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2035年1月25日は、歴史上記念せられるべき日となった。地球上で知能が高い猫の一人(一匹ではない)と考えられていたパフィーさんが、ヒトの言語を、それも日本語を意味あるものとして発した初めての日となったからである。この一見、マイナーなニュースは地方の報道機関により、さしずめ午後のお茶に付く甘味のような意味合いで取り上げられると、瞬く間にネットに媒介され、 猫族進化における輝かしい一日 ! 人類新たな同僚を得る ! などの見出しとともに世界中を席巻し、人々を興奮のるつぼに叩き込んだのである。事の次第は以下のようである。 メインクーンとツシマヤマネコのミックスであるパフィーさんは、動物行動学および…
以前、住まい近くに住むキジ猫の話をした(猫 (2))。相変わらず隣の女性との関係は続いている様であるが、最近その猫の行動について様々な事がわかってきた。ある日、他の住居の前で、件の猫が一段と柔らかい声を出し、開いた玄関から中に入って行くのを見たことがあった。また、別の日には、老父婦が住む家の縁側で、二人にお腹を撫ぜられ寛いでいるのを見かけたわけである。 そこから、1つの推論が成り立つ。件の猫は、若夫婦の住宅ではミーくん、老夫婦宅では玉、隣の部屋ではトラ(?)などと、別の名前で呼ばれ、可愛がられている可能性があるのである。なんと節操の無い猫だ などと批判してはいけない。ヒトの場合、本家、別宅は、…