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神戸市須磨区離宮前道一丁目 「松風村雨堂」の門柱のような石塔が横から見れば歌碑。 立ちわかれ いなばの山の 峯におふる まつとし聞かば 今かへりこむ
令和4年9月6日(火) 【旧 八月一一日 赤口】・処暑・禾乃登(こくものすなわちみのる)旅人は袂すずしくなりにけり関吹き越ゆる須磨の浦風 ~在原行平 『続古今和歌集』 巻10-0868 羇旅歌旅人は袂が涼しく感じるようになった。関所を自由に吹き超えてゆく須磨の浦の風よ。Pho
百人一首第16番目の歌の作者は中納言行平(在原行平)。 在原業平の兄です。 因幡守として赴任する時に詠んだ歌が百人一首に選ばれています。 今回は中納言行平(在原行平)について紹介します。 中納言行平(在原行平)とは 中納言行平(在原行平)は平城天皇の皇子阿保親王の子でした。因幡守としての赴任は2年で終わります。その後、理由は明らかには伝えられていませんが、須磨に蟄居させられていた時期があります。その時に詠んだ歌が古今和歌集に載せられています。 わくらばに問ふ人あらば須磨の浦に藻塩垂れつつわぶとこたえよ (「古今和歌集」雑下、九六二) 在原行平は、在原氏の子弟を教育する場として大学別曹奨学院を創…