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「くらしの森」へ、ウグイスの鳴き声を聴きに行ってきました。最近は毎春の恒例になっています。もしかしたら6月くらいでも堪能できるでしょう。東山総合公園の一画と言えばいいのか、平和公園の一画と言えばいいのか・・・どうせ、皆さん知らないでしょうから、どうでもいいや。なんてね('ω')むしろ驚くべきは、ここが名古屋市内だということです。(^-^)ここは、絵になるような大自然光景が多いから好きですし、来る人も少ないので猶更好きです。そして、ウグイスの鳴き声が山あいにコダマするかのように響き渡ってきます。どうですか!このゴッホの絵になりそうな光景!ウグイスの声を聴きながら、林の中を移動です。(^-^)そういえば、タイトルは春の小川でしたね。でも、この小川には生物をあまり見かけません。もしかしたら、上流が鉄分多めで茶色...春の小川にウグイスを聴きに
日本の友人たちからの情報ですと、既に名古屋も東京も満開だそうな。ま、ニュースでも満開満開と報道されておりますね。 今満開だと私が日本に到着する11日はまだ持っててくれそうだ...
雨中の花見。 エドヒガン(江戸彼岸)は満開だけれど、誰も居ない。雨粒がレンズに当たって、仰ぐ花の画像は逆光で暗いけれど、実際は濡れた紅が映えていました。来て良かった! コバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)も、ずいぶん花が進んで充分見頃。暖かい雨なので、止めば意外と早くピークが来そうです。傷まないでね。 きょうの樹林に人は無し。ヒヨドリ(鵯)とツグミ(鶫)の声が響きました。帰る頃には、西から青空。朝...
森の小径 「菫ほどな小さき人」になって紫の春をたどるスミレの種子はアリ散布種子にくっついている アリが食糧にするエライオソーム(elaiosome)食糧を運んで 要らないから捨てた種子が芽生えて 春の紫紫の花 点々と咲き延々と連なる 蟻の道スミレの列は アリの運搬路歩いた跡に 新しい花が咲く by Coco & Rami...
相生山にスミレ(菫)の季節がやって来ました。森の小径の傍らにマキノスミレ(牧野菫)、紫の春。同種の色違い、赤紫の子も交じります。 こちらはニオイタチツボスミレ(匂い立壷菫)、タチツボスミレ系で白粉のような匂いを持っています。這いつくばってでも、一度は体感されることをお勧めします。「花色は紫だけどミッキーマウスみたいに顔の真ん中に白色がキュッと・・・」自然観察の先輩が色の特徴を表してくれました。 ずっと以前...
バラ科カマツカ属カマツカ(鎌柄) 芽吹きから、葉の展開は燃えるよう。 谷地に多いのですが、シンボルコナラの尾根にも。西に傾いた陽を背中に浴びて、特有の色が輝きます。「相生山の四季を歩く会」の案内人は「例えようがないのでカマツカ色」と表現していました。「カマツカ色は芽吹きと紅葉と2回見られます」とも。紅葉の時は こちら なので今回は【続】が付きました。息をのむ輝き。色がさめると新緑。そして白い可憐な花 こ...
昨日は春の嵐、強い風が吹きました。山根口から双子池口へ、北尾根の園路をふさぐ倒木。 枯れたハゼノキ(櫨の木)でしょうか。根扱ぎではなく根元から折れたようです。たちまち危険というわけではないけれど、このままだと通行にジャマだし、放置すると何かしらの不具合が起こりそうなので、天白土木事務所に連絡しておきました。 この辺りでは、2~3年前にも枯れた亜高木が倒れました。(下の画像の左側)真ん中に残っているクス...
「見晴らしの丘」でヤマツツジがこんなに咲いていてビックリしました。コバノミツバツツジも蕾がいっぱいです。桜には数羽のシジュウカラが訪れていました。下から仰ぐ私たちには未だ未だに見えますが、彼の昼食には充分のようです。 竹林を抜けると鶯の澄んだ鳴き声が聞こえました。...
先週の日曜日、ヒサカキ(姫榊)やウスノキ(臼の木)を熱心に観察中の「相生山の四季を歩く会」の仲間たち。 リピータの圭子さんから頂いたコメントを紹介します。*相生山四季を歩く会もまだ2回目で午後の部も歩いて見ましたら、2月の時には全く意味不明の理解出来ない言葉もゆっくりプリントを見ながら説明を聞けば植物が愛おしくなりそうです。前以て送って下さるプリントの予習が大切ですね!! 最後の画像は「午後の部」にだけ...
「相生山の四季を歩く会*3月」の下見は、1(金)7(木)9(土)の3回。近年、野鳥と会えることが激減した相生山ですが、それでも(現認回数の多い順に)メジロ(目白)・カラス(鴉)2種・ヒヨドリ(鵯)・キジバト(雉鳩)・コゲラ(小啄木鳥)・シロハラ(白腹)・シジュウカラ(四十雀)・ジョウビタキ(尉鶲)・ツグミ(鶫)を樹林の中や生産緑地付近で目撃できました。会の参加者から「野鳥を見たい、知りたい」声はしきりに上...
10日(日)の「相生山の四季を歩く会」受け付けがすんだら、開会前に「葉っぱ1枚から樹種を推理するクイズ」が始まっています。 *葉の形を見て、木の名前が解るようになりたいと思う。(裕)今月のテーマに従って、ヒサカキ(姫榊)の仲間(=旧ツバキ科)、分類は遠いけれど一見似ている子が集まりました。①サザンカ(山茶花)ツバキ科=植栽→逸出 ②ヤブツバキ(藪椿)ツバキ科 ③サカキ(榊)サカキ科 ④ヒサカキ(姫榊)サカキ科 ⑤チャノ...
元気な芽吹きを見つけました。古い葉の上部に若緑。アケビ(木通)ですよね。掌状5枚の葉が見えます。 でも、アケビって落葉つる植物じゃなかったけ?・・・とにかく越冬した葉がついてるのが実際なので、半落葉に認識を改めることにします。それより、芽吹いた葉の横に蕾!がありました。接写すると葡萄のマスカットみたい。葉が5枚、蕾がこの色ならアケビで間違いなさそう。 ミツバアケビ(三つ葉木通)の方はどうかな?少し離れ...
空が明るくなって、ネジキ(捻木)の赤が一層光っていました。 散策路沿いの少し暗い辺りでも、2枚の芽鱗の下から幼い葉先がのぞきました。1ヵ月前 こちら からのネジキの変化が、そのまま相生山の春の移ろい。 戻る寒さに戸惑いながらも、少しまた少し、山全体の色が変わります。 by アイ...
相生山の春を象徴する花、ヒサカキ(姫榊)は、この地方では仏事の木。仏壇やお墓に欠かせない大事な木です。けれども少し北の方では、暖地性のサカキ(榊)がないので、その代わりに神棚にも供えます。余りにも普通に何処にでも生育しているので、自然の緑(=太陽エネルギーの象徴)として重用され、また逆に気にも止められない樹木です。 【雌花】は雄しべが退化し、【雄花】には雌しべが見られません。今日は出会えなかったけ...
相生山の春本番はヒサカキ(姫榊)の開花状況で分ります。尾根の道、谷へ続く道、常緑低木林には決まってヒサカキ。 花が匂います。どっちかというと「苦手です」の人が多いのかな。ちょっと癖のある匂いです。相生山の春一番に咲く梅畑のウメの花や、盗掘などですっかり減ってしまったシュンラン(春蘭)の花とも共通のツンとした刺激臭は、やっぱり春には欠かせません。 敬遠せずに近づくと、ほら、こんなに可愛いキレイな花。...
相生山緑地の南部雑木林に、わずかですがゴンズイ(権翠)が生育しています。ミツバウツギ(三葉空木)科の落葉亜高木。奇数羽状複葉の濃い葉に対比する、秋の赤い果実が裂開して現れる黒い種子のようすに人気がありますが、相生山では見たことはありません。 ゴンズイは2個の仮頂芽が出る場合と、1個の頂芽が出る場合があります。今日は2種の株を見ました。仮頂芽(上)の子は芽鱗の冬芽、頂芽(下)は芽吹いて小さな若葉が展開し...
枕草子風に「春は姫榊」枝も葉も 未だ乾く間もない雨上がり 雄花の株と いくらか離れたところに 雌花の株 独特のムンムン匂いは流れていませんでしたが顔近づけると つっん 刺激臭小さく感じられました 梅の花は 畑に植えられて咲く「春一番」野生の春一番は ことしもヒサカキ(姫榊)の花 by アイ...
早春の雨の後は、芽吹きの風。コナラ(小楢)の頂芽が緩みました。 広い相生山緑地を探し回れば、他の樹種にも芽吹きの姿を見るかも知れませんが、先ずはコナラ。暗い褐色から明るい茶色へ芽鱗が解けて。淡黄から若緑、新しい葉の春の色。そよぐ産毛も見えました。 by アイ...
「冬の散策の楽しみは、可愛い冬芽と葉痕のユニークな顔に会えること。自然からのごほうびを満喫💛」(Michi)先週日曜日の「相生山の四季を歩く会*午後の観察会」ヤマコウバシ(山香ばし)からアズキナシ(小豆梨) 午前中には会えなかった子たちを順に巡りました。余りにも小さくて見つけにくかったナツハゼ(夏櫨)の『にこちゃんマークの口』も、高い所にあって見えにくかったクサギ(臭木)の『馬蹄形』も。 ヤマウルシ(...
深夜からの雨 暖かな雨 二十四節気の「雨水」に合わせて春の雨 明るい雨 暖かな雨粒が小枝に流れてカマツカ(鎌柄)の冬芽 春のピンク まだ冬姿な コナラ(小楢)の大木に 春のシャワー ヒサカキ(姫榊)の葉が光って 葉腋に蕾の小粒が並んで天の水の気 氷の粒が融けて降って流れて森に春 静かに静かに広がる 雨 by アイ...
芽の木ハギ(萩)は、その時を待っています。 枯れ枝に枯れ葉、絶えたように見えますが、よく見ると芽が付いています。参考記事:こちら 葉痕の辺りに、米粒より小さな冬芽が、かすかに薄紅。ハギは副芽を持ちます。主芽の両側に1個ずつ。もうスグ芽吹。こちら勢いよく吹き出す生命力を今は秘めて。 by アイ...
「相生山の四季を歩く会」午後の部では、春一番の花探しもしました。落ち葉をそうっと掻き分けて、ヒメカンアオイ。「小さいねえ」「姫だもの」下はお正月に海上の森で出会ったスズカカンアオイ(鈴鹿寒葵)です。葉っぱを比べてください。花色が渋いのは気温のせいだと思います。「姫寒葵の花を見せていただいてとても嬉しかったです。以前もっとしばしば相生山を歩きに来ていた頃は、遊歩道沿いに姫寒葵があるところでは必ず葉っ...
「相生山の四季を歩く会」2月例会 こちら 午後の部みんなでコゲラ(小啄木鳥)を観ました。方カタカタ・・・・軽快なドラミング(=餌を探して枯れ木などを嘴で突く)の音・・・・・だんだん大きくなる 何処だろ?「あそこです。意外に近い」一番若いKさん、さすが❣ 「エッ、どこ?どこ??」「すぐそこですよ!」「アッ、ホントだ!!」 声をひそめながらも10人、ほとんど真下にいるのに、食事に夢中。記録係がアップの姿を納...
「相生山の四季を歩く会/2024.2」の速報です。参加者アンケート37通、記録係撮影の165枚の画像を整理しながら最初の記事を載せます。気温は上がらなかったものの好天に恵まれて、2月としては記録的な45人もの参加者を迎えました。資料などが不足するほど。 集合時間前から開始の「葉っぱ1枚から樹種を推理するクイズ」は3回目。「難しい」「分からない」と言いながらも、皆さん楽しそう。先月からの入れ替えは3種※だけ。 先月...
こんなにいいお天気だもの一番陽があたる場所の ウスノキ(臼の木)の花芽春本番を待ちきれなくて ほころびましたチューリップみたいな形 春の紅色 明日 もしかしたら 咲いてるかもしれない「相生山の四季を歩く会」は 花芽 葉芽に 春を見つけます by アイ...
相生山の樹林の道を歩いていると、どこからともなく梅の香が流れています。 開花期が遅い相生口の紅梅も満開に近いです。初花のころ こちら 大寒に こちら10日前 こちら ・・・ 予告通り「梅畑一面に」咲きました。 雨や雪や冬空のウメの花も、それなりに魅力的ですが、早春の青空に咲く花は格別ですね。今度の日曜日、みんなが集まってくる日は晴れて少し風があると良いです。梅の花を匂いながら、春待つ冬芽を観れるから。5年...
二十四節気は大寒から節分を経て立春へ。春浅い青空からは時おり冷たい風が来るけれど、樹林の色は確かな変化。 前の季節の名残りは、ヌルデ(白膠木)やアケビ(木通)の乾いた果実。 新しい季節の始まりは明るい光と、落葉も常緑も少し短くなった木々の影。「相生山の四季を歩く会」 2月は恒例 「冬芽」の世界。美しいもの、珍しいもの、初めての出会いを楽しむことはもちろんですが、いつも何気なく歩いている相生山の植生に季節...
青空が戻ったので、春を求めて相生山の樹林。 ネジキ(捻木)の枝先に、未だ少し鈍い赤。春の兆し。 日射しが明るくなって、赤が輝き出せば、名古屋の早春。 by アイ...
雑木の樹林入り口にパイオニアプランツ(=先駆植生)や蔓性植物たちが生育しています。「ごちゃごちゃしていて見苦しい」と言う人もいますが、森の生きものにとっては全体を守る大事な区域。私たちにとっても季節を感じとれる貴重な場所です。 アカメガシワ(赤芽柏)の一群が冬芽を育てています。その名の通りの真っ赤な葉身が展開 こちら するには、あと2ヵ月余り。「万歳で拍手してるみたい」「仏像の頭に見えるよね」「細かい...
冬の寒さを忍んで、強靭な生命力を示す忍冬=スイカズラ(吸い蔓)。 周りのミツバアケビ(三つ葉木通)やアオツヅラフジ(青葛籠藤)は落葉して、蔓だけを残す林縁で、この子だけは常緑の葉を保ち、光合成で得たエネルギーを蓄えた果実が光ります。昔から「薬効あらたか」とされた所以でしょう。 昨日の短かい雨が去って、暖かくなった昼下がり。春のぞくような、まだ未だ寒気含む空から、忍冬は全身に光浴びて。 by ア...
昨日あちらこちらで鳴き声を聞いたので、姿を探しに行きました。菅田に近い方で、サクラの枝に停まっている子を発見。 ちょっと逆光気味で同じような写真ですが・・・。トリミングしたら丸い眼が可愛い!冬の海を越えて、北の大地から今年もやって来たシロハラ(白腹)。この姿からは想像できないほどの、たくましい力を持っているんですね。 by ツッチー...
雪が融けて未だ濡れた林床近くに、マンリョウ(万両)の実も葉も艶やかです。見た目だけでなく、その名から縁起木として喜ばれるマンリョウ。 ところで1万両って、現在の価値で換算するといくらくらいなんだろ?「お前も悪よのう・・・」エチゼン屋とかキキョウ屋が悪代官に渡す包みの中には100両くらい?盗賊ネズミ小僧が運び出す千両箱、、、歌舞伎の千両役者。1両の貨幣価値は、長い江戸時代の初めと末期とでは違っていたよう...
「この冬一番の寒気」は関ケ原で名神を通行止めにし、名古屋の都心部まで雪を運んで来ました。 降り始める前の相生山では、双子池にいつものカワウ(川鵜)が風に向かって羽を広げる仕草を繰り返していました。元気ですね。「今年は鳥が少ないよ」いつも会う方に言われました。こちらの期待通りにはならないのは仕方がないです。自然の事ですから・・・。それでも、相生口を出たらジョウビタキ(尉鶲)が来ていました。昨年、この...
「相生山からは伊吹山の奥の方に白山も見えるんだよ」20年ほど前、初めて相生山に来たとき、物知り顔のオジサンに言われて「すごい!」と思いました。でも、間もなくしてオジサンの勘違いで、能郷(のうごう)白山のことだったと分かりました。標高1,617m、直線距離にして約70km。名古屋から木曽川を越えると見間違えることのない姿を認めますが、相生山からは滅多に拝めません。1月11日「相生山の四季を歩く会」下見時「本番も...
相生山の落ち葉ふかふか散策路脇にナガバジャノヒゲ(長葉蛇の髭)、青い果実が光ります。 園芸屋さんはこれを≪竜の髭≫と命名して扱います。蛇より龍の方がカッコイイという判断でしょうか。青い実を龍が抱く珠と見ているのかもしれません。 昨日は相生山から四方の山脈・山塊が展望できました。名古屋市の南西を望んで、鈴鹿山脈の北部。右(北)は藤原、連なって竜。竜ヶ岳(標高1,099m)大きく横たわる尾根筋、通には人気の山...
次の日曜日「相生山の四季を歩く会」2024年の初歩き。2回目の下見に行ってきました。 梅一輪が香っていました。シンボルコナラ横の梅畑。明るい曇り空は意外にも見晴らしがよく、いつもは望めない中央アルプスの雪山がクッキリ。予定コースの双子池には新顔の冬鳥、マガモ(真鴨)のオスが飛来していました。 菅田集落を抜けて菅田神社へ。この辺りの植生の名残り、コナラ(小楢)とアベマキ(棈)が「市の保存樹」に指定されてい...
相生山緑地の北端、隣接して双子池があります。湧水による自然の池で年中涸れず、この地域が水田として土地利用される重要な要因だったそうです。 双子池の住人はカルガモ(軽鴨)、日によって時間帯によって「お出かけ」もありますが、10羽以上は常駐です。彼らに交じって見慣れぬ顔を見つけることがあります。 今日はオオバン(大鷭)。お洒落なツートンカラーの胴と首、額から嘴にかけての白色が目立ちます。昨年の今ごろには...
相生山緑地の比較的林縁近くに、優しい感じのユズリハ(杠、楪、譲り葉)が見られます。 葉はスンナリと細身で、葉柄が赤く美しく、葉裏は緑白で網状脈が見えます。その様子からでしょうか、ヒメユズリハ(姫杠)の名がつけられました。海岸性の植物です。ですから相生山が海岸線に近い土地だったことが分かります。鎌倉時代の街道は熱田から三河に抜けるルートが3本。一番南「下つ道」は海路、「上つ道」は後の塩の道と重なり、「...
北尾根の主のコナラ(小楢)はすっかり落葉。雑木林の中央、常緑林区域。萌芽のアラカシ(粗樫)の樹幹に挟まれて、西日の時刻。 コナラの谷底に向かって陽が落ちていきます。未だ1週間しか経っていないのに、ずいぶん日没が遅くなったように感じるのは、相生山は今日も好天のせい? by アイ...
ガガイモ(鏡芋)の種子に旅立ちの時が訪れています。 果皮が割れ、絹毛が覗いていました。9月花の頃 こちら、その後この辺りの草が刈り払われて生育が危ぶまれましたが、何とか数個は生き残って果実を育て、種子を産めたようです。 朝日にきらめく、散布装置。飛び出しを待つ、種子の集団。あと少しの乾燥と、お誂えの風を待つか。記紀の時代から伝わる こちらガガイモ ゆえに、相生山にも生き、相生山からも飛んで繁殖して欲しい...
今朝の記事 こちら の続編です。 金色のシンボルコナラの前に全員集合しました。「そっち狭くない?」「アンタ前へ座りなよ」「わたし後ろでいいです。今日初めて来たから」「遠慮せんで」「隠れて写っちゃうと縁起悪いらしいよ」「全員入ってますかぁ?」「大丈夫?」「2列目の人ちょっとしゃがんで」・・・・・・・・なかなかキマリません。さっきからスタンバイ充分、笑顔が崩れ始めた人も出て来たよ(笑)これでも意思が揃って...
しばし紅葉とまれ!と歩く樹林の道 コナラ(小楢)の葉の多くは黄色から橙色を過ぎ、褐色の手前。陽を透かして、紅いコナラに変身中。 積もった落ち葉はガサガサ深く、どこまでも行って、いつまでも遊んでいたい。 伊吹山を望む周回地点、見下ろす斜面に大きなコナラの塊。何を求めてか、カラス(鴉)の集団。 ほんの僅かな香りを感じるスポットを行きつ戻りつ探したら、ヒイラギ(柊)の3輪。タカノツメ(鷹の爪)も目一杯黄色く...
東山総合公園の、「くらしの森」へ行きました。なぜなら、月曜日は東山動植物園は定休日だから、動植物園とは反対方向に行きます。前回行った日をチェックしたら10/8でした。もう2か月前です。前回に見つけたアケビは、もうないだろうなぁ。(>_<)景色はスッカリ、秋から冬の光景です。もみじの紅葉は、まだ残っています。竹林とモミジも、なかなか風情がありますよ。実は、アケビなんですが・・・一応、道すがら準備はしておきました。こんな二又の枝を拾って、あとは、竹竿を探せばいいかな。なんてね(^-^)ところが、アケビはもうほとんどが姿を消していまして、わずかに残っているものは、中身を鳥に食べられた殻だけでした。残念。それだったら、柿でいいよ。硬い柿だけれど我慢しよう。(^-^)行ってみると、柿も全部、鳥に食べられていてヘタし...「くらしの森」も、秋の終わり
相生山緑地北部の自然林が多い区域を、昨日まで歩いてきました。地下鉄の「相生山」駅に近い徳林寺の「もみじ谷」へ行ってみました。 紅葉が始まっていました。所どころに赤い葉が広がっている枝が見えます。毎年12月になって盛りを迎えるのですが、その年になって赤くならず黄葉のままで終わってしまうこともあります。今年は適期に会えれば、久しぶりの見事な紅葉が見られそうです。曇っていたり逆光だと鈍い光景ですが、光を得る...
相生山緑地の黄葉にタカノツメ(鷹の爪)が登場してきました。 高い枝、低い枝。お日さまの光が通ると輝きが増します。 樹高3mくらいの木の株元から見上げるグラデーション。 葉表と葉裏。 早く黄葉して落ちた枝先に、冬芽。未だ芽鱗が柔らかい感じです。 果実も捜して見ましたが、黄色い光の中に埋れたか、もう完熟して落果したのか。毎年12月の「相生山の四季を歩く会」の時が見頃 こちら のタカノツメ黄葉。今年は少し早すぎる...
ゴンズイと聞いて、釣り人がクリックしたかもしれませんが・・・植物のゴンズイ探しです。(^-^)そして、「猪高緑地」(いたかりょくち)とは名古屋市名東区と長久手市にまたかがる緑地です。そこに、ゴンズイがあると何かで見た記憶がありましたので、今回、ゴンズイ探しに行って来ました。 まず、東山線・本郷駅からバスで現地に向かいました。終点が「猪高緑地」と書いてありましたので迷わず、そのバスに乗りました。終点が、猪高緑地です。ところが、着いてみるとそこは、愛知淑徳学園の真ん前。いえ、文句はありません。なんなら女子大学構内に行きたい気持ちでしたが・・・緑地を目指しました。「猪高の森」は少し歩いて戻らなければなりません。もしかしたら一つ手前のバス停で降りるべきだったかも。案内図の右端上から歩き始めて、ほぼ一周します。そう...ゴンズイ探しに猪高緑地へ
相生山も少し冷えて、紅葉が進みます。 かすかな芳香に導かれて、ヒイラギ(柊)の花。 同じモクセイ科の金木犀ほど強くはないけれど、銀木犀よりは主張します。咲き始めの、未だ柔らかな冬の知らせ。 by アイ...
~注文の多い落ち葉ひろい~ 相生山の四季を歩く会/11月アンケートに記された声で紹介。 「今回初めて参加して、落ち葉の種類に興味を持つことができた」「和気あいあいの落ち葉探し」「コミュニケーション活発」 「7人で知恵出し合って、こんな観察会もいい」「企画が良かった」「葉っぱがこんなにたくさんの種類」「宝さがしのゲームみたいで楽しかった」 詳報は追って報告します。 by Oak....