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伊吹山塊を覆っていた雪雲が切れた。冬の樹林は青空をアオハダ(青肌)の短枝が刻む。 一瞬の積雪が融けて、常緑の冬芽。アラカシ(粗樫)の頂生側芽、ふくらみの兆しはタブノキ(椨)の紅。 乾いた紫の果実ムラサキシキブ(紫式部)の裸芽。 広い葉痕に沈むヌルデ(白膠木)もこもこの毛を被った鱗芽。「相生山の四季を歩く会⋆1月」の資料が届きました。冬の色だね。もう少し寒のうち。コースから外れた子たちを載せておきましょ...
「相生山の四季を歩く会」年初から花の時期までは冬芽観察が中心になります。列島上空に寒気が流れ込んだ朝、12日の下見に出かけました。入口集合場所から樹林の中へ、落葉・常緑問わず樹種の数だけ冬芽はある。生育環境によって状態はそれぞれ、と言っても今の時期は基本まだまだ固い。 そんなことを確かめながら、下層が伐られたコナラ樹林まで来たら、モチツツジ(黐躑躅)の紅葉がキレイに残っていました。モチツツジは半落葉(...
朝刊 昼過ぎ 冬芽2題アズキナシ(小豆梨)とヤマウルシ(山漆)家路 双子池帰ってきたカルガモ(軽鴨)ペアと岸辺に黄昏るアオサギ(青鷺)明日は晴れ明日は一番の冷え込みらしいです。気になるのは日曜日、降らないで欲しい。2025年初歩きですから。 by アイ...
ここ数年はお正月休みが終わる前に、相生山からちょっと遠出。先輩の観察会に仲間入りして新年をスタートさせています。晴れて暖かい朝、今年は良い年になりそう。上手く撮れた画像と先生や先輩に教えてもらったことの一部を紹介します。 ベニシダ(紅羊歯)登場。「シダは特に交雑種がいっぱい。典型的なものを覚えること」この区域には東海丘陵要素の生物も見られます。トウカイコモウセンゴケ(東海小毛氈苔)「水が浸み出して...
色あせない黄葉が今日も残る相生山です。3出複葉が大きなタカノツメ(鷹の爪)が目立ちます。朝の湿気に甘い匂いも漂っていました。親木の足もとに幼木の頂芽は緑の芽鱗に守られて冬芽。 小さいと言えどもゴツゴツ逞しい短枝から覗く、これが鷹の爪!「年越し」超えて「冬越し」する古い葉の元に、ヤマコウバシ(山香ばし)の新芽は細筆の毛先のよう。陽気な踊り手はヤマウルシ(山漆)の頂芽。密な短毛におおわれて乾燥と低温から...
春は足踏み状態ですが、コナラ(小楢)は芽吹きの季節です。大きなシンボルコナラも芽吹いているはずですが、くわしいようすは枝が高くて分からない。「下がっている枝が危ないから伐っといた」手入れ好きなオジサン。「危なくないって・・・ちょうど目の高さの枝は少ないんで『芽吹いた、葉が出た、花咲いた』って、みんながいつも楽しみに観てきた枝だよ。小さな親切大きな迷惑、勝手なことしたらイカンわ」ってちょっと強い調子...
「相生山の四季を歩く会」ホームページ更新しました。こちら 常連さんたちのコメントと「午後の部」を紹介します。 *森の中、梢の端々に無数の芽吹き。(hazuki)*コナラの芽が銀色に光ってた。青空はいろんな物を輝かせます。(ヒメシャガ)*午前の部で見た サクラ ウスノキ ネジキなど 2時間程歩いた後に見たら 確実に緑やピンクの色が濃くなっていた。(ケイコ) *以前は花が咲いた、実がなった、とその時を楽しんでいま...
先週の日曜日、ヒサカキ(姫榊)やウスノキ(臼の木)を熱心に観察中の「相生山の四季を歩く会」の仲間たち。 リピータの圭子さんから頂いたコメントを紹介します。*相生山四季を歩く会もまだ2回目で午後の部も歩いて見ましたら、2月の時には全く意味不明の理解出来ない言葉もゆっくりプリントを見ながら説明を聞けば植物が愛おしくなりそうです。前以て送って下さるプリントの予習が大切ですね!! 最後の画像は「午後の部」にだけ...
空が明るくなって、ネジキ(捻木)の赤が一層光っていました。 散策路沿いの少し暗い辺りでも、2枚の芽鱗の下から幼い葉先がのぞきました。1ヵ月前 こちら からのネジキの変化が、そのまま相生山の春の移ろい。 戻る寒さに戸惑いながらも、少しまた少し、山全体の色が変わります。 by アイ...
2月の雨が過ぎると、キラッキラの朝が来ました。コナラ(小楢)の傘下に、輝く花芽たち。コバノガマズミ(小葉の莢蒾)のキラメキ。思い思いの方向へグゥーンッと伸びて、「春だよ!」 ネコの耳のように尖った三角形に挟まれて、ギッシリの蕾が見えます。早春の色だった赤い芽鱗が外れて、細かい毛が陽光浴びて。 花の春が始まるよ!! by アイ...
相生山緑地の南部雑木林に、わずかですがゴンズイ(権翠)が生育しています。ミツバウツギ(三葉空木)科の落葉亜高木。奇数羽状複葉の濃い葉に対比する、秋の赤い果実が裂開して現れる黒い種子のようすに人気がありますが、相生山では見たことはありません。 ゴンズイは2個の仮頂芽が出る場合と、1個の頂芽が出る場合があります。今日は2種の株を見ました。仮頂芽(上)の子は芽鱗の冬芽、頂芽(下)は芽吹いて小さな若葉が展開し...
雨中のヤマコウバシ(山香ばし) こちら から5日。暖かい雨と冷たい雨が来て、少し変化が見えます。 冬芽の色が赤から黄緑に。外側の芽鱗が剥がれたのでしょうか。柔らかそうな葉芽の先端には短毛があるらしい、淡い色。 伸びた枝には葉痕が幾つか見えます。ということは、すでに少しずつ葉を散らせているようです。2月末のヤマコウバシ、未だ未だいっぱい付いている去年の葉。いつ頃になったら全て落ちてしまうのでしょう。ことし...
いつもの林縁の道、何か違和感? イボタノキ(水蝋樹)に新しい緑。越冬した古い葉の葉腋から、ていねいに折り畳まれた新芽がそろりと開き始めていました。「初夏のような」暖かい日と、冷たい雨で「平年並みに」逆戻り。そんな戸惑いの中でも、着実な移ろい。イボタノキがそっと教えてくれました。 by アイ...
2024.2.5の大雪の翌々日 2024.2.7 小石川植物園 2024.2.7 小石川植物園 東京都文京区、都心にある植物園です。日が当たるところではあるのですが、あまり人が通...
春雨と呼ぶには少し冷えて、1本コナラ(小楢)の尾根道。枯れ葉が残っているように見えますが、茶色い葉は手前の低木ヤマコウバシ(山香ばし)のものです。 クスノキ科の落葉樹にもかかわらず、葉柄にできる離層が「未発達?」で、昨年の葉が年を越えます。新しい葉芽が展開するまで葉が落ちない。「落ちない」からと受験生のお守りにする神社があるそうです。植生に詳しい関係者がいらっしゃるのでしょうかね。 雨粒の中に、冬芽...
早春の雨の後は、芽吹きの風。コナラ(小楢)の頂芽が緩みました。 広い相生山緑地を探し回れば、他の樹種にも芽吹きの姿を見るかも知れませんが、先ずはコナラ。暗い褐色から明るい茶色へ芽鱗が解けて。淡黄から若緑、新しい葉の春の色。そよぐ産毛も見えました。 by アイ...
「冬の散策の楽しみは、可愛い冬芽と葉痕のユニークな顔に会えること。自然からのごほうびを満喫💛」(Michi)先週日曜日の「相生山の四季を歩く会*午後の観察会」ヤマコウバシ(山香ばし)からアズキナシ(小豆梨) 午前中には会えなかった子たちを順に巡りました。余りにも小さくて見つけにくかったナツハゼ(夏櫨)の『にこちゃんマークの口』も、高い所にあって見えにくかったクサギ(臭木)の『馬蹄形』も。 ヤマウルシ(...
深夜からの雨 暖かな雨 二十四節気の「雨水」に合わせて春の雨 明るい雨 暖かな雨粒が小枝に流れてカマツカ(鎌柄)の冬芽 春のピンク まだ冬姿な コナラ(小楢)の大木に 春のシャワー ヒサカキ(姫榊)の葉が光って 葉腋に蕾の小粒が並んで天の水の気 氷の粒が融けて降って流れて森に春 静かに静かに広がる 雨 by アイ...
芽の木ハギ(萩)は、その時を待っています。 枯れ枝に枯れ葉、絶えたように見えますが、よく見ると芽が付いています。参考記事:こちら 葉痕の辺りに、米粒より小さな冬芽が、かすかに薄紅。ハギは副芽を持ちます。主芽の両側に1個ずつ。もうスグ芽吹。こちら勢いよく吹き出す生命力を今は秘めて。 by アイ...
「相生山の四季を歩く会/2024.2」の速報です。参加者アンケート37通、記録係撮影の165枚の画像を整理しながら最初の記事を載せます。気温は上がらなかったものの好天に恵まれて、2月としては記録的な45人もの参加者を迎えました。資料などが不足するほど。 集合時間前から開始の「葉っぱ1枚から樹種を推理するクイズ」は3回目。「難しい」「分からない」と言いながらも、皆さん楽しそう。先月からの入れ替えは3種※だけ。 先月...
こんなにいいお天気だもの一番陽があたる場所の ウスノキ(臼の木)の花芽春本番を待ちきれなくて ほころびましたチューリップみたいな形 春の紅色 明日 もしかしたら 咲いてるかもしれない「相生山の四季を歩く会」は 花芽 葉芽に 春を見つけます by アイ...
相生山の樹林の道を歩いていると、どこからともなく梅の香が流れています。 開花期が遅い相生口の紅梅も満開に近いです。初花のころ こちら 大寒に こちら10日前 こちら ・・・ 予告通り「梅畑一面に」咲きました。 雨や雪や冬空のウメの花も、それなりに魅力的ですが、早春の青空に咲く花は格別ですね。今度の日曜日、みんなが集まってくる日は晴れて少し風があると良いです。梅の花を匂いながら、春待つ冬芽を観れるから。5年...
二十四節気は大寒から節分を経て立春へ。春浅い青空からは時おり冷たい風が来るけれど、樹林の色は確かな変化。 前の季節の名残りは、ヌルデ(白膠木)やアケビ(木通)の乾いた果実。 新しい季節の始まりは明るい光と、落葉も常緑も少し短くなった木々の影。「相生山の四季を歩く会」 2月は恒例 「冬芽」の世界。美しいもの、珍しいもの、初めての出会いを楽しむことはもちろんですが、いつも何気なく歩いている相生山の植生に季節...
青空が戻ったので、春を求めて相生山の樹林。 ネジキ(捻木)の枝先に、未だ少し鈍い赤。春の兆し。 日射しが明るくなって、赤が輝き出せば、名古屋の早春。 by アイ...
雑木の樹林入り口にパイオニアプランツ(=先駆植生)や蔓性植物たちが生育しています。「ごちゃごちゃしていて見苦しい」と言う人もいますが、森の生きものにとっては全体を守る大事な区域。私たちにとっても季節を感じとれる貴重な場所です。 アカメガシワ(赤芽柏)の一群が冬芽を育てています。その名の通りの真っ赤な葉身が展開 こちら するには、あと2ヵ月余り。「万歳で拍手してるみたい」「仏像の頭に見えるよね」「細かい...
コナラ(小楢)樹林は冬枯れの中。低木層の常緑にチラッと赤色が見えました。 ヒメユズリハ(姫楪)の輪生の葉柄。冬芽が大きく育っていました。その付け根に小さく丸い2個、花芽かしら。 「縁起木」のユズリハ こちらお正月過ぎて万物春待ち焦がれる時期に、暦を先どりするかのような色彩は「縁起良い」報せにも感じられますね。紫や褐色が混ざったような濃い赤は、寒に耐えて春待つ、奥深い赤。 by アイ...
舞い上がる真紅のプロペラ群。あざやかな朱色の紅葉も印象的でしたが こちら あれから40日。寒の気を受けて、紅に染まったモチツツジ(黐躑躅)の越冬葉。朝の陽にいっそうの輝き。 シルエットになった二年枝の先端。産毛の中に花芽を抱いて。春を待ちます。最後の二十四節気、大寒がもうすぐ開ける。 by アイ...
節気は大寒、節分前1週間。この2~3日の寒気が去って、お昼前に10℃になった相生山。 ミニマップやカメラ片手に、二人連れ三人連れの散策者。のびのび。青空からの光が跳ねる照葉樹林。 明るさに向かう裸木に冬芽の色づき。 蕾が植えた梅畑越しのシンボル-コナラ(小楢)は、今日も人を集めて。冬1月最後の日曜日、うららか。 by アイ...
空が青いです。コナラ(小楢)の小枝に、枯れ残る去年の葉。今年の鱗芽。 常緑シャシャンボ(小小坊)に紅い葉。やがて散る古い葉。風が時々冷たいです。双子池に、いつものカワウ(川鵜)とカルガモ(軽鴨)たち。空に寒波の筋雲の姿は未だですが、異変は敏感に察知しているのでしょう。2日の間に「春」から冬へ。名古屋にも寒波がやって来そうです。 by アイ...
「一年で一番寒い時期」とされる、二十四節気は大寒。相生山のある天白区では正午過ぎに14℃になりました。瑞穂区南東部から天白(てんぱく)川を渡る菅田(すげた)橋。堤防や緑道の草地は冬枯れのはずですが、春めいて暖色。上流の日進(にっしん)市から瀬戸方面の空の色も、厳冬のものではないです。陽気に誘われて、散歩する幼児連れ、ジョギングの老若、広場に集ってくる人々の姿。やや強めの風が心地よいです。下流西南方向...
寒の雨 ヤマザクラ(山桜)の冬芽尖った芽鱗から しなる細枝に 雨滴溜まる雨が止んで 流れの跡 少し乾いてほどけた葉芽の先に 幼い赤が宿る寒中の暖 すなわち 春隣り by アイ...
青空が清々しかった菅田神社に新年のご挨拶登り慣れたアオハダ坂を今日も元気に登れたすっかり見通しが良くなって明るい森裸木も小さな芽を守って春を待っている相生山 今年もよろしく!! by hazuki 画像はR.61 「相生山の四季を歩く会」1/14の記録 ...
次の日曜日「相生山の四季を歩く会」2024年の初歩き。2回目の下見に行ってきました。 梅一輪が香っていました。シンボルコナラ横の梅畑。明るい曇り空は意外にも見晴らしがよく、いつもは望めない中央アルプスの雪山がクッキリ。予定コースの双子池には新顔の冬鳥、マガモ(真鴨)のオスが飛来していました。 菅田集落を抜けて菅田神社へ。この辺りの植生の名残り、コナラ(小楢)とアベマキ(棈)が「市の保存樹」に指定されてい...
冬空に向かってリョウブ(令法)の冬芽 芽鱗の下に もうこんなに新しい葉が息づいている冬至日 復活の日 リョウブ発進 春に向かって 季節を超えて by Oak....
抜群の紅葉に見とれて、見逃してしまった冬芽たち。「相生山の四季を歩く会」ホームページ こちら今年のうちに、もう一度。 来年の芽出しまで「越冬の落葉樹」 ヤマコウバシ(山香ばし)枯葉に並ぶ。 この状態では自信がないけれど多分 コバノガマズミ(小葉の莢蒾) 対生の頂芽と花芽か?紅葉が美しくなったイソノキ(磯の木) 常緑樹代表、アラカシ(粗樫)の頂生側芽。同じブナ科、色違いにも見えるコナラ(小楢)は紅葉が遅い...
ウスノキ(臼の木)のやさしい黄葉を見つけました。 ツツジ科の彼女たちは、相生山のガラガラ尾根のあちこちに育っています。場所によって日照や周りの植生など条件が変わるのでしょう、紅葉にしてもサマザマな色彩の子に出会います。科特有の赤になる前の葉と一年枝と芽鱗の冬芽。 小春日和に、もう膨らみそうな錯覚を覚えました。 by アイ...
晴れて紅葉日和。二十四節気は大雪ながら、相生山には雪の影無し。 越冬準備完了、毛皮に守られたヌルデ(白膠木)の冬芽。一足早く初春の色、小葉を落として赤い葉軸が残るヤマウルシ(山漆)に頂芽踊る。かざした掌に透ける葉脈は裸芽の証し。 花芽がふっくらコバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)の姿に季節を違えそう。 落葉樹たちだけでなく、常緑シイノキ(椎の木)も。芽鱗のツートーンが優しい。 紅や黄色の鮮やかさに...
12月に入りました、といっても人間の暦のこと。自然の生きものたちは慌て焦ることも無く、それぞれの過程を育っています。紅葉・落葉・冬芽の季節です。アベマキ(棈)の幼木。立派な鱗芽で冬ごしらえ。ネジキ(捻木) この子は未だ黄葉していませんが、ちゃんと来春の芽を準備。幾本もの枝が伐られ折られる虐めに耐えて。ズミ(酢実)の短枝の頂芽。リョウブ(令法)の「陣笠」芽鱗は今から出来る?それとも、この子は裸芽で越冬...
相生山緑地の黄葉にタカノツメ(鷹の爪)が登場してきました。 高い枝、低い枝。お日さまの光が通ると輝きが増します。 樹高3mくらいの木の株元から見上げるグラデーション。 葉表と葉裏。 早く黄葉して落ちた枝先に、冬芽。未だ芽鱗が柔らかい感じです。 果実も捜して見ましたが、黄色い光の中に埋れたか、もう完熟して落果したのか。毎年12月の「相生山の四季を歩く会」の時が見頃 こちら のタカノツメ黄葉。今年は少し早すぎる...
コナラ(小楢)樹林の下、低木ツツジの尾根道。ここにも秋が来ていました。初夏の花、コバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)とヤマツツジ(山躑躅)は目立たず退いて。ナツハゼ(夏櫨)の渋い紅葉、黒紫に熟したブルーベリー。 ウスノキ(臼の木)に残った淡い黄葉。夏に伸びた一年枝若緑、産毛のなかに薄紅の冬芽。 目線の先に、過ぎた季節と次の季節が混ざって見えます。 by アイ...
朝までの雨上がって 梅雨の青空 仰いで リョウブ(令法)の花 シャシャンボ(小小坊)とマツ(松)の尾根に若いリョウブに 花穂を見つけたのは最近長い馴染みの谷間の子 こちら の花付きが少し減ったのは惜しいけれど 新しい友が出来た気分です 夏は本番 7月朔日 by アイ...
林縁部や伐採地に多い 先駆植生(パイオニア‐プランツ)のアカメガシワ(赤芽柏) 「エッ、冬芽 あんな だったのに・・・!」「はい。これが名づけの謂れです」 「トウダイグサ科って、円錐花序だから灯台草?」「燈台の形から、らしいですよ」 *アカメガシワのてっぺんの赤い芽をよく見ると、うぶ毛のような毛がきらきら輝いてきれいだった。アカメガシワの花は見たことがないので想像がつかない。見てみたい。(Bee) 花は こちら...
ヤマコウバシ(山香ばし)の芽吹きです葉と花が一緒に入った混芽からは 花の展開が見られますクスノキ科特有の見過ごしてしまいそうな 小さな花例年は4月になってからの花なんですけど こちら どの花も今年は早いヤマコウバシは雌雄異株 でも 雄花雄株は未発見とされています5枚の花弁 1本の花柱(雌しべ) 8~10本の雄しべらしい器官一見 両性花のように見えます花粉をもたない 退化した雄しべなのでしょうか ここまで近...
「相生山の四季を歩く会」の仲間が 「ライオンの顔」と評した こちらヌルデ(白膠木) 春の雨の時 葉痕の上を覆っていた 毛皮が膨らんで弾けて幾つもの 葉っぱ 果実の残り 置き去りにぶうーんと 飛んでいくのかな冬の間 守ってきたコートは ぶら下がって 「お疲れさま」ライオンは フェニックスに変身です by アイ...
相生山の森に 暖かい春の雨が降るとサクラ花 こちら だけでなく いろんな色が現れます 芽吹きの色 先ず目立つのはタカノツメ(鷹の爪) 3枚複葉を閉じ込めていた葉芽が開いた 林縁入り口の ムラサキシキブ(紫式部) こんなに大きくなる葉を 何処に隠していたのちょっと油断していたら枯れ葉のはずが ヤマコウバシ(山香ばし) その名の通りに アカメガシワ(赤芽柏)ウルシの仲間は 羽状複葉を開きます壮大な展開です ...
ほら やっぱり梅畑の花が散って 向うにサクラ花色染まるときコナラ(小楢)の鱗芽 ぷくぷくにふくらんで 待ちきれない子から順番に冬着を脱いで 葉身が伸び始めるのです最初は すぼんだ傘のようでも3日もすれば 花咲くように 空を仰ぐ薄紅おびた浅緑 ワックスと絹毛の輝きもまとって頑なな冬姿からの大転身コナラの芽吹きが 日一日 音立てるように広がると相生山の森は 一気に春姿 by アイ...
タカノツメ(鷹の爪) 芽鱗が外れるウコギ科 タカノツメ属 タカノツメの樹液のにおいをかがせてくれた(スタッフの青年たち)。虫が好きそうな匂いでした。 by Bee...