二十四節気 白露 も次候に入るのに 33℃きょうも真夏日名からも 実からも 白露と言えば萩 そう思い入れて ハギの花 樹林内の明るいギャップでも尾根の外れまで行っても花が無い・・・・昨年の 白露初日 こちら 緑地出口の林縁には 旺盛にアレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)万葉の萩に代わって 外来の草本・・・・ 不本意ではあるのですが 「植物を差別したらイカンですキニ」 と槙野さんも言ってるのでこちら 期待して 今...
名古屋市の相生山(あいおいやま)緑地には、大都会に残された貴重な自然がいっぱい。雑木林に樹木の花が咲き、野鳥が囀り、ヒメボタルが舞い、黄紅葉もまた見事です。人と自然の関わりについて、名古屋市政とのやり取りも、情報発信しています。
自然を大事にするってどういうこと? 人が「自然のために」出来ることってあるのかしら? そんなことを考えながら、123.7haの相生山緑地を歩いています。この雑木林の真ん中に「都市計画道路」工事が進められていました。今は大規模公園の「素案」が提示されています。 【自然と人間】このテーマに取り組んでいます。 みなさんのご意見をお聞かせ下さい。 http://lovelyearth.info/
昆虫~なかでもバッタのなかま~に親しんだ 今月の「相生山の四季を歩く会」それでもコースの途中で少しだけ “旬の草花”を紹介しました 相生口のアレチヌスビトハギ(荒地盗人萩) 外来種の草の萩もうそろそろ マジックテープ式くっつき虫が実り始め 牧野富太郎は「果実の形が忍び足の盗人の足跡」と言ったらしい アレチヌスビトハギ、ヌスビトハギの参考記事:こちらセンニンソウ(仙人草) 小さいながらもブーケの華...
地域タグ:名古屋市
相生山に秋の姿が ぐっと濃くなってきました 春先に冬芽を観たハゼノキ(櫨の木)幼木に 紅葉の葉秋の七種 ススキ(芒)は穂の展開 ヤマハギ(山萩)も開花 今度の日曜日「相生山の四季を歩く会*9月」 詳細は こちら 7月の昆虫(採集)観察から2ヵ月 おとな(=成虫)になった子たち 背の低い草むらにイナゴ(蝗)の仲間 農道にクルマバッタモドキ(車飛蝗擬き)樹林の枝には どんな子が潜んでいるでしょう「ムシ苦手」...
地域タグ:名古屋市
発見された絶滅危惧種、その生息地は「埋め立て予定地」だった、計画変更はせず移植した。記事にはそう書かれています。何か変。もし計画検討中に発見されていたら、どうなったのだろう。《そこに生きているからこその》いのちなのに、別の場所に移したら意味がなくなるんじゃない? 生きものって、自然って、環境って、そういうものじゃないの? そんなことを考えながら・・・名古屋市のホームページで〔大江川 埋め立て〕検索...
地域タグ:名古屋市
クリ(栗)とコナラ(小楢)の比較追跡 前回は こちらきょうは 飛び入り一番手の アベマキ(棈)相生山に生育するブナ科の堅果(ドングリ)で 唯一の2年性春の受粉が 翌年秋に熟します重力散布 一番いい所に落ちようとするのか動物散布 さっさと運んで貯えてもらいたいのか アベマキの戦略は分かりませんが私たちに秋を教えてくれる効果は絶大です by アイ...
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このタイトル追跡記事 前回 こちらから ほぼ1ヵ月クリ(栗)は ずいぶん大きく育ちました自然植生のクリは樹高が高くて見づらいので 生産緑地の栽培種です毬が茶色くなって もう実ったかに見える しいな(秕)も現れました欲深い誰かさんが 落ちたのをこじ開けた形跡があります(笑)コナラ(小楢)のドングリも 順調に育っています上の画像の子は 殻斗の中に未だ埋もれていますがハイイロ(灰色)チョッキリのお母さんが産卵...
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8月の花 クサギ(臭木)の足もと イノコヅチ(猪子槌)の繁みは クッツキムシ未熟のままに キンミズヒキ(金水引)一株 咲きました紅白のミズヒキ(水引)はタデ科 金はバラ科 参考記事:こちら場所によって その年の気候条件によって 多少のズレはあるものの キンミズヒキは秋の花猛暑のなかにも 明日は処暑 by アイ...
地域タグ:名古屋市
もう蝉の音響も ずいぶん衰えて ツクツクボウシ(法師蝉)が 存在感を示していますつられて仰ぐと ウルシ科小葉の赤や黄色が点々と いつも紅葉が早い ハゼノキ(櫨の木)やヤマウルシ(山漆)に交じってイソノキ(磯の木)も 黄葉始まっていますヤマザクラ(山桜)にも 橙色差す葉がありました ヌルデ(白膠木)の一部は 半分くらいオレンジ色 驚くことに コナラ(小楢)も黄色味を帯びた樹が現れました記録的な猛暑日の...
地域タグ:名古屋市
台風を追いやる太平洋高気圧の張り出しで朝から 予想以上に「暑い❢」それでも嬉しいことに 17人もの参加がありましたきょうのハイライトは 開始早々のクサギ(臭木)8月の熱に負けない芳香 雄しべ先熟の戦略を学びました 尾根の樹林内にあるギャップでは秋の七種と氾濫原の話金曜日の下見でも 最盛期に比べると3割ぐらいになっていたセミ(蝉)の声聴き耳を立てないと気づかないくらいに減っていました「秋になったということ...
地域タグ:名古屋市
早朝の雨で 少し涼を得た樹林下層ナツハゼ(夏櫨)は ほのかに染まっていましたあんなに花咲いたのに こちら 果実はほとんど見られませんこの色づき具合からすれば 誰かが食べたとは思えないのでことしは休憩年?「夏に(葉が)櫨のように赤くなる」が名づけの由来だそうですが猛暑連日 本来の赤色ではなく「日焼け枯れ」が見えていました by アイ...
地域タグ:名古屋市
昨日の中日新聞社説 「市民参加」について述べた核心部をトリミングその午後 名古屋市緑政土木で面談のようす 記事も参考にして行政の施策と市民の関わりについて 問題提起をしましたホームページ こちらに活動報告私たちの背後には 私たちを包み込む相生山の自然があります 猛暑をいのちのエネルギーに換える樹林いのち絶えた樹木を 土に還す菌類 シイサルノコシカケ(椎猿の腰掛)セミの声を吸い込む夏空 都心を望む尾根...
ずんずん暑くなる夏の気クリ(栗)の毬が 一気に大きくなりました棘が伸びて 花柱はもう見えません 約1ヵ月前 こちら は可愛かったなあコナラ(小楢)のドングリは?そんなに変わってないように見えます ちょっと差が付いたのかな ドングリの姿になったけれど 成長しきれなくなった子も現れましたそれから ドングリの下に芽鱗が明らかな頂生側芽の姿ちょっと待って・・・新しい芽がもう出来てるの? それとも副芽の残り?...
地域タグ:名古屋市
岐阜の山奥でも 一番の猛暑日 天気予報通りに夕方になって夕立絶え間なく つんざく雷鳴 巨大ステレオのスピーカーに閉じ込められた体感JRは運行見合わせ 国道沿いに落雷 一時停電 とんでもない大夕立 嘘のような夕焼け空に 虹二重の大虹 日没の残照に 変わりゆく空の色けれど 虹は消えない くっきり 谷あいを縫って清流の流れる この地域では虹の色も鮮やかで 七色の外に 紫外線赤外線まで見える気がする とんでも...
地域タグ:岐阜県
相生山で進む伐採等を見ると、私達がどのように要望を出そうと、自然を破壊したくないと願おうと、行政で決められたことはそのまま実行されていくのだという失望ばかり感じてしまいます。相生山の自然が変わらずに存続していくよう願わずにはいられません。(K)今月は「展望台跡」周辺が伐られていました 伐られた木によって 育まれていた いのち があったことその環境によって成立していた生態系のことを 伐った人は考えてい...
地域タグ:名古屋市
猛暑になる前の朝のひととき シンボルコナラに休む相生山「見回り隊」のシニアな人びと 「暑っい!!暑い」 「きょうは1周しか出来んなア」今日の話題の一は 工事で伐られた枝垂桜のこと「あんなに切る必要あったか」「もう見れんなあ」「毎年楽しみにしよったのによう」ことしの花見時 こちら相生山で一番最初にほころんで 誰もに「春」を報せる枝が無くなったそんなことを知らず 愛でた体験の無い人びと(=行政と業者)に...
地域タグ:名古屋市
コナラ(小楢)広場の木道「改修」工事 こちら は どんどん進められて「今週中に完了予定」だそうです 猛暑日連続の時期に労働者泣かせの工務日程 ジャマしないように遠くからズームで覗きました 汗だくのオジサンに聞いたら「木製ステップの撤去は前の業者が終わらせて、きょうはコンクリの足場固定、その次はプラ材を張る」「車椅子は無理だろうけど依然と傾斜は同じくらいのゆるやかなスロープになる」とのことでした 素材の...
地域タグ:名古屋市
先週の「相生山の四季を歩く会」こちら のとき会ったキノコたちその後のようすが気になって先ずは「こんなに集まって生えてるのは珍しい」と先生も驚いたヒナツチガキ(雛土柿) 雨の後でも大きな変化なし 雛というだけあってカワイイ 形は柿の実 土の中から出てきたキノコの名前は誰にでも分かりやすいです谷間へ下りて 愛称ティラミスタケ正式な名は未だついてなくて 仮の名が マクツバコナカブリテングタケ(幕鍔-粉被り-...
地域タグ:名古屋市
お知らせが遅くなりました 12日(水)から工事が始まっていますそんなこととは知らず いつものように相生口から上って行ったら生産緑地のミカン畑沿いに工事車両3台 トラックの荷台には伐採された大小の枝 向こうにエドヒガン桜の太い力枝が切りかけ状態で ぶら下がっていました柵の向こうを覗いてみると 樹林入り口への園路にキャタビラの跡簡易トイレが設置されていることから かなり長期の工事だと推察されます 桜の根っ...
地域タグ:名古屋市
相生山で採ったカブトムシを森のコナラに返しました。子どもたちは名残り惜しそうでした。 時間が押す中、急いでトンボ池へ移動です。子どもたちは虫の先生にベッタリ張り付いています。 トンボ池ではアメリカザリガニの例で、少し難しいけれど大切な生態系のお話しを聞きました。 「先生、虫全然いない」「いないんじゃなくて、隠れてるんだよ。雨は上がったけど、天気があまり良くないからね」シンボルコナラ近くまで戻ったとこ...
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雨上がり直後 相生口のアオギリ(青桐)の花 8月の花 クサギ(臭木)は蕾 ヘクソカズラ(屁糞蔓)の花が増えてくると嬉しかった もうスグ夏休み子どもたちが元気で つられて大人たちも元気になれたから「気象庁発表」を待たずに 自己責任で「梅雨明け宣言」だって去年は こちら その後では こんな でしたものなので 3年前 こちら みたいに by アイ 画像はいずれも 9日(日)の「相生山の四季を歩く会」にて...
地域タグ:名古屋市
きょうの名古屋は猛暑日!栗のイガが、すでに出来ていました。 太陽みたいに放射。雌しべの花柱も残っています。 以前の記事 こちら を思い出して、コナラ(小楢)のドングリも訪ねてみました。殻斗になる部分に包まれて、花柱を残したままの果実の先が見えます。 暑い夏の間に、次の世代が準備されていくのですね。 by ツッチー...
地域タグ:名古屋市
相生山緑地内の畑地横の草地 ワルナスビ(悪茄子)花盛り蒸っとする昼下がり この花に清涼感を得 近寄り触れて「痛っつ!」そんな体験を お持ちの方も多いかと思いますワルナスビと言えば 牧野富太郎 ・・・ [槙野万太郎]ではありませんよ ワルナスビとは「悪る茄子」の意である。前にまだこれに和名のなかった時分に初めて私の名づけたもので、時々私の友人知人達にこの珍名を話して笑わしたものだ。がしかし「悪ルナスビ」...
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シャシャンボ(小小坊)の花が 晴れてキラッキラあれ から8日緑地のいたるところで 小粒な輝きツツジ科の甘い匂いに充たされながら 壷型の花 開いたのを探して大接近 4~5裂の花弁 その奥を のぞいてみました5~6本の雄しべの葯は 濃い黄色プルンと雌しべの花柱が起っていました 梅雨期の花 シャシャンボ雨の日も風情がありますが 青空の日に ゆっくり訪ねたいですね by アイ...
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前記事 こちら からの続きです 同定はキノコの先生、カイトさんにお願いしました。 ベニヒガサ(紅日傘) 多孔菌類 おそらくベッコウタケ(鼈甲茸)の出始めだと思われる。 アンズタケ(杏茸) 何種類かに分かれるかもしれないキノコ。アンズの匂いがする。待望のアカヤマドリ(赤山鳥) 残念ながら、もう傷んでました。 キノコとの出会いを楽しみながら、少しうつむき加減の森歩き。真夏日の暑さでも、時折吹く風が心地よい散...
地域タグ:名古屋市
探せばあるある。地味目なキノコから華やかなキノコまで.。 シジミタケ(蜆茸)分からないのはカイト先生に同定をお願いしました。ヒメスギタケ(姫杉茸)チャヒラタケ(茶平茸)類 傘を見ないと細かい判別は困難 キイボカサタケ(黄疣傘茸) ハナオチバタケ(花落ち葉茸)〔大〕カレバタケ(枯葉茸)? と [小]クヌギタケ(橡茸)類ホームページ こちら や このブログのキノコ記事 こちら と併せて、相生山の6月のキノコ...
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深緑に染まりうそうな 緑したたる樹林を行けば嬉しい赤に出会えますベニタケ(紅茸) やさしい赤ですこれは 今朝出てきたばかりの幼菌 傘に土が乗ってます ベニタケは分類が難しく見た目だけでは無理 顕微鏡は勿論 ときには味わって同定するとか専門家の分野です 私たちはソンナ怖イコトしてはダメです区別が難しいので 【ベニタケsp.(species=種)】で表わしますベニタケの一種として まとめてしまいます 大きさを示す...
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雨は降り続いていましたが 森のなかの時間は快適でした適度な気温と湿度は キノコたちにも人にも初めての参加者5人を迎えて22人 短時間でしたがキノコに遊んでもらえました「どうしてあんなに見つけられるの?」「子どもの目線はキノコに近いからね」「きっと眼の力が違うんだよ」「それは言わんとこ・・・」シニアたちの会話「センセイ、コレ何っていうキノコ?」 カイト先生は同定に忙しい 大人たちにフォローされて2時間半...
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キノコ観察会は3年目を迎えます相生口から入ってスグの竹薮で 最初に覚えた コテングタケモドキ(小天狗茸擬き) ことしも数本 リングになって再会「冬虫夏草あったらいいな」「あると思いますよ。こんな樹林なら」最初に出会えたのが タンポタケモドキ(打包茸擬き) 去年は姿見せなかったけれど 増えたねアベマキ(棈)の枯損木の根方マンネンタケ(万年茸) みょきみょき 10本ほど競って初めましての紫 その名もウラム...
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二十四節気 白露 も次候に入るのに 33℃きょうも真夏日名からも 実からも 白露と言えば萩 そう思い入れて ハギの花 樹林内の明るいギャップでも尾根の外れまで行っても花が無い・・・・昨年の 白露初日 こちら 緑地出口の林縁には 旺盛にアレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)万葉の萩に代わって 外来の草本・・・・ 不本意ではあるのですが 「植物を差別したらイカンですキニ」 と槙野さんも言ってるのでこちら 期待して 今...
昆虫~なかでもバッタのなかま~に親しんだ 今月の「相生山の四季を歩く会」それでもコースの途中で少しだけ “旬の草花”を紹介しました 相生口のアレチヌスビトハギ(荒地盗人萩) 外来種の草の萩もうそろそろ マジックテープ式くっつき虫が実り始め 牧野富太郎は「果実の形が忍び足の盗人の足跡」と言ったらしい アレチヌスビトハギ、ヌスビトハギの参考記事:こちらセンニンソウ(仙人草) 小さいながらもブーケの華...
「わたし、田舎育ちのくせに、虫が苦手で。今回は『えっ虫を捕まえなければならないのか』・・・・手袋を二重にして参加しました。黒いバッタ一匹、やっと、自分で捕まえて。『これ、何とかして・・・・』💦横にいたスタッフさんに助けてもらって袋へ。この歳になって、滅多にない経験をしました(笑)」 「虫はちょっとね。でも来たよ。これまで敬遠していたけど、面白かったです。バッタとコオロギの翅(はね)のつくりの違いとか」...
「相生山の四季を歩く会」事務局からの提案は “バッタと遊ぼう” 昆虫のセンセイが集合前に採集した バッタの仲間を示して事前レクチュア樹林から尾根道へ 生産緑地横の日の当たる農道で虫探し―虫捕り 最初は高かった目線も 次第に下がって本気モード林縁の木陰で 昆虫の食性など生態の話シンボルコナラ下まで戻って休憩と中間集約 キリギリス(螽斯) コオロギ(蟋蟀) バッタ(飛蝗) それぞれ担当の袋に3~4種の昆虫が集...
菅田の草むらでイナゴに会いました子どもの頃 田んぼで捕まえて 飼っていた鶏の餌にしていました正確には コバネイナゴ(小翅蝗)という名だと知りました 「相生山の四季を歩く会*9月」下見に参加 本番よりも勉強できる機会です相生口で 「ここだけでも結構の種類が見れますねえ」と講師の内藤さん クビキリギス(頚螽斯)の幼虫 ツユムシ(露虫) ササキリ(笹切)似てるなあ??ミツカドコオロギ(三つ角蟋蟀)は頭が三つ角 ♂だ...
秋を迎えた相生山緑地暑さの中に少し冷えて 雨が降って ムシっとする 梅雨の終わりに似た今はいよいよ大型のキノコの出番です 樹林の地面に眼をやれば コガネキクバナイグチ(黄金菊花猪口) ベニイグチ(紅猪口) コビチャニガイグチ(媚茶苦猪口)あちこちに 6~7月とは違った顔ぶれが 色とりどりに 林床は 一足お先に紅葉時期の面白さ大きいので 遠くからでも見つけられますちょっと珍しい色の ブドウニガイグチ(葡...
相生山に秋の姿が ぐっと濃くなってきました 春先に冬芽を観たハゼノキ(櫨の木)幼木に 紅葉の葉秋の七種 ススキ(芒)は穂の展開 ヤマハギ(山萩)も開花 今度の日曜日「相生山の四季を歩く会*9月」 詳細は こちら 7月の昆虫(採集)観察から2ヵ月 おとな(=成虫)になった子たち 背の低い草むらにイナゴ(蝗)の仲間 農道にクルマバッタモドキ(車飛蝗擬き)樹林の枝には どんな子が潜んでいるでしょう「ムシ苦手」...
発見された絶滅危惧種、その生息地は「埋め立て予定地」だった、計画変更はせず移植した。記事にはそう書かれています。何か変。もし計画検討中に発見されていたら、どうなったのだろう。《そこに生きているからこその》いのちなのに、別の場所に移したら意味がなくなるんじゃない? 生きものって、自然って、環境って、そういうものじゃないの? そんなことを考えながら・・・名古屋市のホームページで〔大江川 埋め立て〕検索...
相生山の草地に ノコンギク(野紺菊)秋の紫きびしい暑さが和らぐような気分を誘います その向こうに 控え目な白でも 蔓は旺盛に広がっていますセンニンソウ(仙人草) 4弁の花びらに見えるのは萼だそうです 果実になっても残る花柱が 銀白色に集まる様子を仙人の髭に見立てたとか 終わったら確かめてみよう樹木の変化は気づき難くても 秋咲く草の報せは確か by R.60...
クリ(栗)とコナラ(小楢)の比較追跡 前回は こちらきょうは 飛び入り一番手の アベマキ(棈)相生山に生育するブナ科の堅果(ドングリ)で 唯一の2年性春の受粉が 翌年秋に熟します重力散布 一番いい所に落ちようとするのか動物散布 さっさと運んで貯えてもらいたいのか アベマキの戦略は分かりませんが私たちに秋を教えてくれる効果は絶大です by アイ...
9月になっても真夏日が続きます例年より ハギ(萩)の花が遅いことも その証 それでも 一つ二つマルバハギ(丸葉萩) 涼呼び起こす薄紫「秋本番」を想わす株も現れました暑さは苦手なヤマハギ(山萩)の株も 花穂が延びてきました私たちが感じているより敏感に野生の花は秋を呼ぶ 相生山の丘陵です by アイ...
1300年前 記紀の時代以前から生育している「由緒ある」ガガイモ(羅摩・鏡芋)その花が 相生山に今咲いていますその生命力は旺盛 林縁部の低木を完全に包み込んでしまっていますガガイモについての初出記事は こちら人気の種のようすは こちらこれだけ花が咲くのに 果実や種子を観ることは滅多にない不思議さがあるだけに より魅力的なのかもしれませんことしは夏の猛暑が続いたせいか 花の咲き出しが遅れました待ちわびてい...
太陽がいっぱい 東の竹薮道8月の花クサギ(臭木)は ほとんど果実になりました桃色の萼に 包み切れないほど膨らんだ 蒼い珠が透けます目線に現れたアオハダ(青肌)の輝き 足もとに巨大イグチ(猪口) 空が澄んで 雲が高くなって射してくる光 樹々を通る光が 柔らか 「お盆明けには終わらせる予定・・・」の工事柵に マメアサガオ(豆朝顔)の蔓が巻きついてしまいました 今日のシンボル-コナラ-(小楢)は 眩しさに充ち...
コナラ(小楢)の谷に陽の姿 7時前 空は秋秋の雲 谷底にまで陽が届く 7時 きょうは 風がある樹林の上の方 葉が揺らぐ 光の珠が光の束が 増えていく 7時過ぎもう夏ではない緑が広がっていることに 気づいた朝 by アイ...
相生山緑地での最近の「公園工事」 こちら 参照その「仕上げ」となるのでしょうか 《標識柱》が姿を現しました・・・・が「まだこんな案内立てとるんか」「見晴らしなんか無いのによう」「前々からここで迷ってる人、ぎょうさん会っとるで」「ワタシらええよ、分かっとるで。知らん人にはエエ迷惑だわ」たちまち相生山の常連さん達 こちら からの声 昔の計画では「見晴らしの丘」と名付け 実際展望台もありました老朽化して撤去...
ブナ科の枯損木から発生する シイサルノコシカケ(椎猿の腰掛)サルノコシカケの仲間ではあるのですが 棚状の傘は持たず背着生で 宿主の枯れた樹木にベタッと張り付いて 「まるでモルタルで修復した後みたい」な灰白色の表面から胞子を散布します その子が 数個着いていた枯れたコナラが ついに倒れていました変わった形状のキノコで 目立って しかも分かりやすい名前なので「相生山の四季を歩く会」でも人気者 画像は7月...
8月27日きょうは 高岡立明さんのお命日このブログ立ち上げの発起人のひとりこの日が来るたびに 相生山の道路の「決着」が未だについていないこと「勇気がありますね」と 「森づくり」への検討を始めた時に掛けられた言葉話し相手が 先達が 一人いなくなってしまったことを寂しがっていないで残された者たちで 出来ることをやっていますことしの7月に 高岡さんの問題提起 こちら から6年経って やっと 名古屋市へ具体的な...
このタイトル追跡記事 前回 こちらから ほぼ1ヵ月クリ(栗)は ずいぶん大きく育ちました自然植生のクリは樹高が高くて見づらいので 生産緑地の栽培種です毬が茶色くなって もう実ったかに見える しいな(秕)も現れました欲深い誰かさんが 落ちたのをこじ開けた形跡があります(笑)コナラ(小楢)のドングリも 順調に育っています上の画像の子は 殻斗の中に未だ埋もれていますがハイイロ(灰色)チョッキリのお母さんが産卵...
前回のナラ枯れ調査 こちら からの続きです。 樹林帯から出てきて、南部の住宅地から望むとコナラの樹冠が枯れているのがよく分かります。。。あんなに多くの本数が! 少し前に倒れたと思われるコナラ高木。原因が木喰い虫とナラタケ菌であったのかどうかは今となっては不明ですが、高齢化した木が自然の病か(自然の)気象かに因って、順に土に還っていくのは自然なことです。 園路工事中の私たちが「コナラの広場」と呼んで...
ススキ(芒)の穂が出てきました相生山緑地のなかでも 2番目に自当たりの良い場所 西向き斜面 周りに 秋の七種仲間のハギ(萩) 先駆植生のマツ(松)地質か 土地利用のせいか 遷移が進んでいない植生の区域です同じような場所を回ってみました常緑低木が伐採されてギャップになっている所最近(30年ほど前)道が付け替えられて 斜面がむき出しになった所 ススキの株があって いずれも葉の中 穂の出る部分が膨らんでいま...
秋の実感 相生山緑地のあちこちに ススキ(芒/薄)の穂が目立つようになりました出穂 こちら から開花へ近づくと 穂先に見える禾(のぎ) 雄しべ先端の葯も 雌しべは未だかな ススキの花:過去記事 こちら 一面ススキの原だった頃もあったでしょうか 相生山林縁や樹林の小さな空き地が 秋の七種ススキの今 by アイ...
樹林への入り口 目線に明るい黄系色 太いコナラ(小楢)の門 開いた扉の向こう ウルシ(漆)・ハゼ(櫨)の小葉 まばらに朱 ヤマザクラ(山桜)は 橙に透けてもはや蝉の声なく 風は白く流れる立秋から1ヵ月半 これより2ヵ月余 相生山は長い秋 by アイ...
赤紫に白が くっきり ツクシハギ(筑紫萩)が花盛りです 相生山緑地の尾根の西端この辺りのハギは どれもツクシハギとして良さそう「相生山の四季を歩く会」の下見時 典型的な花に出会って こちらここ数年来の迷いが解けました 典型をつかまえるのって大事ですね 旗弁と竜骨弁の白 長く伸びる花序 以前はヤマハギ(山萩)としていた多くが ツクシハギのようですさあ じっくりと楽しみましょう秋の七種 万葉人も愛でた 萩...
アベマキ(棈)の大きな洞(うろ)にオオスズメバチ(大雀蜂)が2匹 ひたすら「お仕事中」 雨が続いた長い待機が開けて 今日は「出動日」樹液を吸って貯めてるんだろうか かじった樹皮が必要なんだろうか孔を掘っているようにも見えます・・・って2~3m離れたところからzoomで覗ってるんですけど夏の間は たくさんの甲虫が集まっていたけれど 今は彼女たち専用洞に付いてるのは3~4匹 更にもう1匹が その上や周辺を絶えず旋回...
「秋分の日」で祭日だけど 誰も居ない相生山シンボルコナラの地面も 早くから濡れてざわざわざわと風 黄葉が始まった樹林も 今日は暗い 雨受けて 花弁が沈む ヤマハギ(山萩)肌寒そう せっかく色づいた ガマズミ(莢蒾) さっきより雨が強くなりました 空から直の雨滴と 樹木に溜まってから落ちてくる水滴と音が交って 森に吸われる 散策路の水たまりが 大きくなっていました 坂道に流れの筋が 増えて広がって下っ...
春の彼岸は桜 エドヒガン(江戸彼岸)の木の下秋の彼岸はヒガンバナ(彼岸花)咲く揚羽蝶が来ていました翅の黄色みが強い ナミアゲハ(並揚羽)の♀色彩の取り合わせが 秋花と蝶の綾な模様が 秋 秋分の日のために 2日前に撮ってあった画像です また台風接近中 今日は相生山も雨の中 by Oak....
気温が下がって 相生山で一番の反応はハギ(萩)の花 あちこちで咲いていますコナラ(小楢)樹林の下層で夏の間に伸びたシュートと複葉の中 紅紫の点描都心が望める尾根の北西端は ハギの小群落普段は気づかなかった 特別な花見処人気の花姿との 出合いを求めて探索を楽しむ相生山のハギは3種 どれも植栽ではなく 大昔から続く野生種の趣き違いは こちら 「相生山の四季を歩く会」9/11資料よりこの記事には 全種の画像...
コナラ(小楢)の森の小広場は 小枝と葉っぱとドングリが散らかってその奥へ向かう狭い散策路に 少し太い枝も 低い「通せんぼ」 足元は 赤いアオハダ(青肌)と緑のアラカシ(粗樫)樹林の中に 枝掛かりになって 近づいて見たらずいぶん前に枯れてしまっていた木だね樹皮も剥がれ落ちて もう何の木か分からない この辺りへ 風が吹き抜けたのだろうか コナラの葉びっしり太くて長い枝も転がってました 枯れて上の方で引っ...
台風一過一気に涼しさを感じれた朝東の空 秋の高い雲を捜してみたけど 北の空巻雲 巻積雲は見当たらず西の空 それでも 充分な青に満足 南の空明日から しばらく崩れそう秋の空は その後まで お預け by アイ...
台風が去りました 相生山緑地には大きなダメージは無かったようです未だ吹き返しの残る林縁に 紅白の梅?と思わせる彩り ヌルデ(白膠木) 花が変化?結実です 小さな桃の実みたいな雰囲気 柱頭の下が膨らんでということは・・・・この木は雌株てっきり雄株と思っていたのに こちら改めて図鑑っで調べたら「雄花は花弁が反り返り、雄しべが花から突き出る」だったら雄花に見えるけど 果実が出来てるから雌花だったんだね雄...
「猛烈な」台風14号 西から接近中 生産緑地の梅畑も シンボル-コナラ(小楢)も 嵐の前の静けさ樹林に時おり強く吹き込む風 大粒になって降り落ちる雨 園路幅いっぱいに広がった水たまりに 小枝や多種の葉や木の実 雨と樹々の雫 ざわつく樹間に一瞬日射し すぐに灰色雲に隠れます大きな傘のシロハツモドキ(白発擬き)にも雨が溜まる足元に光ったのは 散らばったアベマキ(棈)のドングリ 揺れながらも咲くツクシハギ...
秋の彼岸前に ヒガンバナが咲きました森のひろばに入る 桜と伐られたアベマキ(棈)並木の下 生い茂る草の中いつもと同じ所に 同じように同じ花が咲くって 何か安心で嬉しい 今年は昨日も真夏日 ハギ(萩)も花付きが少なく コバノガマズミ(小葉の莢蒾)の実も色づきが遅く この区域も 人の手が大がかりに入ったので大丈夫かなあ・・・と気になっていました1週間前の「相生山の四季を歩く会」の時でも ここでは葉も隠...
「過去最高クラス」で「大型で猛烈な」台風14号九州北部で転向し 予報円の中心を通れば美濃・飛騨を横断しそう 先の台風と秋雨前線で雨量が増えた時 山越えの県道には山林内から滝になって かなりの水量が流れ落ちていました気がかりで 林道の点検に向かったら 脇の狭い草地に小さく ゲンノショウコ(現の証拠)の花が見られました もう降り始めた雨ここは東と西の境目だけれど 白い花だから東日本に入るのかナ漢方や民間...
ヒポミケス(Hypomyces)って ギリシャの哲学者みたいですけどキノコ・菌類の子実体などに寄生する菌類ですって上はイグチ類の傘や軸に 下はアカイボカサタケ(赤疣傘茸)周辺の石ころ状の3個 こうなったら もう宿主は不明うどん粉を塗したように見えますが 菌の種類や宿主によって様子はさまざま 寄生された 元キノコの姿いろいろ・・・画像提供はキノコの先生/カイトさん 私たちは 植生や野生動物しか気づいて来なかったけ...
日曜日の相生山の四季を歩く会 集合場所の相生口でいつも馴染みの ヌルデ(白膠木)に花が!「いつも実が付いてる木を見るから、雌株があるんはず」みんなで探してみましたが 雌花が見つかりません「あれ、そうじゃない? めしべの柱頭みたいのが見える」「なら、そうかな・・・・」で終わりましたが ホントの雌花は こちら雄花しか見てなかったようです確かに ジョウビタキ(尉鶲)が来ていた 冬に果実の房あらためて 探し...
山林の作業道で出材仕事をしていたら 後ろでパコッ・・・・前でファサッ・・・もう 栗の実の落ちる季節!人工林の下の区域は 自然生えのコナラ(小楢)・アベマキ(棈)・クリ樹林混交していたヒノキは皆伐したので ドングリの雑木林 大きなクリの木の下には 毬に入ったままのや こぼれ落ちたのやら中身をネズミが齧ってしまったのや 落葉や枝葉に隠れてるのも これは 山仕事やってる場合じゃありません一時中断 採取作業 4...
9月6日の夜半から7日朝のうちに倒れたコナラ(小楢) 当日記事:こちら「相生山の四季を歩く会」参加者アンケートに 1/3以上の方からコメント集中その一部を紹介します*心配していたけどやっぱりこのコナラ! オオスズメバチや蝶の人気の酒場でした。倒れるまで何事もない様、葉を繁らせドングリをつけ・・・。でも、苔やキノコは気づいていたのかな。(hazuki)*100年のコナラの大木を見せてもらった。すごかった。(あき...
日曜日の「相生山の四季を歩く会」 午後からは朝と全く別区域の樹林地へここでもコナラ(小楢)の大木が倒れていました *思った以上に暑い日となった午後。元気に8人、相生山の南のコースを歩きました。いちばん若い小3の愛ちゃんと共に。きのこがいっぱい!コビチャニガイグチ 媚茶色が渋い! シロオニタケの家族が団欒しているような、幼菌から老菌のひとかたまり。物語を楽しみながら歩きました。 (ケイコ) *昨日は午後の部か...
名古屋の猛暑は一休みの仲間たちが帰ってきて「相生山の四季を歩く会*9月例会」は大にぎわいになりました始まりは「秋の七種」クズ(葛)の花 緑地入口から採取してきてもらいました 草地に キンミズヒキ(金水引)は花盛り林縁は ヤブガラシ(薮枯らし)・ガガイモ(蘿藦)・ヘクソカズラ(屁糞蔓)・アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩) 改めて見ると面白い ヌルデ(白膠木)の花が咲いていました 雌花?雄花?今日のテーマ...
一昨日は 白露 ― きのうは 重陽 ― きょうは 中秋暦は連日 秋が進みますどしゃ降り雨の後 アケビ(木通)未だ残暑のなか 少し高い雲になったかな 空の青さは充分今年は少ない コバノガマズミ(小葉の莢蒾)の果実シャシャンボ(小小坊)は肥ったけれど 黒く熟すのはもっと先 「相生山の四季を歩く会*22.9」資料の部分 観察順の一覧表と メインは「秋の七種」ハギ・ススキ・クズ こちら 下見 こちら から3日経って 大き...