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森の樹木は花の時。「相生山の四季を歩く会」ではヒサカキ(姫榊)の3月に続いて、雄花―雌花を探します。今月のメイン、バラ科やツツジ科は雌雄同株に両性花。 アズキナシ(小豆梨)もモチツツジ(黐躑躅)も、一つの花に雌蕊と雄蕊。「みんなそうとは限りませ~ん・・・」という当日の資料の一部分。観察順路に次々登場する花々に蝶や蜂のように群がって、「ホント?」確かめました。アオキ(青木)は分かりやすかったです。雌株...
新しい月はの新しい朝の光に咲くコバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)ツツジの同定に雄しべの本数は必須です。「コバノミツバツツジは10本、ヤマツツジ(山躑躅)やモチツツジ(黐躑躅)は5本のはず。数えてみて下さ~い」と「相生山の四季を歩く会」で案内人の声。たちまち、「うそぉ、11本あるよ」「雌しべ入れたらアカンよ、柱頭が赤いのは雌しべ」「10本無いもん、8本しかない」「10本あるよ」「ワタシのは9本」雄しべの本...
「相生山の四季を歩く会」ホームページ更新しました。こちら 常連さんたちのコメントと「午後の部」を紹介します。 *森の中、梢の端々に無数の芽吹き。(hazuki)*コナラの芽が銀色に光ってた。青空はいろんな物を輝かせます。(ヒメシャガ)*午前の部で見た サクラ ウスノキ ネジキなど 2時間程歩いた後に見たら 確実に緑やピンクの色が濃くなっていた。(ケイコ) *以前は花が咲いた、実がなった、とその時を楽しんでいま...
「相生山の四季を歩く会*3月」の下見は、1(金)7(木)9(土)の3回。近年、野鳥と会えることが激減した相生山ですが、それでも(現認回数の多い順に)メジロ(目白)・カラス(鴉)2種・ヒヨドリ(鵯)・キジバト(雉鳩)・コゲラ(小啄木鳥)・シロハラ(白腹)・シジュウカラ(四十雀)・ジョウビタキ(尉鶲)・ツグミ(鶫)を樹林の中や生産緑地付近で目撃できました。会の参加者から「野鳥を見たい、知りたい」声はしきりに上...
春は足踏み。冷えて、樹林の中まで伊吹越えの雪が細かく降り込みました。落ち葉の上に消える雪粒、ちいさな紫が飛び込んできました。 先日までは見つからなかったスミレの色。マキノスミレ(牧野菫)の私にとっては一番花。すぐ傍に、蕾の数株。次に暖かくなったら、ここは菫の園。 樹林の出口、大枝が伐採されて痛々しい小さな桜並木。それでも花を探す癖で見上げたら、雪雲が去った空を背景に白い塊。 エドヒガン(江戸彼岸)3分...
元気な芽吹きを見つけました。古い葉の上部に若緑。アケビ(木通)ですよね。掌状5枚の葉が見えます。 でも、アケビって落葉つる植物じゃなかったけ?・・・とにかく越冬した葉がついてるのが実際なので、半落葉に認識を改めることにします。それより、芽吹いた葉の横に蕾!がありました。接写すると葡萄のマスカットみたい。葉が5枚、蕾がこの色ならアケビで間違いなさそう。 ミツバアケビ(三つ葉木通)の方はどうかな?少し離れ...
「冬の散策の楽しみは、可愛い冬芽と葉痕のユニークな顔に会えること。自然からのごほうびを満喫💛」(Michi)先週日曜日の「相生山の四季を歩く会*午後の観察会」ヤマコウバシ(山香ばし)からアズキナシ(小豆梨) 午前中には会えなかった子たちを順に巡りました。余りにも小さくて見つけにくかったナツハゼ(夏櫨)の『にこちゃんマークの口』も、高い所にあって見えにくかったクサギ(臭木)の『馬蹄形』も。 ヤマウルシ(...
「相生山の四季を歩く会」2月例会 こちら 午後の部みんなでコゲラ(小啄木鳥)を観ました。方カタカタ・・・・軽快なドラミング(=餌を探して枯れ木などを嘴で突く)の音・・・・・だんだん大きくなる 何処だろ?「あそこです。意外に近い」一番若いKさん、さすが❣ 「エッ、どこ?どこ??」「すぐそこですよ!」「アッ、ホントだ!!」 声をひそめながらも10人、ほとんど真下にいるのに、食事に夢中。記録係がアップの姿を納...
こんなにいいお天気だもの一番陽があたる場所の ウスノキ(臼の木)の花芽春本番を待ちきれなくて ほころびましたチューリップみたいな形 春の紅色 明日 もしかしたら 咲いてるかもしれない「相生山の四季を歩く会」は 花芽 葉芽に 春を見つけます by アイ...
二十四節気は大寒から節分を経て立春へ。春浅い青空からは時おり冷たい風が来るけれど、樹林の色は確かな変化。 前の季節の名残りは、ヌルデ(白膠木)やアケビ(木通)の乾いた果実。 新しい季節の始まりは明るい光と、落葉も常緑も少し短くなった木々の影。「相生山の四季を歩く会」 2月は恒例 「冬芽」の世界。美しいもの、珍しいもの、初めての出会いを楽しむことはもちろんですが、いつも何気なく歩いている相生山の植生に季節...
青空が清々しかった菅田神社に新年のご挨拶登り慣れたアオハダ坂を今日も元気に登れたすっかり見通しが良くなって明るい森裸木も小さな芽を守って春を待っている相生山 今年もよろしく!! by hazuki 画像はR.61 「相生山の四季を歩く会」1/14の記録 ...
相生山緑地の北端、隣接して双子池があります。湧水による自然の池で年中涸れず、この地域が水田として土地利用される重要な要因だったそうです。 双子池の住人はカルガモ(軽鴨)、日によって時間帯によって「お出かけ」もありますが、10羽以上は常駐です。彼らに交じって見慣れぬ顔を見つけることがあります。 今日はオオバン(大鷭)。お洒落なツートンカラーの胴と首、額から嘴にかけての白色が目立ちます。昨年の今ごろには...
コナラ(小楢)の幼木は赤く紅葉します。成木は黄葉から橙色を経て褐色に変わっていくのが例年です。今年は違います。コナラの谷のグラデーション。紅く染まるコナラの樹冠。 日曜日の「相生山の四季を歩く会」こちら から雨の夜が過ぎて一日経って、コナラの紅葉。 風も無いのに、しきりと赤い葉が下りてきます。一枚一枚・・・・透明の糸で連なるように。 コナラの葉が静かに積もります。地表で色が褪めて、褐色の表面と灰褐色の...
*散るチル散る・・・風もないのに木の葉が落ちる。コナラ・もみぢの落葉、ハラハラと散る様子が素敵、大好きです。黄葉のタカノツメ、コナラ・・・・こんな風景の中を歩ける幸せを感じつつ、カサコソカサコソと歩きました。(ケイコ)*暑い夏であった為、紅葉が心配であったが、とてもきれいでした。(薫)*楽しかった。すべて。(オカムラ) *落葉をふみしめて歩くのが気持ちよかった。紅葉も素晴らしかった。勉強したことはす...
今朝の記事 こちら の続編です。 金色のシンボルコナラの前に全員集合しました。「そっち狭くない?」「アンタ前へ座りなよ」「わたし後ろでいいです。今日初めて来たから」「遠慮せんで」「隠れて写っちゃうと縁起悪いらしいよ」「全員入ってますかぁ?」「大丈夫?」「2列目の人ちょっとしゃがんで」・・・・・・・・なかなかキマリません。さっきからスタンバイ充分、笑顔が崩れ始めた人も出て来たよ(笑)これでも意思が揃って...
12月1日午後3時。相生山のコナラ(小楢)の中で、黄葉が遅いシンボルコナラにも色づきが見えてきました。12月3日朝10時。一昨日と変わってないようでしたが、根元から仰ぐと朝日を受けた力枝の先にオレンジの輝き。幹の周りは暖色グラデーション。 12月7日午前10時半。中3日空けたら、外見からでも様変わり。ピーク手前の華やかな装い。 12月9日午後2時。紅くなった大きなコナラ。今日「相生山の四季を歩く会」参加のみなさんの合...
朝9時、徳林寺もみじ谷に陽が入って。谷底から360度。燃える赤。黄緑から黄、橙、朱、光群れる。 谷から寺院境内への登り道。斜面上から樹木越しに谷を見通す。 起源は徳林寺開祖による植栽イロハカエデ、100年を経て相生山に根付く。ことしは久しぶり、赤が豊かに映える。「相生山の四季を歩く会*12月」 こちら 1年の締めくくりに愛でよう、人と自然と時間の綾を。 by アイ...
次の日曜日10日は、今年最後の「相生山の四季を歩く会」最近は毎回、コースの終点・解散地にしている「小楢の広場」も色づいてきました。2009年12月に最初の観察会を始めてから14年経ちました。通算170回目。8月は夏休みにしたり、5月に夜の部「ヒメボタル調査観察」を開催したりしたので、単純に12x14=168とはなりません。とにかく無事15年目に入ります。 今回のテーマは「コナラの輝き」、先月の約束は「相生山の紅葉の一番きれ...
相生山緑地の黄葉にタカノツメ(鷹の爪)が登場してきました。 高い枝、低い枝。お日さまの光が通ると輝きが増します。 樹高3mくらいの木の株元から見上げるグラデーション。 葉表と葉裏。 早く黄葉して落ちた枝先に、冬芽。未だ芽鱗が柔らかい感じです。 果実も捜して見ましたが、黄色い光の中に埋れたか、もう完熟して落果したのか。毎年12月の「相生山の四季を歩く会」の時が見頃 こちら のタカノツメ黄葉。今年は少し早すぎる...
二十四節気、きょうは小雪。山根口から望む御岳山の山頂稜線が真っ白になるころ。 相生山もコナラ(小楢)樹林に黄葉が始まります。「相生山の四季を歩く会」の“10月*キノコ狩り”や“11月*落ち葉ひろい”で成果を持ち寄ったコナラの広場。東南に延びる谷部斜面に陽が昇って、もうこんなにキレイな黄色! コナラの黄葉が始まると、照明が灯ったように森全体が明るくなります。冬が進んで、いよいよ相生山の紅葉は最高潮を迎えます。 ...
昨日に続き「相生山の四季を歩く会」After12日の記録(人が写っているもの)と今日の画像を貼り合わせ。 「ヤマコウバシのオレンジ色がとてもきれい!〔これからピークに向かいそう〕 エノキが黄葉途中、緑と黄色のまだら模様。 〔もう、まだら模様は見つかりませんでした〕 〔どのグループも拾ってきた人気者〕タカノツメの甘い香りはもう少し後かな?」 hazuki紅葉のヤマハゼ(山櫨)と黄葉のタカノツメ(鷹の爪)相生山を...
~注文の多い落ち葉ひろい~ 相生山の四季を歩く会/11月アンケートに記された声で紹介。 「今回初めて参加して、落ち葉の種類に興味を持つことができた」「和気あいあいの落ち葉探し」「コミュニケーション活発」 「7人で知恵出し合って、こんな観察会もいい」「企画が良かった」「葉っぱがこんなにたくさんの種類」「宝さがしのゲームみたいで楽しかった」 詳報は追って報告します。 by Oak....
「相生山の四季を歩く会」事務局にとどいたメールから一部紹介します。 メールありがとうございました。ボールペンのインクが無くなり、あまり感想を書けませんでしたので、返信させていただきます。活動に楽しく参加させていただきました。記録係になったからこそ講師の方にいろいろ教えていただくこともでき、大変ありがたかったです。 きのこを発見する楽しさやみんなで同じものを見ていろいろ会話する楽しさも味わいました。...
正午過ぎに相生山を歩く時も、長袖が要るようになりました。急な気温の変化です。クサギ(臭木)も変化、蒼い果実が紅い萼の真ん中に座って。その谷間に「菌糸の塊、キノコの本体です」、下見のときに講師の先生に教えてもらいました。 「どの種が現れるか、未だ分からないです」夏7月までは、この谷間にはキノコがあふれていました。明らかな食用菌の自然生えもあったんですよ。大雨の水で流されたか、誰かが片付けたのか、しだい...
「わたし、田舎育ちのくせに、虫が苦手で。今回は『えっ虫を捕まえなければならないのか』・・・・手袋を二重にして参加しました。黒いバッタ一匹、やっと、自分で捕まえて。『これ、何とかして・・・・』💦横にいたスタッフさんに助けてもらって袋へ。この歳になって、滅多にない経験をしました(笑)」 「虫はちょっとね。でも来たよ。これまで敬遠していたけど、面白かったです。バッタとコオロギの翅(はね)のつくりの違いとか」...
相生山に秋の姿が ぐっと濃くなってきました 春先に冬芽を観たハゼノキ(櫨の木)幼木に 紅葉の葉秋の七種 ススキ(芒)は穂の展開 ヤマハギ(山萩)も開花 今度の日曜日「相生山の四季を歩く会*9月」 詳細は こちら 7月の昆虫(採集)観察から2ヵ月 おとな(=成虫)になった子たち 背の低い草むらにイナゴ(蝗)の仲間 農道にクルマバッタモドキ(車飛蝗擬き)樹林の枝には どんな子が潜んでいるでしょう「ムシ苦手」...
8月27日きょうは 高岡立明さんのお命日このブログ立ち上げの発起人のひとりこの日が来るたびに 相生山の道路の「決着」が未だについていないこと「勇気がありますね」と 「森づくり」への検討を始めた時に掛けられた言葉話し相手が 先達が 一人いなくなってしまったことを寂しがっていないで残された者たちで 出来ることをやっていますことしの7月に 高岡さんの問題提起 こちら から6年経って やっと 名古屋市へ具体的な...
台風を追いやる太平洋高気圧の張り出しで朝から 予想以上に「暑い❢」それでも嬉しいことに 17人もの参加がありましたきょうのハイライトは 開始早々のクサギ(臭木)8月の熱に負けない芳香 雄しべ先熟の戦略を学びました 尾根の樹林内にあるギャップでは秋の七種と氾濫原の話金曜日の下見でも 最盛期に比べると3割ぐらいになっていたセミ(蝉)の声聴き耳を立てないと気づかないくらいに減っていました「秋になったということ...
体温より高い気温です お昼前なのに 樹林の道は時おり風が吹き込んで 木洩れ日がクルンクルッと回る 日曜日の「相生山の四季を歩く会」のテーマは 立秋の森歩き秋 を探していたら アオハダ(青肌)の赤がキラキラ ヤマウルシ(山漆)の果実の果皮は褐色になって 刷毛が見えましたつるっとしたヤマハゼ(山櫨)の果実 中は蝋質が詰まってきたのかな コナラ(小楢)の樹冠青空に 上弦の月 尾根道から降りて来たら ヤマザ...
尾根でこの春から目立ってきた リョウブ(令法)花を認めて こちら から1ヵ月余り どうやら果実をつけたようです 少ないけれど相生山緑地の樹林の中では あるものは樹勢が衰えまた別の場所に 幼い芽出しがあったり微細でも 千差万別 さまざまな変化が起こっていきます「相生山の四季を歩く会*8月」は お盆のさ中台風6号は西海に 7号は東海地方へ接近中気象情報に注意しながら 新たな出会いを期しています by ...
昨日の中日新聞社説 「市民参加」について述べた核心部をトリミングその午後 名古屋市緑政土木で面談のようす 記事も参考にして行政の施策と市民の関わりについて 問題提起をしましたホームページ こちらに活動報告私たちの背後には 私たちを包み込む相生山の自然があります 猛暑をいのちのエネルギーに換える樹林いのち絶えた樹木を 土に還す菌類 シイサルノコシカケ(椎猿の腰掛)セミの声を吸い込む夏空 都心を望む尾根...
先週の「相生山の四季を歩く会」こちら のとき会ったキノコたちその後のようすが気になって先ずは「こんなに集まって生えてるのは珍しい」と先生も驚いたヒナツチガキ(雛土柿) 雨の後でも大きな変化なし 雛というだけあってカワイイ 形は柿の実 土の中から出てきたキノコの名前は誰にでも分かりやすいです谷間へ下りて 愛称ティラミスタケ正式な名は未だついてなくて 仮の名が マクツバコナカブリテングタケ(幕鍔-粉被り-...
お知らせが遅くなりました 12日(水)から工事が始まっていますそんなこととは知らず いつものように相生口から上って行ったら生産緑地のミカン畑沿いに工事車両3台 トラックの荷台には伐採された大小の枝 向こうにエドヒガン桜の太い力枝が切りかけ状態で ぶら下がっていました柵の向こうを覗いてみると 樹林入り口への園路にキャタビラの跡簡易トイレが設置されていることから かなり長期の工事だと推察されます 桜の根っ...
相生山で採ったカブトムシを森のコナラに返しました。子どもたちは名残り惜しそうでした。 時間が押す中、急いでトンボ池へ移動です。子どもたちは虫の先生にベッタリ張り付いています。 トンボ池ではアメリカザリガニの例で、少し難しいけれど大切な生態系のお話しを聞きました。 「先生、虫全然いない」「いないんじゃなくて、隠れてるんだよ。雨は上がったけど、天気があまり良くないからね」シンボルコナラ近くまで戻ったとこ...
雨上がり直後 相生口のアオギリ(青桐)の花 8月の花 クサギ(臭木)は蕾 ヘクソカズラ(屁糞蔓)の花が増えてくると嬉しかった もうスグ夏休み子どもたちが元気で つられて大人たちも元気になれたから「気象庁発表」を待たずに 自己責任で「梅雨明け宣言」だって去年は こちら その後では こんな でしたものなので 3年前 こちら みたいに by アイ 画像はいずれも 9日(日)の「相生山の四季を歩く会」にて...
名古屋市南東部 6:30 土砂降りの雨で目覚めました「どうしますか?」「無理かもね・・・」きょうの「相生山の四季を歩く会」は 昆虫とキノコキノコは雨天決行 昆虫は雨天中止前日の会員連絡メール「講師の青年たちが資料原案を作成してくれました。2チーム9名で、熱心な下見をしました。なので、雨は本当に困るのですが、天には逆らえません。雨なら雨で、きっと良いことがあるでしょう。出発ギリギリまで、昆虫コース実施を...
雨と雨の合間に 梅雨の森散歩蒸しっと 時おり涼風 蚊の攻撃イセノナミマイマイ(伊勢の並蝸牛)が触覚を延ばしていました伊勢湾周辺に生息する ごく普通のカタツムリ 分かりやすい命名者に敬意を表します 彼(=彼女)・・・カタツムリは雌雄同体 の後をついて行くと粘菌ススホコリ(煤埃) 変形菌と言われるように 動いている状態では形を変えます色は違うものの血管を想わせる 「生きもの」の姿瘤のように膨れた太いと...
猛暑日の朝 コナラ(小楢)樹林にチョウトンボ(蝶蜻蛉)舞う 日曜日の「相生山の四季を歩く会」の下見をしました定刻に集合 今月は A昆虫 Bキノコ 2グループに分かれるので9人のメンバーは 当日の担当に分かれて歩きました BeebeeTree(=蜜源植生)に集まるハチ(蜂)たちを観察する昆虫チーム散策路脇に何やら発見!しっかりと記録するキノコチーム「主催者は下見で学び、目いっぱい楽しむ。当日は参加者に楽しんでもらえる...
朝までの雨上がって 梅雨の青空 仰いで リョウブ(令法)の花 シャシャンボ(小小坊)とマツ(松)の尾根に若いリョウブに 花穂を見つけたのは最近長い馴染みの谷間の子 こちら の花付きが少し減ったのは惜しいけれど 新しい友が出来た気分です 夏は本番 7月朔日 by アイ...
「キノコ「は短命?」の記事 こちらで 「1週間で老菌」になってしまう キノコたちの子実体の例をあげましたがなかには もっと長い時間 成長続ける種もありますサルノコシカケ(猿の腰掛)の仲間 多孔菌目タマチョレイ(玉猪苓茸)科 相生山では マンネンタケ(万年茸)が目立って分かりやすいです 6月11日「相生山の四季を歩く会」観察時 → 3日後の姿さらに10日後 撮影角度は違いますが 同じ個体たち最初は太い筆 のような...
苔の褥に カレバキツネタケ(枯葉狐茸)が壊れていました 後のは1週間前の画像倒れたウラムラサキ(裏紫) 崩れたヤブレベニタケ(破れ紅茸) それぞれ最盛期のようすは こちら 数日で「老菌」になってしまいますキノコは儚く 脆い でもね 私たちが「キノコ」と呼んで見ているのは 胞子を放出する「子実体(しじつたい)」 植物に例えれば花の部分 花は短命・・・数日から1週間 なかには1日花も多いそう考えれば キノコ...
水と熱を得て 夏が育つと キノコも育つ倒れた木の幹 折れ伏した枝 老いた樹皮 落ち葉の土からオリーブサカズキタケ(オリーブ杯茸) 全体的に黄色でヒダが垂生、カサに条線がありサカズキ状にそる。柄の根元が綿毛のような菌糸でおおわれるのもポイントです。ニクウチワタケ(肉団扇茸)迷路のような複雑なヒダが特徴。分類上の所属科未定。テングタケ(天狗茸) 壷と傘のイボに特徴。オオホウライタケ(大蓬莱茸)ヒダが疎...
空中湿度は感じるものの 充分な夏の日射し光の珠が散る中に イソノキ(磯の木)が咲きます 地味で 細かい 夏の花 イソノキの花について こちら きょうは未だ 開ききっていない感じでしたが幾つかは 花弁の底に蕊が見えましたすぼまった花のなかまで 果敢に虫たちが飛び込むそれが イソノキの送粉戦略なのでしょうかイソノキの花期は長いです「夏」の期間 どこか どの木か どの枝で 小さな花に出会えます早い花は結...
前記事 こちら からの続きです 同定はキノコの先生、カイトさんにお願いしました。 ベニヒガサ(紅日傘) 多孔菌類 おそらくベッコウタケ(鼈甲茸)の出始めだと思われる。 アンズタケ(杏茸) 何種類かに分かれるかもしれないキノコ。アンズの匂いがする。待望のアカヤマドリ(赤山鳥) 残念ながら、もう傷んでました。 キノコとの出会いを楽しみながら、少しうつむき加減の森歩き。真夏日の暑さでも、時折吹く風が心地よい散...
探せばあるある。地味目なキノコから華やかなキノコまで.。 シジミタケ(蜆茸)分からないのはカイト先生に同定をお願いしました。ヒメスギタケ(姫杉茸)チャヒラタケ(茶平茸)類 傘を見ないと細かい判別は困難 キイボカサタケ(黄疣傘茸) ハナオチバタケ(花落ち葉茸)〔大〕カレバタケ(枯葉茸)? と [小]クヌギタケ(橡茸)類ホームページ こちら や このブログのキノコ記事 こちら と併せて、相生山の6月のキノコ...
「ノウタケは膨らむ」とは聞いてましたが、爆発してました。8日に初めて名前を教えてもらったとき、カップケーキみたいで、何がノウ? ノウってどういう事?って思っていました。 それから2日したら、様子が変わってきて、雨に濡れたせいかな?質感がフワフワからネットリ・・・・。そして何と! 「相生山の四季を歩く会」当日コレが 脳茸 納得。 まるで取り出したように生々しい。あれから4日。元の焼き菓子に戻ったような。...
雨は降り続いていましたが 森のなかの時間は快適でした適度な気温と湿度は キノコたちにも人にも初めての参加者5人を迎えて22人 短時間でしたがキノコに遊んでもらえました「どうしてあんなに見つけられるの?」「子どもの目線はキノコに近いからね」「きっと眼の力が違うんだよ」「それは言わんとこ・・・」シニアたちの会話「センセイ、コレ何っていうキノコ?」 カイト先生は同定に忙しい 大人たちにフォローされて2時間半...
「相生山の四季を歩く会」は 2009年12月6日に発足しました こちら以来13年半 多分きょう のべ5000人目の参加者を迎えます 今日の資料(部分)キノコがテーマですが 個々の種の観察にとどまらず 例えば生態系全体 キノコでいえば食物連鎖から「分解者」の面を学ぼうとするそんな姿勢が この会の譲らぬ根幹をなしてきました過去のブログ記事を見ていたら 100回目 通算3000人が こちら懐かしい顔が並んでいます 相生山に脚...
キノコ観察会は3年目を迎えます相生口から入ってスグの竹薮で 最初に覚えた コテングタケモドキ(小天狗茸擬き) ことしも数本 リングになって再会「冬虫夏草あったらいいな」「あると思いますよ。こんな樹林なら」最初に出会えたのが タンポタケモドキ(打包茸擬き) 去年は姿見せなかったけれど 増えたねアベマキ(棈)の枯損木の根方マンネンタケ(万年茸) みょきみょき 10本ほど競って初めましての紫 その名もウラム...