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在来線を乗り継いで行くと、同じ車両の人が、次の列車でも近くにいることがある。そのような人達が、目的地まで一緒かと思うと、そうでもなく、いつの間にか居なくなっているわけである。列車内で本を読んでいる人がいると、すぐ目が行く(勿論、どのような本を読んでいるのか気になるわけである)。文庫本が多いが、単行本の人も結構いる。中には、よくもまあ辞書みたいなぶ厚い本を読んでいるなと感心することもある(筋トレを兼ねているのかもしれない)。知らない作家だったり、気になるタイトルだと、後で調べて見たりする。そうして、面白い新進のミステリー作家などを見つけたりすることもある。 その旅行きで乗車した最初の列車はそこそ…