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  • 頭に流れる歌謡曲

    歩きながらでも、好きなクラシックの旋律が頭に流れ出して繰り返すことがあるが、日本の歌謡曲にもそんな名作があって、時として流れ出す^^ジャンルを問わず心を掴む旋律というのがある、 まず生まれる前の曲だが、バタやんこと田端義夫の『かえり船』、七五調に整った歌詞「波の背の背に ゆられてゆれて・・」この始まりだけでじーんとくるv田端氏が年輩になるほど、心に染みる歌唱になっていった、you tube:かえり船/田端 ...

  • 2つの全集より:Beethoven Sym No.7

    ふと聴きたくなった曲、今日はベートーヴェンのSym No.7で、ベテラン指揮者による新鮮な演奏を挙げる、これらは聴く頻度が高い、はじめに最長老のH.ブロムシュテット(1927~)とゲヴァントハウスOの全集から、 各楽章のテンポはベートーヴェンが記したメトロノーム速度を尊重しているそうだ、演奏法も過去の録音とは一新して、昔で言う

  • 昭和:洋菓子の飾り

    25日、記事にしたバタークリームのX masケーキには昭和の雰囲気を出そうと、スーパーの手作り菓子材料のコーナーにあったアラザン(砂糖の銀粒)をケーキの薔薇にかけた、 アラザンほかにも昭和のケーキにはいろいろ飾る材料があったのを思いだす、今どきのケーキはイチゴなど生の果物をトッピングするのが主流だが、昭和は数日は日持ちするよう作られていた、洋菓子のトッピングによく使われたのが、まず、ドレンチェリーで、種...

  • 不思議に長持ち

    今日は雑多な話で恐縮;ちょっと不思議に思えるのが、このテーブルコショーの中身、随分前から置いてある気がするが消費期限を見ると、2012.4.1 とある!S&Bの消費期限は3年にしてあるので2009年(平成21年)頃買ったものだ;いつも目玉焼きや肉物、ラーメンなど作れば食べる前にふんだんにかけて、ほぼ毎日使うのに・・一向に中身が無くならない、

  • フレットの部分削り

    2023年作の13コースluteは、できるだけ押弦しやすくしたいので、フレットを太いのに替えたが、1コース上で強く弾くとビリつくポジションが出てきた、2コース以下は問題ないが、 事前に各ポジションを押え、次のフレットと弦の離れ具合いを見て、高すぎるフレットを確かめる、削り過ぎるとまた上のポジションがビリ付いて、イタチごっこになる;弦と指板の間に隙間を空けた紙を当て、直線定規で押えながらサンドペーパーで1コース...

  • 電気の通り道

    オーディオ用品には交換するだけ、のような素人でも簡単に扱える部分に高級品がある、オーディオ本を読めば、あれこれ文章で理屈は書いてあるが、 一頃、「アナログ盤は聞こえない高周波帯まで入っているから良いのだ」などど言われたが、科学的な説明は聞いた事がない、仮に入っていたとして、針やカートリッジがピックアップ出来ているのか?あるいは、携帯CDプレーヤーは「電池を替えると音が変わる」とかいう噂も出た;科学的...

  • 2023: X mas cake バタークリーム

    予約してあったX masケーキが届き、昨日いただいた、嗅覚の記憶が一番強く残るそうだが、バタークリームの甘い香りはパッと子供の頃に戻った気分、同じ菓子店に前回頼んだのが数年前と思っていたが、2016年だったので、もうこんなに時が経ったのかと驚き^^; 2016年作る度に飾り付けを変える職人センスが良い、小サイズのケーキでも、細やかに飾れるのはバタークリームならでは、ホイップクリームではこうは行かない、2023年ナイフ...

  • スウィトナー,N響:Mozart 『リンツ』 『プラハ』

    気まぐれに、ふと聴きたくなった曲、今回はLP盤の好録音を久しぶりに・・同じLP盤をまた聴くペースは1~2年に一度くらか、あと何回聴けるだろう^^;まず、DENONのPCM録音で、O.スウィトナーとN響による唯一のセッション録音だと思う、モーツァルトのSym『リンツ』と『プラハ』、 録音会場は荒川区民会館で、多目的ホールらしい響きもPCM録音がリアルに捉えている;シュターツカペレ・ベルリンと録音していた東ベルリン、キリスト教...

  • 振動対策

    レコードプレーヤーは明らかに外部からの振動を遮断して、ハウリングを防ぐ必要があるが、どうすれば効果があるか? 床板がある周波数に共振しやすいなど、原因は複合的なので、いろいろ試すまでわからない、柔らかい畳の上でもハウリングは起こる、インシュレーターとは元々外部からの振動を遮断する、ゴムやバネなど柔軟な素材のはずだが、オーディオ情報ではアンプなど他の機器にも何かと

  • 動物性素材

    動物の細胞組織は、部位によって適した性質に出来ている、外皮である革は硬いもの、柔軟性があるものと様々で古くから利用されてきた、硬いのは靴、ベルト、鞄などに適し、柔らかい鹿革は眼鏡拭きなどに良材、また羊などの小腸はソーセージのケーシングとしてお馴染みだが、撚って乾かし、楽器の弦以外にも丈夫な紐として多用されてきた、 そんな動物性の素材にはいつもお世話になっている、まず、リュートに不可欠なフレットガッ...

  • 3ウェイと2ウェイ

    オーディオの趣味には、あくまで現実的な原音再生を目指す場合と、各々の機器の持つ特性で聴くのを楽しむ、という二派に分かれるかもしれない、フルレンジのSPを使う場合、ユニット固有の鳴き方(クセ)をそのまま聴く事になり、後者になるだろう、2ウェイSPも後者に近いかもしれない、先般のスコーカー帯域の続編になるが、 低音を発する場合、振動板はゆっくり振動し、端のほうは空気が逃げやすいので図①のように面積は広いほう...

  • 丼飯と炊き込み飯

    今日も慎ましい食卓の話^^いつものスーパーにある揚げ物は良くできていて買ってくる、ただ豚カツだけは今風か、肉が分厚すぎる、 これは厚すぎ筆者にとって、ちょうどよい肉と衣のバランスはもっと薄切りで、昭和の豚カツになる;先日の牡蛎フライ丼に続き、ハムカツ丼を作ってみた、ハムカツは厚さもちょうどよく、豚カツよりもこれがいい^^丼ものは汁を濃い味にして、少なめにかけるのがポイント、ハムコロッケが好きなのだが、...

  • 暗譜のための暗譜ではなく、

    名前が出てこない:「あ、あの人よく見る顔なんだけど、誰だったかな・・あ、こっち来ちゃったよ、やだな・・あのすみません、どちらさんでしたっけ?」「ばかやろ、おまえの親父だ」ここまではないけど、よく人の名前を忘れる、ほかにTVでよく見る有名人とか、よく使う物品名とか、当り前に知っていたはずの名前が出てこない;こんなアタマで楽器がやっていけるのか?とも思えるが、名前は忘れても

  • リュート弦の選定計算

    今日はリュート弦の素材の話ではなく、適正なテンションで張る弦の選定法について、リュート弦は異なる素材の弦があり、それぞれ比重が異なるので注意が必要、弦を購入した際、パッケージには弦の直径が記されており、実寸の場合もあれば、『ガット相当径』を品番にしている場合がある、Aquilaの巻弦の場合、

  • リュート:ボウル材の違い

    クラギのボディは殆どがスプルースの表板、ハカランダ等ローズウッド系の側・裏板で例外は少ないが、 リュートの面白いところが、表板はスプルースで共通でも、表板以外で使われる木材が様々であるところ、ボディの裏側は薄い板で球状に作られ、ボウルと呼ぶ、メープル、ウォルナット、ユゥ、アッシュ、ローズウッドなどが使われ、いずれも強度のある素材だが、硬さや比重は様々、ローズウッドが最も硬く重さもある、ユゥは鉛筆の...

  • 多感様式の魅力

    気まぐれに、ふと聴きたくなったシリーズ^^先日の心清める曲の次は欲を出して、心湧き立つ曲がいい、 今日はベルリンでフリードリヒ大王に仕えた、C.Ph.E.バッハほか多感様式の作品から筆者の好きな特選になる、はじめにC.Ph.E.バッハのチェロ協奏曲 A minor, Wq. 170この曲はcembおよびflの協奏曲にも編曲されているが、vcの弦上の技法で書かれており、vcがオリジナルのようだ、vcの開放弦の音が効果的、第1楽章は緊迫したtutti...

  • おかず:メインより添え物

    いつもながら質素な食卓だが、たまたま買ってきた漬物や惣菜が美味しかったり、メインに用意したおかずより添え物のほうでご飯が進んだりする、わさび漬けや辛子漬けなどは切らさないようにしている、 大根おろしは辛みのある、下半分を使うのが好き、ふと、ニラ玉炒めを添えたところ、これがメインになってしまった;ご飯はおかかのふりかけか、お茶漬けで十分美味しい、先日は、からし菜をいただいて、高菜炒めを参考に炒めてみ...

  • 推考:ガット弦のオイル

    今、1ユーロ=157円でお高くなるが、必要な弦がなければ注文せざるを得ない;今後は冬もガット弦は使わないことにしたが、フレットだけはガットが必要で代用に適したものはない、現代作られているガット弦はメーカーによって質が異なる、Kürschnerのフレット用は

  • 心清める曲

    普段から邪念の塊みたいな自分でも、この曲の前では跪き、素直に身を任せたくなる、そんな清らかな曲というのがある、 まず、モーツァルトの『アヴェ・ヴェルム・コルプス』K.618、そこそこ美しい曲というのは数あるが、これほどのインスピレーションはどこから湧いてくるのだろう?と思える、演奏の旅で身につけた要素も大きいと思うが、絶対的な清らかさと情感、高く跳躍する動きも絶妙、たしかに神童の技としか言いようがない...

  • いて座Aスターを回るよそから来た星

    天の川銀河の中心にある超大質量ブラックホール『いて座A*(エースター)』の存在を理論的に証明、さらに周囲を回る星の軌道観測により間接的に存在を確証づけた研究に対し2020年ノーベル物理学賞が贈られた、 you tube:Stars orbiting the black hole at the heart of the Milky Wayそして実際にA*そのものを実像で捉えたのは、2022年に公開された、EHTの観測データによる解析画像だった、過去記事:天の川銀河中心BHの直接画...

  • 雄弁な弦

    クラギのボディはほぼ定型、使用弦も特殊なものはあまり好まれず?定着している、リュートはボディに定型がなく多様、また現代手に入る弦の素材もいろいろあって面白いが、迷うところでもある、 ただし、今作られているガット系の弦には、良い要素より不具合な要素が多く、昔の再現になっているとは考えにくいものがある、筆者はこれらの弦は使用対象外としている、いずれも硬質すぎて、緩いテンションのリュートで振動させるには...

  • テープノイズと聴力

    筆者は今のところ、人間ドックで行う聴力検査の一番小さい音まで聞こえる、しかしこれで聴力は万全とは言えない、若い頃より高周波音の感度は落ちていると思う、 昔は'50~'70年代録音のレコード盤をかけると、マスター音源の磁気テープが発する「サー」という高周波ノイズ(ヒスノイズ)がいつも気になっていた、よく憶えているのが、DG盤のN.イエペスのバッハ、BWV998のアレグロで、前半を反復する際、ヒスノイズが一瞬途切れる...

  • 日常の物音

    今日はカテゴリー:昭和の記憶 になるが、ひじょうに地味;いつも深夜は静かなのが当り前、よってゴトゴト物音がすると、それが気になって寝付きにくい、逆に日中はいろんな物音がするのが当り前、筆者の寝室のすぐ北側に名鉄の駅があるが、電車の通過する音が聞こえても、昼寝なら平気でできる^^ いつもの日常を感じる、安心する音なのである、名鉄本線ではこのように継ぎ目を無くしたロングレールの区間もあるが、昔ながらにガ...

  • H.ブロムシュテット:Brahms Sym No.3

    ブロムシュテットの近年の録音で、ベートーヴェンSym全集ではピリオド指向の鋭いタッチの演奏だったが、ブラームスのSym全集ではしなやかタッチなのが印象的、ただ20世紀の演奏とは肌合いの違う新しさもある、orchはいずれもゲヴァントハウスO.ブラームスの3番を久しぶりに全楽章聴いてみた、 ヘルベルト・ブロムシュテット:指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO、録音:2021年4月ゆったりと響く低音部、滑らかな弦楽の高域、SN...

  • 体力に合わせて

    引っ越しで腰を痛めて以来、それがずっと癖になっている、うっかり再発させると治るのに10日ほどかかる;その後、物品を買うときはやたら重いものは避けている、このSPは最初、上から下まで一体で作ったが、MDF材の箱だけで重く、取り付けるユニットも重い、今だったら運ぶのはきつい; のちに、3部分に分離して作りなおし、積み重ね式にした、アンプの類も上級機になると20kg超える重さになるが、今は軽いことが第一で、普及クラ...

  • 1コースの音が鈍るとき

    前も書いたように、筆者は指先がヤワなのでしっかり押弦できるよう、リュートのフレットに太めのガットを巻いている、 ただ太めの場合、強く締めたつもりでも、指板の角付近が浮き上がって、1コースの音が鈍ることがある、締める前に、角に来る部分をしっかり折り曲げたりするが、それでも浮く事がある、くっきり鳴ってほしい1コースには支障が出やすい、今回、このリュートに巻いた4ポジションがどうも鈍る、目視ではわからない...

  • ハイドン: Sym『ホルン信号』『太鼓連打』名演

    今日も気まぐれに、ふと聴きたくなった演奏について、ハイドンは近年になるほど、良い演奏が聴けるようになったが、少々古い演奏にもお気に入り盤がある、Sym全集を計画して中断したクリストファー・ホグウッドの未完の全集にあるNo.31『ホルン信号』と、 '70年代にSym全集を完成させたアンタル・ドラティ盤の中でNo.103『太鼓連打』が特に好演で印象強い、まず、ホグウッド,AAMの31番『ホルン信号』ハイドンが仕える、エステル...

  • ポジションマーク

    ギターにはポジションマークというのがあり、アコギやエレギでは指板上に貝殻などでマークが嵌め込まれ、デザインの一部ともなっている、 エレギはかなりハイポジションまで使うのでマークはあったほうがいいかも、クラギではこのように指板面には付けず、指板側面に付けられるが、マークなしもある、筆者は過去、クラギを始めた頃から、ポジションマークのない楽器ばかり手にしてきたので、マークが目に入ると逆に迷ってしまう;...

  • ハード ボイルド

    卵料理と言えば火を控えめに、ふんわり仕上げるのが今は常識なようだが、筆者は茹で卵は固茹で(ハード ボイルド)、卵焼きは固焼き(ハード ベイクド)が好き、目玉焼きは白身がしっかり固まっていればよい、 ツルンと食べられるとあっけないが、固焼きは1個の卵をじっくり噛んで味わえる、卵1個のオムライス昭和の記憶で、燻製卵をお土産に何度かもらった事がある、今は半熟仕上げの燻製もあるが、これこそ芯まで固まったのが美...

  • 楽器と音域

    独奏楽器で全音域が不足なく出せる楽器というとパイプオルガンくらいだろうか、何たって最適に鳴る管が1音ずつ揃っている、ピアノも弦を張った楽器としては最も表現力があると言える、ヴァイオリン属などの弦楽器は響板を含めた1つの個体で結構広い音域を奏でる、スピーカーで言えばフルレンジユニットと言える、ブラームスのorch曲では、vnがvaより低い音を、vaがvcより低い音を、とあえて鳴りにくい音を使い、渋い響きを狙った?...

  • スコーカー帯域

    昭和のオーディオブームには3ウェイのスピーカーが上級機として普通だった、トゥイーター、スコーカー、そしてウーファーは25~30cm級が使われた、 日本の住宅事情から使える場所は限られ、その後は2ウェイのブックシェルフ又はトールボーイが主流となった、ウーファーは小型で12cm、大きめで20cmの範囲だろう、2ウェイではウーファーがミッドレンジのスコーカー帯域(概ね500hz~5000hz)も受け持つ事になるが、この帯域は特に重...

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