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1日足らずでしたが、久しぶりにたっぷりの雨を得ました。樹木に水玉。ソヨゴ(冬青)の果実に。シャシャンボ(小小坊)の花穂に。 空から樹林に落ちた雨水が、枝葉を濡らし幹を伝い地表の落ち葉の重なりに。菌糸が水を得て、倒木から、土からキノコ=子実体が胞子を飛ばして繁殖の時。 雨が止んだ15時、気温は22℃。湿気はあるものの、ずいぶん涼しい。明日になって気温が上がれば、森は一気にキノコの世界。 by アイ...
「相生山の四季を歩く会*6/9」参加者アンケートから紹介します。 *きのこか~と軽い気持ちで来ましたが、大勢の目で見るとこんなにもたくさんの珍しいきのこがあって楽しかった。感触を手で触ったり匂いをかいだり、キノコに興味がわきました。帰ったら図鑑を見ようと思います。(せっちゃん) *思った以上に多くのキノコを発見でき楽しかったです。(恵)*相生山にいろいろとキノコが育っていることを知りました。☆子どもの参加...
土曜日の深夜2時、会員の皆さんに翌日の観察用資料を添付して以下のメールを送りました。雨のタイミングが合わず、キノコには厳しい状況です。それでもblog記事の通り、みんなで「キノコ眼」を発揮すれば10や20種は見つかるでしょう。(中略) 土曜日少しでも雨が降りますように。日曜の朝には止みますように。。。。果たして熱い願いが天に届いたのでしょうか、日曜の真夜中から明け方にかけて少しの雨が来ました。そして集合時間...
水曜日の下見から3日、雨は一滴も降りませんでした。もう一度回って来ました。「相生山の四季を歩く会」みんなでキノコを探す森。 比較的湿り気の残っていそうな枯れ枝が積み重なったところ、樹液がにじみ出している太いコナラの幹根。 乾燥キノコや、虫やナメクジの食べ残しや、サルノコシカケ(猿の腰掛)の仲間のニクウチワタケ(肉団扇茸)・カワラタケ(瓦茸)・マンネンタケ(万年茸)などには会えましたけれど、「キノコらしい形の...
相生山の四季を歩く会⋆6月はキノコ特集、「新聞表記には無いので」(中日新聞の担当者さん)ということで『雨季』が換わってしまいましたが。「ことしも雨が無~い」「今日か明日に降ればバッチリなんだけどね」スタッフで下見に出かけました。≪期待できないからテーマ変更≫も視野に。 真夏日の午後、それでも意外に森の中は冷んやり。しかも散策路の縁は湿気も感じました。乾燥に強いサルノコシカケ(猿の腰掛)類、お馴染みのヒイ...
緑濃い相生山の徳林寺。日曜日は「かぜのこ ゆるマルシェ」、お寺の一角にある「風の子幼児園 こちら」の親子たち中心に賑わっていました。企画を担われた一人のお父さんからの声かけで「相生山の四季を歩く会 こちら」も特別参加、「相生山の虫さんをさがそう」の準備をしていて、未就学児中心に30人もの申し込みがあったのですが・・・・。朝8時頃から強い雨。「雨で虫さんお休みなので・・・」中止になってしまいました。楽しみ...
一昨日までヒメボタル(姫蛍)たちが舞った谷は、大雨で一夜のうちに川になりました。 辛うじて川岸になった辺りに産み落とされた卵は、無事に来年につながるでしょうが、流れの中に没してしまったいのちもあるでしょう。 それとも、私たちよりもずっと長く地球上に生息してきた彼らは、雨の危険も流れの出現も予知済みで、したたかに存続していける存在なのかもしれません。 by アイ...
昨夜22時頃に行きました。その時間は稲田口の辺りが一番多く感じる程で、全体の数は少なかったです。撮影をされていた方が沢山みえたので聞いてみたら、丁度22時頃は風も吹いていたので、この後風が収まれば結構飛ぶんじゃないか、と言われてました。 ただ1つ気になったのは、コロナ禍以来「初めて」の人が増えた事で、マナーの気になる方が増えているようです。 ・眩しいぐらいの明かり点灯 ・コースアウト ・場所取り(常識の範囲...
「相生山の四季を歩く会」のヒメボタル観察会(18~24日)の感想コメントから *ホタルの輝きも、お月さまも本当にきれいで、お話もとても楽しかったです。ありがとうございました。家路でも道端のあちこちで輝きを見せてくれました。いつも散歩で歩いているこの場所に?!という発見がうれしくて。自然のバランスを壊してしまうことなく、暮らしと共存していけたらいいなと思いました。(緑地となりのN)*なかなか行けないような...
相生山の歴史の証人たち 参考に こちら by 森の妖精の1人故てんてこマイマイマグワ(真桑)の果実が赤くなってきました。コナラ(小楢)樹林の入り口、今は梅やミカン畑に替わった、戦前は桑畑の生き残りと思われます。「子どもの頃、口むらさきにして食べたわ」「ワタシ知らん、街の子だったで」「近所の採ってきて今でもジャムにするよ」姐サマたちは口々に。 「相生山はズミ(酢実)の山」と言われた時があったそうです。ほんの2、30...
昨日の昼頃行ったら、シンボルツリーの所に車止めが見えました。何かと思ったら、畑の柵が工事現場で見るようなのに替わってました。ベンチの横にはコンクリートの固まりが沢山摘んでありました。この辺りはバッタなど虫が沢山いて、子どもたちの遊び場だったのに、何年か前から畑をやり出す人が現れ、相生山の何かが変わりました。みんなの憩いの場所が変な方へ向かっている様に思えてなりません。(久) シンボルコナラの横に土木...
飯島町の里の生きもの図鑑先着100冊プレゼントなんて嬉しい企画を知ったので役場に行って頂いて来ました(^^)v材木屋さんの住んでいる町の身近な動植物を載せた図鑑絶滅危惧種だとかって虫や鳥や草花たちがまだまだ身近に見られる我が故郷伊那谷の自然身近な里山の生物多様性言ってみれば田舎って事なんですけどコンクリートジャングルにはない身近で豊かな生物多様性人の暮らしと自然のつながり人の暮らしとつながる自然そして人々...
森で夜更かしの朝は 青嵐ざわざわ揺するコナラ(小楢)の奥から シジュウカラ(四十雀)の賑わい林床に眠るヒメボタル(姫蛍)たち いのちは繋げただろうか 林縁から 深い園路まで淡い花の匂い 若い果実の膨らむ音 生きものたちの棲み処へ 今日の陽が届く初夏の山の気が満ちていく 青い朝 by アイ...
雨の後、夏日になった深夜。ヒメボタル(姫蛍)のようすを確かめに来ました。月齢12.0、樹林を通す月明り。 双子池へ出ました。菅田(すげた)神社の杜の向こうに都心の灯。 二十四節気は小満。草木繁り、夏めいて満ち始める季。「相生山の四季を歩く会」の次のヒメボタル観察会は24日(金)夜20時から。17日ほどではなかったですが、今夜のところは未だ終わってない感じです。あと4日、どうでしょう?「今年は早いね」「去年も早かったよ...
「昨日はありがとうございました。東栄町や津具村、瀬戸市までホタルを見に行きましたが、昨日が一番きれいに見えました。最初にしてくださったホタルの生涯の話や参加者の方の子どもの頃のお話も興味深かったです」(3児のドタバタママ) *昨夜はお疲れさまでした。あのあと飛び込みのグループ6人くらいを案内して1時過ぎまで、あちこち調査がてらに歩きました。どこもここも素晴らしかったです。今夜辺りがピークかもしれません...
相生口の竹薮(市有地)で、最近気になっていた竹の囲い。入り込んで「作業」中の人を見かけたので聞いてみました。ちょうど名古屋市の管理部門に問い合わせていた折です。ここで作業するからには市の関係者のはずです。「何してるんですか?その囲いは何?」「切った枝を入れる」「今、ヒメボタルが羽化して繁殖する時期ですよね。ここでそんなことして影響ないんですか?」(手を止めず、怒ったような口調で)「毎年ここでこの時期...
12日の「相生山の四季を歩く会」追伸です。 テーマは~夏が始まる白い花、エゴノキ・ソヨゴ・ネジキ・ガマズミ・イボタノキ~でしたが、5月は樹の花だけでなく出会える生きものがいっぱい! 下見でたまたま見つけた昆虫も資料に紹介しましたが、当日居てくれるとは限らない。「こんな子がいると思います。探してみて下さ~い」 「居た居た、これかな?」「毒のある毛虫みたいですけど、こんなキレイな蝶の幼虫です」 成虫で越冬し...
お世話になっております。昨日初参加させていただきましたA(匿名)と申します。近くに住んでいながら、初めての参加で、いろいろ教えていただき、楽しい時間を過ごすことが出来ました。どうもありがとうございました。この相生山で蛍が見られるなんて、全く知りませんでした。17日金曜日、同じく昨日初参加のBさん(匿名)と参加したく、よろしくお願いします。追伸道路建設の反対運動の署名など出来る事はやらせていただきたく...
少し前の記録です。林床をゴソゴソ探しているオジサンを見かけたので「何か良いものでもありますか?」「去年この辺りでアミガサタケを見かけたもんでな」「美味しいの?」「さあ、食べれるかどうかも分からん。形が気に入ってる」オジサンは食い気より芸術派。 別の日に、その辺りを歩いてみたら・・・。いたいた❣❣ アミガサタケ(編み笠茸)ファミリー。「相生山の四季を歩く会」のキノコの先生は「ヨーロッパでは結構人気のキノ...
毎月第2日曜日は「相生山の四季を歩く会」12日のようすです。参加者アンケートに残されたコメントと記録係の画像を添えて。*今日、行く所がある幸せ(Michi) *午後から用があり早引けさせていただきます。少しでも参加したいという気持ちをおくみとりいただきご容赦を。(みずほ)熱烈ファンに支えられて。6ヵ月から80?歳まで、ことしも5月は50人超え。先月と同様、2グループに分かれました。「ヒメカサキビの谷」まで先行...
強くなった日射しを逃れて、アオハダ(青肌)の緑陰。 雄しべがもじゃもじゃ伸びて花粉を飛ばした雄花は終わりがけ。数少ない雌花は遅咲き。 雌しべの根元に粘液質に光るものを見つけました。蜜?舌を尖らしてなめてみました。甘~~い!!この上なくぜいたくなデザート、それだけで充分な主食の風格。誰がこれを頂いて、受粉の手伝いをするのかしら?間違いなく私ではないので、早々に離れました。アオハダさん、ごめんね。 by...
夏日の光があふれていました、相生口。森への入り口はニセアカシヤ(=針槐)満開の房が揺れて。 ミカン畑から強いミカン(蜜柑)の花の匂い。いつの間にか盛り過ぎた様子。 「もう出てるよね」「桜は遅くなったけど、昨年に近い気温上昇」「4月の連休前にミカン咲いてたでしょ」「未だ夜には来てないけど、もう光り出してるはずだよ」ヒメボタル(姫蛍)-ウオッチャーたちのこの時期のあいさつ代わりは互いの予測交換。散策路沿い...
相生山の梅畑 正午過ぎお休みで人出もまあまあ ねこさま登場 ウメちゃんかな?「ひねもす寝たり」の4月も終わる隣りのミカン畑に蕾がふくらんだから蛍が出始めます またしばらく夜がにぎやかになるね梅の実一つ落ちて 収穫まで3週間「森に猫なんて、生態系が・・・」なんて固いこと言いなさんなあんたがたの方が よっぽど自然を壊してる。 by ai...
早々とオトシブミの登場です。相生山でよく見かけるのはヒメクロオトシブミ(姫黒落とし文)。他の種も生息しているのかもしれませんが、私たちは会ったことが無いです。 これは初めてオトシブミの揺籃(=ゆりかご)を見つけた時。しかも産卵直後らしい成虫♀。最初で最後です。昨年のオトシブミ観察会 こちら解説の資料linkも貼ってあるのでご参考に。きょうの注目は産卵された【葉】、これまで観察したのはコナラ(小楢) こちら...
森の小径 「菫ほどな小さき人」になって紫の春をたどるスミレの種子はアリ散布種子にくっついている アリが食糧にするエライオソーム(elaiosome)食糧を運んで 要らないから捨てた種子が芽生えて 春の紫紫の花 点々と咲き延々と連なる 蟻の道スミレの列は アリの運搬路歩いた跡に 新しい花が咲く by Coco & Rami...
おはようございます♪ 以前、私の似顔絵を描いてくれた懸賞達人の愛ちゃんという友人がおります。 ハガキ職人で今まで色々な懸賞に応募して総額1千万を超える商品や金券などをGetとしている達人なのです!!! こんな手創りのハガキを1つの応募には1枚しか出さないというポリシー こんなハガキで送って来てくれたらそりゃ当選させたくなっちゃいますよね☆ あ、描いてくれた似顔絵はコレです なんで妖精なんだよ… そんな愛ちゃんが先日こんな画像を送ってきたのです 『そのまんまやん O型』ってメッセージとともに… 血液型がO型の人は5分おきに細かくタイマーをセットするらしい… それに対して私の返信がコレ 『俺 もっと雑だよ☆』です ジャン☆ 毎朝これで起きてるのでした… 5分起きみたいなきっちり整ってなく...
昨日は春の嵐、強い風が吹きました。山根口から双子池口へ、北尾根の園路をふさぐ倒木。 枯れたハゼノキ(櫨の木)でしょうか。根扱ぎではなく根元から折れたようです。たちまち危険というわけではないけれど、このままだと通行にジャマだし、放置すると何かしらの不具合が起こりそうなので、天白土木事務所に連絡しておきました。 この辺りでは、2~3年前にも枯れた亜高木が倒れました。(下の画像の左側)真ん中に残っているクス...
相生山の春を象徴する花、ヒサカキ(姫榊)は、この地方では仏事の木。仏壇やお墓に欠かせない大事な木です。けれども少し北の方では、暖地性のサカキ(榊)がないので、その代わりに神棚にも供えます。余りにも普通に何処にでも生育しているので、自然の緑(=太陽エネルギーの象徴)として重用され、また逆に気にも止められない樹木です。 【雌花】は雄しべが退化し、【雄花】には雌しべが見られません。今日は出会えなかったけ...
今日は啓蟄。陽気に誘われ、土の中の虫が動き出す頃。その初項。「蟄虫、戸を啓く(すごもりむし、とをひらく)」・・・冬ごもりしていた虫が姿を現し出す。虫に限らず、さまざまな生きものが目覚め始めるころ。さまざまな生きものの中に、ヒトも含まれます。これが自然科学の理。でも、ヒト(人)は別で、自然界も意のままに出来ると考えている人びとが少なからず存在しているようです。名古屋市の相生山でも、なかなか「目覚め」て...
花が終わった梅畑の草地に、春の色。黄色いタンポポ(蒲公英)の花。たった一輪の花を見つけて、背中の黄色い模様が特徴の虻。「相生山の四季を歩く会」の昆虫の先生に聞きました。「ナミホシヒラタアブ(並星扁虻)の♀だと思いますが、あまり自信はありません」お日さまの光が明るくなったから、草花も虫も元気色。 by アイ...
『協生農法』の可能性は、環境の生態系機能を向上させ、生物多様性を破壊し続ける世界を変えられるところにある。この福音を、もしパーフェクトに実践出来なかったとしても、今の生き方の問題点や過ちに気づき、人類意識を変革する何らかのきっかけにはなるはずだ。
「名古屋市の『森づくり』はおかしいのではないか?」と丁寧に説いても、止まることなく「明るい森にするための」伐採が続けられています。常緑低木は“一網打尽”・・・私たちの祖先は、太陽のエネルギーを受けた常緑樹を大事にし、身近な常緑樹を神棚や墓に供えたり正月飾りに用いたりしてきたはず。例えば、サカキ(榊)、ヒサカキ(姫榊)、ソヨゴ(冬青)、シイ(椎)、地域によって多種多様な常緑樹が今でも自然からの下されも...
新しい年の初めての雪の後、まだ濡れた林床で新しいシイノキ(椎)を見つけました。林縁に近い散策路沿い。「こんなに分かりやすい所に育ってるのに、なぜ今まで気づかなかったのだろう?」発見の時はいつもそう思う。 いずれも樹高60cm以下の幼木。芽鱗痕から推察すれば、樹齢5~6年くらい。この1~2年でグッと伸びた感じです。 1か所には4株まとまっているので、シイの実を食料にしている誰か―たぶんカケス(鵥)が運んできてこ...
相生山緑地の北端、隣接して双子池があります。湧水による自然の池で年中涸れず、この地域が水田として土地利用される重要な要因だったそうです。 双子池の住人はカルガモ(軽鴨)、日によって時間帯によって「お出かけ」もありますが、10羽以上は常駐です。彼らに交じって見慣れぬ顔を見つけることがあります。 今日はオオバン(大鷭)。お洒落なツートンカラーの胴と首、額から嘴にかけての白色が目立ちます。昨年の今ごろには...
紅葉の森の裾を、刈り払ったのは誰? 「森の手入れ」の名のもとに、「竹林整備」の名のもとに。散策路沿いの低木を切り払い、林床を剥きだしにし、植生にとって要注意の「乾燥化」をすすめているのは誰?生きものたちを住みにくくし、そのいのちまで危くしているのは誰? この樹林のなか、その木陰に、5月の夜ヒメボタル(姫蛍)が飛び交い、命をつなごうとしていました。名古屋市は「市民が集う公園づくり」のためとして、市民の...
4日ほど留守をして岐阜の仕事場に戻ってみたら、大異変! 住居の直ぐ近くまで、畑の獣害対策用電柵の際まで、かなりの規模。 モグラ? だとしたら巨大モグラ!これほどの土木工事の施工主は、イノシシ(猪)しか考えられません。それにしても、すごい破壊力だこと。以前も冬始まりのこの時期、敷地内を大暴れした痕がありました。脚の短い彼らには丸太2本の高さで防げる経験から、裏山からの進入路に丸太バリケードを作っておいた...
岐阜の山林の林縁部斜面に伸びていたコナラ(小楢)の幹を伐採しました。切り口で推定すると樹齢35年。この株を圧迫していた植栽ヒノキと同程度。 自然植生を伐ることはしない方針ですが、これ以上放置すると倒れ掛かっても処理しきれないおそれがあるので特別に。また、後方の人工林を間伐したことによって、萌芽更新した幹が直立していく可能性にかけて。 重心と伐倒方向が90度以上あるため、チルホールを用いて倒しました。広葉...
にほんブログ村 にほんブログ村 今朝、8時半頃には霧雨で寒かった~ 駅まで車で行って、コインパーキングに入れて 折りたたみ傘をもって出掛けました 都内での勉強会だったのですが いつ
岐阜の山林に自生してきたモンゴリナラ 詳細記事こちら数株のうち1本は、人工林のヒノキに日照を奪われてヒョロヒョロ。4年前、遅ればせながら周辺のヒノキを強度伐採しましたが、樹冠を斜面下に向けて、上に伸びることができないまま。 「今の状態では子孫を残すことも難しそう。萌芽更新を狙って伐ったらどうでしょうね?」「それがいいかもしれませんねえ。その方が将来性がある」ということで、黄葉7分の時期に伐採しました。 ...
暖かい晴天。コナラ(小楢)の黄色光線を浴びて森を行くと、全身が元気になれます。仰いでいくと、だんだんと黄葉が進んでいくのが分かります。 梅畑西の樹林、低木のアカメガシワ(赤芽柏)やエノキ(榎)の黄葉の上に高木コナラは陽を受けて。 コナラの黄葉は樹冠から順に降りてくる。空からの指揮棒で撫でられたように。樹林の中に入ると、それは見事なグラデーション。黄葉の進度模式絵巻。 降りそそいだ黄が浸みて流れて、コ...
コナラ(小楢)の森の真ん中で、黄色くなった葉を探していたら、コトコトコト コツッコツ コトコトコトコト ひっきりなしドラミングの音。見回して・・・分からない・・・思い出して枯れ枝を探したら・・・見つけた! コゲラ(小啄木鳥) お久しぶり!しきりに頭が動きます。可愛い目が撮れないよう。 細い脚、爪を樹皮に掛けて、身体は固定。首から上を反転、反りかえって、懸命の木啄き。下の方に幾つか穴が開いてます。虫...
【スズメバチに注意】の掲示物近くにオオスズメバチ(大雀蜂)が集まっていました。よく視ると、彼女たちが吸っているのは、飛び散った柿の汁。傍の畑(私有地)に柿の木があって、誰かが柿の実を盗んで齧り残し棄てていったのでしょう。最近、全国的に「クマの被害」が盛んに報道されています。熊だって、蜂だって、危険を冒して人間とは関わりたくないはず。食べ物の領域が侵されたうえに、それが別のところにあれば出かけざるを...
「あれっ?」夏が終わったから・・・それにしても、ずいぶんスッキリ・・・・と感じて、よく眺めたら、散策路沿いの低木が片端から切り払われていたからでした。竹藪から延びてきていた竹を伐採したのは良いとして、周辺一帯を「整美」した目的は何? 相生山緑地のなかで南部住宅地は別にしても、地名【菅田(すげた)】と表示される区域のほとんどは雑木林樹林です。自然の森林に4トントラックが入れそうな道をつくってどうするつ...
相生山緑地の真ん中の梅畑西には、果樹畑と雑木林の衝立を為すように、高木コナラ(小楢)が並んでいました。その梢や力枝には、希少な野鳥が留まっていることもありました。きょう行ったら、空が見える!このコナラにカシナガノキクイムシ(樫長の木喰い虫)とナラ菌によって、樹の枝葉が部分的に枯れていたのは知っています。関連記事:こちら けれども、急いで根元から伐倒する必要はあった??直ぐには倒れないし、倒れたとし...
天が青く澄み、地上に朝の光あふれ出す頃。野鳥たちの声で、裏山の繁みは大賑わいになります。中段まで皆伐、その上部人工林は6割間伐。もう5年経って、真っ暗の林床は一旦更地の様相から、多種多様な草と先駆植生の低木による生きものたちの楽園になった感があります。開けたところで食事、と休憩。樹林に入って姿を隠す。秋は果実と種の季節。虫たちやそれを捕食する鳥たちの生命の貯まり場。 そんな山の秋の進み具合を眺めてい...
ほんの4~5日前まで、森の散歩道はPOPリズムの世界。思いがけないところから、不規則に、バリエーション豊かな音符。コッツ パサッ ポコン カッツン コーン ・・・・ ・・・ コナラ(小楢)のドングリが自由自在に落ちていました。時には「頭上注意!」、、、、眼前を直下足もとへ。いつの間にか静寂。今、コナラたちは黄葉の時を待ってたたずむ。 未だ未だ続くと思っていたのに。早く落ちて転がった子は傷がついたり、暗...
チエンソウを提げたオジサンたちとすれ違いました。「伐採」?とか書いた表示も持ってたみたい。ちょっと気にしながら歩いていたら。 三叉路の倒木コナラ(小楢)の処理だったようです。このコナラの過去記事:こちら倒れた日の記録:こちらちょうど1年余り経ったのですね。この春、先端の枝に芽吹きが見られましたが、幹から水を揚げることは無理だったようです。倒木処理がされたことで、もう望みは無くなったことを改めて感じま...
相生山の「公園整備」が、7月初から3か月以上かかって「終了」したようです。生産緑地から樹林への入り口は広々として、朽ちた枕木は廃棄され硬質プラスチックの板が敷き並べられました。オオシマザクラ(大島桜)の黒い実が散らばったり、色とりどり落ち葉の吹きだまりになって、少しずつ土も溜り、かさごそ歩いていた道がコツコツ街路の響きに換わりました。「つどいの広場への道、風情はありません。 森の中がドンドン人工的に...
「相生山の四季を歩く会」事務局にとどいたメールから一部紹介します。 メールありがとうございました。ボールペンのインクが無くなり、あまり感想を書けませんでしたので、返信させていただきます。活動に楽しく参加させていただきました。記録係になったからこそ講師の方にいろいろ教えていただくこともでき、大変ありがたかったです。 きのこを発見する楽しさやみんなで同じものを見ていろいろ会話する楽しさも味わいました。...
スズメバチ(雀蜂)の働きバチが活発です。コナラ(小楢)樹林の中で、現在この子が特にお気に入り、20匹くらい集まってます。近くに巣があるのかもしrません。ぐるっと回って2時間、帰って来たら看板が吊り下がっていました。役所のものでは無さそうです。誰か有志の方が掲示されたのでしょうか。でも、必要なのかなあ。「注意」って、どう注意すればいいのかは書いてないです。かえって、「巣を撤去してください」と管理者にク...