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新作映画、映画コラム、名画投球術、雄二旅日記ほか 『ほぼ週刊映画コラム』 http://tvfan.kyodo.co.jp/category/feature-interview/column/week-movie-c

ブログタイトル
田中雄二の「映画の王様」
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https://blog.goo.ne.jp/tanar61
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映画のことなら何でも書く映画ライターのブログです。
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587回 / 365日(平均11.3回/週)

ブログ村参加:2014/07/20

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ターナーさんの新着記事

1件〜30件

  • 【ほぼ週刊映画コラム】『彼女は夢で踊る』

    共同通信エンタメOVOに連載中の『ほぼ週刊映画コラム』今週はストリップ劇場を舞台にしたラブストーリー『彼女は夢で踊る』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1247546【ほぼ週刊映画コラム】『彼女は夢で踊る』

  • 『新・喜びも悲しみも幾年月』

    『新・喜びも悲しみも幾年月』(86)(1986.7.4.銀座文化)全国各地の灯台を転々としながら、海と航路の安全を守り続ける灯台守。彼とその老父との心のふれあいを中心に、厳しく地味な仕事に挺身する灯台守一家の生活を通して、父と子、夫婦の愛を描く。前作『喜びも悲しみも幾年月』(57)から30年近い歳月が流れたのに、なぜ今さら新版を作る必要があったのか、という疑問は最後まで消えなかったし、何年間かの出来事を追っているのに、時の流れの描写が淡白で、テンポの甘さが目に付いた。前作は、3時間近い映画であったからか、時の流れの描写に無理がなく、一気に見せられた覚えがあるだけに、今回はちょっと残念な気がした。もっとも、前作にあった、戦争あるいは灯台員の苦労といったドラマチックな背景に取って代わるものが、今の時代にはない、とい...『新・喜びも悲しみも幾年月』

  • 『テキサス』

    『テキサス』(66)(1974.12.8.『日曜洋画劇場』)開拓時代のアメリカ。ルイジアナ娘のフィービー(ローズマリー・フォーサイス)と結婚するためやって来たスペイン貴族のドン(アラン・ドロン)は、結婚式の当日、殺人の罪で追われるはめに。テキサスに逃れる途中、ドンは武器商人のサム(ディーン・マーティン)に護衛として雇われるが、ひょんなことからコマンチ族との争いに巻き込まれてしまう…。ラストの石油にまみれた“泥試合”が印象的。ドロンが西部劇に初挑戦し、マーティンと軽妙な掛け合いを見せるが、アメリカ進出は不成功に終わる。『レッド・サン』(71)ではガンマンを演じたが、あれはアメリカ映画ではない。監督のマイケル・ゴードンは赤狩りに巻き込まれたが、復帰後はコメディ映画を中心に活躍した。『違いのわかる映画館』vol.02...『テキサス』

  • 『この子を残して』

    連続テレビ小説「エール」で、「長崎の鐘」に関するエピソードが描かれていた。吉岡秀隆が演じた永田のモデルは医学博士の永井隆。彼を主人公にした映画を木下惠介が撮っている。『この子を残して』(83)(1983.10.13.蒲田ロキシー)長崎への原爆投下で被爆し、妻を亡くした放射線医学博士の永井隆(加藤剛)は、2人の子どもを育てながら、戦争と原爆の記録を記していく。木下惠介監督が永井の手記を原作に描いた。意地悪な見方をすれば、原爆を題材にしたキリスト教賛美の映画で、あまりにも出来過ぎの主人公、善意の押し売り的なところもある、と思えなくもない。だが、この映画には、そうした木下の欠点を忘れさせるほどの、強いメッセージが込められているとも思う。何故なら、唯一の被爆国である日本で、核の恐怖をテーマにした映画が、どれほど作られて...『この子を残して』

  • 『慕情』

    『慕情』(55)(1981.11.12.)朝鮮戦争時の香港を舞台に、英国と中国の血を引く女医(ジェニファー・ジョーンズ)と新聞記者(ウィリアム・ホールデン)の悲恋を描く。前に見たのは中学生の頃だったから、当然、愛の深さについてなど分かるはずもない。だから、当時の自分の目には、ただの、涙、涙のメロドラマの一つとしか映らなかったのだが、今回は、自分も多少は成長したし、ホールデンの死に際して見たという感慨もあり、なかなかの映画であると感じた。朝鮮戦争、混血児、移民といった問題が描き込まれ、その中で、いかにもヤンキー気質にあふれたホールデンと、エキゾチックな成熟した女の魅力を発散するジョーンズの悲恋が語られる。ラストは、ちょっと『風と共に去りぬ』(39)風だし、蝶を使ったシーンは『西部戦線異状なし』(30)をほうふつと...『慕情』

  • 『フレンチ・コネクション2』(75)

    執念の鬼となるポパイハードなアクションが評判となった『フレンチ・コネクション』(71)の続編です。ジーン・ハックマン演じるポパイ刑事とフェルナンド・レイ演じる麻薬組織のボスのシャルニエという配役は同じですが、監督はウィリアム・フリードキンからジョン・フランケンハイマーに代わりました。今回は、ポパイがシャルニエを追って単身、仏マルセイユへ乗り込みます。前半は、ポパイと地元刑事(ベルナール・フレッソン)とのカルチャーギャップによる珍妙なやりとりがユーモラスに描かれます。ところが中盤、ポパイは敵の手に落ちて監禁され麻薬中毒にさせられます。ここは普段はハードなポパイが情けない姿になって苦しむギャップの大きさで見せます。そして終盤は、立ち直ったポパイが執念の鬼となってシャルニエを追い詰めていきます。前作はカーチェイスが見...『フレンチ・コネクション2』(75)

  • ビデオ通話で西部劇『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』とコメディ西部劇

    今回は『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』(90)を中心に、コメディ西部劇について語り合った。事前に一覧表を作ってみた。『マルクスの二挺拳銃』(40)マルクス兄弟、監督エドワード・バゼル『腰抜け二挺拳銃』(48)ボブ・ホープ、ジェーン・ラッセル、監督ノーマン・Z・マクロード、【備考】主題歌「ボタンとリボン」『彼女は二挺拳銃』(50)ダン・デイリー、アン・バクスター、監督リチャード・セイル、【備考】端役マリリン・モンロー『腰抜け二挺拳銃の息子』(52)ボブ・ホープ、ジェーン・ラッセル監督フランク・タシュリン『底抜け西部へ行く』(56)ジェリー・ルイス、ディーン・マーティン、監督ノウマン・タウログ、【備考】端役クリント・イーストウッド『縄張り』(58)グレン・フォード、シャーリー・マクレーン、監督ジョージ・...ビデオ通話で西部劇『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』とコメディ西部劇

  • 『クリムゾン・タイド』

    『クリムゾン・タイド』(95)(1995.7.31.ブエナビスタ試写室)原子力潜水艦を舞台に、核ミサイルの発射ボタンをめぐる艦長(ジーン・ハックマン)と副官(デンゼル・ワシントン)の対立を描く。この映画の宣伝文句は「冷戦は終わっていない」。事実、ソ連崩壊後の政情不安、ロシアからの核物質の流失などもあり、そうした意味では、現実的な側面も持ち合わせているとも言える。ところが、ワシントンとハックマンは頑張ってはいるのだが、トニー・スコットの監督術がまたしてもいま一つで、一触即発状態という緊迫感が画面から伝わってこない。これを見ると、同じく潜水艦内を描いた『Uボート』(81)のウォルフガング・ペーターゼンはすごかったといまさらながら思わされる。もっとも、この対立する艦長と副官という構図はエドワード・ドミトリク監督の『ケ...『クリムゾン・タイド』

  • 『ボディガード』

    『ボディガード』(92)(1993.5.4.渋谷東急3)抜群の歌唱力を誇る歌姫レイチェル(ホイットニー・ヒューストン)に脅迫状が届き、ボディガードのフランク(ケビン・コスナー)が彼女の警護を担当することになる。2人は、始めは対立するが、次第に互いに引かれ合うようになる。ヒューストンが歌う主題歌「オールウェイズ・ラブ・ユー」が大ヒットした。遅ればせながら、今年(93年)の正月映画の目玉をやっと見た。そして、予告編を目にした時から思ったのだが、この映画のコスナーは、『ダンス・ウィズ・ウルブズ』(90)にも増して、スティーブ・マックィーンに似ている。いや、もともとこの映画はローレンス・カスダンが、マックィーンとダイアナ・ロスを念頭に置いてシナリオを書いたのが発端とのことなので、コスナーがマックィーンのイメージを踏襲し...『ボディガード』

  • 【インタビュー】『彼女は夢で踊る』加藤雅也

    10月23日から新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー。ストリップ劇場の社長を演じた加藤雅也に、映画への思いや、役作り、広島の印象などを聞いた。「低予算の地方の映画に出るときは、普段とは違うキャラクターが演じられることに意義がある」https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1246100『彼女は夢で踊る』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/19c110b5bb6c7f2c650ade49d03574d6【インタビュー】『彼女は夢で踊る』加藤雅也

  • 井上ひさしの芝居4「黙阿弥オペラ」「連鎖街の人々」「天保十二年のシェイクスピア」

    「黙阿弥オペラ」(95)河竹新七(辻萬長)、五郎蔵(角野卓造)、おみつ(島田歌穂)、とら(梅沢昌代)、及川考之進(松熊信義)時は幕末、傷心の河竹新七と偶然出会い、意気投合した4人の男たちが、捨て子のおせんを育てるために株仲間を始める。やがて明治となり、株仲間は国立銀行に、おせん改めおみつはオペラ歌手に、新七は新作狂言で一世を風靡するが…。時代に翻弄される歌舞伎狂言作者・河竹新七(後の黙阿彌)と仲間たちを描きながら、見事な人間賛歌を構築している。ビゼーのオペラ「カルメン」と歌舞伎の「三人吉三」の掛け合わせの場面が抜群に面白い。「連鎖街の人々」(00)辻萬長、木場勝己、中村繁之、藤木孝、松熊信義、石田圭祐、朴勝哲、順みつき終戦直後、大連の繁華街「連鎖街」のホテルに閉じ込められた劇作家たちを描く。「天保十二年のシェイ...井上ひさしの芝居4「黙阿弥オペラ」「連鎖街の人々」「天保十二年のシェイクスピア」

  • 井上ひさしの芝居3「表裏源内蛙合戦」「化粧」「紙屋町さくらホテル」

    「表裏源内蛙合戦」(92)(97.11.19.)演出・熊倉一雄、音楽・服部公一安原義人、熊倉一雄、納谷悟朗、矢代駿江戸の一大奇人・平賀源内の夢と挫折の生涯を、色と欲が渦巻く風俗の中に浮かび上がらせる。今回のテアトル・エコーは、声優として有名な人たちが所属する劇団。普段はあまり顔を見ることはないが、この芝居で、彼らの俳優としての本来の姿が見られた。加えて、すでにこの初期のものから、井上芝居の特徴である、ミュージカル的な要素や、タイトル通りに文化人たちの裏表を描くことで、よりその人物を際立たせるという手法が確立されていたことをうかがい知ることができた。「化粧」(82)(97.11.20.)演出・木村光一渡辺美佐子による一人芝居。旅一座の座長をバリバリの新劇の女優が演じる面白さがある。一種の母ものとしての芝居そのもの...井上ひさしの芝居3「表裏源内蛙合戦」「化粧」「紙屋町さくらホテル」

  • 井上ひさしの芝居2「たいこどんどん」「父と暮せば」「きらめく星座 昭和オデオン堂物語」

    「たいこどんどん」(95)(96.10.13.)演出・木村光一、音楽・宇野誠一郎幇間・桃八(佐藤B作)、若旦那・清之助(岡野進一郎)、女郎・袖ヶ浦(順みつき)、沖恂一郎井上ひさしお得意の、自らの故郷・東北と東京とを巧みに交差させた幕末もので、心情とは裏腹に、どんどん江戸から遠ざからざるを得なくなる太鼓持ちと若旦那コンビの旅が、時にはおかしく、またある時には悲しく綴られる。かなりシビアな場面もあり、いささか長過ぎる気もしたが、同じ役者が一人で何役もこなすことによって生じる妙なおかしさや、ラストの「江戸が東京に変わったって人間は何も変わりゃしねえ」という、太鼓持ちの啖呵に救われる。沖恂一郎という中年のいい役者を発見した。「父と暮せば」(95)(97.5.3.)演出・鵜山仁、音楽・宇野誠一郎福吉美津江(梅沢昌代)、福...井上ひさしの芝居2「たいこどんどん」「父と暮せば」「きらめく星座昭和オデオン堂物語」

  • 『がんばれ!ベアーズ』

    『がんばれ!ベアーズ』(76)(1977.8.27.銀座文化)元野球選手のバターメーカー(ウォルター・マッソー)は、ひょんなことから問題児ばかりの少年野球チーム・ベアーズのコーチを任される。このままでは勝てないと考えた彼は、元恋人の娘で快速球を投げるアマンダ(テイタム・オニール)や、不良少年だが優れたバッターのケリー(ジャッキー・アール・ヘイリー)をスカウトし、チームの立て直しを図る。思わず時間がたつのを忘れてしまうほど楽しめた。チームの少年たちの個々の性格がとてもよく描かれていた。特に、黒人の少年と気の弱い少年のラスト近くの大活躍には思わず拍手。マッソーが子役たちに食われずに、ちゃんと目立っていたところはさすが。ビック・モローの敵方の監督=悪役というキャスティングも面白かった。それぞれが問題を抱えるチームメー...『がんばれ!ベアーズ』

  • 井上ひさしの芝居1「イーハトーボの劇列車」「シャンハイムーン」「頭痛肩こり樋口一葉」

    『東京人』11月号は、没後10年「井上ひさしの創造世界(ユートピア)」。そう言えば、彼が書いた芝居を幾つも見ていたことを思い出した。「イーハトーボの劇列車」(93.11.)演出・木村光一、音楽・宇野誠一郎宮沢賢治(矢崎滋)、宮沢政次郎(佐藤慶)、宮沢とし子(白都真理)、稲垣未亡人(中村たつ)井上が敬愛する宮沢賢治の生涯を描いた伝記劇。とかく聖人化されがちな賢治像に対するアンチテーゼ劇でありながら、逆に、そこから賢治の別の魅力が浮かび上がってきて、不思議な切なさを感じさせられる。何とも見事な「宮沢賢治論」である。この世への「思い残し切符」という小道具が絶妙だった。「シャンハイムーン」(92)(95.4.16.)演出・木村光一、音楽・宇野誠一郎魯迅(高橋長英)、許広平(安奈淳)、内山完造(小野武彦)、内山みき(弓恵...井上ひさしの芝居1「イーハトーボの劇列車」「シャンハイムーン」「頭痛肩こり樋口一葉」

  • 『トゥルーライズ』

    『トゥルーライズ』(94)(1994.12.14.渋東シネタワー)凄腕のスパイが、その身分を家族に隠しながらテロリストと戦う姿をコメディタッチで描いたアクション映画。タイトルの意味は「本当の嘘」。確かに、壮大でド派手で、いかにもハリウッド映画らしい金の掛かったアクション大作ではある。だが、見ている間はその上辺にだまされはするものの、見終わった後には何の感慨も残らず、ひどく空虚な気分になる映画でもあった。例えば、百歩譲って、これはあくまでもジェームズ・キャメロン流の、007などのスパイ映画へのパロディであり、コメディ映画なのだ、と自分に言い聞かせてみても、では、なぜここまで派手なドンパチや破壊が必要なのか、という疑問は消えない。これは、一家族の崩壊を食い止めるために、国家的な組織や抗争を利用したミーイズムの映画だ...『トゥルーライズ』

  • 【インタビュー】『みをつくし料理帖』松本穂香

    先にドラマ化もされた高田郁の同名人気時代小説を、角川春樹監督が映画化した『みをつくし料理帖』が10月16日から公開される。さまざまな困難に立ち向かいながらも、店の看板料理を生み出していく料理人の澪を演じた松本穂香に、映画の裏話や、料理についてなどを聞いた。「澪はすごいな、と思いながら演じていました」https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1246335https://bentounohi.jp/mogumagazine_new/【インタビュー】『みをつくし料理帖』松本穂香

  • 『エアポート75』

    『エアポート75』(74)(1993.8.3.)今からおよそ20年前、今はなき丸の内ピカデリーで正月超大作として見た、当時流行していたパニック映画の一本。豪華なキャスティングは、実は地味なニューシネマへのしたたかな対抗策だったことに最近気付いたが、決して美人ではない(失礼)カレン・ブラックが堂々とヒロインを演じているところは、甚だニューシネマっぽいのだから面白い。公開時(同時期に『大地震』もあった)には、ヘストン扮する主人公のスーパーヒーローぶり(レスキュー隊員に代わって旅客機に乗り移る)にしらけた思いがしたのだが、実はこのキャラクターにも、古きヒーロー像とニューシネマ的な屈折が同居している。ある意味、激動の60年代とバブリーな80年代に挟まれた、70年代の中途半端さが象徴されているのかもしれないと感じた。『エアポート75』

  • 『眠狂四郎 勝負』

    『眠狂四郎勝負』(1992.2.)ある日、狂四郎(市川雷蔵)は、勘定奉行の朝比奈(加藤嘉)の命を救う。命を狙われながらも幕政改革に燃える朝比奈に共感した狂四郎は、将軍の息女・高姫(久保菜穂子)や幕府用人の主膳(須賀不二男)らの悪事に挑む…。監督は三隅研次。雷蔵十八番のこのシリーズは、実のところ子供の目には少々不気味に映り、テレビで見ていて途中で見るのをやめた覚えがある。それは、良くも悪くも東宝の明るく楽しい映画を見ながら育ってしまった性で、それに比べると大映の映画は、映像も音も、暗く重苦しく感じられたのである。だから、このシリーズの魅力にも、大人になるまで気付かなかったのだ。そして、今回が初対面となったこのシリーズ2作目(加藤嘉がいい!)を面白く見ながら、これは子供が見てもワクワクするような単純な剣豪伝ではなく...『眠狂四郎勝負』

  • 【ほぼ週刊映画コラム】『みをつくし料理帖』

    共同通信エンタメOVOに連載中の『ほぼ週刊映画コラム』今週は“現代的な江戸の人情話”に仕上げた『みをつくし料理帖』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1246152【ほぼ週刊映画コラム】『みをつくし料理帖』

  • 『愛情物語』

    『愛情物語』(55)(1992.7.)ピアニストのエディ・デューチン(タイロン・パワー)の生涯を描いた伝記映画。監督はジョージ・シドニー。この映画は、デューチンが音楽家として成功しながらも、妻(キム・ノバク)を亡くし、失意の中入隊する前半と、戦後、息子との関係に悩んだデューチンが、第二の伴侶となるチキータ(ビクトリア・ショウ)に救われ、幸せをつかんだかに見えた矢先に白血病に倒れる、という後半に大別される。で、当然のことながら、劇的な展開を見せる後半の方が昔から好きである。従って、この映画に限っては、我が贔屓のノバクよりも“幻の女優”ビクトリア・ショウの方が光って見えてしまうのだ。さて、この映画、カーメン・キャバレロのピアノ演奏ばかりが話題になるが、パワーも、指の動きなどは一流ピアニストらしく見せるのだからたいし...『愛情物語』

  • 筒美京平ベスト20

    ブルー・ライト・ヨコハマ(作詞・橋本淳・歌・いしだあゆみ)また逢う日まで(阿久悠・尾崎紀世彦)ふたりは若かった(阿久悠・尾崎紀世彦)真夏の出来事(平山みき)さらば恋人(北山修・堺正章)お世話になりました(山上路夫・井上順之)愛の挽歌(橋本淳・つなき&みどり)赤い風船(安井かずみ・浅田美代子)東京ららばい(松本隆・中原理恵)海を抱きしめて(山川啓介・中村雅俊)潮風のメロディ(有馬三恵子・南沙織)哀愁のページ(有馬三恵子・南沙織)オレンジの雨(吉田栄子・野口五郎)グッド・ラック(山川啓介・野口五郎)恋の十字路(橋本淳・欧陽菲菲)よろしく哀愁(安井かずみ・郷ひろみ)誘われてフラメンコ(橋本淳・郷ひろみ)木綿のハンカチーフ(松本隆・太田裕美)赤いハイヒール(松本隆・太田裕美)九月の雨(松本隆・太田裕美)もちろん、他にも...筒美京平ベスト20

  • 『フレンチ・コネクション』フィリップ・ダントニ

    『フレンチ・コネクション』(71)(2005.10.21.)BSで『フレンチ・コネクション』を再見。昼間、ダルデンヌ兄弟の『ある子供』(05)という重苦しい映画を見たこともあり、改めてこの映画の持つスピード感や、ストーリー展開の妙に酔った。無骨なジーン・ハックマンがまたカッコいいんだわ。オウエン・ロイズマンのカメラワークも見事だ。また、この映画はフィリップ・ダントニが製作したのだが、同じく彼が製作した『ブリット』(68)と見比べてみるのも面白い。どちらも刑事ものだが、片や多弁で人間くさいジーン・ハックマンのポパイことジミー・ドイル。こなた、ひたすらクールなスティーブ・マックィーンのフランク・ブリットという対照的な人物像、激しいカーチェイスも、この映画は泥くさく、『ブリット』はクールだ。そのダントニは、後に『フレ...『フレンチ・コネクション』フィリップ・ダントニ

  • 『グリーン・カード』

    『グリーン・カード』(90)舞台はニューヨーク。園芸家のブロンテ(アンディ・マクドウェル)は、温室付きアパートの居住者になるために、長期滞在の外国人永住権(グリーン・カード)を手に入れたいフランス人、ジョージ(ジェラール・ドパルデュー)と書類上だけの夫婦になる。ところが、移民局の調査のため、2人はしばらくの間同居することになるが…。偽装結婚した男女が、本当の愛に目覚めていく姿を、オーストラリア出身のピーター・ウィアー監督がコミカルに描くロマンチックコメディ。ドパルデューの本格的なアメリカ映画進出のきっかけとなった。古くはジャン・ギャバン、1960年代はアラン・ドロン、70年代はカトリーヌ・ドヌーブがハリウッド進出をはかったが、言葉の違いなどの問題もあり、いずれも成功には至らなかった。その点、ドパルデューは時代の...『グリーン・カード』

  • 『ケープ・フィアー』

    『ケープ・フィアー』(91)(1992.2.6.日本劇場)レイプの罪で服役していたマックス(ロバート・デ・ニーロ)は出所後、自分の弁護をおこたったとして、ボーデン弁護士(ニック・ノルティ)への復讐を誓う。先日、図らずもオリジナルの『恐怖の岬』(62)を見てしまったおかげで、両作の間にある30年という時の流れによって生じたさまざまな変化の方に興味がいってしまい、この映画を、まっさらな新作としては捉えられなかった。例えば、善悪がはっきりしていた『恐怖の岬』に比べると、この映画では、何をもって善と悪を区別するのかが曖昧である。それは、極悪な異常者役をデ・ニーロがやることで、彼の演技が善悪を超越してしまったことと、被害者であるノルティ演じる弁護士一家の方に問題があり過ぎて、彼らが襲われても同情心が湧いてこないことも大き...『ケープ・フィアー』

  • 【インタビュー】『バック・トゥ・ザ・フューチャー』宮川一朗太 

    映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の製作35周年を記念して、「バック・トゥ・ザ・フューチャートリロジー35thアニバーサリー・エディション4KUltraHD+ブルーレイ」が10月21日から発売される。マイケル・J・フォックス演じる主人公マーティ・マクフライの吹き替えを担当した宮川一朗太に、マイケルへの思いや、吹き替えの裏話を聞いた。アメリカ人から「何でマイケル・J・フォックスが日本語をしゃべっているんだ」と言われたことが心の支えにhttps://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1244940【インタビュー】『バック・トゥ・ザ・フューチャー』宮川一朗太

  • 『恐怖の岬』

    『恐怖の岬』(62)(1991.12.28.)弁護士のサム(グレゴリー・ペック)は妻のペギー(ポリー・バーゲン)と娘と共に幸せに暮らしていた。だがある日、自分が刑務所に入れられたのはサムのせいだと思い込む性犯罪者のマックス(ロバート・ミッチャム)が出所する。復讐をもくろむマックスに対して、サムは必死に家族を守ろうとするが…。この映画は、来年の正月映画の目玉と目される『ケープ・フィアー』(91)のオリジナルである。多分、それに当て込んでの放送で、予習ができたのはありがたかった。製作当時は、恐らくこれでも検閲突破すれすれの危うさを持った映画だったと思われるが、今の暴力や性の氾濫から見ればかわいいものだ。スコセッシ+デ・ニーロによるリメーク版は、もっとストレートに、この題材が持つ異常性を強調して描いているだろう。だが...『恐怖の岬』

  • 『サボテンブラザース』

    『サボテン・ブラザース』(86)(2010.8.19.)西部劇のヒーロー「スリーアミーゴス(サボテン・ブラザース)」役の俳優3人組が、映画の撮影だと勘違いして、野盗集団に襲われているメキシコの小さな村を訪れるが…。サタデー・ナイト・ライブ出身のスティーブ・マーティン、チェビー・チェイス、マーティン・ショートが、サイレント映画の“3馬鹿大将”を演じるコメディ西部劇。『荒野の七人』(60)『ローンレンジャー』など、西部劇のパロディー満載だが、サタデー・ナイト・ライブ出身者とジョン・ランディスが作ったコメディーは、アイデアの良さは認めるが、しつこいギャグ、スラングの連発、妙なテンポなどで、残念ながら日本人には理解不可能なところが多い。『サボテンブラザース』

  • 『さらばヤンキース』『巨人の星』

    元ニューヨーク・ヤンキースの往年の名投手ホワイティ・フォードが亡くなった。残念ながら、その現役時代は、知る由もなく、アーカイブ映像や本でしか見聞きていない。そのフォードも登場する『さらばヤンキース』というノンフィクションの傑作を25年ほど前に読んだことを思い出した。『さらばヤンキース』(1995.3.)1964年の“保守”ニューヨーク・ヤンキース対“リベラル”セントルス・カージナルスとの間で行われたワールドシリーズを柱に、両チームの選手やフロントの動静を、当人たちへのインタビューを交えながら克明に再現し、メジャーリーグ(否、アメリカそのものと言うべきか)の転換期を見事に浮き彫りにしていくノンフィクション。筆者のデビッド・ハルバースタムが、スポーツライターではなく、社会派のジャーナリストであるため、カージナルスの...『さらばヤンキース』『巨人の星』

  • 『水上のフライト』中条あやみにインタビュー

    走り高跳びで世界を目指す遥(中条あやみ)は、交通事故に遭い、二度と歩けない体になってしまう。遥は心を閉ざし、自暴自棄に陥るが、ある日、パラカヌーと出会い、周囲の人々に支えられながら新たな夢を見つけていく。『超高速!参勤交代』シリーズの脚本家・土橋章宏が、実在のパラカヌー日本代表選手との交流に着想を得て、オリジナルストーリーとして脚本を執筆。『キセキあの日のソビト』などの兼重淳が監督した。自我が強く、共感しづらい主人公が、徐々に変化していく様子が描かれるのだが、それを彼女は頑張って演じ分けていた。しかも、競技や練習の場面も、スタンドインを使わずに、ほとんど自分で演じたというのだから、なかなかの根性の持ち主だ。詳細は後ほど。『水上のフライト』中条あやみにインタビュー

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