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#4199 白木蓮の花の木の間に飛ぶ雀遠くは行かね声の寂しさ
令和6年4月5日(金) 【旧 二月二七日 仏滅】・清明 玄鳥至(つばめきたる)ゆふぞらにはなびら反らし紫木蓮 ~日野草城(1901-1956)Photo:紫木蓮の花 ~㈱エー・アール・アイ 3月末から4月にかけて咲くモクレン(木蓮)の原産地は中国。桜と時期は重なりますが、こちら
ここから家の中の写真をアップしていきます「勘定部屋」の案内板が見えてます入って直ぐ正面にあった「酒樽」と「さげもん」「茶の間」にも「さげもん」が飾ってあり...
前に訪れたのは随分と昔の話15~20年位前じゃなかろうかと思います古過ぎて忘れてしまっておりましたがその分新鮮な気持ちで撮ることができましたこの辺りは町並...
#4190 水盤の水にひたれるヒヤシンスほのかに咲きて物思はする
令和6年3月27日(水) 【旧 二月一八日 先勝】・春分 桜始開(さくらはじめてさく)墨の香も孫に磨らせつ風信子 ~瀧井折柴(1894-1984) 書家である妻のアトリエはいつも心地よい墨の香りに満ちています。上質の墨は昔ながらの天然香料、甘松末・白檀・龍脳・梅花・麝香等
#4182 鬱金香のにほひのもとにわづかなる眩暈をおぼえ昼もおもひぬ
令和6年3月19日(火) 【旧 二月一〇日 大安】・啓蟄 菜虫化蝶(なむしちょうとなる)鬱金香のにほひのもとにわづかなる眩暈をおぼえ昼もおもひぬ ~北原白秋(1885-1942)Photo:パレスハウステンボス前の庭園(長崎県佐世保市)~るるぶmore 「鬱金香《うこんこう》」は
#4110 ニコライ堂この夜揺りかへり鳴る鐘の大きあり小さきあり小さきあり大きあり
令和6年1月7日(日) 【旧 一一月二六日 赤口】・小寒 芹乃栄(せりすなわちさかう)ニコライ堂この夜揺りかへり鳴る鐘の大きあり小さきあり小さきあり大きあり ~北原白秋(1885-1942)『黒檜』Photo:重要文化財 ニコライ堂(東京復活大聖堂)~TRIP EDITOR ロシア正教など
週刊 読書案内 北原白秋「からたちの花」(小池昌代「通勤電車でよむ詩集」より)
北原白秋「からたちの花」(小池昌代「通勤電車でよむ詩集」より) からたちの花 北原白秋 からたちの花が咲いたよ。 白い白い花が咲いたよ。 からたちのとげはいたいよ。 青い青い針のとげだ
#4063 いと酢き赤き柘榴をひきちぎり日の光る海に投げつけにけり
令和5年11月21日(火) 【旧 一〇月九日 赤口】・立冬・金盞香(きんせんこうばし)いと酢き赤き柘榴をひきちぎり日の光る海に投げつけにけり ~北原白秋(1885-1942)Photo:ザクロ ~photoAC (mayuko_Nさん) 柘榴《ザクロ》はミソハギ科ザクロ属の落葉樹で古くから観賞
#4055 こごり立ちしづけかりしかひた乾く地膚はららかし踏む霜ばしら
令和5年11月13日(月) 【旧 一〇月一日 仏滅】・立冬・地始凍(ちはじめてこおる)お火焚や霜うつくしき京の町 ~与謝蕪村(1716-1784)Photo:伏見稲荷大社のお火焚き行事 ~瓜生通信 「お火焚き」は11月中旬、神前に火を炊いて秋の実りに感謝し、厄除けを祈願するために
Scenes 37, Kitahara Hakushu Birthplace, Yanagawa-shi Fukuoka, Japan 2023 福岡出張中に休日が1日ありました。柳川まで足をのばしてみました。北原白秋の生家が記念館になっていたので立ち寄りました。「落葉松」が好きなのですが、それに関する展示は無かったです。でも白秋が実家が火事になった際にそれ1冊だけ持って逃げたという藤村の若菜集が展示されていて、しかも初恋のページが開かれていたのが良かった。 白秋の詩か...
#3960 鳳仙花紅く咲ければ女子もかくてかなしく美くしくあれよ
令和5年8月10日(木) 【旧 六月二四日 大安】・立秋・涼風至(すずかぜいたる)鳳仙花紅く咲ければ女子《をとめご》もかくてかなしく美くしくあれよ ~北原白秋(1885-1942)『桐の花』Photo:鳳仙花 ~日々雑感 鳳仙花《ホウセンカ》が暑さに強く丈夫で育てやすいのは東南
令和5年7月24日(月) 【旧 六月七日 赤口】・大暑・桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)曇り日の桐の梢に飛び来り蜩《かなかな》鳴けば人の恋しき ~北原白秋(1885-1942)『桐の花』Photo:桐の木 ~庭木図鑑 植木ペディア 二十四節気「大暑」の初候5日間(7月23-27日)
#3920 躍り入り抜手切れどもここの海の渦巻く潮の力深しも
令和5年7月1日(土) 【旧 五月一四日 赤口】・夏至・菖蒲華(あやめはなさく)寄せる波大きく返す海開 ~稲畑汀子(1931-2022) 梅雨が明けた沖縄では既に海水浴シーズンに入っていますが、その他の地方では今日、7月1日が「海開き」。昨日からあいにくのお天気ながら、コロ
関東遠征!アプトの道散策② 【峠の湯~第五隧道】(R5.4.10)
横川から旧丸山変電所を通って峠の湯まで登ってきました。いつものようにここでトイレの用を済ませてめがね橋・熊ノ平駅を目指します。↓ここからは旧線跡を登っていきま…
#3914 枇杷の實をかろくおとせば吾弟らが麦藁帽にうけてけるかな
枇杷の實をかろくおとせば吾弟らが麦藁帽にうけてけるかな ~北原白秋(1885-1942)『桐の花』
春の詩編_いちめんのなのはな〜風景・純銀もざいく/春詩、俳句 ・ 和歌を読む〜 4月の詩音朗読倶楽部📚
皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸いかがお過ごしですか?4/11(火)に、『行徳・詩音朗読倶楽部』✨がありました。今日はその活動紹介を致します。今月は春の詩と、俳句・和歌を読んでみました。一斉に咲く春の花のように、たくさんの作品を皆さんと読んでみました。せっかく春ですから…春を思いきり感じてみたかったのです♪一つ一つの作品についていろいろお話ししました。幸せな安堵感から、冷たい春までいろいろな春を味わいました。人生を重ねると、悲しみや痛みすら、味わいになりますね。皆さんはふうわりとした春の空に、なにを想い浮かべますか?詩歌で心の旅をしました。まずは詩編、金子みすゞ、北原白秋、高村光太郎です。金子みすゞ、北原白秋、高村光太郎••┈┈┈┈••••┈┈┈┈••••┈┈┈┈••金子みすゞ「春の朝」雀がなくな、 い...春の詩編_いちめんのなのはな〜風景・純銀もざいく/春詩、俳句・和歌を読む〜4月の詩音朗読倶楽部📚
#3870 あかつきにわが来ることを知るごとし初夏の野のひなげしの花
令和5年5月12日(金) 【旧 三月二三日 先勝】・立夏・蚯蚓出(みみずいづる)あかつきにわが来ることを知るごとし初夏の野のひなげしの花 ~与謝野晶子(1878-1942)Photo:ヒナゲシ ~HORTI by Green Snap ヒナゲシは耐寒性の一年草。名前のとおりケシ科の植物で、生薬と
薔薇ノ木ニ薔薇ノ花咲ク。 ナニゴトノ不思議ナケレド。 北原白秋の薔薇二曲の一節。わたしを0.5秒で号泣させた。 ナニゴトノ不思議ナケレド。 言葉で説明したら、小さくなるから。言葉では説明できない。&n
#3831 風荒れて黄に霾らす下つ空大き年けさの初日ぞのぼる
令和5年4月3日(月) 【旧 閏二月一三日 友引】・春分・雷乃発声(かみなりすわわちこえをはっす)霾《つちふる》やひしやげてながきクラクシヨン ~夏井いつき(1957-)Photo:死者も出吾田北京の黄砂(2021年3月15日)~CNNニュース 中国やモンゴルの雪が解ける春になると
#3806 あかしあの花ふり落とす月は来ぬ東京の雨わたくしの雨
令和5年3月9日(木) 【旧 二月一八日 先勝】・啓蟄・蟹虫啓戸(すごもりむしとをひらく)あかしあの花ふり落とす月は来ぬ東京の雨わたくしの雨 ~北原白秋(1885-1942)『桐の花』Photo:ギンヨウアカシア ~愉樹工房 PREMIAM GARDEN 昨日の「国際女性デー」の記事では触れ
#3789 陽をあはく負ふ猫柳さし伸ぶるふたたびは手袋をはづして
令和5年2月20日(月) 【旧 二月一日 友引】・雨水・土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)陽をあはく負ふ猫柳さし伸ぶるふたたびは手袋をはづして ~小原奈実(1991-) ネコヤナギは他の柳に比べると少し早めに花を咲かせ、春の訪れを知らせてくれる樹木として古くから
#3772 貧しけば豆なとまかめ襷かけてさびしき妻や鬼は外と云ふ
令和5年2月3日(金) 【旧 一月十三日 先勝】・大寒・鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)追儺貧しけば豆なとまかめ襷かけてさびしき妻や鬼は外と云ふ ~北原白秋(1885-1942)『雀の卵』Photo:下鴨茶寮本店謹製 節分「料亭の恵方巻」(2022年) 節分とは季節を分ける
北原白秋の童謡が気にかかって調べていて、こんなのを見つけました。ご存知でしたか。 「五十音」 北原白秋 水馬赤いな。ア、イ、ウ、エ、オ。 浮藻に小蝦もおよいでる。
中学の頃、私はコーラス部に所属していた。田舎の中学の弱小クラブではあったが、朝練、筋トレ、それなりに打ち込んでいたと思う。ある日顧問のシシャモが新しい楽譜を配った。シシャモとは、4人の子持ち→子持ちシシャモの連想でついたらしいが、大きな目玉とこけた頬の先生には、ぴったりのあだ名である。市のコンクールはこの曲で出ます 今日から練習ね!曲名は「からまつ」、作詞は北原白秋。カラマツって何?温暖な地方に生...
令和4年9月12日(月) 【旧 八月一七日 赤口】・白露・草露白(くさのつゆしろし)移り行く二百二十日の群鴉 ~高浜虚子(1874-1959)Photo:カラスの群れ ~YHKTYVのジグソーパズル 昔から「三厄日」と呼ばれ、暴風雨に警戒しなければならない要注意日がありました。その一
小田原文学館を訪れた。ここは、土佐藩出身の政治家・田中光顕の旧別邸で、北村透谷・尾崎一雄、川崎長太郎、牧野信一、北原武夫、薮田義男、福田正夫、谷崎潤一郎、坂口安吾、三好達治、北條秀司ら、小田原ゆかりの文学者の資料を展示している。別館は北原白秋童謡館になっており、小田原に長く住んだ白秋に関する資料が満載されており、見応えがあった。白秋については、映画『この道』(16)公開時に、白秋を演じた大森南朋にインタビューする際に、いろいろと調べ、ちょうど妻が白秋に興味を持っていた時期とも重なったので、江戸川沿いの白秋ゆかりの地を訪ねたりもした。まさか、ここで再会するとは思ってもみなかったので、感慨深いものがあった。『この道』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/9be77f36660312ec7...小田原文学館北原白秋童謡館