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続・「森づくり体験会」見学者からのコメントですスズメバチへの対処の仕方を教えずハチ除けスプレーは用意する、足元の生き物の事については触れることなく、伐採の技術的な注意点の説明だけ、だったように思います。「人も自然の一部」と捉える目をもって活動してほしいと思いました。挨拶で「主に竹の伐採を仕事にしています」との事。相生山で伐るのは竹だけにしてほしい。他の樹木、伐り過ぎです。名古屋市は「里山景観の維持...
名古屋市の「森づくり体験」を見学してきました。応募者多数で抽選、と聞いたわりには定員以下に見えました。一緒に見学した人の感想*雨の後は川になる谷筋に、伐採した竹などが置きっぱなしになっているのが気になる。(H)*単なる催事。体験を通して何かを勉強する感じではない。ヒト以外の生き物、虫や植物などに思いを寄せる様子のない人々とは、根本的に考え方が違うので分かり合えないのかな~、という思い。(K)私は作業...
神無月朔日 ハギ(萩)咲きこぼれる中秋 たおやかなシュートから 花と蕾いっぱいの花序少し屈んで仰ぐ 青空をバックに 枝垂れる様子が風情白い秋が花弁に宿る ツクシハギ(筑紫萩) こちら 幼女の髪飾り 繊細な桃色~うす紫のグラデーション マルバハギ(丸葉萩)次の雨で 一気に冷えて週末は二十四節季 “寒露” に入れば 今年の見納め by アイ...
実りの季節 相生山の果実たちにも変化が目立ってきましたイソノキ(磯の木) 1ヵ月前は こちらもう食べ頃かもしれません ← 野鳥たちにとって ですよ赤く目立つ ウメモドキ(梅擬き)を見つけました 膝元しかない低い樹なのに・・・不思議で確かめてみたら株元で伐られて萌芽更新した子でした 実樹齢は10数年生?本来の樹高2m誰が何故伐ったのか分からない 相生山では多くある事例です コバノガマズミ(小葉の莢蒾) やっと...
ご無沙汰しました。昨日覚えた キタキチョウ(北黄蝶)この時なぜか、アサギマダラに会える予感が・・・相生口近くで ギンツバメ(銀燕)幼虫の食草にガガイモ(蘿藦)も含まれています。 あの子で育ったんだろうか?そして 会えました!!双子池口から上がった尾根道、大きなコナラ(小楢)の下を優雅に舞っていました。アサギマダラ(浅葱斑) やはり綺麗ですね。 by ツッチー...
白くコーティングされた枝イボタ蝋を見つけました 落葉後に見ることが多かったのですが こちら この時期は初めて夏の間にイボタロウムシの幼虫が付き 蝋物質を分泌その中で成育し 秋初めには羽化するらしいです相生山緑地には 彼らが食餌とするモクセイ科イボタノキ(水蝋樹)が多いもしかしたら イボタ蝋目的に育てていたのかしらと思えるほど同科のトネリコは「戸塗り粉」から転じたと言われます木造家屋では建具の開け閉め...
散策路から はみ出した記憶はないのですが・・・いつの間にか「くっつき虫」の季節になりましたまずは アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)花 こちら は つつましやかなのですが そろそろ果実の時期 たくましい繁殖戦略衣類の繊維にくっ付く マジックテープ式 細かな毛が曲者この子たちは ちょっと立ち止まって ていねいに外せば良いのですがもっと厄介な子たちもいます 秋が進めば 登場してきますまた稿を改めて by...
秋の実感 相生山緑地のあちこちに ススキ(芒/薄)の穂が目立つようになりました出穂 こちら から開花へ近づくと 穂先に見える禾(のぎ) 雄しべ先端の葯も 雌しべは未だかな ススキの花:過去記事 こちら 一面ススキの原だった頃もあったでしょうか 相生山林縁や樹林の小さな空き地が 秋の七種ススキの今 by アイ...
樹林への入り口 目線に明るい黄系色 太いコナラ(小楢)の門 開いた扉の向こう ウルシ(漆)・ハゼ(櫨)の小葉 まばらに朱 ヤマザクラ(山桜)は 橙に透けてもはや蝉の声なく 風は白く流れる立秋から1ヵ月半 これより2ヵ月余 相生山は長い秋 by アイ...
赤紫に白が くっきり ツクシハギ(筑紫萩)が花盛りです 相生山緑地の尾根の西端この辺りのハギは どれもツクシハギとして良さそう「相生山の四季を歩く会」の下見時 典型的な花に出会って こちらここ数年来の迷いが解けました 典型をつかまえるのって大事ですね 旗弁と竜骨弁の白 長く伸びる花序 以前はヤマハギ(山萩)としていた多くが ツクシハギのようですさあ じっくりと楽しみましょう秋の七種 万葉人も愛でた 萩...
山根口のサクラから始まった 森の色相変化コナラ樹林の中まで拡がって オオシマザクラ(大島桜)ちらほら黄低木のコバノガマズミ(小葉の莢蒾) 果実も葉も赤く染まる 逆光のカーテンの向こうに ヤマハゼ(山櫨)小葉は朱が躍る濡れて乾く間なし ひと時の日射しに 増えた暖色滲んで相生山は ひたひたと 秋に臨む by アイ...
林縁の小低木やササ(笹)に絡んで ヤブガラシ(藪枯らし)が元気です 別名:ビンボウカズラ 手入れの行き届かない「貧乏くさい」場所に繁茂する というのが名づけの由来どういう発想だろ ヘクソカズラ こちら といい 何か愛情薄い接し方農耕民としては 繁殖力強く畑に害する厄介な存在 という認識だったのかそんなこと考えながら 花に近づいていったらスズメバチ(雀蜂)も 急接近してきましたヤブガラシの蜜目当ての ...
アベマキ(棈)の大きな洞(うろ)にオオスズメバチ(大雀蜂)が2匹 ひたすら「お仕事中」 雨が続いた長い待機が開けて 今日は「出動日」樹液を吸って貯めてるんだろうか かじった樹皮が必要なんだろうか孔を掘っているようにも見えます・・・って2~3m離れたところからzoomで覗ってるんですけど夏の間は たくさんの甲虫が集まっていたけれど 今は彼女たち専用洞に付いてるのは3~4匹 更にもう1匹が その上や周辺を絶えず旋回...
「秋分の日」で祭日だけど 誰も居ない相生山シンボルコナラの地面も 早くから濡れてざわざわざわと風 黄葉が始まった樹林も 今日は暗い 雨受けて 花弁が沈む ヤマハギ(山萩)肌寒そう せっかく色づいた ガマズミ(莢蒾) さっきより雨が強くなりました 空から直の雨滴と 樹木に溜まってから落ちてくる水滴と音が交って 森に吸われる 散策路の水たまりが 大きくなっていました 坂道に流れの筋が 増えて広がって下っ...
春の彼岸は桜 エドヒガン(江戸彼岸)の木の下秋の彼岸はヒガンバナ(彼岸花)咲く揚羽蝶が来ていました翅の黄色みが強い ナミアゲハ(並揚羽)の♀色彩の取り合わせが 秋花と蝶の綾な模様が 秋 秋分の日のために 2日前に撮ってあった画像です また台風接近中 今日は相生山も雨の中 by Oak....
気温が下がって 相生山で一番の反応はハギ(萩)の花 あちこちで咲いていますコナラ(小楢)樹林の下層で夏の間に伸びたシュートと複葉の中 紅紫の点描都心が望める尾根の北西端は ハギの小群落普段は気づかなかった 特別な花見処人気の花姿との 出合いを求めて探索を楽しむ相生山のハギは3種 どれも植栽ではなく 大昔から続く野生種の趣き違いは こちら 「相生山の四季を歩く会」9/11資料よりこの記事には 全種の画像...
コナラ(小楢)の森の小広場は 小枝と葉っぱとドングリが散らかってその奥へ向かう狭い散策路に 少し太い枝も 低い「通せんぼ」 足元は 赤いアオハダ(青肌)と緑のアラカシ(粗樫)樹林の中に 枝掛かりになって 近づいて見たらずいぶん前に枯れてしまっていた木だね樹皮も剥がれ落ちて もう何の木か分からない この辺りへ 風が吹き抜けたのだろうか コナラの葉びっしり太くて長い枝も転がってました 枯れて上の方で引っ...
「猛烈な」台風14号 西から接近中 生産緑地の梅畑も シンボル-コナラ(小楢)も 嵐の前の静けさ樹林に時おり強く吹き込む風 大粒になって降り落ちる雨 園路幅いっぱいに広がった水たまりに 小枝や多種の葉や木の実 雨と樹々の雫 ざわつく樹間に一瞬日射し すぐに灰色雲に隠れます大きな傘のシロハツモドキ(白発擬き)にも雨が溜まる足元に光ったのは 散らばったアベマキ(棈)のドングリ 揺れながらも咲くツクシハギ...
秋の彼岸前に ヒガンバナが咲きました森のひろばに入る 桜と伐られたアベマキ(棈)並木の下 生い茂る草の中いつもと同じ所に 同じように同じ花が咲くって 何か安心で嬉しい 今年は昨日も真夏日 ハギ(萩)も花付きが少なく コバノガマズミ(小葉の莢蒾)の実も色づきが遅く この区域も 人の手が大がかりに入ったので大丈夫かなあ・・・と気になっていました1週間前の「相生山の四季を歩く会」の時でも ここでは葉も隠...
ヒポミケス(Hypomyces)って ギリシャの哲学者みたいですけどキノコ・菌類の子実体などに寄生する菌類ですって上はイグチ類の傘や軸に 下はアカイボカサタケ(赤疣傘茸)周辺の石ころ状の3個 こうなったら もう宿主は不明うどん粉を塗したように見えますが 菌の種類や宿主によって様子はさまざま 寄生された 元キノコの姿いろいろ・・・画像提供はキノコの先生/カイトさん 私たちは 植生や野生動物しか気づいて来なかったけ...
今日は 相生山の先達であり アドバイザーであり このブログ立ち上げのメンバーで 最も親しい友人の一人でもあった高岡立明さんの お命日彼が遺していった 最後の論文 こちら彼がブログに6回に分けて執筆し こちら~こちら その後 名古屋市へ提案した「オアシスの森の「アカマツ林再生プロジェクト」について」 こちら私たちが 相生山と「つき合う」上での 大切な指標となっています名古屋市との話し合いの場に 彼がいな...
相生山緑地全域が 賑やかツクツク-ボーシ ボウシ ボーシ ツクツク-ボウシ 北尾根のハゼノキ(櫨の木)の灰色の幹にその1匹を見つけました 頭上3m たいていの子は 下を通りかかるだけで 敏感に沈黙するのにこの子は 大胆なのか残された時間が少ないのか 鳴き続けています1週間前まで主役だったアブラゼミ(油蝉)は 単調で強い全音符の連続ツクツクボウシは 八分音符2打から4分音符へつながる 弱起の2拍子お洒落な衣を...
ウスノキ(臼の木)の果実を見つけました花の頃は こちら果実の始まり こちらそして 赤く熟すのは 去年の例だと6月 こちら8月末まで残っていることは珍しい向こうに これからの果実も見えましたウスノキの個体差なのか今年の気候のせいかこれまで 見落としていたのかいずれにせよ 意外な熟果は 嬉しかったです野鳥のお腹に納まって どこかで増えるといいですね by アイ...
日曜日の相生山の四季を歩く会 集合場所の相生口でいつも馴染みの ヌルデ(白膠木)に花が!「いつも実が付いてる木を見るから、雌株があるんはず」みんなで探してみましたが 雌花が見つかりません「あれ、そうじゃない? めしべの柱頭みたいのが見える」「なら、そうかな・・・・」で終わりましたが ホントの雌花は こちら雄花しか見てなかったようです確かに ジョウビタキ(尉鶲)が来ていた 冬に果実の房あらためて 探し...
9月6日の夜半から7日朝のうちに倒れたコナラ(小楢) 当日記事:こちら「相生山の四季を歩く会」参加者アンケートに 1/3以上の方からコメント集中その一部を紹介します*心配していたけどやっぱりこのコナラ! オオスズメバチや蝶の人気の酒場でした。倒れるまで何事もない様、葉を繁らせドングリをつけ・・・。でも、苔やキノコは気づいていたのかな。(hazuki)*100年のコナラの大木を見せてもらった。すごかった。(あき...
日曜日の「相生山の四季を歩く会」 午後からは朝と全く別区域の樹林地へここでもコナラ(小楢)の大木が倒れていました *思った以上に暑い日となった午後。元気に8人、相生山の南のコースを歩きました。いちばん若い小3の愛ちゃんと共に。きのこがいっぱい!コビチャニガイグチ 媚茶色が渋い! シロオニタケの家族が団欒しているような、幼菌から老菌のひとかたまり。物語を楽しみながら歩きました。 (ケイコ) *昨日は午後の部か...
名古屋の猛暑は一休みの仲間たちが帰ってきて「相生山の四季を歩く会*9月例会」は大にぎわいになりました始まりは「秋の七種」クズ(葛)の花 緑地入口から採取してきてもらいました 草地に キンミズヒキ(金水引)は花盛り林縁は ヤブガラシ(薮枯らし)・ガガイモ(蘿藦)・ヘクソカズラ(屁糞蔓)・アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩) 改めて見ると面白い ヌルデ(白膠木)の花が咲いていました 雌花?雄花?今日のテーマ...
一昨日は 白露 ― きのうは 重陽 ― きょうは 中秋暦は連日 秋が進みますどしゃ降り雨の後 アケビ(木通)未だ残暑のなか 少し高い雲になったかな 空の青さは充分今年は少ない コバノガマズミ(小葉の莢蒾)の果実シャシャンボ(小小坊)は肥ったけれど 黒く熟すのはもっと先 「相生山の四季を歩く会*22.9」資料の部分 観察順の一覧表と メインは「秋の七種」ハギ・ススキ・クズ こちら 下見 こちら から3日経って 大き...
夜半の強雨過ぎて 秋の日射し露残る蔓草は ヤブガラシ(藪枯らし) こちら に アゲハ(揚羽)来訪 1羽から2羽 あっという間にナミアゲハ(並揚羽)たちが 集まってきました最初は♂たち 次に♀たち ここは ノブドウ(野葡萄)や遅いクサギ(臭木)も交ざる「お食事処」アオスジアゲハ(青筋揚羽)も やって来ました比べると 彼らは素早い 吸蜜も瞬間 飛翔も速い 夏型アゲハの集まる繁み向こうは高く 青空 by ...
相生山の雑木林 林床は秋たけなわモード傘表が滑って いかにも美味しそうなキノコぼこぼこ大きいのは直径20cm以上もあって 木陰でも光沢が目立ちます最近になって一気に増えた2種 シロオニタケ(白鬼茸)と並んで傘の裏は きれいな黄色 食べ頃(?)なイグチ汁物や鍋物にしたら良いんじゃないかな・・・と思わせる姿かたちヌメリコウジタケ(滑り麹茸) 「イグチ」と付かないイグチ(猪口)の仲間net検索したら 「...
二十四節気 白露 秋の気分で 林縁から樹林の奥まで歩きます 夏からの花だけど息の長い ツユクサ(露草) ヤブラン(藪蘭)開花には もう少し ススキ(芒)クズ(葛)は遠いけれど 花びらが散策路まで散っていました 花数増えた マルバハギ(丸葉萩) 一番最後に 会いました白露の花 ツクシハギ(筑紫萩)きょうは この子で大満足 by R.62...
今日の伊吹 稜線に雲 山頂はスッキリ 「台風一過」にはなり切れなかった 未だ夏が居残る空 夏野菜の収穫が終わって 八事五寸人参が撒かれた生産緑地緑地の林縁部と尾根筋に 秋の七種 こちら の内 3種の花萩は マルバハギ(丸葉萩)ススキ(芒)は 黄葉の梅と蕾のヌルデ(白膠木)越しに「道路」遺構を被う クズ(葛) 次の日曜 11日は「相生山の四季を歩く会」今朝の中日新聞地域版に案内が紹介されました 詳しくは こ...
相生山緑地の入り口に きょう届いた広報なごやトリミングしました 対象区域は ここかな?去年の様子は こちら人が経済的利益を見こんで植えた ヒノキやモウソウチク収益の見通しが立たなくなって 放置→荒れた 人工林や竹藪そこを人の責任で 自然に還すのは 必要なことと考えますただ 「景観」や「体験」のために その区域の生態系への配慮は不可欠かと主催者に問い合わせしましたが きちんとした回答が無いのでことしは...
相生山の樹林地 雨に咲くハギの花花序が葉柄より長く伸びているので 花は小振りですが ヤマハギ(山萩) 林縁に戻って来たら アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)が咲き出していました先のヤマハギは木本(もくほん) アレチヌスビトハギは草本(そうほん) でも 冬の間 地上部が完全に枯れ その所在も見極め難いハギは長い間 「草か木か」の論争があったそうです万葉の時代は ハギ=芽の木と表記されるくらい 枯死(?)→...
14日の ~虫大好き人集まれ!虫苦手人も集まれ~ こちら小3と年長さんのママが「参加者アンケート」に書いてくれた感想コメント こどもたちのペースに合わせていただき、ありがとうございました。 外や家でも虫が出ると、怖がるというより興味の方が勝ります。 きっと相生山での経験があるからこそと思います。 親では教えてあげられないことを、沢山得てくれたと思います。 ありがとうございます。 saki 3歳から...
相生山緑地への北西端の入り口 菅田(すげた)口南部の住宅地を除けば 人家が一番近いので人が持ち込んだり 植栽が逃げ出したり 自然と人為の境目=ミックスゾーンヤブミョウガ(藪茗荷)の花が咲いていますショウガ(生姜)の仲間のミョウガに 葉や立ち姿似る 茎や果実は食べれるようです 今度験してみるかな ヨウシュヤマゴボウ(洋種山午房) 有毒植物です 根>果実>ヤマゴボウ科で 在来種のヤマゴボウも有毒とかでは...
先日のブログ記事「自分の庭ではないのだから」こちら を紹介した Facebookウオール こちら に 投稿された意見(ママ)「岐阜大学の林業の教授が指導したものです。生態系の保全を中心に置くのではなく、社会活動を中心に置いた庭園づくりと考えれば、言っていることの意味もわかる。価値観の多様性です。」それへの反論(ママ)「何でもかんでも「価値観の多様性」で片付けてはならないと思います。「自然を放置すれば荒れて悪く...
相生山は朝方まで 激しい雨でした 竹藪の道は 昼前までしっとり濡れてモウソウチク(孟宗竹)の稈は 濃淡模様白っぽい部分が多いのは 地下茎から今年伸びた竹 タケに取り囲まれて 樹勢の弱ったコナラ(小楢)それでも 樹冠は突き抜けて 明るくなった空を仰いでいました2時間後 道は乾いて 光が射して雨の後 空気感が変わります一雨ごとに 夏が去る by アイ...
相生山緑地では 夏の終わりに秋の七種 その3番目に詠われた クズ(葛)が咲き始めます芽之花 乎花葛花 瞿麦之花 姫部志 又藤袴 朝皃之花 ハギの花 オ(=尾)花 クズ花 ナデシコの花 オミナエシ またフジバカマ アサガオの花(朝顔=キキョウとされています) 万葉集 山上憶良の 秋の七種の歌です 今年もそろそろ・・・と探したら畑地や住居跡 林縁部に延びた蔓 大きな葉っぱの陰に上向き花穂の...
未だ蒸し暑い けれど時おり風その風に揺れて ヘクソカズラ(屁糞蔓) アカネ科樹木の葉が収まる今の時期 ツルの延びが目立ちますクズ(葛) ヤブガラシ(藪枯し) ノブドウ(野葡萄) ・・・・可憐で 花数の多さで ヘクソカズラは目立ちます葉や茎の臭いで 虫や鳥や人も寄せ付けないからでしょうか盛りを誇って 夏の終わりに 似合います by アイ...
暦の上では秋といえども 空は秋に成りきれず処暑暑さ 峠を越えて少し和らぎ 朝夕は秋の気配 「猛暑日」は過ぎ 秋雨前線の予報暑さ疲れ 季節の変化にご自愛ください by アイ...
相生山緑地の園路は コナラ(小楢)の森の散歩道お盆過ぎから ドングリの付いた小枝が落ち始めて 10・11・12・13・・数え始めたらキリなく いっぱい散らばっています 甲虫の一種 ハイイロ(灰色)チョッキリの「子育て戦略」 こちら 先日の「相生山の四季を歩く会」 こちら では虫大好き子どもたちと 拾ったドングリを切って 確かめてみましたチョッキリのお母さんの子育ての工夫 君たちのママと重ねて伝わったかな? 大き...
名残り花 赤いミズヒキ(水引) 白いギンミズヒキ(銀水引) 両方が 交差して咲いていました 半日陰を好むタデ科 日向には キンミズヒキ(金水引) バラ科の花ですミズヒキとは似てない どこが水引?キンミズヒキの命名には 無理があるようにも思えますどちらも果実は「くっつき虫」になって 運ばれ広がるけれど それはともかくこの時期だけ 相生山に 紅白金の水引が揃うのは何んとなく おめでたいような ・・・夏の終...
真夏日の気温でも 吹く風は秋 樹林の入り口に ススキ(芒)の穂を認めました夏雲ながら 天高く 階段上から射す光は 柔らかアオハダ(青肌)は ほとんどの雌株の果実が赤くなったようです尾根から望む上空は かなりの風らしい 積雲流され行くコナラ(小楢)古木の根方に コガネヤマドリイグチ(黄金山鳥猪口)幼菌ハギの二番手 マルバハギ(丸葉萩)にも小さな開花相生山の夏の名物 蚊の群れも ずいぶん減って 歩きや...
空は秋めいて シンボル-コナラ-(小楢)生産緑地方面から 日陰に向かって トンボの一群 ウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉)が写り込みました草地から 梅畑へ 巡り飛ぶしばらく立ち止まって 何枚か挑戦後ピンですが ようやく捉えました飛翔力のある種とのことですどちらの山から降りてきて どちらに向かって行くのでしょう旅する途中 秋を連れて by アイ...
小さな尾根から下ってきて 南へ登り返す山根口陽射しが 明るくなりましたその理由はこの辺りの亜高木層を占める サクラの葉の変化光合成を受け持つ クロロフイルが減退しもともと含まれている カロテンが表面化してきたからヤマザクラ(山桜)とオオシマザクラ(大島桜)が交ざっています下から 見上げただけでは区別できませんがどちらも 部分的に 太陽光を透かして「秋の色」 山根口のサクラから 相生山の黄葉が始まって...
林縁の草むらに ガガイモ(蘿藦,鏡芋,輝美芋)の花初めての場所 意外な出会いです 雨の合い間に ハナムグリ(花潜)たちが もそもそもそ花弁の長い毛に 遊ばれながらも 花粉集めかな?ガガイモについては こちら「鏡芋」と呼ばれた所以 種子の姿は こちら 最初の発見場所の 毎年親しんでいた株は 切られ畑地に替えられて消滅してしまい 悔しい思いをしていましたが 自然はタフ!どこかから旅してきた子が ここに根付い...
前の記事 こちら 「大三角」の右側の赤いキノコ相生山のあちこちに 同種と思える個体が発生しています艶消し 古風な赤が目立ちます傘も軸も同じ色 傘の裏 イグチ独特の孔口部はパンケーキみたいな色と質感 「ベニイグチ(紅猪口)です。観察会でふれたことはなかったと思います。かなり大型のイグチで、面白い形の個体が多いキノコです。変色性がないか弱いので、他の赤いイグチとは判別がしやすいです」 by カイト確かに ...
もっこりと双子みたいに出てきましたもっと幼い時は こんな感じ こちらコガネキクバナイグチ(黄金菊花猪口) 漢字表記すると イメージできて 覚えやすい名のキノコです洋菓子の雰囲気があって 美味しそう! 食べれるそうですよでも試したことはありません 体験者と一緒でないとキノコはやっぱり怖い こちらは老菌 こんがり焼き菓子風ですが 傘も軸も相当傷んでます傘の裏側 黄色を帯びているのが分かります 白いと別...
相生山緑地 稲田集落から入って 道路建設で出来たギャップを越えた園路に『通行止め』「危険」とは書いてなかったので そのまま好奇心で前進・・・・ 大きなコナラ(小楢)が 倒れていました根元から バッサリ きっとスゴイ音がしたことでしょう 雨の夜明けだったと推察します 上の方の枝には 葉が繁り ドングリも付いてるようでしたが 寿命だったんですね 根元の木部組織が相当壊れていました・ ・ ヨッコイショ ・ ...