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梅雨の長めの中休み 真夏日が続きます 湿気の多い夏空に伸び上がる アカメガシワ(赤芽柏)の雌花序と雄花序 雌株雌花 赤く伸びた3~4個の花柱 雄株雄花 白い雄しべ密生 冬芽観察の頃 雌雄異株の花が話題になっていました こちら大きく広がった葉の先端 猛暑いとわず キラキラ夏の星 by アイ...
空中湿度は感じるものの 充分な夏の日射し光の珠が散る中に イソノキ(磯の木)が咲きます 地味で 細かい 夏の花 イソノキの花について こちら きょうは未だ 開ききっていない感じでしたが幾つかは 花弁の底に蕊が見えましたすぼまった花のなかまで 果敢に虫たちが飛び込むそれが イソノキの送粉戦略なのでしょうかイソノキの花期は長いです「夏」の期間 どこか どの木か どの枝で 小さな花に出会えます早い花は結...
前記事 こちら からの続きです 同定はキノコの先生、カイトさんにお願いしました。 ベニヒガサ(紅日傘) 多孔菌類 おそらくベッコウタケ(鼈甲茸)の出始めだと思われる。 アンズタケ(杏茸) 何種類かに分かれるかもしれないキノコ。アンズの匂いがする。待望のアカヤマドリ(赤山鳥) 残念ながら、もう傷んでました。 キノコとの出会いを楽しみながら、少しうつむき加減の森歩き。真夏日の暑さでも、時折吹く風が心地よい散...
探せばあるある。地味目なキノコから華やかなキノコまで.。 シジミタケ(蜆茸)分からないのはカイト先生に同定をお願いしました。ヒメスギタケ(姫杉茸)チャヒラタケ(茶平茸)類 傘を見ないと細かい判別は困難 キイボカサタケ(黄疣傘茸) ハナオチバタケ(花落ち葉茸)〔大〕カレバタケ(枯葉茸)? と [小]クヌギタケ(橡茸)類ホームページ こちら や このブログのキノコ記事 こちら と併せて、相生山の6月のキノコ...
きょうから梅雨の中休みシャシャンボ(小小坊)の木を訪ねて蕾がいっぱいの花序のなかに 見つかりました咲きかけの花が 一つ二つシャシャンボの季節の始まりです by アイ...
「ノウタケは膨らむ」とは聞いてましたが、爆発してました。8日に初めて名前を教えてもらったとき、カップケーキみたいで、何がノウ? ノウってどういう事?って思っていました。 それから2日したら、様子が変わってきて、雨に濡れたせいかな?質感がフワフワからネットリ・・・・。そして何と! 「相生山の四季を歩く会」当日コレが 脳茸 納得。 まるで取り出したように生々しい。あれから4日。元の焼き菓子に戻ったような。...
深緑に染まりうそうな 緑したたる樹林を行けば嬉しい赤に出会えますベニタケ(紅茸) やさしい赤ですこれは 今朝出てきたばかりの幼菌 傘に土が乗ってます ベニタケは分類が難しく見た目だけでは無理 顕微鏡は勿論 ときには味わって同定するとか専門家の分野です 私たちはソンナ怖イコトしてはダメです区別が難しいので 【ベニタケsp.(species=種)】で表わしますベニタケの一種として まとめてしまいます 大きさを示す...
雨を越した花は また違って見えますしたたかになって 強い光の中ムラサキシキブ(紫式部) サカキ(榊) ともに香り高い花だけれど もう漂わなくなった日射しを避けて イソノキ(磯の木)の木陰蜂の小さな羽音が聞こえるから 何処かにあるのだろう咲いた花水気の多い空に これからの樹の花シャシャンボ(小小坊) モッコク(木斛) いつも咲き始めを見逃す・・・・と仰いだけれどもう少し雨水受け取るまで 蕾は固いみた...
早朝 徳林寺もみじ谷ヤブコウジ(藪柑子) ナガバジャノヒゲ(長葉蛇の髭) 最近 キノコのおかげで 足もとの小さな変化にも敏感になりました生産緑地わきの草むら ハルジオン(春紫菀) の花にベニシジミ(紅蜆)♀陽が射してきたから たっぷり温まっておこうね by ツッチー...
台風と前線が離れて 真夏日 ハギ(萩)の花数が増えてきました数年前までは7月の花だったのに “真夏日にハギ” 検索すると こちら 一昨年もその前の年も同時期に咲いてました今日出会った子は ツクシハギ(筑紫萩)かな花色が全体に 白っぽい 樹林から少し離れた 尾根の陽当たりに長い花序は いつもの蕾を蓄えて夏の土用あたりまで その後 立秋から白露まで相生山は咲きこぼれる 萩の山 by アイ...
「相生山の四季を歩く会」は 2009年12月6日に発足しました こちら以来13年半 多分きょう のべ5000人目の参加者を迎えます 今日の資料(部分)キノコがテーマですが 個々の種の観察にとどまらず 例えば生態系全体 キノコでいえば食物連鎖から「分解者」の面を学ぼうとするそんな姿勢が この会の譲らぬ根幹をなしてきました過去のブログ記事を見ていたら 100回目 通算3000人が こちら懐かしい顔が並んでいます 相生山に脚...
キノコ観察会は3年目を迎えます相生口から入ってスグの竹薮で 最初に覚えた コテングタケモドキ(小天狗茸擬き) ことしも数本 リングになって再会「冬虫夏草あったらいいな」「あると思いますよ。こんな樹林なら」最初に出会えたのが タンポタケモドキ(打包茸擬き) 去年は姿見せなかったけれど 増えたねアベマキ(棈)の枯損木の根方マンネンタケ(万年茸) みょきみょき 10本ほど競って初めましての紫 その名もウラム...
コナラ(小楢)の谷の 深緑の中に響き渡る美声の主を 捉えることができました キビタキ(黄鶲)♂ しきりに囀ること数分 「相生山の四季を歩く会⋆6月」 雨間の下見耳と目で 至福のとき by アイ 撮影はカイトさんとツッチー 一部トリミング ...
散策路の風に揺らぐ匂い 透明な白 曲がった新芽高枝を仰いで サカキ(榊)真っ盛り 梅雨の晴れ間 「ハギもう咲いてますよ」その一角だけが 夏の華やぎ ヤマハギ(山萩)の赤紫 ツクシハギ(筑紫萩)の薄桜雨期に咲く花は クチナシ(山梔子)今日盛りの花も 明日の蕾も 次の雨で 色変わり 花びら散らす 一日の違いで出会いそこなう 芒種の梅雨空に 花が香る by R.61...
深緑に隠れて 花が目立たない時期ですがネズミモチ(鼠黐)が盛りになっていました黐と名付けられていますが モチノキ科ではなくモクセイ(木犀)科枝葉は対生についています よく似たトウ(唐)ネズミモチは外来種葉身の最大幅の位置や葉裏から葉脈を見たときの透け具合で区別できます相生山では 園芸種のトウネズミモチは林縁部まで樹林内までは入りこめてないです 同科のイボタノキ(水蝋樹)は果実が大きくなってきました...
梅雨はキノコの季節です 雨の後はキノコの花が咲く森歩きの途中で 出会えた一部を撮って送って 「相生山の四季を歩く会」のキノコの先生 カイトさんが同定してくれました *大きさや傘の縁から、シロホウライタケ(白蓬莱茸)が近いかも。*傘が茶色く変色している点と、薄く紫がかっている点からコムラサキシメジ(小紫占地)の可能性。 *ヒダが黒いのでハラタケの仲間。傘の色と去年確認された種より、ウスキモリノカサ(薄黄...
一昨日の雨で緑地中に「川」が出現してました。あちらこちらに枯葉が溜まり、 園路が削られているのを見るとそうとうの激流だったことがわかります。 かなり長く歩かれている方と、お話しをしましたが、「こんな事は初めてだ」と驚いていらっしゃっいました。 by ツッチー...
名古屋市の「ヒメボタル分布調査」について緑政土木局道路建設課を中心に2002年から行われて来た「ヒメボタル調査」では、「横ばい」とされているようです。この調査は一つの参考資料と考えられなくもないですが、不充分性も否定できません。 それは ①区域的に「道路予定地」中心で南部の樹林地・住宅地などは対象外であること、②時間帯は22時~24時、数グループが複数個所で、目視計測という手法、の限界があること、③飛翔数...
相生山緑地のヒメボタルの消長について 「相生山の四季を歩く会」の2023年調査観察を終えて、10名ほどの他団体もふくむ「ヒメボタル-ウオッチャー」からの情報も加えて、考えてみました。関連する画像を付けて、何回かに分けて掲載します。充分なデータと考察による結論、とは言えない面もありますので、皆さんからのご意見をいただければありがたいです。たいせつなことは、今いっしょ...
梅雨空の街 待ちかねて サカキ(榊)が咲きました 6月の花 ちょっと不安定で 憂うつな気分を和ませてしまう 甘く雅やかな匂い樹形と枝葉と花の この姿かたちから来る印象も相まって6月を迎えるのが嬉しくなる 水無月の花 by アイ ...
あんなに濃く漂っていた 甘い匂いが薄らいで 真っ白だった花弁が 生成りから黄色味帯びて 蕊の元も橙色深まりましたテイカカズラ(定家蔓) 悲恋の逸話から平安貴族の名をもらった子 この花も早くから咲き始めたのですが まさか・・・?未だ未だ・・・と思ううちにヒメボタル(姫蛍)生殖活動の盛りは 瞬く間に終わりました毎年 後になって分かるのですが 今年は5月20日~21日にかけての深夜ほとんどの成虫は死に絶え 私...
クリ(栗)の幼果 花が咲いて匂い始めたころ こちら 1週間以内で受粉して着果後ろのブラシ状のは役割終えた雄花序ですコナラ(小楢)の幼果 雌花開花のとき こちら2ヵ月で 果実こんなに育ちました 雌蕊の花柱を頭に付けたままクリもコナラもブナ科の堅果(=どんぐりの類)種子散布は 重力(=落ちて転がる)と 動物の貯食に頼ります 開花時期は1ヵ月半の差で コナラが早かったです果実が熟し地表に自然落果する時は どっ...
相生山のある東海地方も 梅雨入り春の始めから季節の加速は 減速知らず例年より1週間以上 昨年比2週間だそうですよ! たっぷりの雨を被る ソヨゴ(冬青)の花 上は雌花咲き始めが早い雄花は葯も茶色く 花弁を落とした子も多い 小低木のイヌツゲ(犬柘植) 1cmほどの小さな花雨粒が芯まで伝って 両性花かな 雌蕊と雄蕊雄蕊が退化している感じの花も交ざっています いずれにせよ 雨が上がったら 果実を残す雌株のようで...
若葉の夏緑樹たちも ずいぶん繁ったので北尾根の散策路は 木洩れ日の道緑の扉 緑のカーテン 緑の小部屋日射しを避けて アラカシ(粗樫)の陰から コナラ(小楢)の樹冠 さらさらざわっつ 強い風が来てザワザワスゥーィ 樹間を抜けて往く向こうの高い枝から あちらの広い葉へ そよいで反ってもどって窓の空 東の白い雲は さーっと形を変えて 広がって北へ去った南方海上の台風 そろそろ梅雨前線の掛かる候相生山の樹...
初夏の白い花が終わって 相生山は夏の花ナツハゼ(夏櫨)の小さな花序に 可愛い花が並びました ツツジ科スノキ属 春に人気のウスノキ(臼の木)こちらと姉妹の風情淡黄緑から薄いピンク 紅の強い子陽当たりの良い散歩道に チラチラ顔を見せてくれます地面に膝まずいて花の奥 のぞき込んだら さっきまで潜り込んでいたクマバチ(熊蜂)に花粉を託した 蕊がぎっしり揺れていました by アイ...
5月20日から26日までの観察記録コメントです*「目がチカチカするくらい蛍がいておどろきました」 旦那*「蛍が近くに来た」 息子(小1)*沢山の蛍が見れて感動しました。とても綺麗でした。 (サキ)*ピークは過ぎたと思いましたが、真夜中の3時ごろまで残りました。その夜は1時過ぎて風が止んで、2時過ぎから凄く飛び始めて感激。さすがに写真撮る人も少なくなって「別世界」を体験しました。夜遅くなると、明るく灯をつけたりする...
「相生山の四季を歩く会」のヒメボタル調査観察会に参加された皆さんのコメントを到着順に紹介しています画像はイメージ 必ずしも当日のものとは限りません*昨夜は少し雨が降りましたが、途中で雨も上がり、ヒメボタルが舞う神秘的な光景を見ることができ家族全員、大満足でした。子供たちにとっても一生忘れないほどの貴重な体験ができたと思います。 ヒメボタルや相生山の自然のことを、豊富な知識で楽しく面白く解説して下さっ...
昨夜は一時土砂降り 空もようを気にしながら 森の中に入りました思い出せない芳香を 今日 確かめに行ったら ムラサキシキブ(紫式部)の花今朝一番でメールが届きました昨夜はありがとうございました。同行した子供達が薄着で参加してしまったので、途中で寒くなり早めに帰らせていただきました。これまで森の奥の方へは行っていなかったので、とても良い経験が出来ました。ありがとうございました。(ナオミ)遅くなって雨が...
定家葛の香る森の中 たくさんの蛍の舞い光る森を彷徨うように歩いて 夢の中にいるようでした。一日中降り続いた雨が上がり 今夜蛍がふわぁと舞い上がるのではと その光景が何度も目に浮かんできたのでした。まさにその通りになり 〈私も自然の仲間になれた!〉と感じました。(ケイコ) 昨日はお世話になりました。奥の方まで歩けて良かったです。相生山全体にホタルが生息していることと数の多さに驚きました。とてもきれいで...
今朝、行けなかった下の子が「ゆうべのホタルどーだった?」やっぱり気になってたみたいです。娘(小3)「夜の相生山、はじめはこわかったけど、ホタルが今までで一番たくさんいたかも。数えきれなかった。電げんナイのにどーやって光るの?オスもメスも短い間しか会えない。悲しいね」1週間前 →「一年で今しか見られないから、眠くてもゼッタイわたし行くよ」 子供と一緒の事をして、話したりする時間がなかなか持てないので、お...
土砂降りの雨が上がって 夏日が戻ってきます立春から始まる二十四節気 明日は八番目陽の気が満ちてくるとされる 小満(しょうまん)こんなにも花をつけていたこと 受粉が完了したことに気づかされるヤマコウバシ(山香ばし) 梅の実が熟してきました あと少しで相生山の生産緑地は 甘酸っぱいフルーツ香に充たされます天の気 地に降り注ぎ 樹木吸い上げて いのち膨らむ小満をキーワードに 過去5年の記事を検索してみまし...
大粒の雨 樹林の奥 ここだけ いい香りがしましたミカンの花に似た でもあんなに濃くないこんな所にミカン畑無いし それに 蜜柑の花とっくに終ってるし見わたして 雨に打たれて下がっていた枝 これかな?ウルシの仲間でも 一番強烈にカブレるヤマハゼ(山櫨)らしい迷ったけれど 好奇心が勝ちました 引き寄せてこの子 この花 匂いの元! 柑橘系でも一番爽やかな 若いレモンの香りずい分昔 海上の森の観察会に出かけ...
夕暮れ時が近いのに 雨はやみません樹林の入り口 あれっ微かに刺激臭・・・・クリ(栗)の花が咲き始め 早いなあこの花は 相生山のヒメボタル(姫蛍)羽化状況の大事な指標 こちら 手前の梅の実も大きくなりました・・・ということは ヒメボタルのピークは この近年より1週間も早い?ヒメボタルの谷に向かいましたああ 甘い匂いが漂ってきましたテイカカズラ(定家蔓)の花を 園路から少し入った蔓の繁みに見つけました ...
「相生山の四季を歩く会*5/14」 感想コメントより昨日からの雨で森の中は穏やかで優しい休息日。ぎっしりと花束抱えているのはガマズミ。イボタの花房は大きな雨粒にくすぐったそうに身をよじる。白い花びらから雫が光って落ちる。木々の葉が大きくなって、雑木林は少し暗くなりました。ヒメボタルの気配! by hazuki ホームページ こちら 活動報告&ご案内 更新しました。 昨年のヒメボタル観察会 こちら ...
「相生山の四季を歩く会*5月」観察記録 *ヤママユガの終齢?が見れて良かった。(カイト)*ヤママユガ幼虫はコナラの葉っぱにそっくり。見つけられたカイトさん、流石です!!(純) *山まゆ蛾の幼虫、初めて見ました。今まで見てきたイモ虫とは、ずい分違いますね。(ひろちゃん) *マユは見たり拾ったことがあったけど、幼虫は初めて。天蚕だけに、食欲がすごい。脚が可愛かったです。(アサちゃん)*オトシブミが見たかったので参...
お話を全部聞くことができ、観られるかなと期待した花を全部観られ、葉を触り、香りを聴き分け、味わい、じっくり楽しむことができました。 ちょうど見頃を迎えたネジキの花との出会い、最高でした。釣り鐘のような白い小さな花の中にクリーム色の雄蕊の花粉がかわいい。 雨の滴をたたえて一列に並んで咲く花々のなんと清らかな!葉の様子もおもしろく、やっぱりネジキ、好きです 「相生山の四季を歩く会*5月」の感想 by...
雨の第2日曜 「相生山の四季を歩く会」いつもの半数の参加者で 濃い観察会になりました今月のテーマの一つが オトシブミ(落とし文)ブナ科幼木の若い葉に 揺籃(=ゆりかご)を探します相生山に生息する種類は 名づけの由来のようには 地面に落しません下見のときに見つけてあったのは 日にちと雨で行方不明?それでも たくさんの眼で探すと・・・・ ヒメクロ(姫黒)オトシブミの♀が ていねいに作って卵を産みつけた い...
ソロソロ咲いているかしら?と期待をしてネジキを見に行きました。この時期の涼やかな白い花は、自然からの嬉しいプレゼントです。 えっ!赤トンボ? と思って調べたら、ショウジョウトンボと出ました。初めて見る気がします。 「ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)の雄で良いと思います。来月は参加できると思いますので、よろしくお願い致します」(ユウタ) 5/13 by ツッチー...
相生口のセンダン(栴檀)は花盛り 紫が涼しく匂いますコバノガマズミ(小葉の莢蒾)はルビーの果実 展開して褪めた赤 アカメガシワ(赤芽柏)の雄株に花序が見えます直前になってしまいました 毎日新聞の地方版にも案内記事資料の準備終えたのですが 明日の「雨予報」は変わりません薄い柑橘系の香りを放つヤマウルシ(山漆)の花 早い子には果実 初夏は蘭の季節 エンシュウムヨウラン(遠州無葉蘭) 見つけにくい渋い蕾...
緑の葉陰 白いベルが並ぶ風が吹き抜けると 歌が聴こえる たたずむ枝下に 蜜がこぼれてくる 虜に絡める 甘露の匂い ネジキ(捻木)の序は 花に溢れて ヒメボタル(姫蛍)の夜を誘う 指標充つ by Oak...
イボタノキ(水蝋樹)が盛り上がるように 満開になりました4月末 雨に濡れていた蕾 記事は こちら相生山緑地のあちこちに イボタノキが生育していますだいたいは日当たりのいい林縁や伐開地2m以上にもなって 小さなトンネルを作っている所もありますイボタノキはモクセイ(木犀)科 金木犀のように匂うことを期待しますが強い香りはありませんそれでも 夏盛りに向かう前の季節その爽やかな森にふさわしい 樹の花の匂いがし...
樹林の先端 青空に向かって開けた地点でホバリング続ける クマバチ(熊蜂)♂縄張りの保持でしょう もう一頭が接近するのを排除 夏は昆虫も活発それを見越して 樹の花たちが咲き誇るガマズミ(莢蒾)の輝く花房に 群がる大小の虫たちさっきから脚止めて 潜ったままのハナムグリ(花潜り) しきりと動き回っている クロハナムグリ(黒花潜り) ヤマハゼ(山櫨)の大きく開いた葉 葉腋には花の宝庫高くて分かりにくいけれど...
森の初夏 緑あふれて 木洩れ日 緑陰 花の匂いイボタノキ(水蝋樹) カナメモチ(要黐) 今年は季節が速いので しかも第2日曜が14日なので「相生山の四季を歩く会」 観察対象が例年と変わります中日新聞10日(水)朝刊に紹介されました 詳細は こちら 【ご案内】や過去の【活動報告】【ひろば】一読ください 緑に染まって歩いて行けば きっと良いことが待っている by アイ...
あちらこちらで聞く「季節が早い!」との会話。もうトンボがいました。 シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)の♀かな?先日の雨上がり ナナフシモドキ(七節擬き)を見つけました。相生山でも、昆虫たちが増えてきています。 by ツッチー...
アオハダ(青肌)雌株の下に来ましたと言っても ♀♂区別は 花と果実の時しか出来ません樹形や樹皮・皮目での 見分けは不可能 相生山で 雌花が身近に観れる株は ほとんどありません仰いで 双眼鏡かカメラzoomを覗きます雄花に比べて 極端に数少なしかも 地味 ・・・ でも シンプルで清楚な花のファンは多いです 花も目立たず 匂いも蜜も気配薄 送粉者は誰なのかな?初夏の花々が終わる頃を見計らって 咲くアオハダなか...
明るい緑 黄緑の葉の重なり葉先からシュートをたどっていくと 密になって細やかな花透明感ある雄しべに 黄色い葯 花の中心は緑の珠だけ 柱頭がありません アオハダ(青肌)は雌雄異株この子は雄株の雄花今度は 雌株雌花を探します by アイ...
万緑の中に 白く塊の花ガマズミ(莢蒾)が やっと咲きました もう開きそうな蕾になってからの 待ち時間が長かったです 参考:こちら「相生山の四季を歩く会*4月」 資料はこちら で 「3種のガマズミの仲間のうち、ガマズミだけは花が1ヵ月遅い」と学びました 集まった花は白く見えるけれどぐっと近づくと 一つ一つの花は真っ白ではなく花びらと蕊は違っていて 生成り色だったり 白磁だったり 象牙色だったり葯は淡黄 子...
低気圧と前線の大雨と風が過ぎて 連休明けの五月晴れ アオハダ(青肌)の黄緑の重なり ネジキ(捻木)の花序に蕾が増えて カナメモチ(要黐)の花総きらきらを背景にソヨゴ(冬青)の花柄が揺れましたにぎやかな花は移ろい 緑を透す光の中に相生山の夏は 輝きを増していきます by アイ...
緑の雨に タブノキ(椨)も濡れていましたあんなこと が続いたのに たくましく育ってきました四方から吹き上げる ことしの新しい芽が元気です この時期にタブノキを紹介するのは 初めてかもしれません2月 冬芽のとき こちら3月 ふくらむ芽 こちら6月 展開した葉 こちら幼い赤から 育った紅へぐぅーんと伸びて 開く前の溜めを抱えて降りしきる水を弾いて 空へ向かうタブノキにコナラ(小楢)樹林の 明日が見えます ...
長野県境に近い 面の木峠は未だ春景色ヤマザクラ(山桜)花も残る 若い新緑の中を登りますオオカメノキ(大亀の木)に会えると 温帯のブナ林に来たことを実感します カエデの高木オオイタヤメイゲツ(大板屋名月)の枝を移る コガラ(小雀)ウグイス(鶯) キビタキ(黄鶲) ミソサザエ(鷦鷯) コマドリ(駒鳥) センダイムシクイ(仙台虫喰) オオルリ(大瑠璃) 樹林に響き渡る ブナ(橅)の主 ブナの森 尾根上の展...