メインカテゴリーを選択しなおす
『風とライオン』(75)(1977.1.22.渋谷全線座.併映は『さらば愛しき女よ』)1904年、モロッコのタンジールで、アメリカ人のペデカリス夫人(キャンディス・バーゲン)と2人の子どもがリフ族の首長ライズリ(ショーン・コネリー)に誘拐された。事態は国際紛争となり、アメリカのセオドア・ルーズベルト大統領(ブライアン・キース)は大西洋艦隊をモロッコへ向かわせる。一方、誘拐されたペデカリス夫人は確固たる信念を持つライズリに温かな感情を抱くようになるが…。ジョン・ミリアス監督の豪快な演出、ビリー・ウィリアムズの撮影、ジェリー・ゴールドスミスの音楽も魅力的。『アラビアのロレンス』(62)を思わせるところもある映画。コネリーがやたらとカッコいい。特にライズリが馬に乗りながら銃を持って去っていくラストシーンは感動的...「BSシネマ」『風とライオン』
「人の愚かさとおかしさと悲しさと優しさって全部切り離せない」「仲野太賀の演技は本当に心に残る」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1430153【ドラマウォッチ】「季節のない街」(第二話・親おもい)
黒澤明の最高傑作…出演予定だった大物俳優とは? 映画『乱』徹底考察&評価。ロケ地と配役、珠玉の音楽も深掘り解説
黒澤明の最高傑作…出演予定だった大物俳優とは? 映画『乱』徹底考察&評価。ロケ地と配役、珠玉の音楽も深掘り解説 [ (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)};c.getElementById(a) (d=c.createElement(f),d.src=g,d.id=a,e=…
『季節のない街』(山本周五郎)(1981.11.8.)最近、本(特に小説)を読むのがおっくうになっている。そんな中、久しぶりに読む気力を起こしてくれたのがこの小説だった。その動機は、ここのところ伴淳三郎と芥川比呂志が相次いで亡くなって、2人に共通するものとして思い当たったのが、黒澤明監督の『どですかでん』(70)での名演だった。とはいえ、なかなか見られない映画なので、この際原作をじっくり読んでみようと思ったのだ。というわけで、どうしても映画を思い浮かべながら、映画と比べながら読んでしまったので、あーこの場面は映画の方がよかったとか、この描写は小説ならではだなとか、読みながら妙な感じ方をしていた。それは例えばこんな具合だ。小説も映画もたんばさんが狂言回しの役割を果たしている。黒澤は映画にしやすいエピソード(...「季節のない街」(山本周五郎)
「さすがクドカン。深夜の朝ドラ感が最高!」「『あまちゃん』やないかい!」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1429393【ドラマウォッチ】「季節のない街」(第一話・街へいく電車)
画像左クリックで1,280ピクセルの大きな画像が開きます再度左クリックしていただくと元に戻ります黒澤レインボー1号機塗装日本エアシステム JA8020 M...
拙い当ブログサイトにお立ち寄りいただき誠にありがとうございます🔶前回ののぶちゃん映画録では『七人の侍』の投稿記事でした。今日のアニメの徒然小道では、今日はそのリメイク作品として2004年にテレビ放送されていたテレビアニメ『SAMURAI 7』(サムライセブン)の当時のテレビ放送の回顧、および配信先動画視聴(DMM TV)からの感想(懐想記)の投稿です。【SAMURAI 7:作品の概要】『SAMURAI 7』(サムライセブン)は、日本の...
『東京ブギウギ』に続くスズ子の新曲は 『ジャングル・ブギー』 黒澤明監督映画『酔いどれ天使』の劇中歌で 笠置シヅ子さん自身が出演して歌っている。 つまり 「サッパリ意味の分からない歌詞」を書いた
朝ドラ「ブギウギ」でついに「ジャングル・ブギー」(作詞・黒澤明、作曲・服部良一)が登場した。福来スズ子役の趣里が頑張って歌っていたが、本家笠置シヅ子の迫力にはかなわない。この曲は黒澤監督の『酔いどれ天使』(48)の劇中歌として有名だが、「ブギウギ」では結局、黒澤は名も出ず登場もせず、「こだわりの強い監督」の一言で片づけられていた。誰が演じるのか、ちょっと楽しみにしていただけに残念だった。『酔いどれ天使』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/4b38340bc73fa6f59353f97e3a09ce45「ジャングル・ブギー」
『蜘蛛巣城』(57)「寄りたい時に寄るな。引きたい時に引くな」https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/81a09e31895979e6bc445d0224ea335d「BSシネマ」『蜘蛛巣城』
雨あがる|現代に失われつつある“優しさ”を見事に表現した、心が晴れ晴れとする温かい感動作!
雨あがるは、2000年公開の日本映画。人を押しのけてまで出世することが出来ない心優しい武士と、そんな夫を理解し支える妻の心暖まる絆を描いた時代劇。監督は、98年に亡くなった黒澤明監督の助監督として活躍し、本作でデビューを飾った小泉堯史。脚本は、山本周五郎による短編を基にした「まあだだよ」の黒澤明の遺稿。映画批評・あらすじ(ネタバレ)・スタッフ・キャスト・映画予告編・無料動画・配信情報。
ラストシーンの意味は? 大男の正体はジャイアント馬場? 映画『用心棒』徹底考察。黒澤明の革命的な演出と音楽も解説
ラストシーンの意味は? 大男の正体はジャイアント馬場? 映画『用心棒』徹底考察。黒澤明の革命的な演出と音楽も解説 [ (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)};c.getElementById(a) (d=c.createElement(f),d.src=g,d.id=a,e…
『雨あがる』(00)原作・山本周五郎、脚色・黒澤明https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/7b37ce5d912e84fef8be95003876b711「BSシネマ」『雨あがる』
画像左クリックで1,280ピクセルの大きな画像が開きます再度左クリックしていただくと元に戻ります黒澤明氏がデザインした7種類のレインボーJALとの経営統合...
『七人の侍』(54)『七人の侍』4Kデジタルリマスター版https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/00f383651dc048b97815dfeeb04b2097https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/4835c259f91449c42a49372654d6fae1「BSシネマ」『七人の侍』
『隠し砦の三悪人』(58)戦国時代、秋月家の武将・真壁六郎太(三船敏郎)は、生き残った雪姫(上原美佐)と隠し砦に潜んでいた。六郎太たちは、一獲千金をもくろむ農民の太平(千秋実)と又七(藤原釜足)に軍用金の黄金を背負わせて敵陣を突破し、友好国へ逃げ込もうとするが…。次々にふりかかる絶体絶命の危機を大胆に切り抜けていくハラハラドキドキの大脱出劇。『スター・ウォーズ』(77)のジョージ・ルーカスをはじめ、多くの映画作家に影響を与えた、黒澤明監督の傑作時代劇。佐藤勝の音楽も素晴らしい。(94.11.)もはや新たに書くことなどないと思うほど、もう何度も見ているというのに、またしても面白かった。これは一体どういうことなのだ。ところで、今回は、レナード・マルティンの『MOVIESGUIDE』で、この映画についての「三船...「BSシネマ」『隠し砦の三悪人』
『椿三十郎』(62)正義感に燃え、次席家老の汚職を正すべく立ち上がった9人の若侍たちは、敵に囲まれるが、偶然居合わせた浪人・椿三十郎(三船敏郎)の機転で難を逃れる。若侍たちは自分たちの甘さを後悔しながらも汚職を正そうと新たに誓い、彼らを見捨てておけなくなった三十郎と共に、巨悪に立ち向かうことになるが…。ラストの三船と仲代達矢との対決シーンは映画史上の名場面として有名。原作は山本周五郎の「日日平安」。黒澤映画3本立てhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/9b82cd9ed7edf5a2245107033de223ea森田芳光版https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/01bcf069220416028fca47da5259d21d「カムカムエヴリバディ」の...「BSシネマ」『椿三十郎』
たまたま、テレビ番組表に掲載されていた「生きる」を予約して録画で見た。 昔の映画を見るのは多分初めて。歳を重ねると興味を抱く対象も変化してくるのかな。 制作年をみると1952年、生まれた年
一昨日、NHK総合で放送された、黒澤明監督の名作。1952年の映画なのに、胸を衝かれて余韻がすごい。※※※(以下、ネタバレを含みます)※※※主人公は、30年無欠勤の市役所市民課長。早くに妻に先立たれ、男手一つで息子を育てた。しかし同居する息子夫婦は冷たい。胃がんを察した父親のショックにも寄り添わず、話も聞かない。主人公は、絶望のあまり自殺を考えるが死に切れず、初めての酒場で知り合った作家に教えられて放蕩を経験するが、満足できない。心満たされるヒントを与えてくれたのが、明るく健康な若い女性(元部下)。公務員を辞めて、今はおもちゃ工場で働いている。「他愛ないおもちゃでも、どこかの子どもが喜んでくれると思うとやり甲斐が有る。課長も何かを作ってみたら?」この時、自分ができる最大限の何かを、主人公は思い出す。たらい...映画『生きる』
【未見なら必見】NHK総合で1月8日放送・映画「生きる」黒澤明監督流“これでもか?”演出の極意とは!?
フリーランスのホテル宴会(婚礼含む)&映像ディレクター"みっきー"が、テレビ、映画、CM、ディズニー、音楽などエンターテインメント全般の感想を綴ります。愛するが故に、記事により毒を吐きますがご勘弁を。
2024年の元日は、結構好きな映画が各局で放送される。『乱』(85)(BS11)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/9d0a0c37c38bf8d3929daa77454c3293『男はつらいよ寅次郎忘れな草』(73)(BS松竹東急)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/b5fbc48bbd738218728fa97f526b0eb6『デーヴ』(93)(テレ東新春ロードショー)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/06810d98456a40838a5ba60eb44f1615https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/01a45b7c64dfa92250a98865369d4169新春映画『乱』『男はつらいよ寅次郎忘れな草』『デーヴ』
『用心棒』(61)縄張りの跡目を巡り、二つの勢力が対立する馬目の宿。殺伐とした宿場町に、どこからともなく浪人(三船敏郎)が現れる。めっぽう腕が立つ浪人は、居酒屋の亭主(東野英治郎)から町の状況を聞き、二つの勢力をだまして、共倒れにしようと画策するが…。黒澤映画3本立てhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/9b82cd9ed7edf5a2245107033de223ea「BSシネマ」『用心棒』
用心棒|関八州の無法地帯に血の雨降らす。居合抜きの名人がやって来た!
用心棒は、1961年公開の日本映画。桑畑三十郎を名乗る浪人が、宿場町で対立するヤクザ同士を衝突させて壊滅させるという物語。1962年に続編の『椿三十郎』が作られた。三船は本作品で第22回ヴェネツィア国際映画祭の男優賞を受賞。本作品は刀の斬殺音や残酷な描写を取り入れるなど、従来の時代劇映画の形式を覆して後の作品に大きな影響を与え、1964年にはセルジオ・レオーネ監督のマカロニ・ウエスタン『荒野の用心棒』で非公式にリメイクされている。映画批評・あらすじ(ネタバレ)・スタッフ・キャスト・映画予告編・無料動画・配信情報。
Netflix映画『REBELMOON』の来日記者会見が11日、東京都内で行われ、ザック・スナイダー監督、出演者のソフィア・ブテラ、ペ・ドゥナ、エド・スクライン、プロデューサーのデボラ・スナイダーが出席した。https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1415412『REBELMOON』来日記者会見
見出しも署名もない日経朝刊1面下の「春秋」は、社説のファミリーで批評精神が命。大上段に振りかぶらず、読者の目を引きやすい導入で、イキのいいネタを手早くーこの550字のコラムが生まれるまでを、筆者が執筆した「春秋」を引きな ...
ウチの息子は公園に行くと、遊具を一心不乱に登り、滑り台の前に立ち、見下ろしてニヤリと笑います。性格が良くないことは確か。今日は生きる紹介していきます生きるAm…
「その1」の続きです。伊賀上野城表門を過ぎて、本丸に向かう坂を登ります。 表門跡をまっすく進んだところにある石碑です。 坂を登る途中の本丸南側下段の曲輪ら...
『天晴れ一心太助』(45)魚屋の一心太助は、易者から商売繁盛間違いなしと勧められて、陰気な「なめくじ長屋」に引っ越すが、癖の強い住人たちにあきれたばかりでなく、長屋の突き当たりの化物屋敷には銀杏の大木が生え、完全に日光をさえぎっている様子に驚く。しかも屋敷には怪しげな浪人たちがたむろしていて…。佐伯清の監督デビュー作で、脚本は何と黒澤明。後にコンビを組む製作の本木荘二郎に頼まれて書いたというが、雑多な人物の一人一人を生き生きと巧みに描くところに、片鱗を見せる。キャストは、魚屋・一心太助(榎本健一)その女房・おなか(轟夕起子)、あんま・与茂市(甲斐三雄)、力士・大江山三吉(岸井明)、その母(藤間房子)、大工・三五郎(坊屋三郎)、その女房・おきん(一ノ宮あつ子)、石屋・次郎作(横山運平)、床屋・金太(如月寛太...『天晴れ一心太助』
新たな連続テレビ小説「ブギウギ」の主人公・鈴子(趣里)のモデルは笠置シヅ子。自分にとっては、「家族そろって歌合戦」の審査員やカネヨンのCMのおばちゃんのイメージが強いが、実は「ブギの女王」と呼ばれた大歌手であり、後年は女優としても活躍した人。彼女が出た映画を何本か見ているが、このドラマにはこれらの映画のシーンも出てくるのだろうか。服部良一をモデルにした役は草なぎ剛が演じるようだが、ではエノケン役は、黒澤明役は誰が…などと想像が膨らむ。『歌うエノケン捕物帖』(48)(1991.9.4.)かご担ぎの権三(榎本健一)と助十(藤山一郎)が、ある事件の真犯人捜しをする歌謡コメディ。エノケンと藤山の競演、エノケンと女房役の笠置シヅ子との“歌う夫婦げんか”など聴きどころ多し。監督は渡辺邦男。先日、美空ひばり主演の『七変...「ブギウギ」笠置シヅ子の出演映画
家人の話題を時々「オヤジ通信」で投稿していますが。 私の生徒さんたち、友人たちにも「オヤジさん、Tさん」と呼ばれて人気者なのが、私の家人です。広告制作の仕事を…
いまではほとんど子どもたちにすら顧みられない、街場の小さな公園ははたして何のために存在しているのだろうか?おそらく私とほぼ同年齢ぐらいのペンキのはげかけた遊具、草だらけの砂場。絡みついた藤棚。空き缶ステーションには缶があふれ、けれども、ときおり誰かが清掃しているのか、思ったほど不衛生な状態ではない。近所にあるとあるオブジェのある公園に、金曜の夜迷い込んだ。何を思ってか、そこに通いたくなったのだ。朝の日課だった遠くのスポーツ公園への散歩はもうしなくなった。最近、図書館で息切れしてしまい一時間ほど帰れなくなったからだった。それでも職場へは意地でも出勤しているのは、仕事を失いたくない私のプライドのなせる業。ある映像作品の一部が色濃く脳内に焼き付いて、そのままにそのすがたを再現してみたくなる、ということがある。昔...夜の公園でひとりブランコ
日照雨なんて読む?って出てましたよ。読めませんでしたよ。。。(^o^)答えは「そばえ」 だそうで意味は。。。。日照雨(読み)そばえさばえという地方もある。日が照っているのに雨が降っているので、狐日和(きつねびより)、狐のお嫁入りなどという。村しぐれ、わたくし雨、通り雨といわれるもの。海岸線で出合ったにわか雨を、磯日照雨という。そばえ・さばえは夏のものだが、村しぐれ、片しぐれとなると冬のものとして扱う。片...
『ゴッドファーザーPARTⅢ』(90)マイケル・コルレオーネの最期https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/caf23bf47dcacf8bbb5396adc71df686「BSシネマ」『ゴッドファーザーPARTⅢ』
狐の嫁入り突然ですが怪奇現象ではない鬼火の話 出来ればご声援お願いいたします m(__ __)m 黒沢明作品 夢より狐の嫁入りと言われてる 提灯行列のような青白い光をみたことがありますか?私は見てみたいとおもってたのですが 発生させたことがって、それは美しかったです。発光バクテリアでした。昔は土葬で お墓は 夏の暑いころになると 雨上がりなどに土の中のリン化水...
【無料!姓名判断】孤高の戦士!37画「一匹狼クリエイティブ運」を極めよう!有名人多数掲載&随時更新中!【吉数カタログ】
孤高の戦士!総格「37画」を特集!37を持つ有名人や実業家多数。命名や改名をお考えの方必見!前澤友作、櫻井翔、小泉純一郎、黒澤明、中島美嘉、中村獅童、松田優作、新木優子、福原愛、観月ありさ、岡村隆史、立浪和義…など多数の実名を発表!
1953年。第二次世界大戦後、いまだ復興途上のロンドン。公務員のウィリアムズ(ビル・ナイ)は、今日も同じ列車の同じ車両で通勤する。ピン・ストライプの背広に身を包み、山高帽を目深に被ったいわゆる“お堅い”英国紳士だ。役所 ...
【和泉雅子、映画『二人の銀座』】死ぬ地を求め米国から帰国した鍛冶昇監督 後篇
この記事の続きだ。 『【和泉雅子、映画『二人の銀座』】鍛冶昇監督の『わが映画人生』 中篇』この記事の続きだ。 『【和泉雅子、映画『二人の銀座』】ブルコメの井上…
読書した個々の本のコメントはブクログさんにメモしているので、このブログでは細かく書かないが、今年第1四半期に読んだ本を総括したいと思う。 この期はジェフベックやYMOの二人が亡くなったこともあって、そちらに浸っていたことを思い出す。 今年の第2四半期はその反動か、読書量がや...
「悪い奴ほどよく眠る(1960)」感想。社会悪に挑む孤高の男を描く、黒澤監督の骨太サスペンス!
主に脚本を分析し、何故面白いと感じたのかを考察しています。黒澤明監督作品のおすすめも。
『馬上の二人』(61)(1986.10.19.)マケーブ保安官(ジェームズ・スチュワート)と旧友のゲーリー中尉(リチャード・ウィドマーク)は、コマンチ族にさらわれた白人の救出を依頼され、白人の娘と少年を救いだすが、コマンチとして生きてきた彼らへの白人たちの反応は冷たかった。そんな中、少年を自分の息子と信じる夫人が彼を引き取るが…。ジョン・フォード晩年の一作だが、残念ながら、監督の老いや衰えは、容赦なく作品内に反映されてしまうのだと痛感させられた。晩年のフォードの作品は『リバティ・バランスを射った男』(62)を除けば、粗雑さや衰えを感じさせ、往年の片りんを思わせるシーンが、逆に寂しいものとして映るところがある。この映画も、設定は『捜索者』(56)をほうふつとさせるが、『捜索者』が持っていた鋭さは影を潜め、中...「BSシネマ」『馬上の二人』
NHK大河ドラマ「どうする家康」。次週はいよいよ、織田・徳川連合軍と武田軍が雌雄を決する長篠(設楽ヶ原)の合戦となる。この長篠の合戦が最も印象深く描かれた映画は黒澤明監督の『影武者』(80)だろう。以下、『全集黒澤明』(岩波書店)から抜粋。諏訪勝頼(萩原健一)の無謀な突撃命令に疑問を感じながらも、侍大将たちは馬上でこんな会話を交わす。「風林火山」「林」の旗印の内藤昌豊(志甫隆之)「風よ、火よ、これまでじゃな」「風」の旗印の馬場信春(室田日出男)「さらばじゃ、一足先に参るぞ」「火」の旗印の山県昌景(大滝秀治)「風よ、林よ、御屋方様の下でまた会おう」槍を合わせ、三方へ走り去る3人。徳川家康(油井昌由樹)「武田はこれで滅びまする」織田信長(隆大介)「山が動いてはそれまでよ」信長「鉄砲隊の者どもにしかと申せ。先ず...『影武者』長篠の合戦
「生きる(1952)」感想。神レベルの構成を見せる後半が圧巻。ただの人間賛歌では終わらないのが世界のクロサワ!
主に脚本を分析し、何故面白いと感じたのかを考察しています。黒澤明監督作品のおすすめも。
*神奈川県立近代文学館は港の見える丘公園内に在ります。バラを見たついでといっちゃ『世界のOZU』に失礼ですが、「小津安二郎展」に寄って来ました。 生誕120年没後60年(1903生-1963没)にあたるそうです。小津さんは還暦を迎えた日に亡くなリました。誕生日と命日が一緒の日、坂...
「隠し砦の三悪人(1958)」感想。スターウォーズの元ネタとしても有名。黒澤監督がド定番の時代劇に挑んだ傑作エンタメ!
主に脚本を分析し、何故面白いと感じたのかを考察しています。黒澤監督作品のおすすめも。