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  • 眠れない夢

    今朝起きる前、「床についたけど、なかなか眠れない」という夢を見てしまった、寝ておくべき時にちっとも眠れないという・・; 毎晩、

  • 音楽のために技巧がある

    どんな楽器をやるにしても、テクニックを習得するのは容易ではないが、手のテクニックで音楽が作られるわけではない、「ここはmfで80%くらいに強く」とか、数値化したような意識では音楽にならない、どう弾きたいか音楽像が頭にあって、それを実現すべくシンクロして手が動くもので、地道ににやっている音階など技巧練習も、その下準備である事を忘れてはいけない。 *と言いつつも、つい機械的な作業に陥ってしまう;課題曲など...

  • 知的共存者

    多くの動物から見れば犬や猫は非常に人間に近い、「食べる、遊ぶ、のんびり寝る」のが大好きなのは同じだし、言葉は交わせずとも、通じるところもあり、声をかければこっちの目を見て反応する、それだけで知的共存者と言える。 → ペットじゃなくてyou tube:滑り台で遊ぶ猫人のやる事をすっごく気にして、ちょっと引いたり、また見たり、猫の気持ちがよくわかる、you tube:かりんとうを・・多くの家畜やペットは人が野生種を捕え...

  • リュート:ペグ穴とペグ

    リュートの機能でまず重要なのが調弦のしやすさで、毎回弾く前に何本もの弦を合せる、13コースバロックluteでは24本になる; 製作の際にはペグボックスの両側に穴を開け、このようなペグ穴専用のリーマーで穴を広げる、リーマーは一定のテーパー(傾斜)がつけられており、ペグのツマミ側が太く、反対側に向けて細くなっている、よってペグの方もリーマーのテーパーにぴったり合せて作られる、木工旋盤で円柱状に削った木材をこの...

  • 左手フォーム:建替え中

    バロックluteの課題曲で順にレッスンを受けているところだが、先に進むためにも、ここで土台を立て直す必要が出てきた、左手の問題だが、手から肘にかけてのフォーム(伴って体の姿勢、楽器の構え)から、よくない癖が取れないと、限界がでてくる、目指すのは「音楽」であり、そのために行なう、当面はこれを直しつつ音階練習をする。 リュートでは、技術の修正をやりだすと弾いていた曲がまるで弾けなくなる、馴れたように弾くと...

  • こうすれば良かった

    ちょっとした事だが、案外気付かない思いつきが後々役立つことがある、 *薬の錠剤を密封してあるのはPTPシートというそうだ、いつも処方してもらっている薬はジェネリックで、毎回、一錠+半分を飲んでいるが、錠剤に半分に割る切れ込みが入っていない、シートから出したあと、ニッパーで割っていたが、真ん中で割れなかったり、砕けてしまったりする、錠剤を出す前に、シートの外からニッパーで割ったらどうかと、やってみた、軽...

  • K.ベーム:Mozart Sym 29番& 「ハフナー」

    LP盤は断捨離でかなり減らしたが、残してあった盤を少しずつ聴いている、言わばこういう録音もあったという過去のサンプルになるが・・ K.ベーム指揮、VPOによるこの盤は1979年と1980年録音で、もうデジタル時代に入った頃だがアナログで、DGの昔ながらのサウンドに仕上がっている、かつてはベームの堅牢なモーツァルトが良い、と評価されたと思うが、今聴くと、ずっしり剛力な弦楽に満たされ、木管の色彩感が乏しくモノトーンに...

  • 作る手間と価格

    だいぶ昔の話だが、スペインの有名なギター工房では、何本か作った楽器で出来の良いものは一級品のラベルを貼り、まあまあ使えるものには二級品のラベルを貼って売りにだしていた、工房の前は店舗になっていて、訪れた客が店頭にある楽器を試奏する、「上手いヤツだ」と認めたら、奥からとっておきの楽器を出してきてくれるとか; リュートの場合、製作工程の手間と時間から何本も作るってわけにいかない、作り始めたら必ず合格品...

  • A.フィッシャー、デンマーク室内O:Brahms Sym No.1

    小編成orchによるブラームスのSymで、ヤニック・ネゼ=セガン、ヨーロッパ室内Oの演奏も部分的に聴いてみたが、やはり今までにない新鮮な聴きどころがあるはA.フィッシャー、デンマーク室内O盤になる、全集の最後にNo.1を聴いた、Sym No.1と言えば昔から、第1楽章始まりの序奏を「じっくり重厚に」から「サラリと爽快に」まで、指揮者によってスタイルが多様だった、you tube:フルトヴェングラー、VPO 1952you tube:O.スウィトナ...

  • ウェブカメラ交換

    ウェブカメラは今のところ、オンラインレッスンとオンライン発表会に使うのみだが、今までのカメラがアップになりすぎ、視界が狭く、また実際の動きに対し、画像の遅延が大きいのも感覚的に使い辛かった、 Sanwa Supply CMS-V40BK-3 6200円画面も暗く色彩が地味、買い換えたのは格安の機種だが、同じ照明で随分違って映る、Biligo 1280円程よく広角で、画質は鮮明で明るく暖色、楽器も綺麗な感じ、人の肌つやも少々若く?映って^^...

  • 久しぶりの腕時計

    腕時計をつけなくなって久しい、以前は、駅や公共の場にはどこかに時計があるのが当り前だった、車には電波時計があるし、ケイタイにもPCにも時計があって時刻を知るのに不自由しなかった、しかしこの頃、いろんな場所の公共時計がなくなり、いつも通っている病院の待合室も、また先日、名古屋に電車で行ったが、名鉄駅構内の時計も廃止されてどこにもないのである、JRでも同じようのだが、「スマホなどの普及によリ、多く人が自分...

  • A.フィッシャー、デンマーク室内O:Brahms Sym No.2

    だいぶ日が開いてしまったが、アダム・フィッシャーのブラームスSym全集より、今日はNo.2、これぞフィッシャーとデンマーク室内Oの演奏が映える、全体が

  • 一昨日の「光る君へ」

    1日遅れとなってしまったが、中宮 彰子の発案で一条天皇に式部の「源氏物語を美しい冊子にして差し上げよう」という事になり、美しい紙を集め、書写を依頼したのちに、女房らの手で冊子が作られた、これは紫式部日記に記されている、表紙は金箔の綺羅を施した砥の粉紙のようだ、 本文の紙も料紙と呼ばれる淡い彩色を施した紙、*因みに、今は書道用品として料紙風に印刷されたこのような紙がわりとお安く買える、筆者もこれを買っ...

  • フレット楽器の難しさ

    子供の頃、ギターに触れてみたら、弦を押える指は痛いし、押え損うとビリついた汚い音が出るし、こんな楽器、無いほうがよい、と思っていた; 昔、TVでどこかの大学のクラギ倶楽部が強化合宿しているのを取材していたが、進入部員は特訓をうけ、左の指に血が滲んでいた、痛くても根性で弾くんだそうで^^;完全に間違っている、そんな記憶でクラギを勧められたとき、気は進まなかったのである、勿論、血が出るほど頑張ったりしない...

  • 乾物好き

    昭和の食材に馴染んでいるせいもあるが、乾物の類いが好きで、凝縮された味が良い、魚の干物や、切り干し大根、干し椎茸、干瓢、昆布の入った煮物・・こんなのが食卓に並ぶと嬉しい、 まあ、乾麺も重宝する干し物だが^^おやつでは干し柿や芋の切り干しの半生干しが良い、アジなど鮮度の良い時点で干された青魚は、光沢からして違って美味しい、カマスもいけるv漁港付近の名産として売られてしまうのか、内陸の当地ではお目にかか...

  • 古楽器体験

    先日も講習会で久しぶりにバロックvnやチェンバロを生で耳にした、録音物で聴くとこれらの楽器もピックアップされた音になるが、生で聴くと、もっと耳優しい響きである、 バロックvnの弓熟しは映像からでも様子が掴める、弦と弓の張力が低いバロックvnの反応に合せ、美しく演奏するにはそうなる、you tube:Air on the G String (Suite No. 3, BWV 1068) J. S. Bach, original instrumentsチェンバロは大人2人でひょいと持ち上げ...

  • 確実な練習

    わかっていても、しっかり出来ていないのが標題の件であり、いつも姿勢を正す必要がある;癖というのは

  • O.スウィトナー:Mozart Sym「パリ」「ハフナー」(更新)

    先日はアダム・フィッシャーによる最新スタイルのモーツァルト、「パリ」「ハフナー」を聴いたところだが、A.フィッシャー:Mozart Sym「パリ」「ハフナー」また聴いてみたくなったのが、オットマール・スウィトナーの同曲である、久しぶりにLP盤を廻した、 1968年の録音らしいが、これほど快速、涼やかで引き締めた演奏は当時、スウィトナー以外の指揮者では聴いた事がなかった、「パリ」は今もスウィトナー盤とフィッシャー盤が...

  • 今村泰典講習会 2024

    昨日は事前に案内をもらっていた「今村泰典講習会」に聴講で参加してきた、 →拡大今村さんはリュート属の各楽器と、鍵盤奏者でもあり、受講対象はリュートほか古楽全般になる、筆者は少し遅れて着いたので、すでに始まっていて、バロックvnとチェンバロが心地良く響いていた、イタリア初期バロックの作品で、ソロと通奏低音、両者が受講中だった、ソロはこの頃の歌唱法にもある書法だろうか、チェンバロの通奏低音はこのとおりバ...

  • 軽量秤

    長く使っていた軽量秤が壊れた(指示値が安定しない;)、随分前に東急ハンズで買ってきた結構お高い物だった、 もう一つ小型の軽量秤があって、China製だが指示値は意外に正確だった、料理の塩の分量、あるいはレコードプレーヤーの針圧確認には便利だが、小型過ぎて弦の重さを量るのには使いづらい、新たにちょうど良いサイズのを購入、1円玉を乗せたら小数点以下までピタリ 1g 、(*1円玉が正確に作られているのにも関心する^^...

  • 昨日の「大相撲」と「光る君へ」

    寝る前のTVは至福の時間、どちらも録画しておいてじっくり見た、大相撲は速報も見ずに・・大相撲9月場所は2人の大関が星が上がらず苦しい場所だったようだ、上位力士はほんと大変; 貴景勝はついに引退、平成8年生まれでまだ20代だが、身体を使い果たしたという感がある、立行司:木村庄之助も定年、式守伊之助の期間が長く、なぜもっと早く庄之助に昇進させなかったのか、協会が理解できない、今年注目を集めた大の里と、十両で出...

  • オーディオ機の見た目

    宝石店に行ってショーケースにいっぱい並ぶ宝飾品はじつに見事だが、1つだけ買って帰っても、ポツンと小寂しく見える・・やはり数そろえないと;オーディオ機の中にも非常に目をそそるものがある、逆に飾りっ気なく真面目な機材っぽく見せる、オールドな外観にする・・というのも戦略だろう、 マッキンのツマミは昔風に統一、実用一辺倒の人には関係ない話だが、機能美を含めたセンスの良い?ものもあれば(機能美っぽく見えても本...

  • 宇宙の距離を知る(更新)

    筆者の小中学校の頃の音楽の授業といったら、前にも書いた通り古いものだったが、理科も同様だったかも・・中学の教科書にアンドロメダ銀河の写真が載っていたが、 センセは「これは宇宙にあるガスの渦巻きだ」と言って授業終り・・「何だって!?」、すぐにセンセを追いかけ、「これはガスじゃなく、我々の銀河系と同じ星の大集団だよ」と言ったら、「そんな事は遠すぎてわからへん」と誤魔化す・・返す言葉もなく諦めた;;勉強...

  • 良い楽器にたどり着くまで

    ピアノのような楽器は品質は安定しているほうだと思うが、天然木材が使われる以上、必ず鳴り方などに個体差は出る、その中で良い楽器に当るのは巡り合わせだろう^^;さて、筆者のリュートは「これは素晴らしい」という楽器に出会うまでが長い道のりになり、運にも左右される;;楽器は優れた製作家によるものから、某国から出ている量産タイプまで・・実際手にしないとわからないが、まともに使えない物が今も出回っている、よくわ...

  • 常連客

    店舗というのは様々あるが、中にはほぼ常連客(固定客)で成り立つ所もあるようで、独特の空間かもしれない。たとえばクラギの専門店などは、高級楽器がショーケースの中にズラリと並び、一端の腕で試奏できて、経済的にもゆとりのある人じゃないと入って行けないような^^; 店主とは顔なじみで、「良い楽器が入ったら知らせてほしい」とかいう間柄だったり、使っていた楽器も引き取ってくれたり、買い換えてプロ以上に高級楽器を...

  • 人の眼とカメラ

    カメラの仕掛けは人の眼と共通する部分が多くあるが、一長一短で異なるところもある、カメラの場合、レンズの向きを急速に動かしながらシャッターを押すと画像が流れ、ブレた状態に写るが、人の眼ではブレた様子は見られない、これは眼球の向きをパッと移したとき、途中の流れる映像を脳がカットして、移動する前と後の映像のみはっきり見せる「サッカード抑制」と言われる働きで、詳しいメカニズムはわかっていないらしい、 加齢...

  • 紫式部vs清少納言

    平安時代の記録は乏しく、大河「光る君へ」の脚本も様々な説や可能性をもとに創作する部分が多いだろう、清少納言は仕えていた中宮、定子が亡くなった後、女房の職を辞して、再婚相手・藤原棟世の任国摂津に移ったとされる、その後宮中に復帰する事なく、入れ違いに次の中宮、彰子の女房となった紫式部とは面識をもつ機会はなかったという説もある、 清少納言しかし宮中では会わなかったとしても、プライヴェートに会った可能性ま...

  • 値引きのお惣菜

    いつも慎ましい(貧しい)食生活に変わりはないが、小忙しかった日は晩のおかずも作る気力がなく、スーパーのお惣菜で揃えたりする、値引きシールが貼られる頃・・よく売れるものは品切れだが、天ぷらの売り場でよく買って来るのが「ちくわの磯辺揚げ」、ちくわでも何でもいい、天つゆを付けて食べりゃ立派な天ぷらで美味しい^^ すき焼きをするときも、牛肉がちょっと足りないと思ったら、冷凍しておいた豚肉を混ぜる、一緒に煮ち...

  • 宿敵のテーマ

    先日はJ.ウィリアムズがスターウォーズのために書いた、敵側の「帝国のマーチ(ダースベイダーのテーマ)」について取り上げたが、やはり敵方にも魅力な要素があって、作品も面白くなるのである、→ 2つのマーチ日本でお馴染み「宇宙戦艦ヤマト」においても敵側の音楽が魅力で、旧作の頃から宿敵ガミラスのデスラー総統が人気キャラクターとなり、当時、音楽は宮川泰氏が担当した、「デスラー襲撃」は新録音になる、(*以下、音量差...

  • 参考に出来ない動画

    今はyou tubeのお陰で、良い演奏で見稽古することもできるが、参考に出来ない動画も少なくない;たまたま見つけたこれだが、奏者はギター教室の先生なのだそうだが、リュートは趣味として始めて間がないのだろうか?正式に学んだ弾き方ではない、調弦が合っていないだけでもド素人っぽくきこえる;爪の音がまともでキンキンしている・・これは置いといても、音楽的にプロさんと言える域ではない;左手も古いギター奏法?の癖が出て...

  • リアルタイム

    美術・工芸は作品が静かに目の前にあって、じっと鑑賞するもの、しかしスポーツや音楽はリアルタイムで目の前で実演するもの、0.何秒という一瞬の技を決める必要もある、失敗するとスポーツでは怪我をするリスクもあり、見ていて怖かったりする、楽器でそれはない分、安心だが→ 一番苦手な事をやっている何度も練習して、何がまずいのかも考えて、成功率を上げていくしかない; 曲が快調に進むべきところ、技術的難所や素早い装飾...

  • 「声」の出ない弦

    昨日の日中予想最高気温は35℃だったが、クルマの外気温計は37℃になっていた、まだ当地は夏真っ盛り、しかも湿度が高い;朝一番に「衣類乾燥モード」で湿度を下げている、とてもじゃないが「ガット弦」など使える環境じゃない;以下の弦をリュートに使う人は今どれほどいるのだろうか?ドイツの弦ショップ(MUSIC-STRINGS.DE)では扱っているが、やたら高額で;筆者は一度試した後は使っていない、ガット製ならば

  • 旧型機のリモコンを使う

    プリメインアンプとCDプレーヤーはメーカーのローエンド機を使うようになって久しい、これらにあれこれ拘る気はまったくなく^^難なく機能すればそれでいいv今使っているのはDENONのDCD-600NEとPMA-600NEだが・・リモコンが両機とも共通になり、1つ余る事になる; 不便なのはCDプレーヤーのトレイ開閉ボタンが省略されて、本体のボタンで開閉するようになった・・これは中途半端;聴き終わってCDを取り出す際、リモコンを押してト...

  • 2つのマーチ

    VPOのニューイヤーコンサートはじめ、ヨハン・シュトラウスを取り上げた演奏会の最後は「青きドナウ」を演奏し、父ヨハンの「ラデツキー行進曲」で締めくくるのがお決まりである、楽しいコンサートもこれでおしまい・・と聴衆も納得済み、 you tube:J. Strauss I: Radetzky March, Fricsay (1961)映画音楽の傑作を数多く書いた、ジョン・ウィリアムズ自身が指揮をした、VPOとBPOのライヴ盤があるが、いずれもスターウォーズの「...

  • 大人から始める楽器

    大人になってからでも、取り組みやすい楽器ってなんだろう、いろんなサイトを見るとじつにまちまちだが、大抵、1番に挙がっているのがピアノ、というのが意外だった、 もちろん、ショパン、リストほか高度な曲を弾くとなれば最高に難しい楽器になるが、易しく弾けて美しい曲、粋なムードを演出できる曲など楽譜も豊富にあって、何曲か弾ければ・・「素敵な人」になれそう^^楽器を抱える必要もなく体への負担も少ないかも、鍵さえ...

  • A.フィッシャー:Brahms Sym No.4

    アダム・フィッシャーの小編成orchによるブラームスSym、今回はNo.4 ホ短調を聴く、 A.フィッシャー指揮、デンマーク室内O第1楽章は従来の演奏に多かった、じわっと緩やかに入るやり方ではなく、さらりと区切りが入り、リズミカルなほどに進める、澄み切った清流を思わせるサウンド、終結に向け、エネルギッシュに巻き込む、timpはミュートをかけて余韻を押えた響きだが、これがひじょうに良い効果、第2楽章[84]~そして[88]から...

  • 歌う弦

    リュートの1コースは「歌う弦」とも言われ、奏者にとっても魅力的な音であってほしい、練習意欲のためにも・・この13コースluteは弦を選ぶようで、いろいろ試した結果、 1、2コースをGamut社のナイロン弦にした、振動の精度も余韻の出方もちょうどいいv(他社のナイロン弦は音が鈍る)・・と思って、しばらく経つと「音色がねばっこい」かなと感じだした、クラギみたいにツヤがありすぎるような?・・(まあ聴く人には大した違い...

  • リュート:手縫いストラップ

    修理から戻った11コースluteだが、それから一度も弾いていなかった; これに使っていたストラップだが、ピンに掛ける部分がだいぶヘタってきて、外れやすかった、合成革に穴を開けていたが、あまり耐久性はない、本革でもたぶんヘタってくるだろう;手縫いで作り直してあったのを取り付けた、今度は掛ける部分は全てケブラー糸にした、これなら半永久的v長さ調整にはアジャスターを使った、調整は一番手早くできるv布ベルトも伸縮...

  • A.フィッシャー:Brahms Sym No.3

    次にアダム・フィッシャー、デンマーク室内Oのブラームス、Sym全集を取り寄せた、室内編成規模のモダンorchで、ブラームスのSymを聴くのは当盤が始めてとなり、どんなアプローチなのか興味深いところ、 録音:2021年、2022年 NAXOS*ちなみにピアノ協奏曲No.1では、ラルス・フォークトが室内編成のorchと録音している、→ L.フォークト:Brahms Piano Con No.1さて、この全集を聴くには一定レベル以上の再生機と、静寂が必要、細密...

  • 楽譜の補記

    鉛筆の消しゴムは消し屑が出て、よく紙の下に転がり込んで、また書き損じしていた;昔の消しゴムはその名どおり天然ゴムで、あまり使うと紙面も傷んでいた、インクも消せる砂入り消しゴムもあったが、紙を削るわけで下手すると穴があいた; プラスチック消しゴムが登場してから、よく消えるし紙も傷めにくくなった、ただ融解性があり、消し屑を放置すると、落ちた所にこびり着いてしまう、ピアノの譜面台などツヤ面によくくっ着く...

  • ピアノを「黒」にしたのは日本?

    ピアノと言えば例外もあるが「黒塗り」なのが普通、素朴な疑問でなぜ黒なのか調べてみた、 ピアノも昔のヨーロッパではチェンバロやフォルテピアノのように突き板を貼った木調仕上げだったが、木目がちぐはぐにならないよう揃える必要があり、その材料だけでコストがかかるものだった、フォルテピアノ(Johann Andreas Stein モデル)*ちなみにリュートの裏面のボウルは突き板同然に薄いが、同じ木材から連続して切り出した板が使...

  • A.フィッシャー:Mozart Sym「パリ」「ハフナー」

    モーツァルトのSym全集はK.ベーム、BPO盤が最初だっただろうか、このがっちり筋金入りの演奏もわるくはないが・・今では随分古くさい、モーツァルトでもお気に入りの内容で揃った全集は少ないかも?古楽器orchによるJ.T.リンデン指揮の全集は持っていたが、曲ごとの魅力を捉えた完成度がイマイチ、急拵えの感がある? J.T.リンデン指揮:モーツァルト・アカデミー・アムステルダム新感覚で曲のツボを捉え、緻密に楽しませるフィッ...

  • A.フィッシャー:Beethoven Sym No.3「英雄」(更新)

    アダム・フィッシャーはデンマーク室内Oを指揮して、ベートーヴェン、モーツァルト、ブラームスの交響曲全集を完成させている、この内ベートーヴェンは手元にあるが、あとの2点もぜひ集めたいところ、ベートーヴェンの全集も時折しか聴いていないので、あらためて「英雄」から聴いてみた、 室内編成のorchでベートーヴェンSymを録音するというのはかつてN.アーノンクールが行なって以来、珍しいものではなくなり、先日のH.ブロム...

  • 爪切りから始まる

    リュートの練習はまず爪を整え、楽器の調弦をしっかり合せ、それから始まる、体がだるい日はこの準備から気が重く「今日は休もうか」と思ったりするが・・;爪切りをすれば、続きもちょっとやろうか・・という運びになる、始まりの気力づくりの問題^^;しかし、体調と頭の巡りには波があるようで、いくら弾いても調子が出ない日もある、 リュートの技法には爪が弦や指板に当らないよう、両手ともギリギリまで切り、さらに角をヤス...

  • 一番苦手な事をやっている

    筆者は子供の頃から、身体もオツムもslowlyで、勘が鈍い事を自覚していた、ほんとに「ドンくさい奴」、小学校からずーっと体育が苦手で、走れば遅い、ボールを使った競技は特にダメ、投げれば飛ばないし、どっちへ行くかわからない、器械体操もまるでコツが掴めない、できる子は体が勝手に覚えていくみたいだが・・*器械体操と言えば、女子の平均台;よくこんな危なくて怖そうな競技があるもんだと驚く;;^^you tube:夢はオリン...

  • 湿度計はよく選ぶこと

    今朝は蒸し蒸しして早く目が覚め、除湿をかけてもう一眠りした;台風10号に連なる雨雲は本州全体を覆っている、 ひまわり:水蒸気画像 29日8:30さて、先日の続きになるが、→「湿度計:どれが正しいの?」ホームセンターなどに、温度・湿度計はいろいろ置かれており、どれも温度の指示値は概ね正確だが、湿度の指示値にはばらつきが多く、たまたま買ってきた湿度計をそのまま信用はできない;10%以上狂っているのがざらにあり、一...

  • 古典派以後のトリル

    トリル(tr)という装飾法は長い時代に渡って使われるが、各時代によって奏法や音楽的効果(意味合い)も変わってきている、バロック期のtrについては先般、だいたい書いた、→ バロックのトリルは上接音から前期古典派に当る、C.P.E.バッハ、父モーツァルト、J.J.クヴァンツはそれぞれの楽器の奏法について書いた著書を残しているが、いずれも「上接音」からと記しており、掲載された譜例もそうなっている、 これ以後はどうだった...

  • 湿度計:どれが正しいの?

    台風10号の北側、太平洋側には湿った空気が流れ込み、やたら湿度が高い、 「ひまわり」水蒸気画像 27日 7:30昨日、ホームセンターで温度・湿度計を追加で買ってきた(下写真の④)、取り説を見ながら初期設定をやったが、わかり辛く手間取った、これだけで汗をかき、脳を使うだけで体がヒートアップするのがわかる;(仕事がクッソ忙しく、イラ立つと真冬でも汗をかく)さて、うちにある湿度計4つを同じ場所に置いて指示が安定する...

  • ブロムシュテット:Beethoven Sym No.3 「英雄」(更新)

    ベートーヴェン Symの演奏にも歴史があるが、you tueなどの映像で初めて気付くことがある、Sym No.3「英雄」の場合、ホルンを3本要するほかは2管編成である、しかしカラヤン指揮のBPOではホルンのほかも3人、4人と管が増強されている(ソロ部分以外は1つのパートを2人で演奏する)、過去にはこのようなパートの増強がよく行なわれていた、弦楽が強化されていた分、必要だったようだが物量的な響きは味わいを損ねるようだ、 you tu...

  • お客さんとリュート爺

    お客/爺 「ま、お茶でもおあがりやす」「おおきに、しかし今年もえらい暑おましたな」「ほんま、何かでけるのんはもうちょっとしてからですわ」「ところであんさん何か趣味はやってはりまっか?」「やってまっけど、いやーあんまり知ってる人いてませんけどな、ちょっと待っとくれやす・・年寄りの道楽で、こんなん弾いてます」「わちゃー!何でっかこれ、いや楽器ちゅうのはわかりまっけど、ぎょーさん弦張ったりまんな、これ1...

  • Haydn Sym:全集BOX CD (更新)

    作曲家のある分野の全曲をまとめた全集ものというのはこれまでいくつか購入したが、満足のいくものは少ない、まず、いくつかの演奏者をカップリングした寄せ集めは初めから欲しいと思わない、NAXOSから出ている全集はその典型だが、 初の古楽器orchのみのハイドンSym全集であるこれはC.ホグウッドとF.ブリュッヘンの録音を中心としたもの、L'OISEAU LYREとPhilipsがDECCAの傘下に入り実現したものだが、ホグウッドとブリュッヘン...

  • バーチャルリサイタル

    まだだいぶ先だが、12月にリュート教室のオンライン発表会を行なう予定、コロナ禍の置き土産で、全員がオンライン環境が整い、Zoomの会議形式で行なう、遠方の生徒も直接集まるより参加しやすいと思う、 久しぶりに教室仲間とお会いできるのは楽しみだが、どの曲を弾くか選び、練習しなければ・・;このところ、何処かへ出かけて弾く、というのは諸事情で出来ていないが、そんな場ではいつも不安渦巻きながら弾いている;一度でい...

  • T.ファイ:Haydn Sym No.90,92 (更新)

    トーマス・ファイ指揮、ハイデルベルクSOのハイドン Symシリーズは始まった頃より、楽譜どおりに、きちんと演奏する20世紀の常識?を覆し、作品の本質を解りやすく具現化する先導者だったと思う、 クラシック音楽の楽譜に対し、即興的な変化を加えるのも禁止されたような時期もあったが、そんな大理石の彫刻のような絶対的なものではなく、作曲家自身が改訂稿を書く事もあったし、演奏者が即興的な変化をつけるのは、古典派、ロマ...

  • マクワウリ

    38℃という(当地での)猛暑は峠を越えたかもしれない?しかし35℃越えの日はまだまだあるだろう; マクワウリをもらって久しぶりに食べたところ、ちょうど甘く熟した頃合いだった、嗅覚で感じたものは、最も強く過去の記憶を呼び覚ますというが、マクワウリの風味は昔馴染んだ頃を思い出し、香りはマスクメロンより好きである、マスクメロンも嫌いではないが^^葡萄も今は巨峰を買ってくる事が多いが、時折デラウエアも買う、小粒で...

  • ファニーとクララ (更新)

    優れた曲を残しながら、現代は演奏される事が少ない作曲家は多くいる、といつも書いているが、女性作曲家もここに含まれるだろう、今日は過去記事のリメイク編となる、 まず、プロの女性作曲家を2人、これらの曲を作曲者を知らずに聴いたとして、女性作曲家だと気づける人はいないと思う、芸術の絶対性に対し、それに携わる者の性別は関係ないというところだろうか。(*女性らしい細やかな視点で作品を書くのは尾崎亜美、松任谷由...

  • 「ハ長調」って弾きづらい

    ギターはハ長調の独奏曲は案外、左手の押えがやりづらく、また楽器が響きにくい調でもある 、主音の

  • A.フィッシャー:Haydn Sym 99,軍隊,時計

    Naxosから出ているアダム・フィッシャーのハイドン後期交響曲シリーズの第3集が出たので取り寄せた、 このCDに添付された、八木宏之氏による日本語解説書には、20世紀からの古典派演奏の変遷が書かれており、概ね周知なところだが、歴史的知識に基づく演奏(Historically Informed Performance)を略して「HIP」と表記しているので、ここでも借りる事にする、ベーム、カラヤン、ヨッフムなど20世紀の巨匠らが演奏したハイドンは、...

  • 冷気の撹拌

    当地では今日も明日も38℃まで上がる予報、深夜~明け方でも30℃近い;しかも湿度が非常に高いので不快指数は最悪、日中出かけて帰った時と夕方の2回、シャワーを浴びて着替えている; お盆の墓参りも日中は避けて夕方行った、墓は地元に移したのですぐ近くだが、昔は親父の地元にあり、伊勢だったので、毎年こんな暑い中、親戚の家に泊まりがけで行っていた;;気温の高い時ほどエアコンの冷気は下に溜まりやすいのだろうか、どう...

  • まるで使えない楽器

    今は初心者向けの(国産)量産ギターも、一応使えるように各部は支障なく作られるが、昭和の頃は、形だけそれらしく出来ていて、まるで使用に耐えないギターがその辺で売られていた(弾きづらく、音はチープでフレット位置も狂っていたり;)、値段から言えば粗悪品でも文句は言えないモノだったが; リュートの国内での黎明期には、外観はちゃんとして見えるが、正しい構造もわからずに作られた楽器が出ていた、まともに鳴らず弾...

  • 楽器に必要な体力

    時々刻々と体は老化していく、1日経てば1日分・・;体に故障が出てこない前提で、楽器はいったいいつまで弾けるだろう、と気にはなる、 ヴァイオリン、ピアノでは高齢となった奏者がバリバリに演奏しているので、かなりいけそうだ、しかし、体のどこかに負担のかかる楽器もあるだろう、管楽器や声楽は長く安定した息(横隔膜の力)を要するので体力が影響しやすいかもしれない、クラギは左足を足台に乗せるという姿勢が若い頃から...

  • ピアノ協奏曲「第1番」:どれが好き?

    人の感性は様々で、クラシックの曲も何かのきっかけ(刷り込み)で受け入れ態勢が出来て好きになることもあれば、まったく自分で「いい曲見つけた」という事もある、一期一会で出会い方も影響するだろうか、 ピアノ協奏曲で人気のある曲、あるサイト情報で順位は、1.ショパン|ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品112.ラフマニノフ|ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品183.ベートーヴェン|ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73《皇帝》4....

  • 助かるブログサーバー

    当ブログにはたまにリュートの録音をリンクで挙げているが、保存先は「TypePad」という別のブログサーバーを使わせてもらっている、 随分前に利用登録したが何年になるだろうか?TypePadはサービス終了との情報があり、現在は新たな登録は出来なくなっているが、過去に登録した人は今も使えるようだ、助かるのは音声やpdfなど容量の大きなファイルも手軽にアップできて、ファイルを直にリンク先にできるところ、記事自体を削除し...

  • ずる休みも正当

    犬や猫も人に負けないほど感情を持っていて、ストレス病になったりする、しかし社会的義務は持っておらず、その意味での心労はないだろう、犬関係、猫関係ではあるかも; 人間に生まれると、集団の中で義務を背負う生き方になる、仲間はずれにならないよう他の人と同じようにやらねば、と無理をして精神負担で心身を崩す、体のエネルギーは約20%(酸素消費は半分とも?)、脳に持って行かれるそうなので、精神疲労は大きなもので...

  • フーガの楽しみ

    フーガ作品にも様々な構成法があって、厳格なフーガを一旦終え、自由な形式の嬉遊部を置く事が多い、これは単に「フーガはお休み」と気を抜く所ではなく、ずっと惹き付ける音楽であるべき、お馴染みのバッハ、無伴奏vnソナタBWV1001のフーガはその形で、フーガと交互に出る嬉遊部も霊感を秘めている、 you tube:J. S. Bach - Sonata per violino solo n. 1 BWV 1001 - Isabelle Faustリュートのためのフーガは本当に数は少ないが...

  • 小指を着ける

    大河「光る君へ」では、平安仮名、漢文ともに書のシーンがある、ヒロインの紫式部や清少納言の作品は後世の写本が残るのみで、残念ながら本人筆跡の原文は失われているらしい、なお、藤原道長の書いた文書は残っていて、あまり達筆ではないようだ、官僚として実務的な筆跡というか、 → 藤原道長御堂関白記より現代では現存する平安時代の名筆のファクシミリが出ており、それらを手本に基礎を学ぶ、名筆家の書は流麗な中にも節目が...

  • 集団の行方

    過去に、中部圏の人が集まるクラシックギターの会があって、そこに入会していた時期があった、多いときで60人超えだっただろうか?親子参加もあり、男女半々くらい、催しをやるには結構大きな会場を要した、会員以外の臨時参加もOK、集まるのは発表会を開くときくらいだが、すごい長丁場になる; 大所帯になると、全員の名前は憶えられない、話の合う人同士の小グループもできてくる、楽しみでやっている趣味の会でも、みょうに熱...

  • 修理完了:11コースlute

    昨日も日中36℃まで上がった、これでもまだ当地では暑すぎないほうだ;;奥清秀さんに頼んだ、11コースluteの修理が完了し、ゆうパックのセキュリティサービス(補償付き)で送ってもらった、 東京から夜間に移動した翌日の14時半頃に届いた、一番暑い時間帯だったが、心配したほど荷は熱くなっておらず、冷房のかかった車室で運ばれたようだvM.オッティガー作の楽器で、指板を削り、弦高をぎりぎり低く下げてもらった、この楽器は...

  • 速度と音楽表現

    ベートーヴェンがメトロノームを使うより前は、演奏の速さは言葉だけで記された、 演奏の設定により、テンポは様々に捉えられるが、音楽的に「確かにこれも良いな」と納得できないといけない、バッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻より No.2を、最初にクラヴィコードによる演奏を挙げるが、ピアノの先祖で弱音ながら強弱がつく、楽譜の骨格となる音もピックアップして弾ける、もしかしたら最も純粋に聴けて良いかも、you tube:J....

  • スポーツ中継

    子供の頃から、TVでスポーツ中継を観るのには興味が湧かず、特に野球のナイターが入ったりすると、好きな番組が中止になって面白くなかった、大抵時間延長になるし;世の中なぜ、猫も杓子も野球好きなのか理解できなかった。近年はBS放送に移され、影響はなくなったが、 スポーツ庁、令和3年調査に基づく人気スポーツランキングは以下のとおりで、1位の野球が占める割合は依然高いようだ、1位:野球2位:サッカー3位:マラソン、...

  • 老朽化(古びた味?)

    屋外の日光や雨にさらされるものは、耐久性が考慮されているが、さすがに瓦や外壁材は大したものvカーポートの透明な天板は「アクリル」か「ポリカーボネート」で、今は後者が主流らしい、うちのカーポートはヒビが入ったのは知っていたが、先日ついに一部欠落した、(廃屋でよく見かける状態;) かなり前から透明じゃなくなっている、耐用年数10年程らしいが、それよりずっと持ったので良しとして^^今は端っこだけなので、もう...

  • 動画サイトには「聴ける」演奏を

    ちょっと昔は、まともなリュート譜を集めるのも一苦労だったが、今はいろいろと集められるようになった、しかし、多くの作品は筋道を踏んで研鑽を積んだ奏者じゃないと手が付けられない、 学習者向けの易しく書かれた曲でさえ、満足に聴ける演奏をするのは容易ではない、楽譜は沢山集めたので、次々弾かなければ・・と思いがちかもしれないが、プロでもそう易々とは扱わない、基礎もないまま、我流でガサガサ弾きまくっても音楽に...

  • 一生飽きない曲

    人間は同じ事の繰り返しには大抵飽きてくるが、音楽には薬物依存?のように;時が経つと「そろそろ聴きたい」という曲がある、曲の内容は憶えていても、飽きる事なく一生聴ける、というのが「Classic」と言うべきかもしれない、2,3度聴いただけでは味わい切れない深い内容がある、「ドイツ3大B」の1人、ブラームスの4つのSymなど、その典型かと思う、バッハもベートーヴェンも、自らが満足し、「わかる奴だけ聴けばいい」と言う...

  • オカルト系は除外

    宇宙や科学にも関心があって、時折記事も書くが、科学・自然・雑学ネタ元の新着ニュースなど情報は信頼できるサイトから得たい、「事実であってこそ興味が湧く」のであって、NASA、esa、国立天文台、大学の研究グループ、ほか信頼できる情報サイトしか見ない、過去情報との関連や進展も興味深い、 さて「オカルト」とは本来、神秘、超自然なものをさすが、日本では空想的で信憑性の怪しい事も含む用語となっている、UFOだの超常現...

  • 133億光年彼方の球状星団

    これまで『球状星団』の話は何度か書いてきた、天体に興味をもった小中学生の頃、この年老いた星が密集しているという球状星団とはどんな存在なのか、星の疎らな散開星団とはどう違うのか?よくわかっていなかった、また当時の球状星団の撮影画像はぼんやりした球状の塊にしか見えなかった、個々の星を鮮明に分離して見られたのはHSTが運用されてからである。 へびつかい座 球状星団NGC 6355→ 拡大のちにビッグバン宇宙論による、...

  • 重奏・合奏はやらない

    昔、クラギを弾いていた頃、仲間らと3パートくらいの合奏をやっていた、曲は馴染みのあるクラシック、ポピュラー、文部省唱歌まで・・ 主旋律、内声、低音伴奏くらいに自分達で楽譜を作り、ギター合奏でどんな雰囲気になるか、そこは面白くもあったが、全員が揃って練習できる事は少ないのが難点だった、ギター2重奏ではF.ソルがオリジナルを書いているが、奏者の交流目的みたいで?とくに聴きたいと思える内容ではなく、レコード...

  • 寝るのが楽しい

    夜の10時過ぎても屋外は31℃!酷暑続きだが冷房の強めすぎも避けたい、 6月、エアコンが壊れた日、別室で寝たが、けっこうよく眠れた、ベッドは余った布団の置き台となっていたが、床に下ろして寝られるようにした、南向きに寝ると室内機が顔の上にくるので北枕;小狭い部屋なのが落ち着く、日替りでこっちで寝てもいいv室温は下げ過ぎず、Tシャツと短パンを寝巻きにしている、これらは合繊だが隙間を空けた織り方で空気が通り涼し...

  • 名古屋場所:千秋楽

    13日目には酷暑のなか、さんざんな思いで行ってきたが、 大相撲名古屋場所:13日目(観戦)翌日から盛り上がる展開となって、行くんなら14日目か千秋楽が良かった^^;これなら暑いどうこうも気にならず、帰りの電車も間違えなかったかも;隆の勝は新鋭大の里を破って12勝、優勝の可能性を残す、you tube:大相撲 隆の勝ー大の里<令和6年名古屋場所・千秋楽>琴櫻が照ノ富士を破り、隆の勝と相星にさせて、優勝決定戦へともつれ...

  • 速く弾く練習

    バロックluteでは、様々な舞曲が続く組曲を弾く事が多い、代表的な舞曲のテンポは、 アルマンド(中くらい) クーラント(速め)サラバンド(ゆっくり)ブーレー(速い)メヌエット(中くらい~やや速め)ジーグ(速い)といったところ、ほかにヴァイスでは単独曲で「アレグロ」、「プレスト」と題された曲もある;やはり(速い)曲はそれなりのテンポにするのが聴かせどころだが、ただ突っ走ってもいけない、始めは表現と技巧に...

  • 大相撲名古屋場所:13日目(観戦)

    とにかく、チケットを買ってあったので行ってきた、連日「満員御礼」ではあるが、 しかし今度の名古屋場所は盛り上がりに欠ける、尊富士、大の里が優勝した場所に対し、祭りの後みたいな;今場所も休場力士が多く、役者がイマイチ足りない、豊昇龍の休場は、昨日会場で知った、照ノ富士は久しぶりに休場せず、星をあげてそれは良いのだが、大関以下が不調すぎるようにも思える、星をあげた人もいるが大活躍には至っていない、席を...

  • 聴き誤る曲

    とくに日本の我々世代はリズムに弱いようだ、律儀に打つ4拍子が染みついている;3拍子も4拍子も1つずつ強拍のように打ち、大きなまとまりとして捉えられない、3拍子も3等分して伸縮がつけられない・・そんな音楽教育しか受けていない; またアウフタクトとかシンコペーションなんで日本音楽にはないと思うし;最初に出た音が1拍目だと捉えてしまう、一度間違えて捉えるとそれが頭から消えない;(楽譜を見て自分で弾く曲ではそん...

  • バロックluteのバス旋律

    バロックluteの曲もまさしくバロック様式で「通奏低音」の音楽である、低音コースの数が多いのもこの様式に応じた機能である、 6コース以下は音階調弦楽器の機能上、バスは概ね開放弦で弾くので、バス旋律は簡素であるが、上声とは異なる動きをする「旋律」である、ちゃんと聴く人はバス旋律も耳で追っている;当然、旋律には表情をつけないといけない、実際出来るのは「強弱、音を延ばす、短めに止める、」だけになるが、バス旋...

  • 忍び寄る誕生日

    昭和の頃は背中の曲ったお年寄りをよく見かけたが、今は殆ど見かけない、食糧事情か、何の違いだろう?漫画「サザエさん」の父、磯野波平の年齢は54歳だそうで、昔の定年前だが、現代の60歳前後のほうが若く見える、とても「爺ちゃん」なんて呼べない、 今月が誕生日だが、また1つ歳が増える、しかしこの日を境にガクンと衰える事はないので気にせず、やり過ごしている^^;町内の行事で、厄年になった人の「餅巻き」には出たが、私...

  • 電線

    電線というのは損失少なく電力を送れば良い、ただそれだけのものだと思うが、オーディオの世界では線は太く抵抗は少ないのが良い、また金属素材で音質が変わる(良くなる?)云々が取り沙汰される、たしかに長い線を何回もくるくる輪っか状に巻くと、コイルになり、高周波信号に対し抵抗が強くなる、しかし接続線をそんな状態にする事はないので、問題ない、 先般も電源ケーブルを替える話を書いたが、電源ケーブルと電源ノイズそ...

  • 集中攻撃

    前に少しの間、録音アップした曲だが、何度やっても上手く弾けない所がある、 下行スラーが解放弦に移るトリルは音が乱暴になりやすいのと(下行スラーのやり方には秘訣がある)、続きの音に滑らかに繋がらない、指が隣の弦に触れて音が出ない・・運指はよいと思うが、確実性がなく、うまく行かない癖がついてしまった?本当に1mm以下の事だが、なんとかしないと・・;確実な動きの癖がつくように、思い切りスローに集中攻撃で練...

  • Bach:ブランデンブルク Con (My Best盤)

    バッハのブランデンブルク協奏曲はどれだけ集めたか思い出せないが;今後も聴きたいと思う全集盤でMy Bestを絞り込んでみた、まず外せないのは、古楽奏法による演奏で初めて出た、グスタフ・レオンハルト指揮の全集でアナログ期後期のものだが、古楽の専門レーベルだったSEONは楽器の特徴を鮮明に捉えていた、 同時期にまだ出ていた従来タイプの演奏、参考:パイヤール室内Oyou tube:バッハ:ブランデンブルク協奏曲 第5番 ~第1...

  • 大相撲名古屋場所 2024

    大相撲は昔からの伝統を守り、力士は髷を結い、行事や呼び出しの装束も変わらず、土俵の上は神事に則った作法に終止する、「中入り」とか「千秋楽」とか、芝居の興行と同じ言葉が使われ、他の格闘技にはない風情があって、見たいなという気持ちにさせる、もちろん各場所での展開は15日間、じりじりと進む、番狂わせや予想もしなかった力士が優勝したり、これも醍醐味である、さて、26日に行く予定の名古屋場所、序盤から残念な状況...

  • 嗜み

    「たしなむ」と言うのは「その技芸を身につけている」という意味で、教養人がある程度モノにした、披露する価値のある芸事なのが普通の捉え方である、 アマチュア(愛好家)と言えるのは、本職ではないが一つの文化に関わる一員の姿勢を持って、筋道を踏んで取り組む人だろう、楽器演奏では誰かの耳に入れば、聴かれるに値する演奏にしようと意識する、古より引き継がれた文化は誰であれ大切にしたいもの、筋道も踏まず我流遊びの...

  • 2つのドップラー効果

    音波や光のように「波」を発するものが遠ざかっていくと波は引き伸ばされる、サイレンを鳴らす緊急車が目の前を過ぎ、遠ざかる方向になると音程が下がる、 また宇宙膨張により遠ざかる遠くの銀河は光の波長が延び、色が赤くなる赤方偏移を起こす、どちらも結果的には同じドップラー効果と言えるが、その起き方が違う、普通、緊急車は道路を走って(空間移動して)遠ざかるが、遠い銀河はその居場所である空間が延びて遠ざかる、こ...

  • you tubeでも人気のテレマン

    今はyou tubeに、古楽奏者によるゲオルク・フィリップ・テレマンの曲が数多く挙がっている 、こうして見るとバッハ・ファンには申し訳ないが、「楽しさ」で言うとテレマンが現在も人気第1位に思えてくる、奏者にとっても演奏する楽しみがありそうだ。 始めに、耳清めの意味でテレマンのトランペット協奏曲ニ長調TWV 51:D7を聴く、これは純粋なバロック趣味の作風で、trpはN.エクルンドの名演、you tube:Georg Philipp Telemann: ...

  • 電源ケーブルと電源ノイズ

    オーディオ・アンプ等の電源ケーブルは必要な電力を送るだけが役割で、音質云々には関係ない、付属のケーブルで十分余裕の許容電流であり、これ以上、大袈裟なケーブルに替える意味はまったくない、それでも『電源ケーブル試聴会』なんてやっているのだろうか?^^これが売れているのは、良くなると信じるマニアがいるのだろう; 上級のアンプは背面に接続部が設けられ、電源ケーブルを替えられるが、接続(接触)箇所が増えるより...

  • 地下鉄好き

    鉄道ファンにも種類が分かれる事は知られている、乗り鉄、撮り鉄、模型鉄はじめ、車両に興味があり、型式を憶えている人、鉄道関連品のコレクターなど凝り方はじつに様々、刑事ドラマ「相棒」の鑑識:米沢守役でお馴染みの俳優 六角精児氏は本当に「乗り鉄」なのだそうだが、ドラマ中でも鉄道好きの役どころだった、今はnhkの「六角精児の呑み鉄本線・日本旅」という鉄道番組に出演中で趣味と仕事が一体化、マニア風なキャラでそれ...

  • まちなか寄席 2

    昨日は今月のお楽しみの1つ「関まちなか寄席」に行ってきた、会場は前回と同じで車で40分弱の所、前回の記事:まちなか寄席今回は春風亭昇太、松尾貴史の二人会で両人とも楽しみだった、チケットは発売初日に売り切れたそうだ。 岐阜県関市は刃物の街としては有名だが、ひっそり静かで、まさにローカル色豊かな印象が強く(って言っちゃ叱られるか;)、そこにお笑い界のトップで多忙を極めるであろう人達が今まで何人も来ている...

  • 楽譜を見ないで弾く

    楽譜を見ないで弾ければ、「暗譜できた」と言われがちだが、演奏が途中で止って続きがどうだったか思い出せないのは、本当の暗譜ではなく、指の動作感覚で憶えただけの「手憶え」だからである、(よくわからないが、反射神経だけで憶えた状態だろうか、繰り返しやった事は手が勝手に動くようになる、)途中で止るくらいなら楽譜を見たほうがよい、良い演奏さえ出来れば、楽譜ありでも何も問題ないのだが、今も演奏の場では「あんぷ...

  • オクターヴ弦を元に戻す

    先日、バロックluteで6コースのオクターヴ弦をナイロン釣糸に替えて、落ち着いた音になる、と書いたばかりだが、「リュート:6コースoct弦を釣糸に」舌の根も乾かないうちに、もとのNG弦に戻した; ナイロン釣糸が「落ち着いた音で良い」と思ったのは一時の錯覚で^^; やはり音が鈍すぎて「安もんくさいな」という感じ方が強くなってきた^^;少し時間を置いて冷静にならないとわからない、やはり音の善し悪しを決めるのは聴覚よりも...

  • K.ベーム:Brahms Sym No.4 【LP】

    かつて、ブラームスのSym No.4に親しみだした頃、数枚レコードは持っていたが、カール・ベームとVPOが一番良いなと思っていた、どういうところが良かったのか、今聴いてもわかるかどうか?超久しぶりに廻してみた。 音は幾分厚みが足りないが、DGらしいまとめ方である、HiFiサウンドとか、立体感のある・・云々じゃなく、演奏内容を明確に伝える、伝統のマスタリングに思う、ベームの演奏は強弱幅を大きく取り、弱奏音も筋の通っ...

  • 緊張との闘い

    緊張という敵は、闘って勝てるもんじゃない、味方につけるのが良い、 かつてクラギを始めて間もない頃、小さな発表会で簡単な曲でさえ、ガチガチになって指が自分の指じゃないみたいに動かなかった、人の目がいくつも前にあるというのは恐ろしい、誰もが初めはそうだと思う。その後も発表の場では弾けないというのは当り前だった;「ノーミスで弾けるだろうか」などと考えると余計にダメ^^;雑念は集中を妨げる;大事なのは人目の...

  • 刻一刻と・・

    時計の秒針を見ていると、ついさっきは10秒だったのが、今の瞬間は20秒・・過去の

  • デパートの記憶:総集編

    2月にも書いたが、岐阜県で唯一残っていた百貨店「髙島屋」が7月末で閉店する(開業は昭和52年だった)、 いつもこのデパ地下で馴染んでいた大判焼き(御座候)を一昨日家内が並んで買ってきて、髙島屋の包装紙に包んであったのが名残惜しい。もっと古い話になるが、子供の頃、デパートに連れてってもらうのは田舎暮らしだけに大変楽しみだった、昔は岐阜市街にも百貨店は数件あって、その周辺は商店街、映画館も建ち並んでいた、...

  • リュート:6コースoct弦を釣糸に

    この13コースluteは先日、1,2コースをNG弦からGamutのナイロン弦に替えて、最適な鳴り方になった。 あと1つ気になっていたのが、6コースでオクターヴ弦(NG弦)が「パシャン」と目立って鳴りやすい事、たぶんリュート用のナイロン弦に替えても大して変わらない、そこで音が鈍くなる、釣糸のナイロンを試してみた、前に買ったナイロン糸、10号で1000mもある(絶対余るので、使う人に分けたい^^;)必要な分だけ切って、重さと長さ...

  • 1℃の違い

    新しいエアコンは0.5℃単位で温度調節が出来るが、楽器部屋のエアコンは13年経つ旧型で1℃単位である、 26℃だったのを25℃にすると随分下がった体感で、部屋に入ったとたん、「25℃」だなとわかる;快適温度付近の温度差には敏感;この付近の1℃の違いは僅かなようで、エネルギー差は大きい、一方屋外で、35℃が36℃になっても、とにかくやたら暑い、としか感じない;日差しや湿度によっても体感温度は変わる、温度設定を25℃にすると、除...

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