メインカテゴリーを選択しなおす
すっかり雪が消えた伊吹山。名古屋の都心の奥に霞む。 展望地にハギ(萩)の芽吹き。枯死したかに見える細い枝からの生命力。万葉の人が「芽・芽子」と現して親しんだハギの向こうに、ヤマトタケルの伝説を残す伊吹山。相生山の今は春の盛り。 by Oak....
一泊旅行で福井県立恐竜博物館へ向かいます。 初日は、長浜観光をして鯖江に宿泊して翌日に恐竜博物館へ行きます。 自宅から名古屋ICから高速道路で長浜ICまで約1時間30分で到着します。 豊公園駐車場に駐車します。 ここは、3時間まで無料です。 初めは、長浜城へ向かいます。 入場料は、大人410円です。 豊臣秀吉が築城したそうです。 資料館兼用のお城は、鉄筋コンクリートで内部にエレベータもあります。 最上階の望楼から360度の景色が見えますが春霞で遠くまで見渡せません。 東には、残雪の伊吹山が見えます。 資料館内を見学します。 国友一貫斎の鉄砲や国産初の反射望遠鏡を完成させ、月面の観測図もありました。 次は、黒壁スクエアへ向かいます。 長浜駅を超え、北国街道に出ま..
皆様、ブログを読んでコメント、いいねを頂き有難う御座います。今回は、滋賀県米原市にある三島池です。 今から700年ほど前に、農業用水池として造られた楕円形の池…
高山植物で有名な伊吹山。 冬は豪雪でも知られている。 積雪量は世界一だそうだ。 その伊吹山は去年の豪雨による崩落で登山道からの登山は自粛中。 夏ならドライブウェーから頂上に行けるが 冬季は閉鎖中である。 そんな伊吹山で事故が発生した。 滋賀・伊吹山の落石、死亡したのは神戸の男性 通報時「頭くらいの石が二つ落ちた」 www.kyoto-np.co.jp 1377mの高さで高山植物の宝庫である。 ということは逆に言うと自然が厳しいということ。 冬季の登山は本気の冬山登山である。 しかも雨が降って雪崩や落石の危険が高まる。 想像以上に危険な登山になる。 魅力的な山だとは思う。 ただ、登山は安全に帰っ…
「相生山の四季を歩く会/2024.2」の速報です。参加者アンケート37通、記録係撮影の165枚の画像を整理しながら最初の記事を載せます。気温は上がらなかったものの好天に恵まれて、2月としては記録的な45人もの参加者を迎えました。資料などが不足するほど。 集合時間前から開始の「葉っぱ1枚から樹種を推理するクイズ」は3回目。「難しい」「分からない」と言いながらも、皆さん楽しそう。先月からの入れ替えは3種※だけ。 先月...
大津の柳が崎を歩いていると 比良山系や北部の山々が見える。 冬は空気が澄んでいてきれいだ。 距離的には遠い伊吹山も見える。 近江八幡あたりの山の後ろに伊吹山が白く光る。 伊吹山は1377mくらいで高くはない。 ただ、日本海からの寒気が流れ込み豪雪となる。 よく米原と関ケ原の間で新幹線や名神が止まっている。 その大雪があるからこそ高山植物の宝庫となる。 「イブキ」のついた高山植物も多い。 イブキトラノオとかイブキゼリとか。 頂上駐車場から小一時間で登れるお花畑だ。 もちろん今は雪に閉ざされている。 雪が解け、ドライブウェーが開いたら見に行ける。 米原の登山口からの道は土砂崩れのため、まだ登れない…
滋賀では存在感のある山伊吹山雪が積もると余計遠くからでも目立ちます 定番中の定番な三島池から風が出てたので写り込みなし 池に近づくと鴨達がどんどん近づ…
滋賀県北部で顕著な大雪となった日の前。 空は妙に赤かった。 厚い雲を夕日が照らしていた。 普通は夕日の見られた次の日はいい天気だ。 だけど、嫌な感じの赤だった。 雪になるんだろうな。 明日の朝が怖いなと思って帰った。 そしてやっぱり比叡山ですら雪化粧。 朝は道のあちこちが凍結していた。 凍った雪の上にさらに雪がかぶって事故があちこちで。 昨日の朝はもうほとんど消えていたけど まだ山にはうっすらと雪がある。 遠くの伊吹山は真っ白であった。 これで春は安心だけど。 今は米原や関ケ原はつらいね。 にほんブログ村
琵琶湖の水不足を心配していたが。 こんなに大雪が降らなくてもいいのに。 北のほうはまだ雪雲で覆われている。 名神高速道路の関ケ原付近で立ち往生が発生。 www.kyoto-np.co.jp 滋賀県の余呉から米原、伊吹山にかけては豪雪地帯ではある。 伊吹山の積雪が春の雪解け水となる。 琵琶湖の全層循環に役立つ。 でも一気に降らなくてもいいのになあ。 琵琶湖の西側の比叡山も雪雲に覆われている。 伊吹山ほどは降らないが雪化粧している。 風も冷たくて道路は凍結。 数カ所で事故が発生している。 幹線道路より住宅街など交通量が少なくて 舗装が弱いところで凍結しがちである。 歩くにしてもペンギン歩きで安全に…
「相生山からは伊吹山の奥の方に白山も見えるんだよ」20年ほど前、初めて相生山に来たとき、物知り顔のオジサンに言われて「すごい!」と思いました。でも、間もなくしてオジサンの勘違いで、能郷(のうごう)白山のことだったと分かりました。標高1,617m、直線距離にして約70km。名古屋から木曽川を越えると見間違えることのない姿を認めますが、相生山からは滅多に拝めません。1月11日「相生山の四季を歩く会」下見時「本番も...
12月23日、雪の滋賀県遠征最後に訪れたのは、冠雪の伊吹山と鉄コラボです。1.伊吹山と新幹線。2.雪化粧。3.貴重な青空。4.5.擦れ違い。6.場所移動。...
「相生山の四季を歩く会」参加者の声、冬晴れ賛美が多かったです。 「天気が良く風もなく歩きやすかった」(久)「今日は大変天気が良く、歩いて自然を楽しみました」(かっちゃん)「晴天でお話も楽しかった」(キミ子)「気持ちのよい空気の中で歩きました」(ちえ子) 正月3日、瀬戸市の海上の森で、自然観察会を主宰されている先輩たちとお天気の話になりました。「心配してたけど降らなくて良かったです」「そうだね。やっぱ...
こんばんわ。はなちゃん、おはよう。パパごんが洗面所で洗濯している間にファンヒーターの前に座ってました。朝ごはんジャンプ。朝の散歩。寒くて、走って体を温めました。伊吹山もきれいに見えました。御嶽山もきれいでした。ベランダで育ててたサラダかぶ。初挑戦でしたが、大きく育ちませんでした。小さいながらも一部を収穫。はなちゃん、ちょっと警戒しながらもおいしそうに食べました。ママごんが実家に行ったので、はなちゃ...
昨日の朝は冷えた。 布団から出られなかった。 ついつい二度寝してしまう。 カーテンを開けるとちょっぴり白い。 近所の家の屋根には雪がかぶっている。 車も白くなっていた。 比良比叡の山も雪化粧している。 北の伊吹に至っては積雪世界一を誇る。 その伊吹山もシカが増えすぎている。 シカの食害で山が荒れている。 去年は大雨の後の登山道の崩壊があってまだ麓からは登れない。 もっとも冬山登山は雪が多いだけに素人には無理であるが。 2023年7月12日、6合目付近で登山道の大規模な崩壊があり、伊吹山は入山禁止となっています。危険ですので麓からの伊吹山への登山はご遠慮ください。なお、伊吹山ドライブウェイを使っ…
松の内が明けそうになって、「桜咲き出す頃」みたいな気温が少し下がりました。お正月気分から、仕事始めモードに切り替えの名古屋市の都心。 ビル群の奥に、関ケ原から立ち上がり、奥伊吹の山塊を従える、大きな伊吹山=標高1,377mの全容が望めました。山頂付近の輝きは雪。今日は小雪、寒の入り。週明けて雲が去ると、真っ白になった伊吹が現れるはずです。 by アイ...
こんばんわ。能登半島地震で被災された皆さまにお見舞い申し上げます。早く、今までの日常生活に戻られることと、皆さまのご健康を心からお祈り申し上げます。はなちゃん、おはよう。昨日から長男坊のシュウごん/ハルごんが泊まりで遊びに来てくれました。はなちゃん、大喜びでお出迎えしてました。昨日の夜は、みんなでカニ鍋。パパごん、「正月だから」と言い聞かせてがっつり食べてしまいました。今朝のパパごんの充実の朝ごは...
『朝から「姉の車→岐阜バス→友人の車→テニスコート着→友人の車→岐阜バス→名鉄電車」そして姉宅』『テニスコートまでの長い1日』*「記事書き」はJapan
今日は2023年12月27日(水) *「記事書き」はJapan 天気;晴れ 天気<最高+14℃ 最低+3℃>今日は水曜日の「定例地元テニス」今までは バイクで簡単のテニスコートまで出向いていたけど今回は車&電車&バスを乗り継ぎ 2時間以上掛け遠方から参加行きは車で送ってくれたので 少し時間をセーブ今朝は晴れていたので 道路の向こうには雪山「伊吹山」富士山とまでは行かないが それなりに目立つJR岐阜駅のカフェ...
相生山では未だそれ程寒くはないけれど、強い風が吹きました。ずい分少なくなった紅葉の樹々。風が強いから雲が飛んでるかもしれないと思い、伊吹山を望みに行きました。 残念ながら雲の中。名駅のビル群も向こうに稜線の下方だけ。養老山脈の主峰、笙が岳は非対称の山頂がクッキリ。その南方、多度山地と鈴鹿の山並みが続く。ここから見えるのは最北の藤原岳、奥に御池か鈴北か。 菅田神社への道を下ると、一段と強い風にクスノキ...
シンボルコナラの東。栗畑【左】とヤマコウバシ(山香ばし)の葉は冬の色。 遠く伊吹は冠雪の雲の中。コナラ(小楢)主体の雑木林は、朝日を受けて黄金に輝く瞬間を得ます。 カラスウリ(烏瓜)の蔓は枯れ色、果実は誘惑の色。 北尾根のベンチの周りは極彩色のキャンパスもよう。明日から早くも、12月。 by アイ...
こんばんわ。はなちゃん、おはよう。ファンヒーター前を陣取ってます。朝ごはんだぁ~ と武者ぶるい朝の散歩御嶽山は見えませんでしたが、伊吹山はしっかり見えました。ニャンコと遭遇。シャー!って言われてしまいました。はなちゃん、ワォ~ンと吠え続けてました。朝からご近所迷惑で申し訳なかったです。続いて、カラスに遭遇。追っかけても、すぐに飛んで逃げられてしまいます。家に帰ると、いつものようにテンションMAXワニ...
ご覧頂きありがとうございます!転妻コジロウと申します昨日の滋賀県北部のお天気は雨近くの道の駅伊吹の里(旬彩の森)に行って来ました滋賀県米原市伊吹山の麓にある道…
滋賀県の真ん中には琵琶湖がある。 そのために県内の移動は時間がかかる。 大津市と高島市は接しているが意外に遠い。 高島市の今津から琵琶湖を眺めた。 気づかなかったが湖北からは伊吹山も近い。 空気が澄んでいるせいでくっきり見える。 まだ雪化粧はしていない。 琵琶湖の南は東海道沿いであり交通の便が良い。 逆に北はひっそりとしていて。 北に抜けるには西からでも東からでも敦賀へ向かう。 湖南地方は人口が多い。 湖北は高齢化し人口も減っている。 環境は良いが不便である。 それが良いのでもあるが。 すがすがしくて、時々高島に来たくなる。 にほんブログ村
こんにちは!とぅるく[jin_icon_twitter color="#00aced"]@Turksan02です。 最近
徘徊日記 2023年9月4日(月)「おお、伊吹山!」 湖東・湖北あたり
「おお、伊吹山!」 徘徊日記 2023年9月4日(月) 湖東・湖北あたり 朝起きて、ちょっと琵琶湖あたり行ってみようと思いついて電車に乗ったんです。まあ、新快速、乗ればいいだけだし、青春18きっぷも余
こんばんわ。はなちゃん、おはよう。パパごんのところまで挨拶に来ました。まだ眠そうです。朝の散歩。ひでじいの家の前で立ち止まり。まだ早いから出てこないですよ。雲が薄くでてましたが、朝陽も浴びて、涼しくて、気持ちのいい朝でした上の写真が御嶽山、下が伊吹山。夏の晴れた日は霞んで見えないことが多かったんですが、空気が乾いてきたせいでしょうか?今日はよく見えました。散歩から帰ったら、おやつ探し。ママごんとラ...
出張生活もあと僅か、広島に2泊です新幹線から伊吹山を見て~ 一番速いのぞみで3時間43分。夕方広島駅に着いた! もみじ饅頭のにしき堂本社! うちの人は食…
はじめに登りたいけど登れない山がある。技術や体力から金銭まで理由は様々なれど、山登りが好きな人であれば、多かれ少なかれそんな山があると思う。私はといえば旅の途上で見聞きした山がそれにあたる。秀麗な佇まいや深い歴史に心惹かれても、時間や装備の
足元にもいろいろ植物がある。 地味な中にもかわいい花たちがいる。 クサフジである。 マメ科の植物が多いが、葉っぱと花が藤に似ている。 山地の草原の日当たりの良い場所や林縁に生える。 茎はつる状で、長さは80 - 150センチメートル (cm) になる。 ja.wikipedia.org 食用にもなるらしい。伊吹山のを取ってはいけないけど。 写真を撮っときましょう。 がつがつ山に登るのも良いけど ゆっくりとよそ見しながら散策も良いよ。 にほんブログ村
時期のせいだろうか。 イブキジャコウソウはたくさん見たのだが その横にあるオオバギボウシをあまり見なかった。 山地の草原や林縁に生える多年草である。 ja.wikipedia.org 伊吹山の頂上ではメタカラコウとともに優占種であった。 つぼみの形が橋の欄干の擬宝珠に似ている。 これは同じ滋賀でも瀬田の唐橋。 ほかにも、これはウマノアシガタかな。 ja.wikipedia.org よく見ると花がいっぱいなのだ。 どんどん歩き進めると花は見えない。 ちょっと靴紐でも直してかがんでみよう。 おお、なんだこれは? と小さな花に気づける。 にほんブログ村
伊吹山は恋人の聖地でもあるらしい。 伊吹山ドライブウェイは全国に約100ヶ所ある「恋人の聖地」の一つです。雄大な自然と神秘に溢れた「霊峰伊吹山」は、若い恋人たちの間ではパワースポットとしても注目されています。山頂駐車場の恋慕観音様には「恋愛成就」「良縁成就」のご利益があると言われていて、毎年多くのカップルがこの地を訪れます。 www.ibukiyama-driveway.jp 自家用車やバスで登れるスカイテラス伊吹。 その駐車場の近くに恋慕観音像がある。 そのせいかカップルも多いかもしれない。 登山客やハイキング客ばかりだと思っていた。 そういえば山にはそぐわないような格好のカップルもいたな。…
典型的なお花畑の景色。 青い山をバックにミドリ一杯の中、赤や黄色のお花たち。 伊吹山のお花畑の優占種にはメタカラコウがある。 深山の湿気の多い草地や谷間に生える多年草。 ja.wikipedia.org 下から上に向かって花が咲いていく。 なんとなく、上が取れているみたいなんだよな・・・ そういう咲き方なんだけどね。 シモツケソウとメタカラコウの組み合わせは間違いない。 この時はまだシモツケソウがピークでなかったけど美しい。 仲間のオタカラコウは総苞片が8~9個で、舌状花の数が5~9個で メタカラコウはそれ以下で区別される。 ja.wikipedia.org 頂上付近のシシウドの近くにも咲いて…
1377mの伊吹山頂。 ヤマトタケルノミコトの像がある。 この前が記念写真スポット。 だいたいが青空ではなくガスっている。 そのせいか頂上の建物を見ていてもなんとなくどんより。 アイスクリームやかき氷も売っているが あんまり冷たいものを欲しいとは思わない。 暑いとソフトクリームとか伊吹牛乳とか飲みたくなるのだが。 そして、山頂は、やっぱり、割高だしね。 ついつい缶ビールとかジュースを冷やして持参してしまう。 いつもは混雑してるベンチも空いていた。 トイレも込み合っていない。 麓からの登山道が通行止めになっているせいだろう。 伊吹山ドライブウェーの料金は結構高い。 下からだと、駐車場料金+入山協…
地上にもアザミは多い。 高山や亜高山でも多様なアザミが見られる。 緑の中の、アザミの赤とシシウドの白、メタカラコウの黄色。 透き通るような景色の中で花たちが調和している。 保護されている場所のアザミを接写すると、ちょっとグロイ。 少し離れたところから見るほうがいいね。 キンバイソウとアザミの組み合わせもいい。 頂上付近ではいろいろな花が観察できる。 シモツケソウのピンクとアザミの紅色もまたきれい。 背景の青い風景がまた良いキャンバスになっている。 まだ登山道は通行止めになっているので頂上から行きましょう。 www.city.maibara.lg.jp 入山禁止解除までの期間、伊吹山4合目から6…
頂上付近の山小屋の近くにあった。 キンバイソウ シナノキンバイやミヤマキンバイなど 金梅とつく名前の花は多い。 伊吹山は高山植物の宝庫とはいえ、標高は低い。 北アルプスとはまた違った植生が面白い。 これも積雪量が多いからなのだが、最近は減っている。 そのせいで鹿も増えている。 草を食べてしまうので高山植物が減っている。 緑が減って裸地化してしまい、保水力も落ちている。 その結果、土砂崩れも起こった。 温暖化恐るべし・・・ 地上での災害の多さも似てるよね。 人間が一番悪いかな。 にほんブログ村
いろんな花が咲き誇る伊吹山。 ひっそりと花畑の片隅にあった。 ホタルブクロである。 今年はいつもより数が少ないように思う。 子どもが蛍を花の中に入れて遊んだという。 少し年上の女性から教わった。 観葉植物として街中でも見かけるけれど。 やっぱり山の中のほうが蛍を入れるイメージに近い。 蛍の歌を教えてくださった方もいた。 なんでも簡単にそろう世の中だけど。 昔のほうが豊かだったのかなとも感じる。 蛍の光で勉強はしないもんなあ。。 本屋すら減ってるものね。 にほんブログ村
夏山は昼を過ぎるとガスが上がってくる。 下から見ると雲に覆われているように見える。 頂上付近はガスがかかっている。 ちょっと神秘的にも感じる。 そして、涼しい。ありがたい。 頂上付近では、鹿や人間から高山植物を保護している柵が張られている。 その中にあって大きく目立つ花がある。 シシウド 猪独活 である。 山地に多いセリ科の大形の多年草である。 根は薬として独活(ドッカツ)と呼ばれ、掘り起こした根を洗浄して陰干しし、煎じて頭痛薬や、薬酒、風呂に入れて用いることがある。味は苦く独特の強い風味がある。和名は、強剛な草なので、冬場にイノシシが掘り返して食うのに適していることからついたという ja.w…
なんとなくお気に入りの花ってないだろうか。 山に行って見つけると嬉しい。 鮮やかな黄色い花である。キオン。 小さい黄色い花が集まっている姿も好き。 そしてこの名前がなんとなく好き。 名前は黄色い花で、姿がシオン(紫苑)に似ているからだそうだ。 名前は似ているが別属。 名前の似ているシオン(紫苑)とは同科別属。和名は、紫苑に対して、花が黄色であることに由来する。 ja.wikipedia.org 植生調査について行って知った名前である。 なんか、キオンってかっこいい名前だな。 素朴にそんなことを感じたのだ。 最初はオタカラコウやアキノキリンソウとごちゃごちゃになっていた。 散房状花序に多数の小さ…
おお、このたくさん裂けたはかなげな花弁は。 カワラナデシコだ。 ja.wikipedia.org ちいさくてか弱そうな姿がかわいい。 色といい形といい好きである。 高山植物を保護されている山小屋の近くにたくさんある。 地上のナデシコたちより、はかなげだね。 濃い緑とのコントラストも良い。 ちょっと暑さで弱っているだろうか。 昔、東海道線の石山駅のホームの色が淡いピンクとグリーンだったことがある。 30年以上前だと思うのだが。 当時は、なんだこの組み合わせはと思ったが、 自然界では淡いグリーンとピンクは調和のとれた組み合わせだ。 変なことを思い出しながら、ナデシコを眺めていた。 にほんブログ村
だんだんと雲があがってきた。 夕立にならないといいなあ。 紫色の花が結構ある。 これも前回は気づかなかったが、足元にあった。 ウツボグサという。 なかなか主張が強い花だ。 シソ科ウツボグサ属の多年生植物の1種。日当たりのよい山地に自生する。草丈30センチメートルほどで、地下茎を伸ばして殖える。夏に紫色の花穂をつけるが、花が終わると褐色に変化して枯れたように見える。漢方でも使われる薬用植物で、別名をカコソウ(夏枯草)、セルフヒールといって、利尿や消炎に用いられる。 ja.wikipedia.org さすが、薬草の多い伊吹山。 伊吹山登山バスで行くと、帰りはいぶき薬草湯にも寄ってくれる。 ひと風呂…
伊吹山山頂付近の展望台から。 かすんでいるが眼下には米原の街が見えている。 岩と緑で豊かな伊吹山だったのだが。 最近の温暖化で積雪量が減っていること。 シカの食害で裸地化が進んでいる。 頂上には日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の像がそびえたつ。 ここで記念撮影している人も多い。 古くから霊峰とされ、『古事記』、『日本書紀』においてはヤマトタケルが東征の帰途に伊吹山の神を倒そうとして返り討ちにあったとする神話が残されている。 ja.wikipedia.org 頂上付近の山小屋では自然保護活動を行っている。 この小屋の周辺には高山植物がたくさん守られている。 ちょっとだけ協力してみた。 お花畑を守…
派手な花に目を奪われるが その片隅に可愛い花もたくさんある。 山頂付近で見かけた小さな花たち。 イブキジャコウソウである。良い香りがする。 日当たりの良い岩場に生える。 草のように見えるが小低木である。 花期は6-8月。枝の先端に短い花穂をつける。花冠は紅紫色の唇形で、上唇はわずかに2裂して直立し、下唇は3裂して開出する。萼は筒状鐘形の唇形となる。雄蕊は4本ある。果実は分果となり、やや扁平となる。 和名は、伊吹山に多く産し、芳香があることから付けられた。 ja.wikipedia.org にほんブログ村
しゃがんでイブキトラノオと同じ高さから 眼下の景色を眺めてみる。 ぼやけた街と琵琶湖が望める。 イブキトラノオを接近して見ていたら。 その周りにも魅力的な花があった。 花も葉っぱも輪生しているものは意外と多い。 このクルマバナも花が輪生している。 花が輪生していることから「車花」という和名になるという。 地下の根茎は短く横にはう。茎は直立し、高さは20-80cmになり、4角形でまばらに下向きの毛が生え、ふつう枝分かれする。葉は対生し、葉身は卵形から狭卵形で、長さ2-4cm、幅1-2.5cm、葉先は鋭頭で基部はまるく、5-15mmになる葉柄があり、縁に鋸歯がある。 ja.wikipedia.or…
伊吹山に来たら、やっぱり。 イブキトラノオに会いたい。 私だけだろうか? ピンクや白のお花でいっぱいのエリア。 鹿から頑張って保護しているのだ。 イブキトラノオに接近。 近すぎるかな。 トラのしっぽだ。ふわふわだ。 牧野富太郎の本を読んでいたら、 牧野先生は徒歩で伊吹山まで来ていた。 連れは京都に待たせて、ちょっと植物採集みたいな感じで。 牧野富太郎と、山 (ヤマケイ文庫)価格: 990 円楽天で詳細を見る 本を片手に山登りも楽しい。 にほんブログ村
今日は長めのツーリングをしようと,伊吹山に向かいました。なんだかんだで8時半頃に出発しました。心配は,自分の耐久力です。長年タックロールシートに甘やかされてきたので,どこまで頑張れるかなあと不安に思っていた今日この頃です。 いつも通りの湖西道路なので気楽
お花畑とかすんだ琵琶湖。 夏の空はすぐにガスがかかってしまう。 それでも見飽きない。 青、みどり、ピンク、白、きいろ。 この色のバランスがたまらない。 ふと振り返ると、おお、これはルリトラノオ。 クガイソウと似ているけど、葉っぱのつき方が違う。 クガイソウは葉っぱが輪生していて階段状だが、 ルリトラノオは対生である。 どっちも可愛くてきれいなのには違いない。 花は似ているけど、葉っぱのつき方がずいぶん違うものだ。 今年はシカの食害でずいぶん高山植物も影響を受けているようだ。 www.yomiuri.co.jp 伊吹山レッドデータプランツ 未来に残したい伊吹山の植物 [ 伊吹山ネイチャーネットワ…
いつもなら、ずらっと列ができる西登山道。 この日はとぎれとぎれである。 のんびりと植物観察ができた。 まだ数が少ないがクガイソウを発見。 西登山道を登り始めて間もなくのことである。 斜面に群生している。 ちょっと季節がずれていたけど・・・ 向かい合った葉っぱが階段状になっている。 この優しい紫色にまた出会えてうれしい。 今回はゆっくりと眺められた。 登山口からの登山を自粛しているので人が少なめ。 それだけ下から登ってくる登山客が多いのだろう。 空いているのはうれしいけど、ちょっと寂しい気もする。 登山道の早期復旧を願う。 にほんブログ村