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紅葉の森の裾を、刈り払ったのは誰? 「森の手入れ」の名のもとに、「竹林整備」の名のもとに。散策路沿いの低木を切り払い、林床を剥きだしにし、植生にとって要注意の「乾燥化」をすすめているのは誰?生きものたちを住みにくくし、そのいのちまで危くしているのは誰? この樹林のなか、その木陰に、5月の夜ヒメボタル(姫蛍)が飛び交い、命をつなごうとしていました。名古屋市は「市民が集う公園づくり」のためとして、市民の...
発見された絶滅危惧種、その生息地は「埋め立て予定地」だった、計画変更はせず移植した。記事にはそう書かれています。何か変。もし計画検討中に発見されていたら、どうなったのだろう。《そこに生きているからこその》いのちなのに、別の場所に移したら意味がなくなるんじゃない? 生きものって、自然って、環境って、そういうものじゃないの? そんなことを考えながら・・・名古屋市のホームページで〔大江川 埋め立て〕検索...
雨と雨の合間に 梅雨の森散歩蒸しっと 時おり涼風 蚊の攻撃イセノナミマイマイ(伊勢の並蝸牛)が触覚を延ばしていました伊勢湾周辺に生息する ごく普通のカタツムリ 分かりやすい命名者に敬意を表します 彼(=彼女)・・・カタツムリは雌雄同体 の後をついて行くと粘菌ススホコリ(煤埃) 変形菌と言われるように 動いている状態では形を変えます色は違うものの血管を想わせる 「生きもの」の姿瘤のように膨れた太いと...
今年も夜な夜な撮影に出掛けてみました。暗闇に光る小さな命をつなぐ光。ヒメボタルの舞です。雰囲気重視なので暗めの写真です。暗めの部屋、もしくはブラウザのバッ...
「相生山の四季を歩く会」は 2009年12月6日に発足しました こちら以来13年半 多分きょう のべ5000人目の参加者を迎えます 今日の資料(部分)キノコがテーマですが 個々の種の観察にとどまらず 例えば生態系全体 キノコでいえば食物連鎖から「分解者」の面を学ぼうとするそんな姿勢が この会の譲らぬ根幹をなしてきました過去のブログ記事を見ていたら 100回目 通算3000人が こちら懐かしい顔が並んでいます 相生山に脚...
喫緊の課題相生山緑地の自然、その象徴のヒメボタルだけでみても、①事実・実情確認、②生育環境破壊への対策、さらに③マスコミを含む広範な市民へのアピールなどを急いで実施する必要があると考えます。そのために、④「ヒメボタルの森を守る」ための体制づくり=センター(司令塔)設立が求められていると考えます。このことは既に2017年6月に名古屋市長にも提案しました。提案書:こちら事態はますます重要度を増していると、こと...
CBC「チャント」拝見いたしました。御活躍の様子、我が事の様に嬉しくなり、 早く参加させていただけるように頑張ろうと思いました。又、今日の、愛ラブ自然の案内記事をみて、 以前参加させていただいた時の楽しかった思いがよみがえり、前向きな気持ちになりました。本当にありがとうございます。又、宜しくお願い致します。 (緑区/V)Vさんが療養のため相生山に来られなくなって ちょうど1年お姿復活を いつも お待ちして...
誰が総括的にみているか見物(≒観察)人は多い。個人的趣味(一部は職業的)の撮影者も急増。けれども、ヒメボタルの成育史・生態系までを学んでから緑地に入る人は少ない。「今年もそろそろシーズンです」「××地点で見られます」「現地ではボランティアさんがいる」といった無責任なweb情報頼りで、地理や持ち物についての予備知識さえ無しでやって来て、森の中で迷子になりそうになったり、明るい電灯を振り回したりする人の...
(前記事からつづく)こうした「森づくり」による破壊、「見物」「撮影」による脅威、などからヒメボタルをどう守るか。今それが重要な課題であることを提起したいと思います。 ことしは天白土木事務所に「ヒメボタルの時期前に注意掲示を増設」することを依頼し、これまでになくきめ細かい対応が実施されました。しかし、それは応急的で限られたものであって、根本的な問題解決ではありません。また、いっそう重要な留意点は、私...
注意すべき点 ⋆⋆⋆⋆ 具体例と問題提起ヒメボタルが見られなくなった、あるいは減少傾向にある場所の共通点があります。それは人との関係です。前項に照合します。一部、現場周辺の昼間の画像を参考に貼ります。①ではかつて山根口入口まで「谷底からホタルが湧いてくる」状態でした。それが次第に見られなくなったのは、「竹薮整備」以降です。人が入って大規模に竹を伐り、伐った竹を放置し、そのまま経過するうちに、復元力の強い...
名古屋市の「ヒメボタル分布調査」について緑政土木局道路建設課を中心に2002年から行われて来た「ヒメボタル調査」では、「横ばい」とされているようです。この調査は一つの参考資料と考えられなくもないですが、不充分性も否定できません。 それは ①区域的に「道路予定地」中心で南部の樹林地・住宅地などは対象外であること、②時間帯は22時~24時、数グループが複数個所で、目視計測という手法、の限界があること、③飛翔数...
相生山緑地のヒメボタルの消長について 「相生山の四季を歩く会」の2023年調査観察を終えて、10名ほどの他団体もふくむ「ヒメボタル-ウオッチャー」からの情報も加えて、考えてみました。関連する画像を付けて、何回かに分けて掲載します。充分なデータと考察による結論、とは言えない面もありますので、皆さんからのご意見をいただければありがたいです。たいせつなことは、今いっしょ...
あんなに濃く漂っていた 甘い匂いが薄らいで 真っ白だった花弁が 生成りから黄色味帯びて 蕊の元も橙色深まりましたテイカカズラ(定家蔓) 悲恋の逸話から平安貴族の名をもらった子 この花も早くから咲き始めたのですが まさか・・・?未だ未だ・・・と思ううちにヒメボタル(姫蛍)生殖活動の盛りは 瞬く間に終わりました毎年 後になって分かるのですが 今年は5月20日~21日にかけての深夜ほとんどの成虫は死に絶え 私...
「相生山の四季を歩く会」ヒメボタル調査観察会の感想、取材協力したCBCテレビ「チャント」視聴の感想、併せて紹介します。 ⋆5月22日(月曜)に、妻・息子2人と一緒に参加させて頂きました。夜の相生山は少し恐かったですが、冒険しているみたいで、ワクワクしました。チカチカと光るヒメボタルは儚く(成虫になると1週間で死んでしまうのですね)幻想的でした。 相生山全体に関わるお話の中で、案内の方の「山に道を作ろうとす...
5月20日から26日までの観察記録コメントです*「目がチカチカするくらい蛍がいておどろきました」 旦那*「蛍が近くに来た」 息子(小1)*沢山の蛍が見れて感動しました。とても綺麗でした。 (サキ)*ピークは過ぎたと思いましたが、真夜中の3時ごろまで残りました。その夜は1時過ぎて風が止んで、2時過ぎから凄く飛び始めて感激。さすがに写真撮る人も少なくなって「別世界」を体験しました。夜遅くなると、明るく灯をつけたりする...
相生山の生産緑地 ビワ畑は実りの季節 梅畑では収獲最中 クリの雌花が結実していました ここは栗泥棒が横行し 農家の方はたまらず名古屋市に要望して「立ち入り禁止」の看板が立ちました そんなことが必要になるなんて 恥ずかしいことです「筍の頃、ミカンの頃、散策やのうて、盗る目的で来る連中がおる」農家のオジサンの話自分の欲のため 人のものを平気で盗る人がいるのですから 自然は自分(=人間)が楽しむためにある ...
「相生山の四季を歩く会」のヒメボタル調査観察会に参加された皆さんのコメントを到着順に紹介しています画像はイメージ 必ずしも当日のものとは限りません*昨夜は少し雨が降りましたが、途中で雨も上がり、ヒメボタルが舞う神秘的な光景を見ることができ家族全員、大満足でした。子供たちにとっても一生忘れないほどの貴重な体験ができたと思います。 ヒメボタルや相生山の自然のことを、豊富な知識で楽しく面白く解説して下さっ...
昨夜は一時土砂降り 空もようを気にしながら 森の中に入りました思い出せない芳香を 今日 確かめに行ったら ムラサキシキブ(紫式部)の花今朝一番でメールが届きました昨夜はありがとうございました。同行した子供達が薄着で参加してしまったので、途中で寒くなり早めに帰らせていただきました。これまで森の奥の方へは行っていなかったので、とても良い経験が出来ました。ありがとうございました。(ナオミ)遅くなって雨が...
定家葛の香る森の中 たくさんの蛍の舞い光る森を彷徨うように歩いて 夢の中にいるようでした。一日中降り続いた雨が上がり 今夜蛍がふわぁと舞い上がるのではと その光景が何度も目に浮かんできたのでした。まさにその通りになり 〈私も自然の仲間になれた!〉と感じました。(ケイコ) 昨日はお世話になりました。奥の方まで歩けて良かったです。相生山全体にホタルが生息していることと数の多さに驚きました。とてもきれいで...
今朝、行けなかった下の子が「ゆうべのホタルどーだった?」やっぱり気になってたみたいです。娘(小3)「夜の相生山、はじめはこわかったけど、ホタルが今までで一番たくさんいたかも。数えきれなかった。電げんナイのにどーやって光るの?オスもメスも短い間しか会えない。悲しいね」1週間前 →「一年で今しか見られないから、眠くてもゼッタイわたし行くよ」 子供と一緒の事をして、話したりする時間がなかなか持てないので、お...
土砂降りの雨が上がって 夏日が戻ってきます立春から始まる二十四節気 明日は八番目陽の気が満ちてくるとされる 小満(しょうまん)こんなにも花をつけていたこと 受粉が完了したことに気づかされるヤマコウバシ(山香ばし) 梅の実が熟してきました あと少しで相生山の生産緑地は 甘酸っぱいフルーツ香に充たされます天の気 地に降り注ぎ 樹木吸い上げて いのち膨らむ小満をキーワードに 過去5年の記事を検索してみまし...
夕暮れ時が近いのに 雨はやみません樹林の入り口 あれっ微かに刺激臭・・・・クリ(栗)の花が咲き始め 早いなあこの花は 相生山のヒメボタル(姫蛍)羽化状況の大事な指標 こちら 手前の梅の実も大きくなりました・・・ということは ヒメボタルのピークは この近年より1週間も早い?ヒメボタルの谷に向かいましたああ 甘い匂いが漂ってきましたテイカカズラ(定家蔓)の花を 園路から少し入った蔓の繁みに見つけました ...
「相生山の四季を歩く会*5/14」 感想コメントより昨日からの雨で森の中は穏やかで優しい休息日。ぎっしりと花束抱えているのはガマズミ。イボタの花房は大きな雨粒にくすぐったそうに身をよじる。白い花びらから雫が光って落ちる。木々の葉が大きくなって、雑木林は少し暗くなりました。ヒメボタルの気配! by hazuki ホームページ こちら 活動報告&ご案内 更新しました。 昨年のヒメボタル観察会 こちら ...
暑くなりそうな朝、ピョリフィッチピリリー ルッリリー 澄んだ高音が奥の自然林から響いてきます。 昨年伐ったヒノキの丸太。皮を剥いで滑りやすくし、細い丸太で組んだシュラの上を流します。作業道に沿って登っていくと、さわやか甘い匂い。ヒノキ林の中に増えてきたエゴノキ、相生山では終わってしまった花、こちらでは只今満開。 斜面中腹からの眺め。真っ暗で枯損木や倒木で荒れた人工林を6割以上の強度間伐を始めて5年。気持...
相生口のセンダン(栴檀)は花盛り 紫が涼しく匂いますコバノガマズミ(小葉の莢蒾)はルビーの果実 展開して褪めた赤 アカメガシワ(赤芽柏)の雄株に花序が見えます直前になってしまいました 毎日新聞の地方版にも案内記事資料の準備終えたのですが 明日の「雨予報」は変わりません薄い柑橘系の香りを放つヤマウルシ(山漆)の花 早い子には果実 初夏は蘭の季節 エンシュウムヨウラン(遠州無葉蘭) 見つけにくい渋い蕾...
緑の葉陰 白いベルが並ぶ風が吹き抜けると 歌が聴こえる たたずむ枝下に 蜜がこぼれてくる 虜に絡める 甘露の匂い ネジキ(捻木)の序は 花に溢れて ヒメボタル(姫蛍)の夜を誘う 指標充つ by Oak...
相生山は竹の秋 黄葉した竹の葉が落ちて竹藪が明るい園路ギリギリまで溢れる新緑 小さな白い花や黄緑の花序が揺れます シンボル-コナラ(小楢)の下 憩う人 行き交う人「コロナ明け」(?)で ファミリーは「行楽地」へ戻ったのか“ゆっくりゆっくり散策中”のシニアの姿が多いです新緑樹林の奥からは きょうもキビタキ(黄鶲) 相生山緑地内や周辺にはミカン畑が多く存在していて「蜜柑の花の匂いがするとホタルが出始める」 ...
この時期の雨の後って 一気に変化が起こります気になるネジキ(捻木) = ヒメボタル(姫蛍)の指標花 見に行ったら1個 白いモノが・・・まさか花?ちょっと高いところにあったので 仰ぎながら 逆光を避けてぐるっと回って 撮ったら咲きかけの花!! でしたしかも 2個昨年のようす こちら 一昨年の初花は こちら比べて 花序の他の蕾は 未だ未だの気配なので明らかに この子たちがフライング名古屋市の「ヒメボタル飛翔状...
森の園路 足早に横切って独特な慌て声とともに この小樹林の中に隠れた 後ろ姿はシロハラ(白腹)帰らなくていいのか案じていたけれど この数日の気温は「逗留」を納得森は雑木林常緑樹の硬い落ち葉 もう半分壊れた昨秋の落ち葉その上に うふわり重層 コナラ(小楢)の終わった雄花序サルマメ(猿豆)の蔓枝が揺れる コナラ幼樹が騒めく 坂の上に 未だ照明を余して空中湿度が増していく コシダ(小羊歯)尾根への坂ミズ...
相生山樹林 緑のトンネルの両縁は飛翔能力のないヒメボタル(姫蛍)のメスが 光点滅させて飛んで来る雄を 微弱な発光で待ち受ける隠れ家なので 緑の道の真ん中を歩きます明るい斜面から ふだんは水路の無い谷間へ 高いコナラ(小楢)から 役割りを終えて落ちた雄花序が 花ざかりのサワフタギ(沢蓋木)の枝に掛かる ステージ登り返す 明るい尾根への常緑高木の道照度いっぱいツツジの小群落 交ってズミ(酢実)最後の...
眩い緑 吹き出した若い緑 冬を越えた強い緑相生山の全域で 緑が日に日に膨らんでいます緑のトンネルに入って行くように 樹林の中を歩きます野生の蔓が縦横無尽に伸びる フジ(藤)の天井 シャンデリア 木洩れ日の坂道 一息仰ぐ エゴノキの蕾が下がっていました 尾根上 ヤマツツジ(山躑躅)の彩り タカノツメ(鷹の爪)の花火 ウスノキ(臼の木)の花が鈴なりツツジ科の花たちが静まると 相生山はヒメボタル(姫蛍)の...
ホタルの生態と生息地、乱舞するホタルが観賞できるスポット8選(西日本)
初夏の風物詩、ホタル舞う季節。自然の多い場所ではホタルが乱舞する幻想的な風景が見られます。西日本でホタル観賞ができるスポットをご紹介します。
予定変更で、今年のヒメボタルの写真をUP致します。昨晩も観に行ったのですが、そろそろこの地域のピークを過ぎているようでしたので賞味期限切れになる前に前倒し...