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『ロケッティア』(91)(1994.6.10.WOWOW)スタント・パイロットのクリフ(ビル・キャンベル)は、背負えば空を飛ぶことができるロケット・パックを手に入れ、空飛ぶヒーロー「ロケッティア」と呼ばれるようになる。クリフにとって父親のような存在であるメカニックのピーヴィーを演じたアラン・アーキンがなかなかいい味を出していた。監督はジョー・ジョンストン。公開時は、コミックが原作のディズニー映画と聞いて見なかったのだが、WOWOWの放送で気軽に見てみたら、これが結構楽しかった。ウォーレン・ベイティの『ディック・トレイシー』(90)同様、遊び心満載のハリウッド映画ならではの余裕の技という感じがしたのだ。とはいえ、その遊び心に説得力があるのは、舞台となった1930年代の再現にちゃんと力を入れているからであって...アラン・アーキンの出演映画『ロケッティア』
『ジュマンジ』(96)(1998.10.3.ゴールデン洋画劇場)奇妙なボードゲームを拾ったアーサーが、友達のサラと一緒にゲームを始めると、次々に不思議な出来事が起き始める。公開時は、どうせまたCGを多用しただけのたわいもない映画だと思って見逃がしていたのだが、甥と一緒にテレビで途中まで見てしまったものだから、妙に後を引かれてビデオで見直してみた。その結果、確かにCGの多用が前面に押し出された作品ではあったが、その根底には、不思議なボードゲームを通して示される、子ども心を持った大人のピュアな感覚が流れ(演ずるはまたまたロビン・ウィリアムズ)、恋人役のボニー・ハント(近頃、わがお気に入りの女優)との純愛やら、達者な子役たちとの絡みもあって、一種のタイムスリップものとして、あるいは父親との和解も加えた家族回帰的...「BSシネマ」『ジュマンジ』
『ジュラシック・パークⅢ』(01)(2004.5.9.日曜洋画劇場)遺伝子操作で現代によみがえった恐竜たちがすむジュラシック・パーク。古生物学者グラント(サム・ニール)は、研究資金援助を申し出たカービー夫妻(ウィリアム・H・メイシー、ティア・レオーニ)と、彼らが雇った男たち共に、忌まわしきヌブラル島を再訪する。恐竜たちに襲われる中、夫妻の真の目的が明らかになる。大ヒット・シリーズの第3弾。監督はスティーブン・スピルバーグからジョー・ジョンストンに交代。前2作に比べると、いい意味でB級テイストにあふれていて楽しめる。今回は翼竜が大活躍を見せる。「金曜ロードショー」『ジュラシック・パークⅢ』