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  • 大河ドラマ:キツツキの音

    大河ドラマで今の『光る君へ』でもそうだが、背景音として時折、「ココココココッ」と木を素早く叩くような音が聞こえる、この音は『おんな城主 直虎』のとき、やたら聞こえたのを憶えているが、ドラマの効果音で、何か打楽器を使った音かと思っていた;しかしその後の戦国時代を描いた作品でも共通に聞こえてくる、 これはキツツキの音だとやっとわかった^^;アカゲラはっきり生で聞いた憶えがないだけに、何だろうと思った;you ...

  • 歯科治療

    先日、左上の奥歯が大きく欠けてしまった、既に亀裂が入っていたのか?あっけなく・・とにかく治療中;今までもタイミング悪く、休日や夜中にひどく歯痛になった記憶が多い、内服の鎮痛剤程度ではまるで及ばず、麻酔が必要レベル、 幸いかかりつけの歯医者さんは休日や時間外でも電話すると診てくれるので、じつに有り難い(神様)!いつも先生が在宅だったのは幸運;削って神経を除いてしまえば峠は越えるが、いつもながらこの後...

  • 甘すぎる

    昭和の袋菓子と言えば日持ちするように甘味の強いものが多かった、モナカの餡など水飴が多量に入ってグニョンと伸びていた;甘すぎていくつも食えない、今は手軽で便利な2倍に薄める麺つゆ、また中部地方だけかと思うが八丁味噌のタレが売られている、これも保存性を良くするためか、甘味付けが強く、みたらし団子のタレ並みに甘いが;ちょっと手を加えれば美味しく利用できる、 麺つゆはカツ丼や親子丼の汁にも使っているが、こ...

  • Brahms:Sym No.2の名盤(更新)

    ブラームス、Sym No.2の第1楽章、ホルンが吹く主題は「そろそろ聴きたいな」と浮かんでくる、また4つのSymでも2番はとくに良好な録音で聴きたくなる、このSymも描写音楽的な要素があるが、ベートーヴェンのSym「田園」のような各楽章の標題はなく、感じ方は聴き手の自由になるが、いろいろ情景は浮かんでくる、 O.スウィトナーは例によって爽快で見渡しのよいorchバランスで、

  • 家で作る揚げ物

    過去は家でも天ぷら鍋を使って揚げ物もよく作ったが、沢山の揚げ油を使うのは非効率、油煙は部屋にこびりつくし・・ まあ昭和の家というのは日々の暮らしで煤けていくもので気にしなかった^^;新居に移ってからこの鍋が無く、揚げ物はスーパーの惣菜で買うようになった、しかし、昔家で作ったコロッケが美味しくて忘れられない、揚げ具合は下図の左、キツネ色くらいが普通かと思うが、こんがり、タヌキ色になるまで揚げていた、挽...

  • 保湿はジェルが良い

    一昨日は雨が降ったにもかかわらず、室内の湿度は43%ほど、今日も42%、加湿器の水がすぐなくなる;年寄り肌は乾燥ぎみで痒くなりやすい、足の脛あたりがとくに痒くなる(繊維アレルギーではない)、うっかり掻くと炎症してアザになって残る;とにかく、かゆみ止め!家のあちこちに置いてある、 幼児の頃、冬はほっぺたや手に、桃の花という油性の保湿軟膏を塗られた、あとはオロナイン軟膏だったかな、いつまでもベタベタして嫌...

  • 絞り込まれる「未完成」と「40番」

    自分でも不思議に思うほどだが、名曲で録音も数多ある中で、聴きたい演奏が極端に絞り込まれる曲がある、1つがシューベルトのSym No.8「未完成」で、もう1つがモーツァルトのSym No.40になる、演奏のタイプが大きく分かれる曲でもあった、 シューベルトの「未完成」はデジタル期の初期、O.スウィトナー、SKBのDENON PCM盤(1983年)を聴いて以来、これ以外は聴きたいと思わなかった、爽快なorchバランスで、木管の色彩豊かな響き...

  • オンライン リサイタル

    リサイタルと言っても聴くのは師匠一人、王様一人のために楽士が弾くような・・ 何度練習しても、レッスンでは次々難点が指摘される、まだ頭の中でのバーチャル演奏が出来ていないのである;たしかに自分でもそう思う、つい妥協に陥りがちなのを客観視する必要がある、現在のレッスン方式は、生徒が弾きたい曲を練習して見てもらうというのは無しで、昔のリュート教師が生徒のため作曲した適切な曲による課題曲集で進めている、こ...

  • J.M.クラウス:Flute Quintet (4枚目)

    ヨーゼフ・マルティン・クラウス:fl五重奏曲ニ長調 VB188は2月19日、記事にしたばかりだが、J.M.クラウス:Flute Quintet 集合もう1枚取り寄せたいと思っていた、Mikael Helasvuo(fl) Rantatie QuartetによるCDが幸い届いた、(TOWERさんに「お取り寄せ」で注文しても、入荷せず注文キャンセルになる事もよくある、そういうCDは米amazonに中古盤があったりする)すでに持っているこの3枚に加え、良い演奏が1つ増えたv 左:ヤー...

  • 丼と皿 集合

    楽器のほうは、いろいろ取りそろえたが、家で作った麺類やご飯ものを雰囲気もよく楽しむべく、つい丼や皿を集めてしまった、とくに上等じゃなく、昔から食堂で見かけた馴染みのあるものがよい、ざる蕎麦のザルはダイソーにあったので十分^^ ラーメン丼はMサイズや大盛り用とある、先日、昭和風なのを追加した、八角形の中華皿は案外、近場の店に置いてないので取り寄せだった、和風の蕎麦、うどん用、これはスーパーの食器売り場に...

  • ムードミュージックの王様

    懐かしい話でもあるが、学校の昼休みの音楽で、ポール・モーリア、グランド・オーケストラの「エーゲ海の真珠」を初めて聴いたとき、なんと麗しい音楽か、と感動したのを憶えている、これほど親しみ易く、美しく飾った音楽は後にも先にもポール・モーリアしか憶えがない、もちろんムードミュージックの楽団は多くあったが、ヒットが出て、ダントツの存在になった、そして、ステージで生で聴くより、『レコード』が完成形の音楽、と...

  • クリアなナイロン弦

    リュート弦の素材にはいろいろあるが、楽器の良さを引き出せない弦では使う意味がない、何でも

  • ワーストワン

    you tubeは2005年に開設された世界中の人が投稿、閲覧できるオンラインプラットフォームで今は多岐にわたり利用されており、世界の共有文化の場にもなっている、音楽などは新譜が全曲挙げられようになり、良い音質で試聴もできる、 多くの人が演奏を挙げているが、あるレベル以上でなければ気易くは出られない

  • 耳を肥やす

    同じ曲を根を詰めて練習していると、感性がマヒしてくるというか、これで良いのかどうか?ピンと来なくなる、そんな時は楽器から手を離し、you tubeで良い演奏を探してゆったり聴く、*参考になる別の曲でよい、すると凝り固まった気分もほぐされ、良い音楽のエッセンスが補給された心地になる、さらに今やっている曲が頭の中で、そのレベルの良い演奏に再イメージできる、風呂に入りながらでも頭で奏でればいい、この課題曲のアル...

  • まちなか寄席

    当市の北隣になる関市では、関まちなか寄席実効委員会というのがあって、蕎麦店の主人が事務局となっているそうだが、3月2日(土)に落語会があって行ってきた、自治会長仲間だった夫婦も誘って、 会場:アピセ関早く着いて開場前の屋外が風が冷たかった、お客の顔ぶれを見ると、お年寄りが多いなあ・・と思ったが、そういう自分も年寄りだというのをすっかり忘れていた、それはさておき、今回は25回になるそうで、桂吉坊と桂りょ...

  • リュートの『構え』いろいろ

    クラシックギターの構え方は左足を足台に乗せ、ギターの上の膨らみ部分を左膝に乗せると、ちょうど良い角度になる、しかし長時間この姿勢は疲れる、近頃は足台を使わず、ギターレストなど使う人も増えた、ただしこの吸盤は楽器の塗装に痕が付くのが難点、 リュートでは

  • BWV1004 シャコンヌの編曲版

    物事すべてに言えるが、元はシンプルだったものを大仰に作り替えるというのは好きではない、バッハのBWV1004 シャコンヌは超名曲ではあるが、シャコンヌと言ってもバロック期の通常の書き方とは違い特別な曲になる、無伴奏vnのためでも、最も大曲になっており、よくこういう曲が書かれたものだと思う、 まずは原曲の演奏、you tube:J.S. Bach - Chaconne (from Partita No.2 in d-minor) - Cecilia Bernardini現代オーケストラに...

  • 野菜炒め2つ

    料理が不得手でも炒めもんにすると、どうにか食べられたりする、ということでフライパンはよく使う、これもテフロン層がだいぶ劣化してきたので買い換えようと思うが・・ しかし、小学校のキャンプでは焚き火と普通の鉄フライパンでちゃんと焦げ付かさず卵を焼いた、昔は家でも、とっくにテフロンの効果がなくなったのを普通の鉄フライパンとして使い続けた^^そのつもりならまだ使えるv 油が馴染んだフライパンは洗わずに拭いてお...

  • 習っていない音楽

    拍子の強拍と弱拍の区別なく「イチ、ニー、サン、シー」と均等に打ってしまう、我々(爺)世代にありがち、小学生の頃から音楽の授業でも「タン、タタ、ターァー」みたいに机叩いて拍子をとったような憶えがある、 日本の音楽にはない要素が西洋音楽には多い、それを子供に真に理解させるのは難しいと思う、子供は太鼓をやらせれば面白がってドンチャン叩くし、遊び半分になってしまう、cresc.の指示があっても、音楽的に感じてや...

  • 楽器の演奏椅子

    また昭和の記憶も含めた話題、小中学校の頃、音楽室や体育館にあるピアノの椅子はこれだった憶えですごく懐かしい、 参考画像ぐるりと飾り紐が垂れていて、天盤のクッションはふんわかしていたような、ピアノ専用の定番で、この形だった理由は何だろう、中心軸がネジで回転させて高さ調節しただろうか、現在はほとんどこの2つのタイプしか見ない、背もたれのないタイプは幅が広く、天盤のクッションはフワっとしている、色はピア...

  • 乾麺の十割、二八そば

    いつも使っている乾麺の蕎麦は5食入りでお値打ち、普段食べるにはこれで十分なのだが、さすがにツナギの小麦粉っぽさは少しある、 以前、いただき物で生麺の十割蕎麦は食べたが、乾麺の十割ってどんなものか、初めて買ってみた、これがなかなかいけるv1袋は半分に分けて、ほぼ2食分で割高だが、蕎麦は元々軽食で味わう贅沢なものだった、(腹が減ったときは

  • 右手の運指

    バロックluteは右手の運指や弾弦のテクニックも様々な歴史的決まり事があり、これに従う必要がある、 右手 指記号理想的には強拍では『‥指』、弱拍では『・指』を使いたいところだが、右手のテクニック上そうは行かない箇所も多い、指順の流れを良くする事が優先される、それであって適切な音を出す必要がある、独学でよく見られるのが、弦の間近にある指が使いやすいせいか、同じ指を何連発も使いバタバタする;下の譜例はまずい...

  • 古典派期のバロック

    バロックの集大成に位置づく、大バッハの息子達は既に前古典派の音楽様式へと移っており、音楽史的にも世代交代の時期だったと言える、交響曲の元となった音楽は、遡ればヴィヴァルディの3楽章の協奏曲やシンフォニアと言われる、さらにtuttiとsoliの響きの対比はA.コレッリの合奏協奏曲も元になっているとされる、バロック様式から古典派様式を芽吹かせた曲を書いたのはイタリアのジュゼッペ・サンマルティーニ(1695-1750)のよ...

  • チャーハンの型

    今まで炒飯は何度も作ったが、いつも皿にバラっと盛るだけで、中華店のようにドーム型に盛ったことがなかった、 いつも多用している樹脂丼だが灯台もと暗しで、直径がちょうどよくて底が丸い、これに炒飯を入れて皿にひっくり返せばいいのを思いつかなかった(このためにあるような)^^;「ものは器で、更に盛り付けで食わせろ」で、食べる前の一時の楽しみである^^丼に飯をちょっと押え、皿を被せて上下反転、1杯目、中心がずれて...

  • 一番難しいアリア

    古典派期にはオペラのアリアなどで、コロラトゥーラという器楽曲のような装飾、パッセージを声で歌う、声楽技法が生まれた、お馴染みなのはモーツァルトのオペラ『魔笛』の夜の女王のアリア「復しゅうの心は地獄のように胸に燃え」これが史上一番難しいアリアと言われる、you tube:田中彩子 / 夜の女王のアリア~歌劇《魔笛》より(モーツァルト)*厳密には『魔笛』はオペラではなく、ジンクシュピール(歌芝居)で、セリフにはレ...

  • 紙石鹸

    ブログのカテゴリー「昭和の記憶」「昭和の食卓」を書くときが何だか一番ほっとする、ねこぴあのさんのブログ記事で思い出したのが『紙石鹸』で、小学生の頃、友達にもらって使って以来、手にしていない、手を1回洗う分の透けるほどペラペラの石鹸だった、 嗅覚で感じた記憶が一番強く残るそうだが、石鹸やシャンプーの匂いからは昔過ごした日常がパッとよみがえる、現行品があると思わず買ってしまう、諸々、過去記事の再掲にな...

  • A.サリエリ: トリプル コンチェルト

    一般には知られなかった曲を第一級の演奏者らが本腰入れて聴かせるようになったのは20世紀終り頃だろうか、それ以前はマイナー盤の録音がちらほら出ている程度だった、演奏も十分な研究がされず、試演的というか、どうにも冴えないもので、アントニオ・サリエリの曲もそんな中の1つだった、J.M.クラウスなど、サリエリ以上に知られなかったが、下手に演奏されるより封印されてきて、良い演奏で復活したのが逆に幸いだったかと思う...

  • 麺とスープ

    麺は箸で摘まんで、何本か束にして食べるのだが、麺が太い場合と細い場合の違いを考えてみた、 数本の麺の間に毛細管現象でスープが入り込む割合をざっと簡単な図で比較すると、太い麺ほど少ないように見える、よって素茹でして同じ汁に入れた場合、蕎麦よりうどんのほうが薄味になってくる、これを回避するには、カレーうどんのように汁にとろみをつける、又は味噌煮込みうどんのように汁で煮込んで味をつけるという手がある、参...

  • ラクな服装

    最近はご無沙汰だが、楽器の発表会など機会がある場合、女性陣は衣装にも大変気を使う、お気に入りを用意すると、さらに気合いも入ると思う!^^我々オッサン(爺)でも、

  • J.M.クラウス:Flute Quinte 集合

    これまでも室内楽の傑作として取り上げてきたヨーゼフ・マルティン・クラウスのフルート五重奏曲 ニ長調VB 188だが、新たに見つけた演奏も加えて集めてみた、 VB 188はクラウスがウィーン滞在中に書いた作品、室内楽として充実した書法で、才気と快調な美しさを持ち、第1楽章は長大だが最後まで惹き付ける、第2楽章のテーマにはクラウスならではの温もりを感じる、終楽章は各パートが闊達に掛け合う、楽章は3つで、先日のP.ヴラニ...

  • 蕎麦、うどん集合

    子供の頃、市内には小売店が軒を連ねた商店街があり、そこが今のスーパーのような役割だった、当時、離れた所に『主婦の店』と呼ばれるスーパーの走りはすでにあった、今は大型スーパーもあるが、駐車場も店内もだだっ広くて歩く距離があり、結局商店街を歩くのと変わらない; シャッターの降りていた店舗も今はだいぶ取り壊され、客数の少ない業種の事務所街になりつつある、そんな昭和の商店街では、今は殆ど製品化される食品の...

  • P.ヴラニツキー:弦楽四重奏曲集

    パウル・ヴラニツキーのSymはこれまでいくつか良い演奏で聴く事ができたが、室内楽は殆ど効いておらず、弦楽四重奏曲の演奏がようやく出てきた、 Paul Wranitzky 1756-1808アルマヴィーヴァ四重奏団(古楽器)による演奏で、さすがcpoは優れた演奏を出してくる、録音も情報量が1ランク上がったように解像度が高い、2020年7月8-11日、Kaisersaal, Basel(スイス)1-3. 弦楽四重奏曲 ト長調 Op. 32 No. 44-6. 弦楽四重奏曲 ト長調 Op....

  • 無音の練習

    素人の趣味だとしても楽器を弾くからには、人が聴いて楽しんでもらえるようにしたい、辛抱しながら聴かれるようなら弾かないほうがよい;音楽として良い演奏にたどり着くための練習として、楽器を弾かずに頭の中で弾く、というのをやっている、始めは普通に楽譜を見て楽器を弾き、適切な運指も決めて十分弾き通せるまで練習する、繰り返し弾くと、楽譜なしでも弾けるようになるが、これは単に

  • ブリッジの位置

    表面板にブリッジが貼り付けられた弦楽器に絞った話になるが、現代のクラシックギターはボディの下部の膨らみの中央にブリッジが付いている、リュートの場合、ボディの端に寄った位置に付いている、これは構造的にも音響学的にも大きな違いだろう、似ているようで両立しづらい楽器同士になる、 打楽器のティンパニを叩く位置はヘッド(膜)の中央ではなく、端に寄った位置で、ここが倍音を含んだ効率的に鳴る位置である、ティンパ...

  • ドヴォルザーク:Sym No.8の名盤

    最近はCDなど購入する際、よほど今までにない魅力がなければ買わなくなった、今回は期待に応える久しぶりのドヴォルザーク Sym No.8で、ブログ「新・読後充実度 84ppm のお話」のMUUSANさん紹介によるもの、ラドミル・エリシュカ指揮、札幌交響楽団の1枚、 ラドミル・エリシュカ指揮、札幌交響楽団2013年4月、札幌コンサートホール KitaraR.エリシュカ(1931-2019)はチェコ出身の指揮者で活動範囲は国内を中心として、西側諸国の...

  • 県内の百貨店がゼロに

    岐阜市の柳ヶ瀬商店街にある百貨店、高島屋が今年の7月末で閉店する事が決まっている、これで県内は国内4番目に百貨店がゼロとなる見込み、デパートめぐりはもう名古屋に行かないとできない、 昭和の頃は柳ヶ瀬内にも百貨店が複数軒あり、経営は入れ替わっていた、周辺一帯は商店街、さらに問屋街が囲み、いつも賑わう所だった、映画館も数件あり、映画、買い物と休日を過ごすフルコースでもあった、食堂で同級生の家族にばったり...

  • 追体験

    いつも録音物などで聴いているバロックや古典以降のクラシック音楽は日常にある音楽ではあるが、現代曲以外は過去の音楽である、バッハもモーツァルトも当時の人々にとっては現代音楽であり、生演奏しか聴く機会はなかった、聴く人々にとっては、当代の耳馴染んだ様式で書かれている事は新作であっても同じで、理解不能な音楽が響いてくる事はないが、決まった様式でいかに魅力的な新曲が聴けるか、その初演が楽しみだったかもしれ...

  • Mサイズ丼

    またしても食い物で『丼』の話、いつも買ってくるラーメンの生麺は、一応4人前入り、しかし4等分すると「昭和の1人前」の感じがする、 3等分に分けると程よい大盛りになるが、夜食で軽く食べるには4等分でよい、一回り小さいMサイズ丼も買ってあったのをしまい込んでいた、夜食にはちょうど合う、昭和の食堂でもMサイズくらいだった気がする?その頃のラーメン丼というと、まさにこれだった!参考画像:雷文様と呼ばれる四角い渦...

  • ドヴォルザーク:Sym No.8の名盤

    ドヴォルザークのSymはorchの響きからして、ぜひともクリアな好録音で聴きたくなる、そんな好みの録音を3つ拾った、ただし近年の良い演奏はこれといって聴いていない; C.von.ドホナーニとクリーヴランドOのDECCA盤は気に入って長く親しんできた、潤いのある弦楽と各木管の色合い、ブラスの豪快さ、弱音で陰のように叩くtimpもくっきり聞こえる解像度、DECCAの名録音でもある、クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮、クリーヴラン...

  • ボリューム過多

    外食産業は客引き合戦の末か、ボリュームが過剰で食い切れない、食い溢すってのが多い、ちょうど良い分量にできないものか;某ハンバーガーは溢れまくって、まともに食えない、恵方巻に限らず、巻き寿司の具が多すぎるのもある、寿司ネタ何でも詰め?味が混ざりすぎ;にぎり寿司もシャリがちょっぴりで、乗っているネタがデカ過ぎてしつこくアンバランス、これが高級なのか?ラーメンのたぐいもトッピングが多すぎて、何を食ってい...

  • 新楽器にナイロン弦を試す

    昨年末に出来た13コースluteだが、事前に弦を送り、最初からNG弦を張っていた、 特に1、2コースが収束したようにくっきり鳴るのが特徴で、僅かにピッチが狂うと非常に目立って聞こえる、NGをダブルに張った5コースまで他の楽器より明瞭で、低い音域でのこういった響きも印象づよい、*同じ弦を張っているこのジャーマンテオルボはこの辺り、音の

  • いつか弾きたい曲

    フランスバロックのリュート作品は多々あるが、ロベール・ド・ヴィゼの作品はJ.B.リュリに始まるヴェルサイユ楽派とも言われる趣味で書かれている、他の楽派とは一味違い、どの曲をとっても独特の気品、華やかさ、憂いを持っている、彼もルイ14世の宮廷音楽家として、テオルボやギターのほかリュート、ヴィオールを演奏、歌手も務めた、 ヴィゼの曲は難しい部類になり、多くの基礎も学ぶ必要があり容易くはできない、今はバロック...

  • 蕎麦丼

    先日のスープ煮込みラーメンは昔立ち寄った『100円ラーメン』の店を思い出す、 この店も乾麺を使っていた、大量に仕込んだ学校給食風でもあった、生麺でもなければ、インスタント麺でもない、第三の味と言うべきか^^よく使う乾麺さて、蕎麦,うどん向けの和風の丼を買ってきた、それらしい、ありふれた丼でよかったが、お値打ちな軽量陶器があった、かけ蕎麦を盛り付けると、やはり雰囲気出るかなvアホみたいだが;一人の夜食でも...

  • リュートの輸送

    リュートのような華奢な構造の楽器は新品から月日が経った頃から弦高調整など何段階か修理が必要になるのは宿命で、そのための輸送も心配なのが厄介なところ;同じ宅配会社でも営業所の責任者の判断で、リュートのようなデリケートな物品は受け付けてくれない場合があった、修理のため製作家さんに送ろうとしたら、近くのY急便営業所ではだめだった、貴重品専門の配送業者に頼んでほしいと;そこで市内のS急便に持って行ったらこっ...

  • バッハ:BWV998の名演

    ごく当り前の事だが、音楽の演奏は作品の良さを聴き手に伝えられて、はじめて意味がある、バッハのラウテンヴェルク作品と思われるBWV998はとても魅力的で、クラギのアマチュアさんにも特に人気のようだ、何らかの発表会で、1人、2人は弾く人がいるが、容易く手の付けられる曲ではない、プレリュードに続くフーガ楽章は長い中間部があってダ・カーポで最初にもどる(楽譜上は通して書いてある)長大な楽章で、フーガの声部がよく流...

  • スープ煮込みラーメン

    食い意地の張った話を書くのは至福のとき、ラーメンは時折作るが毎日ではないので、日持ちするようにと乾麺の中華麺も買ってあった、 これは茹でると結構太くなり、ツルンとして生麺のようにスープが絡まず、味わいが今一;いっそ、スープで煮込んで味をつけたらどうか?と試した、茹で時間は7分30秒なので、4分間素茹でして、3分30秒はスープに入れて煮込んでみた、今回は濃口醤油のスープ、*濃口醤油を使うとスープが随分暗くな...

  • Brahms:ピアノCon No.1 の名演

    チャイコフスキーのピアノCon No.1(1875年完成)の開始は華やかでエレガント、すぐ耳に残るが、ブラームスのNo.1(1857年完成)は始まりがぶっきらぼうというか、「凶暴」という人もいる^^;この両タイプは本当に好みが分かれるかもしれない、 ブラームスのピアノCon No.1は最初の管弦楽曲でもあり、作曲年や完成に至る経緯から未成熟な作品と言われ、のちのNo.2やヴァイオリン協奏曲なら完成度が高いとされる。ピアノのソロイステ...

  • M87 ブラックホール:2度目の撮影

    遥か遠方(過去)の宇宙の状態を知ろうとなると、理論予測は難しい事がJWSTの観測結果でわかってきたが、最遠方銀河は予測を超えて活発1つの天体など局所的な現象は複雑な要因が絡まないだけに、予測と観測が一致するようだ、天体の変化や動きは、一生見ていても変わらないものから、パルサーのように1000分の1秒とか、超短時間のものまである、時間の尺度もとてつもない開きである; 2017年に楕円銀河 M87中心の超大質量ブラック...

  • 楽器を絞り込む

    人生残り時間を考えて、まず手がまわらないだろう楽器は手放してきた、とても良い出来で気に入っていた楽器も弾けなきゃ意味がない、 KONOのクラギは十数年前にギターサークルのお仲間に譲った、今も愛用されている、M氏作の楽器で最高の出来だったアーチリュート、テオルボ型でひじょうに音量があり、通奏低音にも十分使える楽器、独奏ではピッチニーニなどイタリア初期バロックの魅力なレパートリーがあるが、これは難しい領域...

  • 活動を絞り込む

    日頃いろいろある中、どうにかリュートなんて楽器を手にする日々が送れているが、手広く活動し存分に楽しむほどのゆとりはない、 次々といろんな曲に挑戦する・・それをやるには音楽基礎や技術は勿論、作曲家別にも相当な研鑽を要し、やみくもに弾いても意味はない、また仲間と合奏や重奏をやったり、日時の定まった発表の場に出る、というのは、負担が大きい、今は、無理のない課題に絞って、できる時に練習して少しでも音楽的に...

  • Beethoven:Sym No.3『英雄』の名演 2

    このところベートーヴェンのSymは新世紀スタイルの演奏を好んで聴いているが、今回はカラヤンからBPO主席指揮者を引き継いだクラウディオ・アバド、続くサイモン・ラトルを聴いてみる、 まず、2000年録音のC.アバド指揮、BPODG旧盤のVPO盤とは一新した演奏で、この録音の前にハイドンのロンドンセットを録音した時点で新しい方向に舵を切ったのがわかる、アバドもテンポはベートーヴェンのメトロノーム速度に従っているようで、の...

  • 先々の事

    うちの長男は知的障害(自閉症)で、長く施設に入り病院と行き来してきたが、今の状態に合う施設に移る必要がでてきた、まずは次の施設に申し込みを済ませ、一応今春の見込みだが、受け入れ待ちとなっている、そこに入所できて、どうにか過ごしていけるようなら一段落なのだが、今、あれこれ考えてどうにかなる事以外は、考えても仕方ない、その時になるまで保留して、まあどうにかなると、次のステップを待つことにする、今までも...

  • 粉末のダシ

    日清の焼きそばはソースが粉末なのが独特の美味しさの決め手かと思う、麺も揚げ麺が合う、 いつも使っている、ハウス炒飯の素も粉末である、今は手軽に使えるダシの素がいろいろあって助かるが、加工品ならではの粉末のダシを同じ要領でいろいろ使うようになった、底の丸い皿とレンゲを乳鉢代りにして、顆粒状のダシの素や粒状の食卓塩を細かく砕くと、炒め物にもさっと馴染ませやすい、このニンニク風味スパゲティ、じつは粉にし...

  • 一石二鳥

    よく「一石二鳥」と「一朝一夕」を言い間違える;一石二鳥の同義語が「一挙両得」である、一朝一夕は僅かな期間を意味する、まさに曲1つ弾けるようになるまで一朝一夕にはいかない^^; さて、1つ楽器を持つと弾きやすくするため、やる事が次々出てくる、考えて工夫した方法や偶然見つけた方法もある、リュートのブリッジにサドルは無いが、弦の止め方で個々に弦高調整もできる、前にも書いたように、弦は普通の止め方だと、交差位...

  • 音楽を観る

    オペラやバレエは総合芸術で当然、観て聴いて楽しむが、それ以外の音楽は音声だけでも鑑賞できる、演奏内容だけに集中できるが、奏者や指揮者の動きを見るのも鑑賞対象となるようだ、音声だけとはまた違ってくると思うが、 音楽専用ホールでステージと聴衆席が分けられた方式はシューボックス型と呼ばれるが、指揮者は聴衆に背を向けることになる、→ウィーン ムジークフェライン ザールステージを囲むように聴衆席が設けられたホ...

  • 最遠方銀河は予測を超えて活発

    ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)が稼働を始めて2年を過ぎたがその主要な任務の1つが宇宙の初代星を見つけること、宇宙初期の状態を知る事だったが、これまでの観測で、従来の宇宙論で予測されていた事の証明よりも、修正を大きく迫る結果が次々報告される、 関連記事:水素入り風船*この記事中で136億年前の銀河として挙げた CEERS-93316 はその後の分光観測で126億年前の銀河だと判明した、今回、東京大学宇宙線研究所...

  • 大相撲初場所:休場続出

    久しぶりにお相撲の話、スポーツ放送はオリンピックさえ観なくなったが、大相撲だけは子供の頃から風情も好きなせいか、場所中は日課のように親しんでいる、近年も名古屋場所に2度ほど行った、13日目(金)あたりが良い^^ 初場所は期待される力士含め、途中休場が続出、貴景勝、高安、北勝富士、北青鵬、碧山、朝乃山と幕内で中日までに6人も;波乱の開始である、怪我を抱えた力士も多いが、連日最も注目されていた朝乃山が初日か...

  • Beethoven:Sym No.3『英雄』の名演

    名演と言っても『英雄』ともなれば多々あって選ぶのは難しいが、ふと思いついた、タイプの異なる好演を拾いだした、 H.von.カラヤン指揮、BPO 1982弦楽と管楽器の数も増強した渋く厚い響き、全ての楽器が1つの組織体となった印象、快速でレガートな演奏はぐいぐい前傾姿勢に進む感覚、ベートーヴェンに関してはカラヤン独自のスタイルに思えるが『英雄』では特にその魔術が効いているようだ、you tube:Beethoven: Symphony No. 3...

  • リュート:弦穴とスペーシング

    一昔前、リュートに張る低音弦は巻弦、というのが普通だった頃には、弦穴の大きさとダブル弦の間隔もそれに合わせて作られていた、アマチュアもガット弦を使う、というのが小ブーム的に?波及した頃があったようだが、その頃出たガット製の低音弦は太くて穴に通らない、何らかの方法で穴を広げた人もあるだろう、巻弦に合わせた穴を中心にそのまま広げてしまうと、径が大きくなった分、オクターヴ弦に近づいてぶつかり、どうにも

  • シューマン:Sym No.1『春』の名演

    LP盤とCD化された音を聴くと、一味違う面白さはあるが、LP盤の場合、演奏時間をどれだけ詰め込むか、の問題があり、シューマンのSym No.1『春』はどうにか片面に入るが、 カッティングを詰めるので音が薄くなる(両面に分けたLPは憶えがない?)、よってCD化されたほうが不足なく聴ける、第1楽章序奏は長い冬の雪解け、啓蟄の時季を思わせ、主部に入ったこの動機は

  • 弦が楽器に根を下ろす

    you tubeなどで、いろんな奏者のリュート演奏を聴いて思うのは、楽器と弦がまさに一体となって、しっかりと鳴っている音はじつに味わい深い、しかし弦だけが遊離して鳴り、楽器が応えていない、そんな例も聴かれる、これは楽器本体と使用弦、弾き方の問題すべて関わった結果かと思う、 歴史的な

  • ハイドン:Sym No.102 の名演

    初期から後期までの作品を見て、ハイドンほど大きく進歩を見せた作曲家は他に見当たらない、独創性もあり、時代の変化に対応していった(先導していった)作曲家と言える、「交響曲の父」というのはそのとおりだろう、初期作品の1つ、Sym No.17を先に聴くと大幅なスタイルの変貌がわかる、 you tube :F.J. Haydn - Hob I:17 - Symphony No. 17 in F major (Hogwood)それぞれの時期において完成形といえる作品を書いている、ロン...

  • 味の対比

    米のご飯は炊き込みや汁かけで味付けしても美味しいが、 他人丼普段は白ご飯で、おかずをいろいろ食べるのが基本だ、淡泊なご飯とおかずの味で口の中に一旦対比ができ、混ざっていくのが美味しい、おにぎりも淡泊なご飯と中の具の対比になる、豆腐も淡泊ながら、豆乳の風味は飽きがこない、これに醤油かポン酢をつければ十分美味しい、当地で昔は普通だった味噌おでんも、具は鍋で素茹でにするだけ、こんにゃく、大根など無味に近...

  • 光る己

    品行方正なんて自分にはまったく無縁の事だと自覚している;しかし、人には見せられない自堕落な生活の中にも、ただのおっさん(爺さん)ではない何か1つくらい光るものが欲しい、楽器を弾いたり、良い音楽をじっくり聴いたり、それがチョット光る時かもしれない;実際どれくらい光っているかは別として;姿勢の問題、「楽器を弾く」に関しては、気の向いた曲をガサガサ弾きちらかすのはまるでやり甲斐がない、 誰かが聴いていた...

  • ハイドン:疾風怒濤期の緩叙楽章 1

    ハイドンが書いた疾風怒濤期のSymは1770-1774年くらいの期間か、1つの傑作群となっていて、短調Symが集中しているのも特徴、ハイドンの緩叙楽章と言えば変奏形式で書かれたり、ソロ楽器を活躍させる協奏曲風だったりするが、この時期、特筆なのはそういう楽しみとは違い、弱音器を付けたvn群の響きを基調にした、安らぎの緩叙楽章が連作的に書かれている、ひととき夢の世界に誘うような魅力があり、ハイドンもこれらを「通向け」の...

  • 地域限定食品

    大手食品メーカーの商品にも地域限定のものがあり、とくにインスタント麺など知らない商品があるようだ、他の地に引っ越した人には懐かしい味になるだろう、『エースコックのワンタン麺』は関西がエリアらしいが、岐阜では昔からあった、東端くらいだろうか、 いかにも昭和のインスタント麺らしい風味を残していて、根強い人気があるようで、スープは関西好みらしいあっさりした味になる、以前にも書いた、日清の『どん兵衛』は全...

  • オクターヴ弦の素材

    低音弦を追加した多弦楽器では、いろいろ弦の張り方はあるが、理想的なのは弦を徐々に長くしていく張り方で、リュートではダッチヘッド(オランダ式)、ギターでは11弦ギターなどがそうなっている、 テオルボ型のリュートになると、あるコースから纏まって上段の糸蔵へ伸びて、突然弦長が長くなる、手持ちのジャーマンテオルボは1~8コースが70cm、9~13コースが97cmになる、8コースと9コースを行き来すると音質差が目立ち、9コー...

  • 食器:白無地

    どのみち大した料理は作れないが、食べるなら出来るだけ合う食器を使いたい、先日の食べ方の拘りの続きになるが;誰も見ていない一人の食事のときなら、何でもよいところ、つい選んでしまう、ラーメン丼や中華皿など、器だけで中身もそれらしく見えてくる、 この八角形の中華皿が近くの店をあちこち探しても意外に無いのである、ラーメン丼は大抵あるが、餃子や野菜炒めなども中華皿に乗せたい、こうした、中華の柄入りはまず家族...

  • 1コースの弦

    リュートの1コースはシャントレル(歌う弦)と呼ばれ、高域だけにその楽器の象徴的な美しさを放つ、よってここには最適の弦を使いたいところ、リュートでは現在、弦素材の選択として、ガット、ナイロン、NG(ナイルガット)、PVF(フロロカーボン)などがある、 まず、1コースにガットを使うと、径0.40~0.42mmで細いため、ほつれて短期間で切れるのは間違いない;今は使うのは断念している、NG弦は素材の比重がガットと同じくら...

  • 食べ方の拘り

    どんな食い方でも腹に入っちまえば同じだといえるが、せっかく食べるなら、美味しい食べ方にしたいというのは昔からで、個人の好みも違う、蕎麦も昔は蕎麦粉を団子状にした蕎麦掻きとして食べていたが、『蕎麦切り』と言って麺にして食べるのが始まったのは江戸中期頃らしい、醤油や味醂の普及も関係するだろう、 細い麺にして、つゆをつけて食うのが断然美味しい、検死解剖で胃の内容物を見て

  • 楽器達集合

    今、手持ちにあるリュートなど、どれも昔のオリジナル楽器をモデルとしているが、忠実な復元は難しく、製作家のオリジナリティーも加わってくる、本物のオリジナルとはだいぶ変わった楽器となる事もあり得るが、良い楽器の本質がわかり現物化する技とセンスが必要となる、さほど多くの楽器を試奏する機会はないので、良い楽器の例を憶えておく必要もある、手にした時点でこれは素晴らしいと思う楽器もあれば、始めはピンと来ず、使...

  • カラヤン&スウィトナー:ブラームス 1番:ライヴ

    ふと聴きたくなった演奏、久しぶりに1988年のカラヤン&BPOとスウィトナー&SKBのブラームスSym No.1 ライヴ盤を聴いてみた、これらは両者にとって最後の来日公演であり、会場は同じサントリーホール、カラヤンは1988年5月5日、スウィトナーは同年6月13日と一か月半の開きしかない、ⓃⒽⓀが放送用に録音した音源なのも共通、同じ条件下で特徴の聴きわけができるものと思う、また両者は近い頃にセッション録音もしているので、その違...

  • 羽田:防げなかったのか

    2日の羽田衝突事故は、旅客機が大型車なら海保機は軽自動車みたいなもので、海保機が大破したのもわかる、1人だけでも助かったのは奇跡的に思える、 また日航機のほうも、6つある脱出口の5つには火の手がまわり、避難できたのは後尾左の脱出口のみだった、379人の脱出に18分かかった、その後に大炎上、こちらも奇跡的と言える、nhk 「羽田空港事故」ニュース一覧今はGPSでクルマや携帯電話を持った人の現在位置がリアルタイムでわ...

  • 好録音集合

    かつてのアナログ盤時代は各レコード会社に専属の録音スタッフがいて、バランスエンジニアだろうか、最終的な品質を決めていたと思う、CD時代になってもしばらくその特徴あるサウンドは引き継がれ、有名演奏家と老舗レーベルが一体となって、ブランド化した感があった、今世紀に入ってからか?かつてのレーベル独自の音響というのはなくなり、録音技術に統一規格ができたかのように、どこも同じ様なサウンドで、とにかく大抵の新盤...

  • 合成弦の精度

    クラギをやっていた頃から一向に解消しないのが不良弦で、経験ではまるで使えない弦が多くあった(最近の製品事情はわからないが)、ナイロン線など材料を作っているのは大手繊維メーカーで、殆どの弦メーカーはそこから仕入れて、元は同じモノだったりする、「この楽器にはこの銘柄が良い」というのはせいぜい太さ(テンション)の違いによる鳴り方の相性だろう、 不良弦とはどんなものか、振動が不安定で、目視でわかるが振動が...

  • H.ブロムシュテット:Mozart Sym No.39,40

    ふと聴きたくなった演奏、今日はモーツァルトSym No.39,40の好きな演奏で、ヘルベルト・ブロムシュテット指揮、バイエルン放送SO、20世紀の巨匠指揮者は自らの演奏スタイルを築き、時とともに練り上げていく姿勢だったようだが、今の演奏家はベテランであっても作曲者の意図した音楽を尊重する方向へ演奏スタイルを見直し大きく更新する例が多い、単に「新しくなった」のみならず「良くなった」と思う演奏である、 ブロムシュテ...

  • 羽田空港衝突事故

    昨日18時前、震災の能登半島へ物資を輸送するはずだった海保の固定翼機と、着陸態勢だった日航516便が衝突、衝突時を捉えた映像では日航機は一時火に包まれ、胴体着陸したように見えた、これは大変な事故に思えた、 しかし、しばらく経って乗客乗員379人は全員脱出したと報道された、乗客らは滑り台のように降りられる脱出シューターから迅速に逃れたそうだが、けが人も出て、間一髪の脱出だったかもしれない、はじめ機体は形を留...

  • 能登群発地震

    昨日は年賀状を出していなかった人あてに、足りない年賀はがきを買いにコンビニ(ファミマ)に寄ったら売り切れ、近くのスーパーでも完売、諦めつつ、もう1件別のファミマに寄ったら「まだ十分あります」って、寄ってみるもんだと思った、しかし、年賀状書いているどころではなくなった? 午後4時すぎ、横になっていたら当地岐阜南部でも震度3くらいの地震があり、同じくらいの強さで随分長く揺れた、どこか近い地方で大きな地震...

  • 2024 新年

    新年明けましておめでとうございます 今年ものんびり、いつもの正月を迎えられて有りがたい、久しぶりに米屋さんの伸し餅を分けてもらい、食べ応えのある雑煮が作れる、1個でサトウの切り餅2個分はあり、昭和の切り餅は厚く大きめだったので懐かしい、練りからしはカビ防止うちの雑煮は餅と正月菜(+蒲鉾)の簡単なもので名古屋流か、単に手を抜いているのか?;趣味で昨年の最も充実したイベントは新楽器13コースluteの購入、出来...

  • 頭に流れる歌謡曲

    歩きながらでも、好きなクラシックの旋律が頭に流れ出して繰り返すことがあるが、日本の歌謡曲にもそんな名作があって、時として流れ出す^^ジャンルを問わず心を掴む旋律というのがある、 まず生まれる前の曲だが、バタやんこと田端義夫の『かえり船』、七五調に整った歌詞「波の背の背に ゆられてゆれて・・」この始まりだけでじーんとくるv田端氏が年輩になるほど、心に染みる歌唱になっていった、you tube:かえり船/田端 ...

  • 2つの全集より:Beethoven Sym No.7

    ふと聴きたくなった曲、今日はベートーヴェンのSym No.7で、ベテラン指揮者による新鮮な演奏を挙げる、これらは聴く頻度が高い、はじめに最長老のH.ブロムシュテット(1927~)とゲヴァントハウスOの全集から、 各楽章のテンポはベートーヴェンが記したメトロノーム速度を尊重しているそうだ、演奏法も過去の録音とは一新して、昔で言う

  • 昭和:洋菓子の飾り

    25日、記事にしたバタークリームのX masケーキには昭和の雰囲気を出そうと、スーパーの手作り菓子材料のコーナーにあったアラザン(砂糖の銀粒)をケーキの薔薇にかけた、 アラザンほかにも昭和のケーキにはいろいろ飾る材料があったのを思いだす、今どきのケーキはイチゴなど生の果物をトッピングするのが主流だが、昭和は数日は日持ちするよう作られていた、洋菓子のトッピングによく使われたのが、まず、ドレンチェリーで、種...

  • 不思議に長持ち

    今日は雑多な話で恐縮;ちょっと不思議に思えるのが、このテーブルコショーの中身、随分前から置いてある気がするが消費期限を見ると、2012.4.1 とある!S&Bの消費期限は3年にしてあるので2009年(平成21年)頃買ったものだ;いつも目玉焼きや肉物、ラーメンなど作れば食べる前にふんだんにかけて、ほぼ毎日使うのに・・一向に中身が無くならない、

  • フレットの部分削り

    2023年作の13コースluteは、できるだけ押弦しやすくしたいので、フレットを太いのに替えたが、1コース上で強く弾くとビリつくポジションが出てきた、2コース以下は問題ないが、 事前に各ポジションを押え、次のフレットと弦の離れ具合いを見て、高すぎるフレットを確かめる、削り過ぎるとまた上のポジションがビリ付いて、イタチごっこになる;弦と指板の間に隙間を空けた紙を当て、直線定規で押えながらサンドペーパーで1コース...

  • 電気の通り道

    オーディオ用品には交換するだけ、のような素人でも簡単に扱える部分に高級品がある、オーディオ本を読めば、あれこれ文章で理屈は書いてあるが、 一頃、「アナログ盤は聞こえない高周波帯まで入っているから良いのだ」などど言われたが、科学的な説明は聞いた事がない、仮に入っていたとして、針やカートリッジがピックアップ出来ているのか?あるいは、携帯CDプレーヤーは「電池を替えると音が変わる」とかいう噂も出た;科学的...

  • 2023: X mas cake バタークリーム

    予約してあったX masケーキが届き、昨日いただいた、嗅覚の記憶が一番強く残るそうだが、バタークリームの甘い香りはパッと子供の頃に戻った気分、同じ菓子店に前回頼んだのが数年前と思っていたが、2016年だったので、もうこんなに時が経ったのかと驚き^^; 2016年作る度に飾り付けを変える職人センスが良い、小サイズのケーキでも、細やかに飾れるのはバタークリームならでは、ホイップクリームではこうは行かない、2023年ナイフ...

  • スウィトナー,N響:Mozart 『リンツ』 『プラハ』

    気まぐれに、ふと聴きたくなった曲、今回はLP盤の好録音を久しぶりに・・同じLP盤をまた聴くペースは1~2年に一度くらか、あと何回聴けるだろう^^;まず、DENONのPCM録音で、O.スウィトナーとN響による唯一のセッション録音だと思う、モーツァルトのSym『リンツ』と『プラハ』、 録音会場は荒川区民会館で、多目的ホールらしい響きもPCM録音がリアルに捉えている;シュターツカペレ・ベルリンと録音していた東ベルリン、キリスト教...

  • 振動対策

    レコードプレーヤーは明らかに外部からの振動を遮断して、ハウリングを防ぐ必要があるが、どうすれば効果があるか? 床板がある周波数に共振しやすいなど、原因は複合的なので、いろいろ試すまでわからない、柔らかい畳の上でもハウリングは起こる、インシュレーターとは元々外部からの振動を遮断する、ゴムやバネなど柔軟な素材のはずだが、オーディオ情報ではアンプなど他の機器にも何かと

  • 動物性素材

    動物の細胞組織は、部位によって適した性質に出来ている、外皮である革は硬いもの、柔軟性があるものと様々で古くから利用されてきた、硬いのは靴、ベルト、鞄などに適し、柔らかい鹿革は眼鏡拭きなどに良材、また羊などの小腸はソーセージのケーシングとしてお馴染みだが、撚って乾かし、楽器の弦以外にも丈夫な紐として多用されてきた、 そんな動物性の素材にはいつもお世話になっている、まず、リュートに不可欠なフレットガッ...

  • 3ウェイと2ウェイ

    オーディオの趣味には、あくまで現実的な原音再生を目指す場合と、各々の機器の持つ特性で聴くのを楽しむ、という二派に分かれるかもしれない、フルレンジのSPを使う場合、ユニット固有の鳴き方(クセ)をそのまま聴く事になり、後者になるだろう、2ウェイSPも後者に近いかもしれない、先般のスコーカー帯域の続編になるが、 低音を発する場合、振動板はゆっくり振動し、端のほうは空気が逃げやすいので図①のように面積は広いほう...

  • 丼飯と炊き込み飯

    今日も慎ましい食卓の話^^いつものスーパーにある揚げ物は良くできていて買ってくる、ただ豚カツだけは今風か、肉が分厚すぎる、 これは厚すぎ筆者にとって、ちょうどよい肉と衣のバランスはもっと薄切りで、昭和の豚カツになる;先日の牡蛎フライ丼に続き、ハムカツ丼を作ってみた、ハムカツは厚さもちょうどよく、豚カツよりもこれがいい^^丼ものは汁を濃い味にして、少なめにかけるのがポイント、ハムコロッケが好きなのだが、...

  • 暗譜のための暗譜ではなく、

    名前が出てこない:「あ、あの人よく見る顔なんだけど、誰だったかな・・あ、こっち来ちゃったよ、やだな・・あのすみません、どちらさんでしたっけ?」「ばかやろ、おまえの親父だ」ここまではないけど、よく人の名前を忘れる、ほかにTVでよく見る有名人とか、よく使う物品名とか、当り前に知っていたはずの名前が出てこない;こんなアタマで楽器がやっていけるのか?とも思えるが、名前は忘れても

  • リュート弦の選定計算

    今日はリュート弦の素材の話ではなく、適正なテンションで張る弦の選定法について、リュート弦は異なる素材の弦があり、それぞれ比重が異なるので注意が必要、弦を購入した際、パッケージには弦の直径が記されており、実寸の場合もあれば、『ガット相当径』を品番にしている場合がある、Aquilaの巻弦の場合、

  • リュート:ボウル材の違い

    クラギのボディは殆どがスプルースの表板、ハカランダ等ローズウッド系の側・裏板で例外は少ないが、 リュートの面白いところが、表板はスプルースで共通でも、表板以外で使われる木材が様々であるところ、ボディの裏側は薄い板で球状に作られ、ボウルと呼ぶ、メープル、ウォルナット、ユゥ、アッシュ、ローズウッドなどが使われ、いずれも強度のある素材だが、硬さや比重は様々、ローズウッドが最も硬く重さもある、ユゥは鉛筆の...

  • 多感様式の魅力

    気まぐれに、ふと聴きたくなったシリーズ^^先日の心清める曲の次は欲を出して、心湧き立つ曲がいい、 今日はベルリンでフリードリヒ大王に仕えた、C.Ph.E.バッハほか多感様式の作品から筆者の好きな特選になる、はじめにC.Ph.E.バッハのチェロ協奏曲 A minor, Wq. 170この曲はcembおよびflの協奏曲にも編曲されているが、vcの弦上の技法で書かれており、vcがオリジナルのようだ、vcの開放弦の音が効果的、第1楽章は緊迫したtutti...

  • おかず:メインより添え物

    いつもながら質素な食卓だが、たまたま買ってきた漬物や惣菜が美味しかったり、メインに用意したおかずより添え物のほうでご飯が進んだりする、わさび漬けや辛子漬けなどは切らさないようにしている、 大根おろしは辛みのある、下半分を使うのが好き、ふと、ニラ玉炒めを添えたところ、これがメインになってしまった;ご飯はおかかのふりかけか、お茶漬けで十分美味しい、先日は、からし菜をいただいて、高菜炒めを参考に炒めてみ...

  • 推考:ガット弦のオイル

    今、1ユーロ=157円でお高くなるが、必要な弦がなければ注文せざるを得ない;今後は冬もガット弦は使わないことにしたが、フレットだけはガットが必要で代用に適したものはない、現代作られているガット弦はメーカーによって質が異なる、Kürschnerのフレット用は

  • 心清める曲

    普段から邪念の塊みたいな自分でも、この曲の前では跪き、素直に身を任せたくなる、そんな清らかな曲というのがある、 まず、モーツァルトの『アヴェ・ヴェルム・コルプス』K.618、そこそこ美しい曲というのは数あるが、これほどのインスピレーションはどこから湧いてくるのだろう?と思える、演奏の旅で身につけた要素も大きいと思うが、絶対的な清らかさと情感、高く跳躍する動きも絶妙、たしかに神童の技としか言いようがない...

  • いて座Aスターを回るよそから来た星

    天の川銀河の中心にある超大質量ブラックホール『いて座A*(エースター)』の存在を理論的に証明、さらに周囲を回る星の軌道観測により間接的に存在を確証づけた研究に対し2020年ノーベル物理学賞が贈られた、 you tube:Stars orbiting the black hole at the heart of the Milky Wayそして実際にA*そのものを実像で捉えたのは、2022年に公開された、EHTの観測データによる解析画像だった、過去記事:天の川銀河中心BHの直接画...

  • 雄弁な弦

    クラギのボディはほぼ定型、使用弦も特殊なものはあまり好まれず?定着している、リュートはボディに定型がなく多様、また現代手に入る弦の素材もいろいろあって面白いが、迷うところでもある、 ただし、今作られているガット系の弦には、良い要素より不具合な要素が多く、昔の再現になっているとは考えにくいものがある、筆者はこれらの弦は使用対象外としている、いずれも硬質すぎて、緩いテンションのリュートで振動させるには...

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