住所
葛飾区
出身
品川区
ハンドル名
ターナーさん
ブログタイトル
田中雄二の「映画の王様」
ブログURL
https://blog.goo.ne.jp/tanar61
ブログ紹介文
映画のことなら何でも書く映画ライターのブログです。
自由文
新作映画、映画コラム、名画投球術、雄二旅日記ほか 『ほぼ週刊映画コラム』 http://tvfan.kyodo.co.jp/category/feature-interview/column/week-movie-c
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ターナーさんのブログ記事

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  • 映画検定有志と仲間による2018年映画ベスト10

    昨日の新年会で、総勢56人による「映画検定有志と仲間による2018年映画ベスト10」が発表された。結果は1.スリー・ビルボード2.ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書3.万引き家族4.カメラを止めるな!5.ボヘミアン・ラプソディ6.寝ても覚めても7.孤狼の血8.日日是好日10女は二度決断するちなみに自分のベスト10は1.ワンダー君は太陽2.ボヘミアン・ラプソディ3.ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書4.レディ・プレイヤー15.スリー・ビルボード6.モリーズ・ゲーム7.シェイプ・オブ・ウォーター8.ミッション:インポッシブルフォールアウト9.トレイン・ミッション10searchサーチ番外.カメラを止めるな!こんな夜更けにバナナかよ悲しき実話「ワンダー君は太陽」は12位だった。映画検定有志と仲間による2018年映画ベスト10

  • 【ほぼ週刊映画コラム】『THE GUILTY/ギルティ』

    エンタメOVOに連載中の『ほぼ週刊映画コラム』今週は主要登場人物はたった1人のサスペンス劇『THEGUILTY/ギルティ』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1179970【ほぼ週刊映画コラム】『THEGUILTY/ギルティ』

  • 『戦艦シュペー号の最後』

    『戦艦シュペー号の最後』(56)(1987.2.15.)第二次大戦下、ハーウッド司令官(アンソニー・クェイル)率いる英軍の巡洋艦部隊が、南大西洋上でラングスドルフ艦長(ピーター・フィンチ)率いる独軍の小型戦艦シュぺー号を発見する。戦闘で被弾したシュぺー号は中立国のウルグアイに逃げ込むが…。マイケル・パウエル&エメリック・プレスバーガー監督作。最近は戦争映画というと、反戦や厭戦を描くことが当たり前になっているが、昔はこの映画や『眼下の敵』(57)のような、一種の騎士道精神を見せる、エンターテインメント的な魅力を持った戦争映画が存在した。加えて、この手の映画の魅力は、船の存在が大きなウェートを占めており、英語では船を女性として表現するように、恋愛や親子の情愛にも似た、海の男たちと船とのユニークな関係が見られる。これ...『戦艦シュペー号の最後』

  • 『突然炎のごとく』

    『突然炎のごとく』(62)(1987.7.8.)同じ女性に恋をしてしまった2人の青年(オスカー・ウェルナー、アンリ・セール)の奇妙な友情を描いたフランソワ・トリュフォー監督作。どうしてこの映画は、こうもみずみずしく映るのだろうか。こんなに悲痛な三角関係を見せられれば、普通は男を渡り歩くヒロインに対して嫌悪感を抱くはずなのに、それが全くないばかりか、演じたジャンヌ・モローが魅力的に映り、「彼女なら許せる」と思ってしまうのだ。恐らくそこには、映画を通じて女性に愛を捧げ続けたトリュフォーの、フェミニストとしての正直な思いが反映されているのだろうが、そこに、孤独な少年時代を送り、自身も家庭人としては幸福ではなかった彼の、愛に対する屈折した思いも交差するのだろう。それ故、彼の映画は、愛の優しさを描いたものと、愛の残酷さを...『突然炎のごとく』

  • 『アリータ:バトル・エンジェル』ロバート・ロドリゲス監督にインタビュー

    キャメロンとタランティーノのことを尊敬し、「ビッグブラザー(=兄貴)」と呼ぶ好漢。「今回は自分では完成させることができなかったキャメロンの映画を、彼のスタイルを引き継いだ形で私が完成させようと思った」という。詳細は後ほど。「妻があなたの映画の大ファン」と言ったら、通訳の人が話す間にイラストを描いてくれた。『アリータ:バトル・エンジェル』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/9b40d91ac98025463eb3a0983c8dd1d5『アリータ:バトル・エンジェル』ロバート・ロドリゲス監督にインタビュー

  • 『記者たち 衝撃と畏怖の真実』

    2003年、アメリカのイラクに対する軍事戦略、通称“衝撃と畏怖”が実行された。01年の同時多発テロ後のアメリカを覆った異様な空気(愛国、報復、好戦)を巧みに利用して、政府が捏造した情報によって始まったイラク戦争。大手新聞社も迎合する中、唯一「本当にイラクに大量破壊兵器は存在するのか?」と異を唱えたナイト・リッダーの記者たちの動静を実話を基に映画化。またもや過去の政府の失態を描いた映画が登場してきたわけだが、こうした映画群には、間接的ではあるが、今のトランプ政権に対する反意が込められているのだろう。監督のロブ・ライナーがワシントン支局長役で出演し、ウディ・ハレルソン、ジェームズ・マースデン、トミー・リー・ジョーンズらが記者を演じているが、記者役は、いつもかっこよく描かれ過ぎると感じた。劇中「どうして記者なんかにな...『記者たち衝撃と畏怖の真実』

  • 『シベールの日曜日』

    『シベールの日曜日』(62)(1987.1.25.)インドシナ戦争下で撃墜され、記憶喪失に陥った元空軍のパイロットのピエール(ハーディ・クリューガー)は、ある日一人の孤独な少女(パトリシア・ゴッジ)と出会い、日曜日ごとに彼女と一緒に遊ぶことにするが…。監督はセルジュ・ブールギニョン。10数年ぶりの再見。墨絵のようなオープニングが印象的。この映画には、目を見張るようなアクションも、大きな見せ場もない。だが、これほど純粋で、しかも戦闘場面を全く見せずに戦争の罪や愚かさを感じさせる映画も珍しい。最近はエンドロールが長過ぎて閉口するが、昔は「THEEND」や「FIN」の一文字で終わる映画がほとんどだった。それ故、この映画のような、突然のラストシーンに鮮烈な印象を受け、その余韻が長く残ったのである。『シベールの日曜日』

  • 『十二人の怒れる男』

    『十二人の怒れる男』(57)(1987.7.20.)17歳の少年による殺人事件の裁判。12人の陪審員中、唯一人、証拠に疑問を持ち無罪を主張する者がいた。白熱した議論の中、次第に無罪に賛同する者が増えていくが…。脚本レジナルド・ローズ、監督シドニー・ルメットによるテレビドラマを映画化。もう今から30年近くも前に作られた映画なのに、何度見ても飽きない。人の心が持つ曖昧さ、傷、醜さ、美しさ、温かさ、といった多面性を見事に表現したこの密室劇は、やはり、すごいの一言に尽きる。ルメット自身は、この映画について「最初はアメリカではヒットしなかった。むしろヨーロッパで評価された」「密室劇は実験であり、一種の挑戦だった」と述べている。ところで、つい最近同じくルメットが監督した『オリエント急行殺人事件』(74)を偶然再見したのだが...『十二人の怒れる男』

  • 『ビリーブ 未来への大逆転』

    1970年代初頭。女性弁護士ルース・ギンズバーグ(フェリシティ・ジョーンズ)が挑んだ“男女平等”に関する裁判をクライマックスに、性別による差別が当たり前だった時代の風潮を描く。だから原題は「OntheBasisofSex=性別に基ずく」となる。現在85歳のルースは現役の最高裁判事で、アメリカでは超有名人らしい。監督のミミ・レダーは、ルースを、単なる正義派、理想化肌の人ではなく、頑固で、ずるさや野心も併せ持った女性として描いているが、それは男中心の映画界で長く仕事をしてきた自分自身とも重なる部分があったからだろう。アメリカは曲がりなりにも、こうした出来事とウーマンリブやフェミニズム運動が重なり、引いては、それらが男女の雇用均等へとつながった。そうした“痛み”や変革を経ずに、その流れに乗って権利ばかりを主張すること...『ビリーブ未来への大逆転』

  • 『バラバ』

    『バラバ』(62)(2005.11.17.)製作ディノ・デ・ラウレンティス、監督リチャード・フライシャー、アンソニー・クイン主演の米伊合作の史劇。キリストの代わりに牢から出された悪党の受難と数奇な運命が描かれる。それにしてもクインという人は、無国籍で汚い格好や計らずも人生が流転していく役が本当によく似合う。各国のスターが顔見世興行のように、登場してはすぐに消えていくこの映画の中で、不気味な笑い声だけでセリフなしのジャック・パランスが最も印象に残る。アンソニー・クインのプロフィール↓ジャック・パランスのプロフィール↓『バラバ』

  • 『わが谷は緑なりき』

    『わが谷は緑なりき』(41)(2007.1.26.)ジョン・フォード監督の名作を再見。ウェールズの炭鉱町を舞台にした一種の家族劇だが、ボクサーくずれの男や悪役の教師など脇役の点描が見事。アーサー・C・ミラーのモノクロ撮影も素晴らしい。小津安二郎が「フォード映画の良さは、どこを切って(見て)もフォードの味がでているところ」みたいなことを言っていたようだが、まさに至言。ウォルター・ピジョンのプロフィールは↓モーリン・オハラのプロフィール↓ロディ・マクドウォールのプロフィールは↓『わが谷は緑なりき』

  • 『バンブルビー』

    舞台は1987年。父の死によって心に傷を抱えた少女チャーリー(ヘイリー・スタインフェルド)は、敵との闘いでボロボロになり、黄色いフォルクスワーゲンになった地球外生命体を発見する。この映画の主役は『トランスフォーマー』シリーズの人気キャラクター、バンブルビー。時をさかのぼり、シリーズの始まりの物語を描く。監督はマイケル・ベイからトラビス・ナイトに引き継がれた。地球に危機が迫っているはずなのに、全く緊張感のない展開は、能天気で無邪気だった80年代のSF映画を思い出させるし、チャーリーを中心としたコミカルな人物像は、ジョン・ヒューズの学園ものや家族ものをほうふつとさせる。要は、この映画はファンタジーの形を借りた一人の少女の成長物語なのである。この映画の製作者の一人でもあるスティーブン・スピルバーグは、80年代テイスト...『バンブルビー』

  • 『傷だらけの栄光』

    『傷だらけの栄光』(56)(2008.12.3.)主人公は実在の世界ミドル級チャンピオン、ロッキー・グラジアノ。生身をぶつけて熱演する若き日のポール・ニューマン、監督ロバート・ワイズ、脚本アーネスト・レーマンの見事なストーリーテリング、ジョセフ・ルッテンバーグの鮮やかなモノクロ撮影…。職人たちが集まって作った佳作中の佳作。「SOMEBODYUPTHERELIKESME」(上にいる誰か(神様)がオレのことを好きなんだ)という原題も、後のニューマンの人生を象徴するようないいタイトルだ。ポール・ニューマンのプロフィール↓ピア・アンジェリのプロフィール↓ロバート・ワイズのプロフィール↓『傷だらけの栄光』

  • 熱海・伊豆山神社「草燃える」と『炎環』

    熱海に一泊し、伊豆山神社を参拝。調子に乗って本宮まで行ったら、まるで登山だった。ここは、伊豆に流罪となった源氏の御曹司頼朝と、地元の豪族、北条氏の娘・政子が逢瀬を重ねた場所として有名。1979年の大河ドラマ「草燃える」では、石坂浩二が頼朝、岩下志麻が政子を演じたが、裏の主役は松平健が重厚に演じた北条義時だったような気がする。その原作となった永井路子の『炎環』は、異なった人物の視点で同時代を描いた4編からなる連作小説。どれも読み応えがあるが、とりわけ、頼朝の異母弟・全成の目を通して語られる「悪禅師」、いつもは憎まれ役の梶原景時を気骨のある人物として描いた「黒雪賦」が出色。直木賞受賞も納得の出来だ。熱海が出てくる映画https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/7e51f84f28f222f31...熱海・伊豆山神社「草燃える」と『炎環』

  • 『失われたものゝ伝説』

    『失われたものゝ伝説』(57)(2009.7.22.)サハラ砂漠の奥地にあるとされる伝説の古代都市を求めて、宣教師(ロッサノ・ブラッツィ)と、彼に思いを寄せる女(ソフィア・ローレン)、そして道案内を引き受けた男(ジョン・ウェイン)が一緒に旅に出るが…。ウェインのバトジャックプロ製作。なぜかローレン、ブラッツィというイタリア勢が共演。砂漠を舞台にした冒険ロマン+三角関係劇なのだが、ヘンリー・ハサウェイ監督作にしてはいささかしまりがない。破れた服、肌に浮かぶ汗など、ローレンのエロチックさを強調する仕掛けが目を引く。ジョン・ウェインのプロフィール↓ソフィア・ローレンのプロフィール↓『失われたものゝ伝説』

  • 『拳銃無宿』

    『拳銃無宿』(47)(2009.12.21.)原題は「ANGELANDTHEBADMAN」。ジョン・ウェイン=デューク扮するお尋ね者が、知り合ったクエーカー教徒一家の娘(ゲイル・ラッセル)と恋仲になり、銃を捨てるというお話。デュークが銃を撃たない異色西部劇というよりも、自身が製作した映画なのに、老保安官を演じた大先輩のハリー・ケリーにカッコいい場面を譲っている点が興味深い。また、大林宣彦監督などが、デュークがラッセルに特別な思いを抱いていたという説を取っているが、そうした目で見ると、確かにこの映画のラッセルを見つめるまなざしや物腰は、ほかの女優に対した時とは明らかに違うようにも見える。とはいえ、この映画は、脚本家のジェームズ・エドワード・グラントが監督しているだけに、ストーリー展開がいいし、ジョン・フォードとも...『拳銃無宿』

  • 『白夜』

    『白夜』(57)(2006.11.24.)ドストエフスキーの原作をルキノ・ビスコンティが映画化。セット撮影が見事な一作。イタリアの港町の小さな橋で、マリオ(マルチェロ・マストロヤンニ)は、1年前に去った男(ジャン・マレー)を待ち続けるナターリア(マリア・シェル)と知り合い、彼女が語る物語に耳を傾けるが…。ナターリアの姿が、フェデリコ・フェリーニの『道』(54)のジェルソミーナ(ジュリエッタ・マシーナ)とイメージが重なるところがある。また、後のビリー・ワイルダーの『アパートの鍵貸します』(60)の三角関係劇(この映画とは逆のパターンだが)に、少なからず影響を与えたのではないかと思われる。特にあの映画のジョセフ・ラシェルの音楽は、この映画のニーノ・ロータの影響大とみた。高校生の頃に見て、ひたすら睡魔に襲われたロベー...『白夜』

  • 『地下室のメロディー』

    『地下室のメロディー』(63)(2010.10.23.新宿K'sCINEMA)初老のギャング・シャルル(ジャン・ギャバン)は、生涯最後の仕事として、カンヌのカジノの地下金庫から10億フランを強奪する計画を立て、チンピラ青年のフランシス(アラン・ドロン)と、その義兄のルイ(モーリス・ビロー)を仲間に引き入れるが…。この映画をテレビ初めて見たのは小学生の頃。いつの間にかこの映画のドロンよりもギャバンに年が近くなっていてあ然とする。印象的なテーマ曲、いかにもフランス映画らしいモノクロでスタイリッシュな映像と登場人物、そして妙に理屈っぽいセリフが印象に残る。このころのアンリ・ベルヌイユは、娯楽映画監督としての腕が冴えわたっている。この映画の、盗んだ札束がプールに浮かんですべては水の泡というラストは、ジョン・ヒューストン...『地下室のメロディー』

  • 『平原児』『地獄への挑戦』

    『平原児』(36)(2013.4.10.渋谷シネマヴェーラ「西部劇特集」)リンカーン大統領暗殺事件が起きた頃、ワイルド・ビル・ヒコック(ゲーリー・クーパー)は、親友のバッファロー・ビル・コディ(ジェームズ・エリソン)と共に西へ向かっていた。その途中、ヒコックは恋人のカラミティ・ジェーン(ジーン・アーサー)と再会するが、彼らはカスター将軍とインディアンとの戦いに巻き込まれていく。実在の人物が多数登場するセシル・B・デミル監督の西部劇大作。今回、久しぶりに見直したら、いろいろと盛り込み過ぎたためか、大味で退屈な印象を受け、時代差を感じた。名作は時代を超えるはずだが、残念ながら、この映画の場合は違った。インディアン役で、当時デミルの娘婿だったアンソニー・クインがちらっと顔を出す。ゲーリー・クーパーのプロフィール↓ジー...『平原児』『地獄への挑戦』

  • 『誇り高き反逆者』『カンサス大平原』『荒野の決闘』

    『誇り高き反逆者』(58)(2013.4.4.渋谷シネマヴェーラ「西部劇特集」)南北戦争下で妻を失い、そのショックから言葉を失った息子と共に放浪の旅を続ける男(アラン・ラッド)と、独り身の女性牧場主(オリビア・デ・ハビランド)との交流を描く。監督はマイケル・カーティス。同じくラッドが主演した『シェーン』(53)とパターンは異なるが、美しい風景の下で繰り広げられる、ホームドラマ風の西部劇という点が似ている。『シェーン』のジョーイ(ブランドン・デ・ワイルド)と犬に代わって、ここではラッドの実の息子デビッドと犬が好演を見せる。アラン・ラッドのプロフィール↓オリビア・デ・ハビランドのプロフィール↓『カンサス大平原』(53)南北戦争直前のカンザスを舞台に、鉄道の敷設工事を妨害する南軍を阻止するために派遣された北軍の兵士(...『誇り高き反逆者』『カンサス大平原』『荒野の決闘』

  • 『熱砂の秘密』

    『熱砂の秘密』(43)(1987.10.18.)砂漠をさまよった英軍兵士のブランデル(フランチョット・トーン)が北アフリカのホテルにたどり着く。彼は空襲で死んだウエイター(実は独軍のスパイ)になりすまし、独軍と接触する。一方、ホテルのフランス人メイドのムーシュ(アン・バクスター)は、ダンケルクで仏軍を見殺しにした英軍に反感を持っているが、思わずブランデルを助けてしまい…。ビリー・ワイルダーの2作目の監督作。この初期の作品でも、ワイルダーとチャールズ・ブラケットの脚本のうまさが、十分に発揮されており、当時の戦局を巧みに入れ込んだサスペンスの盛り上げが見事だった。エリッヒ・フォン・シュトロハイムがロンメル将軍を演じている。また、後年は、艶笑コメディの監督としての印象が強いワイルダーが、実はさまざまなジャンルの映画が...『熱砂の秘密』

  • 【ほぼ週刊映画コラム】『ファースト・マン』『アクアマン』

    エンタメOVOに連載中の『ほぼ週刊映画コラム』今週はくしくも実現した“マン対決”『ファースト・マン』と『アクアマン』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1179239【ほぼ週刊映画コラム】『ファースト・マン』『アクアマン』

  • 『緑園の天使』

    『緑園の天使』(44)(1987.6.20.)イギリスの片田舎に住むベルベットは、障害競馬“グランド・ナショナル”に出場する夢を持っていた。ある日、理想の馬と出会った彼女は、馬に詳しいマイの力を借りて、出場を決心する。古き良きハリウッド映画お得意の、家族ものにアメリカンドリームを絡ませる典型だが、『子鹿物語』(46)同様、クラレンス・ブラウン監督の子役と動物の生かし方が見事だし、この映画でアカデミー賞を受賞した母親役のアン・リベアもまた見事だった。さて、この映画の2人の子役は、ミッキー・ルーニーとエリザベス・テイラーである。この時、今の2人の姿を誰が予測し得たか…。これだけ見事な演技を見せながら、子役は大成せずのジンクス通り、第一線から退いていったルーニー、片や、そのジンクスをもろともせず、数々のスキャンダルも...『緑園の天使』

  • 『大いなる遺産』

    『大いなる遺産』(46)(1987.10.11.)17世紀初頭のロンドン。20歳になった孤児のヒップ(ジョン・ミルズ)は、ある人物から莫大な遺産を受け取るが…。チャールズ・ディケンズの名作を映画化。スペクタクル映画を撮る以前のデビッド・リーンが正攻法で描く。この映画、ガイ・グリーンの奥行きのある撮影が素晴らしく、モノクロの絵画を見ているような気分になる。ただ、この手の成長映画の子役から大人の俳優への転換の難しさ、つまりイメージの引継ぎの難しさが、この映画にも如実に表れている。何しろヒロイン・エステラの少女時代を演じたジーン・シモンズが、あまりにも光り輝いていて、後に大女優となる片鱗を垣間見せるから、引き継いだエステラ・ハビシャムがかわいそうな気さえするのだ。それにしても、こうした昔のイギリス映画の特徴だった格調...『大いなる遺産』

  • 【インタビュー】『アクアマン』アンバー・ハード

    スーパーヒーローを演じるには、やはりスーパーなトレーニングが必要でした(笑)」https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1178662『アクアマン』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/3ea6cba5942868b1dee5e61547e26d4b【インタビュー】『アクアマン』アンバー・ハード

  • 『アリータ:バトル・エンジェル』

    日本のSFコミック「銃夢」(木城ゆきと)を、製作ジェームズ・キャメロン、監督ロバート・ロドリゲスが実写映画化。キャメロンに原作を紹介したのは『シェイプ・オブ・ウォーター』(17)のギレルモ・デル・トロだという。大戦後の未来は、天空に浮かぶユートピア都市ザレムと、荒廃した地上のアイアンシティに分断されていた。アイアンシティに暮らす医師のイド(クリストファー・ヴァルツ)は、ある日クズ鉄の山から少女の頭部を発見する。彼女は300年前に作られた最強兵器=サイボーグだった。ドクは彼女をアリータ(ローサ・サラザール)と名付け、娘のように接するが…。遠い未来の世界を舞台に、記憶を失ったサイボーグ少女の成長と恋、そして闘いを描く。テーマはアイデンティティの模索と、父と娘といったところか。キャメロンが『アバター』(09)で扉を開...『アリータ:バトル・エンジェル』

  • 『どてっ腹に穴をあけろ』

    『どてっ腹に穴をあけろ』(59)(1987.11.15.)暗黒街の帝王アル・カポネ(ネビル・ブランド)と財務省検査官エリオット・ネス(ロバート・スタック)の戦いを描いたTVシリーズ「アンタッチャブル」の劇場版。監督はフィル・カールソン。ブライアン・デ・パルマの『アンタッチャブル』(87)公開のおかげで、うる覚えのオリジナルを見ることができた。ここでは正義のネス対悪党カポネという図式が明確に描かれており、ベトナム戦争以前の、疑うことなく正義を描けたアメリカの典型がここにもあったという感じがした。デ・パルマ版も、最近では珍しく正義を前面に押し出してはいたが、ラストのネス(ケビン・コスナー)の姿に、法律=正義ではない苦さが残る。つまり、映画やドラマは、作られた時代の空気を如実に反映するということだ。ひたすら正義を描け...『どてっ腹に穴をあけろ』

  • 『西部は俺にまかせろ』

    『西部は俺にまかせろ』(54)(2014.1.23.フィルムセンター「テクニカラー・プリントで見るNFC所蔵外国映画」)恋人(ドナ・リード)の兄を殺した罪を着せられて私刑に遭った主人公(ダナ・アンドリュース)が、3年ぶりに町に帰ってくる。彼が3時間という限られた時間の中で真相の究明に挑むミステリー風の西部劇。74分にまとめ上げた監督アルフレッド・ワーカーの職人技が光る一編だった。ドナ・リードのプロフィール↓『西部は俺にまかせろ』

  • 『波も涙も暖かい』

    『波も涙も暖かい』(59)(1987.6.10.)経営難に陥ったマイアミのホテルのオーナー(フランク・シナトラ)が再建に奔走する姿を、息子(エディ・ホッジス)への愛、ガール・フレンド(キャロリン・ジョーンズ)や美しい未亡人(エリナー・パーカー)との恋、兄夫婦(エドワード・G・ロビンソン、セルマ・リッター)の好意、旧友(キーナン・ウィン)の裏切り、などを交えながら描く。フランク・キャプラが8年ぶりに監督した人間喜劇。シナトラとホッジスが歌う「HighHopes」(作詞ジミー・バン・ヒューゼン、作曲サミー・カーン)はアカデミー歌曲賞を受賞した。キャプラの映画の多くは、ばかばかしくなるほどの善意で描かれ、ラストは毎度お決まりのハッピーエンドになるのだが、なぜか後味がいい。それはニューシネマなど、暗く厳しい映画を見なが...『波も涙も暖かい』

  • 『映画放浪記』(色川武大)

    寄席や芸人の見巧者としても知られた著者の、連載エッセーをまとめた『御家庭映画館映画ビデオガイドブック』を再版したもの。無頼派として知られた人が、わざわざ“御家庭”と名乗っているところが微笑ましいが、それ故、少し遠慮して語っているところも見受けられる。登場する映画は、チャップリンの『黄金狂時代』(25)からウディ・アレンの『ブロードウェイのダニーローズ』(84)まで。自身の戦後体験とともに語られる『自転車泥棒』(48)や、無頼派ならではの視点で語られる『アスファルト・ジャングル』(50)『陽のあたる場所』(51)などの“犯罪物”や、『ビリー・ザ・キッド/21歳の生涯』(73)などのアウトローへの共感、あるいは『心の旅路』(42)の嘘の効用、“泣き”の変化に言及した『道』(54)などが印象に残る。また『逢びき』(4...『映画放浪記』(色川武大)