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ハオルチアに花か咲いて、ヒョロヒョロと花が伸びていました。 毎年、こんな頃に咲いています。 真ん中からヒョロリと上に向かって一本。 毎日、毎日、どんどん伸びる。 頼りなさげにヒョロっと真ん中から細く花が伸びています。 とうとうその伸びた茎は先っちょの花の重さに耐えかねて寝てしまいました。 クタッと倒れてしまったのです。 だから言わないこっちゃない、そんなにヒョロ長くするから・・・。 ん???・・...
夏の日のことである。大学の食堂で昼食を済ませ、建物から少し離れた所で、ヤマモモの実はもう終わったかな などと思いながら林を見ていると、目の前を、青いキラメキが走った。速くは無いのだが、何だろうと思い追っていくと、1つ2つとキラメキが多くなり、その頃には正体がわかっていた。それはヤマトタマムシ(Chrysochroa fulgidissima)であったのである。 飛び回るタマムシをさらに追っていくと、タマムシの行く方向にそれほど高くない木があった。そして、そこでは、圧倒的で幻想的な光景が広がっていた。木の上部の枝に大量のタマムシが連なり、一部は乱舞し、陽を反射して青緑のプラズマのようなゾーンを作…