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遠固人
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https://on8kojin.hatenablog.com/about
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学生時代、動物、キノコ、アニメ、旅行、科学の事、未来予想など、徒然に。
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40回 / 329日(平均0.9回/週)

ブログ村参加:2019/09/12

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遠固人さんの新着記事

1件〜30件

  • 願望 (38)

    W・W・ジェイコブズの「猿の手」(The Monkey's Paw)(創元推理文庫:怪奇小説傑作集1 英米編)は、願いを叶える猿の手のミイラの話である。だいぶ昔に読んだのであまり定かではないが、猿の手を入手した夫妻が金銭を願うと、息子が死亡し、その代償として富をえるという流れであった。物語りはもう少し続くわけであるが、当時、何とよくできた作品であろうと感心したのを覚えている。読んだのが、台風が来ていた深夜だったので、なおのこと印象深かったのかもしれない。 このような、神霊や怪異に願いことをする設定は、小説や漫画、アニメなど創作物に一般的なスタンスである。例えば、みじかな所では、「どろろ」におい…

  • 甘藷 (37)

    サツマイモ(甘藷)はずるいと思う。煮たり焼いたりしただけでほぼスイーツとして完成しているからである。小豆(赤餡)、エンドウ豆(鶯餡)、インゲン豆(白餡)や栗(栗餡)などは、砂糖を加えて炊くか炊いた後砂糖を加えて、練ることにより餡になるが、サツマイモは、火を通した物自体が、すでに餡の塊とみなすことができる。うまく火を通された安納芋などは、ソフトなグラッセのようである。 サツモイモ自体のスイーツとしての完成度の高さから、美味しさという点において、サツマイモを用いて敢えて菓子など作り上げる必要もないほどであるが、例外も幾つか存在する。 その1つが、主に愛知、東海近辺で作られている、いわゆる「鬼まんじ…

  • (います (36))を書いている時、宮城上空に未確認物体が浮遊しているというニュースが世間を騒がせた。 あれは誰か言っていたように、個人的には、15番目の使徒ではないかと思っている。泡のような風船のような構造なので、バブルスであろうか。 ちなみに14番目の使徒は、通称、仙台大観音、カノンズである。

  • います (36)

    久し振りに蒼穹のファフナーシリーズを見ている。片手間ではあるが、設定を確認していると、あれこんな展開であったかと、忘却の彼方にあった出来事も多い。というより前回見たとき、それ程しっかり見ていなかったということであろうか。そんな中でもフェストゥムの登場のインパクトは、やはりテレビの第1作が一番であるように思う。EXODUSや劇場版にも、多くの種類のフェストゥムが登場するが、個人的にはやはりスフィンクスA型が良いと思う。頭光や放射光のような光背を持つ、空飛ぶ修行僧、空飛ぶ婆羅門のような雰囲気は、SFの中の敵対者としては出色である。そして例のあの有名な言葉、「あなたはそこにいますか」という、哲学的、…

  • 今昔2 (35)

    さて、放生池に向かわず、そのまま頂上の道を進むと、白壁に瓦屋根となり、建物の雰囲気が変わってくるのがわかる。左手に白壁が途切れた入り口のような所があり、中に入れると、そこは百メートル四方ほどの広場となっている。広場の北には、近代的なお寺の伽藍が見える。それは、地元民ならばよく知っている覚王山日泰寺である。 日泰寺のことはWiki等を参照して頂くことにして、当時小学生の自分が知っていたことは、仏様の本当の遺骨(真舎利)があるお寺らしいということと、毎月21日に縁日(弘法さんと呼んでいた)があり、広場に多くの植木が置かれるということであった。そしてこの植木市が目当てで、時折、兄や友人らと足を運んで…

  • 今昔1 (34)

    名古屋の中心である栄から地下鉄東山線を東に2駅行ったところに、今池がある。盛り場ブルースの 栄、今池、広小路〜に出てくる今池である。地下鉄今池駅の北方面出口を出ると、少し変わった道が東北東に伸びているのがわかる。その道は歩道のような路側帯部分が、車道より広く、50センチほど高い段になっている。地元では、水道みちと呼ばれていて、地下には、道の始点にある東山給水塔から、名古屋の中心に水を運ぶ水道管が敷設されているという。段となった部分には桜が植えられ、毎年、季節になると地元の人の目を楽しませている。 その水道みちの始点近辺が、小学生時代の遊びのフィールドであった。先に書いた東山給水塔は、丘陵地上に…

  • 今日は天気が良く、朝から爽やかな風が吹き、新緑も美しい。 近くの家では、 水道関係の業者を呼び、車から降ろした自家発電機を作動させて、何かしら作業をしている。 そこに、サントリー・グリーンダカラのCMに出てくる、ムギちゃんのような可愛い女の子登場。 作業していた中年のおじさんに近づいて行き、一言、 「ウルサイ」 おじさん涙目。 10分ほど発電が止まりました。

  • 自然圏2 (33)

    冒頭で述べたように、大仙陵古墳を始めとする天皇陵の多くは、築造時、葺石等で覆われ、人工的な表面を持つ構造物であったという。現在の古墳の森を構成する植物は、人が移植したものでないならば、盛り土に含まれていた根や種子、鳥や風による飛来物に由来すると考える事ができる。大仙陵古墳を始めとする百舌鳥・古市古墳群の多くは5世紀頃の築造と考えられるので、古墳の植生は部分的に、現在は宅地や商業地で失われた、古墳近隣の過去の植生を反映しており、古墳はそのような植生のタイムカプセルである可能性がある。そして、このような古墳の緑地は、自然圏を提案をする上で、自分に肯定的な印象を与えたわけである。 自然圏の造成に用い…

  • 自然圏1 (32)

    大仙陵古墳は、二条、三条、…、七条と横切るなだらかな上り坂の先に、丘のように見える。築造当時は、葺石で覆われ、種々の埴輪が配置されていたようであるが、現在は、松などの植生があるこん盛りとした森である。年に一度か二度、夕立か前線が通過した時、古墳の森の中の一際高い松の木の背部に雷が走り、轟音をとどろかせる事がある。別に陵に落ちたのでは無いであろうが、そのような時は、ダンジョンへの入り口が開くような気がしたものである。とは言え、被葬者や考古学的な問題に特段興味があるわけではない。自分は別の事に興味を持っていたのである。 だいぶ以前の話であるが、関西在住の折、コンペに応募したことがあった。そのコンペ…

  • 自然圏 (32)

    大仙陵古墳は、二条、三条、… 、七条と横切るなだらかな上り坂の先に、丘のように見える。築造当時は、葺石で覆われ種々の埴輪が配置されていたようであるが、現在は、松などの植生があるこん盛りとした森である。年に一度か二度、夕立か前線が通過した時、古墳の森の中の一際高い松の木の背部に雷が走り、轟音をとどろかせる事がある。別に陵に落ちたのでは無いであろうが、そのような時は、ダンジョンへの入り口が開くような気がしたものである。とは言え、被葬者や考古学的な問題に特段興味があるわけではない。自分は別の事に興味を持っていたのである。 (つづく)

  • 走る (31)

    今回は寮の話である。 寮では、表向き同学年や他学部間の、或いは先輩、後輩間の交流、親睦をあまねく図るという目的で、実際は、男住まいに蛆が湧くではないが、ゴミや不要品が増え、不潔になりつつある各部屋をクリーニングし、リセットする目的で、年に数回、部屋替えがあった。 部屋替えは特定の伝統的やり方で行われていた。希望する部屋は、学年が上の者から、同学年ならば在寮期間の長い者から順番に決めることができた(同学年で在寮期間が同じ者は、くじで順番を決めていたように思うが、定かではない)。また、一度同じ部屋になったことがある者どうしは、相部屋になれないという決まりもあった。そうなると必然的に、先輩や古株から…

  • 過去へ (30)

    本場所のその日の取り組みを終えた力士数人が、部屋に戻ろうと国技館を出ると突然靄が立ち込めた。何事かと思っていると目の前に木造の街並みが現れた。時代劇で見たことがあるような、そう彼らは江戸の町にタイムスリップしたのである。 昨今、ドラマや映画でタイムスリップものが評判である。それらを見ていていつも思う事がある。現在でも、江戸時代から継承している文化や行事があるし、ドラマや映画等で江戸時代の風物が再現されている。では、それら継承或いは再現した人、文物、態様が、タイムスリップして、過去に出現した時、何事もなく、当時の人々に受け入れられるものなのかということである。 冒頭に書いたように、浴衣や着物を着…

  • キノコ3 (29)

    今回は存在感に焦点をあてたキノコの話である。 フユヤマタケ(冬山茸: Hygrophorus hypothejus)というキノコがある。初めてみたのは道の駅である。プラスティックのトレイに、傘の直径が1.5〜2.5cmほどの華奢な薄茶色のキノコが入っていた。量も少なく、調理しても一口二口で終わりそうな感じであったが、未食の可食菌は原則として食べることにしているので、買い求め食べてみることにした。若干のぬめりが有る本体を軽く湯通しし、ナメコのようにおろし和えにして食べてみた。すると、有るか無きかの量にもかかわらず、しっかりとした歯ごたえが有り、口中に旨味が広がった。 これに味をしめた自分は、後日…

  • 編む (28)

    「舟を編む」と言う作品がある。長い年月をかけて辞書を編纂する人々の熱き思いや恋愛事情が描かれており、小説、映画、アニメ等で展開され、映画は、数々の賞を受賞している。自分が見たのはアニメであったが、いつも見ているアニメとは毛色が異なり、興味深く見ることができた。 辞書の編纂過程のことなど、何も知らなかったわけであるが、同作品を見た限りにおいては、辞書は、見出し語の選択とその説明(当たり前か)及び用例、出典によって特徴付けられ、個性を持つといえる。以前、南方熊楠のことを書いたが(縁 (26))、であるならば、「大渡海」の編纂に、編集部員或いは嘱託として、あの熊楠氏が参加していたら、どの様になってい…

  • ぬめり (27)

    今回はジュンサイの話である。 ジュンサイ(蓴菜 : Brasenia schreberi)は、多年生の水生植物であり、ゼリー状のぬめりで覆われた若芽が、食材として珍重されている。日本では秋田県の三種町で主に生産されているが、梅雨明けから夏の収穫期に同地を訪れると、比較的開けた林間の土地に、少し小型の丸葉でびっしりと覆われた、ジュンサイ沼がポツポツとあるのを見る事ができる。訪問の帰りには、近隣の道の駅やスーパーで、ジュンサイを買い求め、いろんな食べ方をしていた。 ジュンサイは、細心の注意を払えば、かすかな青味や甘味を感じるが、基本的には無味、無臭である。その特色はなんと言っても、外側のゼリー状の…

  • 縁 (26)

    小学生の頃、夏の旅行を計画したことがあった。 図書館に、県ごとに名勝や物産を紹介しているシリーズ本があり、偶然手にとったのが和歌山県のものだった。当時は、まだ時代劇が多く放映されており、御三家の1つ紀州徳川家があった所ぐらいの知識で、和歌山県の事などほとんど何も知らない状態であった。 その本を見ていくと、どうやら蜜柑や梅が採れる所らしい、白崎という石灰岩でできた綺麗な岬があり、さらに南下すると、白浜という温泉地があり、白良浜という白砂の海岸と、円月島という少し変わった島があるらしいということがわかってきたわけである。そして自分は、その真ん中に絶妙のバランスでぽっかりと穴が開いた島に魅力を感じ、…

  • 寮 (25)

    自分が入寮した時、寮には3人の古株がいた。 最も古いA先輩は、唯一院生の寮生であり、大柄で恰幅がよく、一度も話をしたことはなかったが、酒飲みで、寮の飲み会の時、一升瓶入りのワインを持ってきたことを覚えている。「TOUGH」に出てくる幽玄真影流死天王が、ちょうど古株3人の雰囲気を伝えるのにぴったりなので、それに当てはめるとすると、彼は、さしずめ 犀の大観 といった所であろうか。彼は自分が入寮した翌年卒寮していった。 2人目のD先輩は、髪を少し伸ばした細面のイケメンで、潔癖症なのか手ばかり洗っていたことを覚えている。行きに洗い場の前を通った時、彼は手を洗っており、帰りに通り過ぎた時も洗っていたとい…

  • キノコ2 (24)

    夏から秋にかけて、雨が降った翌日に、海岸沿いの松林に入ると、松の木の下の白砂や礫の上が、スギナの緑を挟みながら、紫の針でびっしりと埋め尽くされているのを見ることがある。それは、ムラサキナギナタタケ(Alloclavaria purpurea)の群生である。そのインパクトは中々のもので、直径5ミリ高さ12センチ程の紫の筒が、真っ直ぐにのび、林立している。ホウキタケの仲間にも紫色を呈するものがあるが、途中で枝分かれし樹枝状構造をしているのに対して、ムラサキナギナタタケは一筆(ふで)である。 可食菌であると聞いていたので、本命のキシメジやアミタケが不漁の時、収穫し食したことがある。外見のインパクトに…

  • 歩く (23)

    以前、大学時代の寮生活のことを書いた(キノコ1 (3))。寮には主に新入生を対象とする夏場の行事があった。それは、街中を通ってただひたすら山中の目的地まで歩き続けるというものであった。 午後に出発し、40キロほどの道程を夜通し歩き続け、朝方、目的地に到着するという行程である。歩き始めこそ元気であるが、夜も更けてくると、腹が空き、喉も渇いてくる。疲労困憊し、亡者のように山中を歩き続ける一行の前に(もちろん、舗装されたちゃんとした道路であるが)、突如、天使が舞い降りるのである。 毎年のことであり、出発時刻も決まっているので、どの時刻にどの辺りを歩いているのかわかるので、サポート隊が、寮生の車におに…

  • 任務? (22)

    蒼穹のファフナーシリーズからの流れであるが、竜宮島の成り立ち同様興味深いのは、島民が、フェストムに対抗するアルヴィス構成員としての第一種任務と、日本の平和な文化を残す第二種任務を持つという設定である。これは、少子高齢化が加速度的に進む日本社会にとって、あながち関係がないとは言えない要素を含んでいる。 健康寿命の進展により、60代、70代場合によっては80代であっても、一昔前の同年代と仕事との関わり方が変化してきている(簡潔に言えば、以前は引退であったのが、今では現役に近い状態の人が多くいると言うことであろうか)。であるとしても、人口は着実に減少していくので、この傾向が続くならば、将来、特定の仕…

  • 大洪水2 (21)

    ファフナーシリーズに出てくる自律的移動要塞に近いものを、大洪水に備えて、現在の技術を用いて敢えて構築しようとするならば、その中核となる物は、アメリカのフォード級あるいはニミッツ級、航空母艦ではないだろうか。この5000人ほどの乗員を乗せ、戦闘機の運用を行う、満載排水量10万トン以上の原子力船は、長期運用における、水密性、堅牢さが実証されており、現技術における要塞艦のパーツとして最適であるように思われる。 これら空母の基本構造を踏襲しつつ、形状を直方体として1つのユニットとし、このユニットを縦横、上下に大量に連結したものが、要塞艦の基本ベースとなる。アルヴィス要塞艦が3分割可能なように、この仮想…

  • 大洪水1 (20)

    将来、聖書の大洪水のような海面上昇があり、人類が長期間、海洋で生存せざるを得なくなった場合(可能性の話であるが)、その時使用する船や基地に関し、ヒントを感じるアニメがある。それは、蒼穹のファフナーシリーズである。 詳細な設定は、Wiki等を参照して頂く事にして、特に興味深いのは、主人公の日常生活の場となる竜宮島である。竜宮島自体は、氷山の一角のように巨大要塞艦の海上部に僅かに作られた人工生態系であり施設である。そのいかにも瀬戸内海にありそうな漁村のある島には、二千人ほどの住民が住み、襲来者フェストゥムに対抗するアルヴィス構成員としての第一種任務と、日本の平和な文化を残すという第二種任務を持ち、…

  • にぎる? (19)

    バイオを含め様々な分野の研究者が参加した講演があり、講演後の座談会での話である。 イネは穂が実ってから、台風などの強風にさらされると、倒伏し、刈り取りが困難になったり、品質劣化を招くことがある。そのため、収量を変化させず、イネの丈のみを低くし、風に強い、倒伏しにくい品種を得ることができないかというコンセプトが存在し、そのコンセプトに関連し、イネの矮性化の研究を行う某先生が座談会に参加していた。そして、以下のような遣り取りが続いていた。 ・矮化も良いが、やはり収量を増やす事が重要ではないか、 という流れになり、そこからは話がおかしくなってきて、どなたか男性が、 ・おにぎりは美味しいが、米粒が小さ…

  • 似ている2 (18)

    少し前のアニメであるが、「トワノクオン」という作品を見ていて、以前見た有名アニメにコンセプトが似ているなと感じた次第。という事で、今回はアニメの「似ている」第二弾である。 未来社会、常人を超えた特殊な能力、すなわち異能を持った人間が、本人が望む望まぬにかかわらず出現していた。そのような人類は、社会にとって脅威であると考えた秘密結社オールドーは、実働機関クーストースを作り、そのような人種を探知、拉致し、闇から闇へと葬りさっていた。それを阻止し、能力者たちを保護しようと活動しているのが、そのような機関の手を逃れ、自分たちが安心して生活できる場所を確保した能力者たちの集団アトラクターである。そして、…

  • 珈琲 (17)

    インスタントコーヒーを飲むとき、よく思う事がある。 ルイ・フェルディナン・セリーヌ(Louis-Ferdinand Céline)は、その独特の文体や反ユダヤ思想で有名な、両大戦期、戦後にかけて活躍したフランス人作家である。大学時代、初めて彼の代表作、「世の果てへの旅」(中公文庫 生田耕作訳)を読んだとき、最終章の生々しく繕いの無い表現と疾走感に、衝撃を受けたものである。自分は、反ユダヤ主義でも何でも無いが、その特異な文体に惹かれ、以後、彼の作品を何冊か読み進めることとなった。 第二次大戦後、以前書いた反ユダヤ的評論や政治的パンフレットが原因で、逮捕状が出され、彼はデンマーク等で亡命生活を送る…

  • 宝石的2 (16)

    もう1つの男の宝石はずばりパイプである。パイプ本体の材料としては、ヒースの木の根であるブライヤーが有名であるが、もう1つ有名な材料に海泡石( Sepiolite、セピオライト)、メシャムがある。メシャムは、多孔性の含水ケイ酸鉱物であり、モース硬度2程で加工しやすく、軽く適度な熱伝導性を持つため、パイプ材料として利用されてきた。メシャム自体は、白~灰色の不透明な塊であり、良質のものはトルコで採れるが、アフリカやアメリカでも産出し、先に述べた石印材程、高価なものではない。 しかしながら、喫煙による、特有の経時的変化により、独特の美しさや稀少性を生みだすという性質を持っている。メシャムは多孔性なため…

  • 宝石的1 (15)

    今回は、男の宝石について考えてみる。男の宝石〜? と聞くと、最近の若者はおしゃれだから、指輪やネックレスをしている男性も多く、そこに石がついているとか、カレッジリングやスポーツのチャンピオンリングにも宝石をあしらったものがあるし、カフスやネクタイピンにダイヤや色石がついたものがあるので、それらはみんないわば「男の宝石」であると考えるかもしれない。ここで言う「男の宝石」とは、男性に圧倒的にシェアが多く、かつ嗜好されている宝の石という意味合いである。 勘のいい読者ならば、もうピンときたかもしれないが、1つ目はそうあの印を押す石、印材である。宝石というからには、美しくなければならないが、三大印材(色…

  • ネット2 (14)

    一帯は、細い道を挟んで、県営の木造の平屋と二階建てが八軒ほど立っており、その1つが自分の住まいである。半分ほどしか入居しておらず、打ち捨てられて結構劣化している建物も見受けられた。スズメは道を20mほど飛び、一軒の家の横にある桜の木に留まった。 その建物は、少し前まで知り合いが入居していたが、今は引っ越して誰も住んでいない。道に面した台所のサッシ窓から、家具が無く伽藍堂で、日の光を受けて茶色が鮮やかな、剥き出しの建材が見て取れた。するとその時、何も居ないはずの屋内を何かが横切り、同時に鳴き声が聞こえてきたのである。今少し様子を伺うと、なんと一羽のスズメが部屋の中を狂った様に飛び回っているではな…

  • ネット1 (13)

    チュンチュンチュン、スズメのお宿はどこかいな。京都の伏見稲荷大社の参道では、スズメの焼き鳥が有名であるが、そういう話ではなく、スズメと疎通がはかれたかもしれないという話である。 仕事の関係で、東北のとある町に住んでいたことがある。平屋建ての住居は、結構広い庭に囲まれており、玄関と勝手口の2つの出入り口を持っていた。勝手口には、短いコンクリの土間があり、ドアを開けると、コンクリが土間と同じ幅でさらに1mほど外に続いていた。部屋の勝手口のすぐ横には、調理台や流しがあり、その上のサッシ窓を通して、作業をしながら、先ほどの飛び出したコンクリのあたりを見ることができる。 いつ頃からか定かではないが、調理…

  • 核融合 (12)

    関西在住の折は、レーザー核融合センター(現レーザー科学研究所)の機関紙が回ってくることがあり、慣性核融合の進展に興味を持っていた。それ以前にも日経サイエンスの特集号などで、ガスタンクのような球形構造に円筒形の首と台座を取り付けた巨大な核融合装置の解剖図が示してあり、球体斜め上部にある投射装置から射出された燃料ペレットが、球の中心点において球面に等間隔に配置された8ヶ所の開口部から発射された強出力レーザーによって爆縮され、核融合が生じ、その際の熱が、球体内面を覆い、上から下へと流れる液体リチウムを加熱し、加熱された液体リチウムが、外部で熱交換した後、再び上部から装置に導入されるという大胆な仕組み…

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