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(監督・共同脚本:ハイファ・アル=マンスール 2017 イギリス=ルクセンブルク=アメリカ)非常に個人的な感想になってしまいました。映画については、ほとんど触れていないのでスルーして下さってOKです(^^;この映画は、以前録画して家で観たことがあります。映像
浅草といえば「浅草寺」「雷門」「仲見世通り」を中心にした観光地として有名ですが、それ以外にもたくさんの魅力が詰まっています。文化・歴史・人情……そんな街だからこそ小説や文学としてはうってつけ!ということで、今回は浅草を舞台にしたおすすめの小説作品を紹介します。 目次浅草が舞台の小説がおすすめな理由 ①「浅草キッド」ビートたけし ②「浅草ルンタッタ」劇団ひとり ③「浅草紅団」川端康成 ④「屋根裏の散歩者...
W・W・ジェイコブズの「猿の手」(The Monkey's Paw)(創元推理文庫:怪奇小説傑作集1 英米編)は、願いを叶える猿の手のミイラの話である。だいぶ昔に読んだのであまり定かではないが、猿の手を入手した夫妻が金銭を願うと、息子が死亡し、その代償として富をえるという流れであった。物語りはもう少し続くわけであるが、当時、何とよくできた作品であろうと感心したのを覚えている。読んだのが、台風が来ていた深夜だったので、なおのこと印象深かったのかもしれない。 このような、神霊や怪異に願いことをする設定は、小説や漫画、アニメなど創作物に一般的なスタンスである。例えば、みじかな所では、「どろろ」におい…
以前、怪奇小説の話を書いた(願望(38))。欧米には怪奇小説の短編の名作が多く、ウィリアム・ホープ・ホジスン(William Hope Hodgson)の「夜の声」(The Voice in the Night)も好きな作品の1つである。ご存知の方もいると思われるが、この短編はあの昭和期の怪奇映画「マタンゴ」の原作となった作品である。と書くと小説の内容も、察しがつくわけであるが、若年であった自分にとって、VFXとかSFXが登場する前に作られたこの映画は、初見以来ずっと印象に残っている邦画の1つであり、たまに放送があるとつい時間を割いて見てしまうわけである。 映画では、ヨットで海に繰り出した一行…