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相生山からのメッセージ https://aioiyama.blog.fc2.com/

名古屋市の相生山(あいおいやま)緑地には、大都会に残された貴重な自然がいっぱい。雑木林に樹木の花が咲き、野鳥が囀り、ヒメボタルが舞い、黄紅葉もまた見事です。人と自然の関わりについて、名古屋市政とのやり取りも、情報発信しています。

自然を大事にするってどういうこと? 人が「自然のために」出来ることってあるのかしら? そんなことを考えながら、123.7haの相生山緑地を歩いています。この雑木林の真ん中に「都市計画道路」工事が進められていました。今は大規模公園の「素案」が提示されています。 【自然と人間】このテーマに取り組んでいます。 みなさんのご意見をお聞かせ下さい。 http://lovelyearth.info/

森の妖精アイ
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2019/03/27

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  • 雨が上がったらズミの花

    ズミ(酢実)の満開が近いです。あいにく小雨がポツリ。 バラ科リンゴ属、確かにそっくり!でも違いは こちら 真っ白な花びらが濡れて、点に透け部分に広がって、葯からこぼれたオレンジの花粉が滲んでいきます。ズミの魅力は蕾からの形と色の変化。この上なく可愛い。このままで何日も止まっていて欲しいとさえ思います。ズミ咲く相生山緑地の「展望台跡」、数株の枝に小さな札が昨年付けられました。こちら そんなことも踏まえて...

    地域タグ:名古屋市

  • 花ざかりサワフタギ

    雨上がりの朝、緑に埋まる谷間には白い花々。手前からサワフタギ(沢蓋木)、コバノガマズミ(小葉の莢蒾)、ツクバネウツギ(衝羽根空木)の競い咲き。 丸い蕾が水玉模様に広がって、蕊が起ちあがる花ざかり。 コナラ(小楢)の谷の底、サワフタギ群落。 樹林の足もとを飾るサワフタギの白いヴェール。 相生山の初夏は白い花が知らせます。その先駆けを、今年はサワフタギが務めています。 by アイ...

    地域タグ:名古屋市

  • ことしのズミ咲きました

    ズミ(酢実)咲いていました。小雨の中。「相生山の四季を歩く会」の14日は未だ小さなピンクのつぼみ。 18日、白くふくらみ始めて。 きょう21日午後には、いっせいに開花。相生山を代表する初夏の始まり。 by ツッチー...

    地域タグ:名古屋市

  • 雌雄異株・雌雄異花

    森の樹木は花の時。「相生山の四季を歩く会」ではヒサカキ(姫榊)の3月に続いて、雄花―雌花を探します。今月のメイン、バラ科やツツジ科は雌雄同株に両性花。 アズキナシ(小豆梨)もモチツツジ(黐躑躅)も、一つの花に雌蕊と雄蕊。「みんなそうとは限りませ~ん・・・」という当日の資料の一部分。観察順路に次々登場する花々に蝶や蜂のように群がって、「ホント?」確かめました。アオキ(青木)は分かりやすかったです。雌株...

    地域タグ:名古屋市

  • ツクバネウツギ一番花

    散策路は、満開のミヤマガマズミやコバノガマズミの白が新緑に映えて涼しげでした。いつにも増して美しい森が、しばらくは楽しめそうです。稲田口では、ツクバネウツギ(衝羽根空木)すでに一輪咲いていました。 もうすぐ咲きそうなものも多かったです。開花前のでも、ちゃんと衝羽根です。(笑)ジャスミンにも似た甘い匂いが谷に充ちるのも、もう直ぐですね。 by ツッチー...

    地域タグ:名古屋市

  • 花あふれて初夏になる

    大きなコナラ(小楢)の木陰、立派な力枝から下がった枝に、更に垂れて雄花序ゆれて。ことしも皆群がって「雌花を見つけた人から順に前へ進めま~す!」 その先は先月命名の「バラ科3姉妹」 長女のヤマザクラ(山桜)は果実に、二女のカマツカ(鎌柄)歓声呼ぶ満開、末娘アズキナシ(小豆梨)遅れじと。。。。「見て触って匂って、ときに齧って」コバノガマズミ(小葉の莢蒾)とミヤマガマズミ(深山莢蒾)の違いを、この会では花の匂いで識...

    地域タグ:名古屋市

  • 山桜と春蘭と

    強い雨の去った朝、ヤマザクラ(山桜)が満開になりました。岐阜の山奥も、ことしは春が戸惑って。 もう100年も生きてきたのでしょうね、裏山の高木。植栽のヒノキ(桧)に囲まれて上へ上へと伸びたので、数年前から周りを伐採したけれど、花の付く枝は高くて。いつも逆光。 そのヤマザクラの樹幹流が下るところ、ことしもシュンラン(春蘭)が咲きました。本当はもう少し早く、彼岸桜の頃から蕾が開いたのですけれど、庇護者の桜の開...

    地域タグ:岐阜県

  • 相生山の4月を歩こう

    桜が終わったコナラ(小楢)樹林。花ざかりはコナラ。3種のツツジ(躑躅)の色違いパステルカラー。ガマズミ(莢蒾)類の白。 こんどの日曜日は「相生山の四季を歩く会」 当日のスタッフで下見をしてきました。定例の第2日曜日、昨年は4月9日、ことしは14日。日付は5日も進んでいるのに、途中でスピードダウンした春は遅い。バラ科3姉妹、ヤマザクラ(山桜)の早い枝にはサクランボ。カマツカ(鎌柄)は開花寸前の蕾。アズキナシ(小豆梨...

    地域タグ:名古屋市

  • ヤマコウバシの雌花

    ヤマコウバシ(山香ばし)の花に出会いました。ことしは遅いから・・・と油断していたら、子房が膨らんでいるらしい子も。ヤマコウバシは雌雄異株で、雌株雌花しかありません。退化して花粉を持たない雄蕊なのに、その役割を果たしているのか、不思議ですがちゃんと果実は出来るのです。こちら先日、ヤマコウバシと同属クロモジ(黒文字)の画像を載せました。そっくりな花のようすを(芽吹きの葉も)比べて見て下さい。こちら b...

    地域タグ:名古屋市

  • 花あふれ出す花まつり

    週末の相生山徳林寺。 「花まつり」きょう4月8日。ミヤマガマズミ(深山莢蒾)、やっぱり匂いを確かめました。香木の品位。 お洒落なアケビ(木通)の雄花序。 花色が違うこちらはミツバアケビ(三つ葉木通)、葉が掌状全縁なのでmixの子かもしれません。 ヤマツツジ(山躑躅)は次々咲いて今も満開。コバノガマズミ(小葉の莢蒾)は咲き始め。 バラ科の姉妹。カマツカ(鎌柄)の蕾。 お隣にアズキナシ(小豆梨)も競って。 ツ...

    地域タグ:名古屋市

  • コナラも!

    散り初めのヤマザクラ(山桜)、芳香のアケビ(木通)の奥にコナラ(小楢)芽吹き、そして開花しています。 高い枝は見えないけれど、こんなに!舞妓さんのかんざしみたいに揺れる雄花序。今日は撮れなかったけれど、根元には雌花も。濃い黄緑のアズキナシ(小豆梨)の上、もう匂い薄い常緑ヒサカキ(姫榊)の向こう。 今度晴れたら確かめましょう。きらめきの初舞台コナラ。 by アイ...

    地域タグ:名古屋市

  • お花見日和

    意外に青空が広がらなかった朝。山根口ではオオシマザクラ(大島桜)とヤマザクラ(山桜)が交差しています。いずれも植栽起源でしょうが、相生山の花の春を演出します。 おだやかな桜色。「お花見」訪問者を代表して。梅畑ゆうゆう散歩のサビ猫一頭。犬連れが増える中「自由」な春。徳林寺は「花まつり」のにぎわい。境内のソメイヨシノ(染井吉野)は満開でした。 人と花の出会いを巡ってきました。 by R.60...

    地域タグ:名古屋市

  • 花曇り清明

    落花盛んの時期を過ぎて葉桜になったエドヒガン(江戸彼岸)の向こう、梅畑奥にソメイヨシノ(染井吉野)が一本。満開の時。 山根口のオオシマザクラ(大島桜)花豊か、匂い充ちて。芽吹きのコナラ(小楢)の谷左岸はヤマザクラ(山桜)若葉のと花の紅白対比。 樹林の中に毎年悩む樹種不明なサクラ。 双子池の向こう近づけないので、この子も不明。色あいから集落や耕作地に近いから植えられたソメイヨシノかもしれない。花はサク...

    地域タグ:名古屋市

  • 哀しい開花

    森の秘宝、シュンラン(春蘭)の花。株が激減しています。たった数年のうちに。ラン科ゆえに微妙な環境の変化でも、その消長は儚いもの。自然なら仕方ないことですが、「自宅の庭に植えるために」盗掘する人間が未だ何人か居るようです。個人名まで分かっていますが、ここで摘発するのは当ブログの本意ではありません。「あんな人とは知らず、いっしょに自然の中で歓ぶことが出来ると思ったから教えたのに」後悔先に立たず。なので...

    地域タグ:名古屋市

  • 相生山では見れない4月

    山仕事に向かう林道に、ショウジョウバカマ(猩々袴)春の名乗り。 林内を流れる飛騨川の小さな支流、岸の岩場に水沫受ける青紫。 作業道の急こう配昇ると、クロモジ(黒文字)満開。相生山のヤマコウバシ(山香ばし)の仲間。 葯の無い仮雄しべを持つ雌花かな?確か秋に果実を見たので雌株のはず。ベージュの苞の中から絹毛の本葉がのぞく姿も美しい。 間伐で抜けた樹間から望める向こうの山、峪越えに白く光る大きな花。 地元の...

    地域タグ:岐阜県

  • 春姿伊吹山

    すっかり雪が消えた伊吹山。名古屋の都心の奥に霞む。 展望地にハギ(萩)の芽吹き。枯死したかに見える細い枝からの生命力。万葉の人が「芽・芽子」と現して親しんだハギの向こうに、ヤマトタケルの伝説を残す伊吹山。相生山の今は春の盛り。 by Oak....

    地域タグ:名古屋市

  • エイプリルフール

    新しい月はの新しい朝の光に咲くコバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)ツツジの同定に雄しべの本数は必須です。「コバノミツバツツジは10本、ヤマツツジ(山躑躅)やモチツツジ(黐躑躅)は5本のはず。数えてみて下さ~い」と「相生山の四季を歩く会」で案内人の声。たちまち、「うそぉ、11本あるよ」「雌しべ入れたらアカンよ、柱頭が赤いのは雌しべ」「10本無いもん、8本しかない」「10本あるよ」「ワタシのは9本」雄しべの本...

    地域タグ:名古屋市

  • 3月末 匂い収め

    名古屋市で“夏日”ですって! ニオイタチツボスミレ(匂い立壷菫)の花も終わり。腹ばいになって嗅いだ、「お母さんの白粉」の匂いともお別れ。 相生山の春3月。ヒサカキ(姫榊)の強い匂いで始まり、このスミレの仄かな匂いで終わります。 by アイ...

    地域タグ:名古屋市

  • 古木オオシマザクラ

    ことしは3月の終わりになって、この樹も開花しました。森の中心のオオシマザクラ(大島桜)の白い花。エドヒガン(江戸彼岸)やヤマザクラ(山桜) に比べれば大きな花なのですが、頭上3m以上の高い枝にしか花は無いので、その大きさを実感するのは落花の後。真っ白い花、蕾の桜色、展開始める若い緑。花序がギッシリしていないので、清楚な感じに魅せられる人は多いです。 オオシマの名の通り、原生地は伊豆大島。見目の良さに...

    地域タグ:名古屋市

  • 食欲の春

    花よりメジロ(目白) 20羽ほどの群れが花に飛び込んできました。いつもは捉えられない敏捷なメジロですが、食事に夢中。しかも、たくさんなのでカメラを花に向けていると、いつか誰かが入ってくる。蜜を吸うのか、花粉を食べるのか一心不乱。 エドヒガン(江戸彼岸)桜レストラン。晴れて暖かくなって大にぎわい。 数は少なかったけれど、シジュウカラ(四十雀)もやって来て、しきりにお喋り。シジュウカラは言葉を持っているそ...

    地域タグ:名古屋市

  • 色比べ山桜

    何度目かの春の嵐が去って、20℃超いきなり初夏?高木の花は定かではないけれど、未だ若い樹の花はお花見にあつらえ。 心配していたヤマザクラ(山桜)の花。こんなにも紅い光を通した若葉。ほんのりと紅さした白い花びら。 桜色と紅緋。この国の由緒ある桜、和の色の対比。青い春空、今日はのどかに匂い降る。 by アイ...

    地域タグ:名古屋市

  • 一夜明けて花もよう

    昨日の記事の最後の写真 こちら 同アングル、18時間経過。青空の朝。桜の春。エドヒガン(江戸彼岸)4本並木の一番南は枝垂桜。ずい分伐られたけれど、人の及ばない高枝から花が降る。 肉眼には満開に見えるけれど、zoomしてみると未だ6~7分。今度の雨を耐えれば、週末が最高潮かな? 去年より10日以上遅れたサクラに比べて、ツツジは大きな変化なし。開花2番手のコバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)の花盛り。気温が12℃まで...

    地域タグ:名古屋市

  • ひとり占め花見

    雨中の花見。 エドヒガン(江戸彼岸)は満開だけれど、誰も居ない。雨粒がレンズに当たって、仰ぐ花の画像は逆光で暗いけれど、実際は濡れた紅が映えていました。来て良かった! コバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)も、ずいぶん花が進んで充分見頃。暖かい雨なので、止めば意外と早くピークが来そうです。傷まないでね。 きょうの樹林に人は無し。ヒヨドリ(鵯)とツグミ(鶫)の声が響きました。帰る頃には、西から青空。朝...

    地域タグ:名古屋市

  • 雨の山桜

    相生山は今日も雨。春雷あり、強くなったり弱くなったり降り続く一日。 雨の中、ヤマザクラ(山桜)花。高い枝に、雨空の灰色に紛れそうに。薄紅の花はうつむいて。2つ3つずつ散らばって。間近の花は水浸し。蕊を守る花びらの可憐。ことしの山桜は雨の日に咲きました。 by アイ...

    地域タグ:名古屋市

  • a line of ants

    森の小径 「菫ほどな小さき人」になって紫の春をたどるスミレの種子はアリ散布種子にくっついている アリが食糧にするエライオソーム(elaiosome)食糧を運んで 要らないから捨てた種子が芽生えて 春の紫紫の花 点々と咲き延々と連なる 蟻の道スミレの列は アリの運搬路歩いた跡に 新しい花が咲く by Coco & Rami...

    地域タグ:名古屋市

  • ツツジも止まった

    菜種梅雨に入ったようです。コナラ(小楢)の森になる数十年前には、「ツツジの山」と呼ばれていたと聞く相生山。ことしは早かったヤマツツジ(山躑躅)から次に咲くツツジに移る前に、冷えが帰って来てしまいました。サクラの開花が途中で止まった こちら ように、 コバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)の株は、少し咲いて多くは蕾のままで待機中。 こんどの雨は春を連れてくるのかな?空模様、気温の変化が気になります。暖...

    地域タグ:名古屋市

  • コナラ全開

    春は足踏み状態ですが、コナラ(小楢)は芽吹きの季節です。大きなシンボルコナラも芽吹いているはずですが、くわしいようすは枝が高くて分からない。「下がっている枝が危ないから伐っといた」手入れ好きなオジサン。「危なくないって・・・ちょうど目の高さの枝は少ないんで『芽吹いた、葉が出た、花咲いた』って、みんながいつも楽しみに観てきた枝だよ。小さな親切大きな迷惑、勝手なことしたらイカンわ」ってちょっと強い調子...

    地域タグ:名古屋市

  • 弥生三月名残り雪

    目覚めたら、まさかの雪。水たっぷりの牡丹雪。 山仕事は休息日。冬タイヤからノーマルに換えたばかり。山越え道中は少し不安ながら水汲みに。 関市洞戸、高賀神社のご神水。特に信仰心があるわけではないのですが、美味しいのです。大病を患った昔、「効くそうだから」と友人が届けてくれた時以来。 雪が雨になって、土曜日の昼下がり。地元岐阜ナンバーだけでなく、名古屋や尾張小牧の車も次々と。1.8ℓ×4杯の水を頂いて、3km奥の...

    地域タグ:岐阜県

  • スミレの季節

    相生山にスミレ(菫)の季節がやって来ました。森の小径の傍らにマキノスミレ(牧野菫)、紫の春。同種の色違い、赤紫の子も交じります。 こちらはニオイタチツボスミレ(匂い立壷菫)、タチツボスミレ系で白粉のような匂いを持っています。這いつくばってでも、一度は体感されることをお勧めします。「花色は紫だけどミッキーマウスみたいに顔の真ん中に白色がキュッと・・・」自然観察の先輩が色の特徴を表してくれました。 ずっと以前...

    地域タグ:名古屋市

  • 続・カマツカ色

    バラ科カマツカ属カマツカ(鎌柄) 芽吹きから、葉の展開は燃えるよう。 谷地に多いのですが、シンボルコナラの尾根にも。西に傾いた陽を背中に浴びて、特有の色が輝きます。「相生山の四季を歩く会」の案内人は「例えようがないのでカマツカ色」と表現していました。「カマツカ色は芽吹きと紅葉と2回見られます」とも。紅葉の時は こちら なので今回は【続】が付きました。息をのむ輝き。色がさめると新緑。そして白い可憐な花 こ...

    地域タグ:名古屋市

  • 彼岸桜と四十雀

    エドヒガン(江戸彼岸)3本だけの桜並木園路補修時に大伐採されて こちら 花の時期なのに哀花寂し 「相生山に桜の様子、見に行ってきました。枝垂桜の枝が不必要に伐られているのは、これか!と。。。何だかなあ」(美) 一番赤が強い南の一本は、僅か僅かに華やいで。心辛うじて慰めていたら、小さな白い鳥が潜り込みました。 花の枝から出たり入ったり。もう一羽を呼んで、つがいかな? きれいに入ったのは女の子。活発に花を求...

    地域タグ:名古屋市

  • いったんていし

    春が止まるのも悪くない花の寿命が延びるから 桃色とピンク色違いのエドヒガン(江戸彼岸)しばらくは このままで by アイ...

    地域タグ:名古屋市

  • 華やかな春分

    雨が行ったら寒の戻り? 午後は大風 揺れて 震えて 雲間からの陽に うぶ毛の輝き近づいて うつむいて 回り込んで しゃがんで 春の色を もらってきましたこれがウスノキ(臼の木)の花 二十四節気 きょうは春分 by アイ...

    地域タグ:名古屋市

  • 強風始末

    昨日は春の嵐、強い風が吹きました。山根口から双子池口へ、北尾根の園路をふさぐ倒木。 枯れたハゼノキ(櫨の木)でしょうか。根扱ぎではなく根元から折れたようです。たちまち危険というわけではないけれど、このままだと通行にジャマだし、放置すると何かしらの不具合が起こりそうなので、天白土木事務所に連絡しておきました。 この辺りでは、2~3年前にも枯れた亜高木が倒れました。(下の画像の左側)真ん中に残っているクス...

    地域タグ:名古屋市

  • 春盛り

    「見晴らしの丘」でヤマツツジがこんなに咲いていてビックリしました。コバノミツバツツジも蕾がいっぱいです。桜には数羽のシジュウカラが訪れていました。下から仰ぐ私たちには未だ未だに見えますが、彼の昼食には充分のようです。 竹林を抜けると鶯の澄んだ鳴き声が聞こえました。...

    地域タグ:名古屋市

  • 春それぞれ

    「相生山の四季を歩く会」ホームページ更新しました。こちら 常連さんたちのコメントと「午後の部」を紹介します。 *森の中、梢の端々に無数の芽吹き。(hazuki)*コナラの芽が銀色に光ってた。青空はいろんな物を輝かせます。(ヒメシャガ)*午前の部で見た サクラ ウスノキ ネジキなど 2時間程歩いた後に見たら 確実に緑やピンクの色が濃くなっていた。(ケイコ) *以前は花が咲いた、実がなった、とその時を楽しんでいま...

    地域タグ:名古屋市

  • 予習は大事

    先週の日曜日、ヒサカキ(姫榊)やウスノキ(臼の木)を熱心に観察中の「相生山の四季を歩く会」の仲間たち。 リピータの圭子さんから頂いたコメントを紹介します。*相生山四季を歩く会もまだ2回目で午後の部も歩いて見ましたら、2月の時には全く意味不明の理解出来ない言葉もゆっくりプリントを見ながら説明を聞けば植物が愛おしくなりそうです。前以て送って下さるプリントの予習が大切ですね!! 最後の画像は「午後の部」にだけ...

    地域タグ:名古屋市

  • エドヒガンは彼岸待ち

    すっかり春。18℃まで上がりました。相生山の早い桜は、どこまで咲いたかな? エドヒガン(江戸彼岸)の桜並木。5分咲きくらいを予測していたのに、意外に進んでいません。 ほとんどが蕾のままで、開いた花が集まって見える枝。一昨年の大規模伐採、昨年の園路補修工事からのダメージが大きすぎて、痛々しいほどの枝ぶり。たくさんの花が咲けば隠してくれるだろうに。見る人を慰めてくれるだろうに。去年の満開日 こちら東側の梅畑...

    地域タグ:名古屋市

  • 春の鳥事情

    「相生山の四季を歩く会*3月」の下見は、1(金)7(木)9(土)の3回。近年、野鳥と会えることが激減した相生山ですが、それでも(現認回数の多い順に)メジロ(目白)・カラス(鴉)2種・ヒヨドリ(鵯)・キジバト(雉鳩)・コゲラ(小啄木鳥)・シロハラ(白腹)・シジュウカラ(四十雀)・ジョウビタキ(尉鶲)・ツグミ(鶫)を樹林の中や生産緑地付近で目撃できました。会の参加者から「野鳥を見たい、知りたい」声はしきりに上...

    地域タグ:名古屋市

  • クイズ効果?

    10日(日)の「相生山の四季を歩く会」受け付けがすんだら、開会前に「葉っぱ1枚から樹種を推理するクイズ」が始まっています。 *葉の形を見て、木の名前が解るようになりたいと思う。(裕)今月のテーマに従って、ヒサカキ(姫榊)の仲間(=旧ツバキ科)、分類は遠いけれど一見似ている子が集まりました。①サザンカ(山茶花)ツバキ科=植栽→逸出 ②ヤブツバキ(藪椿)ツバキ科 ③サカキ(榊)サカキ科 ④ヒサカキ(姫榊)サカキ科 ⑤チャノ...

    地域タグ:名古屋市

  • 芽吹く春

    コバノガマズミ(小葉の莢蒾)の幼葉と花芽の蕾。アズキナシ(小豆梨)の芽吹き。少し冷えた朝だけれど、空の色、もう冬ではない。 芽の木と言われたハギ(萩)は芽出し寸前。ヤマザクラ(山桜)の赤い葉は展開していました。 ~ヒサカキ(姫榊)を極めよう~ 「相生山の四季を歩く会」の今月のテーマ。「毎年、ヒサカキの観察で春になったことを実感します」「仏壇にあげる木だよね、花なんて見たことない」 「雌雄異株の違い、...

    地域タグ:名古屋市

  • 開花宣言

    春は足踏み。冷えて、樹林の中まで伊吹越えの雪が細かく降り込みました。落ち葉の上に消える雪粒、ちいさな紫が飛び込んできました。 先日までは見つからなかったスミレの色。マキノスミレ(牧野菫)の私にとっては一番花。すぐ傍に、蕾の数株。次に暖かくなったら、ここは菫の園。 樹林の出口、大枝が伐採されて痛々しい小さな桜並木。それでも花を探す癖で見上げたら、雪雲が去った空を背景に白い塊。 エドヒガン(江戸彼岸)3分...

    地域タグ:名古屋市

  • アケビに蕾

    元気な芽吹きを見つけました。古い葉の上部に若緑。アケビ(木通)ですよね。掌状5枚の葉が見えます。 でも、アケビって落葉つる植物じゃなかったけ?・・・とにかく越冬した葉がついてるのが実際なので、半落葉に認識を改めることにします。それより、芽吹いた葉の横に蕾!がありました。接写すると葡萄のマスカットみたい。葉が5枚、蕾がこの色ならアケビで間違いなさそう。 ミツバアケビ(三つ葉木通)の方はどうかな?少し離れ...

    地域タグ:名古屋市

  • ネジキ芽吹く

    空が明るくなって、ネジキ(捻木)の赤が一層光っていました。 散策路沿いの少し暗い辺りでも、2枚の芽鱗の下から幼い葉先がのぞきました。1ヵ月前 こちら からのネジキの変化が、そのまま相生山の春の移ろい。 戻る寒さに戸惑いながらも、少しまた少し、山全体の色が変わります。 by アイ...

    地域タグ:名古屋市

  • ヒサカキを極める?

    相生山の春を象徴する花、ヒサカキ(姫榊)は、この地方では仏事の木。仏壇やお墓に欠かせない大事な木です。けれども少し北の方では、暖地性のサカキ(榊)がないので、その代わりに神棚にも供えます。余りにも普通に何処にでも生育しているので、自然の緑(=太陽エネルギーの象徴)として重用され、また逆に気にも止められない樹木です。 【雌花】は雄しべが退化し、【雄花】には雌しべが見られません。今日は出会えなかったけ...

    地域タグ:名古屋市

  • 啓蟄に思う

    今日は啓蟄。陽気に誘われ、土の中の虫が動き出す頃。その初項。「蟄虫、戸を啓く(すごもりむし、とをひらく)」・・・冬ごもりしていた虫が姿を現し出す。虫に限らず、さまざまな生きものが目覚め始めるころ。さまざまな生きものの中に、ヒトも含まれます。これが自然科学の理。でも、ヒト(人)は別で、自然界も意のままに出来ると考えている人びとが少なからず存在しているようです。名古屋市の相生山でも、なかなか「目覚め」て...

    地域タグ:名古屋市

  • ヒサカキの春

    相生山の春本番はヒサカキ(姫榊)の開花状況で分ります。尾根の道、谷へ続く道、常緑低木林には決まってヒサカキ。 花が匂います。どっちかというと「苦手です」の人が多いのかな。ちょっと癖のある匂いです。相生山の春一番に咲く梅畑のウメの花や、盗掘などですっかり減ってしまったシュンラン(春蘭)の花とも共通のツンとした刺激臭は、やっぱり春には欠かせません。 敬遠せずに近づくと、ほら、こんなに可愛いキレイな花。...

    地域タグ:名古屋市

  • 雛の節句

    3月3日 ひな祭り お雛さまのように可愛いウスノキ(臼の木)の芽吹き艶やかな赤い芽鱗を脱して おひなさまたち 大いに競って勢ぞろい by アイ...

    地域タグ:名古屋市

  • 春は黄色

    花が終わった梅畑の草地に、春の色。黄色いタンポポ(蒲公英)の花。たった一輪の花を見つけて、背中の黄色い模様が特徴の虻。「相生山の四季を歩く会」の昆虫の先生に聞きました。「ナミホシヒラタアブ(並星扁虻)の♀だと思いますが、あまり自信はありません」お日さまの光が明るくなったから、草花も虫も元気色。 by アイ...

    地域タグ:名古屋市

  • 佳月陽光

    2月の雨が過ぎると、キラッキラの朝が来ました。コナラ(小楢)の傘下に、輝く花芽たち。コバノガマズミ(小葉の莢蒾)のキラメキ。思い思いの方向へグゥーンッと伸びて、「春だよ!」 ネコの耳のように尖った三角形に挟まれて、ギッシリの蕾が見えます。早春の色だった赤い芽鱗が外れて、細かい毛が陽光浴びて。 花の春が始まるよ!! by アイ...

    地域タグ:名古屋市

  • 閏2月29日

    生産緑地から 残り梅の香シンボルコナラ後ろの低木樹林 ヒサカキ(姫榊)の微かな匂い1日延びて閏2月 明日から弥生3月 春本番 by アイ...

    地域タグ:名古屋市

  • ゴンズイ芽吹く

    相生山緑地の南部雑木林に、わずかですがゴンズイ(権翠)が生育しています。ミツバウツギ(三葉空木)科の落葉亜高木。奇数羽状複葉の濃い葉に対比する、秋の赤い果実が裂開して現れる黒い種子のようすに人気がありますが、相生山では見たことはありません。 ゴンズイは2個の仮頂芽が出る場合と、1個の頂芽が出る場合があります。今日は2種の株を見ました。仮頂芽(上)の子は芽鱗の冬芽、頂芽(下)は芽吹いて小さな若葉が展開し...

    地域タグ:名古屋市

  • 休日は山遊び

    「相生山の四季を歩く会」の仲間たちが集まって、椎茸の植菌作業。初めてのインパクト穴開け、おが粉菌の埋め込み。 居住地や作業地に倒れ掛かっていたアベマキ(棈)やコナラ(小楢)を榾木にしたので不揃いですが。 昨日まで間伐作業をしていた山林内に運んで、寒さが過ぎて桜の花が咲く時期まで仮伏せ。 ていねいに並べて、蓆をかぶせて、今日の作業は終了。「今回も楽しかったです」「お疲れさまでした」来年の秋?みんなが忘れ...

    地域タグ:岐阜県

  • ヤマコウバシ雨の後

    雨中のヤマコウバシ(山香ばし) こちら から5日。暖かい雨と冷たい雨が来て、少し変化が見えます。 冬芽の色が赤から黄緑に。外側の芽鱗が剥がれたのでしょうか。柔らかそうな葉芽の先端には短毛があるらしい、淡い色。 伸びた枝には葉痕が幾つか見えます。ということは、すでに少しずつ葉を散らせているようです。2月末のヤマコウバシ、未だ未だいっぱい付いている去年の葉。いつ頃になったら全て落ちてしまうのでしょう。ことし...

    地域タグ:名古屋市

  • ヤマツツジ開花

    雨上がりに「初夏の色」ツツジの花。 相生山のヤマツツジ(山躑躅)は季節外れに1輪2輪咲くことがあるのですが、これだけ多くの蕾は本格的な花時を思わせます。春の訪れを知らせる落葉樹たちの芽吹き色や、新しい葉を迎える越冬常緑樹の濃い色に交じって、華やかで軽やかなつつじ色。 間違えた季節に迷い込んだような感覚が広がりました。 by アイ...

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  • イボタノキ芽吹く

    いつもの林縁の道、何か違和感? イボタノキ(水蝋樹)に新しい緑。越冬した古い葉の葉腋から、ていねいに折り畳まれた新芽がそろりと開き始めていました。「初夏のような」暖かい日と、冷たい雨で「平年並みに」逆戻り。そんな戸惑いの中でも、着実な移ろい。イボタノキがそっと教えてくれました。 by アイ...

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  • 春はヒサカキ

    枕草子風に「春は姫榊」枝も葉も 未だ乾く間もない雨上がり 雄花の株と いくらか離れたところに 雌花の株 独特のムンムン匂いは流れていませんでしたが顔近づけると つっん 刺激臭小さく感じられました 梅の花は 畑に植えられて咲く「春一番」野生の春一番は ことしもヒサカキ(姫榊)の花 by アイ...

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  • 雨中ヤマコウバシ

    春雨と呼ぶには少し冷えて、1本コナラ(小楢)の尾根道。枯れ葉が残っているように見えますが、茶色い葉は手前の低木ヤマコウバシ(山香ばし)のものです。 クスノキ科の落葉樹にもかかわらず、葉柄にできる離層が「未発達?」で、昨年の葉が年を越えます。新しい葉芽が展開するまで葉が落ちない。「落ちない」からと受験生のお守りにする神社があるそうです。植生に詳しい関係者がいらっしゃるのでしょうかね。 雨粒の中に、冬芽...

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  • 雨に花散る

    一日中、冷たい雨。梅畑の紅梅も白梅も、そろそろ終わり時。 ことしの始め こちら も雨でした。超満開 こちら の晴れた日。散り際の花が、緑地に甘い香りを残していました。 by アイ...

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  • 先ずはコナラ

    早春の雨の後は、芽吹きの風。コナラ(小楢)の頂芽が緩みました。 広い相生山緑地を探し回れば、他の樹種にも芽吹きの姿を見るかも知れませんが、先ずはコナラ。暗い褐色から明るい茶色へ芽鱗が解けて。淡黄から若緑、新しい葉の春の色。そよぐ産毛も見えました。 by アイ...

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  • 冬芽葉痕物語り*終章

    「冬の散策の楽しみは、可愛い冬芽と葉痕のユニークな顔に会えること。自然からのごほうびを満喫💛」(Michi)先週日曜日の「相生山の四季を歩く会*午後の観察会」ヤマコウバシ(山香ばし)からアズキナシ(小豆梨) 午前中には会えなかった子たちを順に巡りました。余りにも小さくて見つけにくかったナツハゼ(夏櫨)の『にこちゃんマークの口』も、高い所にあって見えにくかったクサギ(臭木)の『馬蹄形』も。 ヤマウルシ(...

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  • 暖かな雨水

    深夜からの雨 暖かな雨 二十四節気の「雨水」に合わせて春の雨 明るい雨 暖かな雨粒が小枝に流れてカマツカ(鎌柄)の冬芽 春のピンク まだ冬姿な コナラ(小楢)の大木に 春のシャワー ヒサカキ(姫榊)の葉が光って 葉腋に蕾の小粒が並んで天の水の気 氷の粒が融けて降って流れて森に春 静かに静かに広がる 雨 by アイ...

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  • ハギの副芽

    芽の木ハギ(萩)は、その時を待っています。 枯れ枝に枯れ葉、絶えたように見えますが、よく見ると芽が付いています。参考記事:こちら 葉痕の辺りに、米粒より小さな冬芽が、かすかに薄紅。ハギは副芽を持ちます。主芽の両側に1個ずつ。もうスグ芽吹。こちら勢いよく吹き出す生命力を今は秘めて。 by アイ...

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  • 姫カンアオイ

    「相生山の四季を歩く会」午後の部では、春一番の花探しもしました。落ち葉をそうっと掻き分けて、ヒメカンアオイ。「小さいねえ」「姫だもの」下はお正月に海上の森で出会ったスズカカンアオイ(鈴鹿寒葵)です。葉っぱを比べてください。花色が渋いのは気温のせいだと思います。「姫寒葵の花を見せていただいてとても嬉しかったです。以前もっとしばしば相生山を歩きに来ていた頃は、遊歩道沿いに姫寒葵があるところでは必ず葉っ...

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  • 午後のコゲラ

    「相生山の四季を歩く会」2月例会 こちら 午後の部みんなでコゲラ(小啄木鳥)を観ました。方カタカタ・・・・軽快なドラミング(=餌を探して枯れ木などを嘴で突く)の音・・・・・だんだん大きくなる 何処だろ?「あそこです。意外に近い」一番若いKさん、さすが❣ 「エッ、どこ?どこ??」「すぐそこですよ!」「アッ、ホントだ!!」 声をひそめながらも10人、ほとんど真下にいるのに、食事に夢中。記録係がアップの姿を納...

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  • 君がため

    旧正月です。相生山の生産緑地には、「若菜」の花たちが咲きます。 “星の瞳”の オオイヌノフグリ(大犬の殖栗)、名づけが農作業の目安からと言われる タネツケバナ(種浸け花)、「春の七種」の ハコベ(繁縷)、「春の七草」と間違えられる ホトケノザ(仏の座)。 百人一首の十五番、光孝天皇の作とされる「君がため 春の野に出でて 若菜摘む 我が衣手に 雪は降りつつ」習った高校生の頃は不思議でした。春?若菜摘む?雪?...

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  • 幸せな気持ち

    「相生山の四季を歩く会/2024.2」の速報です。参加者アンケート37通、記録係撮影の165枚の画像を整理しながら最初の記事を載せます。気温は上がらなかったものの好天に恵まれて、2月としては記録的な45人もの参加者を迎えました。資料などが不足するほど。 集合時間前から開始の「葉っぱ1枚から樹種を推理するクイズ」は3回目。「難しい」「分からない」と言いながらも、皆さん楽しそう。先月からの入れ替えは3種※だけ。 先月...

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  • ウスノキ花芽

    こんなにいいお天気だもの一番陽があたる場所の ウスノキ(臼の木)の花芽春本番を待ちきれなくて ほころびましたチューリップみたいな形 春の紅色 明日 もしかしたら 咲いてるかもしれない「相生山の四季を歩く会」は 花芽 葉芽に 春を見つけます by アイ...

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  • 超満開

    相生山の樹林の道を歩いていると、どこからともなく梅の香が流れています。 開花期が遅い相生口の紅梅も満開に近いです。初花のころ こちら 大寒に こちら10日前 こちら ・・・ 予告通り「梅畑一面に」咲きました。 雨や雪や冬空のウメの花も、それなりに魅力的ですが、早春の青空に咲く花は格別ですね。今度の日曜日、みんなが集まってくる日は晴れて少し風があると良いです。梅の花を匂いながら、春待つ冬芽を観れるから。5年...

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  • 寒明けて

    二十四節気は大寒から節分を経て立春へ。春浅い青空からは時おり冷たい風が来るけれど、樹林の色は確かな変化。 前の季節の名残りは、ヌルデ(白膠木)やアケビ(木通)の乾いた果実。 新しい季節の始まりは明るい光と、落葉も常緑も少し短くなった木々の影。「相生山の四季を歩く会」 2月は恒例 「冬芽」の世界。美しいもの、珍しいもの、初めての出会いを楽しむことはもちろんですが、いつも何気なく歩いている相生山の植生に季節...

    地域タグ:名古屋市

  • ネジキ 春兆す

    青空が戻ったので、春を求めて相生山の樹林。 ネジキ(捻木)の枝先に、未だ少し鈍い赤。春の兆し。 日射しが明るくなって、赤が輝き出せば、名古屋の早春。 by アイ...

    地域タグ:名古屋市

  • 山里は雪

    岐阜の山里は朝起きたら雪。 予測はしていましたが、「立春の翌日が雪」というのはやれやれの感じですね。お昼頃には雨に変わって、積雪は免れました。 毎年、この時期は井戸の水が涸れます。先日から少し不安な症状があったので、今日の雪と雨はありがたいです。 by R.61...

    地域タグ:岐阜県

  • 春立つ赤

    立春 相生山の雑木林 コナラ(小楢)樹下コバノガマズミ(小葉の莢蒾)の葉芽 花芽 乾いた果実春の赤 和む by アイ...

    地域タグ:名古屋市

  • 節分話

    きょうは節分。ことしの恵方(=北東)に位置するわけではないけれど、相生山に近い笠寺台地上に祀られた「笠寺さん」は善男善女で大にぎわい。いつもの真夜中「年越し詣り」ではなく、昼間の参拝は何となく華やいで。明日は立春の明るさに充ちています。 観音さまのお隣、笠寺伝説の「玉照さん」へ。「厄除け」授かろうとする人の列。 節分と言えばヒイラギ(柊)、少し前に見つけて保存しておいた、花つきの枝。鬼の眼を衝く鋭い...

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  • アカメガシワは未だ固い

    雑木の樹林入り口にパイオニアプランツ(=先駆植生)や蔓性植物たちが生育しています。「ごちゃごちゃしていて見苦しい」と言う人もいますが、森の生きものにとっては全体を守る大事な区域。私たちにとっても季節を感じとれる貴重な場所です。 アカメガシワ(赤芽柏)の一群が冬芽を育てています。その名の通りの真っ赤な葉身が展開 こちら するには、あと2ヵ月余り。「万歳で拍手してるみたい」「仏像の頭に見えるよね」「細かい...

    地域タグ:名古屋市

  • 春待つ赤

    コナラ(小楢)樹林は冬枯れの中。低木層の常緑にチラッと赤色が見えました。 ヒメユズリハ(姫楪)の輪生の葉柄。冬芽が大きく育っていました。その付け根に小さく丸い2個、花芽かしら。 「縁起木」のユズリハ こちらお正月過ぎて万物春待ち焦がれる時期に、暦を先どりするかのような色彩は「縁起良い」報せにも感じられますね。紫や褐色が混ざったような濃い赤は、寒に耐えて春待つ、奥深い赤。 by アイ...

    地域タグ:名古屋市

  • 寒中の黐躑躅

    舞い上がる真紅のプロペラ群。あざやかな朱色の紅葉も印象的でしたが こちら あれから40日。寒の気を受けて、紅に染まったモチツツジ(黐躑躅)の越冬葉。朝の陽にいっそうの輝き。 シルエットになった二年枝の先端。産毛の中に花芽を抱いて。春を待ちます。最後の二十四節気、大寒がもうすぐ開ける。 by アイ...

    地域タグ:名古屋市

  • 忍冬光る

    冬の寒さを忍んで、強靭な生命力を示す忍冬=スイカズラ(吸い蔓)。 周りのミツバアケビ(三つ葉木通)やアオツヅラフジ(青葛籠藤)は落葉して、蔓だけを残す林縁で、この子だけは常緑の葉を保ち、光合成で得たエネルギーを蓄えた果実が光ります。昔から「薬効あらたか」とされた所以でしょう。 昨日の短かい雨が去って、暖かくなった昼下がり。春のぞくような、まだ未だ寒気含む空から、忍冬は全身に光浴びて。 by ア...

    地域タグ:名古屋市

  • 豊かな香り

    相生山の梅畑。その日の天候、風の有無によって違いはあるものの、散策する人が一様に 「梅が咲いてる!」 香りが流れるようになりました。何人かは近づいて、くんくん。振り向いて、微笑みます。 以前にも取り上げた こちら アオジク(青軸)は 白い花と萼の緑が一段と清々しい。同じ白梅でも、萼が赤いこの子はシロカガ(白加賀)と聞いたことがあります。花がピンクに染まる紅梅系のは、ブンゴ(豊後)かな? 「いろんなのが...

    地域タグ:名古屋市

  • 天罰が下りませんように・・・

    「名古屋市の『森づくり』はおかしいのではないか?」と丁寧に説いても、止まることなく「明るい森にするための」伐採が続けられています。常緑低木は“一網打尽”・・・私たちの祖先は、太陽のエネルギーを受けた常緑樹を大事にし、身近な常緑樹を神棚や墓に供えたり正月飾りに用いたりしてきたはず。例えば、サカキ(榊)、ヒサカキ(姫榊)、ソヨゴ(冬青)、シイ(椎)、地域によって多種多様な常緑樹が今でも自然からの下されも...

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  • 桜にシロハラ

    昨日あちらこちらで鳴き声を聞いたので、姿を探しに行きました。菅田に近い方で、サクラの枝に停まっている子を発見。 ちょっと逆光気味で同じような写真ですが・・・。トリミングしたら丸い眼が可愛い!冬の海を越えて、北の大地から今年もやって来たシロハラ(白腹)。この姿からは想像できないほどの、たくましい力を持っているんですね。 by ツッチー...

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  • ワクラハ

    冬のシャシャンボ(小小坊)、晴れの朝。紅葉しているように、光を透して赤い葉。 先日の雪の日。シャーベットになった名残りの果実。ワクラハは病葉と表記します。シャシャンボの別名。常緑の葉身が、秋から冬に紫がかった赤になって病気になったように見えるから。もう一度、さっきの赤い葉を仰いでみました。新しい若い葉が、赤い色素アントシアニンで葉緑素(クロロフィル)を日光から防御するらしいのですが、この赤い葉たち...

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  • 1月最後の日曜日

    節気は大寒、節分前1週間。この2~3日の寒気が去って、お昼前に10℃になった相生山。 ミニマップやカメラ片手に、二人連れ三人連れの散策者。のびのび。青空からの光が跳ねる照葉樹林。 明るさに向かう裸木に冬芽の色づき。 蕾が植えた梅畑越しのシンボル-コナラ(小楢)は、今日も人を集めて。冬1月最後の日曜日、うららか。 by アイ...

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  • 10億円!?!

    雪が融けて未だ濡れた林床近くに、マンリョウ(万両)の実も葉も艶やかです。見た目だけでなく、その名から縁起木として喜ばれるマンリョウ。 ところで1万両って、現在の価値で換算するといくらくらいなんだろ?「お前も悪よのう・・・」エチゼン屋とかキキョウ屋が悪代官に渡す包みの中には100両くらい?盗賊ネズミ小僧が運び出す千両箱、、、歌舞伎の千両役者。1両の貨幣価値は、長い江戸時代の初めと末期とでは違っていたよう...

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  • 新しいシイノキ

    新しい年の初めての雪の後、まだ濡れた林床で新しいシイノキ(椎)を見つけました。林縁に近い散策路沿い。「こんなに分かりやすい所に育ってるのに、なぜ今まで気づかなかったのだろう?」発見の時はいつもそう思う。 いずれも樹高60cm以下の幼木。芽鱗痕から推察すれば、樹齢5~6年くらい。この1~2年でグッと伸びた感じです。 1か所には4株まとまっているので、シイの実を食料にしている誰か―たぶんカケス(鵥)が運んできてこ...

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  • 相生山も雪景色

    相生山にも積雪がありました。全国のようすに比べるとやさしいものです。 結構寒かったですが、綺麗な景色を楽しみました。ツルグミ(蔓茱萸)の実。 コバノガマズミ(小葉の莢蒾)の芽。 紅一点、ヤマツツジ(山躑躅)の蕾。雪飾り梅の花。 何人かの方が雪景色を見に来ていらっしゃいました。雲間に陽がのぞいて、もうすぐ元の世界が戻って来そうです。 by ツッチー...

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  • 雪、寒いです

    「この冬一番の寒気」は関ケ原で名神を通行止めにし、名古屋の都心部まで雪を運んで来ました。 降り始める前の相生山では、双子池にいつものカワウ(川鵜)が風に向かって羽を広げる仕草を繰り返していました。元気ですね。「今年は鳥が少ないよ」いつも会う方に言われました。こちらの期待通りにはならないのは仕方がないです。自然の事ですから・・・。それでも、相生口を出たらジョウビタキ(尉鶲)が来ていました。昨年、この...

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  • 寒波が来ます

    空が青いです。コナラ(小楢)の小枝に、枯れ残る去年の葉。今年の鱗芽。 常緑シャシャンボ(小小坊)に紅い葉。やがて散る古い葉。風が時々冷たいです。双子池に、いつものカワウ(川鵜)とカルガモ(軽鴨)たち。空に寒波の筋雲の姿は未だですが、異変は敏感に察知しているのでしょう。2日の間に「春」から冬へ。名古屋にも寒波がやって来そうです。 by アイ...

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  • 気温14℃

    「一年で一番寒い時期」とされる、二十四節気は大寒。相生山のある天白区では正午過ぎに14℃になりました。瑞穂区南東部から天白(てんぱく)川を渡る菅田(すげた)橋。堤防や緑道の草地は冬枯れのはずですが、春めいて暖色。上流の日進(にっしん)市から瀬戸方面の空の色も、厳冬のものではないです。陽気に誘われて、散歩する幼児連れ、ジョギングの老若、広場に集ってくる人々の姿。やや強めの風が心地よいです。下流西南方向...

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  • 冬芽濡れて

    寒の雨 ヤマザクラ(山桜)の冬芽尖った芽鱗から しなる細枝に 雨滴溜まる雨が止んで 流れの跡 少し乾いてほどけた葉芽の先に 幼い赤が宿る寒中の暖 すなわち 春隣り by アイ...

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  • 大寒の白梅

    ことしの大寒は雨になりました。そう寒くはないけれど朝から止まない雨に、相生山緑地はひっそり。 阪野さんの広い梅畑には「青軸」の白い花、白い蕾が満点の星の如く。開いた花びらに雨粒を受ける水中花。 静かな生産緑地、仄かに甘く、清らかな香りが流れます。...

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  • 能郷白山

    「相生山からは伊吹山の奥の方に白山も見えるんだよ」20年ほど前、初めて相生山に来たとき、物知り顔のオジサンに言われて「すごい!」と思いました。でも、間もなくしてオジサンの勘違いで、能郷(のうごう)白山のことだったと分かりました。標高1,617m、直線距離にして約70km。名古屋から木曽川を越えると見間違えることのない姿を認めますが、相生山からは滅多に拝めません。1月11日「相生山の四季を歩く会」下見時「本番も...

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  • 寒中慈雨

    山奥の畑にも、やっと雨が降りました。この時期は雪が積もってもいいのですが、今年も暖冬。早朝から一日中のまとまった雨になりました。 乾燥で元気をなくしていた玉ねぎの畝、葉先が枯れたニンニクたちには恵みの雨になりそう。 暖冬は冬野菜にありがたかったです。白菜と大根にはお世話になりました。鍋や漬物に。街の友人にもお裾分け。 ニンジンは年中育てています。根だけでなく葉っぱも貴重な食糧。寒い時期はロゼッタ状に...

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  • 葉っぱクイズ

    *名前当てクイズ、皆さん楽しんでいます。(純/スタッフ)*葉だけではなかなか名前分かりません。むつかしいですね。(チエちゃん) *木の葉クイズ、しゃがむのがつらいので遠目で眺めただけではヒイラギしか分かりませんでした。(Bee)*常緑樹の葉のテストが楽しかった。不明な点がはっきり分かってすっきりした。(ケイコ)*常緑樹の木の葉っぱ一枚で樹種を見つけるポイントも教えていただき、ありがとうございました。(カ...

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  • 晴れるのが一番

    「相生山の四季を歩く会」参加者の声、冬晴れ賛美が多かったです。 「天気が良く風もなく歩きやすかった」(久)「今日は大変天気が良く、歩いて自然を楽しみました」(かっちゃん)「晴天でお話も楽しかった」(キミ子)「気持ちのよい空気の中で歩きました」(ちえ子) 正月3日、瀬戸市の海上の森で、自然観察会を主宰されている先輩たちとお天気の話になりました。「心配してたけど降らなくて良かったです」「そうだね。やっぱ...

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  • 相生山 今年もよろしく!!

    青空が清々しかった菅田神社に新年のご挨拶登り慣れたアオハダ坂を今日も元気に登れたすっかり見通しが良くなって明るい森裸木も小さな芽を守って春を待っている相生山 今年もよろしく!! by hazuki 画像はR.61 「相生山の四季を歩く会」1/14の記録 ...

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  • 寒に咲く

    霙か雪になりそうな 冷たい雨 風止み 閉ざされた空間に一輪また一輪 清ら香りが滲んでいく 寒中に 梅花開く by アイ ...

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  • 龍(辰)三題

    相生山の落ち葉ふかふか散策路脇にナガバジャノヒゲ(長葉蛇の髭)、青い果実が光ります。 園芸屋さんはこれを≪竜の髭≫と命名して扱います。蛇より龍の方がカッコイイという判断でしょうか。青い実を龍が抱く珠と見ているのかもしれません。 昨日は相生山から四方の山脈・山塊が展望できました。名古屋市の南西を望んで、鈴鹿山脈の北部。右(北)は藤原、連なって竜。竜ヶ岳(標高1,099m)大きく横たわる尾根筋、通には人気の山...

    地域タグ:名古屋市

  • 初歩き下見

    次の日曜日「相生山の四季を歩く会」2024年の初歩き。2回目の下見に行ってきました。 梅一輪が香っていました。シンボルコナラ横の梅畑。明るい曇り空は意外にも見晴らしがよく、いつもは望めない中央アルプスの雪山がクッキリ。予定コースの双子池には新顔の冬鳥、マガモ(真鴨)のオスが飛来していました。 菅田集落を抜けて菅田神社へ。この辺りの植生の名残り、コナラ(小楢)とアベマキ(棈)が「市の保存樹」に指定されてい...

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  • 風散布種子

    ガガイモ(鏡芋,羅摩)の旅立ちに立ち会えました! 晴れた午後、一陣の風。音もなく果皮が揺れて、ぎっしり詰まっていた種子の冠毛がほどけて。一個・・・次の一個・・・・風に乗る。 無事飛行できるだろうか? 何処に着地するだろう? 発芽できるだろうか?風まかせ、他力本願の種子散布。それを見越して、1株から蔓を伸ばし数個の果実をつけ、数十粒の種子。生き抜いてきた戦略。次の風が来て、次の一群が飛び立ちました。ガガ...

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