今年のズミ(酢実) 今日のズミ 夏日が続くので、もう1輪ぐらい咲いたかナと出かけました。 産毛も残る若い緑の中に、桃色の蕾がずいぶん増えていました。 ズミの蕾は最初はピンクで、赤く染まり、しだいに白くなって開花するので、白っぽい蕾を求めてしばらく探しましたが、この子が一番早い蕾。咲いているとは言えませんね。 数年前はもっとたくさんの、10年前は更に多くの花が見られたのです。 折ったり切ったりして持っ...
名古屋市の相生山(あいおいやま)緑地には、大都会に残された貴重な自然がいっぱい。雑木林に樹木の花が咲き、野鳥が囀り、ヒメボタルが舞い、黄紅葉もまた見事です。人と自然の関わりについて、名古屋市政とのやり取りも、情報発信しています。
自然を大事にするってどういうこと? 人が「自然のために」出来ることってあるのかしら? そんなことを考えながら、123.7haの相生山緑地を歩いています。この雑木林の真ん中に「都市計画道路」工事が進められていました。今は大規模公園の「素案」が提示されています。 【自然と人間】このテーマに取り組んでいます。 みなさんのご意見をお聞かせ下さい。 http://lovelyearth.info/
山菜の王様、タラ(棫)の芽の季節。 間伐、皆伐した林縁部、陽当たり良くなったギャップに、どこからか飛んできて生育する子。 葉っぱが展開するまでが贅沢な食べ頃なんですが、逃してしまって。 ここまで育つと、天ぷらですね。...
地域タグ:岐阜県
1)このところ家に引きこもり気味でパソコンに向かっていたので、運動不足で気持ち悪かった。なので、今日はやめておこうという気には全然ならず、張り切って長靴を履いて出かけてきました。芽吹きの森を歩けてリフレッシュ出来ました。 ただし、木の枝を手に取って観察していると、レインウェアの袖口から雨水が入って来て冷たかった。 2)人数が少なくて、聞きたいことをすぐに古川さんやカイトさんに聞けたのが良かったです。 3...
地域タグ:名古屋市
芽吹きと花の大競演が展開しているのですが・・・明日の雨は確定的。紙の資料は開けることも出来そうにない予報なので、条件のある方はスマホの画面を、無い方は五感に頼って「相生山の四季を歩く会」第188回を実施します。資料画像の代わりに、最近のブログ記事 こちら や こちら 参考に想像力を働かせて「予習」してください。2月の冬芽で学んだ、【隠芽】ハリエンジュ(針槐)、「悪魔の顔」の中から芽吹きです。 同じく【裸芽...
地域タグ:名古屋市
日曜日「相生山の四季を歩く会」どうやら雨は避けられそうもありません。お洒落な4月の花たちを晴れた日の画像でご紹介。降ってなければ現物で詳しく確かめられるのですが。アオキ(青木)誰に聞いても?なガリア科、雌雄異株。雌株雌花と雄株雄花。 春は紫の花が多い印象があります。ミツバアケビ(三つ葉木通)は同株異花。下がって雄花序、その上に雌花。 これだけ繁れば芳香を漂わせていました。アケビ(木通)は紫の蕊とクリ...
地域タグ:名古屋市
2日前、蕾の先が赤くなっていたエドヒガン(江戸彼岸)が一斉に開きました。名古屋の相生山から1週間遅れ。 雨とお日さまが春を呼びました。集落ごとの氏神さんは各々に春祭り。 川べりの桜は田んぼの準備を見守ります。 山奥の春本番。 by Oak....
地域タグ:岐阜県
岐阜のフィールド、裏山はヒノキ人工林。元はコナラ・アベマキ・クリ林。アベマキの根元、小さな崖上に、シュンラン(春蘭)の大きな株が育っていて、山の春はこの花とともにやって来る。今年は花芽が見えない状態が長く続きました。「古い株らしいから弱って、花付けられないのかな」と思ったほど。3月末になってやっと花茎が伸びて、去年より花の数は多いみたい。「ここのシュンランは下から見上げれるから、花の中が見えて良い...
地域タグ:岐阜県
冬芽のときから踊り始めていたヤマウルシ(山漆)ついに葉身展開。紅潮し揺れ伸び上がり絶好調! あんなに小さかった副芽付きのエゴノキ。こんなエネルギー何処に貯めてた?2月中旬の冬芽のようすは こちら 冬の名残りの枯れた果皮付けて、リョウブ(令法)は陽光に向かって舞う。1週間前はメジロ(目白)、シジュウカラ(四十雀)と競いヒヨドリ(鵯)が群がったエドヒガン(江戸彼岸)、今は葉桜に。 その樹冠を越えて満開のソメ...
地域タグ:名古屋市
「また森がスカスカになってるよ」「きっと、例の会の仕業だわ」散策仲間からの連絡を受けて、該当場所へ行ってみると・・・。 下は同場所、「相生山の四季を歩く会」1月観察会のときの記録画像。上のように、ここに生育していた、ほとんどの樹木が伐採されていました。 生育経過を観察していたシイノキも。参照記事:こちら この木については経緯があります。前回伐採された直後、実施団体のリーダーに申し入れました。「シイは...
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春になった!と実感できるのは・・・ 先ず、菌類。2年前に植菌したシイタケの発生。持ち山のコナラ(小楢)とアベマキ(棈)を少し伐採して、人工ヒノキ林の中に伏せました。自然はすごいね!!気温が少し上がって、雨が降ったら、いっせいに花ざかり。 大きいのや小さいの、端正な形のから崩れた子まで。今朝は50個ほど採れました。このまま、猿が来ないといいなあ。去年は「あと1週間だね」と待ってたら根こそぎ盗られたのでした...
地域タグ:岐阜県
相生山緑地のサクラ4種、いずれも開花しました。 エドヒガン(江戸彼岸)は8分咲きから満開、さっきまでの雨で花少し散る。 桜花の中を忙しいヒヨドリ(鵯)、忙しく蜜を吸っては花落す。オオシマザクラ(大島桜)白く大きな花が人気。 6分咲きの樹下を行くと、ホンワカ匂う桜の香。エドヒガンとオオシマザクラの交配種。ソメイヨシノ(染井吉野)は咲き始め。 他の野生種に比べると意外と野暮ったい感じがします。ヤマザクラ(山...
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ヒサカキ(姫榊)の花が咲き揃ったので、雌花・雄花 こちら 以外の両性花を例年のように探してみました。あった!あった! 雄しべの数が少なく、雌しべの柱頭・花柱が見える花たち。 両性花を探していたら、雌花の花弁付け根=雌しべの根元周りが液状に光っている子を見つけました。蜜なのかな?指先ですくってなめてみたけど、、、甘い?と思えば甘いのかな?? でも、どうなんだろう。雌しべの元に蜜をたくわえて、花粉を受け...
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「相生山の四季を歩く会」3月9日 「冬芽と花」資料部分 ウルシ科の類似3種、その後のようすです。 鱗芽のハゼノキ(櫨の木) いつの間にか芽鱗が外れて裸芽になってました。葉裏の葉脈がはっきり見えています。ヤマウルシ(山漆)の一番成長の早かった子を、誰かがへし折ったり切ったりしたので、この子は2番手。毛深い葉身の展開はのんびりですが、大きなハート型葉痕の上から側芽の成長が見られました。 同定が難しいのですが...
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3月になってから相生山緑地を行くと、きっとどこかからチェンソウのエンジン音が聞こえてきます。山根口近くでクスノキ(樟)の枝落とし中。「横の畑に陽があたらないと苦情があったから」ですって。??この樹木は畑地の北西側。ホントかなあ?見映え・気分の話じゃないのかなあ? 切ったら一層繁るよ、木だって生きてるんだから。 「名古屋市ってさあ、私たちが言うこと一つも聞いてくれないよねえ。何回言っても」友人のJさん...
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春はやっぱり遅れているようですね。 「相生山の四季を歩く会」3月9日のサブテーマは~ヒサカキ・スミレ・ツツジ、春一番は誰?~それは昨年の実績 こちら から。 春の実証を探して、下見を歩きました。去年と比べるとポイントが少なくて、なかなかコースが決まらない。 匂いも手掛かりにヒサカキ(姫榊)の、上が一番咲いていた株。下左、やっと見つけた雌花。右は雄花。 スミレはニオイタチツボスミレ(匂い立壷菫)の蕾がやっと...
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相生口の駐車場に休日でもないのに車が入っていて、看板が載っていました。 具体的なこと書いてなくて、何するんだろうと入っていくと。散策路の脇。 天白土木さんに聞いてみました。「カシナガの被害で枯れたコナラの木が散策路沿いに何本かあるのですが、とりあえず相生口から稲田口にかけての数本を伐採する予定です」とのこと。同じ理由で伐られたシンボルコナラに最近、発芽の兆候がありました。こちらお役所は「安全第一」か...
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相生山緑地 ビジョン (案)への意見近隣住民、名古屋市民はもちろん、広く県外からも注目されています。移植された樹木や、遊具のある芝生広場等、どこにでもある人工の公園にして欲しくないです。手を加え続け、剪定や刈り払われた緑地では5年、10年経っても景色は変わりません。 相生山の森には色々な木があり変化し続けています。少しでも太陽の恵みを受けようと身をよじって枝を伸ばし葉を広げ、地面の下でも根を伸ばそうと静...
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最もよく相生山を知っている、「相生山の四季を歩く会」スタッフたちからの声を、連載の最後にお届けします。 38.名古屋市は相生山の自然を人間のためにどう利用すれば良いかを考えているようですが、それは違います。相生山は地下鉄の駅から歩いて行けます。都会に残された貴重な自然だからこそ、そのまま残して行くことが、今一番必要なことです。 39.「相生山の四季を歩く会」で、今も自然とふれ合い、散策、虫とり、茸探し...
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「相生山の四季を歩く会」への参加が比較的新しい人びとからのコメントを集めました。最近の樹林や観察会の画像、ビジョン(案)に示された図表とともに紹介します。 34.毎月第2日曜日を楽しみにしています。自然の状態の相生山のまま、残していって欲しいと思います。 35.地下鉄やバスから降りてわずかな時間で行ける、名古屋市では数少ない大自然の残っている相生山緑地は、今のままの状態で大切にしてほしいです。最近、庄内緑...
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相生山の四季を歩く会*2月は~立春、育った冬芽に春を見よう~のテーマで、しっかり冬芽観察をするために[冬芽・葉痕人気コンテスト]を試みました。ノミネートされたのは31種の樹木 こちら 先月の参加者に推薦してもらい1票でも入ったものは全て対象として回るコースを計画しました。 相生口をスタートして、西端の周回道路入口から北尾根半ばまで、ただ歩くだけでも60分くらいかかるところを31種の樹木を観察し、各人持ち点3ポ...
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「相生山の四季を歩く会」2月は31種の樹木の冬芽・葉痕を観察し、みんなが自分のお気に入りを披露しました。集約の場所はシンボルコナラ前。関連記事:こちら幹の一番近くでいた人が「コレって新しい芽じゃないですかね?」「ホントだ!!樹皮の色が違う」「嬉しい❢」「やっぱり生きてたんだ!!」「復活してくれるだろうか」時は春。芽吹きの季節。相生山へ行く期待が一気に増えました。 by アイ...
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相生山緑地の玄関口として最近新設された入口。 緑地を横断する予定だった「市道」の遺構。 名古屋市の相生山緑地基本計画に向けて、相生山の常連さんからの提言が続きます。都市計画の図面には『道路』はまだ残っています。このままでをどう展望しようとするのでしょう。 32.野並車庫(鳴子北駅)信号で朝8時頃、車が渋滞しているのを見たことがありません。道路は新たに作る必要はないと思います。予算を使い切る為の道路は作...
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既報=名古屋市が今年度中に策定を目指す「相生山緑地ビジョン」について、相生山のなかまたちからの提言が続きます。今回は古くからの常連で、地元在住、日ごろから現地を歩いている方がたの声です。29.相生山が、公園化されるというお話を聞き、複雑な心境です。先日の土曜日も、のこぎりを持った人が、林の中に入って行きました。私は木も大きくなるのは50年60年かかるのだから、あまり切らないでとお願いしましたが無駄でし...
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こちら からの続きです。画像はコメントに適したものを「相生山の四季を歩く会*1月」の記録や最近撮ったものから探しました。27.自然のままがいいです。街の中に楽しい場所が残っています。大切にしてください。いつまでもヒメボタルが住めますように。24.相生山の森を大切にしてほしい。切り倒したりしないで。...
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テレビのミステリードラマのような題を付けました。月初めの樹林散策、何となく異様な気配の原因は、 大量に伐られた樹木。「相生山の四季を歩く会」で経過観察していた、雌雄株のヒイラギ(柊)。艶やかな冬芽を愛でて成長が楽しみだったヤマコウバシ(山香ばし)。 彼も彼女も、みんな犠牲になりました。生命力の逞しい樹木たち、数年もすれば復活するとは思いますが、見守ってきた対象が次々失われていくのは悔しいです。腹立た...
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「相生山の四季を歩く会⋆1月」参加者アンケートの声とメールで寄せられた意見を、引き続き紹介します。こちら も併せてお読みください。画像は最近の相生山の樹林地の様子。図表は名古屋市が公開している 相生山緑地ビジョン(案)からの引用です。 19.相生山は、身近に豊かな自然が残っている所です。土の中、地表、空中全ての物がかみ合って相生山があります。施設、道路を造る為、重機を入れたら、ドミノ倒しの様に今の相生山...
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2週間前まで未だ固かったヤマザクラ(山桜)葉芽の先が、ようやくほどけてきました。 日本海側や北日本と比べると暖冬の東海地方でも、今期の冬芽の進行は遅いです。農作物の生育でも見られる、降水量が少なく空気が乾燥していることが影響しているのでしょうか。葉や花を乾燥や寒さから守る冬芽の状態が長引くのだろうと推測されます。 ヤマウルシ(山漆)の大きな頂芽にも、小さな変化が現れました。ぴったりくっ付いていた羽状...
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「相生山の四季を歩く会」では、名古屋市が示した届いた相生山緑地基本計画=ビジョン(案)に関して、会の資料 こちら でも骨子を紹介し、みなさんの意見を求めています。前回の観察会や、その後のメールで寄せられたコメントを紹介します。こちらからの続きです。画像は緑地の園路から撮った最近の樹林内のようすです。現況図:緑地と「道路用地」 10.「自然と人が共生」とは、人が自然に手を加えて破壊するとき使う、自分に都合...
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「相生山の四季を歩く会」では、いつも大人気のツツジ科ウスノキ(臼の木) この時に見たのは一年枝が赤い子たち。尾根の日当たりの良い場所では赤くなるようです。比べて少し日照が弱いところでは緑色。強い陽光から若い枝を守るためにアントシアニンを形成するからだと思っていますが、ただ個体差だけなのかもしれません。「緑の枝に赤い芽鱗がキレイ!」とこちらを好む人も多い。 今期は秋が暖かかったせいか、落葉しないで残っ...
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冬芽の女王とされてきたバラ科ザイフリボク(采振り木)を久しぶりに訪ねました。 「希少種だから特別に保護しなくっちゃ」と周りの常緑樹を切り払い こちら 目線の枝が枯れてしまって、双眼鏡かカメラのzoomでしか葉の状態は見られません。辛うじて赤い芽鱗の下から白い絹毛が見えて「襟巻?」と何とか認められました。 これが自然を大事にすることなんだろうか、ザイフリボクの樹下に立って、仰ぎ見て思うことです。冬芽に樹...
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確かこの辺り・・・仰ぐと、一年枝が赤味を帯びていました。 花も冬芽も人気者のツツジ科ネジキ(捻木)。12日の「相生山の四季を歩く会」では時間切れで、ネジキの生育地まで届かず。特徴あるタカノツメ(鷹の爪)やウスノキ(臼の木)などに比べて存在感が薄れてしまいました。それでも忘れていない人がいて、2月の「冬芽コンテスト」に辛うじてノミネートされています。春の紅を主張するネジキの美しさ。今年はもうスグ見られ...
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「3月の陽気」の中、冬芽たちがふくらみます。クスノキ科の落葉樹、昨年の葉を付けたまま越冬中のヤマコウバシ(山香ばし)も、春間近の姿。 前の子は葉と花の要素を持った混芽でしょうか。ひときわ大きく育っています。「相生山の四季を歩く会」の1月テーマは「春待つ冬芽を訪ねよう」でした。あれから10日、みんなで見た芽、見逃した芽の“その後”の姿を訪ねました。ホームページ更新、12日の参加者コメントを当日の画像とともに...
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今日も晴れて暖かい林縁。低木の落葉樹、つる植物の茂みに飛び込んで来た一群があります。メジロ(目白)数羽。うち2羽が入りました。しきりに動き、ついばみます。ヌルデ(白膠木)の果実。 飲みこんだ瞬間!鳴き交わし、移動し、戻り。。。じっとしていることがありません。 この暖かさ、彼らもきっと嬉しくて、たまんないのだろうと思います。野鳥たちは恋愛期、もう春ですものね。 by アイ...
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今年のズミ(酢実) 今日のズミ 夏日が続くので、もう1輪ぐらい咲いたかナと出かけました。 産毛も残る若い緑の中に、桃色の蕾がずいぶん増えていました。 ズミの蕾は最初はピンクで、赤く染まり、しだいに白くなって開花するので、白っぽい蕾を求めてしばらく探しましたが、この子が一番早い蕾。咲いているとは言えませんね。 数年前はもっとたくさんの、10年前は更に多くの花が見られたのです。 折ったり切ったりして持っ...
山菜の王様、タラ(棫)の芽の季節。 間伐、皆伐した林縁部、陽当たり良くなったギャップに、どこからか飛んできて生育する子。 葉っぱが展開するまでが贅沢な食べ頃なんですが、逃してしまって。 ここまで育つと、天ぷらですね。...
相生山のシンボルコナラ カシノナガキクイムシ(樫の長木喰い虫)の被害に遭って、ほとんどの葉が枯れ落ち、「枯死した枝が落下して人に当たると危険」ということで昨年伐採されたのでした。私たちも含め多くの人びとが「長年親しんできた木が無くなるのは悲しい」との声で、「モニュメント的に残しましょう」となりました。伐採のとき「萌芽更新できるように伐れないの?」職人さん「そこは考えてるけど、寿命やからな、そうとう...
1)このところ家に引きこもり気味でパソコンに向かっていたので、運動不足で気持ち悪かった。なので、今日はやめておこうという気には全然ならず、張り切って長靴を履いて出かけてきました。芽吹きの森を歩けてリフレッシュ出来ました。 ただし、木の枝を手に取って観察していると、レインウェアの袖口から雨水が入って来て冷たかった。 2)人数が少なくて、聞きたいことをすぐに古川さんやカイトさんに聞けたのが良かったです。 3...
芽吹きと花のコナラ(小楢)の高い枝に、小柄な鳥が飛び込んで来た。 意外と落ち着いた子で、メジロ(目白)のように目まぐるしく移動しない。逆光になっているけど、胸のあたり一瞬黄色い光が見えた。あとは黒っぽい。尾が長い。直線距離10m余り。手持ちはコンデジ。それでも、焦点合わせて構えていたら、入ってくれました。 コゲラ(小啄木鳥)のように幹から枝を、姿を見せたり向こう側に隠れたり。しきりと食事中。雌花は美味...
日曜日の雨の樹林。ずぶ濡れの「相生山の四季を歩く会」。 一夜明けて。嘘みたいに晴れました。これがコナラ(小楢)の芽吹き、コナラ林の新緑。 水たまりを避けて歩いた散策路に緑の影が揺れて。何もかもキラメイていました。でも、それって、春の嵐が通り過ぎたからだね。コナラの森の向うにズミ(酢実)の蕾。倍近くふくらんで桃色が濃くなった。相生山の常連さんからショートメールが来ました。「昨日は雨に負けて行けませんで...
芽吹きの優しい新緑があふれ、さまざまな花の匂いが流れる時季ですが、あいにくの雨。「相生山の四季を歩く会」15年で一番のとんでもない悪天候。それでも熱心な参加者が7人も。 きょうの観察ポイントの1、ヤマコウバシ(山香ばし)の花。雌株しかない彼女の両性花をていねいに観察。しっかり伸びた雌しべの柱頭と退化した雄しべ。・・・その後、柔らかい若葉のテイスティング。“香ばし”の意味を味覚で体感しました。改変された元...
芽吹きと花の大競演が展開しているのですが・・・明日の雨は確定的。紙の資料は開けることも出来そうにない予報なので、条件のある方はスマホの画面を、無い方は五感に頼って「相生山の四季を歩く会」第188回を実施します。資料画像の代わりに、最近のブログ記事 こちら や こちら 参考に想像力を働かせて「予習」してください。2月の冬芽で学んだ、【隠芽】ハリエンジュ(針槐)、「悪魔の顔」の中から芽吹きです。 同じく【裸芽...
日曜日「相生山の四季を歩く会」どうやら雨は避けられそうもありません。お洒落な4月の花たちを晴れた日の画像でご紹介。降ってなければ現物で詳しく確かめられるのですが。アオキ(青木)誰に聞いても?なガリア科、雌雄異株。雌株雌花と雄株雄花。 春は紫の花が多い印象があります。ミツバアケビ(三つ葉木通)は同株異花。下がって雄花序、その上に雌花。 これだけ繁れば芳香を漂わせていました。アケビ(木通)は紫の蕊とクリ...
2日前、蕾の先が赤くなっていたエドヒガン(江戸彼岸)が一斉に開きました。名古屋の相生山から1週間遅れ。 雨とお日さまが春を呼びました。集落ごとの氏神さんは各々に春祭り。 川べりの桜は田んぼの準備を見守ります。 山奥の春本番。 by Oak....
テーマの “春と芽吹き” 雨予報を受けて、どんな「相生山の四季を歩く会」を実施するか?工夫の下見です。 本番と同タイムで出発、前半のミヤマガマズミ(深山莢蒾)、アカメガシワ(赤芽柏)までは良かったのですが、コバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)の尾根筋辺りでは傘が必要になりました。ツツジ科はヤマツツジ(山躑躅)やウスノキ(臼の木)は濡れて花盛り。 この時期は若緑が輝いているコナラ(小楢)の樹林。4月の暖...
ヒサカキ(姫榊)のツンと強い匂いが静かに治まって、林縁は甘い匂い。アケビ(木通)の雄花が揺れます。隣でゆっくりと開き始めるのは雌花。 鮮烈な赤を滴らすのはアカメガシワ(赤芽柏)、大きく広げる兆し見せる葉。 中日新聞、春になって「愛ラブ自然」欄、横書きに換わりましたね。 芽吹き間もなく花が見える、ヤマウルシ(山漆)とヤマハゼ(山櫨)からは強い生命力を感じます。 同じウルシ科でも、こっちはのんびり屋のヌル...
落花盛んなヤマザクラ(山桜)の春を追って、 コナラ(小楢)の森の主人公の芽吹き始まる。 仰いで高い樹冠、目線の先に。産毛がキラキラ。4月の青い風に揺れる。枝いっぱいに広がる緑。個体差見せて、順々に色が変わるコナラ樹林は常緑樹との対比も美しい。 「毎日、朝起きると、周りの木の色が昨日と変わってるんですよ。それが驚きと共に楽しくてね」相生山緑地内に住む友人が誇らしげに教えてくれました。今日は「花まつり」...
岐阜のフィールド、裏山はヒノキ人工林。元はコナラ・アベマキ・クリ林。アベマキの根元、小さな崖上に、シュンラン(春蘭)の大きな株が育っていて、山の春はこの花とともにやって来る。今年は花芽が見えない状態が長く続きました。「古い株らしいから弱って、花付けられないのかな」と思ったほど。3月末になってやっと花茎が伸びて、去年より花の数は多いみたい。「ここのシュンランは下から見上げれるから、花の中が見えて良い...
相生山の春の花。梅、ヒサカキ(姫榊)、桜、ツツジ類・・・と続いて、次は誰かな? 展開し終えた緑の中に、ミヤマガマズミ(深山莢蒾)❢この種では一番先に咲く、相生口からも近い谷筋の株。近づいて、真っ白と微かなピンク、蕊の可憐。退いて、光と影の変化と造形。 ガマズミの中では唯一の、爽やか甘い匂い、今年も会えました。 by アイ...
冬芽のときから踊り始めていたヤマウルシ(山漆)ついに葉身展開。紅潮し揺れ伸び上がり絶好調! あんなに小さかった副芽付きのエゴノキ。こんなエネルギー何処に貯めてた?2月中旬の冬芽のようすは こちら 冬の名残りの枯れた果皮付けて、リョウブ(令法)は陽光に向かって舞う。1週間前はメジロ(目白)、シジュウカラ(四十雀)と競いヒヨドリ(鵯)が群がったエドヒガン(江戸彼岸)、今は葉桜に。 その樹冠を越えて満開のソメ...
「また森がスカスカになってるよ」「きっと、例の会の仕業だわ」散策仲間からの連絡を受けて、該当場所へ行ってみると・・・。 下は同場所、「相生山の四季を歩く会」1月観察会のときの記録画像。上のように、ここに生育していた、ほとんどの樹木が伐採されていました。 生育経過を観察していたシイノキも。参照記事:こちら この木については経緯があります。前回伐採された直後、実施団体のリーダーに申し入れました。「シイは...
ヤマザクラ(山桜)の散り初めの下にコナラ(小楢)幼木の芽吹き。 高いエノキ(榎)の黄緑と交わるソメイヨシノ(染井吉野)は満開。紅葉思わせるカマツカ(鎌柄)は、葉腋に花芽を抱いて。 濃いの薄いの色変異のコバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)の賑わい。ガマズミの仲間では一番早い、ミヤマガマズミ(深山莢蒾)が開花しそうです。桜花に向って展開するハゼノキ(櫨の木)の羽状葉。 アカメガシワ(赤芽柏)、「菩薩像...
二十四節気は清明、青空に山肌白い御岳山。 桜葉の赤茶色が増えてきたヤマザクラ(山桜) オオシマザクラ(大島桜)の白い花びらに芯から牡丹色がにじむ。梅畑向こうのソメイヨシノ(染井吉野)今が盛り、超満開。 強い風時おり、エドヒガン(江戸彼岸)散らす。 上弦前日の月、春は真ん中、正午過ぎ。 by アイ...
春になった!と実感できるのは・・・ 先ず、菌類。2年前に植菌したシイタケの発生。持ち山のコナラ(小楢)とアベマキ(棈)を少し伐採して、人工ヒノキ林の中に伏せました。自然はすごいね!!気温が少し上がって、雨が降ったら、いっせいに花ざかり。 大きいのや小さいの、端正な形のから崩れた子まで。今朝は50個ほど採れました。このまま、猿が来ないといいなあ。去年は「あと1週間だね」と待ってたら根こそぎ盗られたのでした...
森の樹木は花の時。「相生山の四季を歩く会」ではヒサカキ(姫榊)の3月に続いて、雄花―雌花を探します。今月のメイン、バラ科やツツジ科は雌雄同株に両性花。 アズキナシ(小豆梨)もモチツツジ(黐躑躅)も、一つの花に雌蕊と雄蕊。「みんなそうとは限りませ~ん・・・」という当日の資料の一部分。観察順路に次々登場する花々に蝶や蜂のように群がって、「ホント?」確かめました。アオキ(青木)は分かりやすかったです。雌株...
散策路は、満開のミヤマガマズミやコバノガマズミの白が新緑に映えて涼しげでした。いつにも増して美しい森が、しばらくは楽しめそうです。稲田口では、ツクバネウツギ(衝羽根空木)すでに一輪咲いていました。 もうすぐ咲きそうなものも多かったです。開花前のでも、ちゃんと衝羽根です。(笑)ジャスミンにも似た甘い匂いが谷に充ちるのも、もう直ぐですね。 by ツッチー...
大きなコナラ(小楢)の木陰、立派な力枝から下がった枝に、更に垂れて雄花序ゆれて。ことしも皆群がって「雌花を見つけた人から順に前へ進めま~す!」 その先は先月命名の「バラ科3姉妹」 長女のヤマザクラ(山桜)は果実に、二女のカマツカ(鎌柄)歓声呼ぶ満開、末娘アズキナシ(小豆梨)遅れじと。。。。「見て触って匂って、ときに齧って」コバノガマズミ(小葉の莢蒾)とミヤマガマズミ(深山莢蒾)の違いを、この会では花の匂いで識...
強い雨の去った朝、ヤマザクラ(山桜)が満開になりました。岐阜の山奥も、ことしは春が戸惑って。 もう100年も生きてきたのでしょうね、裏山の高木。植栽のヒノキ(桧)に囲まれて上へ上へと伸びたので、数年前から周りを伐採したけれど、花の付く枝は高くて。いつも逆光。 そのヤマザクラの樹幹流が下るところ、ことしもシュンラン(春蘭)が咲きました。本当はもう少し早く、彼岸桜の頃から蕾が開いたのですけれど、庇護者の桜の開...
桜が終わったコナラ(小楢)樹林。花ざかりはコナラ。3種のツツジ(躑躅)の色違いパステルカラー。ガマズミ(莢蒾)類の白。 こんどの日曜日は「相生山の四季を歩く会」 当日のスタッフで下見をしてきました。定例の第2日曜日、昨年は4月9日、ことしは14日。日付は5日も進んでいるのに、途中でスピードダウンした春は遅い。バラ科3姉妹、ヤマザクラ(山桜)の早い枝にはサクランボ。カマツカ(鎌柄)は開花寸前の蕾。アズキナシ(小豆梨...
ヤマコウバシ(山香ばし)の花に出会いました。ことしは遅いから・・・と油断していたら、子房が膨らんでいるらしい子も。ヤマコウバシは雌雄異株で、雌株雌花しかありません。退化して花粉を持たない雄蕊なのに、その役割を果たしているのか、不思議ですがちゃんと果実は出来るのです。こちら先日、ヤマコウバシと同属クロモジ(黒文字)の画像を載せました。そっくりな花のようすを(芽吹きの葉も)比べて見て下さい。こちら b...
週末の相生山徳林寺。 「花まつり」きょう4月8日。ミヤマガマズミ(深山莢蒾)、やっぱり匂いを確かめました。香木の品位。 お洒落なアケビ(木通)の雄花序。 花色が違うこちらはミツバアケビ(三つ葉木通)、葉が掌状全縁なのでmixの子かもしれません。 ヤマツツジ(山躑躅)は次々咲いて今も満開。コバノガマズミ(小葉の莢蒾)は咲き始め。 バラ科の姉妹。カマツカ(鎌柄)の蕾。 お隣にアズキナシ(小豆梨)も競って。 ツ...
散り初めのヤマザクラ(山桜)、芳香のアケビ(木通)の奥にコナラ(小楢)芽吹き、そして開花しています。 高い枝は見えないけれど、こんなに!舞妓さんのかんざしみたいに揺れる雄花序。今日は撮れなかったけれど、根元には雌花も。濃い黄緑のアズキナシ(小豆梨)の上、もう匂い薄い常緑ヒサカキ(姫榊)の向こう。 今度晴れたら確かめましょう。きらめきの初舞台コナラ。 by アイ...
意外に青空が広がらなかった朝。山根口ではオオシマザクラ(大島桜)とヤマザクラ(山桜)が交差しています。いずれも植栽起源でしょうが、相生山の花の春を演出します。 おだやかな桜色。「お花見」訪問者を代表して。梅畑ゆうゆう散歩のサビ猫一頭。犬連れが増える中「自由」な春。徳林寺は「花まつり」のにぎわい。境内のソメイヨシノ(染井吉野)は満開でした。 人と花の出会いを巡ってきました。 by R.60...
落花盛んの時期を過ぎて葉桜になったエドヒガン(江戸彼岸)の向こう、梅畑奥にソメイヨシノ(染井吉野)が一本。満開の時。 山根口のオオシマザクラ(大島桜)花豊か、匂い充ちて。芽吹きのコナラ(小楢)の谷左岸はヤマザクラ(山桜)若葉のと花の紅白対比。 樹林の中に毎年悩む樹種不明なサクラ。 双子池の向こう近づけないので、この子も不明。色あいから集落や耕作地に近いから植えられたソメイヨシノかもしれない。花はサク...
森の秘宝、シュンラン(春蘭)の花。株が激減しています。たった数年のうちに。ラン科ゆえに微妙な環境の変化でも、その消長は儚いもの。自然なら仕方ないことですが、「自宅の庭に植えるために」盗掘する人間が未だ何人か居るようです。個人名まで分かっていますが、ここで摘発するのは当ブログの本意ではありません。「あんな人とは知らず、いっしょに自然の中で歓ぶことが出来ると思ったから教えたのに」後悔先に立たず。なので...
山仕事に向かう林道に、ショウジョウバカマ(猩々袴)春の名乗り。 林内を流れる飛騨川の小さな支流、岸の岩場に水沫受ける青紫。 作業道の急こう配昇ると、クロモジ(黒文字)満開。相生山のヤマコウバシ(山香ばし)の仲間。 葯の無い仮雄しべを持つ雌花かな?確か秋に果実を見たので雌株のはず。ベージュの苞の中から絹毛の本葉がのぞく姿も美しい。 間伐で抜けた樹間から望める向こうの山、峪越えに白く光る大きな花。 地元の...
すっかり雪が消えた伊吹山。名古屋の都心の奥に霞む。 展望地にハギ(萩)の芽吹き。枯死したかに見える細い枝からの生命力。万葉の人が「芽・芽子」と現して親しんだハギの向こうに、ヤマトタケルの伝説を残す伊吹山。相生山の今は春の盛り。 by Oak....
新しい月はの新しい朝の光に咲くコバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)ツツジの同定に雄しべの本数は必須です。「コバノミツバツツジは10本、ヤマツツジ(山躑躅)やモチツツジ(黐躑躅)は5本のはず。数えてみて下さ~い」と「相生山の四季を歩く会」で案内人の声。たちまち、「うそぉ、11本あるよ」「雌しべ入れたらアカンよ、柱頭が赤いのは雌しべ」「10本無いもん、8本しかない」「10本あるよ」「ワタシのは9本」雄しべの本...
名古屋市で“夏日”ですって! ニオイタチツボスミレ(匂い立壷菫)の花も終わり。腹ばいになって嗅いだ、「お母さんの白粉」の匂いともお別れ。 相生山の春3月。ヒサカキ(姫榊)の強い匂いで始まり、このスミレの仄かな匂いで終わります。 by アイ...
ことしは3月の終わりになって、この樹も開花しました。森の中心のオオシマザクラ(大島桜)の白い花。エドヒガン(江戸彼岸)やヤマザクラ(山桜) に比べれば大きな花なのですが、頭上3m以上の高い枝にしか花は無いので、その大きさを実感するのは落花の後。真っ白い花、蕾の桜色、展開始める若い緑。花序がギッシリしていないので、清楚な感じに魅せられる人は多いです。 オオシマの名の通り、原生地は伊豆大島。見目の良さに...
花よりメジロ(目白) 20羽ほどの群れが花に飛び込んできました。いつもは捉えられない敏捷なメジロですが、食事に夢中。しかも、たくさんなのでカメラを花に向けていると、いつか誰かが入ってくる。蜜を吸うのか、花粉を食べるのか一心不乱。 エドヒガン(江戸彼岸)桜レストラン。晴れて暖かくなって大にぎわい。 数は少なかったけれど、シジュウカラ(四十雀)もやって来て、しきりにお喋り。シジュウカラは言葉を持っているそ...
何度目かの春の嵐が去って、20℃超いきなり初夏?高木の花は定かではないけれど、未だ若い樹の花はお花見にあつらえ。 心配していたヤマザクラ(山桜)の花。こんなにも紅い光を通した若葉。ほんのりと紅さした白い花びら。 桜色と紅緋。この国の由緒ある桜、和の色の対比。青い春空、今日はのどかに匂い降る。 by アイ...
昨日の記事の最後の写真 こちら 同アングル、18時間経過。青空の朝。桜の春。エドヒガン(江戸彼岸)4本並木の一番南は枝垂桜。ずい分伐られたけれど、人の及ばない高枝から花が降る。 肉眼には満開に見えるけれど、zoomしてみると未だ6~7分。今度の雨を耐えれば、週末が最高潮かな? 去年より10日以上遅れたサクラに比べて、ツツジは大きな変化なし。開花2番手のコバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)の花盛り。気温が12℃まで...
雨中の花見。 エドヒガン(江戸彼岸)は満開だけれど、誰も居ない。雨粒がレンズに当たって、仰ぐ花の画像は逆光で暗いけれど、実際は濡れた紅が映えていました。来て良かった! コバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)も、ずいぶん花が進んで充分見頃。暖かい雨なので、止めば意外と早くピークが来そうです。傷まないでね。 きょうの樹林に人は無し。ヒヨドリ(鵯)とツグミ(鶫)の声が響きました。帰る頃には、西から青空。朝...