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「また森がスカスカになってるよ」「きっと、例の会の仕業だわ」散策仲間からの連絡を受けて、該当場所へ行ってみると・・・。 下は同場所、「相生山の四季を歩く会」1月観察会のときの記録画像。上のように、ここに生育していた、ほとんどの樹木が伐採されていました。 生育経過を観察していたシイノキも。参照記事:こちら この木については経緯があります。前回伐採された直後、実施団体のリーダーに申し入れました。「シイは...
「相生山の四季を歩く会」では、名古屋市が示した届いた相生山緑地基本計画=ビジョン(案)に関して、会の資料 こちら でも骨子を紹介し、みなさんの意見を求めています。前回の観察会や、その後のメールで寄せられたコメントを紹介します。こちらからの続きです。画像は緑地の園路から撮った最近の樹林内のようすです。現況図:緑地と「道路用地」 10.「自然と人が共生」とは、人が自然に手を加えて破壊するとき使う、自分に都合...
雨の午後、小型エンジン音がするシンボルコナラ前。 ここに広がっていた力枝、大枝は既に落され片付けられて、虚しい雨空。傍らの掲示板には 骨格剪定 幹回り3.74m と板書されていました。「さびしいねえ」「まだ幹が残ってるのが救い」 「緑の葉っぱが残ってる枝があるよね。あそこから復活せえへんか?」「ムリかもしれんけど、期待したいわ」 帰り道に通りかかったら高所作業車や枝葉回収車も撤収していて、ピンクのテープ...
相生山のコナラ樹林も少しだけ黄ばんで、“秋の七種”筆頭のハギの花が増えてきました。 例年ならハギ3種が咲き揃う頃ですが、ことしはマルバハギ(丸葉萩)の数株が花咲かせています。この子は色合いが白っぽいのでツクシハギ(筑紫萩)かなと花序を確かめると短いので違っていました。 ヤマハギ(山萩)系の株はどれも、やっと花序が伸び始めたばかりです。 数年前から緑地全体でハギの花が急激に減っている感じです。その原因は(1...
相生山コナラ(小楢)樹林の真ん中広場に続く、エドヒガン(江戸彼岸)の小さな桜並木。異様な姿が気になります。主幹にほとんど葉が無い!!青々と繁った葉が少し黄葉も見せて季節の移ろいを知らせるのが今の頃。それがまるで枯死寸前に見えます。今年の「異常な暑さ」のせいではないと思います。 100年くらい前に土地の持ち主だったであろう農家の方が植えたらしい、桜とアベマキ(棈)は長年の景観でした。先ず「桜に陽が当たらない...
相生山の道路・・・建設開始から25年、工事中止から15年、河村市長の「計画廃止」宣言から13年。「道路計画について廃止と建設という意見の違いの落としどころとして『折衷案』をコンサル委託して検討」という話だったはずが、出てきたものは『どうやって道路を繋ぐか』というものでした。相生山緑地全景(北東に位置する一つ山団地から望む)緑地への西進入口/下山畑 & 東側/相生口 工事中止によって遺構となった第一橋梁 ...
今年の夏は異常に暑かったし雨も少なかったので・・・・ 気になって歩いていたら・・・やっぱり始まってました。ハイイロチョッキリが落したコナラ(小楢)の小枝。産卵の季節。 参考に こちら 毎年数千個(推定)の小枝が森に散らばります。こんなに増えてどうなるの?って思うくらい。でも、今年の相生山はナラ枯れが急激に進行中。ハイイロチョッキリが子どものために確保するドングリは激変するでしょう。 これまで増え続けた...
連続猛暑日、1942年から82年振りの記録更新だそうです。私はこんな酷暑の中生まれたと初めて知りました。クーラーのなかった時代、さぞや大変だっただろうと母を偲びました。 日曜日の観察会 鉄人15名凄い ❕シンボルコナラショックです!!昨年末には美しい黄葉で皆さんと写真に収まり・・・・・・こちら春には雌花・・・・・・こちら幹は少し心配していましたが、葉を広げて大きな影を作ってくれていたのに。 by ha...
山根口から北尾根への道、“シジュウカラの樹”と呼んでいたコナラ(小楢)も枯れ始めています。 シンボル-コナラは遂に全ての葉が枯れました。 「寂しいですね」相生山では久しく会えていない古い友人が、この前の記事 こちら にポツリ。 夏の安らぎ、秋の華やぎ、春の勢いを伝えてくれた幹と力枝と樹冠を仰ぐ。気になっていたシンボルコナラの身体測定をしたとき こちら から、もう8年経ちました。名古屋市が設置した「立ち入り禁止...
コナラ(小楢)の森にナラ枯れが広がっています。昨夏に続いて何本かの古木から、季節外れの青い落ち葉。馴染みのシンボルコナラも、その主幹がついに被害に遭っています。 いつも会う地元のオジサンから「儂がコマイ頃に、この木も未だ細く小さかった」と聞かされていたので、樹齢は推定90歳くらいか?根元に立って見上げると、半分くらいは枯れていますが、残りの半分は耐えているように見えます。大量の粉が噴き出し散っていま...
森の秘宝、シュンラン(春蘭)の花。株が激減しています。たった数年のうちに。ラン科ゆえに微妙な環境の変化でも、その消長は儚いもの。自然なら仕方ないことですが、「自宅の庭に植えるために」盗掘する人間が未だ何人か居るようです。個人名まで分かっていますが、ここで摘発するのは当ブログの本意ではありません。「あんな人とは知らず、いっしょに自然の中で歓ぶことが出来ると思ったから教えたのに」後悔先に立たず。なので...
昨日は春の嵐、強い風が吹きました。山根口から双子池口へ、北尾根の園路をふさぐ倒木。 枯れたハゼノキ(櫨の木)でしょうか。根扱ぎではなく根元から折れたようです。たちまち危険というわけではないけれど、このままだと通行にジャマだし、放置すると何かしらの不具合が起こりそうなので、天白土木事務所に連絡しておきました。 この辺りでは、2~3年前にも枯れた亜高木が倒れました。(下の画像の左側)真ん中に残っているクス...
「相生山の四季を歩く会」午後の部では、春一番の花探しもしました。落ち葉をそうっと掻き分けて、ヒメカンアオイ。「小さいねえ」「姫だもの」下はお正月に海上の森で出会ったスズカカンアオイ(鈴鹿寒葵)です。葉っぱを比べてください。花色が渋いのは気温のせいだと思います。「姫寒葵の花を見せていただいてとても嬉しかったです。以前もっとしばしば相生山を歩きに来ていた頃は、遊歩道沿いに姫寒葵があるところでは必ず葉っ...
新しい年の初めての雪の後、まだ濡れた林床で新しいシイノキ(椎)を見つけました。林縁に近い散策路沿い。「こんなに分かりやすい所に育ってるのに、なぜ今まで気づかなかったのだろう?」発見の時はいつもそう思う。 いずれも樹高60cm以下の幼木。芽鱗痕から推察すれば、樹齢5~6年くらい。この1~2年でグッと伸びた感じです。 1か所には4株まとまっているので、シイの実を食料にしている誰か―たぶんカケス(鵥)が運んできてこ...
岐阜の山林に自生してきたモンゴリナラ 詳細記事こちら数株のうち1本は、人工林のヒノキに日照を奪われてヒョロヒョロ。4年前、遅ればせながら周辺のヒノキを強度伐採しましたが、樹冠を斜面下に向けて、上に伸びることができないまま。 「今の状態では子孫を残すことも難しそう。萌芽更新を狙って伐ったらどうでしょうね?」「それがいいかもしれませんねえ。その方が将来性がある」ということで、黄葉7分の時期に伐採しました。 ...
「あれっ?」夏が終わったから・・・それにしても、ずいぶんスッキリ・・・・と感じて、よく眺めたら、散策路沿いの低木が片端から切り払われていたからでした。竹藪から延びてきていた竹を伐採したのは良いとして、周辺一帯を「整美」した目的は何? 相生山緑地のなかで南部住宅地は別にしても、地名【菅田(すげた)】と表示される区域のほとんどは雑木林樹林です。自然の森林に4トントラックが入れそうな道をつくってどうするつ...
相生山緑地の真ん中の梅畑西には、果樹畑と雑木林の衝立を為すように、高木コナラ(小楢)が並んでいました。その梢や力枝には、希少な野鳥が留まっていることもありました。きょう行ったら、空が見える!このコナラにカシナガノキクイムシ(樫長の木喰い虫)とナラ菌によって、樹の枝葉が部分的に枯れていたのは知っています。関連記事:こちら けれども、急いで根元から伐倒する必要はあった??直ぐには倒れないし、倒れたとし...
チエンソウを提げたオジサンたちとすれ違いました。「伐採」?とか書いた表示も持ってたみたい。ちょっと気にしながら歩いていたら。 三叉路の倒木コナラ(小楢)の処理だったようです。このコナラの過去記事:こちら倒れた日の記録:こちらちょうど1年余り経ったのですね。この春、先端の枝に芽吹きが見られましたが、幹から水を揚げることは無理だったようです。倒木処理がされたことで、もう望みは無くなったことを改めて感じま...
相生山の「公園整備」が、7月初から3か月以上かかって「終了」したようです。生産緑地から樹林への入り口は広々として、朽ちた枕木は廃棄され硬質プラスチックの板が敷き並べられました。オオシマザクラ(大島桜)の黒い実が散らばったり、色とりどり落ち葉の吹きだまりになって、少しずつ土も溜り、かさごそ歩いていた道がコツコツ街路の響きに換わりました。「つどいの広場への道、風情はありません。 森の中がドンドン人工的に...
この時期、相生山を歩いていると、コナラ(小楢)の根元に小さな「落とし物」を見つけることがあります。貴重なお守り袋。ヤママユガ(山繭蛾)の繭。無事に羽化できたものは蛹一個分の穴、鳥に食べられてしまったのは傷跡が残っています。この繭から天然のシルク(=天蚕)が獲れます。野山を巡って集めるのは大変で、別のカイコガ(蚕蛾)にクワ(桑)を食べさせて養蚕が始まりました。相生山のコナラ樹林を探せばハンカチ1枚分く...
ブナ科の枯損木から発生する シイサルノコシカケ(椎猿の腰掛)サルノコシカケの仲間ではあるのですが 棚状の傘は持たず背着生で 宿主の枯れた樹木にベタッと張り付いて 「まるでモルタルで修復した後みたい」な灰白色の表面から胞子を散布します その子が 数個着いていた枯れたコナラが ついに倒れていました変わった形状のキノコで 目立って しかも分かりやすい名前なので「相生山の四季を歩く会」でも人気者 画像は7月...
8月27日きょうは 高岡立明さんのお命日このブログ立ち上げの発起人のひとりこの日が来るたびに 相生山の道路の「決着」が未だについていないこと「勇気がありますね」と 「森づくり」への検討を始めた時に掛けられた言葉話し相手が 先達が 一人いなくなってしまったことを寂しがっていないで残された者たちで 出来ることをやっていますことしの7月に 高岡さんの問題提起 こちら から6年経って やっと 名古屋市へ具体的な...
前回のナラ枯れ調査 こちら からの続きです。 樹林帯から出てきて、南部の住宅地から望むとコナラの樹冠が枯れているのがよく分かります。。。あんなに多くの本数が! 少し前に倒れたと思われるコナラ高木。原因が木喰い虫とナラタケ菌であったのかどうかは今となっては不明ですが、高齢化した木が自然の病か(自然の)気象かに因って、順に土に還っていくのは自然なことです。 園路工事中の私たちが「コナラの広場」と呼んで...
ススキ(芒)の穂が出てきました相生山緑地のなかでも 2番目に自当たりの良い場所 西向き斜面 周りに 秋の七種仲間のハギ(萩) 先駆植生のマツ(松)地質か 土地利用のせいか 遷移が進んでいない植生の区域です同じような場所を回ってみました常緑低木が伐採されてギャップになっている所最近(30年ほど前)道が付け替えられて 斜面がむき出しになった所 ススキの株があって いずれも葉の中 穂の出る部分が膨らんでいま...
相生山緑地の樹林地で、葉が枯れ色になっているコナラ(小楢)が何本か見られることは、先に記事に挙げました。こちら相生口から入った竹薮エリアのコナラは、片方の太い幹の葉が枯れています。緑地南部の徳林寺グラウンド北道路沿いでは、3本のコナラが枯れていました。 名古屋市の関係部署に問い合わせたところ「名東区の緑地でも何本か見つかっている。カシナガノキクイムシなどによるナラ枯れが、また広がり始めたのではないか...
尾根でこの春から目立ってきた リョウブ(令法)花を認めて こちら から1ヵ月余り どうやら果実をつけたようです 少ないけれど相生山緑地の樹林の中では あるものは樹勢が衰えまた別の場所に 幼い芽出しがあったり微細でも 千差万別 さまざまな変化が起こっていきます「相生山の四季を歩く会*8月」は お盆のさ中台風6号は西海に 7号は東海地方へ接近中気象情報に注意しながら 新たな出会いを期しています by ...
ベッコウタケ(鼈甲茸)の集団を見つけました色合いはマンネンタケ(万年茸) こちら にも似ていますが 柄がほとんど無く 触感が柔らかいです林縁の比較的日当たりの良いコナラ(小楢)の足もと 裏側には幼菌も もこもこ出ていました以前 ベッコウタケの集団を見た樹 こちら が その後の雨風で倒れたことがありましたこのコナラも 表皮の奥に菌糸の繁殖を許すほど老化してるのかナ?推定70~80年生きてきた樹とつい最近...
竹の秋5月には モウソウチク(孟宗竹)の葉が重なっていた園路最近 コナラ(小楢)の落ち葉が 広がっているのに気づきました 見回すと 少し離れた高木の別れた幹の片方 葉が全て褐色に これは一時的なものではないと思えます別の区域 梅畑の西端でも 紅葉?に見えるコナラの老木 全木ではなく半分くらいの葉が枯れていますそういえば 相生口のマツ(松)もだいぶ前から葉の変色が目立ち 今は完全に枯損木相生山の樹林に ...
暑くなりそうな朝、ピョリフィッチピリリー ルッリリー 澄んだ高音が奥の自然林から響いてきます。 昨年伐ったヒノキの丸太。皮を剥いで滑りやすくし、細い丸太で組んだシュラの上を流します。作業道に沿って登っていくと、さわやか甘い匂い。ヒノキ林の中に増えてきたエゴノキ、相生山では終わってしまった花、こちらでは只今満開。 斜面中腹からの眺め。真っ暗で枯損木や倒木で荒れた人工林を6割以上の強度間伐を始めて5年。気持...
緑の雨に タブノキ(椨)も濡れていましたあんなこと が続いたのに たくましく育ってきました四方から吹き上げる ことしの新しい芽が元気です この時期にタブノキを紹介するのは 初めてかもしれません2月 冬芽のとき こちら3月 ふくらむ芽 こちら6月 展開した葉 こちら幼い赤から 育った紅へぐぅーんと伸びて 開く前の溜めを抱えて降りしきる水を弾いて 空へ向かうタブノキにコナラ(小楢)樹林の 明日が見えます ...
長野県境に近い 面の木峠は未だ春景色ヤマザクラ(山桜)花も残る 若い新緑の中を登りますオオカメノキ(大亀の木)に会えると 温帯のブナ林に来たことを実感します カエデの高木オオイタヤメイゲツ(大板屋名月)の枝を移る コガラ(小雀)ウグイス(鶯) キビタキ(黄鶲) ミソサザエ(鷦鷯) コマドリ(駒鳥) センダイムシクイ(仙台虫喰) オオルリ(大瑠璃) 樹林に響き渡る ブナ(橅)の主 ブナの森 尾根上の展...
初夏の日差しを和らげる 緑の木陰に和んでモチツツジ(黐躑躅)の 穏やかピンクが見えました遷移で周りが育ったためか 「整美」好きな人たちが伐採しすぎたせいか長身の彼女たちの姿が ぐっと減りましたそれでも 花咲くと 意外なところに意外な株を発見できます「相生山の四季を歩く会*4月」の時には モチツツジの花は未だでしたヤマツツジ(山躑躅)の華麗さが 人びとを魅了していました 比べて 大柄だけど地味なモチツ...
林縁部や伐採地に多い 先駆植生(パイオニア‐プランツ)のアカメガシワ(赤芽柏) 「エッ、冬芽 あんな だったのに・・・!」「はい。これが名づけの謂れです」 「トウダイグサ科って、円錐花序だから灯台草?」「燈台の形から、らしいですよ」 *アカメガシワのてっぺんの赤い芽をよく見ると、うぶ毛のような毛がきらきら輝いてきれいだった。アカメガシワの花は見たことがないので想像がつかない。見てみたい。(Bee) 花は こちら...
蕾のピンクが見えました 日曜の朝には 咲いてくれるかな 詳細 こちら 花の付く枝が ずいぶん少なくなってしまったけれど こちらわたしたちは ズミ(酢実) あなたを待っています by アイ...
コナラ(小楢)の森の主人公も いっせい芽吹き早くも花序を垂らし 送受粉が始まる中で あのコナラ こちら も花をつけました 「相生山の四季を歩く会」の誰もが「お別れ」を覚悟しつつも こちらもしかして・・・と 期待していたのですがそんな願いが通じたようです半分は倒れ もう半分の幹は傾いても 根はガッシリ張っているようす きっと秋には ドングリを成らすことが出来るでしょう相生山の樹齢100年の主は そう簡単に...
ズミ(酢実)の蕾を見ました ヤマツツジ(山躑躅)の花が咲き始め ヤマザクラ(山桜)の花も残る尾根の園路 10数年前まで展望台があった所その頃は「ズミの群落の中を歩く感じ」だったそうですこのブログの始まりの方の記事 こちら 花泥棒が出没していました昨年の花の後 誰かに大伐採されました こちら 道幅を広げようとしたのか ← 3人並んで歩けましたよ 花が終わったから剪定との判断か ← それは監理者の土木事務所の仕事...
山里の愉しみは 春コナラ(小楢)やクリ(栗)やウワミズザクラ(上溝桜)が高木層の雑木林に先駆けて シロモジ(白文字)が花をつける頃シュンラン(春蘭)が いっせいに花咲かせる先週までは花茎が上がっていなかった株にも 数個ずつの花 相生山では年々少なくなって心配だけれど ここの自然林は春蘭の山思いっきり近づいて 唇弁の赤い模様を確かめるとき貴い匂いに包まれる前の田んぼ 川堤にエドヒガン(江戸彼岸)大き...
春の盛りは 花盛り相生山の北尾根には 2種のサクラ ヤマザクラ(山桜)〈左〉 と オオシマザクラ(大島桜)どちらも花と同時に 葉も出ます2種の株が 競うように並んでいる場所もあります 淡紅色の花に 紅い葉はヤマザクラこの国の古来からのサクラ 花の名所とされる吉野の桜も このサクラ控えめに秘っそり咲くイメージがあるかもしれませんが条件の良い株では びっしり花をつけます 見事です真っ白な花に 緑の葉はオオシ...
12日の「相生山の四季を歩く会」 こちら で観察した マキノスミレ(牧野菫)今日は開花の株が増えて 園路沿いの斜面は「スミレのミニ花壇」 日曜日の午後の部 こちらから3日後に開花しているのを発見ニオイタチツボスミレ(匂い立壷菫) 「白粉のような」と例えられる 甘い匂いを順番に体験しましたこのニオイタチツボは かなり高級な「白粉」青いスミレを見つけたら 躊躇なく屈みこんで 鼻近づけてください犬連れの人が多...
中日新聞の案内欄に紹介されました 今度の日曜日は「相生山の四季を歩く会*3月」2月に観た冬芽たちの・・・・その後 芽吹き蕾や開花を探します 人気の ネジキ(捻木) ウスノキ(臼の木) コバノガマズミ(小葉莢蒾)そして この時期のスターはヒサカキ(姫榊) 相生山の早春の花 けれども近年の相生山緑地では 案内人泣かせの樹木伐採先月に比較観察した ウルシ科の樹木たちが膝元から伐られて無い!毎年 調査...
相生山緑地では 毎月末になると どこかで樹木が派手に伐採されています1月は こちら 先月末は「アカマツ林再生」ということで 緑地の西北部 更地にするかのように マツ以外の植生が足元くらいの高さで伐られていましたこんなふうに乾燥させることは ほとんどの生きものにとって危機的でしょうがそんな調査は為されているのでしょうか人為の破壊への自然の復元には 数年以上がかかると思われます「アカマツ林再生プロジェク...
「シイノキ、野並の八劔社に行けばあるんじゃない!?」「あそこ、『鎮守の森』の雰囲気あるし・・・・」 相生山緑地に生育する シイノキ(椎の木)のルーツを探してみようこちら からの続編です 小じんまり清楚な感じの境内 樹木の本数も多くはない見渡す限りは クスノキ(樟) アラカシ(粗樫) クロガネモチ(黒鉄黐)あっ居た!! 古い大きな株は伐られて 萌芽したか実生かの若い株が1本かろうじて残っていた殻斗と堅果 ...
モチノキ(黐の木)の雌株 地味~な冬芽高木の下 目線のシュートに見つけました 華やかに紅さす カナメモチ(要黐)伸びてくると 赤みは消えてくるみたいモチノキに似てるからと 黐の字をもらったけれど鋸歯のある葉身 成木はガサガサの木肌 似てないですよね バラ科 ブナ科コナラ属特有の頂生側芽は 緑色でツンツンの芽鱗 相生山には高木に達した アラカシ(粗樫)が繁っています これからの季節の花形は ヒサカキ(...
先週日曜日の「相生山の四季を歩く会」記録は こちらコース短縮で見れなかった タブノキ(椨)の冬芽に会いに行ってきました 先月のようすは こちら1ヵ月余りで ずいぶん艶やかになりました幾つもの頂芽が 競うように空を目指す生命力暖地帯の極相植生を構成する樹木 幼樹ながら片鱗を示しています直ぐ近くに 同じクスノキ科のクスノキ(樟)葉の感じは そっくりですが若いこの子は 幹や葉柄が赤い頂芽は タブノキに比べる...
[相生山にシイ育つ] こちら 記事からの続編です「以前住んでいた一つ山住宅の下は、昔は池があって周りに木が茂っていたような・・・うっすらとした記憶ですが」「相生山の四季を歩く会」の会員さんからの証言で !!??行ってみました相生山緑地の山根口から真東へ300m 一つ山第2公園 池は噴水になっていて 東屋の奥の斜面 団地道路との境界際に 大きなシイノキ(椎の木)が並んで2本樹齢は100年くらいにはなるのだろうか...
寒の空に 冷えた風常緑と落葉の雑木林に 葉裏の輝く樹冠が揺れます「いつの間にか あんなに伸びたんだ!!」 6年前「相生山の四季を歩く会」で緑地北部の散策路沿いに限って『シイノキの調査』をしたことがあります こちらその時は6mほどでした こちら 今では8mくらいはありそうシイノキが育つ森は 自然の遷移が進んでいる証です 参考記事:こちら樹木観察が好きな人からよく尋ねられます「相生山のシイって、スダジイ?ツ...
28日(土)正午ごろ電話が鳴りました、いつも相生山緑地を歩いている知り合いのAさん「また大量に木を伐ってる人たちがいて・・・・こんな話だった」 「どうして木を伐ってるんですか?」「陽が当たらなくなると育たなくなる木のため、邪魔な木を伐っている」「ここは公園なので、きれいに整備しなければならない」「『公園』? 私たちは山だと思っている。自然なままが良いのに!」 「自分たちは天白土木の手下みたいなもの」「...
「何かありますか?」タブノキ(椨)を撮っていたら 後ろから声かけられました やや年配の体格のいいオジサン 「いや、珍しい木では無いんですけど、相生山にはこの子しか見つけてなくて」一緒に大きくなってきた冬芽を見ました「ここにはシイ(椎)もあるんですよ、ほら」 「相生山にもシイがあるんですか!なつかしい」「失礼ですが、お生まれは西の方?」「ええ、山陰です」「分かるんです?」「シイは暖地性なので・・・・」...
すでに何度も書いてきたことですが、コナラ(小楢)樹林の真中で伐採地が広がっています。この11月の末にも、ずいぶん低木が切られました。 名古屋市の「森づくり」の方針では「動植物の種数が多いのは成長段階にある明るい森」との位置づけで、「木が大きく茂ると森の中は暗くなり、林床の植物やそれを求める動物が姿を消す」との認識のもとに、「森の手入れ」が推奨されているようです。 「手を入れる」ことが善で、そのままに...