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「また森がスカスカになってるよ」「きっと、例の会の仕業だわ」散策仲間からの連絡を受けて、該当場所へ行ってみると・・・。 下は同場所、「相生山の四季を歩く会」1月観察会のときの記録画像。上のように、ここに生育していた、ほとんどの樹木が伐採されていました。 生育経過を観察していたシイノキも。参照記事:こちら この木については経緯があります。前回伐採された直後、実施団体のリーダーに申し入れました。「シイは...
春分になってやっと春姿が現れてきた樹林。 散策路を歩いていると、コナラ(小楢)の幹に不釣り合いな表示。高齢だとは思いますが、ことしも元気に芽吹きを迎えています。誰が、どういう判断の下に、こんな細工をしたのでしょう?善意に解釈すれば「良かれ」と思って、傷んでそうな樹木に「警告」を付けたのでしょうか。このブログでも時々紹介する、伊吹山展望地 こちら への付近には数枚の看板。園路標識の上に貼られていました...
「管理だそうです(?)」こちら からの続編です。 名古屋市が業者委託して進めている伐採ですが、看板表示のある「ナラ枯れ」枯死への安全対策とは思えない樹林地でコナラや他の樹木が伐採されていました。 別の谷間からチェンソウの音がするので出向くと「市からの仕事で散策路沿いの竹整備」とか。コナラの広場へ入る小さな桜並木では、株元が刈り払われていました。 アベマキ(棈)やクサギ(臭木)の幼木が育っていて、植生の...
米が高騰しています。「行き過ぎた生産調整によるコメ不足」「中間での不当貯蔵」「備蓄米放出手遅れ」などと争論。でも、根本的な国の農業政策について考える風潮には至ってはいないです。今こそ、食糧の危うさに気づく時なのに。生き物は食べなければなりません。食べることができなければ死にます。生態系の最初の食、生産者は植物です。国民を食べさせることができない政権は滅びます。食料を生み出す産業=農業は国の礎のはず...
相生山緑地ビジョン(案) 検討会メンバーへの説明会は16日(日)に開かれました。その様子は こちらビジョン(案)は こちら から見ることができます。名古屋市の担当部署への意見提出の期限は今月中。どんな小さくても短くても、名古屋市の都市計画の緑地部門へ「人が利用することを優先するのではなく、今ある自然を大事に」の声を!以下はこのブログ読者(たぶん関東圏の自然科学を研究されてる方)からのコメントです。都市...
名古屋市緑地事業課主催の「相生山緑地ビジョン(案)説明会」が開かれ、相生山のなかまたちと参加してきました。2020年10月から22年3月まで計5回の「緑地計画検討会」、今回出された「案」の出発点にもなったと思いますが、その参加者を対象に開かれた今回の説明会では、批判的意見が次々出される状況でした。 「相生山の四季を歩く会」からは、会のメンバーから寄せられた提言 こちら を基に、「この案を年度内にビジョンと決定...
最もよく相生山を知っている、「相生山の四季を歩く会」スタッフたちからの声を、連載の最後にお届けします。 38.名古屋市は相生山の自然を人間のためにどう利用すれば良いかを考えているようですが、それは違います。相生山は地下鉄の駅から歩いて行けます。都会に残された貴重な自然だからこそ、そのまま残して行くことが、今一番必要なことです。 39.「相生山の四季を歩く会」で、今も自然とふれ合い、散策、虫とり、茸探し...
「相生山の四季を歩く会」への参加が比較的新しい人びとからのコメントを集めました。最近の樹林や観察会の画像、ビジョン(案)に示された図表とともに紹介します。 34.毎月第2日曜日を楽しみにしています。自然の状態の相生山のまま、残していって欲しいと思います。 35.地下鉄やバスから降りてわずかな時間で行ける、名古屋市では数少ない大自然の残っている相生山緑地は、今のままの状態で大切にしてほしいです。最近、庄内緑...
相生山緑地の玄関口として最近新設された入口。 緑地を横断する予定だった「市道」の遺構。 名古屋市の相生山緑地基本計画に向けて、相生山の常連さんからの提言が続きます。都市計画の図面には『道路』はまだ残っています。このままでをどう展望しようとするのでしょう。 32.野並車庫(鳴子北駅)信号で朝8時頃、車が渋滞しているのを見たことがありません。道路は新たに作る必要はないと思います。予算を使い切る為の道路は作...
既報=名古屋市が今年度中に策定を目指す「相生山緑地ビジョン」について、相生山のなかまたちからの提言が続きます。今回は古くからの常連で、地元在住、日ごろから現地を歩いている方がたの声です。29.相生山が、公園化されるというお話を聞き、複雑な心境です。先日の土曜日も、のこぎりを持った人が、林の中に入って行きました。私は木も大きくなるのは50年60年かかるのだから、あまり切らないでとお願いしましたが無駄でし...
こちら からの続きです。画像はコメントに適したものを「相生山の四季を歩く会*1月」の記録や最近撮ったものから探しました。27.自然のままがいいです。街の中に楽しい場所が残っています。大切にしてください。いつまでもヒメボタルが住めますように。24.相生山の森を大切にしてほしい。切り倒したりしないで。...
テレビのミステリードラマのような題を付けました。月初めの樹林散策、何となく異様な気配の原因は、 大量に伐られた樹木。「相生山の四季を歩く会」で経過観察していた、雌雄株のヒイラギ(柊)。艶やかな冬芽を愛でて成長が楽しみだったヤマコウバシ(山香ばし)。 彼も彼女も、みんな犠牲になりました。生命力の逞しい樹木たち、数年もすれば復活するとは思いますが、見守ってきた対象が次々失われていくのは悔しいです。腹立た...
「アレはいくら何でもやり過ぎだナ」時々出会う撮影好きのオジサンがつぶやきました。他所の緑地で活動もしている人と聞きました。「人によって考えの違いはあるだろうで、どういうふうな緑地にしたいかは、それぞれだろうが」 「畑にして里山景観。。。その限度超えてるわな」「いつの間にか遺跡の発掘現場みたいになってますもの」「一人でご苦労さんなことだと、いつも見ておったが・・・」草や昆虫や野鳥たちの居場所を奪って...
「相生山の四季を歩く会⋆1月」参加者アンケートの声とメールで寄せられた意見を、引き続き紹介します。こちら も併せてお読みください。画像は最近の相生山の樹林地の様子。図表は名古屋市が公開している 相生山緑地ビジョン(案)からの引用です。 19.相生山は、身近に豊かな自然が残っている所です。土の中、地表、空中全ての物がかみ合って相生山があります。施設、道路を造る為、重機を入れたら、ドミノ倒しの様に今の相生山...
「相生山の四季を歩く会」では、名古屋市が示した届いた相生山緑地基本計画=ビジョン(案)に関して、会の資料 こちら でも骨子を紹介し、みなさんの意見を求めています。前回の観察会や、その後のメールで寄せられたコメントを紹介します。こちらからの続きです。画像は緑地の園路から撮った最近の樹林内のようすです。現況図:緑地と「道路用地」 10.「自然と人が共生」とは、人が自然に手を加えて破壊するとき使う、自分に都合...
冬芽の女王とされてきたバラ科ザイフリボク(采振り木)を久しぶりに訪ねました。 「希少種だから特別に保護しなくっちゃ」と周りの常緑樹を切り払い こちら 目線の枝が枯れてしまって、双眼鏡かカメラのzoomでしか葉の状態は見られません。辛うじて赤い芽鱗の下から白い絹毛が見えて「襟巻?」と何とか認められました。 これが自然を大事にすることなんだろうか、ザイフリボクの樹下に立って、仰ぎ見て思うことです。冬芽に樹...
名古屋市は相生山緑地基本計画を本年度中に決めるとし、ビジョン(案)を公表しました。「相生山の四季を歩く会」事務局は1月観察会の資料に以下の通りコメントをつけて一部を掲載し、参加者の皆さんの意見を求めました。38人中23人が記入提出してくれました。いくつかのご意見を紹介します。会にメールアドレスを登録してある方には資料を送っています。欠席の方も意見が返ってきています。追加の意見を出された方もいます。未発...
2025年最初の「相生山の四季を歩く会」1年前と全く同じ38人の参加。寒い曇り空、雪ちらついて先行き不安。「風が無いから、まだいいね」メインテーマは「冬芽をじっくり」→「どんな所に生えてる木か」→「今楽しむだけでなく、この先も楽しめるように考えたりして」歩きましょう。樹林入り口・林縁部は外から入ってきた植生も多い。ニセアカシヤ(=針槐)の隠芽、ムラサキシキブ(紫式部)の裸芽。 「秋が暖かくて離層が発達しな...
相生口の駐車場から、「道路用地」沿いの皆があまり通らない散策路に入ったら、変に曲がったソヨゴ(冬青)の木が目に飛び込んできました。近づいてみると、人の手で直角にねじ曲げられていたのでした。 少し先には、サカキ(榊)が、今度はバキッと折られていました。歩くのにジャマな枝が張り出しているわけでも、幹が倒れ掛かっているのでもありません。この道では更に、刃物で切った枝やへし折った枝が散らばっていました。これは...
コナラ(小楢)の森が明るい。黄褐色や黄緑の光が、谷間の常緑の林床まで舞い散っています。 「相生山の道路」工事の為に伐り払われて、工事が止まってそのままギャップになった辺りが、明るくて色あい見事なのは皮肉です。 その上のバリケード板がまだ残っている小広場から、コナラの谷を見渡して、仰ぐと、樹幹は最高潮。 一部削りとった山肌に「緑の連続のため」名目で土を盛ったシェルターから見下ろすと、都心への眺望は紅葉...
紅葉愉しみな11月最後の週末は、残念な曇り空。色づいたコナラ(小楢)が迎える相生口を出発して、相生山緑地北部を一巡り。カマツカ(鎌柄)の朱色、アズキナシ(小豆梨)の橙色。 先行のヤマザクラ(山桜)ほぼ散り終えて、次の色にじみ出す山根口。 北尾根の窓を開けると、ヤマコウバシ(山香ばし)黄色の世界。双子池口に下ってエノキ(榎)の大樹。上り返せばタカノツメ(鷹の爪)、緑~黄のグラデーション。 菅田口からはア...
前の市長の「決めたからと言って何でもやればいいというものではない」「自然を大事にするため相生山の道路計画は廃止する」という姿勢は、私たちも支持できるものでした。けれども、15年も時間があったのに決着をつけきれずに「失職」してしまいました。『後継者』として市民の負託を受けた新市長には、その責任を果たしてもらわねばなりません。前任者のやり残した課題を解決してこそ後継者です。自然を大事にするための施策を実...
シンボルコナラの伐採に立ち会ってきました。8:50 朝の散策の人しかいない静かな現場。 9:20 この姿が見れるのはこれが最後。 9:44 高所作業車が入って、アームの稼働域を広げるために下の枝から伐採。10:04 朝の散歩で通りかかって、ベンチに座り込んでしばらく見物する人。「看板見て今日伐ること知ったので来ました。いつもここで休んでたので残念」と何人か。「伐ったらまた生えてくるんでしょ。新しい枝が」「いえい...
空模様を気にしながら、やっぱり出かけました。11月1日、午前9時。シンボルコナラ2度目の伐採の朝。いつものように静かでエンジン音もしない。。。 間違えたかな?願いが通じて中止になったか! 11月8日(金)9日(土)に変更されてました。台風接近の風を配慮したのかな?だとしたら根元から伐倒してしまうつもりなのか? たまたま通りかかった「10年以上もここを歩いてる」オジサンたちと立ち話。「やっぱり伐っちゃうみたいですね...
秋の日曜昼下がり。『立ち入り禁止』の三角コーンとポールに囲まれたシンボル‐コナラ(小楢)の向こうに和むファミリー。このブログに写真を、了解のため声かけて、「初めて?どちらから?」少しお喋り。 「この樹また伐られるみたいで」「ああ、それで印し」「看板見られました?」「いいえ、気づかなかったです」『みなさまに長らく愛され続けたシンボルツリーは、カシノナガキクイムシによる影響等により枯れてしまい、倒木の危険...
日曜日の「相生山の四季を歩く会」午後の部に参加された方から寄せられたコメントです。*午後の午後の部ではマルバハギがたくさん。葉腋にポチョポチョと咲く姿が慎ましく、濃い花の色の紅も愛らしく感じられました。 山に咲く萩の良さに気づかせてもらえた今日の観察会でした。 分厚くずっしりとした存在感のコフキサルノコシカケ、置物として珍重されるのだそう。我が家の玄関にも欲しいです! (ケイコ) *今日一日有り難うござ...
雨の午後、小型エンジン音がするシンボルコナラ前。 ここに広がっていた力枝、大枝は既に落され片付けられて、虚しい雨空。傍らの掲示板には 骨格剪定 幹回り3.74m と板書されていました。「さびしいねえ」「まだ幹が残ってるのが救い」 「緑の葉っぱが残ってる枝があるよね。あそこから復活せえへんか?」「ムリかもしれんけど、期待したいわ」 帰り道に通りかかったら高所作業車や枝葉回収車も撤収していて、ピンクのテープ...
相生山コナラ(小楢)樹林の真ん中広場に続く、エドヒガン(江戸彼岸)の小さな桜並木。異様な姿が気になります。主幹にほとんど葉が無い!!青々と繁った葉が少し黄葉も見せて季節の移ろいを知らせるのが今の頃。それがまるで枯死寸前に見えます。今年の「異常な暑さ」のせいではないと思います。 100年くらい前に土地の持ち主だったであろう農家の方が植えたらしい、桜とアベマキ(棈)は長年の景観でした。先ず「桜に陽が当たらない...
相生山の道路について「意見聴取会」で示された「折衷案」について、相生山からのコメントの一部です。(会と最近の相生山現地の画像を添えます)参照:先の記事こちら *《相生山を人の社会の為に活用しなくてはならない》という前提のもとに行政が動いているとしか思えなくて、やるせない気持ちになります。(ケイコ) *相生山は重機を入れずそのままにしておきたいです。私は山を歩きながら、ここを残して下さった方々に感謝し...
相生山の道路・・・建設開始から25年、工事中止から15年、河村市長の「計画廃止」宣言から13年。「道路計画について廃止と建設という意見の違いの落としどころとして『折衷案』をコンサル委託して検討」という話だったはずが、出てきたものは『どうやって道路を繋ぐか』というものでした。相生山緑地全景(北東に位置する一つ山団地から望む)緑地への西進入口/下山畑 & 東側/相生口 工事中止によって遺構となった第一橋梁 ...
山根口から北尾根への道、“シジュウカラの樹”と呼んでいたコナラ(小楢)も枯れ始めています。 シンボル-コナラは遂に全ての葉が枯れました。 「寂しいですね」相生山では久しく会えていない古い友人が、この前の記事 こちら にポツリ。 夏の安らぎ、秋の華やぎ、春の勢いを伝えてくれた幹と力枝と樹冠を仰ぐ。気になっていたシンボルコナラの身体測定をしたとき こちら から、もう8年経ちました。名古屋市が設置した「立ち入り禁止...
名古屋市緑政土木局道路建設課から「弥富相生山線の折衷案につきまして、現在の検討内容をご説明し皆様のご意見を伺う場を設けたいと考えております。」という案内が届きました。今月末~来月始め、これまで関わりのあった団体からの意見を聞くそうです。「折衷案」というのは、市長が招集した「学術検証懇談会」で「いつまでもこのまま放置しておくのが一番良くない」という出席した一部の専門家の発想に基づくもの。いつの間にやら...
相生山緑地の通称シンボル-コナラ(小楢)前の「里山景観を復元させるための」畑を囲む立派な境界柵が出来ました。何人かの持ち主が耕作放棄した後は草地になっていて、ヒメボタル(姫蛍)が湧くように発生し、子どもたちと虫捕りをした区域です。コナラの幼木も育っていました。大都市の中にある雑木林の生態系にとって貴重な草地だったのです。名古屋市の土地を相生山で活動する1グループが占有して畑にしました。そして「作物を...
コナラ(小楢)の森にナラ枯れが広がっています。昨夏に続いて何本かの古木から、季節外れの青い落ち葉。馴染みのシンボルコナラも、その主幹がついに被害に遭っています。 いつも会う地元のオジサンから「儂がコマイ頃に、この木も未だ細く小さかった」と聞かされていたので、樹齢は推定90歳くらいか?根元に立って見上げると、半分くらいは枯れていますが、残りの半分は耐えているように見えます。大量の粉が噴き出し散っていま...
梅雨が来ない6月。雨予想が外れて、今日も夏日。 常緑樹の樹林帯を抜けて、尾根のシャシャンボ(小小坊)訪問。日照りにもかかわらず、しっかり蕾がついてます。 でも、心配なことがあります。北尾根や展望台跡、ひろば北など、花序が無い。相生山緑地のシャシャンボ、樹齢100年以上の株も多いと聞きました。弱ってきているのかな。常緑低木を仇のように伐る人たちによって、次世代が育ってないのも心配です。 by アイ...
昨日の昼頃行ったら、シンボルツリーの所に車止めが見えました。何かと思ったら、畑の柵が工事現場で見るようなのに替わってました。ベンチの横にはコンクリートの固まりが沢山摘んでありました。この辺りはバッタなど虫が沢山いて、子どもたちの遊び場だったのに、何年か前から畑をやり出す人が現れ、相生山の何かが変わりました。みんなの憩いの場所が変な方へ向かっている様に思えてなりません。(久) シンボルコナラの横に土木...
相生口の竹薮(市有地)で、最近気になっていた竹の囲い。入り込んで「作業」中の人を見かけたので聞いてみました。ちょうど名古屋市の管理部門に問い合わせていた折です。ここで作業するからには市の関係者のはずです。「何してるんですか?その囲いは何?」「切った枝を入れる」「今、ヒメボタルが羽化して繁殖する時期ですよね。ここでそんなことして影響ないんですか?」(手を止めず、怒ったような口調で)「毎年ここでこの時期...
お世話になっております。昨日初参加させていただきましたA(匿名)と申します。近くに住んでいながら、初めての参加で、いろいろ教えていただき、楽しい時間を過ごすことが出来ました。どうもありがとうございました。この相生山で蛍が見られるなんて、全く知りませんでした。17日金曜日、同じく昨日初参加のBさん(匿名)と参加したく、よろしくお願いします。追伸道路建設の反対運動の署名など出来る事はやらせていただきたく...
ズミ(酢実)の満開が近いです。あいにく小雨がポツリ。 バラ科リンゴ属、確かにそっくり!でも違いは こちら 真っ白な花びらが濡れて、点に透け部分に広がって、葯からこぼれたオレンジの花粉が滲んでいきます。ズミの魅力は蕾からの形と色の変化。この上なく可愛い。このままで何日も止まっていて欲しいとさえ思います。ズミ咲く相生山緑地の「展望台跡」、数株の枝に小さな札が昨年付けられました。こちら そんなことも踏まえて...
昨日は春の嵐、強い風が吹きました。山根口から双子池口へ、北尾根の園路をふさぐ倒木。 枯れたハゼノキ(櫨の木)でしょうか。根扱ぎではなく根元から折れたようです。たちまち危険というわけではないけれど、このままだと通行にジャマだし、放置すると何かしらの不具合が起こりそうなので、天白土木事務所に連絡しておきました。 この辺りでは、2~3年前にも枯れた亜高木が倒れました。(下の画像の左側)真ん中に残っているクス...
すっかり春。18℃まで上がりました。相生山の早い桜は、どこまで咲いたかな? エドヒガン(江戸彼岸)の桜並木。5分咲きくらいを予測していたのに、意外に進んでいません。 ほとんどが蕾のままで、開いた花が集まって見える枝。一昨年の大規模伐採、昨年の園路補修工事からのダメージが大きすぎて、痛々しいほどの枝ぶり。たくさんの花が咲けば隠してくれるだろうに。見る人を慰めてくれるだろうに。去年の満開日 こちら東側の梅畑...
今日は啓蟄。陽気に誘われ、土の中の虫が動き出す頃。その初項。「蟄虫、戸を啓く(すごもりむし、とをひらく)」・・・冬ごもりしていた虫が姿を現し出す。虫に限らず、さまざまな生きものが目覚め始めるころ。さまざまな生きものの中に、ヒトも含まれます。これが自然科学の理。でも、ヒト(人)は別で、自然界も意のままに出来ると考えている人びとが少なからず存在しているようです。名古屋市の相生山でも、なかなか「目覚め」て...
「名古屋市の『森づくり』はおかしいのではないか?」と丁寧に説いても、止まることなく「明るい森にするための」伐採が続けられています。常緑低木は“一網打尽”・・・私たちの祖先は、太陽のエネルギーを受けた常緑樹を大事にし、身近な常緑樹を神棚や墓に供えたり正月飾りに用いたりしてきたはず。例えば、サカキ(榊)、ヒサカキ(姫榊)、ソヨゴ(冬青)、シイ(椎)、地域によって多種多様な常緑樹が今でも自然からの下されも...
新しい年の初めての雪の後、まだ濡れた林床で新しいシイノキ(椎)を見つけました。林縁に近い散策路沿い。「こんなに分かりやすい所に育ってるのに、なぜ今まで気づかなかったのだろう?」発見の時はいつもそう思う。 いずれも樹高60cm以下の幼木。芽鱗痕から推察すれば、樹齢5~6年くらい。この1~2年でグッと伸びた感じです。 1か所には4株まとまっているので、シイの実を食料にしている誰か―たぶんカケス(鵥)が運んできてこ...
紅葉の森の裾を、刈り払ったのは誰? 「森の手入れ」の名のもとに、「竹林整備」の名のもとに。散策路沿いの低木を切り払い、林床を剥きだしにし、植生にとって要注意の「乾燥化」をすすめているのは誰?生きものたちを住みにくくし、そのいのちまで危くしているのは誰? この樹林のなか、その木陰に、5月の夜ヒメボタル(姫蛍)が飛び交い、命をつなごうとしていました。名古屋市は「市民が集う公園づくり」のためとして、市民の...
「あれっ?」夏が終わったから・・・それにしても、ずいぶんスッキリ・・・・と感じて、よく眺めたら、散策路沿いの低木が片端から切り払われていたからでした。竹藪から延びてきていた竹を伐採したのは良いとして、周辺一帯を「整美」した目的は何? 相生山緑地のなかで南部住宅地は別にしても、地名【菅田(すげた)】と表示される区域のほとんどは雑木林樹林です。自然の森林に4トントラックが入れそうな道をつくってどうするつ...
相生山緑地の真ん中の梅畑西には、果樹畑と雑木林の衝立を為すように、高木コナラ(小楢)が並んでいました。その梢や力枝には、希少な野鳥が留まっていることもありました。きょう行ったら、空が見える!このコナラにカシナガノキクイムシ(樫長の木喰い虫)とナラ菌によって、樹の枝葉が部分的に枯れていたのは知っています。関連記事:こちら けれども、急いで根元から伐倒する必要はあった??直ぐには倒れないし、倒れたとし...
相生山の「公園整備」が、7月初から3か月以上かかって「終了」したようです。生産緑地から樹林への入り口は広々として、朽ちた枕木は廃棄され硬質プラスチックの板が敷き並べられました。オオシマザクラ(大島桜)の黒い実が散らばったり、色とりどり落ち葉の吹きだまりになって、少しずつ土も溜り、かさごそ歩いていた道がコツコツ街路の響きに換わりました。「つどいの広場への道、風情はありません。 森の中がドンドン人工的に...
発見された絶滅危惧種、その生息地は「埋め立て予定地」だった、計画変更はせず移植した。記事にはそう書かれています。何か変。もし計画検討中に発見されていたら、どうなったのだろう。《そこに生きているからこその》いのちなのに、別の場所に移したら意味がなくなるんじゃない? 生きものって、自然って、環境って、そういうものじゃないの? そんなことを考えながら・・・名古屋市のホームページで〔大江川 埋め立て〕検索...
相生山緑地での最近の「公園工事」 こちら 参照その「仕上げ」となるのでしょうか 《標識柱》が姿を現しました・・・・が「まだこんな案内立てとるんか」「見晴らしなんか無いのによう」「前々からここで迷ってる人、ぎょうさん会っとるで」「ワタシらええよ、分かっとるで。知らん人にはエエ迷惑だわ」たちまち相生山の常連さん達 こちら からの声 昔の計画では「見晴らしの丘」と名付け 実際展望台もありました老朽化して撤去...