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晩春、4月下旬、二十四節気は穀雨。新緑の相生山に白い花が目立つようになりました。 高木になるアズキナシ(小豆梨)、花も花序も大きく目立ちます。樹林のあちことに広範囲に生育しています。ミツバチ(蜜蜂)かな? さっきから頻りと活動中。 谷筋に多いカマツカ(鎌柄)は低木で、優し気に咲きます。この株は最も大きい部類。花は可愛いけれど、にぎやかに咲きました。 がまずみロードの記事 こちら でも紹介した、コバノガマ...
芽吹きの優しい新緑があふれ、さまざまな花の匂いが流れる時季ですが、あいにくの雨。「相生山の四季を歩く会」15年で一番のとんでもない悪天候。それでも熱心な参加者が7人も。 きょうの観察ポイントの1、ヤマコウバシ(山香ばし)の花。雌株しかない彼女の両性花をていねいに観察。しっかり伸びた雌しべの柱頭と退化した雄しべ。・・・その後、柔らかい若葉のテイスティング。“香ばし”の意味を味覚で体感しました。改変された元...
落花盛んなヤマザクラ(山桜)の春を追って、 コナラ(小楢)の森の主人公の芽吹き始まる。 仰いで高い樹冠、目線の先に。産毛がキラキラ。4月の青い風に揺れる。枝いっぱいに広がる緑。個体差見せて、順々に色が変わるコナラ樹林は常緑樹との対比も美しい。 「毎日、朝起きると、周りの木の色が昨日と変わってるんですよ。それが驚きと共に楽しくてね」相生山緑地内に住む友人が誇らしげに教えてくれました。今日は「花まつり」...
相生山の春の花。梅、ヒサカキ(姫榊)、桜、ツツジ類・・・と続いて、次は誰かな? 展開し終えた緑の中に、ミヤマガマズミ(深山莢蒾)❢この種では一番先に咲く、相生口からも近い谷筋の株。近づいて、真っ白と微かなピンク、蕊の可憐。退いて、光と影の変化と造形。 ガマズミの中では唯一の、爽やか甘い匂い、今年も会えました。 by アイ...
タカノツメの芽が大きくなりました。 いつの日か芽鱗は落ちて、この中に3出複葉の何枚の葉身が包み込まれているんだろう。 「唐辛子の鷹の爪じゃありませんよ」「タラノキ(棫)やコシアブラ(漉油)と同じウコギ科の樹木です」自然観察の始めに教わりました。春の陽浴びて、葉芽が伸びます。ほど良いところで・・・はい。空に向かって、鷹の爪! 猛禽類のね。 by アイ...
桜に先駆けてスミレ(菫)が満開。日向に半日陰に、樹林の林床に見頃のとき。 マキノスミレ(牧野菫)ニオイタチツボスミレ(匂い立壷菫) ならず者が盗掘したらしい跡。そこで見るから良いのに、ひとり占めしたいとする心が貧しい。散策路のあちらこちら、落とし物を探すように丁寧に歩くと、個性豊かにスミレたち。 by アイ...
ヒサカキ(姫榊)の花が咲き揃ったので、雌花・雄花 こちら 以外の両性花を例年のように探してみました。あった!あった! 雄しべの数が少なく、雌しべの柱頭・花柱が見える花たち。 両性花を探していたら、雌花の花弁付け根=雌しべの根元周りが液状に光っている子を見つけました。蜜なのかな?指先ですくってなめてみたけど、、、甘い?と思えば甘いのかな?? でも、どうなんだろう。雌しべの元に蜜をたくわえて、花粉を受け...
カイトさんがミノムシ(ミノガ)を見つけて教えてくれた。ミノムシなんて子どもの頃にはそこらじゅうにいて、裸にしてカラフルな毛糸とか布片とかをまとわせて遊んだ記憶がある。 いつの間にか身近から消えてしまい、今日は一体何年ぶりに見ただろう、と思った。 by Bee &カイト(画像提供) 「相生山の四季を歩く会」参加者コメントより一部抜粋...
相生山緑地の北東端、山根小学校上の元崖地から東を向くと、2,000~3,000m級の山岳パノラマが望めます。稜線に雪が付き、春霞の前、寒中の晴れた午前中がタイミング。北アルプス南端の独立峰、御岳山。条件が良い時は左奥に小さく乗鞍も見えるのですが、きょうは無理。その右、方位では南、中央アルプスの南の峰々(空木岳辺りかな?)が並びます。その右側は、近くの恵那山。大きいです。冬になると存在感が一層増す。そして、今...
そろそろカンアオイの季節。今年は暖かいから咲いてるよ。 「ヒミツの花園」巡ってみましたが、未だ蕾固い。・・・っていうか、コレほんとに蕾?ツボミにもなってない。。。相生山のヒメカンアオイ(姫寒葵)は、ことしも立春にならないと咲かないみたいです。 by R.61...
名古屋市は相生山緑地基本計画を本年度中に決めるとし、ビジョン(案)を公表しました。「相生山の四季を歩く会」事務局は1月観察会の資料に以下の通りコメントをつけて一部を掲載し、参加者の皆さんの意見を求めました。38人中23人が記入提出してくれました。いくつかのご意見を紹介します。会にメールアドレスを登録してある方には資料を送っています。欠席の方も意見が返ってきています。追加の意見を出された方もいます。未発...
ことしも相生山の東方面は快晴。きれいな初日の出が拝めました。名古屋市の標準時刻は7:00、相生山の東南展望地では6:06 また1年、よろしくお願いいたします。 by アイ...
「もみじ谷行ってきました。最高でした~」ってメールが昨日届きました。行かずばならない・・・入口からワクワク。 先客がいました。幼児たちと保育師さん。ちょっと遠慮して常緑の窓から。谷底へ下りて視角いっぱい。12月1日万緑紅一点 8日「相生山の四季を歩く会」 今日18日 グラデーションの樹 その先端の一番きれいな枝 「わたしのお祖父さんが植えたのですが、もう100年くらい経つのかなあ。今一番太い木がそ...
コナラ(小楢)の森が明るい。黄褐色や黄緑の光が、谷間の常緑の林床まで舞い散っています。 「相生山の道路」工事の為に伐り払われて、工事が止まってそのままギャップになった辺りが、明るくて色あい見事なのは皮肉です。 その上のバリケード板がまだ残っている小広場から、コナラの谷を見渡して、仰ぐと、樹幹は最高潮。 一部削りとった山肌に「緑の連続のため」名目で土を盛ったシェルターから見下ろすと、都心への眺望は紅葉...
尾根のアオハダ(青肌)の薄い黄色を背景に、初めて出会った透ける橙色。 回り込んでしゃがんで、お日さま光線を仰いでみました。リョウブ(令法)これがクライマックスの色。空の青も共鳴して、この紅葉には撃たれて佇みました。 by アイ...
前の市長の「決めたからと言って何でもやればいいというものではない」「自然を大事にするため相生山の道路計画は廃止する」という姿勢は、私たちも支持できるものでした。けれども、15年も時間があったのに決着をつけきれずに「失職」してしまいました。『後継者』として市民の負託を受けた新市長には、その責任を果たしてもらわねばなりません。前任者のやり残した課題を解決してこそ後継者です。自然を大事にするための施策を実...
相生山の紅葉の指標の一つコバノガマズミ(小葉の莢蒾)の様子を見に出かけました。1週間前までは赤い果実が目立ったのに、減った感じ。赤い葉っぱが増えたせいかな?誰かが少しずつ食べてるのかな? 緑から黄色くなって、赤や紫も交ざって。今日は未だ「はしり」の段階。曇ってるし。次の雨と共に冷えれば、暑かった夏の盛んな光合成が弾けるはず・・・・。 by アイ...
小雨空なのに林縁部の紅葉が見事でした。朱色を誇るハゼノキ(櫨の木)です。背後で際立たせているのは・・・あれっ、何の木?亜高木層に達するような木、今まで気づかなかった。 ヤブニッケイ(薮肉桂)? それともニッケイ(肉桂)?もっと近づいたら、果実がつるんと光ってました。翡翠色。クスノキ科だから、もう少ししたら黒く熟すんだろうな。樹種を確かめるために、葉っぱの先を摘まんでみました。ツンと刺激臭、もしかして、、...
空模様を気にしながら、やっぱり出かけました。11月1日、午前9時。シンボルコナラ2度目の伐採の朝。いつものように静かでエンジン音もしない。。。 間違えたかな?願いが通じて中止になったか! 11月8日(金)9日(土)に変更されてました。台風接近の風を配慮したのかな?だとしたら根元から伐倒してしまうつもりなのか? たまたま通りかかった「10年以上もここを歩いてる」オジサンたちと立ち話。「やっぱり伐っちゃうみたいですね...
ガマズミ(莢蒾)の赤い果実が目立ちます。 コバノガマズミ(小葉の莢蒾)の紅葉が葉j待っています。 ガマズミの果実の隣に帰り花が白い。 深まる秋。赤い霜降。先週の「相生山の四季を歩く会」こちらから1週間たちました。森の色を比べてみてください。 by アイ ...
*シンボルコナラ 撫でてあげたかったけれど囲いがあり触れられなくて残念! 昨年の十五夜の月と秋の虫。夕日が沈み星が瞬き始め虫の音コンサートは最高潮。暫くして満月が昇ってきました。すると月光を背に黒々と大きなキンボルコナラのシルエット・・・・まだ1年前のこと・・・・・ (hazuki) 相生山の四季を歩く会10月13日の参加者アンケートに残された、シンボルコナラとの思い出。「秋の虫とお月さま」昨年のようすは こち...
ハギ(萩)の花、朝からの雨に濡れました。 水玉を転がす3枚の複葉。ツクシハギ(筑紫萩)は白い花弁うつむいて。満開を迎えていた紫が濡れて融けます。なんとも艶やか。展望地では開いた空から一段と濡れて、若木は少し心細げ。 雲は厚く、きょう一日止みそうにありません。暗い空に対比して、足元の花色が心弾ませます。 雨に打たれて咲き誇るヤマハギ(山萩)の花。 秋の誇りの相生山です。 by アイ...
雨の午後、小型エンジン音がするシンボルコナラ前。 ここに広がっていた力枝、大枝は既に落され片付けられて、虚しい雨空。傍らの掲示板には 骨格剪定 幹回り3.74m と板書されていました。「さびしいねえ」「まだ幹が残ってるのが救い」 「緑の葉っぱが残ってる枝があるよね。あそこから復活せえへんか?」「ムリかもしれんけど、期待したいわ」 帰り道に通りかかったら高所作業車や枝葉回収車も撤収していて、ピンクのテープ...
もう少し黄色いはずの落葉樹林は北尾根コナラ(小楢)付近。秋雨前線が掛かったり離れたりの空模様。向こうの若いヤマザクラ(山桜)の辺りだけが明るく見えました。 高齢コナラの足もとにアレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)小さな草むら。畳んだ花びらが秋の灯り。降りの山根口。未だ靄った空からの少しの光に、今日の黄葉。 仰いだオオシマザクラ(大島桜)の橙が逆光、くすんで写りました。快晴の高い空も秋。今日のような落ち着...
愛知県では数少ないブナ原生林を歩いてきました。出会ったキノコの一部を紹介します。ドクツルタケ(毒蔓茸)毒キノコの名前を挙げる時には毎回三本の指に入るほど有名な猛毒キノコ。今年、中毒で死亡した人が国内から出た。ドクツルタケの中にも何種類かあり、相生山でもまれに見られるが恐らく別種。類似のシロタマゴテングタケ(白玉子天狗茸)とは、大型である点、ツバの位置が低い点、柄に繊維状のだんだら模様がある点より判別...
見慣れたキノコ、相生山で多くの人が一番最初に気づいて覚えるキノコ。シロオニタケ(白鬼茸)が復活してきました。 未だ傘の直径が掌ほどもあるほどのものは出ていませんが、散策路から樹林林床をのぞくと、白い塊が点々が奥に連なっているのが望めます。梅雨6月7月にいったん広がって、地中に潜んでいた菌糸が活性化しています。相生山の初夏、白い木の花が咲き溢れます。相生山の秋は、白いキノコが地面に並びます。残暑、猛暑と...
今年は遅いだろうな・・・と油断しているうちに開花してました。相生口のヌルデ(白膠木) 小さくて地味な花だけど、これだけ咲くと華やかです。さて、未解決の問題があります。この株の花、雄花ですよね。雄しべの葯が立ち上がって、中央に花柱は見当たりません別の雌株の花 こちら でも、この子、実がなるんです。雌花が見つからないうちに。毎年。雌雄別株のウルシ科ヌルデ・・・もしかして両性花アリ? by Oak....
日陰の散策路、ちょっと変わった不気味なキノコ。いつか見たヒトヨタケ(一夜茸)に似ています。「これはウスキモリノカサ(薄黄森の傘)の終盤の姿ですね。こちらに成菌があります」一緒に歩いていたキノコ先生。 「えっ、こんなに変わるの!?」とても同じ種とは思えないです。「こっちに老菌がありますね。さっきの姿になる前の段階です」 確かにハラタケの仲間の特徴、傘の裏=胞子が詰まった襞が黒い、柄には崩れたツバの残骸...
その形が“きのこ型”をしていないので気になるキノコがあります。ノウタケ(脳茸) 育っていくにつれ、柄が傘に隠れてツチグリ(土栗)の仲間のように見えますが、れっきとしたハラタケ科。もっともきのこ型をしたキノコの仲間です。出始めはポッコリ可愛いのです。やがて傘に皺が出て脳そっくり! 今年はいつもよりよく見かける感じです。老菌と更に古くなった個体とが並んでいました。雨風に打たれたり、誰かに食べられたりして、そ...
きょうの「相生山の四季を歩く会」9月の集いはキノコがテーマ。ところどころで採取したり説明を聞いたり元気にロングコースを歩きました。⋆9月の相生山、残暑はきびしいが木々は元気。きのこも色々。空気は旨い。楽しい半日を過ごせました。(巌) ⋆キンミズヒキが咲いて秋を感じました。(ヒメシャガ) *ずっとキノコ探し歩いて、ふと見上げたらアゲハチョウの姿。初めてのナガサキアゲハ、秋の蝶舞う美しさ。(ひろ子)正午過ぎ...
小さなキノコたちの顔見せです。秋本番は彼女たちから始まるのかもしれません。 地面の濡れ落ち葉にビッシリ。そんな中に赤い子を見つけると得したような気分になります。アベマキ(棈)の下には白い子。ハナオチバタケ(花落ち葉茸)です。白いのも赤のも、開いたのもすぼんでるのも。 思いっきり低くなって下からのぞくと、光を透かすヒダヒダが美しい❢ 小さな落ち葉を栄養源にして発生する、小さな宝石ハナオチバタケ。秋の華落ち葉...
台風の風は強まらないものの雨が続いていて、それでも少しの晴れ間が出たら、残り少ないアブラゼミ(油蝉)の細い声が、すかさず聞こえたりします。 直ぐ横の樹に停まった子、鳴かない。メスかな?近づいたら、パタッパタと落ちました。地面に落ちてしまうか・・・行く先を追ったら、辛うじて地表ぎりぎりの枯れ枝に掴まって上向き。蝉の羽根も、枝も、森の空気も濡れて、水の中。この台風が相生山近辺まで到来するうちに、彼女は...
名古屋市の相生山辺りでは、強い雨が降ったり晴れ間が出たり。予断できない「嵐の前」。梢から雨滴の散るコナラ(小楢)樹林の下に、マルバハギ(丸葉萩)の一叢。何日か水を浴びた尾根の草地と低木層では「息を吹き返した」様子。 2週間前は日照りで、黄葉が始まった景観になっていましたものね。コナラの樹林に背着生のキノコが発生した枯損木。大風が来れば折れて倒れそうです。 シンボル-コナラーの枯れた枝の中に残る未だ緑の...
未だ遠い台風の影響で、相生山に突然の雨。シンボル‐コナラ(小楢)からコナラの広場に逃げ込んだつもりが、地面から霧が立ち昇るような強雨。歩いてきた園路、樹林に延びる散策路に一気に水が出ます。普段は平らな道を歩いているつもりなのに、微妙な傾斜があることが判りますね。 かつて森林だった周辺の丘陵地が開発され、陸の孤島のように残った雑木林は水路(みずみち)が分断されて、流れや水溜りを見ることはありません。でも...
アブラゼミ(油蝉)の声が止みました。落葉樹の葉身に黄色が滲んで、森の中が以前より明るい。立秋の日は、微かな風を感じました。今日は処暑。二十四節気に合わせるように、南方海上から台風北上中。「異常気象」と騒がれるけれど、古来の暦と合致しているのが絶妙ですね。 by アイ...
林縁の蔓植物に花を見ました。 おなじみのアオツヅラフジ(青葛籠藤)こんな花だったんだ! まじまじと見たのは初めてかも。萼と花弁の透明感が涼やかです。交差する花弁の様子が撫子みたい。黄色い葯、花柱が見えないから雄花ですね。 アオツヅラフジは雌雄異株のはず。巻き付いた蔓の中に雌花を探しましたが・・・・どれも雄花。以前良く果実を見つけて、巻貝のような種子を観察したことを思い出して、行ってみましたが 花は見...
花のヤマザクラ(山桜) こちら 黄葉が始まったようです。桜葉は紅くなるのが見事ですが、この時期「秋一番」の黄色も魅力。 ヤマザクラを仰いで歩きました森の道、桜ロード。ちらほら黄葉や彩りの窓。逆光の幼木。山根口まで来たら、高い枝の一区画すっかり秋! by アイ...
熱い日射をさえぎってくれるアオハダ(青肌)の緑の葉腋に、可愛い果実が見れました。まだ緑の粒ですが、もう少ししたらルビーの赤に輝きます。この雌木は今年は豊年のようですね。「相生山の四季を歩く会」のとき、秘かに『試食』をした人がいたらしいです。 イソノキ(磯の木)は、もう少し待って、黒く完熟した方が甘くなりますよ。艶やかで逞しささえ感じるクチナシ(山梔子)の果実群。晩秋の橙色に灯る頃が楽しみです。初夏の花で...
クマゼミ(熊蝉)の声が絶えました。高い所で鳴いていたアブラゼミ(油蝉)が低空飛行しきり。いのち尽きる前兆でしょうか、産卵のため適地を探していると思いたいですが・・・。緑地全域でツクツクボウシ(法師蝉)が優占する場所が増えてきました。 二十四節気は立秋 その中候「寒蝉(ひぐらし)鳴く」相生山にはヒグラシの声はありませんが、季節が移る気配は日毎に増して。散策路にカブトムシ(兜虫)の骸。硬い翅の上から襲...
相生山では毎年、お盆前には最初の黄葉が見られます。でも今年は・・・・。第2日曜の11日「相生山の四季を歩く会」の時でも、目立った変化はなかったのです。それから4日、最低最高気温も気象変化も気づかなかったのに、ヤマハゼ(山櫨)は黄葉しました。朝の光の中、いつの間にか黄を通り越して橙や朱の葉も。 樹林の中では、街中よりも温度変化が微妙なのか。それとも、この子が敏感なのか。今日も猛暑日。それでも紅葉一番の樹...
連続猛暑日、1942年から82年振りの記録更新だそうです。私はこんな酷暑の中生まれたと初めて知りました。クーラーのなかった時代、さぞや大変だっただろうと母を偲びました。 日曜日の観察会 鉄人15名凄い ❕シンボルコナラショックです!!昨年末には美しい黄葉で皆さんと写真に収まり・・・・・・こちら春には雌花・・・・・・こちら幹は少し心配していましたが、葉を広げて大きな影を作ってくれていたのに。 by ha...
「相生山の四季を歩く会*8月」 テーマは~秋の気配はどこにある?~参加された方の感想コメント(第一弾)と画像を紹介します。 ⋆暑くてどうしようかと思いましたが、参加して良かったです。皆さん元気ですね。(ちえこ)⋆猛暑の8月に例会を実施するのは心配だと思っていたが、緑地の中に入れば意外に風がさわやかでよかった。(Bee) *森の中は涼しくて良かった。(ヒメシャガ)⋆暑い中 歩いた歩いたスバラシー 83才 (明子)...
8月に果実を実らせる樹木、今年は厳しい暑さに花が傷んで心配です。華やかなクサギ(臭木)も、涼し気なリョウブ(令法)も枯れ色が目立ちます。 一方、少し前に花から果実への転換を終えた樹木たち。アズキナシ(小豆梨)の高い枝。ズミ(酢実)は木琴のバチのよう、しなやかで硬そう。花が少なかったので、どの子も順調に黄色く熟れて欲しいです。 たくましいのはカナメモチ(要黐)、総いっぱいの花が全て果実に換わって花火のよう。クリ...
次の日曜日、11日は「相生山の四季を歩く会」昨日の中日新聞県内版に案内が掲載されています。 「秋の気配?暦の上では立秋だけど・・・?」 注意深く探して歩くと残暑厳しい樹林地でも、秋の標(しるし)が。「秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七草(ななくさ)の花」「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝顔の花」 《山部赤人》万葉の昔には、阿由知潟を望む丘陵地にも「七種の花」が...
暑い暑い・・・今日は立秋。ナツハゼ(夏櫨)の果実が色づき始めました。お尻に可愛く花の跡。 抗酸化作用のあるポリフェノールを多く含むそうです。ツツジ科スノキ属、和製ブルーベリーです。そんな話を聞いて、「若返りに・・・」摘まもうとする人がいます。ダメですよ! 森の果実は森の生きものたちのもの!人はお金を出して買ってください。《夏に櫨のように紅葉するから夏櫨》が命名の理由だそうです。梅雨期の雨が少なく熱射の...
山根口から北尾根への道、“シジュウカラの樹”と呼んでいたコナラ(小楢)も枯れ始めています。 シンボル-コナラは遂に全ての葉が枯れました。 「寂しいですね」相生山では久しく会えていない古い友人が、この前の記事 こちら にポツリ。 夏の安らぎ、秋の華やぎ、春の勢いを伝えてくれた幹と力枝と樹冠を仰ぐ。気になっていたシンボルコナラの身体測定をしたとき こちら から、もう8年経ちました。名古屋市が設置した「立ち入り禁止...
連日Parisオリンピックを観ておりますが、いや〜熱いざんすね〜! なんてったってスケボーの堀米雄斗選手のギリギリの逆転に体操男子団体のこれまたラストのラストで逆転と、同じ日に...
相生山の樹林には、いくつかのセミ街道があります。きょう通ったのはアブラゼミ(油蝉)の小径の昼下がり。 テイカカズラ(定家蔓)が延び上がるコナラ(小楢)に、にぎやかな♂とペアなのか至近距離の♀・・・って遠くて良く分からないけど、鳴いてなかったからね。帰り道に通りかかったら、上に昇った子は頻りに翅を広げて一生の夏を燃えていました。 by アイ...