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『オンリー・ユー』(94)(1997.7.22.WOWOW)この映画は、マリサ・トメイ演じる主人公と義姉役のボニー・ハント(最近注目の助演女優)のロマンスが並行して描かれるので、若者の偶然の恋を描いた『ローマの休日』(53)と中年の不倫を描いた『旅情』(55)を足して二で割ったような話だなあと思いながら見ていたが、もっと似ていたのは、ローレンス・カスダンの『フレンチ・キス』(95)だった。あちらはパリ、こちらはローマ。どちらもアメリカ人が夢見る外国での甘いロマンスが描かれる。おまけにこの映画は、占いで名前が出た見ず知らずの男を追い駆けて、はるばるローマまで…というのだから、乙女チックにも念が入っている。となると『めぐり逢えたら』(93)的なところもあるか。さすがは女性脚本家(ダイアナ・ドレイク)である。と...ノーマン・ジュイソンの映画その4『オンリー・ユー』
『ジュマンジ』(96)(1998.10.3.ゴールデン洋画劇場)奇妙なボードゲームを拾ったアーサーが、友達のサラと一緒にゲームを始めると、次々に不思議な出来事が起き始める。公開時は、どうせまたCGを多用しただけのたわいもない映画だと思って見逃がしていたのだが、甥と一緒にテレビで途中まで見てしまったものだから、妙に後を引かれてビデオで見直してみた。その結果、確かにCGの多用が前面に押し出された作品ではあったが、その根底には、不思議なボードゲームを通して示される、子ども心を持った大人のピュアな感覚が流れ(演ずるはまたまたロビン・ウィリアムズ)、恋人役のボニー・ハント(近頃、わがお気に入りの女優)との純愛やら、達者な子役たちとの絡みもあって、一種のタイムスリップものとして、あるいは父親との和解も加えた家族回帰的...「BSシネマ」『ジュマンジ』
『ベートーベン』(92)“人間”も結構頑張っているhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/f90a3420c310dcc28d67343c4b459e71「午後のロードショー」『ベートーベン』