人は「熱中アラート」に戦々恐々ですが赤道近く低緯度原産のイネにとっては 大歓迎なのでしょう入道雲が夕立を呼びます 子どもの頃は 「雷と稲妻の夏休み」でした田んぼが減ってしまって 広い道路や便利なショッピングモールや今風の住居やファミレスや遊戯施設などに 換わってしま...
特撮で有名な円谷プロの元スタッフのブログです。面白くてためになる「小説」や「お話」「詩」をお届けします。【通常ブログ画面】 からお入り下さい。
時間が出来たので久しぶりに相生山の森へ。ちっちゃなドングリとおっきな虫瘤のアンバランスに驚き。 前に見た ナラメリンゴフシ(楢芽林檎附子)こちら とは違う感じ。どんな虫が卵を産み付けたんだろ。下の方に穴が見えたので、もう旅立ったのかな。 カラスウリ(烏瓜)の実の最初は勾玉型?もう帰ろうという時に、引き留めるように現れた鳥。 調べたらヒヨドリ(鵯)の幼鳥のようです。歩き回る姿が可愛かったです。「次の命...
伊豆下田の山奥に独り引きこもり自給自足生活をする阿呆の現実。2016年から自給農を主軸とした田舎暮らしをしています。その生活やさまざまな考察について気まぐれに綴ります。
伊豆下田の山奥に独り引きこもり自給自足生活をする阿呆の現実。2016年から自給農を主軸とした田舎暮らしをしています。その生活やさまざまな考察について気まぐれに綴ります。
台風を追いやる太平洋高気圧の張り出しで朝から 予想以上に「暑い❢」それでも嬉しいことに 17人もの参加がありましたきょうのハイライトは 開始早々のクサギ(臭木)8月の熱に負けない芳香 雄しべ先熟の戦略を学びました 尾根の樹林内にあるギャップでは秋の七種と氾濫原の話金曜日の下見でも 最盛期に比べると3割ぐらいになっていたセミ(蝉)の声聴き耳を立てないと気づかないくらいに減っていました「秋になったということ...
体温より高い気温です お昼前なのに 樹林の道は時おり風が吹き込んで 木洩れ日がクルンクルッと回る 日曜日の「相生山の四季を歩く会」のテーマは 立秋の森歩き秋 を探していたら アオハダ(青肌)の赤がキラキラ ヤマウルシ(山漆)の果実の果皮は褐色になって 刷毛が見えましたつるっとしたヤマハゼ(山櫨)の果実 中は蝋質が詰まってきたのかな コナラ(小楢)の樹冠青空に 上弦の月 尾根道から降りて来たら ヤマザ...
尾根でこの春から目立ってきた リョウブ(令法)花を認めて こちら から1ヵ月余り どうやら果実をつけたようです 少ないけれど相生山緑地の樹林の中では あるものは樹勢が衰えまた別の場所に 幼い芽出しがあったり微細でも 千差万別 さまざまな変化が起こっていきます「相生山の四季を歩く会*8月」は お盆のさ中台風6号は西海に 7号は東海地方へ接近中気象情報に注意しながら 新たな出会いを期しています by ...
ベッコウタケ(鼈甲茸)の集団を見つけました色合いはマンネンタケ(万年茸) こちら にも似ていますが 柄がほとんど無く 触感が柔らかいです林縁の比較的日当たりの良いコナラ(小楢)の足もと 裏側には幼菌も もこもこ出ていました以前 ベッコウタケの集団を見た樹 こちら が その後の雨風で倒れたことがありましたこのコナラも 表皮の奥に菌糸の繁殖を許すほど老化してるのかナ?推定70~80年生きてきた樹とつい最近...
昨日の中日新聞社説 「市民参加」について述べた核心部をトリミングその午後 名古屋市緑政土木で面談のようす 記事も参考にして行政の施策と市民の関わりについて 問題提起をしましたホームページ こちらに活動報告私たちの背後には 私たちを包み込む相生山の自然があります 猛暑をいのちのエネルギーに換える樹林いのち絶えた樹木を 土に還す菌類 シイサルノコシカケ(椎猿の腰掛)セミの声を吸い込む夏空 都心を望む尾根...