4月の「相生山の四季を歩く会」では、参加者が途中から2グループに分かれて別コースで歩きました。その様子はホームページでも紹介されていますが こちら 載せきれなかったコメントと画像を紹介します。 Aグループは19人。*2班に分かれ人数が少なく良く解った。先生も詳しく説明して下さった。(mimoza/A)*A班は20人程でしたが日頃より少人数でゆったりのんびり観察でき良かったです。(lily/A)*好天。コバノガマズミ、...
名古屋市の相生山(あいおいやま)緑地には、大都会に残された貴重な自然がいっぱい。雑木林に樹木の花が咲き、野鳥が囀り、ヒメボタルが舞い、黄紅葉もまた見事です。人と自然の関わりについて、名古屋市政とのやり取りも、情報発信しています。
自然を大事にするってどういうこと? 人が「自然のために」出来ることってあるのかしら? そんなことを考えながら、123.7haの相生山緑地を歩いています。この雑木林の真ん中に「都市計画道路」工事が進められていました。今は大規模公園の「素案」が提示されています。 【自然と人間】このテーマに取り組んでいます。 みなさんのご意見をお聞かせ下さい。 http://lovelyearth.info/
初夏の日差しを和らげる 緑の木陰に和んでモチツツジ(黐躑躅)の 穏やかピンクが見えました遷移で周りが育ったためか 「整美」好きな人たちが伐採しすぎたせいか長身の彼女たちの姿が ぐっと減りましたそれでも 花咲くと 意外なところに意外な株を発見できます「相生山の四季を歩く会*4月」の時には モチツツジの花は未だでしたヤマツツジ(山躑躅)の華麗さが 人びとを魅了していました 比べて 大柄だけど地味なモチツ...
地域タグ:名古屋市
相生山緑地の西境界は 県道59号=名古屋中環状線国道302号(名古屋環状2号線)完成前までの 旧名称は「名古屋第二環状線」明治維新後の産業経済政策では 瀬戸の焼物を名古屋港から輸出するため鉄道を敷くという当初の計画が変更になり 後に道路となったと聞きましたこの区域では 北は菅田町から片道2車線の車道 中央分離帯のレッドロビン 歩道はツツジ植え込み北沢を経て 野並へただいま花盛りの低木街路樹 ヒトツバタゴ...
地域タグ:名古屋市
林縁部や伐採地に多い 先駆植生(パイオニア‐プランツ)のアカメガシワ(赤芽柏) 「エッ、冬芽 あんな だったのに・・・!」「はい。これが名づけの謂れです」 「トウダイグサ科って、円錐花序だから灯台草?」「燈台の形から、らしいですよ」 *アカメガシワのてっぺんの赤い芽をよく見ると、うぶ毛のような毛がきらきら輝いてきれいだった。アカメガシワの花は見たことがないので想像がつかない。見てみたい。(Bee) 花は こちら...
地域タグ:名古屋市
「相生山の四季を歩く会4/9」参加者アンケート&その後のコメントから*ナラメリンゴフシ(楢芽林檎附子)……ナラメリンゴタマバチ(楢芽林檎玉蜂)がコナラの芽に寄生したもの……が多かった。(カイト)*リンゴタマバチの虫えいがリンゴの実みたいでかわいい。(ひめしゃが)*気をつけているとあちこちにありますね。綺麗な虫瘤だったので撮影しました。カッターを持っていなかったので、木の枝で割ってみました。意外に硬くて驚きま...
地域タグ:名古屋市
松の新芽が気持ちよく伸び その下方には雄花、 今にも花粉が飛び出しそう。 付け根に小さな小さな緑色の実、 これは去年の雌花が1年かかって作った松ボックリ。もう少しすると、新芽の先端に今年の雌花がお目見え。 ・・・・丁寧に説明頂いても???の連続 よく分からないけど面白い! しばらく松の新芽のルーペ覗き続きそう~ by hazuki 参考記事:「マツの雌花」こちら 「マツの実と花」 こちら...
地域タグ:名古屋市
リンゴの花 岐阜のフィールド敷地に 今年はたくさん咲きました タンポポの草地 薪用の丸太置き場遠い背景は カスミザクラ(霞桜)ズミ(酢実)そっくりな花ですが 大きな違いがありますそれは さわやか甘酸っぱい小さな匂いを持っていること近くに寄ると そよ風のなかに 「リンゴの花の匂い」が流れます 紅玉ズミは蕾のうちは桃色ピンクですが 花咲くと真っ白この子は花弁の縁に ほんのり紅が残りますフジ この子の花弁...
地域タグ:岐阜県
「相生山の四季を歩く会*4月」では 春から初夏の花らんまん こちらコナラ(小楢)の花 受粉終えた雌花と花粉を飛ばした後の雄花序を観察中 参加者アンケートを回収してみると みなさん豊かな視点いろんな感想があふれていました そこで 人も自然も「十人十色」 何回かに分けて紹介しますまずは ブナ科 アベマキ(棈)と 常緑樹のアラカシ(粗樫)⋆アベマキの幼葉が小判型でかわいかった。(n) ⋆若葉のやわらかな緑の色...
地域タグ:名古屋市
「アズキナシは花が高~いところにあった。遠いけど一応見られた。北尾根のエリアに、今年はたくさん咲いてるそうです」(Bee) 9日の午後の部は そちらを回りました 同じバラ科のカマツカ(鎌柄)に似ているけど 花序の感じが少し賑やかそして 匂いがちょっとね・・・・「ポリネータ(送粉者)は蠅かもね。ハエ楳花」「梨感触の果実、秋が楽しみ」相生山ウオッチャーのツッチーさんからも画像が届きました by...
地域タグ:名古屋市
~らんまんの花から花へ小旅行~「相生山の四季を歩く会⋆4月」 参加者は42人 花旅へ出発です フジ(藤)の咲く道 受粉後のコナラ(小楢)雌花育つ下 新緑展開中の樹林の中は 活発な良い匂いに充ちている 歓声 カマツカ(鎌柄)の可愛い花と華やかな花序 ウスノキ(臼の木)群落 小さな花を求めて 埋れる人びと 昨日一昨日は寒すぎたので ズミ(酢実)の開花はお預けわたしは知っています スタッフとして駆け回ってく...
地域タグ:名古屋市
蕾のピンクが見えました 日曜の朝には 咲いてくれるかな 詳細 こちら 花の付く枝が ずいぶん少なくなってしまったけれど こちらわたしたちは ズミ(酢実) あなたを待っています by アイ...
地域タグ:名古屋市
高いコナラ(小楢)の樹下に しゃがんで仰ぎます曇り空に逆光ですが 小判型の柔らかな葉の重なりの中に ほんのり赤い縞が浮かぶ 小さな五角形が見えますか?ウスノキ(臼の木)が 花盛りを迎えていますツツジ(躑躅)科 スノキ(酢の木)属 真横から見ると 同科ヨウラクツツジ(瓔珞躑躅)の花に似て壷型で 花冠の先端が くるんと小さく反っているのも可愛い花色は若芽色ですが 稜の辺りの赤が この上なくお洒落です花...
地域タグ:名古屋市
ヤマウルシ(山漆)の豪快な芽吹き羽状複葉の大きな展開が始まりました葉腋には 早や花序も見えます 粟粒みたい可愛いのがギュッと塊まだ短いけれど 蕊がツンツン 雄花かな?前年の頂芽の葉痕から先は 新しいシュート朱色の葉軸が みずみずしく照り輝いて 古代中国の易では 四季は方位も示し 色でも表されそれぞれ 空想の神獣が充てられました春は東 色は青 青龍 夏は南 朱 朱雀秋は西 白 白虎冬は北 玄(黒)...
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今日の相生山 午前中に23℃になりました4月になった途端に 夏日来る 樹林のコナラ(小楢)それぞれが芽吹いて 高みにシジュウカラ(四十雀)花粉の準備を始めた雄花序の束1週間前の雨の日は 伸び始めたばかり その1週間前は こちら成長変化の速さに 圧倒され続ける春 もしや・・・? と探してみたら雌花が見つかりました去年も その前も 4月の「相生山の四季を歩く会」で「コナラの雄花と雌花を見つけよう」と一生懸...
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相生山緑地の梅畑西に、何十年も前に先人が植えたと思われる、小さな「桜並木」があります。枝垂桜を含む4本のエドヒガン(江戸彼岸)に交ざって、その後の自然生えしたと思われるヤマザクラ(山桜)が1本育っていました。昨春、桜の幹が何本も伐られました。 こちら 当局に問い合わたところ、「樹勢が弱っていたので」との理由でした。後方のエドヒガンが葉桜に変わった時期になってから、伐られたヤマザクラの残っていた幹と枝...
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相生山の樹林の中 生産緑地の梅畑越し植えられて数十年の ソメイヨシノ(染井吉野) 今年も 満開になりました芽吹きの 萌黄はコナラ(小楢) 黄緑はエノキ(榎)花見客は 梢に一羽のハシブトガラス(嘴太鴉) 春雨に花びらが濡れます花柄を伝い 小枝を伝い雨水がゆっくりと下っていきます春が ゆっくり流れていきます by アイ...
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雨でも 桜色が映えます 相生山緑地南部の住宅地の桜並木小振りになった 昼下がり 訪問客か 花見気分かソメイヨシノ(染井吉野)満開 開き始めた葉が 明るい花色を渋く染めて花びらが散ります縞になって 紋になって静かに 時が流れます by アイにほんブログ村...
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タカノツメ(鷹の爪) 芽鱗が外れるウコギ科 タカノツメ属 タカノツメの樹液のにおいをかがせてくれた(スタッフの青年たち)。虫が好きそうな匂いでした。 by Bee...
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相生山緑地のコナラ(小楢)林の下には ガマズミ属の群落コバノガマズミ(小葉の莢蒾) レンプクソウ科ガマズミ属 コバノガマズミ、つぼみを守るように小さな葉がバンザ~イ!しっかりした葉脈、生命力に満ちて・・・。 by hazuki「相生山の四季を歩く会」ホームページ更新しました こちら...
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ウスノキ(臼の木) ツツジ科スノキ属ウスノキが少し成長していましたが、とてもきれい、かわいい!何度も「きれいね、かわいい」と言って、何度言っても言い足りないくらいきれいでした。 by ケイコ 12日の「相生山の四季を歩く会」参加者コメントから 記録係の画像を添えて参考資料は こちら...
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12日の「相生山の四季を歩く会」 こちら で観察した マキノスミレ(牧野菫)今日は開花の株が増えて 園路沿いの斜面は「スミレのミニ花壇」 日曜日の午後の部 こちらから3日後に開花しているのを発見ニオイタチツボスミレ(匂い立壷菫) 「白粉のような」と例えられる 甘い匂いを順番に体験しましたこのニオイタチツボは かなり高級な「白粉」青いスミレを見つけたら 躊躇なく屈みこんで 鼻近づけてください犬連れの人が多...
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「今日はヒサカキだけでもいいです。相生山春一番の花に思いっきり親しんで」日曜日「相生山の四季を歩く会」 こちら 始まりに主催者からの提案 *ヒサカキのこと(花が3種類ある)が良くわかった。(みち/初参加)*ヒサカキのオス、メスが理解できた。(良)*におい、逃げられず。もう頭クラクラ (hazuki)*ヒサカキの花が、かなりいろいろな形をしていておもしろかった。(もやし)*思いのほかヒサカキが多くあっておどろき...
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春霞 花曇りヒサカキ(姫榊)の匂い 森に満つ しゃがみ込んで マキノスミレ(牧野菫) 歓迎! 開いてくれた エドヒガン(江戸彼岸) 相生山の四季を歩く会*3月例会 「誘いました」「誘われました」「新聞、この記事で」初参加6人 みんなで43人 青い春 真っ盛り午後の部は 常連さん中心に11人 春雨にチョッピリ濡れて 笑顔と探検 見つけたものはナイショ次回は 特別企画「お花見」 来週日曜日に お会いしましょう ...
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ヒサカキ(姫榊)の花から 仲春の報せ蕊ぎっしりの雄花 「こんなに可憐な」雌花 両性花は皆で探しましょうね むんむん刺激的な匂いに 気分ウキウキ それとも・・・・毎日新聞に載りました お昼過ぎに「近所に住んでるものだけど毎日で読んだので」と電話が入りました春になったので みんなウズウズ たくさんの参加者を迎えそうです4週間前に観た 冬芽たちツンツン尖って もこもこ膨らんで「毛の下に芽鱗があるんだって...
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常緑樹林域で 食事中のシロハラ(白腹)に会いましたアラカシ(粗樫)の厚い落ち葉の下や 朽ちたドングリに好物の虫がいるのかナ 5月を想わす陽気 体内時計は未だ暖地滞在を承認?渡り前に栄養補給 そして 暖かいのはやっぱり良いよね帰っていく温帯林は 落葉樹芽吹き後の世界食餌も 身を隠すにも 森林はシロハラの大事な領域 地表から樹上へ 樹上から地上へ濃い緑の中に 落ち着いた羽根色が馴染んで生き生き 悠々...
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「シイノキ、野並の八劔社に行けばあるんじゃない!?」「あそこ、『鎮守の森』の雰囲気あるし・・・・」 相生山緑地に生育する シイノキ(椎の木)のルーツを探してみようこちら からの続編です 小じんまり清楚な感じの境内 樹木の本数も多くはない見渡す限りは クスノキ(樟) アラカシ(粗樫) クロガネモチ(黒鉄黐)あっ居た!! 古い大きな株は伐られて 萌芽したか実生かの若い株が1本かろうじて残っていた殻斗と堅果 ...
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冬芽の季節が終わりそうな気象に急いで ザイフリボク(采振り木)を訪ねました真っ青な空に 逆光の絹毛 弄るような微風 その周辺を改変されたため こちら 不自然で以前のように 足が向かなくなったのでしたあれだけ大騒ぎした人たち こちら なのに もう無関心?幹に吊るした表示の紐が ボロボロになって飛んでいきそう・・・目線より下の方の枝は 樹皮が捲れて枯れてしまいました とまれ 人間たちの思惑とは別に美芽は...
地域タグ:名古屋市
北の散策路 落ち葉の階段道に 野鳥のものらしい 羽根が数枚その先 辺り一帯に 大量の羽根と羽毛のかたまり尋常でない雰囲気誰かが襲われて いのち落した現場に違いない・・・かなり大型 灰色と白と一部青緑の綺麗な羽根の持ち主いのち奪ったのは たぶんタカ(鷹) ここが調理場 前方に遺体がありました 平べったい嘴・・・水鳥カモ類内臓部分は失われているものの 身体は残っている・・・・ジャマが入って 運べず放置...
地域タグ:名古屋市
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4月の「相生山の四季を歩く会」では、参加者が途中から2グループに分かれて別コースで歩きました。その様子はホームページでも紹介されていますが こちら 載せきれなかったコメントと画像を紹介します。 Aグループは19人。*2班に分かれ人数が少なく良く解った。先生も詳しく説明して下さった。(mimoza/A)*A班は20人程でしたが日頃より少人数でゆったりのんびり観察でき良かったです。(lily/A)*好天。コバノガマズミ、...
樹林の道は花散る道。細かく白いアズキナシ(小豆梨)の花びら。 枝の名残り花は、早々と果実を育む。大きな花房のフジ(藤)も、順に咲いて順に枯れ落ち。 フジが巻きつくエノキ(榎)には、一足お先に果実がびっしり。熟すまで皆育ったら、ヒヨドリ(鵯)たちは大喜びだろうな。 青空に突き出た高木オオシマザクラ(大島桜)の、見上げる枝に“サクランボ”発見。 林縁まで出たら、ノイバラ(野茨)が香っていました。相生山緑地、...
穀雨の雨。10日もすれば立夏。 満開のツクバネウツギ(衝羽根空木)濡れていました。スイカズラ科の対生の花はペアに咲いて静かに匂う。陶器のような白、うつむく花弁にオレンジの模様は蜜標。潜り込む昆虫を蜜に誘い、雄しべの花粉を他の花の雌しべまで運ばせる。花の後ろに、萼は衝羽根。結んだ果実の種子を風に乗せて散らばせる。 送粉者を呼び、種子散布の手段を備え、ツクバネウツギ逞しいがゆえに美しく。 by Oa...
ズミ(酢実)の満開が近いです。あいにく小雨がポツリ。 バラ科リンゴ属、確かにそっくり!でも違いは こちら 真っ白な花びらが濡れて、点に透け部分に広がって、葯からこぼれたオレンジの花粉が滲んでいきます。ズミの魅力は蕾からの形と色の変化。この上なく可愛い。このままで何日も止まっていて欲しいとさえ思います。ズミ咲く相生山緑地の「展望台跡」、数株の枝に小さな札が昨年付けられました。こちら そんなことも踏まえて...
雨上がりの朝、緑に埋まる谷間には白い花々。手前からサワフタギ(沢蓋木)、コバノガマズミ(小葉の莢蒾)、ツクバネウツギ(衝羽根空木)の競い咲き。 丸い蕾が水玉模様に広がって、蕊が起ちあがる花ざかり。 コナラ(小楢)の谷の底、サワフタギ群落。 樹林の足もとを飾るサワフタギの白いヴェール。 相生山の初夏は白い花が知らせます。その先駆けを、今年はサワフタギが務めています。 by アイ...
ズミ(酢実)咲いていました。小雨の中。「相生山の四季を歩く会」の14日は未だ小さなピンクのつぼみ。 18日、白くふくらみ始めて。 きょう21日午後には、いっせいに開花。相生山を代表する初夏の始まり。 by ツッチー...
森の樹木は花の時。「相生山の四季を歩く会」ではヒサカキ(姫榊)の3月に続いて、雄花―雌花を探します。今月のメイン、バラ科やツツジ科は雌雄同株に両性花。 アズキナシ(小豆梨)もモチツツジ(黐躑躅)も、一つの花に雌蕊と雄蕊。「みんなそうとは限りませ~ん・・・」という当日の資料の一部分。観察順路に次々登場する花々に蝶や蜂のように群がって、「ホント?」確かめました。アオキ(青木)は分かりやすかったです。雌株...
散策路は、満開のミヤマガマズミやコバノガマズミの白が新緑に映えて涼しげでした。いつにも増して美しい森が、しばらくは楽しめそうです。稲田口では、ツクバネウツギ(衝羽根空木)すでに一輪咲いていました。 もうすぐ咲きそうなものも多かったです。開花前のでも、ちゃんと衝羽根です。(笑)ジャスミンにも似た甘い匂いが谷に充ちるのも、もう直ぐですね。 by ツッチー...
大きなコナラ(小楢)の木陰、立派な力枝から下がった枝に、更に垂れて雄花序ゆれて。ことしも皆群がって「雌花を見つけた人から順に前へ進めま~す!」 その先は先月命名の「バラ科3姉妹」 長女のヤマザクラ(山桜)は果実に、二女のカマツカ(鎌柄)歓声呼ぶ満開、末娘アズキナシ(小豆梨)遅れじと。。。。「見て触って匂って、ときに齧って」コバノガマズミ(小葉の莢蒾)とミヤマガマズミ(深山莢蒾)の違いを、この会では花の匂いで識...
強い雨の去った朝、ヤマザクラ(山桜)が満開になりました。岐阜の山奥も、ことしは春が戸惑って。 もう100年も生きてきたのでしょうね、裏山の高木。植栽のヒノキ(桧)に囲まれて上へ上へと伸びたので、数年前から周りを伐採したけれど、花の付く枝は高くて。いつも逆光。 そのヤマザクラの樹幹流が下るところ、ことしもシュンラン(春蘭)が咲きました。本当はもう少し早く、彼岸桜の頃から蕾が開いたのですけれど、庇護者の桜の開...
桜が終わったコナラ(小楢)樹林。花ざかりはコナラ。3種のツツジ(躑躅)の色違いパステルカラー。ガマズミ(莢蒾)類の白。 こんどの日曜日は「相生山の四季を歩く会」 当日のスタッフで下見をしてきました。定例の第2日曜日、昨年は4月9日、ことしは14日。日付は5日も進んでいるのに、途中でスピードダウンした春は遅い。バラ科3姉妹、ヤマザクラ(山桜)の早い枝にはサクランボ。カマツカ(鎌柄)は開花寸前の蕾。アズキナシ(小豆梨...
ヤマコウバシ(山香ばし)の花に出会いました。ことしは遅いから・・・と油断していたら、子房が膨らんでいるらしい子も。ヤマコウバシは雌雄異株で、雌株雌花しかありません。退化して花粉を持たない雄蕊なのに、その役割を果たしているのか、不思議ですがちゃんと果実は出来るのです。こちら先日、ヤマコウバシと同属クロモジ(黒文字)の画像を載せました。そっくりな花のようすを(芽吹きの葉も)比べて見て下さい。こちら b...
週末の相生山徳林寺。 「花まつり」きょう4月8日。ミヤマガマズミ(深山莢蒾)、やっぱり匂いを確かめました。香木の品位。 お洒落なアケビ(木通)の雄花序。 花色が違うこちらはミツバアケビ(三つ葉木通)、葉が掌状全縁なのでmixの子かもしれません。 ヤマツツジ(山躑躅)は次々咲いて今も満開。コバノガマズミ(小葉の莢蒾)は咲き始め。 バラ科の姉妹。カマツカ(鎌柄)の蕾。 お隣にアズキナシ(小豆梨)も競って。 ツ...
散り初めのヤマザクラ(山桜)、芳香のアケビ(木通)の奥にコナラ(小楢)芽吹き、そして開花しています。 高い枝は見えないけれど、こんなに!舞妓さんのかんざしみたいに揺れる雄花序。今日は撮れなかったけれど、根元には雌花も。濃い黄緑のアズキナシ(小豆梨)の上、もう匂い薄い常緑ヒサカキ(姫榊)の向こう。 今度晴れたら確かめましょう。きらめきの初舞台コナラ。 by アイ...
意外に青空が広がらなかった朝。山根口ではオオシマザクラ(大島桜)とヤマザクラ(山桜)が交差しています。いずれも植栽起源でしょうが、相生山の花の春を演出します。 おだやかな桜色。「お花見」訪問者を代表して。梅畑ゆうゆう散歩のサビ猫一頭。犬連れが増える中「自由」な春。徳林寺は「花まつり」のにぎわい。境内のソメイヨシノ(染井吉野)は満開でした。 人と花の出会いを巡ってきました。 by R.60...
落花盛んの時期を過ぎて葉桜になったエドヒガン(江戸彼岸)の向こう、梅畑奥にソメイヨシノ(染井吉野)が一本。満開の時。 山根口のオオシマザクラ(大島桜)花豊か、匂い充ちて。芽吹きのコナラ(小楢)の谷左岸はヤマザクラ(山桜)若葉のと花の紅白対比。 樹林の中に毎年悩む樹種不明なサクラ。 双子池の向こう近づけないので、この子も不明。色あいから集落や耕作地に近いから植えられたソメイヨシノかもしれない。花はサク...
森の秘宝、シュンラン(春蘭)の花。株が激減しています。たった数年のうちに。ラン科ゆえに微妙な環境の変化でも、その消長は儚いもの。自然なら仕方ないことですが、「自宅の庭に植えるために」盗掘する人間が未だ何人か居るようです。個人名まで分かっていますが、ここで摘発するのは当ブログの本意ではありません。「あんな人とは知らず、いっしょに自然の中で歓ぶことが出来ると思ったから教えたのに」後悔先に立たず。なので...
山仕事に向かう林道に、ショウジョウバカマ(猩々袴)春の名乗り。 林内を流れる飛騨川の小さな支流、岸の岩場に水沫受ける青紫。 作業道の急こう配昇ると、クロモジ(黒文字)満開。相生山のヤマコウバシ(山香ばし)の仲間。 葯の無い仮雄しべを持つ雌花かな?確か秋に果実を見たので雌株のはず。ベージュの苞の中から絹毛の本葉がのぞく姿も美しい。 間伐で抜けた樹間から望める向こうの山、峪越えに白く光る大きな花。 地元の...
すっかり雪が消えた伊吹山。名古屋の都心の奥に霞む。 展望地にハギ(萩)の芽吹き。枯死したかに見える細い枝からの生命力。万葉の人が「芽・芽子」と現して親しんだハギの向こうに、ヤマトタケルの伝説を残す伊吹山。相生山の今は春の盛り。 by Oak....
新しい月はの新しい朝の光に咲くコバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)ツツジの同定に雄しべの本数は必須です。「コバノミツバツツジは10本、ヤマツツジ(山躑躅)やモチツツジ(黐躑躅)は5本のはず。数えてみて下さ~い」と「相生山の四季を歩く会」で案内人の声。たちまち、「うそぉ、11本あるよ」「雌しべ入れたらアカンよ、柱頭が赤いのは雌しべ」「10本無いもん、8本しかない」「10本あるよ」「ワタシのは9本」雄しべの本...
ことしも花の終わりは 雨 終盤に少し冷えたので ゆっくり咲ききってくれました ズミ(酢実) 雨の中 名残りの花を独り占め まだ蕾を付けたシュートは ズミの美しさを誇っていました繁みの奥に 明日の陽を待つ ひっそりと一束 ズミの観察日記2023 今回でおしまい by アイ...
イボタノキ(水蝋樹)が水を浴びますコナラ(小楢)の高枝から 雄花が流れ落ちて滑った後に 小粒の蕾の序次々降って来る雨粒に 洗われる花序水が溜まって 水の袋に覆われて ・・・・ なので水蝋樹? イボタノキは疣取木と表記されました疣(いぼ)取りの木この木にはイボタ蝋が出来ます 貝殻虫の一種イボタロウ虫が作る蝋疣を糸で結んで この蝋で熱して除去する医療があったそうですそこから 疣取りの木→ibotorinoki→ib...
雨の相生山緑地 駐車場の相生口白い花が 一面に散らばっていました 雨降りでも 匂いますハリエンジュ(針槐)の花フジ(藤)のように下がる花房 マメ科の蝶花 雨粒が当たる度に甘い香りが届きます 穀雨の日 こちらに 咲き始め久しぶりの雨の日に 満開になりました別名:ニセアカシアアカシアの雨に濡れて 相生山は初夏の匂い by アイ...
森の園路 足早に横切って独特な慌て声とともに この小樹林の中に隠れた 後ろ姿はシロハラ(白腹)帰らなくていいのか案じていたけれど この数日の気温は「逗留」を納得森は雑木林常緑樹の硬い落ち葉 もう半分壊れた昨秋の落ち葉その上に うふわり重層 コナラ(小楢)の終わった雄花序サルマメ(猿豆)の蔓枝が揺れる コナラ幼樹が騒めく 坂の上に 未だ照明を余して空中湿度が増していく コシダ(小羊歯)尾根への坂ミズ...
ズミ(酢実)の花は終わりがけ展望台跡のズミの樹 何本かに掲示がつけられました1年前に提案し こちら ことしもこの頃 から注意喚起しこの記事 にあるように待望していましたがやっと 実現したようです 看板は 期待していたより小さく 記述には若干 問題点もあります(花期が違います)し生育域の全て 被害木の全てをフォローしきれてませんが 相生山の自然を大事にしていきたい人びとの声が 実現したことは一歩前進あと...
肌寒い日森に入ると 意外に暖かく 居心地良かったです谷間の園路に紫の花殻・・・ ああ! キリ(桐)の季節 傍らの 特徴ある皮目 見上げます周りの樹木に さえぎられて ‥‥ 見えない逆光 足場悪い樹間の隙間から 辛うじて遠いけれど さわやかな青紫長い間 桐の花は12月と思ってましただって 花札 ・・・何処から やって来たのでしょう誰が連れてきたのでしょういつからか ここに根付いて 春の終わりを告げる花 b...
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十人十色・・・その二 マツの花 こちら の続編です鶴舞公園の松雌花見つけ〰️😃 こんなに可愛らしい子だったのね😊雄花はもう脱け殻 by hazuki 相生山の伊吹山展望地で、マツの雌花を見つけました。この春から伸びた芽(枝?)の基に、1年経った実。受粉して松ぼっくりになるのが、良く分かりました。 by ツッチー...
初夏の日差しを和らげる 緑の木陰に和んでモチツツジ(黐躑躅)の 穏やかピンクが見えました遷移で周りが育ったためか 「整美」好きな人たちが伐採しすぎたせいか長身の彼女たちの姿が ぐっと減りましたそれでも 花咲くと 意外なところに意外な株を発見できます「相生山の四季を歩く会*4月」の時には モチツツジの花は未だでしたヤマツツジ(山躑躅)の華麗さが 人びとを魅了していました 比べて 大柄だけど地味なモチツ...
相生山樹林 緑のトンネルの両縁は飛翔能力のないヒメボタル(姫蛍)のメスが 光点滅させて飛んで来る雄を 微弱な発光で待ち受ける隠れ家なので 緑の道の真ん中を歩きます明るい斜面から ふだんは水路の無い谷間へ 高いコナラ(小楢)から 役割りを終えて落ちた雄花序が 花ざかりのサワフタギ(沢蓋木)の枝に掛かる ステージ登り返す 明るい尾根への常緑高木の道照度いっぱいツツジの小群落 交ってズミ(酢実)最後の...
眩い緑 吹き出した若い緑 冬を越えた強い緑相生山の全域で 緑が日に日に膨らんでいます緑のトンネルに入って行くように 樹林の中を歩きます野生の蔓が縦横無尽に伸びる フジ(藤)の天井 シャンデリア 木洩れ日の坂道 一息仰ぐ エゴノキの蕾が下がっていました 尾根上 ヤマツツジ(山躑躅)の彩り タカノツメ(鷹の爪)の花火 ウスノキ(臼の木)の花が鈴なりツツジ科の花たちが静まると 相生山はヒメボタル(姫蛍)の...
相生山では サワフタギ(沢蓋木)が満開になりましたことし新たに見つけた株 幼木ではなく樹高2mを超えています 他の植生に圧迫されたり 頂部を数年前に伐られた形跡があったり樹幹が乱れていますが 見事に花をつけています 一番株数の多い コナラの谷の出口では どの株も花盛りふと同じ白い花で よく似た感じのコバノガマズミ(小葉の莢蒾)とどこが違うかが気になりました 探して辛うじて見つけた残花1つの花のつくりは...
相生山緑地のシンボル-コナラ-(小楢) 容積が日毎に大きくなります今日は朝9時に23℃ しばらく4月らしかったのに再び 夏日送粉の役割りを終えた雄花序 順次枝から離れ 地表に積もっていく 雌花の子房がしっかりと認められる頃 相生口のニセアカシアに蕾がつきます 緑地周辺の多くの畑地は 名古屋市の「防災協力農地」になっています地震災害が発生した場合 避難空間や災害復旧用資材置場に提供される農地 ふだんは普通の畑...
相生山のズミ(酢実) 白い花 蕾のピンク 最高潮 目線から膝元の株も 樹高3mの高い枝にもズミの花びらは5枚 ズミの花序には5本の花柄 真ん中の花が先駆けて開き 周りの蕾が遅れて開く5個の花が やさしい一かたまりになって 相生山に 緑の初夏を呼んでいます by アイ...
相生山緑地の西境界は 県道59号=名古屋中環状線国道302号(名古屋環状2号線)完成前までの 旧名称は「名古屋第二環状線」明治維新後の産業経済政策では 瀬戸の焼物を名古屋港から輸出するため鉄道を敷くという当初の計画が変更になり 後に道路となったと聞きましたこの区域では 北は菅田町から片道2車線の車道 中央分離帯のレッドロビン 歩道はツツジ植え込み北沢を経て 野並へただいま花盛りの低木街路樹 ヒトツバタゴ...
コバノガマズミ(小葉の莢蒾)もう花はすっかり終わって実を付け始めていました。最盛期を迎えようとする ツクバネウツギ(衝羽根空木) ペアの蕾がぷうっとふくらん見ながら下がって伸びてくる、咲きかけが面白いですね。サワフタギ(沢蓋木)相生口に近い方では1つだけ。稲田口では結構な数の花が見られました。これからがピークです。 相生山ウオッチャーズの チエちゃんとツッチーさんからのレポートでした今週の木曜日から...
カスミザクラ(霞桜)が朝日の中 匂えるように満開ですヤマザクラ(山桜)と近い種らしいと 葉の展開や色から実感します こんなに高い大きな樹です 樹齢は数十年を越えていそうです 霞の花を見上げていると 杏仁の香りが降ってきます隣り合って ウワミズザクラ(上溝桜) こちらも高木後から植えられたヒノキに囲まれ 枝が張れず 太陽光を求めて 上へ上へ競って伸びた結果 12m以上の枝に 花がちらちら見えますzoom...
最近歩いていると「初めて相生山に来ました」という方にお会いします。本などで紹介されているようです。今日のズミ 「これがズミ?!」「さっきのは違ってたね。桜だったのかな?」初めて相生山にいらしたお二人。ズミの写真を撮っていかれました。サクラはもちろん、カマツカもアズキナシも花期は終わってるし。何だったのかな??本物を知ってもらえて良かったです。 by ツッチー...
林縁部や伐採地に多い 先駆植生(パイオニア‐プランツ)のアカメガシワ(赤芽柏) 「エッ、冬芽 あんな だったのに・・・!」「はい。これが名づけの謂れです」 「トウダイグサ科って、円錐花序だから灯台草?」「燈台の形から、らしいですよ」 *アカメガシワのてっぺんの赤い芽をよく見ると、うぶ毛のような毛がきらきら輝いてきれいだった。アカメガシワの花は見たことがないので想像がつかない。見てみたい。(Bee) 花は こちら...
「相生山の四季を歩く会*4月」の例会では 事務局の3名に加えて20代2人 10代1人の若いスタッフが大活躍してくれました*キノコ、虫担当の方、渋い。いろいろ教えていただきました。お孫さんもすごい。(せい)*ガマズミの種類の違いを観察できた。(セツコ)*ミヤマガマズミ、コバノガマズミ、ガマズミを覚えました。(KUMIKO) 「広場で見ていたキノコは、ヒサカキ(姫榊)の花を養分とするキンカクキン(菌核菌)の一種」(カイ...