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岐阜のフィールド、裏山はヒノキ人工林。元はコナラ・アベマキ・クリ林。アベマキの根元、小さな崖上に、シュンラン(春蘭)の大きな株が育っていて、山の春はこの花とともにやって来る。今年は花芽が見えない状態が長く続きました。「古い株らしいから弱って、花付けられないのかな」と思ったほど。3月末になってやっと花茎が伸びて、去年より花の数は多いみたい。「ここのシュンランは下から見上げれるから、花の中が見えて良い...
桜に先駆けてスミレ(菫)が満開。日向に半日陰に、樹林の林床に見頃のとき。 マキノスミレ(牧野菫)ニオイタチツボスミレ(匂い立壷菫) ならず者が盗掘したらしい跡。そこで見るから良いのに、ひとり占めしたいとする心が貧しい。散策路のあちらこちら、落とし物を探すように丁寧に歩くと、個性豊かにスミレたち。 by アイ...
相生口の階段足元にホットピンクの影。見上げると濃い緑の奥にサザンカ(山茶花)が咲いていました。 展望台跡への緩やか斜面。期待してなかったツクシハギ(筑紫萩)残り花。紅葉ちらちらコバノガマズミ(小葉の莢蒾)赤い果実ちかちか。来年まで忘れずにいたい。萩の花色。 アキノキリンソウ(秋の麒麟草)今年初めて会いました。 「この辺り増えたね」「こっそり切って持って帰る人見たよ」「自然は強いさ」「だからって花泥棒...
相生山の雑木林周辺には草地が極めて少ないため、秋の野の代表というべき野菊はほとんど見られません。1株のノコンギク(野紺菊)が静かに咲いていました。 あのシンボルコナラ こちら の直ぐ近く。そのせいかこの秋は余計に寂しさを呼び起こされます。それでも、周りで何が起ころうと静かに花つけるいのちは大事なものに思えます。 穏やかに坂を下って山根口、舗装道路沿いの林縁下に、もう2株が咲いていました。散った桜葉を背景...
涼しくなって真夏日が戻ってきて・・・「相生山の四季を歩く会」から5日経ちました。ホームページ/活動報告を更新しています。 こちら 林縁の生産放棄地ではセイタカアワダチソウ(背高泡立ち草)黄色が濃くなりました。樹林地の中に柿の実、もう食べれそうかな?園路沿いにも黄色や橙色がちらちら増えてきて、かなり秋の景色めきました。 遅れていたナツハゼ(夏櫨)が低木層では一番の先陣。熟した果実も見られます。 いつの間にか新...
二十四節気「秋分」も終わりがけ、白いヒガンバナ(彼岸花)に出会いました。 いつだったか、どこかのお寺の境内で見かけたことはありましたが、相生山では初めて。ヒガンバナは種子が出来ないはずなので、この子は辺りの赤い株から生れた突然変異ではなさそうです。季節の変わり目に忠実で、数少ない華やかな秋の演出者。「白もあったほうがいいよな・・・」と誰かが秘かに植えたのかしら。梅畑の横の小さな桜並木。樹齢数十年の樹...
もう少し黄色いはずの落葉樹林は北尾根コナラ(小楢)付近。秋雨前線が掛かったり離れたりの空模様。向こうの若いヤマザクラ(山桜)の辺りだけが明るく見えました。 高齢コナラの足もとにアレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)小さな草むら。畳んだ花びらが秋の灯り。降りの山根口。未だ靄った空からの少しの光に、今日の黄葉。 仰いだオオシマザクラ(大島桜)の橙が逆光、くすんで写りました。快晴の高い空も秋。今日のような落ち着...
秋の彼岸 お中日小雨上がり 期待半分 いつもの小径 秋の花が軒並み遅れているから ことしは無理かな・・・ 歓びの赤 一株3本濡れて 開きかけの紅 相生山のヒガンバナ 人のつくった暦に律義に ことしも 咲いてくれました by アイ...
次第に「秋」は進んでいるようですが、本家ハギが咲く前に 林縁や生産緑地沿いの草地ではアレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)が咲き乱れています。 木本のハギ(萩)や在来種の本家ヌスビトハギ こちら に比べると外来種であるこの子の風格はイマイチ、しかも種子のクッツキムシは嫌われものですが、こうしてみるとなかなかの風情ではあります。儚げな青紫は、やっぱり秋の色。 by アイ...
秋の七種 その三 葛花相生山の林縁に盛んに繁る蔓の中に、やっと❢花の赤紫が見えました。 ずい分長かったです。立秋から白露、もう秋分まで1週間。昨年は こちら一昨年は こちら5年前は こちら今年は猛暑日が遅くまで・・・だけでなく、クズの開花だけで見ると、年々遅くなってきているようです。 だいたい同じ場所で観察しているので、その場所の生育条件―周りの植生の変化による日照とか、クズの株の成長具合とかの要因もあると...
深い緑の森に、小紅点々。ミズヒキ(水引)の盛夏です。お中元の熨斗と符牒が合いますね。花弁様の萼が4枚。上の1枚は赤、下の1枚は白、中の2枚は上側が赤、下側は白。なので上から花を見ると赤く、下から見ると白く、交互に見て紅白の水引・・・と観察するのですが、タイミングが難しい。以前の画像 こちら まあまあ撮れてます。今日は未だ花が開いてないみたい?でも、蕊が伸びています。葯がなく、先端が2つに分かれているので...
名古屋市で“夏日”ですって! ニオイタチツボスミレ(匂い立壷菫)の花も終わり。腹ばいになって嗅いだ、「お母さんの白粉」の匂いともお別れ。 相生山の春3月。ヒサカキ(姫榊)の強い匂いで始まり、このスミレの仄かな匂いで終わります。 by アイ...
相生山にスミレ(菫)の季節がやって来ました。森の小径の傍らにマキノスミレ(牧野菫)、紫の春。同種の色違い、赤紫の子も交じります。 こちらはニオイタチツボスミレ(匂い立壷菫)、タチツボスミレ系で白粉のような匂いを持っています。這いつくばってでも、一度は体感されることをお勧めします。「花色は紫だけどミッキーマウスみたいに顔の真ん中に白色がキュッと・・・」自然観察の先輩が色の特徴を表してくれました。 ずっと以前...
花が終わった梅畑の草地に、春の色。黄色いタンポポ(蒲公英)の花。たった一輪の花を見つけて、背中の黄色い模様が特徴の虻。「相生山の四季を歩く会」の昆虫の先生に聞きました。「ナミホシヒラタアブ(並星扁虻)の♀だと思いますが、あまり自信はありません」お日さまの光が明るくなったから、草花も虫も元気色。 by アイ...
「相生山の四季を歩く会」午後の部では、春一番の花探しもしました。落ち葉をそうっと掻き分けて、ヒメカンアオイ。「小さいねえ」「姫だもの」下はお正月に海上の森で出会ったスズカカンアオイ(鈴鹿寒葵)です。葉っぱを比べてください。花色が渋いのは気温のせいだと思います。「姫寒葵の花を見せていただいてとても嬉しかったです。以前もっとしばしば相生山を歩きに来ていた頃は、遊歩道沿いに姫寒葵があるところでは必ず葉っ...
旧正月です。相生山の生産緑地には、「若菜」の花たちが咲きます。 “星の瞳”の オオイヌノフグリ(大犬の殖栗)、名づけが農作業の目安からと言われる タネツケバナ(種浸け花)、「春の七種」の ハコベ(繁縷)、「春の七草」と間違えられる ホトケノザ(仏の座)。 百人一首の十五番、光孝天皇の作とされる「君がため 春の野に出でて 若菜摘む 我が衣手に 雪は降りつつ」習った高校生の頃は不思議でした。春?若菜摘む?雪?...
ガガイモ(鏡芋)の種子に旅立ちの時が訪れています。 果皮が割れ、絹毛が覗いていました。9月花の頃 こちら、その後この辺りの草が刈り払われて生育が危ぶまれましたが、何とか数個は生き残って果実を育て、種子を産めたようです。 朝日にきらめく、散布装置。飛び出しを待つ、種子の集団。あと少しの乾燥と、お誂えの風を待つか。記紀の時代から伝わる こちらガガイモ ゆえに、相生山にも生き、相生山からも飛んで繁殖して欲しい...
相生山の秋、やっと本番。夏は済んだはずなのに気温が下がらず、暦通りに進まない季替わりでしたが、雨直前の黄色を訪ねたとき こちら から5日。あちこちに黄色が散らばり、やっと広がりを見られるようになりました。 辛うじて花色が紫に残った ヤマハギ(山萩)の黄葉。最近数が減った アキノキリンソウ(秋の麒麟草)に黄点灯。 足元から目線に、黄の連鎖。イソノキ(磯の木)は紅葉前の、黄色一旦停止。 ムクノキ(椋)の黄葉は...
樹林から出て来たら、もう日暮れが近い。コスモス(秋桜)咲く道。 耕作放棄地に種を撒いたか、ずっと前からの自然生えか。手入れされてない野生の花園、この区画も「相生山緑地」範囲内。二十四節気、きょうは霜降。秋晴れの一日、豪華な花たちが揺れて暮れる。 by Oak....
二十四節気 白露 も次候に入るのに 33℃きょうも真夏日名からも 実からも 白露と言えば萩 そう思い入れて ハギの花 樹林内の明るいギャップでも尾根の外れまで行っても花が無い・・・・昨年の 白露初日 こちら 緑地出口の林縁には 旺盛にアレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)万葉の萩に代わって 外来の草本・・・・ 不本意ではあるのですが 「植物を差別したらイカンですキニ」 と槙野さんも言ってるのでこちら 期待して 今...
昆虫~なかでもバッタのなかま~に親しんだ 今月の「相生山の四季を歩く会」それでもコースの途中で少しだけ “旬の草花”を紹介しました 相生口のアレチヌスビトハギ(荒地盗人萩) 外来種の草の萩もうそろそろ マジックテープ式くっつき虫が実り始め 牧野富太郎は「果実の形が忍び足の盗人の足跡」と言ったらしい アレチヌスビトハギ、ヌスビトハギの参考記事:こちらセンニンソウ(仙人草) 小さいながらもブーケの華...
相生山の草地に ノコンギク(野紺菊)秋の紫きびしい暑さが和らぐような気分を誘います その向こうに 控え目な白でも 蔓は旺盛に広がっていますセンニンソウ(仙人草) 4弁の花びらに見えるのは萼だそうです 果実になっても残る花柱が 銀白色に集まる様子を仙人の髭に見立てたとか 終わったら確かめてみよう樹木の変化は気づき難くても 秋咲く草の報せは確か by R.60...
1300年前 記紀の時代以前から生育している「由緒ある」ガガイモ(羅摩・鏡芋)その花が 相生山に今咲いていますその生命力は旺盛 林縁部の低木を完全に包み込んでしまっていますガガイモについての初出記事は こちら人気の種のようすは こちらこれだけ花が咲くのに 果実や種子を観ることは滅多にない不思議さがあるだけに より魅力的なのかもしれませんことしは夏の猛暑が続いたせいか 花の咲き出しが遅れました待ちわびてい...
太陽がいっぱい 東の竹薮道8月の花クサギ(臭木)は ほとんど果実になりました桃色の萼に 包み切れないほど膨らんだ 蒼い珠が透けます目線に現れたアオハダ(青肌)の輝き 足もとに巨大イグチ(猪口) 空が澄んで 雲が高くなって射してくる光 樹々を通る光が 柔らか 「お盆明けには終わらせる予定・・・」の工事柵に マメアサガオ(豆朝顔)の蔓が巻きついてしまいました 今日のシンボル-コナラ-(小楢)は 眩しさに充ち...
ススキ(芒)の穂が出てきました相生山緑地のなかでも 2番目に自当たりの良い場所 西向き斜面 周りに 秋の七種仲間のハギ(萩) 先駆植生のマツ(松)地質か 土地利用のせいか 遷移が進んでいない植生の区域です同じような場所を回ってみました常緑低木が伐採されてギャップになっている所最近(30年ほど前)道が付け替えられて 斜面がむき出しになった所 ススキの株があって いずれも葉の中 穂の出る部分が膨らんでいま...
8月の花 クサギ(臭木)の足もと イノコヅチ(猪子槌)の繁みは クッツキムシ未熟のままに キンミズヒキ(金水引)一株 咲きました紅白のミズヒキ(水引)はタデ科 金はバラ科 参考記事:こちら場所によって その年の気候条件によって 多少のズレはあるものの キンミズヒキは秋の花猛暑のなかにも 明日は処暑 by アイ...
山地帯ではススキ(芒,薄)の穂が出て 花が見えるようになりました 相生山では 秋の七種のハギ(萩)は夏休み クズ(葛)は豆果を見せてでも ススキは秋本番まで花が咲きません 昨年記事:こちら 代わって 生産緑地や駐車場の脇に 同じイネ科のエノコログサ(狗尾草) 今花盛り 子犬の尻尾が風に震えます by アイ...
列島南に台風6号北上中も 名古屋市は炎天下ハギ(萩)は 例年通りに「夏休み」ススキ(芒)=オバナ(尾花)の尾(=花)=は この辺りでは未だ伸びず「萩の花 尾花葛花 ・・」 と始まる 山上憶良の秋の七種相生山には その最初の3種だけが遺存しています万葉の時代は 人びとの住居や生活圏に 河川の氾濫原が広がっていて「・・撫子の花 藤袴 また女郎花 朝顔(桔梗)の花」も見られたのですね 梅雨頃のハギに続いて ...
樹林入り口の朝 クサギ(臭木) ヤブガラシ(薮枯らし) 夏花盛り アオスジアゲハ(青筋揚羽)登場 いつもは忙しい子今朝は ゆっくり食事中 仲間が来ても知らん顔いつもより 今日の客の入りは少なめ ・・・・それなのに 向うの花に来たナミアゲハ(並揚羽)や ヒョウモンチョウ(豹紋蝶)は撮り逃しましたキムネクマバチ(黄胸熊蜂)は気まぐれ から次へ食卓換える 木陰のなかを ぐるっと一周帰って来たら 昼前の相生...
空が晴れたら 草地にピョコン 青い耳 ツユクサ(露草)が咲いてました別名:帽子花、青花、着き草 知り合いの高校生 「期末終わって3連休の後は夏休み」ルンルン猛暑日が戻ってきます身体と心をいたわって ゆっくりと過ごしましょ by アイ ...
雨上がり直後 相生口のアオギリ(青桐)の花 8月の花 クサギ(臭木)は蕾 ヘクソカズラ(屁糞蔓)の花が増えてくると嬉しかった もうスグ夏休み子どもたちが元気で つられて大人たちも元気になれたから「気象庁発表」を待たずに 自己責任で「梅雨明け宣言」だって去年は こちら その後では こんな でしたものなので 3年前 こちら みたいに by アイ 画像はいずれも 9日(日)の「相生山の四季を歩く会」にて...
相生山緑地内の畑地横の草地 ワルナスビ(悪茄子)花盛り蒸っとする昼下がり この花に清涼感を得 近寄り触れて「痛っつ!」そんな体験を お持ちの方も多いかと思いますワルナスビと言えば 牧野富太郎 ・・・ [槙野万太郎]ではありませんよ ワルナスビとは「悪る茄子」の意である。前にまだこれに和名のなかった時分に初めて私の名づけたもので、時々私の友人知人達にこの珍名を話して笑わしたものだ。がしかし「悪ルナスビ」...
苔の褥に カレバキツネタケ(枯葉狐茸)が壊れていました 後のは1週間前の画像倒れたウラムラサキ(裏紫) 崩れたヤブレベニタケ(破れ紅茸) それぞれ最盛期のようすは こちら 数日で「老菌」になってしまいますキノコは儚く 脆い でもね 私たちが「キノコ」と呼んで見ているのは 胞子を放出する「子実体(しじつたい)」 植物に例えれば花の部分 花は短命・・・数日から1週間 なかには1日花も多いそう考えれば キノコ...
早朝 徳林寺もみじ谷ヤブコウジ(藪柑子) ナガバジャノヒゲ(長葉蛇の髭) 最近 キノコのおかげで 足もとの小さな変化にも敏感になりました生産緑地わきの草むら ハルジオン(春紫菀) の花にベニシジミ(紅蜆)♀陽が射してきたから たっぷり温まっておこうね by ツッチー...
山里の愉しみは 春コナラ(小楢)やクリ(栗)やウワミズザクラ(上溝桜)が高木層の雑木林に先駆けて シロモジ(白文字)が花をつける頃シュンラン(春蘭)が いっせいに花咲かせる先週までは花茎が上がっていなかった株にも 数個ずつの花 相生山では年々少なくなって心配だけれど ここの自然林は春蘭の山思いっきり近づいて 唇弁の赤い模様を確かめるとき貴い匂いに包まれる前の田んぼ 川堤にエドヒガン(江戸彼岸)大き...
ショウジョウバカマ(猩々袴)は水が好き谷の崩壊地に咲く なので 川に入って斜面の下から撮りました 雨上がり 葉にも花にも水気を残して 寝覚めの春ヒカゲツツジ(日陰躑躅)は人工林との境界の岩石地間伐で半日陰になった辺り 本来植生復活の先駆けか 例年より1ヵ月早い気温上昇に 遅れじと開いた淡いクリーム奥山の急な樹林に 春が奔る by Oak....
12日の「相生山の四季を歩く会」 こちら で観察した マキノスミレ(牧野菫)今日は開花の株が増えて 園路沿いの斜面は「スミレのミニ花壇」 日曜日の午後の部 こちらから3日後に開花しているのを発見ニオイタチツボスミレ(匂い立壷菫) 「白粉のような」と例えられる 甘い匂いを順番に体験しましたこのニオイタチツボは かなり高級な「白粉」青いスミレを見つけたら 躊躇なく屈みこんで 鼻近づけてください犬連れの人が多...
春霞 花曇りヒサカキ(姫榊)の匂い 森に満つ しゃがみ込んで マキノスミレ(牧野菫) 歓迎! 開いてくれた エドヒガン(江戸彼岸) 相生山の四季を歩く会*3月例会 「誘いました」「誘われました」「新聞、この記事で」初参加6人 みんなで43人 青い春 真っ盛り午後の部は 常連さん中心に11人 春雨にチョッピリ濡れて 笑顔と探検 見つけたものはナイショ次回は 特別企画「お花見」 来週日曜日に お会いしましょう ...
短時間の雨が降って 再び 暖かい陽が射して コナラ(小楢)落ち葉を 搔き分けて見たら小さい株だけど 花柄が伸びて 蕾すこやかに 咲けば ほんのり ニオイタチツボスミレ(匂い立壷菫)相生山のような 人里に近いところでも生育できる種だそうです昨年の初花は マキノスミレ(牧野菫) 別の場所でした こちら「森づくり」に踏み荒らされたせいか 今年は見当たらない相生山の植生が自然遷移だけでなく 急激に変わってい...
樹林Iの入り口 生産緑地の土緩み春告げ花の色 雨後に散らばるホトケノザ(仏の座)オオイヌノフグリ(大犬の殖栗)タネツケバナ(種浸け花)梅の花の咲く下に 春の次鋒は草の花 by アイ...
相生山の生産緑地に きょうも光あふれて吹き寄せられたコナラ(小楢)落ち葉の中に 多年草たちの冬越しロゼッタ葉 ますます赤く ハコベ(繁縷)の花 ふたつ三つ雑木林樹林に一番近い 白梅咲き競う 明日は大寒 暦通りの大寒波が やって来るようです by アイ...
海上の森で自然観察ことしの初花ヤブツバキ(薮椿) 頭上にウグイスカグラ(鶯神楽) 目線の先マキノスミレ(牧野菫) 足もとにスズカカンアオイ(鈴鹿寒葵)の花は あと2週間?代わりにシダ(羊歯)の前葉体 by R.61...
二十四節気 明日は霜降 朝は野菊 ノコンギク(野紺菊)斜光が 花びらを少しずつ巡ります相生山の樹林地へ向かう道端小さなブーケが一つ二つ 少し行くと また一つ 夕べの秋の銀河から こぼれて固まったようにウサギの耳のよう ペアの花弁 限りなく白い薄紫肌寒さ覚える空気に 怖気ず気負わず野紺菊 咲く朝 by アイ...
秋前半の速度ゆっくりだったのでアキノキリンソウ(秋の麒麟草)が やっと花咲きました冷え込まないと咲かない花先日の雨の前には気配なしでしたいつもに比べて 1週間ほど遅い感じがします 尾根の乾燥地に 可憐な黄色ハギ(萩)の紫を追って 相生山の秋深まりを教えてくれる花 ≪手折らないでね❢≫それでなくても 年々減っています毎年の花の様子 こちらか細い風情が魅力でもありますが もう少し増えてくれた方が安心です ...
相生山緑地南西部 樹林地の外れは畑地と宅地の交ざるコスモス畑の朝 誰かが撒いたのか 荒れ地に種子が広がったのかメイケンカルカヤ(メリケン刈萱)やセイタカアワダチソウ(背高泡立ち草)背景に 秋の桜 花の盛り 咲き乱れつくられた公園の花壇ではなく 荒れ地の草地野生の風情が 優しいコスモスには良く似合う 東側は相生山の森 先駆植生の群落西の彼方奥 住宅の屋根越しに 鈴鹿の御在所-武平峠-鎌の尾根空気が澄んで 今...
散策路から はみ出した記憶はないのですが・・・いつの間にか「くっつき虫」の季節になりましたまずは アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)花 こちら は つつましやかなのですが そろそろ果実の時期 たくましい繁殖戦略衣類の繊維にくっ付く マジックテープ式 細かな毛が曲者この子たちは ちょっと立ち止まって ていねいに外せば良いのですがもっと厄介な子たちもいます 秋が進めば 登場してきますまた稿を改めて by...
秋の実感 相生山緑地のあちこちに ススキ(芒/薄)の穂が目立つようになりました出穂 こちら から開花へ近づくと 穂先に見える禾(のぎ) 雄しべ先端の葯も 雌しべは未だかな ススキの花:過去記事 こちら 一面ススキの原だった頃もあったでしょうか 相生山林縁や樹林の小さな空き地が 秋の七種ススキの今 by アイ...
秋の彼岸前に ヒガンバナが咲きました森のひろばに入る 桜と伐られたアベマキ(棈)並木の下 生い茂る草の中いつもと同じ所に 同じように同じ花が咲くって 何か安心で嬉しい 今年は昨日も真夏日 ハギ(萩)も花付きが少なく コバノガマズミ(小葉の莢蒾)の実も色づきが遅く この区域も 人の手が大がかりに入ったので大丈夫かなあ・・・と気になっていました1週間前の「相生山の四季を歩く会」の時でも ここでは葉も隠...
「過去最高クラス」で「大型で猛烈な」台風14号九州北部で転向し 予報円の中心を通れば美濃・飛騨を横断しそう 先の台風と秋雨前線で雨量が増えた時 山越えの県道には山林内から滝になって かなりの水量が流れ落ちていました気がかりで 林道の点検に向かったら 脇の狭い草地に小さく ゲンノショウコ(現の証拠)の花が見られました もう降り始めた雨ここは東と西の境目だけれど 白い花だから東日本に入るのかナ漢方や民間...