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雨上がりの朝、緑に埋まる谷間には白い花々。手前からサワフタギ(沢蓋木)、コバノガマズミ(小葉の莢蒾)、ツクバネウツギ(衝羽根空木)の競い咲き。 丸い蕾が水玉模様に広がって、蕊が起ちあがる花ざかり。 コナラ(小楢)の谷の底、サワフタギ群落。 樹林の足もとを飾るサワフタギの白いヴェール。 相生山の初夏は白い花が知らせます。その先駆けを、今年はサワフタギが務めています。 by アイ...
森の樹木は花の時。「相生山の四季を歩く会」ではヒサカキ(姫榊)の3月に続いて、雄花―雌花を探します。今月のメイン、バラ科やツツジ科は雌雄同株に両性花。 アズキナシ(小豆梨)もモチツツジ(黐躑躅)も、一つの花に雌蕊と雄蕊。「みんなそうとは限りませ~ん・・・」という当日の資料の一部分。観察順路に次々登場する花々に蝶や蜂のように群がって、「ホント?」確かめました。アオキ(青木)は分かりやすかったです。雌株...
初夏の湿原に光のシャワーが振り注ぐ自然に始めて感動しました。(福島県駒止湿原)
フィルム時代のもので、今から30年以上前に「写真雑誌」で 見た風景でした。 撮影場所は、福島県駒止湿原です。6月の林道開通を目指し 地図を頼りになんとか現地に着くことが出来ました。 朝早く湿原に入り始めたら、朝の光で雑木林に光が差し込み 中判カメラ67版をセットして夢中で撮りました。 朝の光はなんとも言えない光景を魅…
散策路は、満開のミヤマガマズミやコバノガマズミの白が新緑に映えて涼しげでした。いつにも増して美しい森が、しばらくは楽しめそうです。稲田口では、ツクバネウツギ(衝羽根空木)すでに一輪咲いていました。 もうすぐ咲きそうなものも多かったです。開花前のでも、ちゃんと衝羽根です。(笑)ジャスミンにも似た甘い匂いが谷に充ちるのも、もう直ぐですね。 by ツッチー...
大きなコナラ(小楢)の木陰、立派な力枝から下がった枝に、更に垂れて雄花序ゆれて。ことしも皆群がって「雌花を見つけた人から順に前へ進めま~す!」 その先は先月命名の「バラ科3姉妹」 長女のヤマザクラ(山桜)は果実に、二女のカマツカ(鎌柄)歓声呼ぶ満開、末娘アズキナシ(小豆梨)遅れじと。。。。「見て触って匂って、ときに齧って」コバノガマズミ(小葉の莢蒾)とミヤマガマズミ(深山莢蒾)の違いを、この会では花の匂いで識...
桜が終わったコナラ(小楢)樹林。花ざかりはコナラ。3種のツツジ(躑躅)の色違いパステルカラー。ガマズミ(莢蒾)類の白。 こんどの日曜日は「相生山の四季を歩く会」 当日のスタッフで下見をしてきました。定例の第2日曜日、昨年は4月9日、ことしは14日。日付は5日も進んでいるのに、途中でスピードダウンした春は遅い。バラ科3姉妹、ヤマザクラ(山桜)の早い枝にはサクランボ。カマツカ(鎌柄)は開花寸前の蕾。アズキナシ(小豆梨...
ヤマコウバシ(山香ばし)の花に出会いました。ことしは遅いから・・・と油断していたら、子房が膨らんでいるらしい子も。ヤマコウバシは雌雄異株で、雌株雌花しかありません。退化して花粉を持たない雄蕊なのに、その役割を果たしているのか、不思議ですがちゃんと果実は出来るのです。こちら先日、ヤマコウバシと同属クロモジ(黒文字)の画像を載せました。そっくりな花のようすを(芽吹きの葉も)比べて見て下さい。こちら b...
週末の相生山徳林寺。 「花まつり」きょう4月8日。ミヤマガマズミ(深山莢蒾)、やっぱり匂いを確かめました。香木の品位。 お洒落なアケビ(木通)の雄花序。 花色が違うこちらはミツバアケビ(三つ葉木通)、葉が掌状全縁なのでmixの子かもしれません。 ヤマツツジ(山躑躅)は次々咲いて今も満開。コバノガマズミ(小葉の莢蒾)は咲き始め。 バラ科の姉妹。カマツカ(鎌柄)の蕾。 お隣にアズキナシ(小豆梨)も競って。 ツ...
散り初めのヤマザクラ(山桜)、芳香のアケビ(木通)の奥にコナラ(小楢)芽吹き、そして開花しています。 高い枝は見えないけれど、こんなに!舞妓さんのかんざしみたいに揺れる雄花序。今日は撮れなかったけれど、根元には雌花も。濃い黄緑のアズキナシ(小豆梨)の上、もう匂い薄い常緑ヒサカキ(姫榊)の向こう。 今度晴れたら確かめましょう。きらめきの初舞台コナラ。 by アイ...
昨年の春の撮影旅行で長野県原村を訪ねました。 霧に包まれた雑木林を白黒変換して、幻想的な雰囲気を 表現しました。 カラーよりは白黒の方が迫力が出せたと思っています。
落花盛んの時期を過ぎて葉桜になったエドヒガン(江戸彼岸)の向こう、梅畑奥にソメイヨシノ(染井吉野)が一本。満開の時。 山根口のオオシマザクラ(大島桜)花豊か、匂い充ちて。芽吹きのコナラ(小楢)の谷左岸はヤマザクラ(山桜)若葉のと花の紅白対比。 樹林の中に毎年悩む樹種不明なサクラ。 双子池の向こう近づけないので、この子も不明。色あいから集落や耕作地に近いから植えられたソメイヨシノかもしれない。花はサク...
森の秘宝、シュンラン(春蘭)の花。株が激減しています。たった数年のうちに。ラン科ゆえに微妙な環境の変化でも、その消長は儚いもの。自然なら仕方ないことですが、「自宅の庭に植えるために」盗掘する人間が未だ何人か居るようです。個人名まで分かっていますが、ここで摘発するのは当ブログの本意ではありません。「あんな人とは知らず、いっしょに自然の中で歓ぶことが出来ると思ったから教えたのに」後悔先に立たず。なので...
ことしは3月の終わりになって、この樹も開花しました。森の中心のオオシマザクラ(大島桜)の白い花。エドヒガン(江戸彼岸)やヤマザクラ(山桜) に比べれば大きな花なのですが、頭上3m以上の高い枝にしか花は無いので、その大きさを実感するのは落花の後。真っ白い花、蕾の桜色、展開始める若い緑。花序がギッシリしていないので、清楚な感じに魅せられる人は多いです。 オオシマの名の通り、原生地は伊豆大島。見目の良さに...
森の小径 「菫ほどな小さき人」になって紫の春をたどるスミレの種子はアリ散布種子にくっついている アリが食糧にするエライオソーム(elaiosome)食糧を運んで 要らないから捨てた種子が芽生えて 春の紫紫の花 点々と咲き延々と連なる 蟻の道スミレの列は アリの運搬路歩いた跡に 新しい花が咲く by Coco & Rami...
菜種梅雨に入ったようです。コナラ(小楢)の森になる数十年前には、「ツツジの山」と呼ばれていたと聞く相生山。ことしは早かったヤマツツジ(山躑躅)から次に咲くツツジに移る前に、冷えが帰って来てしまいました。サクラの開花が途中で止まった こちら ように、 コバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)の株は、少し咲いて多くは蕾のままで待機中。 こんどの雨は春を連れてくるのかな?空模様、気温の変化が気になります。暖...
前日の雪の上にキツネ?タヌキ?野鳥の足跡も残ってました2009年に活動を始めた理想の森プロジェクト伊那谷おかげ様で活動15周年子供の頃駆け回り秘密基地・落ち葉のじゅうたん・カブトムシ夢中になって遊んだ雑木林そんな懐かしい雑木林の再生をお手伝いしよう生物多様性の森暮らしと里山のつながりなんて大袈裟に書きましたが大人の本気遊び無理せず楽しみながら本気で遊び倒すって感じです駒打ちして伏せてある原木栽培のシイタ...
相生山にスミレ(菫)の季節がやって来ました。森の小径の傍らにマキノスミレ(牧野菫)、紫の春。同種の色違い、赤紫の子も交じります。 こちらはニオイタチツボスミレ(匂い立壷菫)、タチツボスミレ系で白粉のような匂いを持っています。這いつくばってでも、一度は体感されることをお勧めします。「花色は紫だけどミッキーマウスみたいに顔の真ん中に白色がキュッと・・・」自然観察の先輩が色の特徴を表してくれました。 ずっと以前...
「相生山の四季を歩く会」ホームページ更新しました。こちら 常連さんたちのコメントと「午後の部」を紹介します。 *森の中、梢の端々に無数の芽吹き。(hazuki)*コナラの芽が銀色に光ってた。青空はいろんな物を輝かせます。(ヒメシャガ)*午前の部で見た サクラ ウスノキ ネジキなど 2時間程歩いた後に見たら 確実に緑やピンクの色が濃くなっていた。(ケイコ) *以前は花が咲いた、実がなった、とその時を楽しんでいま...
先週の日曜日、ヒサカキ(姫榊)やウスノキ(臼の木)を熱心に観察中の「相生山の四季を歩く会」の仲間たち。 リピータの圭子さんから頂いたコメントを紹介します。*相生山四季を歩く会もまだ2回目で午後の部も歩いて見ましたら、2月の時には全く意味不明の理解出来ない言葉もゆっくりプリントを見ながら説明を聞けば植物が愛おしくなりそうです。前以て送って下さるプリントの予習が大切ですね!! 最後の画像は「午後の部」にだけ...
「相生山の四季を歩く会*3月」の下見は、1(金)7(木)9(土)の3回。近年、野鳥と会えることが激減した相生山ですが、それでも(現認回数の多い順に)メジロ(目白)・カラス(鴉)2種・ヒヨドリ(鵯)・キジバト(雉鳩)・コゲラ(小啄木鳥)・シロハラ(白腹)・シジュウカラ(四十雀)・ジョウビタキ(尉鶲)・ツグミ(鶫)を樹林の中や生産緑地付近で目撃できました。会の参加者から「野鳥を見たい、知りたい」声はしきりに上...
10日(日)の「相生山の四季を歩く会」受け付けがすんだら、開会前に「葉っぱ1枚から樹種を推理するクイズ」が始まっています。 *葉の形を見て、木の名前が解るようになりたいと思う。(裕)今月のテーマに従って、ヒサカキ(姫榊)の仲間(=旧ツバキ科)、分類は遠いけれど一見似ている子が集まりました。①サザンカ(山茶花)ツバキ科=植栽→逸出 ②ヤブツバキ(藪椿)ツバキ科 ③サカキ(榊)サカキ科 ④ヒサカキ(姫榊)サカキ科 ⑤チャノ...
元気な芽吹きを見つけました。古い葉の上部に若緑。アケビ(木通)ですよね。掌状5枚の葉が見えます。 でも、アケビって落葉つる植物じゃなかったけ?・・・とにかく越冬した葉がついてるのが実際なので、半落葉に認識を改めることにします。それより、芽吹いた葉の横に蕾!がありました。接写すると葡萄のマスカットみたい。葉が5枚、蕾がこの色ならアケビで間違いなさそう。 ミツバアケビ(三つ葉木通)の方はどうかな?少し離れ...
空が明るくなって、ネジキ(捻木)の赤が一層光っていました。 散策路沿いの少し暗い辺りでも、2枚の芽鱗の下から幼い葉先がのぞきました。1ヵ月前 こちら からのネジキの変化が、そのまま相生山の春の移ろい。 戻る寒さに戸惑いながらも、少しまた少し、山全体の色が変わります。 by アイ...
相生山の春を象徴する花、ヒサカキ(姫榊)は、この地方では仏事の木。仏壇やお墓に欠かせない大事な木です。けれども少し北の方では、暖地性のサカキ(榊)がないので、その代わりに神棚にも供えます。余りにも普通に何処にでも生育しているので、自然の緑(=太陽エネルギーの象徴)として重用され、また逆に気にも止められない樹木です。 【雌花】は雄しべが退化し、【雄花】には雌しべが見られません。今日は出会えなかったけ...
今日は啓蟄。陽気に誘われ、土の中の虫が動き出す頃。その初項。「蟄虫、戸を啓く(すごもりむし、とをひらく)」・・・冬ごもりしていた虫が姿を現し出す。虫に限らず、さまざまな生きものが目覚め始めるころ。さまざまな生きものの中に、ヒトも含まれます。これが自然科学の理。でも、ヒト(人)は別で、自然界も意のままに出来ると考えている人びとが少なからず存在しているようです。名古屋市の相生山でも、なかなか「目覚め」て...
相生山の春本番はヒサカキ(姫榊)の開花状況で分ります。尾根の道、谷へ続く道、常緑低木林には決まってヒサカキ。 花が匂います。どっちかというと「苦手です」の人が多いのかな。ちょっと癖のある匂いです。相生山の春一番に咲く梅畑のウメの花や、盗掘などですっかり減ってしまったシュンラン(春蘭)の花とも共通のツンとした刺激臭は、やっぱり春には欠かせません。 敬遠せずに近づくと、ほら、こんなに可愛いキレイな花。...
ヤギたちの新しい遊び場。 昔、雑木林だったこの辺りの 最後に残った貴重な場所。 地主さんのOKをいただけたので これからは時々遊びに行けます。 草刈りはされてたけど ヤギには有害なトクサや南天
2月の雨が過ぎると、キラッキラの朝が来ました。コナラ(小楢)の傘下に、輝く花芽たち。コバノガマズミ(小葉の莢蒾)のキラメキ。思い思いの方向へグゥーンッと伸びて、「春だよ!」 ネコの耳のように尖った三角形に挟まれて、ギッシリの蕾が見えます。早春の色だった赤い芽鱗が外れて、細かい毛が陽光浴びて。 花の春が始まるよ!! by アイ...
相生山緑地の南部雑木林に、わずかですがゴンズイ(権翠)が生育しています。ミツバウツギ(三葉空木)科の落葉亜高木。奇数羽状複葉の濃い葉に対比する、秋の赤い果実が裂開して現れる黒い種子のようすに人気がありますが、相生山では見たことはありません。 ゴンズイは2個の仮頂芽が出る場合と、1個の頂芽が出る場合があります。今日は2種の株を見ました。仮頂芽(上)の子は芽鱗の冬芽、頂芽(下)は芽吹いて小さな若葉が展開し...
雨中のヤマコウバシ(山香ばし) こちら から5日。暖かい雨と冷たい雨が来て、少し変化が見えます。 冬芽の色が赤から黄緑に。外側の芽鱗が剥がれたのでしょうか。柔らかそうな葉芽の先端には短毛があるらしい、淡い色。 伸びた枝には葉痕が幾つか見えます。ということは、すでに少しずつ葉を散らせているようです。2月末のヤマコウバシ、未だ未だいっぱい付いている去年の葉。いつ頃になったら全て落ちてしまうのでしょう。ことし...
雨上がりに「初夏の色」ツツジの花。 相生山のヤマツツジ(山躑躅)は季節外れに1輪2輪咲くことがあるのですが、これだけ多くの蕾は本格的な花時を思わせます。春の訪れを知らせる落葉樹たちの芽吹き色や、新しい葉を迎える越冬常緑樹の濃い色に交じって、華やかで軽やかなつつじ色。 間違えた季節に迷い込んだような感覚が広がりました。 by アイ...
春雨と呼ぶには少し冷えて、1本コナラ(小楢)の尾根道。枯れ葉が残っているように見えますが、茶色い葉は手前の低木ヤマコウバシ(山香ばし)のものです。 クスノキ科の落葉樹にもかかわらず、葉柄にできる離層が「未発達?」で、昨年の葉が年を越えます。新しい葉芽が展開するまで葉が落ちない。「落ちない」からと受験生のお守りにする神社があるそうです。植生に詳しい関係者がいらっしゃるのでしょうかね。 雨粒の中に、冬芽...
早春の雨の後は、芽吹きの風。コナラ(小楢)の頂芽が緩みました。 広い相生山緑地を探し回れば、他の樹種にも芽吹きの姿を見るかも知れませんが、先ずはコナラ。暗い褐色から明るい茶色へ芽鱗が解けて。淡黄から若緑、新しい葉の春の色。そよぐ産毛も見えました。 by アイ...
「冬の散策の楽しみは、可愛い冬芽と葉痕のユニークな顔に会えること。自然からのごほうびを満喫💛」(Michi)先週日曜日の「相生山の四季を歩く会*午後の観察会」ヤマコウバシ(山香ばし)からアズキナシ(小豆梨) 午前中には会えなかった子たちを順に巡りました。余りにも小さくて見つけにくかったナツハゼ(夏櫨)の『にこちゃんマークの口』も、高い所にあって見えにくかったクサギ(臭木)の『馬蹄形』も。 ヤマウルシ(...
深夜からの雨 暖かな雨 二十四節気の「雨水」に合わせて春の雨 明るい雨 暖かな雨粒が小枝に流れてカマツカ(鎌柄)の冬芽 春のピンク まだ冬姿な コナラ(小楢)の大木に 春のシャワー ヒサカキ(姫榊)の葉が光って 葉腋に蕾の小粒が並んで天の水の気 氷の粒が融けて降って流れて森に春 静かに静かに広がる 雨 by アイ...
芽の木ハギ(萩)は、その時を待っています。 枯れ枝に枯れ葉、絶えたように見えますが、よく見ると芽が付いています。参考記事:こちら 葉痕の辺りに、米粒より小さな冬芽が、かすかに薄紅。ハギは副芽を持ちます。主芽の両側に1個ずつ。もうスグ芽吹。こちら勢いよく吹き出す生命力を今は秘めて。 by アイ...
「相生山の四季を歩く会」午後の部では、春一番の花探しもしました。落ち葉をそうっと掻き分けて、ヒメカンアオイ。「小さいねえ」「姫だもの」下はお正月に海上の森で出会ったスズカカンアオイ(鈴鹿寒葵)です。葉っぱを比べてください。花色が渋いのは気温のせいだと思います。「姫寒葵の花を見せていただいてとても嬉しかったです。以前もっとしばしば相生山を歩きに来ていた頃は、遊歩道沿いに姫寒葵があるところでは必ず葉っ...
「相生山の四季を歩く会」2月例会 こちら 午後の部みんなでコゲラ(小啄木鳥)を観ました。方カタカタ・・・・軽快なドラミング(=餌を探して枯れ木などを嘴で突く)の音・・・・・だんだん大きくなる 何処だろ?「あそこです。意外に近い」一番若いKさん、さすが❣ 「エッ、どこ?どこ??」「すぐそこですよ!」「アッ、ホントだ!!」 声をひそめながらも10人、ほとんど真下にいるのに、食事に夢中。記録係がアップの姿を納...
「相生山の四季を歩く会/2024.2」の速報です。参加者アンケート37通、記録係撮影の165枚の画像を整理しながら最初の記事を載せます。気温は上がらなかったものの好天に恵まれて、2月としては記録的な45人もの参加者を迎えました。資料などが不足するほど。 集合時間前から開始の「葉っぱ1枚から樹種を推理するクイズ」は3回目。「難しい」「分からない」と言いながらも、皆さん楽しそう。先月からの入れ替えは3種※だけ。 先月...
こんなにいいお天気だもの一番陽があたる場所の ウスノキ(臼の木)の花芽春本番を待ちきれなくて ほころびましたチューリップみたいな形 春の紅色 明日 もしかしたら 咲いてるかもしれない「相生山の四季を歩く会」は 花芽 葉芽に 春を見つけます by アイ...
二十四節気は大寒から節分を経て立春へ。春浅い青空からは時おり冷たい風が来るけれど、樹林の色は確かな変化。 前の季節の名残りは、ヌルデ(白膠木)やアケビ(木通)の乾いた果実。 新しい季節の始まりは明るい光と、落葉も常緑も少し短くなった木々の影。「相生山の四季を歩く会」 2月は恒例 「冬芽」の世界。美しいもの、珍しいもの、初めての出会いを楽しむことはもちろんですが、いつも何気なく歩いている相生山の植生に季節...
青空が戻ったので、春を求めて相生山の樹林。 ネジキ(捻木)の枝先に、未だ少し鈍い赤。春の兆し。 日射しが明るくなって、赤が輝き出せば、名古屋の早春。 by アイ...
数年前ですが、房総半島も雪が積もるほど降りました。 早速、自宅をでて隣の大多喜町へ向かいました。 途中の里山風景は知っていましたので、道路沿いの雑木林 を見ながらポイント探しをしました。 そこで目に入ってきたのが、朝の光が差し込む雑木林でした。 条件も良かったようで満足のいく風景が撮れました。 縦位置と横位置で撮りま…
雑木の樹林入り口にパイオニアプランツ(=先駆植生)や蔓性植物たちが生育しています。「ごちゃごちゃしていて見苦しい」と言う人もいますが、森の生きものにとっては全体を守る大事な区域。私たちにとっても季節を感じとれる貴重な場所です。 アカメガシワ(赤芽柏)の一群が冬芽を育てています。その名の通りの真っ赤な葉身が展開 こちら するには、あと2ヵ月余り。「万歳で拍手してるみたい」「仏像の頭に見えるよね」「細かい...
千葉県房総半島外房の初雪の朝、雪景色を撮りました。(冬景色ミニ写真展)
千葉県房総半島外房では、積もるほどの雪が降ることは ほとんどありません。(ちらつくことはありますが) 2014年1月19日の朝、初雪が降りました。 外を見ると家の回り全体が真っ白でした。
冬の寒さを忍んで、強靭な生命力を示す忍冬=スイカズラ(吸い蔓)。 周りのミツバアケビ(三つ葉木通)やアオツヅラフジ(青葛籠藤)は落葉して、蔓だけを残す林縁で、この子だけは常緑の葉を保ち、光合成で得たエネルギーを蓄えた果実が光ります。昔から「薬効あらたか」とされた所以でしょう。 昨日の短かい雨が去って、暖かくなった昼下がり。春のぞくような、まだ未だ寒気含む空から、忍冬は全身に光浴びて。 by ア...
「名古屋市の『森づくり』はおかしいのではないか?」と丁寧に説いても、止まることなく「明るい森にするための」伐採が続けられています。常緑低木は“一網打尽”・・・私たちの祖先は、太陽のエネルギーを受けた常緑樹を大事にし、身近な常緑樹を神棚や墓に供えたり正月飾りに用いたりしてきたはず。例えば、サカキ(榊)、ヒサカキ(姫榊)、ソヨゴ(冬青)、シイ(椎)、地域によって多種多様な常緑樹が今でも自然からの下されも...
節気は大寒、節分前1週間。この2~3日の寒気が去って、お昼前に10℃になった相生山。 ミニマップやカメラ片手に、二人連れ三人連れの散策者。のびのび。青空からの光が跳ねる照葉樹林。 明るさに向かう裸木に冬芽の色づき。 蕾が植えた梅畑越しのシンボル-コナラ(小楢)は、今日も人を集めて。冬1月最後の日曜日、うららか。 by アイ...